貴方は現在、未来狂冗談(ミラクルジョウダン)公式HP【jiyoudan's Website】内の
    ページの一つにログインています。
このWEBサイト内のコンテンツ(記事)を「引用」「転載」する時は、
・・・・・・必ず原作者名・未来狂冗談を明記した上で出典元の当方アドレスをリンクで貼って下さい。

リアルタイム忍者ビジター
samurai 【蒼い危険な賭け・京香 第七部】作者本名鈴木峰晴

この小説は、【謎の小説家 未来狂冗談(ミラクルジョウダン)】の小説です。
このWEBサイトに関するすべての著作権は、作家・未来狂冗談に帰属します。
☆ペンネームFONT color=#FFFF00>未来狂冗談(Miracljoudan)の由来は、
    「悪い未来に成った事は冗談ではな無い」と思う気持ちからです。

This novel is a work of novel writer【novelist 未来狂冗談 (Miracljoudan) of the mystery】.
All copyrights concerning this Web site belong to writer(Miracljoudan).
☆The origin of pen name 未来狂冗談(Miracljoudan) is a thing that wants to say from feelings that it wants it, "It is not a joke that the bad future came".

【十八禁 小説サイト◆公式ウエブサイト公開作品◆連載中・このまま下にお読みいただけます。

お断り 尚、恐れい入りますが、十八歳未満の方や性に偏見の有る方はお読みいただけません。ご遠慮下さい。

Less than 18 years old cannot be read. Please hold back.



蒼い危険な賭け・京香 第七部



公式HPトップ頁の【冗談の部屋HP】に飛ぶ。
作品紹介リストリスト】に飛ぶ。
姉妹シリーズ・】・・・【現代インターネット奇談シリーズ】
【小説参考先リスト】【夜鳴く蝉・葉月*蒼い危険な賭け・京香の参考先御紹介】
【◆】姉妹編・葉月イメージモデル【葉月さん】裏葉月HPトップ頁に飛ぶ。


【非日常の愛・妻達の調教千夜一夜物語】

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

陵 辱 の 貴 婦 人

蒼い危険な賭け・京香

(あおいきけんなかけ・きょうか) 完 全 版 第七部


未来狂 冗談 作

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


お断り蒼い危険な賭け・京香はあくまでも文学作品です。

申し訳ありません。第二回作「蒼い危険な賭け・京香」の続きは、順次UPします。
いよいよ最終話(第六十六話)を現在執筆中ですので、完成は暫(しばら)くお待ち下さい。


◆本格エロチック調教ファンタジー・サスペンス◆

「蒼い危険な賭け・京香」第七部・五十八話〜六十四話を予告公開中(全第六十六話)



話の展開

第一部第一話〜十話
    第一話  (事の起こり)
    第二話  (屋根裏)
    第三話  (覗き見たもの)
    第四話  (甘い誘い)
    第五話  (陵辱計画)
    第六話  (生け贄)
    第七話  (そして輪姦)
    第八話  (妻の決意)
    第九話  (第二の処女)
    第十話  (ア*ル調教)
第二部(第十一話〜十九話)
    第十一話 (変貌しつつある妻)
    第十二話 (本格的生け贄)
    第十三話 (完成したア*ル調教)
    第十四話 (生け贄にされたア*ル)
    第十五話 (独立と資金稼ぎ)
    第十六話 (忌み祓い開所式)
    第十七話 (壮絶な輪姦祈願)
    第十八話 (生島夫婦)
    第十九話 (小泉順子の願望)
第三部(第二十話〜三十一話)
    第二十話 (順子の夫小泉武司)
    第二十一話(始まった順子の輪姦)
    第二十二話(順子極楽を味わう)
    第二十三話(父と娘の絆)
    第二十四話(消えたわだかまり)
    第二十五話(仕上がった順子)
    第二十六話(喜美子の開所式)
    第二十七話(増員された女達)
    第二十八話(乱倫同志経営)
    第二十九話(不穏な動き・公安部)
    第三十話 (ある日常)
    第三十一話(事業規模拡大)
第四部(第三十二話〜四十一話)
    第三十二話(公開剃毛)
    第三十三話(うなぎ責め)
    第三十四話(新参者佐和子)
    第三十五話(佐和子玩具になる)
    第三十六話(佐和子の輪姦忌み祓い)
    第三十七話(福井様のお相手)
    第三十八話(極秘情報・見せ付けられた妻の痴態)
    第三十九話(調教の成果)
    第四十話 (山崎様のお相手)
    第四十一話(本物に仕上がった妻)
第五部(第四十ニ話〜四十八話)
    第四十ニ話(佐和子獣姦する)
    第四十三話(宗教法人化)
    第四十四話(村での出来事)
    第四十五話(巫女舞・山狩り)
    第四十六話(最期の接待)
    第四十七話(水揚げ)
    第四十八話(女優妻)
第六部(第四十九話〜五十三話)
    第四十九話(陰謀・女子アナ議員)
    第五十話 (秘密パーティの誘い)
    第五十一話(良子秘密パーティに引き出される)
    第五十二話(雌犬の手本・女優妻)
    第五十三話(良子陵辱・雌犬)
第七部(第五十四話〜六十話)現在この部です。
    第五十四話(卑猥なハッスル囃し)
    第五十五話(その後の良子)
    第五十六話(良子、大森に犯られる)
    第五十七話(陵辱再び)
    第五十八話(気まぐれ・衆道)
    第五十九話(康子の縁談)
    第六十話 (謎の極上の女)
第八部(第六十一話〜六十八話(最終話))
    第六十一話(長官へのお持て成し)
    第六十二話(新たなる遊び仲間・凛子)
    第六十三話(凛子お披露目で奮闘する)
    第六十四話(代議士の娘・響子)
    第六十五話(精神力と経験)
    第六十六話(響子お披露目を犯る)
    第六十七話(良子見本を見せる)
以下執筆中・暫くお待ち下さい
    第六十八話(麻生康子の結婚式)
    第六十九話(事件)
    第七十話 (抗争そして終焉)

ジャンプク・リック
第一部 第一話〜十話・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・現在この部です。
第二部 第十一話〜十九話・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【第二部に飛ぶ。】
第三部 第二十話〜三十一話・・・・・・・・・・・・・・・・・【第三部に飛ぶ。】
第四部 第三十二話〜四十一話・・・・・・・・・・・・・・・【第四部に飛ぶ。】
第五部 第四十二話〜五十話・・・・・・・・・・・・・・・・・【第五部に飛ぶ。】
第六部 第五十一話〜五十七話・・・・・・・・・・・・・・・【第六部に飛ぶ。】
第七部 第五十八話〜第六十話・・・・・・・・・・・・・・・【第七部に戻る。】
第八部 第六十一話七十話(最終話)・・・・・・・・・・・【第八部に飛ぶ。】

登場人物(物語の登場順)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・この物語の証言者・・・・・・・・・・・・(当時30歳)
里美・・・・・・・・・・・・・・・・私の妻・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(当時30歳)
岩代・・・・・・・・・・・・・・・・物語の主人公・・・・・・・・・・・・・・・・(当時25歳)
京香・・・・・・・・・・・・・・・・岩代の細君・・・・・・・・・・・・・・・・・・(当時24歳)
寮生(学生)達・・・・・・・・岩代の教え子(体育系)・・・・・・・・(当時19〜22歳)
生島喜美子・・・・・・・・・・里美の友人・・・・・・・・・・・・・・・・・・(当時30歳)
竹中氏・・・・・・・・・・・・・・出資者(元教師・定年)・・・・・・・・・(当時66歳)
小泉順子・・・・・・・・・・・・竹中の娘・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(当時29歳)
だみ声の専務(片山)・・元の勤務先の上司・・・・・・・・・・・・・(当時43歳)
田嶋氏・・・・・・・・・・・・・・出資者(無職の遊び人)・・・・・・・・・(当時48歳)
企業舎弟・坂元・・・・・・・「龍信会」系の企業舎弟・・・・・・・・・(当時35歳)
石上氏・・・・・・・・・・・・・・出資者(伊豆でレストラン経営)・・・(当時52歳)
生島・・・・・・・・・・・・・・・・喜美子の夫・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(当時34歳)
小泉武司・・・・・・・・・・・・順子の夫・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(当時33歳)
安部、麻生、
福田、谷垣
・・・・・・・・・・女性接待係・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(当時25〜30歳)
吉井警視・・・・・・・・・・・・警視庁公安部・公安総務課長・・・・(当時43歳)
大森警部補・・・・・・・・・・警視庁公安部・公安総務課員・・・・(当時36歳)
**康子巡査部長・・・・警視庁公安部・公安捜査員・・・・・・(当時28歳)
佐和子(片山)・・・・・・・・だみ声の専務の妻・・・・・・・・・・・・・(当時29歳)
福井・・・・・・・・・・・・・・・・大蔵省(現・財務省)銀行局次長・・(当時45歳)
山崎・・・・・・・・・・・・・・・・文教族代議士(文部大臣経験者)・(当時78歳)
老・宮司・・・・・・・・・・・・・妙見犬神宮・宮司(南家当主)・・・・(当時80歳)
筆頭総代・・・・・・・・・・・・東家当主(京香の兄)・・・・・・・・・・・(当時50歳)
伝書鳩の女・・・・・・・・・・元人気美人アナ(参議院議員)・・・・(年齢不詳
女優妻・・・・・・・・・・・・・・超人気美人女優(新婚の代議士夫人)(当時29歳)
吉井良子・・・・・・・・・・・・吉井警視婦人・・・・・・・・・・・・・・・・・(当時29歳)
星野徹・・・・・・・・・・・・・・参議院議員立候補予定者・・・・・・・(当時35歳)
星野凛子・・・・・・・・・・・・星野徹婦人(元五輪選手)・・・・・・・(当時28歳)
古賀響子・・・・・・・・・・・・古賀代議士令嬢(フルート奏者)・・・(当時32歳)




(卑猥なハッスル囃し)

蒼い危険な賭け・京香◆
第五十四話(卑猥なハッスル囃し)

シャワー室から帰って来た吉井良子は、山崎代議士のお仕置き命令でスリッパ尻打ちの刑を宣告された。

良子は四つん這いの姿勢で、「いち、にい、さん」と皆にカウントの掛け声を掛けられながら、佐和子にスリッパで尻を十発ほどビシッビシッと良い音で打ち据えられて、先程の失神を赦された。

仰向(あおむ)けで横に成って休んでいる時も、何時次が犯りに来るかは相手の気分次第であるから脚を開いて両脚の膝を立てた御開帳がこのパーティに於ける雌犬の基本だった。


ここ(山崎山荘)は恥じも外聞もなく、全てを曝(さら)け出しても気の置けない誓約乱倫(うけい・らんりん)の場所である。

だから始まって三十分もすると、女達は素っ裸に剥(む)かれ、男達は剥(む)き出しの欲棒をぶら下げ、相手を求めて歩き回る。


「理事長、ソロソロほれ、君の所で言うぶつかり稽古でも皆とさせたらどうかな?」

「そうですね先生(山崎代議士)。良子に乱取(らんど)りをさせますか。」

「さて吉井君、奥さんにはもう一踏張りさせるからな。」

もう一踏張りさせるは、良子自らの意志で積極的に行動する事で、受け身のSEXでは赦されない事を意味している。

この「もう一踏張りさせる」は、山崎代議士が他人の妻を夫の前で弄(なぶ)る時の口癖らしい。

それを夫の吉井警視に一々同意させるのも、夫婦参加のここ(山崎山荘)のプレィの内である。

ぶつかり稽古は相撲用語で、乱取(らんど)りは柔道用語でいずれも一対多数の廻し対戦練習試合だが、ここでは勿論一対多数の輪姦(まわし)性交対戦を良子にさせる事を意味している。

今度は戒めの縄を解いて良子にガチンコの性交をさせる積りで、良子に取っては困った大人達の遊びかも知れないが、この状態では疎(おろそ)かに出来る事でもなく犯られるしかない。


良子が会場に戻るともう次の話しは出来ていて、直ぐに山崎代議士が手招きして呼び寄せ、また欲棒を良子にシャブらせながら吉井警視に声をかけた。

「吉井君そう言う訳だから、奥さんにはもう一踏張りぶつかり稽古をさせるが、君は見守ってやってくれ。」

「はぁ、承知いたしました。先生(山崎代議士)のお好きにどうぞどうぞ。」

ここまで来て「もう一踏張りさせる」と山崎代議士に念を押されても、吉井警視にはもう「もう一踏張りでも二踏張りでも先生のお好きにどうぞどうぞ。」と妻への陵辱を薦めるしか応えようがない。

「良子、だんな様が一踏張りでも二踏張りでもお好きにどうぞと言って居るぞ。」

「はぃ喜んで二踏張りでも、させて頂きます」


「所で吉井君、他所(よそ/他派閥)は閨閥作りに躍起だが、あれは味方も出来るが敵を確定する裏の要素も強いでな、わしは閨閥ではなくこの誓約(うけい)方式で内(の派閥)を纏(まと)めている。」

「仰(おっしゃ)る通りですね。閨閥作りでは数に限りがある。」

「じゃろう。現実を見れば、妾も公認出来ない時代に子供をゴロゴロと創れる訳ではないからな。」


そして吉井良子のお披露目もそこからは仕切り直しで、良子のお披露目の続きが再び始まった。

「それ、雌犬・良子、股座開いて犯られて歩け。」

山崎代議士が、笑いながら四つん這い雌犬の高く掲げた尻を「ポン」と叩いた。

「はぃ、喜んで先生(山崎代議士)。」

その雌犬・良子を、これまた素っ裸の麻生康子が「さぁ、今日お披露目の雌犬ですよ。もうお試しですか?」とリードを操って曳き歩く。

雌犬・良子は、調教者の麻生康子の言い付け通りに膝を伸ばして尻を高く掲げた雌犬を演じ、嬉しそうな笑顔で這い歩いている。

麻生康子は「面白く成ったわ。」と言い、良子の調教を愉しんでいる様子だが、友人に調教される吉井良子の心情は不明だが、中途半端に逃げてばかりで解決する問題など、世間には無い。

人生元々、回り舞台の上で裸踊りを踊っている様なものかも知れない。


佐和子の夫・片山にリードで曳かれて、尻を高く掲げた四つん這いの吉井良子がシャワー室から出て来て麻生康子に引き渡される。

すると、犯り残した他の代議士先生方への挨拶回りが容赦なく再会され、もうそれからはメチャメチャで、次々に犯られる男達の勢いに、良子の理性など突き抜けて考える暇(ひま)などは無い。

康子が佐和子を真似(まね)て「おシャブリさせましょうか?オマ*コさせまますか?」と言いながらリード(引き綱)で良子を曳いて連れ歩く。

雌犬の良子も女優妻を真似(まね)て康子にリードで曳かれて這い歩きながら「おシャブリ致しましょうか?オマ*コ致しますか?」と声を掛けて歩く。

パーティ・デビューの吉井良子は格好の標的だった。

初顔だから、「一度は早く試したい」とたちまち人だかりが出来て、複数プレィに持ち込まれる。

勿論声が掛かれば、何をされても逆らえない全裸の雌犬としてその場でおシャブリをさせて頂くし、交尾も後ろから犯して頂く。

そう成ると面白いもので、無視されて声を掛けられなければ惨めだし、曳かれて歩くのが二頭だけだと雌豚・女優妻に対抗心が湧いて声が掛かるのを心待ちにする不思議な心境に成る。

雌犬・良子にシャブらせた男達は、一様に「そのまま脚を少し開いて踏ん張り、腰を固定させろ。」と命じて背後に回り、四つん這いで脚を少し開いて踏ん張り腰を安定させた良子の生尻に取り付く。

良子の生尻に取り付いた男達は、エラの張った坊主頭を肉花弁の間に二〜三度擦り付けてから、的を定めて固定しグィと突き入れる。

突き入れられる度に雌犬・良子は上半身を仰(のけ)け反らせ、四つん這いのまま抜き挿しされる欲棒に「アゥ〜ン、アゥ〜ン。」と雌犬の善がり声で良く吼(ほ)えている。

輪姦(まわし)の最中はルールが有って、受け答え以外に許される台詞は「オマ*コ気持ち良い」とよがり声だけが許されているので、雌犬・良子が犯されている最中は彼女の「オマ*コ気持ち良い」の連呼がパーティ会場に響き渡る。


「良子さん、雌犬は皆さんに何を求められても口答えは言わせませんよ。皆さん加減は知っているから怖がる事はないわ。」

「何でも黙って応じろと・・・・?」

「当たり前じゃない何の為のお披露目で、何故素っ裸にされたかは**さん(女優妻)の様子を見れば判るでしょ。少し位激しくても壊れ(肉体が)はしないわょ。」

勿論、素っ裸に剥(む)かれて中央に曳き出された吉井良子に、パーティ出席者全員を敵に回して抵抗などできる訳が無い。

この時点ではもう、例えエゲツ無く嬲(なぶ)られるとしても良子は犯るべき事を犯なければ後で後悔する所まで情況が詰まっていた。

良子に採って見れば、山崎山荘への招待はハプニング(突発的な事・思いがけない事)だったが、夫を含め周囲は全て承知の上の事である。

合意の上なら素っ裸に剥(む)かれて中央に曳き出された良子に逃げ道は無く、その場の乱交は腹を括(くく)って犯るべくして犯った所で部外の秘密は守れる事になる。

生身の欲棒だろうがシリコンラバー製の男根型性玩具(オモチヤ)だろうが、それを股間に咥(くわ)え込んだままの腰振りダンスをクィクィと公開して良子は吹っ切れた。

繰り広げられている良子への陵辱(りょうじよく)に、次の希望者が列を成し、或る者は良子の口に欲棒を捻じ込んでシャブらせ、ある者は身近に居る女性にシャブらせて速戦に備えている。

そして良子は、夫の前で物凄い輪姦(まわ)しの乱交を味わってしまった事で淫乱のオンスイッチが入ったのだ。

後から考えるとそれは、輪姦(まわ)しのヒロインになると言う大それた想いは想像だけで、犯って見れば身を任せて絶頂の快感を貪(むさぼ)るだけの案外イージー(簡単)な事だった。


雌豚や雌犬は四つん這いで「宜(よろ)しかったらお愉しみにお使い下さい。」と自分から犯られて廻るのだが、そう成るとおかしな物で逆に犯って貰えないと自尊心が傷付くような何とも不思議な気に成る。

それで要らぬ媚(こ)びを売るように成るのだから、良子にしても我ながら乙女心は判らないのだ。


吉井良子も政和交歓倶楽部の雌犬に成る以上は、凛(りん)として何んでも熟(こ)なせる機能性が要求されるべきで、思考に柔軟性が無ければ世の中は渡って行けない。

それで吉井警視は、皮製の犬首輪を装着され麻生康子にリードに曳かれ、裸身モロ出しの素っ裸四つん這いでパーティフロワーの中心へ引き出された妻・良子の物凄い輪姦場面を目撃させられる事になる。

雌犬・良子のお披露目輪姦が始まり、「ロイヤリティ(忠誠心)を証明しろ」と言い含められて素っ裸四つん這いでパーティフロワーの中心へ引き出されてしまった以上、こうなればもう良子も中途半端では犯して頂く相手に失礼である。

雌犬・良子の立場にすれば、何人圧し掛かって来ようが性交を受けて立ち、素早く人数を熟(こ)なすには挿し込まれた欲棒をモロ出しの股間に咥(くわ)え込んだまま腰を使って頑張り、自ら積極的に抜き挿しに精を出して射精を促すしかない。

「アゥ、アゥ、アゥ、アゥ、アゥ〜ン、ア〜ン、オッ、オマ*コ気持ち良い。アゥ、アゥ。」

犯して頂く相手は大勢で、細かろうが太かろうが短かろうが長かろうが、ありとあらゆる欲棒が雌犬・良子の事などお構い無しに挿し込まれて、良子のモロ出しの肉花弁を巻き込みながら抜き挿しを繰り返し、勝手に満足(射精)して次と交代する。

当然のように次々とノンストップで激しく続く連続公開輪姦に、雌犬・良子は快楽とも苦悶とも思える表情を歪(ゆが)め、涎(よだれ)を垂らしながら喘(あえ)ぎ、全身を汗でビッショリと濡れ光らせて吠(ほ)えるような善がり声を上げながら抜き挿しに精を出す。

張り詰めたカリ首頭のエラが次々に雌犬・良子の内壁を容赦なく擦(こす)って、休む間が無いマックス(絶頂)が雌犬・良子の肉体(からだ)を震わしながら続く。

雌犬・良子は肉体(からだ)を震わせ乳房を揺らし、上半身を仰(の)け反(そ)らして身悶(みもだ)え、白濁(はくだく)した愛液に濡れ光るモロに串挿しとなった陰茎を三角に恥毛に覆われた丸みを帯びた恥丘の下に見え隠れさせて受け腰を使う。

「アゥ、アゥ〜ン、ア〜ン、アゥ、アゥ、アゥ、オッ、オマ*コ気持ち良い。アゥ〜ン、アゥ〜ン。」

快感地獄で苦悶する雌犬・良子は大股開きに開いた太腿(ふともも)の付け根に挿し込まれた欲棒で生々しく股間で繋がり、露出裸身や公然猥褻のモロ見せ性交に身悶える事は、魅せる良子の羞恥心を煽(あお)り見る者を愉しませて居る。

最初は阿鼻叫喚(あびきょうかん)の責め苦だった不謹慎とも言える無軌道(むきどう)な連続輪姦に、硬直していた雌犬・良子の表情が、やがて何とも艶(なまめ)かしい恍惚(こうこつ)の表情に変わり、見ていた吉井警視の欲棒を勃起させるに到った。


まったく不届き者だったが、笑わせてくれる事に男の性(さが)なんて見っとも無い程正直で単純である。

吉井警視は愛妻が犯られて愛液塗(まみ)れ汗塗(まみ)れで受け腰を使いながら善がり、身悶えているのを観て興奮が隠せず、想わず自分の欲棒を硬くする。

それを「あらお元気だわ」と麻生康子に笑いながら見咎められた。

「いや〜面目ない。」

「良いのですよ警視。だいたい殿方の反応は同じですから。」

「それなら安心だが、この親不孝息子(欲棒)の始末に困った。」

見咎めた康子に、「アラアラ、どうしようも無い親不孝息子ね。今、お口で良い子良い子してあげますからね」と応じられた。

スラックスのファスナーを開けられ、欲棒をつまみ出されてパクリと咥えられ、ウゴウゴとシャブられる始末だった。

基本的な性別特性として、女性は「触覚」で感じ男性は「視覚」で感じるから、この愛妻が輪姦(まわ)されのを観ながらシャブらせる状況は極上のプレィの一つである。

この場面で康子がこう言うおシャブり行動に出るのは、プレィ経験豊富で男性の性(さが)を心得ているからである。


勿論、犯られて居る良子には、当面の相手を早くイカせるのが先決で、それを夫の吉井警視が見ている何んて事を考える余裕など無い。

正直愛妻が必死だからこそ、他人男(ひと)が犯る愛妻への陵辱を観ながら他人妻(ひとづま)にシャブらせる快感に浸(ひた)るのは、癖に成る様な贅沢な遊びである。

この非日常が舞台の「奔放な性交遊び」が夫婦合意の上であれば、夫婦間のマンネリを埋めて余りある知恵の結晶かも知れない。

良子にしてみれば輪姦(まわし)は想像以上にキツかったが、途中まで犯った挙句にノンバメてゲームオーバーにでもなれば、良子の奇妙なプライドが赦せない。

しかしそれでも、輪姦(まわし)の究極の快感を一度も味遭わない女性の人生など、勿体無(もったいな)い人生かも知れない魅力が、この遊びに在りそうだった。


吉井警視婦人・良子も、結局の所輪姦(まわし)が始まってしまえば、休む間も無く入れ替わり立ち代り男達の欲棒の抽入が繰り返され、抜き挿しが続いて良子は攻め立てられる。

その立て続けに内壁を擦(こす)るカリ首の刺激に雌犬・良子は淫(みだ)らで妖しげな表情を浮かべて、その激しさに涎(よだれ)と愛液を垂れ流しにして善がり狂う。

例え、幾ら感じ過ぎても雌犬・良子への輪姦(まわし)は止まらないから、両手を握り締め足の指を丸め肉体(からだ)を震わせながら仰(のけ)け反(そ)り、輪姦(まわし)され終わるまで耐えるしかない。

吉井良子の立場では、普段見せない卑猥なものを見せて普段出来ない事を赤裸様(あからさま)に犯らなければ仲間入りのお披露目の意味が無い。

代議士夫人で女優妻の雌豚陵辱姿まで見本と見せ付けられて、雌犬・良子が犯るべき事は認識させられた。

良子はその上で全裸に縄掛けされてお披露目の場所に引き出されたのだから、もう女優妻のあれ犯るしか無いのだ。

だから今は、見た目も生々しく肉花弁の内側のピンク色陰門(いんもん)に欲棒をズブリと受け入れて腰を使い、雌犬・良子は夫の目も忘れて堂々と危(あぶ)な気無い性交パホーマンスを赤裸様(あからさま)に熟(こ)なしている。

雌犬・良子の大きく開いた股間の、二枚の肉花弁の内側にピンク色の蕾を持つ陰門(いんもん)を圧し広げて男達の陰茎がズブリと嵌(はま)ったまま男達の腰の動きに良子がリズムを合わせ、その愛液に濡れた陰茎が連動して見え隠れしている。

次の男が、大勢が発射した跡にも構わず欲棒を捻じ込み腰を入れて突き入れるから、結合部分から白い粘着力の強い泡が吹き出し、雌犬・良子の会陰(えいん)を伝わって滴り落ち、恥毛には大小の雫玉(しずくたま)を散り嵌めるながら、それは長々と続いている。

連続性交は運動量が激しいから良子の肌から汗が玉に成って溢れ、裸身が照明でキラついている。

それで途中の水分補給は欠かせないが、それも欲棒を抽入されたままこの場をコーデネィト(段取り指揮者)している佐和子からミニボトルを渡される徹底振りで、犯る事には妥協はない。


誓約(うけい)の性交は、人と人との絆(きずな)を結ぶ儀式で、それが目的の秘密パーティだから新参者の良子が今日犯られなければ成らないお相手は大勢である。

雌犬・良子は今、股間から湯気が立ち上るほど次々に入れ替わって抜き挿しされて、途中からセックスハイ状態(性感陶酔状態)に入っていた。

良子のお披露目だから、マルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)で一時間も犯られ続けると、大概は善がりの快感も運動量も極限に達っしてSEXハイ状態に到る。

そこからまだ三人ほど続けて善がり声が枯れるほど犯して止めを刺し、五分ほど良子を休ませてシャワータイムを十分ほど挟んでまた乱交を再開する。

激しく輪姦(まわ)され、セックスハイ状態(性感陶酔状態〕に陥(おちい)った良子はもう引き返せない。

夢中でお相手の抜き挿しに応じて形振り構わず受け腰を使い、涎(よだれ)を垂らしながら愛液を垂れ流すだけである。
コレクティブセックスプレィ(集団乱交)が始まってしまえば嫌でも雌犬・良子の肉体(からだ)が反応して思考が停止し、もう周囲の視線を気にするどころでは無い。

他人事で聞けば「そんな酷い事、何で断らないのか?」と訝(いぶか)るかも知れない。

だが、大勢のギャラリーの中に素っ裸で連れ出された当事者の身に成ってしまうと話しは別で、周囲の誰もがそれを赦さないと判っては、雌犬・良子も中々「嫌」とは言い出せない。

それは成り行きで上がってしまった嫌も応もない引っ込みが着かない舞台の上も同然で、雌犬・良子も「犯りたく無い」とは言えない状況だった。

こう言う状況に成ればジタバタしても見苦しいだけで、もう吹っ切れてギャラリーの期待を裏切れない心境に雌犬・が成っても自然の流れである。

此処での公開性交は、ギャラリーに結合部分を見せて姦淫ムードをるのが煽(あお)ルールだから、輪姦(まわ)される間は雌犬・良子は大股開きで脚は閉じない。

股間を貫(つらぬ)かれた欲棒のカリ首が、堪(たま)らない程に激しく抜き挿しされて、思わず快感を貪(むさぼ)る雌犬・良子の無意識な腰の動きが艶(なまめ)かしい。

カリ首が雌犬・良子の下半身の内壁を擦(こす)り、快感に汗に濡れた顔が強張(こわば)る良子のその表情が眩(まぶ)しい。


雌犬・良子は、入れ替わる男達の好みに応じて素っ裸で操(あやつ)られ弄(もてあそば)れながら、ギャラリーに結合部分を見せる大股開きで輪姦(まわ)される公開性交を勤めている。

それは他人の欲棒が抜き挿しされている自分の股間の結合部分に夫・吉井警視の熱い視線を感じるのだから、雌犬・良子が二重に興奮しても仕方が無い。

ヌメヌメとした感触と伴に抜き挿しされる坊主頭のカリ首が、雌犬・良子の内壁を擦(こす)って堪(たま)らない快感刺激が脳に伝わって来る。


その時の私はと言えば、蒼いジュウタンの床に寝転がって上から喜美子に抽入させ、横着にも喜美子独りに腰を使わせていた。

山崎代議士のお相手は私の妻(里美)で、代議士は仁王立ちで吉井良子の輪姦(まわし)を眺めながら妻(里美)におシャブリをさせている。

隣りの一組は吉井警視と小泉順子で、KIYOUBI(京美)メンバーに過激に弄(もてあそ)ばれる妻の良子を、吉井警視はちょうど小泉順子を床に這わせ、膝立ちで後ろからクィクィ突きながら眺めていた。

凄い、これがこの連中(山崎グループ)の犯り方か・・・。

愛妻が想像以上の葉茶目茶無慈悲な犯り方で多くの相手に輪姦(まわ)されて吉井警視は驚いたが、、妻の良子は持ち堪(こた)えているばかりか、善がり声を上げながら迎(むか)え腰まで使って応戦している。

火事場の馬鹿力ではないが、興奮している間に一気に犯られると不思議な事にとても出来そうも無いくらいの大人数の相手も出来てしまう。

人間は、「気分良くその気(興奮状態)にさせられる」と物凄い能力を発揮する事が在るのだ。

人間は情況に拠って、本人さえも想像が付かない超人的な身体能力を発揮する事が在る。

これはアドレナリンの放出前駆体ドーパミンの脳内放出に拠り、ストレス脳神経系物質アドレナリンの血中放出状態に拠る興奮状態下の筋肉細胞の成せる業である。

また、興奮で脳神経系物質アドレナリンの血中放出に拠り、神経物質遮断物質セロトニンが放出されて、痛みの伝達を阻害する。

仕事やスポーツでの興奮状態で夢中に成って忘れていた痛みを、「リラックスしたら痛み出した。」はこの作用の為であるが、夢中とは文字通り現実とは違う所に自分が在る状態である。

吉井警視は、輪姦(まわ)されて居る良子の「性反応」に驚いて居た。

良子はもう周囲の事など忘れて自ら受け腰を使い、汗を飛び散らして貪欲(どんよく)に快感を貪(むさぼ)って居て、ある意味これだけ本性を曝(さら)け出した良子を、吉井警視は始めて見た。

何時(いつ)もの夫婦二人での性行為の時は、慎(つつし)み深く押し殺したような善がり声を漏らすのだが、今日はあらん限りの大声で善がって居る。

この「大人数に輪姦(まわ)される」と言う異様な状況に興奮し、キット良子の慎(つつし)みのタガが外れてしまって本能が開放され、虚飾の無い素の「性反応」があらん限りの大声で善がらせて居るのだ。

「ヒーッ、気持ち良い、オマ*コ気持ち良い。」

妻の良子は、今は夫の視線も忘れて地の雌を剥(む)き出しにギャーギャーと善がりながら受け腰をクィクィと使い、明らかに快感を貪(むさぼ)っている。

こうなると吉井良子は、襲い来る男達との性交に身を任せ欲棒を抜き挿しされる股間から愛液を垂れ流しながらクィクィと受け腰を使い、悶絶の連続を繰り返す。

良子は「皆で犯れば怖くない」の心理状態に誘導されて、明らかに集団同調性(多数派同調)バイアス状態に陥(おちい)って抵抗する気配は無く成っていたのだ。

人間は集団環境に影響される群れ社会の動物で、しばしば「集団同調性(多数派同調)バイアス」と言う行動現象を引き起こす。

これは脳のメカニズムの問題だが、人間は緊急事態に陥ると周りの人々がどう対応しているかも行動に影響する。

此処で言うバイアスとは「特殊な、或いは特定の意見等で偏っている事」を意味し、つまりは本来向かうべき思考とは違う方向に偏る事で、「集団心理」と言ってしまえばそれまでだ。

だが、一人でいる時には直ぐ緊急判断に対応できても、集団でいると「皆で犯って居るから」と言う安心感で緊急判断が遅れ勝ちになるそうである。

つまり吉井良子の心理状態は、集団の一員として同調する事を選択していたのである。

これが「集団同調性(多数派同調)バイアス」で、人数が多ければ多いほど他の人と違う行動を取り難くくなり、他の人が犯っているのに自分ひとりが「犯らない」と言い出す事は難しい。

論理的には、その判断が正しいか正しくないかを周囲に求め、個人の判断を封じてしまうのが「集団同調性バイアス」と言う行動現象なのである。

勿論この「集団同調性(多数派同調)バイアス効果」は夫の吉井警視にも効いて居て、妻・良子の股間に抜き挿しされる欲棒の陰茎が、良子の腰使いに呼応するように愛液に濡れて光ながら見え隠れする刺激的な光景を、固唾(かたず)を飲んで見守っていた。


妻・良子のけたたましい善がり声に吉井警視が妻の様子を見ると、妻の良子は欲棒の抜き挿し攻撃に足の指先まで丸め必死で襲い来る快感に耐えている。

見ぬ男達を相手にこれ以上無い破廉恥な事を犯っては居るが、本人が快楽の中を漂っているのならその刹那(せつな)は彼女に取って幸せな時間なのである。

妙な話だが、吉井警視はこの秘密パーティのお陰で妻・良子の、一匹の雌としての「素の姿」を初めて見せて貰ったのかも知れない。

山崎代議士が、妻の良子を素っ裸四つん這いの雌犬にさせた目的は、「妻から全ての虚飾を剥(は)がす儀式だったのか」と吉井警視は、この秘密パーティの良子のデビューが周到に計算されたものである事を知った。

次の良子の相手は、秘書である息子の美人な嫁を連れて来ている某代議士だった。

この乱交パーティに息子の嫁をパートナーに連れて来るとは大胆な某代議士だったが、原則男性単独の参加は認められないから、息子と嫁を口説き落として連れて来ていた。

この代議士の息子の嫁さんは、一時何処かの地方都市で美人過ぎる市議会議員として有名になり、水着写真集まで出していたが、代議士の息子と結婚して夫は衆議院議員、自分は義父の秘書をしながら参議院議員を目指している。

つまり利害は一致していて、その元・美人過ぎる市会議員の嫁にした所で参議院議を目指すなら山崎派の支援は欲しい事になる。

その某代議士のリクエストは「生ハッスル囃子(はやし)」で、吉井良子はゴロリと大の字に横たわった某代議士に後ろ騎乗位に股がると、夫の吉井警視に見せ付ける様に某代議士の欲棒を自ら股間に挿入してズブリと腰を下ろし、改めて腰を浮かせてユックリと上下させ始めた。

たちまち周囲から「それ、ハッスル、ハッスル。」の掛け声が沸き起こり、シリコンラバー製のディドル(張り形/男根型性玩具)に貫かれた雌犬・良子の、上下する腰の動きが次第に早く成って行く。

勿論吉井良子には、浅ましい見世物を演じさせられている自覚はあるが、此処は女優妻のエクスビショプレィ(露出行為)を真似るしか選択肢は無い。

正直言えば、他人が虐(いじめ)め犯られる陵辱プレィを観るのは、政和交歓倶楽部の女達には蜜の味だった。

他人のおシャブり技術を確かめるように欲棒を加えた良子の口元や、腰使いを確かめるように欲棒を抽入された良子の股間に、ギャラリーの無遠慮な視線が集中している。

酷(ひど)い様だが、良子は素っ裸でこの陵辱舞台に上がった晒(さら)し者だから、「恥ずかしい」何て甘っチョロイ事を言っては居られない。

それに、間が空かないままに次から次に弄(もてあそ)ばれるので、それに応じるが精一杯で余分な事を考える余裕も無い。

メンバーの女性達も本音は残酷で、良子が大勢の男に次々に激しく犯られて居る同性の犯られぷりやイキ(絶頂)の表情などを興味深々で愉しそうに眺めている。

まぁ、「他人の性反応に関心が無い」と言ったら嘘になり、「可愛そう」などと言う口とは裏腹に、この時とばかりに顔をニヤつかせて歓声を挙げながら良子が犯られるのを確りマジマジと眺めている。

ピンク色シリコンラバー製のディドルを股間に咥(くわ)え込んで貫かれた浅ましい格好の、雌犬・良子の強制オウンマークスポート(自主弄び)ショーのエクスビショプレィ(露出行為)が始まった。

シリコンラバー製のカリ首のエラが、腰の上下に合わせて良子の内壁を擦っている。

「ア、ア、ヒィ〜、ア、ア、ヒィ〜、ア、ア、ヒィ〜、オッ、オマ*コ気持ち良いー。」

雌犬・良子は首を少し曲げて顔を右に傾(かたむ)け、乳首が立った乳房を上下に揺(ゆ)らしながら口を半開きにして善がり声を漏らし、ギャラリーの「ハッスル」の掛け声に合わせて腰を上下している。

雌犬・良子の髪をフンワリと揺らし、乳首が立つ乳房を上下に揺らしながら、股間を貫くシリコンラバー製のディドル(張り形/男根型性玩具)が、腰を浮かせば浅く沈めれば深く見え隠れしている。

それを他人(ひと)前でギラギラした視線を浴びながら犯らされるのだから、脳が爆発しそうな羞恥心と湧き上がる被虐の興奮が入り混じって、雌犬・良子に特別な感性を味合わさせている。

「それ、ハッスル、ハッスル、ハッスル、ハッスル。」

雌犬・良子の腰がユックリと上下する度に二枚の肉花弁がパックリ開いて内側のピンクの蕾も丸見えの、雌犬・良子の開脚スクワットの中心でグサリと嵌(は)め込まれたシリコンラバー製のディドル(張り形/男根型性玩具)の陰茎が生々しく見え隠れする。

「エゲツ無い行為を閲覧させる」と言う要求に応えるその卑猥(ひわい)で惨めな吉井良子の様子を、周囲のギャラリーが残酷に微笑みながら異様な目で眺めていた。



私の経験からすると、目の前でまざまざと妻・良子の他人相手の性交を見るのは正直刺激的で、滅多に味わえない脳みそをトロケさせさせる程の怪しい興奮を吉井警視に覚えさせる筈である。

実際吉井警視は、妻・良子の腰がユックリと上下する度に、二枚の肉花弁がパックリ開いて内側のピンクの蕾も丸見えの良子の開脚スクワットの中心でグサリと嵌(は)め込まれた某代議士の陰茎が生々しく見え隠れする様子を異様な目付きで眺めている。

その目前(がんぜん)の刺激は、嫉妬心よりも癖になりそうな魅力を持って吉井警視を勃起(ぼっき)させていた。

吉井警視の目も憚(はばか)らず、妻の良子は居直ったように性交に興(きょう)じている。

夫・吉井の前で輪姦される背徳の香りは、良子の素朴な精神を魅了してその快感の虜(とりこ)にし、癖になる香りである。


「どうだ吉井君、SEXを楽しむのに気取っていても仕方が無いじゃろう。SEXは嫌らしければ嫌らしいほど楽しめると言うだから、ほれ奥さん(良子)、素を曝(さら)け出している。今まで君はあんな奥さん(良子)を見た事無い筈だ。」

「はぁ、あんなに地を剥(む)き出しにギャーギャーと善がる妻(良子)の様は始めて見ました。」

「じゃろう、このパーティで奥さん(良子)の女の部分がリホームすれば、これからが君ら夫婦の新しい人生が始まる筈じゃ。その為にはここ(山崎山荘)で確(しっか)り奥さん(良子)を仕込む事だ。」

「えぇ、あれだけ犯らせば、内の奴(良子)のSEX観が変わるでしょう。」

「そう言う事だ。これで奥さんは良い雌犬になるぞ。こうでなきゃ詰まらんじゃろう。君も愉しめ。」

「判りました。」

結果を考えれば、確かにこう言う事は卑猥(ひわい)なほど良い事で、誓約(うけい)の性交はアブノーマルが原則である。

それはとにかく、吉井警視にとって飛び切り強烈な経験には違いない。

何しろ愛妻(良子)の肉体に他人の欲棒が無遠慮に入り込み、ひたすら溜まったものを吐き出す瞬間を求めてクィクィと生々しく抜き挿しされているのである。

確かにこんな事でもなければ吉井警視は、一生虚飾のままの妻しか見ないで終ったのかも知れない。

それに、妻(良子)の身を彼らに委(ゆだ)ねた事で、自分も大っぴらに外(ほか)の女と性行為をしている。

それも選り取り見取りで、飛び切り美人の女優だったりする。

これは山崎代議士が言うようにに感謝すべきなのだろうか?

格好など付けて居られないから、性交中の正直な性反応ほどピア(純粋)なものは無い。

益してや輪姦(まわ)されて快感に悶(もだ)えている時に計算ずくの性反応などは考えられないから、本人のピア(純粋)な部分が露(あらわ)になる。

つまりそこを曝(さら)け出して初めて、隠すものが無くなった良子は仲間と認められるのだから、慎(つつし)みなどせずに愛液を垂らしながら受け腰で犯され続けて大いに善がって見せれば良い。


私は吉井警視に、「奥さん(良子)は性に対して哲学的な悟(さと)りを開いたのだよ」と言ってやった。

今、吉井良子は口に欲棒をグィグィと突き入れられて涎(よだれ)を垂れ流しながら懸命にシャブらされ、股間に容赦無く欲棒をズンズンと突き入れられて居るのだ。

もう開き直ったのか良子の唇が彼女の頭ごと動いてシャブらされた欲棒を扱(しご)き、腰が怪しく微妙な動きを始め、愛液を垂れ流しながら懸命に受け腰をクィクィと大胆に使って快感を追うように動いている。

角界の諺(ことわざ)に「相撲の怪我は土俵で治せ」と言うのがあるが、つまりは「逃げて居ては気持ちが萎(な)える」と言う教えである。

モヤモヤしたまま試しもしないで結論を出すのは横着なだけで、吉井良子は大勢の男女のギャラリーに観られながら犯られる事で萌え上がった様だ。

世の中所詮男と女、異性に萌えなければアイドルは存在できないし、その右脳的特性から言えば男性は観る感性であり女性は観られる感性である。

二人だけの閉ざされた行為の場から、開放感溢れる公開輪姦(こうかいまわし)に舞台が移って、結局、吉井良子も覚悟が決まればギャラリーの存在など何処吹く風で、溌剌(はつらつ)と犯られていた。

何しろ何人もの他人が臨場する開けっ広げの場なのに、信じられない事にこの陵辱行為に妥協など許されない。

世間では考えられない筈の目の玉が飛び出るほど過激なシーンが、良子をヒロインに平然とこの場で生々しく繰り広げられている。

「そう言うプレィをする世界が在る」と噂ではおぼろ気に聞いていたが実在し、今、良子はその世界の現実のヒロインだった。

ギンギンに張り詰めた他人の欲棒が、蛙(かえる)の脚様に足を開いた仰向き体制の良子に次から次に襲って来る。

前の欲棒が抜けて締まりかけた良子の内壁を、次の欲棒のカリ首がまた押し分けて突き入って来てグィグィと突き立てながら一気加勢に追い込んで行く。

息も絶え絶えに、ガクンガクンと肉体(からだ)を反応させ「止めてもう嫌。」と言う口とは裏腹に、良子の腰の方はリズムを合わせて生々しく、確り受け腰を使って居る。

もう良子は性感に拠る忘我の境地に入って快感を貪(むさぼ)るだけで、周囲の事など気にして居る余裕などない。

連続性交は運動量が激しいから、良子の肌から汗が玉に成って溢れ裸身が照明でキラついている。

それで途中の水分補給は欠かせないが、それも欲棒を抽入されたままミニボトルを渡される徹底振りで、犯る事には妥協はない。

例えラレックス製の大人の玩具(おもちゃ)でも、見ず知らずの他人の欲棒でも、抜き挿しされれば肉体(からだ)は感じるように出来ている。

だから無理もないのだが、良子は執拗(しつよう)に輪姦(まわ)されてイキ続けさせられ、息も絶え絶えに疲れて他人(ひと)の目を憚(はばか)る余裕も無く大股開きで伸びてしまった。

一区切りに番が当たった男が仕上げに、散々に良子を突き倒した欲棒のカリ首頭で、欲棒のカリ首頭でイッタ後の敏感に成って居る良子の実(サネ/花芯ボタン)をヌラヌラと擦(こす)る。

すると良子は、耐えられない表情で断末魔の善がり声を漏らし、腰を振りながらガクンガクンと身震いする。

これが息つく暇(ひま)無くイカされ過ぎて荒い息をし、呼吸を整えている良子への輪姦プレィの堪(たま)らない「とどめ」になる。

肉体(からだ)は正直な物で、この隠せない良子の充分にイッている「とどめの性反応」が犯る者観る者のこの場の醍醐味なのだ。


吉井良子は、ほとんど思考をする暇も与えられず、息も絶え絶えになるほど男達から次々に求められ、今は欲望を挿し込まれた恥ずかしい姿を他人前(ひとまえ)に晒(さら)している。

様子を見ながら「少しずつ仕込もう」と言うのが大間違いで、要点は、考える暇を与えず一気に高度な水準までさせてしまう事である。

そして、「自分の力では、犯る以外に仕方が無かったのだ。」と言う自らを納得させる言い訳が、良子にあれば良いのである。

この場合の女優妻の様に、同じ境遇の者(女)が必ず一緒に居る事で、良子の心理的攻略の勝負が早くなる。

山崎代議士が「見本」と称して早々と女優妻の痴態を見せる事で、実は人間の意識に心理的影響を与えるミラーニューロンの暗示効果が、吉井良子に期待出来るのである。

貴方は観劇やテレビドラマ、映画などを見て、その作品の中に主人公的な自己の思い入れを持てる訳をご存知(ぞんじ)だろうか?
それは視覚を処理する情報伝達の神経細胞(ニューロン)の一種「ミラーニューロン」の働きに拠るものである。

「ミラーニューロン」の働きには一種の学習効果が伴い、その後の行動にも影響を与える。

やくざ映画を見た観客が、劇場から出て来る時に一様に肩を怒らせて出て来る光景を思い出してもらいたい。

脳活動の一種である「ミラーニューロン」と言う脳科学的な神経細胞(ニューロン)情報伝達現象説に拠ると、他者の運動を理解する為に相手の行動をあたかも「自分が行っている」かのように脳の中で鏡のように受け取る事である。

大脳皮質の前頭葉で見つかった神経細胞(ニューロン)の一種が、視覚情報を処理する「ミラーニューロン」で、電気信号を使って情報を伝え、相手の行動をあたかも「自分が行っている」かのように脳の中で鏡のように受け取る心理的気分なのだ。

吉井良子の様に「犯られる」と予め言い含められ連れて来られ、自らの立場を承知している者に取っては、目の前で繰り広げられた女優妻の端(はした)無い痴態は「既に我が身の行為も同じ」と受け取る暗示効果で、良子も意識が当事者モードの気分に入るのである。

このミラーニューロン現象は、当初は自他のコミニュケーションを容易にする為に人類(霊長類を含む)の脳に機能として発達したのだが、その後宗教儀式や観劇、やがて種々の映像芸術の「仮想主人公」として脳内で「自己意識化出来る能力」となっている。

信仰上の教えである宗教画の紙芝居効果から、最近のテレビショッピングの購買意欲まで、「ミラーニューロンの暗示効果が作用している」と考えられ、信仰(宗教儀式)のトリップ状態はその場の信者全員に波及する奇跡なのである。

映画に関しては、戦時中の日本の国策映画が戦意を高揚させたり、国を挙げて支援した米国のハリウッド映画が、世界に米国型自由主義を映像であこがれさせる「効果が見込めたからだ」と言うのである。

その根底に在ったのが、ミラーニューロンに拠る脳内での「自己意識化」と言う啓蒙効果ではなかったのか?

だとするなら、ミラーニューロンを知らなくても経験学的に視覚効果が啓蒙に役立つ事は、古くから知られてあらゆる場面で利用されていたに違いない。

つまり老練な山崎代議士の手に掛かれば、吉井良子の貞操観念など一溜まりも無く、良子は非日常劇場のヒロインに仕立て上げられてしまったのである。


符合する理屈は在るもので、要はドーパミンの発生でアドレナリンを放出させて脳をトロケさせれば、性感度が上がる。

究極の羞恥心から出たドーパミンも他の興奮に拠るものと同じ性的興奮で、結局は性交の快感を感受する後押しの効果に変わりは無い事を私は知っている。

つまり、羞恥心が性交時の快感を増幅させる格好なスパイス(味付け)なのである。

その証拠に、大勢のギャラリーに囲まれての性交ショーで吉井良子は快感にのたうち、受け腰を使い続けている。

恥ずかしさで緊張していたのは最初だけで、始まってしまえば、吉井良子に取っては緊張どころの騒ぎではない。

襲い来るセックスハイ(性感陶酔)の波に翻弄されて本能のままに快感を享受し、やがて取り巻く多くの視線は忘れて性交に没頭していた。

世俗を離れた良子の心は、既に慈母観音の域に在ったのかも知れない。

何だかんだ言っても本能は正直で、無我夢中の内に男達に輪姦(まわ)されながら良子は、夫との「チマチマした性行為」などと比べ物に成らない興奮と刺激に襲われ、欲棒を咥(くわ)え込んだ腰を使って悶絶した。

相手が多人数で輪姦(まわし)の陵辱が始まってしまえば、求められる事を熟(こな)すのが精一杯で、良子にはもう考える余裕など無い。

その犯られる相手が三人目四人目と増えると、その精一杯の腰使いに良子の裸身も乳房の辺りから赤味を帯びて興奮と快感で体温が上がっているのが判る。

既にお披露目の開始からは三時間ほどが経過していたが、激しい抽送に攻め立てられた良子は、呼吸が止まるかの様なオーガズムに襲われ続けたまま、終わらない輪姦(まわし)に翻弄(ほんろう)されていた。

快感に肉体(からだ)に波打たせる良子は、オーガズムの快感反応の一つ背骨の反り返りを見せ、加えて足の指が開くバビンスキー(ババンスキー)反射を見せている。

判り易く言えば、足の指が開くバビンスキー(ババンスキー)反射は性交中の女性の「イク時」の反応のひとつである。

まぁ、バビンスキー(ババンスキー)反射までは演技では出来ないので、そこまで反応すれば演技では無く、本当にイッタと言う事である。

まだズブリと犯られた他人の欲棒をキッチリとモロに咥え込んだ良子の卑猥な受け腰使いと、けたたましい善がり声は、好奇の目に晒(さら)されながら会場内に響いて見事に続いている。


元々格好を付けている場合ではないのが性交で、益してや相手が多人数で休む間なく「輪姦(まわ)され続ける」とも成ると、正直、涎(よだれ)も垂らすしオモラシもする。

生々しい話だが、ここ(山崎山荘)での遊びに聖域はないから、電動玩具責めや器具責めプレィ、複数プレィ、同時三穴3Pプレィ、拘束SMプレィ、露出プレィ、輪姦プレィ、果ては獣姦だのSM輪姦プレィと変態の限りを尽くす事も大いに有る。

それでも明るい乱交が求められる山崎派の秘密パーティにおいては、湿っぽい雰囲気も場違いだし参加者の気分も壊せない。

お披露目のパーティ・デビューに掛けられた女はメイン・プレィヤー(陵辱のヒロイン)だから参加者を気分良く遊ばせる事が優先され、参加者が「何を求めているのか」まで気を配って性玩具(おもちゃ)に成り切って始めて「良いメイン・プレィヤー(陵辱のヒロイン)」と言える。

求めに応じて、如何なる辱(はずかし)めを受けたとしても、元々愛情など伴わないのが秘密パーティ参加の約束だから、人間性など考慮に入れない扱いを良子がされても文句は言えないのである。

犯られ続けて良子は、見るからにセックス・ハイの恍惚(こうこつ)の域に達していた。

何しろ良子は、「怠慢(たいまん)は赦さない」と脅(おど)されたあげく、情け容赦なく立て続けに犯かされているのだ。

「アァ〜ン、アァ〜ン、オマ*コ気持ち良い。アッ、アッ、アッ、アッ、アッ。」

確りと欲棒に挿し貫(つらぬ)かれ、リズム良く抜き挿しされて攻め立てられ、良子は息つく暇も無く次々と相手を変えられて犯されている。

良子の人目も憚(はばか)らない変身振りの凄まじい性交姿を呆気(あっけ)に取られて観ていた吉井警視に、山崎代議士が女を二人連れて近寄って来た。

「君はそっちをシャブれ」と一人を吉井に付けて欲棒をシャブラらせ、自分ももう一人にシャブらせながら話しかけた。

「どうだ吉井君、君も楽しんでいるか?ここ(山崎山荘)の女達は選り取り見取りだから遠慮はいらないぞ。」

「ハァ、楽しませて貰っていますが、まさか名の通った方達が、このパーティでここまで犯るとは思いませんでした。やはり誓約(うけい)の信頼を証明する為の派の結束は凄まじいですね。」

「アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、オマ*コ気持ち良い。アウゥ〜、アウゥ〜。」

「あぁ、誓約(うけい)の信頼は大事だからな。それにな吉井君、政治家は金が要る商売でな、個人事務所の政治献金も集めにゃならん。」

「政治献金集めですか?」

山崎代議士が膝間付いてシャブっている女達を見下ろしながら上から指(ゆび)指してして言い出した。

「良いか、この娘(こ)ら女性議員は国会でも何時(いつ)もミニスカートじゃろう。これはな、献金をお願いして廻る時の用意なのだ。」

「それは代議士も人気商売ですからミニスカートの方が見栄(みば)えが良いでしょう。」

「まぁその通りだが、実はもっと意味が深くてな、大体献金をする奴のお目当ては以前は商売上の援護射撃が見返りだったのだが、それがうるさくなってからは中々献金も集め難くなってな。そうなると、色気が売りに成る。」

「色気ですか・・・。」

「吉井君お察しの通り、中堅や大手の社長は世間的に口も堅いし会社の金も使える。この娘(こ)らも献金集めの時だけミニスカートじゃ見え見えだから普段からミニスカートのイメージを作って置けば違和感がないだろう。」

「なるほど、それでミニスカートでパーティ券を売って歩くのですか?」

「あぁ、会社の社長応接室のソファーは座り位置が深いからな、ミニスカートなら脚の奥まで丸見えで話が早い。」

「すると、場合に拠っては応接室で即肉体(そくからだ)で見返り覚悟の訪問ですか。」

「おぃ**君、こつちへ来て見ろ。」

「はぃ、お呼びですか?」と吉井警視も知る元美人アナウンサーの女性議員が、素っ裸で跳んで来た。

跳んで来た元美人アナウンサーを山崎代議士が指差して、「そうそう、この娘(こ)なら元美人アナウンサーで通っているから、おシャブリでパーティ券十万、犯れば五十万て所が相場かな。」

「先生が仰(おっしゃ)るとリアルですね。」

「当たり前じゃ。婦人の場合だって旦那の支援のお願いで企業周りの献金を頼んで歩くからあの**(女優妻)だって名が売れているから良い稼ぎになるでな。今はその献金集めの特訓中で雌豚を犯らせて居ると言う訳だ。」

「なるほど、ここ(山崎山荘)でトコトン犯り方を仕込んで置けば、**(女優妻)も、そう抵抗感無く企業廻りも出来ると言う訳ですね。」

「そうだ。どうじゃ、親切じゃろう吉井君。新人の代議士夫人も派で丁寧(ていねい)に特訓して犯るのだからな。今では**(女優妻)も、普段から清々(すがすが)しいミニスカートで旦那の支援をお願いして歩いているわ。」

「元手要らずで見返りの証拠も消えて残らない。」

「どうせこの娘(こ)のように、上に登って来る娘(こ)は何も無くて出世は出来ないから、局時代から肉体(からだ)を張って良い番組に有りつき、人気を得て登って来る犯りマン女王ばかりだ。

「はぁ、現実はそんなものなのでしょうね。」

「感心ばかりして居るが、君の所の良子も折角雌犬の特訓をさせて犯っているのだ。今に吉井君の出世の為に肉体(からだ)を張って働ける様に成らんとな。」

「私(吉井)の出世の為に良子も肉体(からだ)を張って働かせるのですか?」

「まぁ良い。その内わしが上手(うま)く設定してやる。」

「アウゥ〜、アウゥ〜、オマ*コ気持ち良い。アウゥ〜、アウゥ〜。」

話す二人の目の前で、まだ雌犬・良子が涎(よだれ)を垂(た)れ流して善がり声をあげながら受け腰を激しく使っている。

「どうだ、良子もこれだけ吉井君の目の前で犯られれば、もう吉井君が犯れと言えば犯る女に成ったじゃろう。」

「ハァ、多分そう成りますね。」

「まぁ、余り間を置かんで後二〜三回は輪姦(まわし)で責め上げて置けば申し分はない仕上がりになるじゃろう。」

「アッ、アッ、アッ、アッ、オマ*コ気持ち良い。アァ〜ン、アァ〜ン、オマ*コ気持ち良い。」

欲棒が生々しく良子の肉花弁の真ん中に嵌(はま)り込んで抜き挿しされ、良子の白い肌と対照的な黒褐色の陰茎が良子の肉花弁を捩(よじ)りながら濡れ光って刺激的に見え隠れしている。

それを眺めながら吉井は、「アゥッ。」とシャブっていた名も知らぬ女の口中に発射していた。

乱交パーティに初参加すれば、最初は身の処し方が判らなくて呆然とするが、男は他聞に漏れず見て興奮しその相手が犯れると思えば更に興奮する。

正直、愛妻が目の前で他人に犯かされている光景でも興奮して欲棒をおっ立ててしまうのが男の性(さが)で、男なら周囲がそう言う卑猥な情況であれば溶け込む事に然程(さほど)時間は掛からない。



その気になって犯って見れば、実は肉体構造的には相手など誰とでも出来るのが性行為である。

恋人にしろ夫婦にしろ、元々は偶然の中で性交相手は決まるもので、肉体(からだ)の方は誰が相手でも性交に快感反応するように出来ているのだから性交相手を「特別な存在」と言うのは、元々幻想に過ぎないのである。

つまり犯っちゃえば理屈でものを考える倫理観はともかく、肉体(からだ)の方は性交相手に関わらず快感は得られるのだ。

吉井良子は、仕掛けらた興奮に嵌(はま)って完全に性本能のスィッチが「オン状態に成っている」と見え、目の前で生々しくクィクィと迎(むか)え腰を使いながら周囲の目も気にせず狂乱の善がり声を挙げて居る。

この場の良子はもう犯られちゃっているのだから、性交快感が良子の倫理思考を凌(しの)げば夢中に成って思わず迎(むか)え腰を使い、性感を貪(むさぼ)っても極自然な反応なのだから仕方が無い。

必死で男達の陵辱(りょうじょく)に応じている良子だったが、フト気が付くと壁に設(しつら)えた大鏡に己の無様な姿が映し出され、嫌が上にも現実を見せ付けられる。

それは良子に絶えず己の無様な陵辱(りょうじょく)状況を殊更認識させたのだが、「あの大鏡はその為のものだったのか?」と、その狡猾(こうかつ)さに舌を巻いた。

良子が輪姦(まわ)されている最中に気付いたのだが、考えて見れば男達は巧みに良子を操り絶えず壁際の大鏡に行為中の良子の姿が映し出され、己の陵辱(りょうじょく)姿が良子の目に入るポジションを確り選択していたのだ。

何よりもこの卑猥(ひわい)な遊びは、禁断の露出公開性交だからこその観て興奮する男性と魅せて興奮する女性の「性(サガ)」がもつれ合って気分を高めて行く。

夫が合意している遊びだからこそで、此処で他人(ひと)の欲棒を咥え込んだ腰を振りながら良子が善がり狂っても、安心して家庭の平穏は保たれる。

嫌、従来の夫婦常識を外した事で、その最高に官能的な非日常の時間は本能に対して嘘が無い一瞬の煌(きらめ)きである。

だからむしろ、この非日常の時間を持つ事が、家庭の平穏を創り上げる為の一つの手段かも知れない。

この連続性交の快感を良子の股間と脳が記憶してしまえば、その後の彼女の「性」に対する答えは新しい遊びの発想で出す事になる。


その、元・美人過ぎる市会議員の嫁を連れて来ている代議士が、「どうじゃろうか?今日は新しい雌犬のお披露目と聞いたのでな、内の嫁の時みたいに花で飾って犯ろうと思って花を持参しているのだが。」と佐和子(片山)に声を掛けた。

「そうですね。良子も綺麗な花で飾って皆様にお披露目させましょう。」と佐和子(片山)が応じた。

佐和子(片山)の片事を聞くと、直ぐに元・美人過ぎる市会議員の代議士の嫁が花束を日本持って来て「私はお見せしたばかりで、どう言う景色か他人様(ひとさま)のを見ていなかったですもの」と愉しそうに言った。

見ると、その花束の根元は包帯状の物が巻かれ、その上から避妊スキンが被せてある。

吉井良子には、その花束の仕様と会話の情況から代議士の嫁が持って来た花束が何に使われるか見当がついたが、此処では嫌でも逃げられない。

佐和子が吉井良子に「雌犬、花瓶にしますから此処に寝て。」と命じて仰向(あおむき)きに床に寝かせ、「サァ、綺麗な花で飾ってあげるからね。」と言って良子の腰にクッションを宛てさせる。

尻にクッションを宛てさせられた良子は、マングリ返しの形で宙に浮かせた脚先を開き気味に床に落とし、裸体美女の花瓶が完成した。

「どうせだからわしの時のように旦那さんに活けさせよう。」

つまりその代議士は、マングリ返しの元・美人過ぎる市会議員で息子の嫁に、自ら綺麗な花束を活けて披露したのだ。

「そうですね。雌犬のお披露目だから、旦那さんに良子の此処と此処は本日から開店と言う事で飾らせましょう。」

「吉井君、そう言う訳で皆さんのリクエストだ。」

山崎代議士に声を掛けられた頃には、当然、吉井警視にも花束の使い方は察しは着いている。

「ハァ、それではご披露いたします。」

「良し良し、そこに花瓶の口が二つ在るじゃろう。」

花束は二本、吉井警視は山崎代議士の意向を読んで妻・良子の股間に一束、ア*ルの方に一束をソッと活けて見せ、ギャラリーの目に見易いように後戻りする。

吉井警視がその作業を興奮しながらしたのは隠しようがなく、哀しいかな男の性(さが)で後戻りする吉井の欲棒はイキリ立っていた。

吉井良子の裸体の肝心な所から綺麗な花束が二本立ち上がって、見る者に怪しい美しさを感じさせている。

正に、しなやかな女性の曲線と華麗な花の競演だった。

しかしその芸術は五分と持たないで男達に花束が引き抜かれ、代わりに欲棒が次々と活けられる修羅場になった。


「良し、次はM字開脚に縛り上げて責めよう。」

代議士の一人が沿う提案すると、「それが良い」と同調者が多数出た。

直ぐに片山が縄を持って駆けつけ、佐和子と段取り良く良子を縛り上げる。

「良子君のオマ*コは、今日は皆さんに使って頂く為にあるのですから、何時(いつ)も笑って開いていなさい。」

麻生康子にシャブらせながら横で作業を眺めていた山崎代議士が、止(とど)めを刺すようにそう良子に命じた。

「はぃ、喜んで。」

良子は、素直に両足を開いた。

先程から攻め立てられて濡れそぼった良子の二枚の肉花弁が、ユックリと左右に開いて行く。

代議士達のリクエストで、片山に大股開きのM字開脚に縛り上げられた良子は、強引に広げて縄掛けされている。

モワ〜ッと恥毛を蓄えた恥丘の下部、良子の柔らかそうな両の太腿(ふともも)の付け根に、生々しく可憐な二枚の肉花弁が少しアンアンバランスな大きさで、半開き気味に咲いている。

その肉花弁の中心に、突き刺さった欲棒が濡れて光りながら、花弁を捩(よじ)って浅く深くうごめいている。

良子の陵辱(りょうじょく)は、必ず吉井警視の視覚の範囲で行なわれている。

「アァ〜ン、アァ〜ン、アァ〜ン、アァ〜ン。」

良子は、既にオーガズム・ハイの渦中にあった。

自分の股間に嵌(はま)り込んで来た欲棒は、誰の物でも物凄い善がり声を上げながら受け腰で応じている。

輪姦(まわし)にしろSMプレィにしろ、「とんでもない事」と想っているのは未経験だからで、一度経験するとその快感体験から味を占める女性は案外多い。

イク状況に昇り詰めたままの性交が続けば、良子にSEXハイ状態が続いて脳内麻薬ベーターエンドロフィンが脳内に発生され、一種の超快感状態に成る。

現に良子は連続する性交で、カリ首のエラの海綿体が感度良く内壁を擦(こす)る抜き挿し攻撃に、脳みそがトロケ出して居た。

肉体の中心を貫かれたまま、良子の股間に生々しく抜き挿しされるリズム良く激しい欲棒のピストン運動に、良子は快感に顔を歪ませながら左右に嫌々をしている。

その良子の反応にも構わず入れ替わり攻め立てる淫茎は、抜き状態では濡れ光り見え挿し状態では根元近くまで中に達しているのが見て取れる。

過酷な状況に在って、良子も既に限界は過ぎて居るかも知れないが、此処はもぅ意地と根性で頑張り、歯を食い縛って快感に耐えながら受け腰応戦をしている。

理屈では「そんな恥ずかしい事を・・良く犯るよ」と想うかも知れないが、現場の空気を感じれば一方的にそれを壊す度胸は良子には無い。

行き着く所まで犯ってしまえば、良子はもぅ犯ってしまったのだからそれを改めて夫に否定する材料は無い。

気取って自分大事に何も犯らない女性より、這い上がる為には「あほな遊び」をさわやかに犯れる女性の方が男性に取っては遥かに魅力的で、これは妥協では無く工夫である。

そして避けられない性交遊びであれば、全員を満足させる到達点に到るまでは良子は愉しみながら犯って見せるしかない。

もう、脳裏からは恥ずかしさなど吹っ飛んで、良子の意識は只々快楽の中に埋没し、相手の抜き挿しに腰を使って応じているのだ。

息を整える程度の時間を断続的に挟んでの、間を空(あ)けない性交にオーガズム(絶頂)が継続しているから、良子はもう夫の目もギャラリーの目も気にしている余裕など無い。

妻・良子への輪姦(まわし)を目の当たりにした吉井も、その刺激的な光景に我を忘れている。

全てが妖艶なライブショーである乱交の魅力に魅入(みい)られた吉井は、もうそこから中々抜け出せない筈である。

良子は相手が代わる度に大きく開いた股間に生々しく下半身を貫(つらぬ)かれる欲棒の間を空(あ)けない性交の快感に酔っていた。

乳首が立った乳房を揺(ゆ)らし汗ばんだ肌を鈍く光らせながら上体を仰(の)け反らせて上半身をのたうち、物凄い大声で善がり悶えながらイキ続けている。

妻(良子)の思わぬ性感反応に驚いた吉井警視だったが、「犯れ。」と命じたのは自分である。

今は良子の痴態を、黙って見守るしか術(すべ)は無い。

それに吉井警視も、良子の乱れ具合を批難する立場には無い。

吉井警視自身もクィクィと腰を使って、里美相手にエラの張ったカリ首の擦れ具合を楽しんでいる最中だった。

考える余裕も無い無我夢中の状況に在って、何時(いつ)しか良子の顔から緊張が薄く成って居た。

今は両の乳房を麻縄で拘束されたまま、見も知らない男に抽入されて覆い被(かぶ)さった良子の白い尻が、欲棒を咥(くわ)え込んだままそれを基点軸に恥丘を擦(こす)るように回転運動をし快感を貪(むさぼ)っている。

驚いた事に、良子はこの刺激的な性交に対して麻縄で引き絞られて乳首が立った乳房を揺らしながら積極的に腰を使い始め、女としての素(す)を出し始めていたのだ。

未知の経験で最初は不安で一杯だった良子も「身に危険が無い」と要領が判って来れば、自尊心に拘(こだわ)って片意地張った「完ぺき」はけして良い事ではない事が理解出来た。

隙が無い態度を維持する事は本人にしても大変な事をしている訳で、外見だけでも裸を人前に晒(さら)せる位の「抜けて見せる知恵」の余裕がなければ「利巧な女」とは言えない事を改めて自答していた。


大人の男女が集(つど)う遊びの性交に於いて、哀しいかな男性には欲棒の勃起が必要で、その為の雰囲気を高め盛り上げるには、相応の卑猥(ひわい)なビジュアル(視覚的)の演出は欠かせない。

性的興奮を感じると、脳が始めて指令を発して動脈の血流量が二十パーセントほど増えて脳に血が上り、筋肉にも血液が豊富に廻って戦闘態勢に入る。

つまり、脳のメカニズムで男達の欲棒に血流が廻り、勃起して戦闘態勢に入る準備が「性的興奮」、又は「全身に力が漲(みなぎ)る」なのである。

同時に、吉井良子にとっては「どんな目に合うのか」と言う予測できない不安と期待が、脳を躍動させるほどの興奮と言う同じ意味を持つ情況にある。

こうした感情は直面した者でないと中々理解できないだろうが、正しく山崎派の特殊な会合の場で雌犬として性の生贄に供される事は、良子にとってそうした狂気の興奮と快楽をもたらせるものだった。

素っ裸の良子が拘束されSM公開輪姦される陵辱姿は、そうした男女の興奮を誘発するビジュアル(視覚感)の演出と実行が連続する理想的なショーが全てを群れに曝(さら)け出すお披露目なのである。

男性の方は、一度火の着いた本能は正直だから、一直線である。

吉井良子は素っ裸に剥(む)かれて、男達に性玩具(おもちゃ)に弄(いじ)られる事を覚悟でここ(山崎山荘)に来ている。

何をされても「はぃ喜んで。」で、逆らう事は許されていない立場なのは承知の上の事であるから、そこに疑問など挟む野暮な男はいないから、遠慮なしに良子をはけ口にする。

山崎派秘密パーティでの初パーティデビューの生け贄への連続輪姦は、二時間半から四時間も続く。

長時間掛かるから、責める方は飲み食いしながら交代で責め上げる。

吉井良子に限らず責められる方は独りだから、何時(いつ)果てるとも知らない連続輪姦に、誰でも途中から操り人形の放心状態で何もかも犯られっ放しだ。


今更考えたって仕方が無いのでしょう。

しかし考えて居る暇もなく私(良子)は素っ裸にされて会場に連れ出されました。

そうなれば犯る事は一つで、雌犬として女優妻に負けず劣らず精一杯勤めて山崎代議士を満足させねば成らないのです。

女性(ひと)の事を「何だと思っているのか?」と腹も立ちましたが、最後は「自分で選んだ」のですから今更文句は言えません。

私達夫婦にして見れば、山崎代議士に自分達の人生を狂わされた事になるのですが、これは私達夫婦の未来が掛かった事ですから、死ぬ気で掛からなければ成らない試練で、もう心身ともにその準備は出来ていました。

それでも笑いながら人妻を裸に剥(む)いて四つん這いにさせ、欲棒をシャブらせながら這い歩かさせて輪姦(まわ)すのですから酷いもので、勿論内心では、「この連中は何て異常な色気違いだ」と、腹の中は煮えくり返っていました。

しかし現実に輪姦(まわし)が始まってしまえば、私(良子)はもう操られるままに次々と犯されて、その怒りを思う暇(ひま)も無かったのです。

膝を少し立てて大きく開いた私(良子)の股間で、もう誰とも判らない欲棒のカリ首が、私(良子)の内壁を擦(こす)て深く浅くうごめいています。

私(良子)今、呼吸が止まる程に息もつけないほど激しく犯される「本番まな板ショー」を大声で善がりながら、受け腰を使って犯っているのです。

そう思うと「アァ」、欲棒を抜き挿しされる股間にパーティ会場に居る男女皆さんの視線を感じ、その羞恥心が被虐の快感を感じさせます。

前の男の前の欲棒が抜き去られて私(良子)は「交代だな」と、つかの間の一瞬気持ちをホッとさせるのですが、間を空ける事無く次の瞬間には次の男の欲棒が私(良子)に挿し込まれてグイグイと下腹部の中で暴れまわるのです。

とてもそこまで犯られるとは想像も着かなかったのですが、相手は容赦がありません。

並の性交輪姦だとばかり思っていたのにベースは公開SM調教で、素っ裸で会場の中央に引き出された私(良子)は行き成り当然の様に浣腸からア*ルセックスまで犯られてしまいました。

それこそ激痛と伴に肉体(からだ)を串刺しにされたような衝撃を感じましたが、そんな事はお構い無く乱暴に欲棒を抜き挿しされている間に奇妙な快感に襲われ、「あぁ、こう言う事か。」と判りました。

考えて見れば、成立するからこそア*ルセックスは存在するのですね。

私(良子)の顔が歪(ゆが)み、半開きに開けた口から「ハァ、ハァ。」と声が洩れ、乳房が生々しく揺れています。

「アァ、私(良子)の股間を、皆さんの欲棒が抜き挿しされているのを夫がジッと見ている・・・。」

例え輪姦(まわ)されたとしても「私(良子)が我慢すれば良い事だから」と言う忍従の積りが、善がり声を挙げて迎(むか)え腰を使う所を皆さんに披露しては、もう誰の所為(せい)にも出来ないのです。

皆さんの欲棒がスッポリと収まったこの恥ずかしい私(良子)の格好を「夫に見られている」と羞恥心(しゅうちしん)を感じると、興奮で脳にまたアドレナリンやドーパミンがドバッと吹き出るのを感じます。

そして無我夢中の内に肉体(からだ)が快感に反応して、知らぬ間に背徳の意識など打ち忘れて善がり声をあげ、受け腰を使って快感を貪(むさぼ)る私がいました。

始めはそんな自分の肉体(からだ)の反応に驚いたのですが、考えて見れば元々限りなく嫌らしい性行為がより刺激が強い興奮を呼ぶものですから、嫌らしくない性行為は本来この世には存在しないのです。

つまり、気分と行為が相乗的に高まりを見せるのが理想的な性行為ですから、快楽の為にはおシャブリやアナルSEXも当たり前で、「あれも犯らないこれも嫌」では確かに興醒(きようざ)めでしょう。

途中から感じてしまった言い訳を言う訳ではありませんが、どうせ総論では皆んな綺麗事を言いますが各論では内心自分だけは「コッソリ犯って見たい、犯って居る」と言うのが正直な人間心理なのです。

女心など変なもので、自分を納得させられる理由が有れば見ず知らずの男達に輪姦(まわさ)れても、応じるコツを掴めばそれほど嫌なものでは無かったのです。



正直、妻の良子の身に起こったのは、大勢の男達に呼吸が荒くなる程に犯られ捲くるドロドログチャグチャのエゲツ無い乱交行為だったが、吉井警視にはそれを止める事は出来なかった。

当然、良子を輪姦(まわし)で犯る男達もギャラリーの視線を意識するから、エゲツ無く見せる性交パホーマンスの内容には良子が気を失う程に格段の力を入れる。

康子からは、お披露目の方法には当然それなりの拘(こだわ)りが在り、「目的はエゲツ無い行為を閲覧させて秘密を共有する事にある。」と教えられていた。

それにエゲツ無い行為を閲覧させる為に輪姦(まわ)されるなど「とんでもない事」と思うだろうが、いざ輪姦(まわ)されている妻・良子の表情を見る限り、呼吸が荒くなる程に犯られ捲くってしまえば堪(たま)らない気持ち良い物なのかも知れない。


山崎派秘密パーティの根底にあるのは、誓約(うけい)の性交をもって仲間意識を醸成(じょうせい)し、同時に議員と言う身分柄外では発揮出来ない旺盛な性欲を満たす事に在る。

だから、新参のパーティ・デビューの女性は、あらゆる行為を持ってそれを満足させねば成らない。

無論、こうした性宴は社会的に見て完ぺきに闇から闇に葬るのが常識だから、如何なる卑猥(ひわい)な行為に及んでもする方もされる方も「当事者だけの安心な秘密である」と、良子は悟って居た。

人は慣れない環境に身を置くと、初めて自分の本当の姿が見えて来る。

妻の良子は、逆らえないのを良い事に衆人環視の中でこっ酷く輪姦(まわ)されて、強烈なセックスハイ状態(性感陶酔状態)を気持ち良さそうに曝(さら)け出してしまった。

吉井警視は、女優妻の亭主の代議士に組み敷かれ、下側からその代議士の腰の辺りに欲棒をブスリと咥(くわ)え込んだままの両足を両足を絡めて腰をクィクィと使い始め、連れてその代議士のど太い陰茎が妻の股間で生々しく見え隠れを始めたのを目撃していた。

明らかに妻(良子は)、受け腰を使って相手の抜き挿しに応じている。

「ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜。オッ、オマ*コ気持ち良い。」

吉井警視にしてみれば、何しろ妻(良子)の肉体(からだ)に他人の欲棒が無遠慮に挿し込まれて入り込み、ひたすら溜まったものを吐き出す快楽の瞬間を求めて生々しく抜き挿しされているのである。

確かに、妻(良子)の肉体が陵辱(りょうじょく)されるその心境は複雑だった。

所がそれを見た吉井には嫌悪感どころかそんな浅ましい姿の妻を「もっと見たい」と言う怪しい興奮が湧き上がって来る。

これこそ左脳域の理性の問題と右脳域の感性の問題だろうが、その時は「右脳域のHモード感性が、つまらない理性に勝っていた」と言う事である。

こう言う事は、嫌な思いをしたのなら思い出すのも嫌な筈で、思い出して胸がジーンと熱くなるのは明らかに「嫌」とは別の感情で、つまり私(吉井)は、その妻の輪姦陵辱(りんかんりょうじょく)姿を見るそれを「楽しい」と感じてしまった。

少なくとも妻(良子)の肉体は、自由なハイ状態(陶酔状態)に在って快感を感受していて、私(吉井)が過去に見た事の無い全ての気取りから解き放たれた素直で判り易い体(てい)を為していた。

「ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜、・・オマ*コ気持ち良い。アァ〜、アァ〜、アァ〜。」

気取りから解き放たれた見事な妻(良子)の善がり声が、参加者の視線を集めながらパーティ会場に響き渡っている。

考えて見れば、何時までも同じ拘(こだわ)りに固執せずしぶとく価値観を変えて生きて行ければ思い悩む事は無く成る。

つまり価値観を変えて生きる柔軟さが、吉井夫婦の人生に在っても良い訳である。


「しかし、キツそうですね。内の奴(良子)は大丈夫ですか。」

段々激しくなる雌犬・良子の輪姦(まわし)に、吉井警視が心配そうに山崎代議士に声を掛けた。

「なぁに吉井君、台湾の慰問刑からすれば別に内の輪姦(まわし)など無茶じゃないぞ。」

「何ですか、その台湾の慰問刑って。」

「台湾は大陸と微妙な関係じゃろ。それで徴兵制が在って、金門島・馬祖島・澎湖島・蘭嶼島など離島に派遣される兵士の欲求解消にな、女囚が減刑と引き換えに相手をする制度がある。」

「へぇ〜、そんな減刑制度があるのですか?」

「吉井君も警察官僚だろう、隣国の法制度くらい知って置け。強制ではなくてあくまでも女囚の希望制だが、結構希望者が多いそうだ。」

「しかし離島派遣兵士っても結構な数でしょ。その相手をする慰問刑ってのはどんな条件ですか?」

「一人当たり十分で午前中二時間で十二人、午後三時間で十八人、一日合計三十人が十日で三百人熟(こ)なせる、それで一年減刑だが、休み日を入れて一月半、延べ三十日間頑張れば三年減刑だ。」

「一日三十人で、三十日間とは凄まじいですね。九百人も熟(こ)なす訳ですか。」

「だから内の輪姦(まわし)など無茶じゃ無いと言うのだ。」

「すみません、さっきから犯られっ放しだものですから。そうですか、大丈夫なら良いですが・・・。」

「心配するな。女の肉体(からだ)は、それが出来る構造だから黙って観て居なさい。」

「それにしても、他国の法制度まで詳しいですね。」

「当たり前だ。これでも立法府の代議士だぞ。それにな、ここの女は大抵これを経験済みで、今まで誰も壊れては居ないわ。」


マックス(絶頂)の連続に喉が渇くのか、良子は輪姦(まわし)の途中にしきりと水を欲しがる。

市販のボトル入りのミネラルウォーターを用意して在り、佐和子が一分ほど中断して水を与えるのだが、それも相撲の水入りみたいなもので止めた時点の体勢のままだから、勿論良子は欲棒を抽入されたまま水を飲む。

雌犬・良子は、周囲を観客に囲まれて、次々に入れ替わる相手に堪(こら)え切れない激しさで、グィグィと容赦無く突き上げられる。

皆手慣れた連中ばかりだから、輪姦(まわし)が始まってしまえば一気呵成で良子に間を与えず、攻めによどみが無い。

荒波に翻弄(ほんろう)されるように確りと欲棒に挿し貫(つらぬ)かれ、リズム良く抜き挿しされて攻め立てられ、良子は息つく暇も無い。

必要に犯られ続ける良子は、またセックス・ハイ(性感陶酔状態)の恍惚(こうこつ)の域に達していく・・・・。

元々吉井良子はM性が強かったのか被虐の服従はそれだけで良子の感性を刺激し、大量のドーパミンを良子の脳内に充満させそれが快感に結び付く。

興奮と刺激に拠る止めど無く襲い来る快感に、良子は思わず呼応して腰を使い、吼(ほえ)えるように口を開け放して凄い悶絶の形相(ぎょうそう)で、善がり声を発して輪姦(まわ)され続けている。

グィグィ思わず悶絶しそうな勢いの激しさに、乳房を波打たせて突き上げられ、良子は口を開け放して顔を歪(ゆが)め、それでも己の股間で男達の陰茎が見え隠れする様をギャラリーに披露している。

快感に凄い形相(ぎょうそう)で口をパク付かせ、涎(よだれ)を垂れ流し、乳房を波打たせて、悶絶しそうな究極の輪姦(まわし)責めに、善がりながら腰を使い続けていたのである。


容赦の無い大勢の視線は刺すようで、嫌でも私(良子)はそれを感じます。

左脳域的に考えて、確かに夫の目の前で容赦なく輪姦(まわ)されれば、惨めな思いに駆られるかも知れません。

しかし例え嫌でも、私(良子)には抗(あらが)う事は赦されないのです。

その抗(あらが)う事が赦されない現実を、私(良子)が「これは夫の依頼である」と確信してしまえば、「納得」と言う確信を持った私(良子)は結構に素太(ずぶと)いのです。

つまり女は、自分で自分を納得さえすれば淫乱モードのスイッチを入れる事が出来るのです。

現に恥ずかしさは有ったのですが、「これは夫の依頼である」と思ったもうその瞬間に何もかも吹っ切れて、夫の前の性交には罪の意識など無かったのです。

何しろ大人数の参加する輪姦で、そのメンバーの輪姦責(まわしぜ)めは凄(すさ)まじく、寄って集(たか)って欲棒を挿し込まれ続けられ、攻めたてられれば私(良子)の成熟した女の各部位が自然に反応し、受け腰で応戦する以外に採るべき道は無いのです。

「アァ〜、ヒィ〜、ヒィ〜、アァ〜、アァ〜、アァ〜。」

私(良子)女優妻の亭主の代議士に組み敷かれた下側から、その代議士のモロ挿しの欲棒をブスリと咥(くわ)え込んだ腰の辺りに両足を両足を絡めて腰をクィクィと使い始め、連れて代議士のど太い陰茎が夫の視線の先で生々しく見え隠れを始めた事でしょう。

「アヒィ〜、アヒィ〜、アヒィ〜、アヒィ〜。」

端(はした)無い姿を「夫に見られている」と言う興奮も合いまって、私(良子)の「オマ*コ気持ち良い。」と言う極まった善がり声が部屋中に響き渡り、私(良子)はハイ状態(陶酔状態)の快感を貪(むさぼ)っていたのです。

人は慣れない環境に身を置くと、初めて自分の本当の姿が見えて来ます。

夫の吉井にした所で、こう言う時の男の反応は簡単正直で、脳が状況を歓迎していれば嫌でも勃起するのです。

いや「勃起する」と言う事は、勿論それが彼にとって嫌な事ではなく、大いに興奮の関心に在る事を体現しているのです。

つまり夫は、私(良子)の輪姦陵辱姿を、興奮しながら楽しみ見て居たのです。

そしてここ(山崎山荘)に居る誰もが、そんな私(良子)の境遇など気にしては居ません。

もっぱら彼らの関心は、如何に私(良子)を弄(なぶ)り、私(良子)がどんな善がりの音色を披露するかでした。

私(良子)は、山崎派のパーティ会場に全裸で四つん這いの雌犬として引き出されて、その異様な環境で色んな事が判りました。

この国には昔から、「郷に入れば郷に従え」と言う諺(ことわざ)があり、つまりそこまで判って来るとここ(山崎山荘)での本音の付き合いは、目いっぱい本気モードが要求され、仲間内の輪姦(まわし)に「中途半端な妥協」は在り得ないのです。

私(良子)は、逆らえないのを良い事に大勢の皆様に面白いように弄(もてあそ)ばれ、こっ酷く輪姦(まわ)し犯されてしまいました。
それにしても、あのセックスハイ状態(性感陶酔状態)は、一体何なのでしょうか?

今思い出しても物凄い快感で、「あんな経験は普通の女性には一生できない」と思うと何故か得した思いでした。

嫌な思いをしたのなら思い出すのも嫌な筈で、思い出して胸がジーンと熱くなるのは「癖になるかも知れない」思いの、明らかに別の感情なのです。

考えて見れば、何時までも同じ拘(こだわ)りに固執せずしぶとく価値観を変えて生きて行ければ、「何事にも思い悩む事は無く成る筈」と気がつきました。



目の前で女性の裸体や性交現場を見せられれば、あれだけ性経験を積んでも尚、犯れると成ると欲棒を半立ち状態に突っ張らせる。

こう言う視覚的な秘密パーティの刺激には男どもは弱いもので、私もご他聞に漏れず見て興奮し犯れると思えば更に興奮する。

男の性(さが)は感性だから仕方がないがもので、正直皆が半立ち状態の欲棒をぶら下げて「誰と犯ろうか」とパーティ会場を歩き回っている。

「吉井良子は順調に行っているようだな。」と、私に声を掛けて来たのは山崎代議士だった。

「えぇ、吉井良子も相当な覚悟をして来たと見え、素直に進んでいます。」

「丁寧に深く可愛いがって、ガッチリ責め上げてやろう。」

「はぃ、皆、先生(山崎代議士)の御意向に従います。」

「それにしても、ばかに犯る犯ると執拗に吉井良子に念を押しましたね。」

「こう言う事は、女の腹が決まって居る方がその場になって見苦しい真似はせんものだ。」

「あれも先生得意の精神責めの一環でしょう。」

「まぁ、言葉で虐(いじ)めて追い詰めて、素っ裸にして置けば女の腹が決まると言うものだ。」

「先生(山崎代議士)は**君(女優妻の夫)夫婦には随分キツイ事をさせますね。」

「おぅ、あれ(吊り抱きサービス)か?あれは構わない。あの雌豚(女優妻)はパーティに呼んでも撮影で参加出来ない事がある。だから免除する代わりに参加した時は目一杯奉仕する約束が出来ている。理事長が引き継いでもその辺りは承知して置けよ。」

「なるほどそうですか、本人達も承知の上ですか。それなら少しくらいキツくても構わないですね。」
「そう言う事だ。」


派の若手代議士が良子を輪姦(まわ)しているのを山崎代議士と眺めていた私は、フト、顔見知りが一人居ないのに気が付いた。

「アレ、さっきまで居た**(女性アナウンサー)が居ないですね。」

「あれ(女性アナウンサー)か、あれはわしが伝書鳩に使って居るのでな、さっき仕事に行かせた。今日は**派の**の所だ。」

「生身の伝書鳩?ですか・・・」

「文章に出来ない秘密事項を、耳元で口頭で伝える役目じゃ。」

「なるほど、機密事項はベッドで犯りながらですか・・・」

「御察しの通り、秘すべきは秘すべき事と一緒に犯るが良い。」

「彼女なら持って来いですね。」

「そう言う事だ。派閥の領袖なら伝書鳩の一羽や二羽は持たんとな。」

「それは、今後の為に確り心得ておきます。」

「この国は根回しの国でな、人気の在るあの娘(女性アナウンサー議員)は伝書鳩には適任と言う訳だ。」

「根回しですか・・・」

「まったく、建前なんぞがあるから影で根回しが必要になる。無駄な時間が掛かる世界だで、交渉事をスムースに進ませるには良く仕込んだ伝書鳩を抱(かか)えて居らんとな。」

「なるほど、**(女性アナウンサー議員)なら美人で良い肉体(からだ)をして居ますからね。」

本当に秘するメッセージは、この伝書鳩が性行為と伴に耳打ちし回答を得ている。

伝書鳩の元女子アナ議員は、さながら山崎代議士が使う現代の「くノ一・ハニートラップ(性を武器にする女スパイ)」かも知れない。

「**(女性アナウンサー議員)も飾りでは無いから、派閥の役に立って貰わねば困る。」

「役立っでしょう。彼女には肉体(からだ)と言う取って置き武器が有りますから、交渉に役に立ちますね。」

「なぁ〜に、君の所の女性達と同じ事だ。」
「そりゃ、そうですね。」

「理事長、これも心得て置いて欲しいが、派閥は数だと良く言われるが数だけではないぞ、密度の濃い鉄の結束が大事だ。」

「ここ(山崎山荘)はその密度の濃さが目に見えますね。」

「目に見え所か、結束が肌で感じられるじゃろう。」

「ハハ、それは確かに、肌でストレートに証明出来ます。」

「君らの接待をヒントに採(と)って始めた事だがな。これが思いの他有効だった。」

「派閥としても、有効でしたか。」

「互いの信頼もバッチリ構築出来るし、ここ(山崎山荘)で安心して交流し、気持ちがリフレッシュするからメンバーの結束もエネルギーも他の派閥には負けない。」

「誓約(うけい)の効果抜群ですね。」

「世間が聞けば、今時誓約(うけい)など極端に思うかも知れないが、極端な位でないと本物の結束など出来ない。」

「それは私も経験して良く理解しています。」

「それだけではないぞ。第一、参加している夫婦のメンバーの夫婦仲も良くなった。夫婦仲は派の為にも良いに越した事が無い。」

「波及効果ですか?」

「理事長、昔の家内もそうだったが、妻と言う立場に成った女は夫との性行為に横着に成る。愛人の方が相手に対して熱心な奉仕姿勢があるから、愛人が勝ってその家庭が浮気騒動でもめる。」

「確かに、家事だ子育てだ、と言って横着に成る嫁さんが多いでしょうね。」

「ここで学習(乱倫)すれば、それじゃあいけないと気が付く。性も無い事に、人間はトコトン犯られて見なければ判らんからな。」

「なるほど、ここで学習(乱倫)すれば奥方が何でも犯れるように成りますから、浮気相手が歯が立たない。」

「そう言う事だ。本当の楽しみ方も覚えるから、ただ股を開いて犯らせば良い何て言う横着な嫁は無く成る。」

「仰(おっしゃ)る通りで、内の家内(里美)も飛び切り良い女に成りました。」

「そうそう、里美を借りてわしはそう気が付いてこのパーティを始めたのだ。」

「しかしそれを直ぐ実行する所が流石(さすが)ですね。」

「政治家は口先だけでは駄目だ。実行力が命だでな。」

「確かに、耳障りが良い事だけ言う口先だけの政治家も多いですからね。」

「君らにはそんな好い加減な代議士には成らんで貰いたい。」

「肝に銘じます。」

「それを期待して、君を派閥後継者に指名しておる。」


会場が乱れて完全な同時乱交に成り、私と吉井警視は並んで見知らぬ婦人達と犯っていた。

「しかし、吉井君も結構犯るな。」

妻(良子)の陵辱劇を尻目に、結構外の女性と宜しく犯って居る吉井警視を私がからかった。

勿論、この秘密パーティの全体の雰囲気が、吉井警視の行動を後押しして居る事は間違いない。

「もう、こう成ったら男として指を咥(くわ)えて見ている訳には行きませんから。それにこの状況で私(吉井)が身綺麗では、返って妻(良子)が気にするでしょう。」

確かにこの状況では、夫婦同罪みたいな物にしないと夫婦の仲が収まりが着かない。

「犯るっキャ無いか?」

「そんな所です。」

あの身持ちの堅かった吉井良子が、見知らぬ男に犯されながら別の男の欲棒をシャブるマルチタスクSEX(同時実行性交)を犯っている。

康子からこの輪姦話を持ち込まれた時には、当然良子には「どうしたら良いのか?」と言う迷う思いも在るだろうが、夫も同意していてはもう自分(良子)にノーの選択肢は無い事だった。

自らそれを了承した結果ではあるが、男女大勢が見守る中でトコトン格好悪く惨(みじ)めに扱われながら輪姦(まわ)されるのである。

良子の心境は伺い知れないが、この行き懸かりでは自然にこのコレクティブセックスプレィ(集団乱交)に持ち込まれるしか無かっただろう。

しかしこれはこの山崎グループに魂胆が在っての事で、普通の生活では勿論こんな場面に出喰わす事など滅多に考えられないのだが、それだけに吉井夫婦には興奮を覚える出来事に違いない。

「まぁ、夫婦で犯ってしまえば落着く所に落ち着くか・・・・。」

大体、SEXに「愛の証(あかし)」などと言う重たい建前の意味を持たせるから頑(かたく)なにその価値観でのみものを考え、ばか気た不倫騒動に成る。

それを翻(ひるがえ)すには、こうした乱倫の既成事実を夫婦で実行してしまう事である。

心の闇は、人間誰にでもある。

特に男女の間のセックス・ジェンダー(生物学的性意識差)は顕著なので互いを理解し合うのは難しく、不満が募って行くものである。

その闇と上手く付き合って行く知恵と場所がないから、心に鬱積(うっせき)が溜まる。

心の鬱積(うっせき)には、はけ口が必要である。

言ってみれば、この秘密パーティも、馴染んでしまえば「結構抵抗感はない。」と言う事である。


当然ながら人間は、他の動物種のごとく「繁殖時期」を持たず、他の動物種では滅多に無いが、何時(いつ)でも犯れる「年中発情型」である。

簡単に言うと人間は、子創りを目的としない「擬似生殖行為」と言う生殖目的以外の「癒し目的」と言う性交を、性(さが)として必要とする生物である。

つまり発達した「脳の苦悩を緩和する(脳を納得させる)為の行為」として、生殖を伴わない遊びのSEX行為の合意が、人類の意識の中に「必要な行為」として与えられた。

人間のスケベ差を難しく言えばそんなものだが、簡単に言えば性交を愉しむ目的だけでも行為に及べるのがヒューマン(人間らしい、人間味、人間的)と言う事になる。

だからこそ、そのお愉しみ目的の「擬似生殖行為」と言う遊びの好適環境を仲間の合意で成立させ、肉体(からだ)だけのシエアリング(共同所有)する事が求められる。

為に夫婦が、浮気とは呼べないマルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)、コレクティブセックスプレィ(集団乱交)を夫婦揃っての合意で遊ぶのが理想的である。

夫婦揃っての遊びの性交など、表面化しないだけで世間に幾らでも在る現実で、綺麗事で「信じたく無いから」と言って目を瞑(つむ)っていては、何時(いつ)までもそれを認められない。

良子は、「自分の意思」と言う訳では無く、夫の吉井警視に命じられて人前(ひとまえ)で一糸纏(いっしまと)わぬ素っ裸に剥(む)かれ、柔らかい肌を晒(さら)してしまった。

たわわな乳房に硬く立つ乳首や股間に開き気味に咲く二枚の肉花弁も晒(さら)され、良子は顔が火照(ほて)る恥ずかしさを味わった。

しかしそれだけで済む訳も無く、良子にはもっと恥ずかしい公開性交が待っていた。

良子ももぅ、素っ裸に剥(む)かれて中央に曳き出されてしまえば、他人前(ひとまえ)で多人数に犯られようが、一々深刻に考えても仕方がない。

肉体(からだ)をシエアリング(共同所有)する遊びの性交なんか、完璧に洒落(しゃれ)の乗りで犯るもので、そんなものは「浮気」とは呼べない。

今はもう、良子の大きく開いたの股間に欲棒がクィクィと抜き挿しされ、その腰の動きに連動して愛液に濡れ光る陰茎が見え隠れしている。

始まってしまえば、良子も生身の女性だから、股間を貫いた欲棒が抜き挿しされれば相手の如何(いかん)に囚われず終わらない快感がある。

その遊びを、後で後悔するようなドロドロな気分なら色々と跡を引くかも知れないが、後悔するような気分でなければ爽(さわ)やかな性交を愉しむのみで跡を引く事は無い。


吉井夫婦はルビコン川を渡り、パンドラの箱を開けてしまった。

私にも経験があるが、他でも無い、陵辱(りょうじょく)を受けて居るのが自分の妻であれば、吉井警視に加虐(S)・被虐(M)のどちらもないまぜの特別な感情が湧く筈である。

あの感情は他では味わえない強烈なもので、癖(くせ)に成るのは想像が付く。


私は、吉井警視の妻・良子の白い肉体(からだ)が、ほの赤く染まりながら男達に次々と蹂躙(じゅうりん)される様子を眺めていた。

吉井良子は、今日がパーティデビューの雌犬である。

その人物の内面の本性を曝(さら)け出させるには、極限の性交に拠る性的興奮に拠って本能に火を着ける事である。

佐和子が上手く休ませながらでは有るが、一度火の着いた本能は正直だから男達の方は連続輪姦一直線である。

ここ(山崎山荘)は非常識な事をする場所で、良子は素っ裸に剥剥(む)かれて多くの男達に性玩具(おもちゃ)に弄(いじ)られる事を合意でここ(山崎山荘)に来ている。

だから男達は寄って集(たか)って、まるで加減の無い陵辱(りようじょく)を良子に加え続けている。

強引に追い込んでの事だが心配する事は無い、苦悩から歓喜へ替わる一瞬が吉井良子の顔にも表情として表れていた。

男性が直ぐ終わる一対一の「夫婦の性交」と違い性交感覚の刺激が繰り返し続くのだから、良子にして見れば肉体的本音は「癖に成るほど良い」に決まっている。

良子が知ってしまった一対数十の変則マルチSEX(複数性交)で、自分を大事にする感性の裏返しに、性交時の感度さえ良い方に転がれば何でも犯れるのが女性である。

だから良子は男達の激しい抜き挿しに耐え切れず、途中からタガが外れて欲棒に串刺しにされたまま腰を浮かして物凄い反応で喘(あえ)ぎ善がる。

時には、股間に一本、口に一本、そしてア*ルにまで三本目の肉杭(にくくい)が射(う)ち込まれていて身動きが取れないまま、三連動の抜き挿しに耐えねばならない。

欲棒を受け入れる事が可能な良子の三ヵ所の穴は、放心状態の良子の意思に関わり無く、男達の欲棒が「これでもか?」と空く事無く訪れ、ズブズブと抜き挿しされて暴れ回る。

良子は今、唾液が泡を吹くほどシャブらせ続けられ、愛液で太腿(ふともも)が白く乾き付くまで突き入れ続けられ快感地獄を味わっている。

例え「仕方が無い」と気の乗らない性交でも、官能を享受する為の装置に立て続けに欲棒を挿し込まれて抜き挿しを攻め立てられれば、誰だって善がり狂う。

「ア〜ッ、ア〜ッ、ア〜ッ、ア〜ッ、ア〜ッ、ア〜ッ。」

男達が競うように攻め立てるから、臨場感溢れる良子の絶叫交じりの善がり声が「声も枯れろ」と慎みも無く会場中に響いている。

この分では、吉井良子は度々絶頂に達していると想われる。

手の届きそうなそこで、知らない一人の素っ裸の雌が一匹、股間に他人の欲棒を咥(くわ)え込んで、快感を貪(むさぼり)り蠢(うごめ)いている。

吉井警視が知っている清楚(せいそ)な良子とはまったく違う生態の女がそこに居た。

見るからに激しい運動量だから良子の裸体に大粒の汗が溜まり、欲棒を嵌(は)め咥(くわ)え込んだ良子の腰がクィクィと跳ね上がる度、その汗の雫(しずく)が肌を伝わり床に落ちて行く。

肉体(からだ)の方は刺激があれば反応するから、良く見ると良子は、あんな体制でも骨盤を動かして快感を貪っていた。

あれだけ曝(さら)け出せば、もう慎みは吹っ飛んで開き直っているに違いない。

吉井警視は、妻・良子の乱交輪姦場面を目の当たりにして、そのポテンシャル(潜在能力)をまざまざと見せ付けられた。

女性には、潜在的に多数の男性相手に乱交輪姦に応じるポテンシャル(潜在能力)は充分に備わって居て、輪姦(まわ)される良子の心配をする事は無いのである。

とても身が持たないと思われた妻の良子は、吉井警視の目の前で見事に複数の男を相手に奮戦していた。

その女性のポテンシャル(潜在能力)は、一度射精すると回復に時間と体力を要する男性には、肉体構造的にとても適わないものだった。

吉井警視は、群がる男達に攻め立てられる妻・良子の表情に一瞬の美しさを見ていた。

冷静に観察して見ると、この言わば「嵌(は)め倒し」の過酷な性交の情況にも妻の良子は、「嫌がっては居ない」と吉井警視は感じ取っていた。

最初は理屈や理由で始める知らない他人相手の性交でも、元々性欲は種の保存本能として備わっているから、イザ犯ってしまえば後は体感で「気持ちが良い」と反応するのが偽らない性交の結果である。

つまり犯る気に成りさえすれば、誰と犯っても快感は得られるのだ。

良子が見ず知らずの他人と犯って、その快感に途中から腰を使い出し善がり声を張り上げても仕方が無い。

「見ず知らずの他人相手」と言っても例え夫と言えども知り合う前は誰でも他人だから、こればっかりは貴賎善悪の別は無い本能の欲求で、肉体(からだ)の方は誰とでも犯れて「気持ちが良い」と感じるように出来ている。

男だって同じだが、元々性欲は種の保存本能として備わっているから性交の快感は神からの授かり物で、例え面白がって犯られても犯れば気持ちが良い様に肉体(からだ)が出来ている。

他人(ひと)に見られている所で他人と性交を犯るなんて事は、普通の女性には想像も着かない事である。

それだからこそ、強烈な刺激で女性を興奮させるパホーマンス(肉体を用いた表現形態/遂行能力や性能)として、乱交や輪姦性交は気分を高揚させ、ドーパミンが溢れて愛欲に没頭させる物凄い破壊力がある。

もはや良子は、出逢ってしまったこの乱交で犯られ捲られる極上の官能の淵を漂い、魅入られ操られ、けたたましく善がり声を挙げながら突き貫かれた欲棒に受け腰を使って応戦して居る。

輪姦パーティの途中で一瞬肉体(からだ)が空(あ)いた良子に、吉井警視が「頑張れるか?」と声を掛けると、「大丈夫よ。」と、良子の短い返事が在った。

雰囲気が乗らないと盛り上がらないから、どうせ輪姦(まわ)されるならお相手に気分良く犯って貰った方が互いに気持ちが良いし人数も早く熟(こ)なせる。

だから輪姦(まわ)される吉井良子自らスケベ女に成り切って、姦淫ムードの気分を煽(あお)り、犯られながらもエロスムード(雰囲気)を盛り上げる努力も求められる。

納得だが、やはり女性は岩代が言うように適応力が強い。

輪姦(まわし)の後半は、悶絶を示す壮絶な善がり声を挙げながらも、吉井良子は愛液に濡れ光る欲棒の生々しい抜き挿しにクィクィと受け腰で応じ、結合部の肉花弁の隙間から押し出される白濁した愛液が、良子の太腿を伝って床に落ちて行く。

虚栄心も自尊心も吹っ飛んで、すっかりパーティのヒロインに馴染(なじ)んだ良子は、堂々の雌犬振りで輪姦(まわし)を熟(こな)している。

吉井良子の大胆な変身は、やはり妻の時と同じで「ジュピター・コンプレックス」と言う女性本能の感性が、この間のパーティデビューの雌犬で一挙に目覚めた為らしい。

同時乱交の最中も、良子のお相手は途絶える事無く続き、良子は麻生康子の言いつけを守り最後まで笑顔で犯かされ続けた。

一時間ほど良子への輪姦(まわし)は次々と続いて、全員へのノルマの挨拶回りが終った。

終盤にさしかかると、流石(さすが)の良子も息切れして「ムフムフ」と小さく善がるばかりに反応が小さく、受け腰の動きも少なくなる。

まぁ、これだけの人数を相手に続けて性交すれば、良子が体力を消耗しても仕方が無いが、それでも順番待ちして居た連中は順番が廻って来れば息切れした良子を容赦無く攻め立てている。

人数が多かったのでかなり重労働だったが、良子も最後は疲労困ぱいでフラフラしながら、一応全員の抽入を受け終えた。


この日は、新参者の吉井良子のお披露目の日である。

良子が、皆さんの前で徹底的に女を曝(さら)け出す事が求められる場であるから、容赦の無い次の見世物が始まった。

両腕を後ろ手に拘束して仰向(あおむ)けに寝た体位で転がされた良子が、佐和子に股間に電動玩具を挿し込まれて「ウグッ」と声を上げた。

もう、先ほどから使い続けられた良子のオマ*コは、難なく電動玩具を受け入れた。

佐和子は、これから公開電動玩具責めを始めようと取り掛かったのだ。

電動玩具にスイッチが入り、良子の敏感な花芯ボタンに宛てた玩具の突起部分がビィ〜ンと振動が始まる。

「アッ、アァ〜、アァ〜。」

良子は、行き成り下半身に激しい電流が通ったような刺激を感じて仰(の)け反った。

「さぁ雌犬、感じたら何と言うの?」

「ヒーッ、オマ*コ気持ち良い。アァ〜、アァ〜、アァ〜、オマ*コ気持ち良い。アァ〜、アァ〜。」

その強烈な刺激に良子は堪(たま)らず、多くのギャラリーの視線も構わずに両足を踏ん張り、ググ〜ィと反り返るように腰を持ち上げて仰(の)け反り、股間に集中する振動の刺激に腰を振るのも構わずに佐和子はクィクィと電動玩具を抜き挿しして攻め立てる。

私は、反り返るように持ち上げられた良子の股間に、生々しく濡れ光った電動玩具が出入りしているのを目撃していた。

「アハァ〜、アハァ〜、オマ*コ気持ち良い。アハァ〜、アハァ〜、オマ*コ気持ち良い。オマ*コ気持ち良い。アハァ〜。」

良子は、小刻みに腰を震わせながら電動玩具の振動する突起部分との接触を追い求めて、あられもなく仰(の)け反り返った体勢で佐和子が抜き挿しする電動玩具に「オマ*コ気持ち良い。」を連発しながら夢中で受け腰を使っている。

「澄ました顔してスケベなのねぇ、この雌犬。」

佐和子が良子に抽入した電動玩具から手を放すと、良子が股間に咥(くわ)え込んだラバー製の電動玩具が、頭を潜り込ませたまま濡れ光ながら震えている。

「アアアアア〜ッ」

良子は、その振動に悶絶するような表情を浮かべ、奇声を発しながら腰を振っている。

もう、吉井良子には恥ずかしい何て事を思う余裕も無さそうである。

不思議と言えば不思議だが、面白いものでここまでアッケラカンとして「清々犯られてしまう」と、痛快で輪姦性交の陰湿さは感じないものである。


良子が「一通り終った」と安堵したのもつかの間、その後に控えていたのが御婦人連中のお楽しみの時間で、例のオレンジ色のドレスの婦人を中心にハッスル囃(はや)しをさせられる。

パーティデビューの女性は、トコトン責め上げるのがこの場のルールなのだ。

イザと成ると女性の方が本性は残酷で、女優妻同様に逆らえない生け贄の良子には、当然ながら目一杯淫らでキツイ事をさせ、それを眺めて笑い者にし、溜飲を下げたいのである。

どんな世間知らずの女性でも、初参加のパーティで最初から徹底して恥ずかしい事をさせて晒(さら)し者の生け贄にすれば、初参加者の方も恥ずかしい姿を全て見られて覚悟が決まって型に嵌(はま)る。

以後仲間内でのどんな性行為にも、「今更考えても」と抵抗感は無く成る。

仲間内での性行為に抵抗感が無く成って始めて、仲間としての誓約(うけい)が成立する。

この光景を見れば男共の一方的な癒しの場に見えるかも知れないが、そんな一方的な状況でこの秘密パーティは成立などしない。

勿論、この秘密パーティには女性の合意が前提にある。

ここに集(つど)う女性も大別すると二種類で、暇な専業主婦の精神的埋め合わせと男勝りに忙しい議員や女優の精神的息抜きのいずれかである。

一見それは対極にあるようだが、実は双方が案外一番近くに在る人間の業(カルマ)なのかも知れない。

いずれにしても、一旦他人(ひと)前で業(カルマ)を引き出されてしまえば女性は変わる。

それが狙(ねら)いだから、男も女も儀式(パーティ・デビュー)の女性には手加減なしに恥ずかしめて弄(なぶ)り尽くす。

特にご婦人方は儀式(パーティ・デビュー)の女性には残酷で、男以上に恥ずかしめて思わず曝(さら)け出される性感反応を興味深々で楽しむのだ。

雌豚や雌犬はペット(哀願動物)であるから、飼い主の癒しの為に存在する。

たまには気晴らしに羽目を外す事も必要で、どんな嫌らしい事でも命令ひとつで犯らせる事が出来るペット(哀願動物)を変態的に甚振(いたぶ)るのは脳を刺激する事で、女性の立場でも面白いお楽しみである。

この場合は、女優妻や吉井良子は雌豚や雌犬のペット(哀願動物)であるから、メンバー女性達の癒しの為にも喜んで変態的に甚振(いたぶ)られなければ成らない。



「さぁ良子さんにもハッスル囃(はや)しをさせましようね。キット面白いわ。」

男達が一服すると、御婦人方から声が掛かります。

最初に言い出した声の主は矢張りあのオレンジ色のドレス着ている奥さんで、とうとう私(良子)にも、先程女優の**さんがさせられていた御婦人方のお愉しみ「ハッスル囃(はや)し」の番がやって来ました。

先程見せられていますから、要領は判ります。

御婦人方が持ち出して来たのは、あの長さが三十センチはあろうかと思われる吸盤付きで床や壁などに固定して使用するタイプの妙に生々しいカリ首を持つシリコーン・ディルド (張形)です。

これは上手く出来ていて当人が両側を踏んで床に固定させる床板が在り、そのディルド (張形)を踏みながら跨(また)いで抽入する仕様に成って居る。

一人の御夫人が床板に手で固定した男根型の性玩具(おもちゃ)を私(良子)に両足で左右に踏み跨がせ、腰を降ろさせて抽入させるのです。

「アァ・・・。」

シリコンラバーのカリ首が、私(良子)の肉花弁を巻き込みながら股間を貫きます。

「さあ、中に入れたら皆さんの掛け声で腰を上下させて。」

スクワットの要領で私自身が腰を上下させて男根型の性玩具(おもちゃ)に犯され続ける事を命じるのです。

「さあ、ハッスル、ハッスル」

会場に、このショーの定番曲と成っているらしい小椋佳作曲・梅沢富美男の「夢芝居」の曲が再びバックミュージックで流れ出し、あの見応えのある「あやつりつられる夢舞台」の強制オウンマークスポート(自主弄び)ショーが始まったのです。

膝幅を広げた和式座(わしきすわ)りの私(良子)が、周囲の「ハッスル、ハッスル」の掛け声に合わせてシリコン製のディルドーに挿し貫かれた腰を、歯を食い縛って上下する。

私(良子)が腰を上下する度に、諸出(もろだ)しの二枚の肉花弁も露(あらわ)な女陰器に愛液に濡れたディルドーの陰茎が生々しく幅を変えて見え隠れしている筈です。

やがて歯を食い縛っていた私(良子)の口元が緩(ゆる)み、吐息のような善がり声が漏れ始め、耐え切れなくなって慎みを忘れ大声で歓喜の善がり声をわめくように張り上げていたのです。

「アゥ〜、アゥ〜、アゥ〜、アゥ〜。き、気持ちが良い〜ぃ。オ*ンコ気持ちが良い〜ぃ」


アァ、今私の股間はラバー製の玩具に貫かれて居て、その卑猥な姿を抜き挿しを犯りながら皆さんに披露しています。

私(良子)は、**さん(女優妻)のように股間にラバー製の玩具を咥(くわ)え込まされて、その玩具を咥(くわ)え込んだまま「自分で腰を上下しろ」と命じられ「ハッスル、ハッスル。」と囃し立てられました。

不思議な事に、人間には周囲に囃子(はや)さたり手拍子を叩かれたりされると盛り上がる性質があり、確かにこんな卑猥(ひわい)な情況でも自然にリズムに乗せられて抜き挿しをさせられてしまいます。

先ほど**さん(女優妻)の同じ姿を見せられているとは言え、自分(良子)がその卑猥な姿を披露するのは酷い羞恥を感じます。

それでも、こんな惨めな格好で玩具との性交を披露する私(良子)を、誰も助けようとはしません。

皆さんは、その卑猥な私(良子)の姿を見たいのですから、面白がって非情です。

お披露目の生贄(いけにえ)に供される私(良子)には堪(たま)ったものではないです。

でも、メンバーの女性達にして見れば同性の陵辱(りょうじょく)は密の味で、こう言う晒し者の私(良子)が拒否出来ないシチュエーション(設定された状況)では、面白がって卑猥で残酷な悪戯に熱心なのです。

周囲から大勢で「ハッスル、ハッスル。」と囃(はや)し立てられれば、股間にラバー製の玩具を咥(くわ)得込まされた腰を否応無しに上下し、懸命にその囃(はや)し立てに合わせるしかありません。



良子はハッスルの囃し声に合わせて、ラバー玩具の欲棒を咥(くわ)え込んだ己の女性器を晒(さら)してネチョネチョ、グチョズチョとリアルに腰を上下して奮闘する

ここ(山崎山荘)はそう言う所で、吉井良子も女優妻のハッスル囃子を見本に見せられている。

ラバー玩具のディルド (張形)を股間に咥(くわ)え込んだM字開脚で、ハッスルの掛け声に合わせて愛液に濡れる肉花弁を捩(よじ)らせながら腰を上下させ、ギャラリーに感じ悶えている所を見せて居る。

先程**(女優妻)が見本を見せているので、要領は判る。

それを見せるのが課せられた事だから、良子の腰の上下に連れて、彼女の女性器に嵌(はま)り込んだラバー玩具の欲棒が、生々しく濡れて光ながら見え隠れしている

皆の好奇の目に晒(さら)されながら、ラバー玩具の欲棒を咥(くわ)え込んだ腰を上下させる自慰行為を披露するのである。

その自覚する異常な状態に置かれた羞恥心の興奮が、またもアドレナリンの放出前駆体ドーパミンの脳内放出を促進させる。

「こんな姿をさせられて・・」と思うと、恥ずかしさが込み上げて来る良子だったが、ともかく「注目の視線を浴びながら」と言うのは良子の脳に突き刺さるような刺激を与えて来るのだ。


シリコンラバーの欲棒を咥(くわ)え込んで上下させている私(良子)の股間に、皆さんの視線が集中しているのを感じます。

アァ、シリコンラバー玩具のカリ首が、ニュルリ、ニュルリと私(良子)の内壁を擦(こす)ります。

非日常の異常な状態に置かれた異様な羞恥心の興奮が、私(良子)の脳を刺激します。

「あら、この雌犬・良子、結構気持ち良さそうに腰を使っているじゃない。」

「そうねぇ、この雌犬・良子は案外こう言うのが好きなんじゃない。」

「それ雌犬、もっとハッスル、ハッスル。」

「そうょ、もっとハッスルして楽しみなさいな。」

「ウフ〜ン、ウフ〜ン、ウフ〜ン、ウフ〜ン。」

聞こえよがしに声を掛け、私(良子)の羞恥心を煽(あお)られても、「ハッスル」の掛け声にシリコンの欲棒を咥(くわ)え込んだ腰を止める訳には行きません。

「それ、スケベな雌犬は自分で腰を振る。ハッスル、ハッスル。何処が気持ち良いの?」

「ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜。オッ、オマ*コ気持ち良いー。」

それからは御婦人方全員が、男根型の性玩具(おもちゃ)に貫かれた私(良子)の股間を眺めながら、私(良子)に「ハッスル、ハッスル」と口を揃(そろ)えて囃し(はや)たてます。

まるで祭りの輪の中に居るように、楽しそうに笑いながら囃し(はや)たて、腰を使わせて私(良子)自ら性玩具(おもちゃ)に犯され続けるのを強要します。

「それ、ハッスル、ハッスル」

あぁ、性玩具(おもちゃ)のシリコンラバーのカリ首が、想像以上に内壁を擦(こす)ります。

「アァ、アァ、アァ、アァ、アァ、アッ、アッ、アッ。」

今、私(良子)の股間で濡れて光りながら見え隠れする性玩具(おもちゃ)を、身悶えながら御婦人方に見て頂いています。

あぁ、恥ずかしさに興奮してオーガズムが湧き上がって来ます。

「それ、雌犬、止まっちゃ駄目よ、ハッスル、ハッスル。」

「アアッ、アアッ、アアッ、アアッ、アアッ。」

その「恐怖のハッスル囃(はや)し」に掛けられ、最悪の羞恥心を引き出されるシュチエーションで私(良子)は腰を上下させ続けるのです。

「それ、それ、ハッスル。」

「アアッ、アアッ、アアッ、アアッ、アアッ。」

あぁ、恥かしいけどオマ*コ気持ち良い〜。

「アッ、アァ〜、アァ〜、アッ、アァ〜、アァ〜。」

御婦人方の意地悪い囃(はや)声が、何時(いつ)までも続きます。

「それ、ハッスル、ハッスル、まだまだハッスル。」

確りと貫(つらぬ)かれたシリコン製の欲棒を呑み込んで結合した己の女性器を、私(良子)は自らM字開脚に晒(さら)し、「ハッスル」の囃(はや)し立てる掛け声に合わせて乳房を揺らし、グチョグチョと抽送を続けたのです。



夫も見守る中、性人形と化して「さあ、ハッスル、ハッスル」と掛け声に操られる良子が、自ら腰を上下させて「股間に受け入れたラバー玩具を抜き挿しをする」と言う余りにも卑猥(ひわい)な行為を強いられた。

正直女性は残酷で、同性が辱(はずかし)められメチャメチャに犯られるのを見るのは愉しいし、逆らえない素っ裸の同性に性器具を使って自分達で弄(なぶ)り責めにして虐(いじ)めるのは面白い。

日頃の鬱憤(うっぷん)を、目の前の生贄(いけにえ)にぶつけるのだから破廉恥(はれんち)なほど良く、SMチックに素っ裸の雌犬を弄(なぶ)る事に容赦はしない。

ハッスル囃子が終わったら、今度は手に手に男根型の電動バイブレーターを持ち、良子に両足を宙に浮かせ股を開かせる形で仰向けに寝かせる。

その良子に、女達は手にしたそのバイブを順番に突き入れて抜き挿しし、バイブの刺激で快感に悶(もだ)える良子の性感反応を愉しみながら攻め苛(さいな)む。

「ほらドスケベ雌犬、どうだ気持ち良いか。」

「はぃ。アァ〜、気持ち良いです。アァ〜、アァ〜。」

「当分こうやって皆で可愛がって犯るからね。」

「はぃ喜んで。アァ〜、アァ〜、アァ〜、イク、イク、イク〜。」

「ねぇ、雌犬の足を旦那様に持っていて貰いましょうよ。」

「それが良いわ。吉井警視、奥さんの胸の辺りを跨いで立って、足を片方ずつに左右に開いて足首を持っていて。」

言われた通りに吉井警視が、良子の両足の足首を持って支える。
「これで良いか。」

吉井警視は、脳にドーパミンが噴出す感覚を覚えながら妻の良子に女達がバイブを抜き挿しするのをアシストする形になった。

「えぇ、これで犯り易くなったわ。」

「アァ〜、アァ〜、アァ〜、イク、イク、イク〜。」

良子は女達に抜き挿しされるバイブを愛液で濡らし、ビーンと言う刺激に宙に浮かせた両足を揺(ゆ)らしながら、腰の辺りを退け逸(のけそ)らし足の指を丸めて悶え、満足してお愉しみが終わるまでその快感地獄に耐えている。

それで感じて善がり声を挙げてしまえば、良子はもうその被虐の喜びを否定する事は出来ない。

この修羅場は、吉井良子にとっては初対面のメンバーの中での情け容赦が無い陵辱行為だった。

多数のギャラリーに披露しながら股間に受け入れたラバー玩具を体感しつつ、愛液を滴(したた)らせて「抜き挿しをする」と言うショーを演じる良子の屈辱感が、その異様な羞恥心の被虐的な興奮で、何時(いつ)しか濃厚な快感に変わったのを感じていた。

その、自分の肉体(からだ)の奥底から噴出して来るM(マゾ)性を更に自覚させられていたのである。



ここ(山崎山荘)は、人間の業(カルマ)が創りだしたバーチャルの別世界である。

勿論ここ(山崎山荘)での出来事を、口外する者は居ない。

バーチャルの別世界ならば、ここ(山崎山荘)での出来事は全てここ(山崎山荘)のリアルな幻影である。

この生々しい現実からすると、「在り得ない」と良子が信じていた世間の建前など奇麗事に過ぎなかった。

とても外部には言えない酷い姿で「私(良子)パーティでこんな事を犯られた」とは言えない過激に弄(もてあそ)ばれ、こっ酷く嬲(なぶ)り倒された。

所が、何故かこの場所でのプレィには安心感が付きまとい、この卑猥(ひわい)な陵辱空間が案外自分には居心地が良い事に良子は少し気が着いて居た。

誓約(うけい)の真相はコンプライアンス(要求や命令への服従)である。

そのコンプライアンス(要求や命令への服従)を証明する手段は、吉井良子が「セックス・セッション(乱交)」に参加する事である。

それを承知の上で、良子はここ(山崎山荘)に連れられて来た。

マーキング(烙印や標識を付ける行為)されてしまえば、それが新しい価値観である。

良子が直面している現実は、あの女優妻のようにリアルな幻影として否応無く受け止めなければ成らないのである。

結果的に、京香の予知は的中している。

誓約(うけい)のそもそも論は「対立の解消」にあり、その究極の証明形体が契(ちぎり/性交)に拠るコンプライアンス(要求や命令への服従)の実践である。

吉井良子はこの秘密パーティにマッチング(相性/適合)して、誓約(うけい)のコンプライアンス(要求や命令への服従)を難なく熟(こな)す本性を持ち合わせて居たのだ。

遊びの性交ならエゲツ無いほど中身が濃くなり、最後の所で節度を保てば、後はどんな卑猥(ひわい)な事を手加減や妥協が無い真剣勝負でさせても良いのが此処でお仕置き中の雌犬である。

全裸の良子が、媚を売るように「ウフン」と甘い声を漏らして鼻を鳴らし、肉体(からだ)を弄(もてあそ)ばれながら身悶えてみせる。

肉体(からだ)が悶絶するような性交の快楽に溺れて、良子は人前で性交を犯って居る恥じらいも忘れていた。

こんな卑猥(ひわい)な事が、平気で犯れる自分など以前は全く想像も着かない良子だった。

だが現に今、良子は善がり声を振り絞り、口元から涎(よだれ)を垂れ流し、欲棒を咥え込んだ股間から愛液を滴(したた)らせている。

良子は、目の前で外聞を憚(はばか)るような端無(はしたな)い非日常のセックス・セッション(乱交)を素っ裸で、内心興奮しながら熟(こな)していた。

流れに乗って乱交行為を続けている所を見ると、吉井良子は早くもお披露目パーティでの「コツを掴(つか)んでいる」と言う事である。

今、男達に肉体(からだ)を弄(もてあそ)ばれながら、股間に欲棒がズブリズブリと抜き挿しされる生々しい情況に周囲の視線が注(そそ)がれている事を良子は自覚しながら犯される。

この場では、良子はけして抗(あらが)う事が無い性玩具(おもちゃ)として「何でもさせる」と言う被支配状態が続いていた。

そこがマルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)の良い所だが、人前で「見られながら犯られる」と言う普通では考えられない羞恥の興奮が、エゲツ無いからこそ良子の脳をトロケさせる。

妻・良子の、恍惚(こうこつ)の表情を浮かべ絶え間ない善がり声をあげて腰を使い奮戦する痴態(ちたい)を目撃し、吉井警視はモヤモヤとしたエロス効果に入り込む奇妙な感覚に襲われていた。

この有様を「馬鹿な事を・・・。」と批判するのは簡単であるが、人間の感性は算数ではなく、辻褄が合わない事をするから息抜きが出来る。

非日常の刹那を愉しむ性交など本当は「有り触れた話」なのに、何故か「特別なものだ」と信じたがる狡(ずる)さが人間にあるのかも知れない。


良子にしてみれば、夫の前であれだけマルチSEX(複数性交)の快感に痺(しび)れ、欲棒を咥(くわえ)た腰を浮かせて振ってしまえば、今更格好を付けて「その性交遊びが嫌だった」とは言い難い。

むしろ、思わず向かえ腰クィクィで応じて快感を貪(むさぼ)ったそのマルチSEX(複数性交)は、正直な所「凄く気持ちが良かった」としか良子には言い様がなかった。

しかも大勢の他人が、その快感を貪欲(どんよく)に貪(むさぼ)る良子の、欲棒を咥(くわ)え込んだ生々しい腰使いの様子を目撃しているから、今後はそのメンバーにも今更格好は付けられない。

「山崎先生(代議士)、どうやら内の奴(良子)も務め終えた様ですか?」

「あぁ、無事に済んだようだ。」

「内の奴(良子)、物凄い乱れ様で、想像以上に感じた様です。」

「世間では、あの極楽を一生味わえない女性が多いからな。勿体無い事だよ。」

山崎代議士が、真顔で呟(つぶや)いた。



犯られ終えた良子は五分ほどの休息を与えられ、人目も憚(はば)からず大きく股を開いてのびてしまった。

ここまで犯られれば、恥ずかしいも何も無い。

良子は無意識に、使われ過ぎた場所を冷やしたかったのである。

散々に肉体(からだ)で快感反応した後で、犯られ終わって呆然と抜け殻みたくなった雌犬・良子が、精魂尽きた風情で素っ裸のまま大股開きで床に転がっている。

姦淫ムードの心地良い気分を煽(あお)り、輪姦(まわし)を熟(こな)してあれだけ大勢の男達に犯られ続けイカされ続けたのだから、今はその余韻に浸(ひた)って床にしどけなく転がるこれも仕方が無い。

輪姦(まわ)され終わった後の吉井良子の気分は、盆踊りを夜明かし踊った後のようなけして嫌では無いさわやかな疲労感だった。

露出公開性交で犯られてしまって正直言うと、良子のお披露目はおシャブリも腰使いも上手く犯れて相手を満足させたのだから、内心本人も結構満足が行く出来(デキ)だった。

他人前(ひとまえ)素っ裸で此処まで激しく犯れば上出来(ジョウデキ)で、禁断の露出公開性交だからこそ良子の脳みそは羞恥心で心地良く溶けそうだったが、癖に成りそうな想いも芽生えていた。

考えように拠っては、夫との日常定食セックスと違って、非日常のマルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)、コレクティブセックスプレィ(集団乱交)は豪華フルコースの贅沢セックスだったのである。


良子は禁断の露出公開性交を仕掛けられて羞恥心で溶けそうな想いに耐え、ギャラリーの熱い視線を集めながら次々に男の欲棒を受け入れて性交を繰り返し続けている。

良子の輪姦ショー公演中の脳内は、非日常の羞恥心と興奮で脳内快感麻薬・ベーターエンドロフェンが充満し、半ば快感にラリる状態反応が明らかだった。

欲棒が挿し込まれて生々しく抜き挿しされ、犯られては果て、犯られては果ての激しい輪姦行為の中、良子は極上のオーガズム(絶頂感)を体感し続けていた。



一通り終ると、吉井良子の評価が始まった。

成果がなければ、懲罰を受けるのがこの秘密パーティの決め事だった。

良子は、全裸の麻生康子にリードで曳かれて、尻を高く掲げた四つん這いの格好で審判を待っている。

「康子、良子にお座りをさせろ。」

山崎が命じたので、康子が良子の腰を降ろさせ、M字に開いた股の前に両手を降ろす犬のお座り「待て」のポーズをさせた。

「何んかそれだけで待たすのはつまらんな。」

「それなら雌犬に相応しくこれを入れて待たせましょう。」と佐和子がシリコンラバーのカリ首を持って来て「雌犬腰を上げてこれを下の口で咥(くわ)えなさい。」と命じた。

M字に開いた股間に、シリコンラバーのカリ首を咥(くわ)え込んだ良子のおすわり「待て」のポーズが完成した。

その姿勢を取らされた良子は、役目を終えて事で内心「ホッ」としていた。

妙な事だが、あれだけの陵辱(りょうじょく)を受けながら使命を果たした安堵感が妙にすがすがしい。

「良し、それで愉しそうに笑って待て。」

山崎代議士が愉しそうに笑えと命じるので、良子は慌てて笑顔を創った。

その、股間をラバー玩具のディルド(張形)にズブリと挿し貫抜かれた形で笑顔を振りまく良子の落差が、中々の見物だった。

「どうだ理事長、これで一回りしたようだが、こんなもので君等の良子へのお仕置き嬲(なぶ)りは済ませて良いか?」

山崎代議士が私に同意を振って来たので、「覚悟は立派だが、あの程度で雌犬が失心しては・・・良いとは言い切れないので、いま少し少し回数を設(もう)けて追々仕込みましょう。」と応えた。

「先生(山崎代議士)はどう何んですか、この雌犬・良子?」

「まぁ良いんじゃないか。理事長が言うように暫(しばら)く仕込めば良い雌犬に成りそうだ。」

「そうですね。同感です。」

「そうか、所で、あれ(良子)は思った以上に掘り出し物だったな。」

山崎代議士から漏れた言葉が、私には印象的だった。

「仰(おっしや)る通り、良子は良いのですが、吉井の方はまだ反省して居そうも無いと見えます。」


吉井警視には言ってなかったが、良子の雌犬身分を解く私の判断基準は良子では無く吉井警視の反省する態度である。

彼はまだ、私に今までの非礼を詫びてはいない。

それにしても、正直吉井の反省もそうだが、当分は奴の目の前で良子を嬲(なぶ)るのが彼に対するお仕置きである。

どう計りに掛けても良子をこの程度で赦しては、私としては彼に対するお仕置きが甘過ぎたのだ。

私の経験からすると、ここで性交体験をトコトンさせて前向きに意識改革すれば吉井良子の性意識はもっと豊かになる。

「まだ当分は雌犬をさせて置きましょう。」

「そう言う事なら、良子の処置は仮免許と言う事にするか。何しろ手打ちの当事者・理事長がいま少しの意向だからな。吉井君そう言う事で、理事長の許しがあるまで暫(しば)らく良子は仮免処分だ。」

「仮免処分と言いますと?」

「後一回で雌豚を赦される**(女優妻)より少し重い処分に成るが、当分良子のお仕置きを続けて、進歩があれば理事長が許可を出すと言う事だ。」

「吉井(警視)さん、良かったですね。これで奥さんが暫(しばら)く仮免許の雌犬を頑張れば、完全に此処の仲間です。奥さんは、それで良いですね。」

つまり雌犬・良子の肉体(からだ)は、山崎代議士と政和交歓倶楽部の「ご愛用」と言う事である。

佐和子にそれを念押されたが、この場で良子に異論など言える訳が無い。

輪姦(まわ)され終わった後の良子の気分は、盆踊りやディスコダンスを夜明かし踊った後のような、けして嫌では無い贅沢でさわやかな疲労感だった。

激しい行為の後で、恐らくまだ良子の脳の中には興奮状態で発生されるドーパミンに誘導された脳内麻薬・ホルモンベータ・エンドロフィンの癖に成りそうなトリップの名残が、心地好く残っていたのだ。

「はぃ、そう言う事でしたら・・・喜んで続けますので宜しくお願いします。」

逆らえないのだから、問われる前から応えは決まっていた。


何しろ赤裸々あからさまに迎(むか)え腰まで使って、正直、何本の欲棒に犯されたのかも覚えが無いまま、素っ裸の良子が輪姦(まわし)の洗礼を皆さんに披露した後である。

そして確かに、吉井良子は輪姦(まわ)されて歓喜に震えて善がり声を枯らしていた。

そのズブリと挿し込まれた欲棒で股間を激しく抜き挿しされる度に、良子の二枚の肉花弁が愛液に濡れ光る欲棒に巻き付き捩(よじ)れて生々しく、参加ギャラリーの目に晒(さら)されながら踊っている。

皆の視線の中心に、輪姦(まわし)終わるまで犯られ続けなければ成らない素っ裸の良子が、ヒロインとして居た。

露出癖は、非日常の空間に於いて否定する物ではない。

胸や背中を大きく露出したホーマルドレスにも太腿(ふともも)を露に出したミニスカートにもそんな感性が在る所である。

そしてローライズの臍出(へそだ)し半尻出しの大胆露出フアッションも、言い訳は「流行しているから」だが、そもそもそれに女性が飛び付くのだから流行(はやる)のだ。

同性も見詰める他人前(ひとまえ)で、恥ずかしい性交を犯らされて良子は羞恥心に燃え上がったが、羞恥心も陵辱の極限を突き抜ければ観られる快感に変わる。

その晒(さら)し者としての雌に変わる本能の微妙な機微が判らないと、この陵辱のヒロイン感覚の本質は理解できない。

まぁ、此処までアッケラカンと「他人前(ひとまえ)で犯れる」と言う事は、見られる事にある種の快感を感じて居るからに違いない。

こんな事を犯らせる夫の吉井警視も、それの命令を聞いて他人に犯られて善がる自分(良子)も「色情狂」と言う思いはある。

だがその思いは、これだけ違うエロチックな現実世界が本音として在るとすれば単に建前の社会だけの事ではないだろうか?


吉井警視が、「この女、まだ犯るか?」と思ったが仕方が無い。

派への仲間入りの誓約(うけい)を済ますと、吉井夫婦に取って山崎代議士は身を滅ぼしても従うべき「とてつもない存在」に成っていた。

「判りました。早く理事長の許可が貰えるように、内の奴に勤(つとめ)めさせます。」

「そぅそぅ、君ら夫婦もたまには気晴らしに、バカな事を犯るのも良いではないか。なぁ、吉井君?」

「はぁ、仰(おっしゃ)る通り、たまにはバカな事を犯るのも良いものです。」

吉井警視にとっては、妻・良子の肉体(からだ)がこの輪姦体験で何を感じたのかが問題だった。

「犬も歩けば棒に当たる」と言うが、このパーティ会場で全裸の雌犬が歩けば、多くの他人の欲棒をシャブらされ、犯される運命だった。

「奥さん(良子)は君の事を信頼しているから身を任せている。君を信頼出来なければ、あんな良い顔は出来ないだろう。」

「そう言えば、内の奴(良子)・・・良い顔をしています。」

「だから、こう言う事は一気に犯って奥さん(良子)を慣れさせる事です。慣れてしまえば何ともない。」

吉井良子に要求されるのは、正に、ハードボイルドな世界である。

ハードボイルドを直訳すると「カタユデ」つまり良く火を通した固茹(ゆで)物の事である。

固茹(ゆで)転じて、感傷や恐怖などの感情に流されない、冷酷非情、精神的肉体的に強靭、妥協しないなどの人間の性格を批判を加えない客観的で簡潔な手法の世界である。

息付く暇も無い輪姦(まわし)に喘(あえ)ぐ実に刺激的で扇情的な妻・良子の痴態に吉井警視はショックを受けたが、自ら命じて実現した事で今更後悔しても始まらない。

良子が陥(おちい)ったこうした事態は、吉井警視の男としての私の独占欲と官能欲との身勝手なせめぎ合いだが、行動に移すかどうかは別にして思いの点では男で聖人君子はこの世に誰も居ない。

吉井警視は、妻・良子が陵辱される光景に反応し見事に勃起していた。

つまり性的視覚の鮮烈な相乗効果は、吉井警視には充分な興奮を与えた。

輪姦(まわし)を犯り終えた妻・良子の柔(やわ)らかそうな内太腿(うちふともも)に、確かな証拠として股間から多量の白く濁った愛液の雫(しずく)が生々しくリアルに幾筋もの筋を作って垂れ流れるのを新鮮な気持ちで見た。

彼等は、体内発射も躊躇(ちゅちょ)する事無く無遠慮だった。


「どうじゃ良子、悶絶するほど思い切り感じて良かったじゃろう。正直に言って見ろ。」

「はぃ先生(山崎代議士)、良かったです。」

「女性の三十〜四十歳は熟れ盛りだから、ここで遊んで桃源郷(セックスハィ状態)を味合わなければ、一生その機会を失う所だったぞ。」

「それじゃあ私(良子)、先生(山崎代議士)の今日のお誘いに感謝しないとイケナイですね。」

「感謝はわしだけにするのではないぞ。」

「はぃ先生(山崎代議士)、良子を犯って頂いた皆様にも感謝します。」

「その価値観が判れば、雌犬・良子の仕上がりは良好じゃ。それからな、今日在った事は何も気にしなくて良いぞ。」

「安心して良いのですね。」

「あぁ、此処で在った事は、雌犬が何を犯ろうが此処に居る者の誰も外部には漏らさない。今日も今後もな。」

結局の所、良子が現状を生きる答えは「他人がどう想おうが気にしない事」である。


この誓約(うけい)話が持ち込まれた時、吉井良子は当初抵抗した。

だが、乱交にしても輪姦やSMプレィにしてもそれは未経験故の恐怖で、案ずる依り生むが易しの諺(ことわざ)通り、犯って(体験)しまえば想像とは違って「さほど大した事ではない」と感じる筈である。

それ故に、このお披露目でその多くを粗方(あらかた)犯らせて(体験)しまえば、良子も型に嵌(はま)るのは目に見えている。

人間の気持ちは複雑で、例え性交プレィでも犯る以上は「下手糞」と言われるより「上手(うま)い」と言われる方が女性としての自尊心はまだ傷が付かない。

それで、夫の前で此処までおシャブリも腰使いも上手(うま)く犯っちゃうと、もぅ「変な事を犯(させ)て・・・」と怒って観せても今更に嘘ぽくて始まらない。

まぁ今日の出来事はぶつかり稽古と言うか乱取(らんど)りと言うか、良子に取っては一対多数の輪姦(まわし)性交対戦経験は、このパーティの仕込みが今後の為の稽古充分に成る事だろう。

まだお座りのポーズで仮免許の裁定を受けた雌犬・良子に、山崎代議士から宿題が出た。

「次回は受身ではなく、自分からオネダリする積極的痴女の雌犬に成り切りなさい。」

次回は自ら進んで「痴女のライブショーを犯れ」と言うのだ。

とにかく吉井良子には、当分の間、「雌犬輪姦(めすいぬまわし)」が続く事になる。


女優妻の**も、調教に入ったのは初夏の頃だったから、素っ裸の雌豚の扱いを受ける期間もかれこれ「五ヶ月に及ぶ」と言う。

それを聞くと、吉井良子の素っ裸の雌犬調教も「半年くらいは続くのが相場」と言う事で在る。


遊びの性交は、元を正せば非繁殖目的の「擬似生殖行為(快楽性交)」で在って、他の動物のように繁殖期を持たない年中発情の人間種独特のものである。

そして年中発情の人間種の本能が満足を求めて遊びの性交を要求し、命題が遊びの性交であるからこそあらゆる性癖が発生して次第にエスカレートする。

その「擬似生殖行為(快楽性交)」が脳の活動に組み込まれているからこそ、人類の皆が「性」に興味が在って、「尋常な性交など詰まらぬもの」と言う共通意識が密かに育つのが人間である。

政和交歓倶楽部の仲間は大切にしなければ成らず、勿論お披露目を犯る以上は愉しく遊んで貰わなければ成らず、夫の為にも吉井良子に半端な事はできない。

此処(山崎山荘)は善がり声を抑(おさ)える必要など無い場所だった。

まぁ良子も、他人前(ひとまえ)で晒(さら)し者の素っ裸に剥(む)かれて、不安に頼り無い想いをさせられて居ては、今更格好付けても仕方が無い。

「この先は長い。今日はまだ序の口だ、ジックリ味わいなさい。」

こう言う事は良子の犯る気次第だが、代議士(山崎)の行き成りの長期化宣言だった。

それにしても、一人の女性を躾(しつ)けの為に結束して攻め挙げ、仕上げるには仲間内の連帯感の絆も生まれるものである。

「また遊ばせて犯るから直ぐおいで。」は、飼い主(山崎代議士)からの輪姦プレィのお誘いである。



まだ仮免許の良子は、当分惨めな雌犬だった。

それでも夫の前でここまで犯ってしまえば今更雌犬・良子は引き返せないし、良子にも犯られ損で引き返す積りも無い。

「はぃ喜んで、承知しました。積極的痴女の雌犬に成ります。」

キット女優の**も、「こうして躾(しつけ)られたのだ」と良子は思った。

そしてこの返事は、後から気付いたが良子の肉体(からだ)が山崎代議士の御愛用と成った事を意味していた。

会話している山崎の欲棒は先程から里美に咥(くわ)えられ、吉井警視の方も片山佐和子に咥(くわ)えられて、伝わって来る快感の刺激を楽しみながらの決定だった。

佐和子にシャブられてHモード満杯の吉井警視の脳みそでは、こうした秘密パーティに今後も参加出来る事に舞い上がって、もう良子に何でもさせる気に成っている。

「良子も良いね。そう言う事だからここへ呼ばれたら、暫(しば)らくはその度に、今日の格好で理事長の許可が出るまで皆さんにお仕置きされて回りなさい。」

「はぃ、承知しました。一生懸命勤めます。」

まだシリコンラバーのカリ首を股蔵に咥(くわ)え込んだまま犬のおすわりのポーズをさせさせられている良子は、素直に応えた。


「山崎先生、吉井良子、結構素直にお座りをしましたね。」

「あの女もあれだけ皆で可愛がって犯れば、もう輪姦(まわし)の味を忘れられないじゃろう。」

「確かに充分可愛がって犯りました。」

「この次呼び出した時を見ていろ、あれだけ皆で可愛がって犯れば、あの女も癖に成ると言うものだ。」


山荘の入り口で会った時のどこか不安気な吉井良子と今の良子には、表情に明らかな変化がある。

吉井良子の体験は、口に出しては他人(ひと)には言えな程に辱(はずかし)められ、それこそ初心者には想像も付かない輪姦(まわし)の陵辱だった筈である。

だが不思議な事に、犯られまくって酷い目に合った良子の筈がトコトン格好悪く惨(みじ)めに扱われる被支配の快感を味わってしまう。

すると、奇妙な達成感とオーガズム・ハイの心地良さは、過ぎて見れば「また味わいたい」と脳の記憶が忘れられないだろう事は、妻がそうだった様に私に想像が付く。

吉井良子も小泉順子と同じ理性派の【左脳派人間】で、実はハッキリした自覚は無かったが専業主婦の退屈感で押し潰されるか暴発するかの境目に居た。

その何もかもが吹っ飛んでいる事を、良子は気が付かされていた。

吉井良子の【左脳】は活性化し、被虐の快感に馴染み始めていた。

それに、ここで「嫌」と言った所で山崎代議士に逆らえばどうせ処分が重くなるのは目に見えていた。

理事長の許可が出るまで、当分は良子もパーティの度に尻を高く掲げた四つん這いの格好で、このメンバー相手にシャブって犯られて回る事に成ったが仕方が無い。

夫もこの状況を楽しんでいる以上、自分も犯られて廻る事を楽しむしか無いのだ。

夫の吉井警視に聞いたのだが、パーティから帰宅して暫(しば)らくは「不思議な気持ちだった」と言う。

「お前、あの腰使いじゃ結構乗って連中と犯ってる風に見えたぞ。」

「だって犯っちゃったらもぅ後戻りはできないから、気分良く犯らなきゃ駄目じゃない。あそこで嫌そうな顔しながら犯って何か徳になるの?」

良子は大人の女性で、そこでゴチャゴチャして「その場の雰囲気や相手の気分を壊すのは得策ではない」と考えたらしい。

「そりゃ、そうだが。」

「自分で犯らしといて、私が嬉しそうに犯ったからって言って今更焼き餅何てバカみたい。」

起きてしまった事実に対して精神バランスを取る為に、自分の行為を正当化する心理は誰にでも在る。

実は犯られ終った後の、帰宅してからの妻(良子)の反応が心配だった。

妻の良子は、山崎派の秘密パーティで拠って集(たか)って、それこそグチャグチャに犯された。

所が、あれだけの陵辱を受けながら、その後の良子が暗に相違して私(吉井)を責めもせず、何事も無かったかの様に平然と日常生活をしているからである。


夫の心配は判らなくないが、当の良子の方の反応は違った。

待った無しの勢いで次々にノンストップで輪姦(まわ)されてしまえば、その時は考える暇などない。

輪姦(まわし)パーティに拠って「生身の自分を試される」と言う事は、終わった後に何とも言えない充実感が伴うものである。

それが、絶叫するほどの快感を伴う「アクメ(絶頂)の連続」となると、それは癖になっても仕方が無い。

こう言う事態に巻き込まれて吉井夫婦は、今までの認識が間違っていた事に始めて判らされた。

乱交や輪姦(まわし)などの行為は社会的倫理観で見れば「明らかに不健全」と見られるだろう。

だが、本能を満足させ非日常の時間を作る事が「脳の複雑な発達から癒(いや)す行為」とすれば、そうした非難されるべき乱交や輪姦(まわし)などの行為が、「精神的には健全状態の確保である」と吉井夫婦の認識である。

愛情など無くても内々の性的遊びを共有すれば、奇妙なもので気を許す感情が芽生え、犯ってしまえば仲間意識が強くなる。

仲間と言うからには思考に於いて、仲間内でのコンセンサス(合意/意見の一致)がズレて居ては意味がないのだ。


こう成って見て気が付いたが、心底惚れていれば配偶者が他人と遊びの性交を犯った所で本物の愛情に変わりは無い。

欠点の無い完璧は、実は平凡と然(さ)して変わらないのであるから、生身の人間に完全を求める事は、「愚行」と言える。

味や素っ気は、ユニークな不完全を兼ね備えてこそ出て来るものである。

ある程度の社会性を維持できるなら、ナチュラル(自然体)な性思考に拠る「非日常の時間が在っても良いではないか」と考えるように成っていた。

つまり良子は、まったく違う性感を植えつけられて色情化し、SEXマシーンに変身して居た。

それにしても、夫婦二人で犯る時より良子の悶(もだ)えぷりは激しく、善がり声は大きくしかもハイトーン(高音)だった。

山中にある山荘で、周りは仲間ばかりと認識した安心感で、良子の気持ちが完全に解放されているのかも知れない。


確かにあの激しいパーティ・デビューから家に帰った当初は、二人とも凄く興奮していたから夫婦の間でも激しく燃え上がり、二〜三日は凄い交尾をして居た。

そのベッドの上で、妻(良子)と話し合い「あの非日常の空間」での出来事は、互いに何が有っても「気にしない」と約束もした。

山崎代議士は吉井に「なぁに、奥さんが誰に犯られようが、他人に犯られて居ると思うから気になる。それは夫婦の楽しみの為に大人の性玩具(おもちゃ)に犯らせていると思えば何でも無い。」と言った。

つまりあの山崎山荘のメンバーは、乱倫乱交で互いに刺激し合い興奮し合う事が、若さと夫婦愛を継続する秘訣と割り切って居るのかも知れない。


私(吉井)は、誰に抱かれても愛を忘れないのが本当の夫婦だから「前向きに楽しもう」と妻(良子)に伝えた。

妻は納得した様だったが、今度の事は私(吉井)が妻(良子)を無理やりを追い込んだだけに、妻(良子)の本心は判らない。

時が経って妻の良子にも冷静に考える時間が来る筈で、そこでの反応は恐ろしい。

「大変な思いをさせて済まなかった。」と、思わず口に出した。

所が、それが杞憂(きゆう)で、私(吉井)はホッとした。

「心配為さらなくても良いのです。私(良子)、自分では満足しているのですから。」

いずれにしても良子は、この大人の陵辱遊びが気分をリフレッシュさせるけして嫌では無い時間で有る事に、何と無く気が付いて居た。

妻の良子は案外平然としていて、「大勢に犯られたから」と言って「悲しんでいても意味はない。」と言う。

良子に言わせると、悲しんでも怒っても何の徳も無い事で、むしろ癖に成りそうな気持ちの良い思いをしたのだから、人は前向きに何事にも「良かった」と笑っている方が幸せに成れるのだ。

吉井良子にして見れば、心理的には夫に対するユーティリティ(役に立つ・有効な)精神の発露から受けた陵辱話しだった。

だが犯って見ると相手が多人数で快感の絶頂が続く、それでどうせ犯るなら刹那的な性交は遊びとして愉しめば良い事に気付いたのだ。


秘密パーティに参加した私(良子)は、康子さんから話に聞いて想像していた事より遥かに強烈な扱いで、雌犬として陵辱され続け、今更ながら自分の立場を思い知らされました。

でも、試して納得です。

女の肉体(からだ)って案外丈夫なのですね。

本音の所、大勢の男達に休む間も無く変態の限りを尽くして弄(もてあそ)ばれて、私(良子)の身体がどう成ってしまうのか、理由も無く恐ろしくてそれも心配だったのです。

でも、肉体の方はどんどんプレィに順応して気が付くと思考が解け、犯されている快感を貪(むさぼ)って居るのです。

実は私(良子)、最初のパーティ・デビュー時に息が出来ないくらい嬲(なぶ)り倒されて、「こんなにも、もの凄い性感があったのか」と、肉体(からだ)に植え付けられたその被虐の快感に、密かに飢え始めている頃でした。

だって、何しろ多い時は、私(良子)ひとりの肉体(からだ)に四人も五人も取り付いて、皆さん誰も遠慮無しです。

私(良子)は全く逆らう事を許されず、休む間も無く輪姦(まわ)されメチャメチャに責め立てられて、脳みそが溶けるような快感の連続を味わされました。

泣こうがわめこうがお構いなしで、全く吉井良子と言う人間性を無視した性奴隷の扱いでした。

でも、これは結構ヤバイのです。

正直ここまで人間性を無視されこっ酷く攻め立てられた性行為は、途中から我を忘れるオーガスム・ハイの状態で、性感の気持ち良さが途切れる事無く続きます。

そう成ると(良子)私も、自然に無我夢中の受け腰を使い快感を貪(むさぼ)ります。

純粋に、「思わず感動して涙した」つて、そう言う事ってありませんか?

涙は止まらなかったけれど、悔(くや)しいでも哀しいでもない、只、「こんなに気持ちが良い事が有るのだ」と感動して居ました。

何しろ覚悟を決めて、最後は「自分で選んだ」のですから。

日頃抑えている女の慎みなど、元々この場にはありません。

こう言う事に成って周囲に哀れまれたら私(良子)は惨めに成るだけで、それが嫌なら何を求められてもアグレシブ(攻撃的)に受け止めるしかないのです。

衆人環視の中で陵辱される恥ずかしさの興奮と男達の遠慮の無いアタック(攻撃)の強い刺激に、私(良子)は何度もオーガズムに達します。

始まった輪姦(まわし)は想像以上にハードで、こんな状況に晒(さら)されれば私(良子)も世間並に羞恥心が有りますから、返って周囲の目を私的に思考から遮断して行為に専念します。

相手が次々に代わりましたから最初はしんどかったのですが、犯られている間に快感に引き込まれ、快感が私(良子)の思考を突き抜けて、肉体(からだ)が夢中で受け腰を使っていました。

快感が私(良子)を突き抜けてしまえば理屈では無く、もう周囲の目など気にしない私(良子)がそこに居たのです。

何も刺激の無い人生は詰まらないもので、本音を言うと単調な夫相手のSEXと違い、背徳の香りがするSEXは行為が卑猥(ひわい)で有るほど脳を刺激し、襲いくる快感に悶絶するほどの濃厚な快楽を味合わせてくれました。

「アァ・・・こんなの始めて・・・」

それで私(良子)、このままこの輪姦(まわし)が癖に成りそうです。

色々な坊主頭のカリ首が、私(良子)の意志には関係なく休む間も無く次から次に私(良子)の中に入って来てズボズボと暴れます。

「アァ、私(良子)は輪姦(まわ)されているのだ・・・」

次から次に犯られっ放(ぱ)なしで息が詰まるほど容赦なく極限状態に追い込まれて感度が高まり、肉体(からだ)の方は相手が誰なのかは構いません。

感度が高まれば被虐の快感が、私(良子)の本能に湧き上がり腰が自然に浮き上がって妖しくうごめき、私(良子)が明らかに感じて居るのが判ります。

直ぐ終る夫一人相手と違い、それは濃厚な快感です。

何が良いかって、何度でも言いますが大人数で休む間も無く輪姦(まわさ)れる犯られっ放しですからオーガズムが継続して繰り返し「イク」のですよ。

それは一度体験してしまえば捨て難い快楽感なのです。

輪姦(まわし)に応じるなど「とんでもない事だ」と思っていたのですが、いざ輪姦(まわし)を犯られて見ると、自分の拘(こだわ)りさえ棄てれば別に何でも無い事に気が付きました。

それどころか、刺激的な他人(ひと)前でのノンストップの性交では今まで経験した事が無いアクメ(絶頂)の連続で、肉体(からだ)の方は人目も憚(はばか)らずその刺激に悶えたのです。

何人もの男達が笑いながら次々に私(良子)を犯し、周りに屯(たむろ)するギャラリーも、私の性交反応を愉しんで居ます。

こう言う性プレィ遊戯のお愉しみの場では口答えも、プレィ拒否も興醒めですからプレィの内容は勿論フルカバーを要求されプレィ内容は無制限でNGは無しのボランテイア・セックスなのです。

正にM(マゾ)性のハードボイルドな世界ですから、正直その異常な情況に於ける性交に興奮して快感を貪(むさぼ)る私(良子)は、「もしかして心の奥底でこれ(輪姦/まわし)を望んで居たのかも知れない」と思えて来ます。

山崎代議士には、「夫婦の間柄でも、時々違う景色も見せなければマンネリ化は否めない。」と教わりました。

要は「素直になれば愛される」と言う事で、折角山崎代議士が私(良子)の身体に教えてくれたのです。

確かに夫婦生活には刺激が必要で、私(良子)の違った景色を見せた事で、夫は怒るどころか一層私を目に見えて慈しんでくれる様です。

それで気が付いたのです。

夫婦間で培(つちか)われた愛に関わらない遊びの時間として、誰に抱かれても「愛を忘れない」事が本当の夫婦です。

秘密パーティに出席した男の全ての性玩具(おもちゃ)に成る事が、「理不尽に弄(もてあそ)ばれている」と考えれば、私(良子)は酷い目に合っているのでしょう。

でも、ポジティブに考えれば「女姓の肉体(からだ)として中々味わえない贅沢な時間を過ごしている」とも思えるのです。

だってものは考え様で、この極限状態の被虐の快感を一生味わないで終る女性が大半ですもの。

輪姦(まわし)に引き出されたら、私(良子)の肉体(からだ)は皆さんに自由にお使い頂くルールです

一度輪姦(まわし)が始まって、待った無しの勢いで次々にノンストップで輪姦(まわ)されてしまえば、流れに身を任(まか)すばかりです。

輪姦(まわ)される者には考える暇はなく、私(良子)の頭の中は真っ白に成って理性は吹っ飛び、涎(よだれ)や愛液は垂れ流しでクチャクチャに成ります。

全く意志を封じられ、快感に反応する肉体(からだ)だけの本能の塊に成った肉体を完全支配されて次から次に入れ替わって好き勝手に犯られる被虐感は、意外と脳みそをトロケさせる快感です。

これだけ多くの男に犯される贅沢は、「まずは味わえない事」と、そう思えばその機会を得た私(良子)は幸せなのでしょう。

この快感、山崎先生の仰(おっしゃ)る月に一〜二度の、たまに訪れる非日常の時間だけなら、遊びとして私(良子)は素直に楽しめそうです。

流石(さすが)高学歴の「代議士の集まり」と、上手く出来たものでこれが単独の相手では無く、何しろ「多人数が一度に相手」と言うのがミソで、相手に個別の感情など持つ暇(ひま)は有りません。

暫(しば)らくは雌犬扱いで生け贄の主役を務める事に成りましたが、夫の吉井が公認ですから、「案ずるより産むが易し」で、私(良子)がその気に成れば「楽しめる他人相手の遊びだ」と割り切れます。

こうして輪姦(まわ)されて見ると、康子さんの「柔軟体操をして置け」はナイスアドバイスでした。

もう輪姦(まわ)され始めて犯られ出したら気が付いたのですが、人間の優越心理や対抗心理は凄い物ですね。

まさかそんな心境に成るなんて思いも選らなかったのですが、奇妙な事に出席者男女の注目を浴びると不思議な気持ちに成りました。

例え犯られるにしても「けなされたくは無い。誉められたい。」と言う特殊で微妙な優越心理や対抗心理が私(良子)に働くのです。

そうした方向に思考心理が向くと、私(良子)の比較相手は雌豚中の女優妻ですから負けられません。

対抗上選り上手く犯られて見せて「この女はSEXが下手糞と後ろ指は差されたくない」と思い、必死で腰を使って犯られるのですから女心は不思議です。


どう言う事なのでしょう?

正直あれを経験してしまうと、夫との単独の行為など昼食くらいの簡単なものに思えます。

比べるとSM山荘でのお披露目パーティ・デビューは超豪華フルコースで、一度覚えた贅沢な味は忘れられません。

それでも、輪姦の合間や帰り道など、「フト思い出す」と、その余りにも恥ずかしくあさましい行為に、理性がよみがえって気持ちがブルーに成ります。

勿論、気持ち良いい事ばかりではありません。

ア*ル処女の私(良子)が、いきなり三穴攻めで強引に攻め立てられたのですが、お尻の穴に無理やり入れられた時は焼け痛いような飛び上がる痛さで押し広げられ泣きわめきました。

お尻の穴が「裂けるか」と思ったあの痛さは尋常ではありませんでしたが、口にもオマ*コにも欲棒を入れられて一斉に抜き挿しされるのですから、どうもこうもありません。

その内慣れて来たのかお尻の痛みも薄らいで、それも快感に代わったのですから女の肉体(からだ)も凄い物です。

飲んで面白がって散々犯って、犯り終ったら私(良子)は全裸のまま大股開きに大の字で床に転がされていました。

好き勝手に扱われまたから、私(良子)の感覚では股から使用後の湯気が出て居るような気分だったのですが、興奮と刺激に拠る濃厚な快感を味合わって心地良い疲れだったのです。

「政和交歓倶楽部」に招かれて無差別乱交のヒロインに応じるなど、世間では建前の上で独り善がりで非難するべき事かも知れません。

しかし自分だけ踏み込めもせずに、良い子振って安全な所から批判だけして居るのが世間の彼等です。

そんな世間も、結構影で浮気などしても口を拭(ぬぐ)って知らん顔して居るのですから、私(良子)が股間を貫かれた浅ましい格好で輪姦(まわし)で犯されたからと言って「それがどうした?」と言うのでしょうか。

その内に全裸のまま床に転がされた私(良子)の横で、淫靡なダンスのステップが始まりましたが、あれだけ犯られたのですものもう気力が無くてそのまま寝込んでしまいました。



いずれにしても、警視夫人としてトンガって居た良子にすれば、山崎代議士に仕掛けられた秘密の輪姦遊びはかなりのお仕置きだった。

この秘密の輪姦遊びが終わった当初、良子は「こんな事を犯るのは、もうこりごり」と言う気持ちが強かった。

所がそれはほんの二〜三日で、一週間もすると、あの連続性交の快感が脳の中によみがえってなっかしく、子宮がジンとし、良子は次に秘密の遊びの声が自分に掛かるのを密かに待つように成った。

一度輪姦(まわし)の修羅場を体験して、否定したくても出来ない期待が良子に膨らんで来て肉体(からだ)が疼(うず)いていた。

注意深いだけで、女性だって秘めたる性欲や好奇心は旺盛にある。

世の人々は性交などには興味が無い様に装っているが、まともな性癖の男女なら性交を愉しもうと言う本能が在って当たり前である。

そしてその性交には心地良い気分の姦淫ムードを愉しむだけの関係も新鮮で在り、必ずしも性交に「愛情」が拘(かか)わる訳ではない。

日常の空(むな)しさ埋める様に行為に集中すれば、この瞬間だけは意外と頭が空(から)に成り「無(忘我)の境地」に入れる事に気が付いた。

結局良子は、自分を納得させる理由が在って安心安全の環境が許せば、本音はこう言う事も「犯って見たかった行為」なのかも知れない。

つまり良子の中で、理性と感性で大きな行き違いの葛藤(かっとう)が起きていたのだ。


KIYOUBI(京美)の女達の股下数センチのミニ丈ドレスの下は、言われなくても下着を着けて来るものは居ない。

秘密パーティの山崎派々閥メンバーの女性の肉体(からだ)は派の管理下に在り、求められれば「どうぞお好きに」と応じる性交自由が掟である。

一応吉井良子の処分が仮免許と決まり、次はKIYOUBI(京美)グループと山崎派の合流行事に突入した。

会場脇に用意したテーブルの物で皆勝手に軽く飲食を始め、談笑している。


その内、ダンスが始まった。

KIYOUBI(京美)の女達は、講師を呼んでまで習っていたから、全員がかなり上手に踊れる。

KIYOUBI(京美)の女達は、頃合を見て発した私の指示で股下数センチのミニ丈ドレスを脱ぎ捨てた。

妻の里美も、京香、喜美子、順子、谷垣、安倍、福田はドレスを脱ぎ捨てたが、麻生康子は最初からスッポンポンで、KIYOUBI(京美)の女性陣全員が全裸の壮観で華やかな雰囲気でダンスを踊り、ルンバ 、チャチャチャ 、サンバ 、妖艶なタンゴをこなして行く。

この官能的なダンスに会場は異様な雰囲気が支配し、ムードは高まって行く。

ペアを組んだ相手の男が気に入ればその場で犯して良いルールで、あちらこちらで性交が始まり、次の曲が始まるとペアが代わってダンスが続いた。

ダンスを始めて少しすると、誰とも無く議員婦人達も同じ様にドレスを脱いでいた。

大勢の女性が乳首も露に乳房を振り乱して踊る様は、壮観な景色である。

乱交に入れば、生々しく内太腿(うちふともも)に愛液の雫(しずく)を垂れ流しながら女達が愛液に塗(まみ)れた股間を隠すでもなく次の相手を物色して歩き回っている。

二つの群れが一つに成った。

KIYOUBI(京美)グループの女性メンバーが混じっていては、並みの事では済まない。

本領発揮で、後はハチャメチャな乱交が、翌朝まで続いた。


どんな要求にも拒否が出来ない状態での輪姦(まわし)で、吉井良子は止まる事のない様な連続アクメ(絶頂感)で脳みそが疲れるくらいの官能感を味わい、心地良い肉体(からだの)の虚脱感を味わった。

良子は逆らえないままに陵辱パーティの舞台に立たされ、ズンズンと泡を吹くほど激しく突き入れられ、大勢(おおぜい)に輪姦(まわ)されてしまった。

ここまで曝(さら)け出してしまえば、もう恥ずかしいなどと言う気は薄れて、意識は戻っていたが良子はまだ股を開いた全裸のまま無防備に床に延びて居た。

人生何が有っても不思議は無いのだが、良子は思わぬ事態に遭遇した。

不思議だったが、良子は「犯られ遂(と)げた」と言うエクスタシー後のけだるい満足感に包まれていた。

俗に言うエクスタシーとは、特に性的な快感に浸(ひた)っている恍惚状態であるが、良子が生まれて初めてこのエクスタシーを感受したのは、羞恥心と被虐感に味付けされたお披露目輪姦(まわし)に掛けられての果てし無い連続性交を犯られて居る最中だった。

良子は輪姦(まわし)に掛けられている最中に、フト気を失う様な夫との性交では味わった事がない恍惚状態に落ちて動きが止まり、ファッとした感覚で抜き挿しされるに任せた。

そしてこの時、「これがエクスタシーた」と確信し、エクスタシーに到るには「場所と情況と言う味付けが必要」と痛感したのだ。

嫌悪感は無かった。

むしろ夫相手では得られない凄まじい輪姦(まわし)体験に、心地良い余韻が肉体(からだ)に残っている。

それで気が付くと、意に反して悔しいが、新鮮な驚きと伴に本物の「生きてる実感」が有った。

ここでセックス・セッション(乱交)に違和感を感じるのは、良子が既成概念に囚われているに過ぎないからで、既成概念に囚われないで別の答えを模索する事は、けして悪い事では無いのある。


チュン、チュンと小鳥の鳴き声が聞えている。
数時間に渡る長い陵辱パーティだった。
,br> まだ肉体が興奮しているのか、良子の二つの乳房には硬く勃起した乳首がツンと上を向いている。

股を開いたまま床に横たわる良子の裸身を眺めていた吉井警視が鳴き声に気が着いて窓から外を覗くと、外はもう白み始めていて朝だった。

心の隅に興味が在って、良子は「一度位なら」と想ってこの破廉恥な遊びを受け入れた。

それが正直、こんなに違和感も罪悪感も無く嵌(はま)るとは、良子は犯って見るまでは判らなかった。

何しろ休みたくても休めない状態で輪姦性交が続いて居たので無理も無い事だが、この過酷な陵辱プレィが「終わった」と判った時の良子のホッとした表情が印象的だった。

タップリと弄(いじ)り放題に大勢から愉しそうに責め上がられた良子だったが、その狂宴が終わってみると意外な事に嫌悪感は無く、達成感と疲労感、そして満足感が在った。

既成概念に固執しないで別の答えを模索する事は、けして悪い事では無い。

大事な事が何であるかを突き止めれば、おのずと答えは決まるもので、度々起こる山崎代議士の意志に拠る良子の非日常の時間が始まったのだ。


この吉井良子の「政和交歓倶楽部」へのデビューは、親交のツール(道具)として諸出(もろだ)し諸見(もろみ)せの性交と言う想像を超えるもので、良子は狂気の興奮と快楽で脳が溶けるほどの被虐の服従感を味わった。

コレクティブセックスプレィ(集団乱交)でのヒロイン(主演女優)としてのSM的なビジュアル(視覚的)効果は、男性を興奮させる怪しいビジュアル(視覚感)として、その刹那の性交を愉しむものである。

「政和交歓倶楽部」でのフアーストトライ(初めて試みる)で良子は、基本形のティードアップ(縛り)、ビリンデス(目隠し)、ハンダードラッシュ(鞭叩き)、ハングアウト(吊るし)は全てトライアウト(適性実技試験)される。

それらは辛い想いと思うから辛いのであって、交歓倶楽部としては仲間入りのリマインド(念を押し/確認)なのだから、良子がヒィヒィと涎(よだれ)を垂れ流し愛液を滴(した)たらせ、そのアジェンダ(課題・議題・目標)を熟(こ)なして始めて合格する。

人生の鉄則だが、当ても無しに幸運を待っていても夢を適える事は出来ない。

この「政和交歓倶楽部」からの誘いは、チャンスと言えばチャンスの誘いで、想像だけで「嫌だ」と決め付けて居たが本当の事は犯って見ないと判らない。

犯って見ないと判らない事を、想像だけで「嫌だ」と決め付けて良いものだろうか?

コレクティブセックスプレィ(集団乱交)の場で今更「情けないや恥ずかしい」も無いもので、良子は少し考え方を変えてスピリット(肉体精神)を発揮し、クレバー(賢い)にパホーマンス(肉体を用いた表現形態/遂行能力や性能)を犯るしかない。

  多少無茶でも夢を適える為には割り切って前に進む舞台に登るべきで、ここで立ち止まれば良子の人生が停滞期を迎えるのは必定だった。

それが、常識を遥かに超えた外聞を憚(はばか)るような端無(はしたな)い事であっても、「こうなったら何でもする」と言う気持ちで状況に向き合わなければ、良子は現在を乗り越えられない。


吉井夫婦は、雌犬良子が「取り敢えず仮合格」と言う事で安堵し、帰り際に「本日は有難うございました。今後とも宜しくお願い致します。」と山崎代議士に挨拶した。

吉井夫婦が帰りの挨拶をすると、山崎代議士は余り大した出来事は無かったかの様に「おぅ、お疲れさん。」と、世間染みた軽い言葉が返って来た。

確かに良子は、ボロボロに疲れては居た。

「また先生からお呼びの声が掛かるそうで?宜しくお願い致します。」

「あぁ、良子には精々念入りに愉しませて貰おうか。」と、山崎代議士は上機嫌でそれに応えて吉井夫婦を送り出した。


夕方四時半頃に山崎山荘現地に集合して翌朝の四時半頃まで凡そ十二時間かかって、良子はほとんど肉体(からだ)が空(あく)く事無く犯られ通し、終わった頃には夜が白み始めていた。

それにしても、まさかこんな事が世間の片隅で行なわれているなどとは誰も思うまい。

帰り掛けに「先生(山崎代議士)に気に入られたようで、良かったですね。」と康子が声を掛けて来た。

「そうか、良子を気に入ってくれたか。」

「えぇ、後は先生(山崎代議士)の気が済むまで良子さんが犯られるだけね。」
「・・・・・。」



帰り道は、空(す)いていた。

哀愁漂う秋の夜道を失踪する車に、時折すれ違う対向車のヘッドライトの光がパッと車内に入る。

吉井警視は、帰りの車中で良子の心境を探った。

あれだけの凄まじい経験をさせたのだから、聞かずには居れなかった。

「どうだった。キツかったか?」

「私は大丈夫ですよ。あれくらい何んとも無いわ。」

「お前、思ったより強いのだな。」

「大勢のお相手で、少し疲れましたけどね。」

「そりゃ、疲れたろうな・・・。」

「ですから少し寝たいので、お話は家に帰ってからにして下さい。」

どうやら良子には、立腹も嫌悪感も抱いている様子は無かった。

夫婦で出かけて遊び疲れて帰るいつもの雰囲気と同じだった。

輪姦(まわ)されてヒィヒィ言わされたが、良子にはそのアドレナニンが脳内を決壊させた興奮に拠る脳内麻薬・「ベータ・エンドロフィン」の脳内快感が家に帰ってまで残った。


翌朝目覚めた時、良子は少し昨日の疲れを覚えた。

だが、それは心地良い疲れで、昨夜の忘我の境地に入っていた禁断の性交光景が取り留め無く想い起こされた。




(その後の良子)

蒼い危険な賭け・京香◆
第五十五話(その後の良子)

古風(いにしえふう)に言えば「私の所領」と言う事に成るあの村里も、秋を迎(むか)えている。

戻ると、刈り入れの済んだ水田が干上がり、整然とした土の区画が並んでいる。

もうすっかり冬支度が済んで、日差しは弱く成った。

近頃では四家の当主や老宮司の後釜に宮司代に据えた竹中に村里の運営を任せ、拠点を街中の旧本社に戻して月に二〜三度あの村里に帰る月日を送っている。

私が水揚げ親に成った喜美子の娘・晴美は、高校三年に成って大学進学の準備をしている。

高校までは村里から専用のマイクロ通学バスを出していたが、大学は母親の喜美子の送り迎(むか)えで通学するらしい。

私が里に戻ると相変わらず私の寝床に潜り込んで来る晴美は、「お館様の水揚げ子」と特別な扱いで、京香の後釜として巫女修行をしている。

あの神楽舞を、今年から晴美が舞い始めた。



最初のお披露目を為し終えた吉井良子には、まるでその事が無かった様な平凡な日常生活が待っていた。

日常接する相手は、良子があんな破廉恥な事を犯ったなど誰も想像すらしては居無い。

しかしあの日確かに、良子はあの壮絶な性交体験のヒロインだった。

吉井良子は、素っ裸の肉体を駆使して誠心誠意勤め、見事にお披露目の輪姦(まわし)を犯って退(の)けた。

その良子が男達相手に淫らに奮戦する様を吉井警視は、見応えがあるポルノシーンを見るように怪しい気分を感じながら異様な目つきで黙って見ていた。

何しろ生の陵辱劇の主演が愛する妻で、男に採ってこれ以上のファンタジック(非常にすばらしい光景)はそう多くはない。

奇妙な感覚だったが、確かに妻・良子の肉体に容赦ない欲棒の訪問が果てし無く続くのを見て、興奮を隠せない自分(吉井警視)がそこに居た事に気が付いたのだ。


正直帰宅後の吉井警視は、次にあの遊びの輪姦(まわし)プレィにまた誘われたら、「直ぐに応じるだろう」と想った。

シュール(非日常的)に刺激的過ぎて、そのワクワクの誘惑を拒む自信など吉井警視には微塵も無かったのだ。

吉井警視の脳裏には、全裸目の前で男達に次々と輪姦(まわさ)れて善がり悶えながら腰を使う良子の、脳みそを突き抜ける衝撃的なあの時の性交姿が浮かんでいた。

大股に開いて露出された吉井良子の股座(またぐら)に男達の欲棒が生々しくズブリと挿し込まれ、クィクィと腰を入れて攻め立てられて居る。

性感に顔を歪(ゆが)ませてヒィヒィ漏らす良子の喘(あえ)ぎ声と、リズムを合わせて抜き挿しされる陰茎が吉井警視の目に観え隠れして居る。

吉井警視はその特上な情景を思い出すと、不思議なめくるめく性衝動と共に、嫌悪感よりも「これは堪(たま)らない強烈で上等な非日常の、癖に成る刺激だ」と想った。

その後「政和交歓倶楽部」の会合には何時(いつ)も突然一方的に命じられるが、良子は躊躇(ためら)いも見せずにパンティを脱いで犯られに出かける。

まぁ人間は、経験しながら成長するもので、あれだけ善がって観せた上に、おおぴらに腰をクィクィと使って犯ったのだから、今更「恥ずかしい」も無いもので、命令に抵抗などは出来ない。


吉井良子は、直面する課題を突き付けられて、性生活や性倫理に対するイノベーション(新機軸/変革する・刷新する)を必要としていた。

どうせ男達の性玩具(オモチャ)として、他人前(ひとまえ)で輪姦(まわし)を犯られて観せる痴女に調教されのだ。

相手が何人だろうとも愛液を太腿(ふともも)に滴(したた)らせて心地良い腰使いで、アクティブ(前向き・攻撃的)に向かえ討って観せる意地が良子に在った。

それもこれも大袈裟(おおげさ)に考えず、上辺(うわべ)の縛りから自分の心をアクティブ(前向き・攻撃的)に開放すれば大した事では無い。

お披露目への誘いには、吉井警視が為した事への「みせしめ」として吉井夫婦に無い赤っ恥(酷い恥)をかかせ、以後良子を使い心地が良い痴女に容赦無く調教する目的が在る。

そして倶楽部の輪姦(まわし)に良子が応じる事が、「夫の手助(てだす)けになる」と言う妻としての覚悟と、「夫の為」と言う大儀名分が在った。

情を伴わないソーシャルセックス(公開・社交的な性交)プレイでは、女は男の高性能娼婦性玩具(オモチャ)であり、男は女をイカセル為の単なる男根型の高性能性玩具(オモチャ)である。

良子は、落ち着いた大人の女性として現実と向き合い、ソーシャルセックス(公開・社交的な性交)プレイを観せて愉しませる痴女に調教される事を受け入れた。

いずれにしても夫の出世の為に、どうせ輪姦(まわし)に付き合う事が避けられないのなら、「自分は根性入れて、ガムシャラに頑張るしかない」と割り切った。

良子の性交が確実に男達に評価されるのは間違いなく、夫の面子も掛かって来るから、好感度を上げる為に懸命に性奉仕する。

勿論夫の前で、何人もの他人に弄(もてあそ)ばれるのだから、内心羞恥心や抵抗感と言った奇妙な感情はあるが、今は性奉仕の評価に重点を置く。

多少強制気味に仕掛けられて犯る性交プレイならば、常識的には「終わった時点で悔いが在って成らない」と言う良子の想いは理解し難いかも知れない。

だが正直な心境として良子には、犯った相手から「詰まらないプレイの女と言う評価はされたくない」と言う意地が在った。

受け入れた以上、どうせ犯られるなら相手に愉しんでもらえる様に誇り高く誠実に性奉仕して、「使える女」と評価されなければ、この遊びの性交プレィで良子が面白がって遊ばれる意味が無いのだ。

良子は、勇気を試される誇り高い生贄(いけにえ)として素っ裸にヒン剥(む)かれ、男達の欲棒に積極的に身を委(ゆだ)ねるのだ。

こう言う状況では、素っ裸にヒン剥(む)く事が現実に向き合わせるセオリー(理論)で、なまじパンティ一枚でも身に着けていると要らぬ羞恥心や抵抗感が湧く。

良子本人が立場を自覚するには、早々に素っ裸にヒン剥(む)いてソーシャルセックス(公開・社交的な性交)の場に馴染ませる事である。

それで大勢のギャラリーに囲まれて容赦なく全裸を晒(さら)させる事から、「使える女」と評価され痴女に調教される為の一歩が始まる。

今、素っ裸の良子の乳首が立った乳房は胸元で躍り、股間にはモワ〜ンと生え茂るアマ藻が白い肌とは対照的に黒々と恥ずかし気に見えている。

これからこの良子の柔らかそうな裸体は、御使用方法自由の性玩具(おもちゃ)として、問答無用に弄(もてあそ)ばれる事になる運命だった。

勿論この妖艶淫靡(ようえんいんび)な状況下では、誰もの脳がエロスで一杯に成り、遊びの性交プレィに常識の制止は利かない。

集(つど)った男女は、皆一様に怪しく目を光らせながら良子の姿態を、エロチックな期待と共に観ていた。


吉井警視の目前で、細君の吉井良子を素っ裸にヒン剥(む)いて、面白がって執拗(しつよう)に攻め立てる陵辱(りょうじょく)プレイが始まった。

倶楽部メンバーの男達は観せて愉しませる事を心得ているから、良子は犯られている間、自然と結合部分丸観えの観せる性交ポーズ(姿勢/姿態)を執らされる。

執拗(しつよう)にヘビーローテーション(はげしい交替)で攻め立てる男達の、一方的な「おまかせセックス」に良子が身を委(ゆだ)ねる事が、この場のプレイルールである。

吉井警視の目前で、モロ挿しにズブリと貫(つらぬ)かれた男達の欲棒に、良子の下腹部が執拗(しつよう)にかき回されている姿を、吉井は黙って観ている事になる。


現実と向き合い単純に表現すれば、これは好奇心や性欲を満たす「娯楽」である。

対象とする女性がセクシー派だろうが清純派だろうが、好みの違いこそあれ「好きに犯れる」と言う究極の所ではワクワクする性の対象で有る事に違いは無い。

男達の一方的な「おまかせセックス」に、良子が無条件で身を委(ゆだ)ねる政和交歓倶楽部がこの場のルールである。

良子が欲棒をシャブらされたり抽入されたりも観物だが、ギャラリーが期待しているのは、良子が感じさせられて曝(さら)け出される雌(メス)の乱れである。

まぁ早い話し、この理不尽なお披露目が政和交歓倶楽部のメンバーに成る為の、ワクワクのレッスン(授業・稽古・練習)トライアル(試み)と言う事である。


あの素っ裸四つん這い姿のデモンストレーション(示威行為)は絶対服従を象徴し、相手を次々に代えるマルチSEX(複数性交)の性交行為は、吉井良子に取って世間の常識など通じない衝撃と動揺だった。

そればかりか、マルチタスクSEX(同時実行性交)と言う刺激的なシチュエーション(状態/情況)の演出に、お披露目儀式の中盤から良子にはハラハラドキドキの破廉恥な期待感を抱くディープ(深く嵌り込む様)な被虐の快感と言う性交感覚が育っていた。


山崎派の仲間内パーティでは、繰り返し指名して新参者の女性に「誓約(うけい)の重点教育(性的マーキング)」を施(ほどこ)す事は合意事項である。

仲間内のお披露パーティで、オープン状態での輪姦(まわし)の陵辱を繰り返せば、慣れが生じて「仲間内ではそれが普通の事」と言う感覚になり仲間内の性交には抵抗感が無くなる効果がある。

輪姦(まわし)の重点教育(性的マーキング)を施(ほどこ)される女性も、多人数相手の性交を犯れば癖になるほどの快感を得るのは人間の肉体(からだ)に備わった神からの授かりものである。

当然、仲間内での性交を繰り返せば他人感覚が無くなって「親身」と言う身内感覚になり、結束の絆は強固なものになる。

吉井良子は、とにかく山崎派の歓迎輪姦儀式(お披露目のパーティ・デビュー)は何とか切り抜けて、誓約(うけい)の性交がどんなものかは身を持って経験した。

事、誓約(うけい)の性交に於いては、その性格上何を犯られようが犯らされようが、いかなる性行為に於いても女性に否応(いやおう)の人権は無い。

つまり山崎派の仲間内では、女性は甘んじて犯られっ放しがルールである。

しかし「犯られっ放しで犯られたから」と言って、それが何だと言うのだろうか?

元々人類も、自然の本能に導かれて「食欲と性欲」が主たる生活の目的で何んの不思議も無い。

人間の心とは即(すなわ)ち「自己意識」の事で、言わば如何なる性交形態も「不純・不道徳かどうか」は、一に本人がそう思うかどうかの問題である。

多くの経験と教訓が証明しているが、捨てる事は拾う事である。

性行為を「特別な事」と捉えないで「遊びの一環」と捉えれば、パートナーに対する嫉妬や独占欲、薄っぺらなプライド意識を捨てて人間が勝手に構築した性交に対する奇妙な倫理観から開放されれば、スッキリと夫婦間のエゴを全て超越した開放感が拾えるのである。

山崎派の輪姦(まわし)を経験して良子は判ったのだが、経験する前の貞操観念はいったいなんだったのだろう?

誰だって自分が可愛いから、他人(ひと)の愉快の為に性交を犯られて不愉快な思いをするのは御免(ごめん)である。

しかしそれは現代に蔓延している個人主義のネガティブな気分の考え方で、もしかしたら思い込みに過ぎないのだ。

要は考え方の問題で、その同じ個人主義の発想の方向を変えて「自分の為になる」と言うポジティブな不愉快なら、自分が可愛いからこそ性交を犯られても納得が出来る。


こっ酷(ぴど)く輪姦(まわ)された妻の良子が、帰宅後落ち込むかと想っていたが結果は逆で、これなら「面白く成って来た」と言うのが偽(いつわ)らない吉井警視の感想だった。

人間の性はデリケート(繊細)なラビリンス(迷宮)で、正直、他の動物の様にその本性は簡単に解けるものではない。

確かに良子は、誰とも良く知らない男達を相手に次々とチ*ポをシャブらされ、次々犯されて「娼婦に成った気分」に異様な興奮をし、気持ち良さそうに受け腰を使って抜き挿しに応じ、善がる姿を曝(さら)け出して居た。


あそこまで犯ってしまえば、終わった後は存外に清々(すがすが)しい気分に成れるもので、吉井良子の方も予測した後悔の念など吹き飛んでいた。

まぁ、良子のぶつかり稽古と言うか乱取(らんど)りと言うか、一対多数の輪姦(まわし)性交対戦経験は、一度のお披露目輪姦(まわし)で稽古充分だった事に成る。

一度輪姦(まわし)を経験してしまえばその強烈な快感体験に、次からは肉体(からだ)が狂惜(くるお)しい位その強烈な快感を愛欲(いとほし)くなる。

そうなれば、その現実を良子は認めざるを得ない。

良子は判った様な気に成って「山崎派の女性達は、その本音で山崎山荘に集(つど)って居るのだ。」と納得した。

自尊心を棄ててしまえば、貞操観念などそれほど拘(こだわ)るべきものでは無かったような気がする。

思い切って一歩踏み出せば人生が変わるのだから、どうせ度胸を決めて踏み出すなら「大胆に中央突破」がもっとも効果的で気持ちが良い。

良子は、もう引き返せない所までドップリ浸(つ)かってしまった卑猥(ひわい)な人生を送る事に成ったのだから、どうせなら開き直って大胆に血湧き肉踊る遊びを夫婦で犯れば良い。


人の人生、引き返してやり直す事は出来ても犯った事実は誰も引き返せない。
それでも犯った事を後悔するようでは生きて居る資格は無い。

過去を後悔して生きるより大事なのは前を見る事で、人は息を引き取る直前まで前向きに生きるべきである。

人間は思考する生き物だから、自分の行為行動を正当化しなければ生きては行けない心境に成る。

そして何よりも、大勢に輪姦(まわし)で犯られた吉井良子が夫相手では到底得られない非日常の快感を知ってしまった筈で、禁断の果実をかじってしまったのだから、本心その「非日常の快感」を、良子には棄てられないだろう。

良子も、犯ってしまった事には後戻りが出来ないから自分を納得させる理屈を考える。

そこで自分を納得させる理屈が構築されればそれが否定できない新しい思考基準だから、結局良子はどんなに破廉恥な行為行動でも犯れるようになる。


吉井警視には冷や汗ものだったが、山崎派入りの第一関門は妻の良子の奮戦でどうやら無事に通過したようだ。

否応なく山崎派のグループに組み込まれた吉井夫婦の新しい環境は始まったばかりだった。

事の軽重はともかく、誰にでも秘密にしたい事はある。

誰にでも在るのが秘密なら、それが夫に対する秘密よりは世間に対する秘密の方が罪が軽い。

つまり気晴らしの遊びは、夫婦揃って遊ぶに越した事は無い。

第一生き物なら普通にする性行為を、何か「特別の事」としてしまったのはいったい誰だろうか?


優しい事が相手にバレルのを嫌がるが、山崎代議士の本性は実は優しくて面倒見が良い。

非日常の遊びだからSMプレィ中の女性には優しくは無いが、プレィが終ればコロッと優しくなる。

当たり前の事だが、代議士グループを率いるだけあって人間的魅力は持っていて、必要とあらばトコトン優しくなれるくらいでないと他人(ひと)は付いて来ない。

そうした意味で山崎代議士は、多いに頼りに成る人物だった。

しかし吉井警視は、今回の事で妻の良子が侮(あなど)れない中々の女性である事を改めて知った。

「見ず知らずの男達に輪姦(まわ)される」などと要求されても、並みの女なら自らの「嫌」と言う価値観だけで全てをぶち壊しにする所だったが、そうは考えずに柔軟に「認識」を変えれば、全く違う答えが出る。

こう言う事の性に対する考え方は、一言で言ってしまえば各々の「認識の違い」である。

そこを考えて「認識」を変え、見事犯り応せた自分(吉井)の想像以上に利巧な妻・良子が居た。

夫婦でここまで来てしまったが、足を踏み入れた以上今更引き返せない。

吉井警視とすれば、妻の良子は輪姦(まわし)で陵辱されていたが、自分も選り取り見取りで女が抱けた。

それ故場の雰囲気に飲まれて、自らの快楽に吉井警視は酔い痴れていた。

「ここはそう言う遠慮の無い所だ。」と納得させた。

男と生まれた本音からすれば、楽しく無い訳がない。

それでも垣間見た妻・良子に対するパーティ・デビューの陵辱の過激さには、吉井も目を剥(む)いた。

あれだけ次から次と輪姦(まわ)されては、その夫吉井警視の複雑な心境は嫉妬とも違う「奇妙なものの筈だ」と、経験した私は感じていた。

そしてあえて言えば、「妻の肉体(からだ)を壊されないか」と心配した筈である。

輪姦(まわし)が始まり吉井警視の目の前で、男達の欲棒が次々と妻・良子の股間に嵌(はま)り込んで黒褐色の陰茎が肉花弁を捩(よじ)りながら抜き挿しされ、愛液に濡れ光って生々しく見え隠れしている。

不思議な反応ではあったが、吉井警視にした所で、最初こそ愛妻の良子が他人に輪姦(まわ)される姿を見て驚愕(きょうがく)したが、その自分が欲棒を勃起させているのに気付いて妻のそんな姿を見る事が「まんざらでは無い事」と思える自分を知った。

何しろ目の前で妻が、「他人に輪姦(まわ)される」と言う事は、夫に取って被虐感と加虐感を同時に味わえる特別な事で、胸キュンの興奮も尋常(じんじょう)ではない。

益してや輪姦(まわ)される愛妻・良子が、突き抜けて心地良さそうに受け腰を使っているのを見ると、輪姦(まわ)している連中を「自分が妻に使う電動バイブか何か」と思えば、拘(こだわ)る事など無い事に思えて来た。

電動玩具責めや器具責めプレィ、複数プレィ、同時三穴3Pプレィ、拘束SMプレィ、露出プレィ、輪姦プレィ、果てはSM輪姦プレィと何でもござれでメンバーに次々と弄(もてあそ)ばれた。

何しろ多い時は、良子ひとりの肉体(からだ)に四人も五人も取り付いて、全く逆らう事を許さず休む間も無く次々に輪姦(まわし)て、グチャグチャに変態の限りを尽くして嬲(なぶ)っているのだ。

前もってそう言われて連れて来たのだから、輪姦(まわし)で犯られる事を承知はしていたのだが、それにしても何でも有りの想像を絶する凄い輪姦(まわし)が妻の肉体(からだ)に長々と続いた。

それでも、キャリア官僚務めの吉井警視には、妻を甚振(いたぶ)る代議士達の気分は察しがついた。

彼らは、癒(いや)されたいのだ。

この閉塞感の現代社会に於いて、ストレスを解消するには楽しいSEXプレィが一番安全で効果がある。

職業柄そのストレスを暴力などで解消しようとするから事件になる事は、吉井警視が「嫌」と言うほど見て来た。

そうした意味で政治家のストレスは生半可ではないから、こうした秘密パーティで発散するの理解出来るし、ストレスが生半可でなければそれを癒すプレィも生半可でない筈で、予め想像はしていた。

それでも、目の前で行なわれた妻・良子の陵辱劇は「良くリクエストについて行った」と、良子を誉めてやりたいほど並外れて過激だった。

世間並な話であれば、性行為はタブーに扱うのが妥当かも知れない。

しかし考えて見れば、おシャブリもア*ルセックスも、露出プレィやSMプレィも人間が遊びで犯る性行為であるから、倫理観はともかく基本的には生理的に完璧な可能の範囲内で犯る事で、そう無茶なプレィをする訳が無い。

そのプレィを大げさにタブーと考えさせるのは植えつけられた建前の倫理観で、内緒で為されている事例は多いのだから言わば当事者の気分の問題である。

面白い事に、その日確かに良子はセックス・ジェンダー(生物学的性意識差)をも凌駕(りょうが)するM(マゾ)気質を開花させたのかも知れない。


確かに妻・良子を犯る連中にすれば、性感の快楽を貪(むさぼ)るには、「代議士先生だ名士だ」と気取っては居られない。

生身の人間を剥(む)き出しにして始めて目的が達せられる。

妻の良子にしても犯る以上は、何を犯られるにしてもどうせの事なら楽しみながらプレィするに越した事はない。

まず、初体験の良子に輪姦(まわ)される良さを判らせるには、考える余裕を与えない内に感じさせてしまうに限る。

輪姦(まわ)されるのは始めての体験だから、恥じらいを原動力に興奮を感受し、涎(よだれ)も愛液も垂れ流して善がり声を張り上げて・・・始めて我を忘れる桃源郷に入れるのである。

男達は、腰を入れて挑(いどむ)む様に良子に突き入れて来る。

無遠慮に、絶える事無く股間に欲棒を抜き挿しされるのだから良子も堪(たま)ったものではない。

良子の肉体(からだ)は快感刺激を受け続け、嫌でも性感は高まりを見せて行く。

「ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜。オッ、オマ*コ気持ち良いー。」

良子は生ライブ(生実況風景)のセックス・ヒロインとして、仮面の下の素顔を暴(あば)き出されるように荒い呼吸をしながら壮絶に攻めたてられている。

しかしこれはあくまでも良子には非日常の時間で、それが普通だが日常の生活は平凡でこんなスリリングな遊びの時間など無い。

勿論そんな卑猥な時間を良子が過ごしているなど、日常生活は到って普通だから世間は知りもしない。

つまりこれは、良子の身に時たまに訪れる遊びの時間で、何も大袈裟(おおげさ)に考える必要は無いのだ。


それは複雑な浮世を離れてジックリ観たい場面が見られる瞬間であり、ジックリ犯りたい場面でもある心地良い瞬間がそこに在った。

世の中は天秤棒で、何か棄てなければ何かは得られず、全てを得ようとすると何も得られない。

切り替えは大事で、世間では際(きわ)どい事かも知れないが、本能に反する上辺だけを繕(つくろ)っても年中淑女では生き詰まってしまう。


本能がある限り、潜在的な淫乱性は女性の誰にでもある。

妻の良子は、涎(よだれ)や愛液を垂れ流しながら、欲棒を咥(くわ)え込んだ口をチュパチュパと使い、聖域を貫(つらぬ)かれた欲棒には受け腰をクィクィと使い、襲いくる興奮と刺激の快感に悶絶しながら応戦している。

勢いとは凄いもので、妻の良子はさして疑問を挟む間もな無く唯々快感に襲われて、ガクンガクンと上半身を跳ね上げ、善がり声の雌たけびを上げながらその襲い来る刺激の快感に浸(ひた)っていた。

本音の所吉井警視は、妻・良子が想像以上に善戦するその予期せぬ反応に「あんな真似は絶対に出来ない」と思って居たから、夫のとして内心驚いていた。

それにしても、イザと成ると女は強い。

妻(良子)はあの卑猥なパーティ・デビューの生け贄を、立派に犯り果(おお)せて、意外にも平然としている。

そして「仮免処分」が決まり、当分雌犬の扱いが続く事も、直ぐに覚悟したようだった。

吉井警視が考えて見れば、人生を楽しむ事もそんなに悪い事ではない。

生きて行くには楽しい夢を見る事も必要で、その切欠が山崎山荘の非日常の時間が始まる時だった。

それは誰だって、定食ばかりでは飽きが来るのは人間の業(ごう)の道理である。

無いものねだりかも知れないが人間の心理など微妙なもので、誓約(うけい)の性交は情を前提としないから、情の絡(から)む夫婦間の繊細な行為には無い大胆な荒々しさに、「犯られる」と言う新鮮な感動がある。

人間贅沢なもので、「無いものねだり」と言うか、劇的に波乱な人生ならその苦労を嘆き、平穏無事でも退屈に成る。

だから自分では飛べないくせに、平凡な日々にウンザリしている主婦が大半である。

そう成ると適度に刺激が有る生活が必要で、降って湧いた刺激的な出来事に心弾ませる事も有るのだ。

往々にして、否定されたものの中にこそ真実が有る。

世間では乱倫を大げさに考えるが、実はさして大それた話しではなく、乱倫をする事についても嫌も応もすべからく本人の感情だから、単純に互いの合意さえあればグループSEXは成立する。

神が生殖行為を含まない擬似生殖行為を「生き行く為の糧」と認めたのであれば、世間の奇麗事は欺瞞(ぎまん)偽善であり、山崎派の秘密パーティこそが曝(さら)け出された人間の真実かも知れない。

例え大事にしていた事でも、人間(ひと)は忘れながら今を生きようとする。

確かに、人生忘れた方が生き易い事が沢山ある。

これで確実に、吉井良子の貞操観念は一気に破壊された様だった。



パーティが終って自宅に辿り付いた時も、私達(吉井)夫婦はまだ興奮を引きずっていた。

特に妻(良子)は興奮が覚めやらず、クタクタの筈なのに夫との性交を求めて来た。

疲れて帰って来たのに不思議なのだが、非日常の興奮は持続していて家に帰ってからもあの輪姦(まわし)の強烈な快感の余韻に浸って夫婦で性交し、愛を確かめ合うのがこう言うイベント出席後の一般的な夫婦である。

妻(良子)は、ドレスを金繰り棄てて私(吉井)を押し倒し、スラックスのベルトを緩めて来る。

妻(良子)の意志を察した私(吉井)が、下着ごとスラックスを脱ぎ捨てると、こぼれ出た欲棒をもどかし気に咥(くわ)えて元気付かせ、上に跨って自らジョイント(接合)を試み、それを果たすと「ユックリ感じさせて」と言った。

そして私(吉井)は抽送を続けながら、妻(良子)と夫婦の会話をした。

「今日は済まなかった。お前には無理な事をさせてしまった。助かったよ。」

「良いのですよ。犯ると決断したのは私(良子)ですから、それに私(良子)、あの時考えていたのです。」

「エッ、あのパーティの最中にお前何か考えて居たのか?」

「えぇ私(良子)あの人達を、ほら何時(いつも)も使っていたあなたのバイブと同じで、私(良子)をイカせる為にあなたの用意した大人の玩具(おもちゃ)だと思えば良いと・・・」

「なるほど、情が絡まなければ玩具(おもちゃ)も同じと言う訳か・・・」

「えぇ、だから良いのです。自分でも満足しているのですから。」

「それにしてもお前(良子)、随分激しく善がっていたな。結構愉しんでる風に見えたぞ。」

「何よ、山崎先生に内の(良子)を勝手に犯って下さいと言ったのは誰なのょ?オマ*コ丸出しにさせられて脚を閉じるなと命令されたのよ。どうせ断れないなら、私(良子)は犯られるのを愉しむしかないでしょ。」

「そりゃあそうだが・・・。」

山崎山荘は、当たり前のように有無を言わさず誰でも欲棒をシャブらせ、夫にも許した事の無いア*ルも当然のように犯られてしまう所だ。

面白(おもしろ)がって素っ裸四つん這いの雌犬にし、寄って集(たか)って犯し弄(もてあそ)ぶのだから、半ば集団レイプに合う様なものだが、他に選択肢がないなら無駄な抵抗をするよりも受け入れた方が得策である。

「あなた(吉井警視)も焼いて居ないで、私に遠慮せず他の方(他の女性)とお愉しみになったら良いのよ。そうしたらお互い様だから。」

「そうだな、そうさせて貰うよ。」

それにしても妻の良子は、これまでに見た事が無い様な性感反応を見せ、大声で善がりながら気持ち良さそうに受け腰を使っていた。

「それにしてもお前(良子)、輪姦(まわ)されている最中は凄かったな。」

「またその話し?だって、犯られる姿が哀れに見えたら返って惨めなだけですもの。」

「それでアグレシブ(攻撃的)に犯ったのか。」

「イケナカッタかしら・・・」

「いいや、初めてにしては上出来と皆誉めていたよ。」

「それならあなたの面子は保てたでしょう。」

「あぁ、おかげで助かったよ。」

「私達、今まで通りの気持ちでは夫婦がやれませんね。」

他人に預けられてのSM調教やマルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)などの行為は、被虐感タップリで刺激的な行為である。

脳が欲しがる人間の感性なんてそんなもので、人間の遣る事だから一見奔放(ほんぽう)のようでもデタラメは難しく、油断すると秩序立ってしまう。

つまり吉井良子は、新しい性交快感をそれなりに肉体的に納得し、それにもっともらしい理由を構築して遊びの性交ウエルカムの現状を見事に肯定してしまった。

あのイベントで大勢に輪姦(まわ)された良子は、咽返(むせかえ)るような精液の香りに包まれたが、どうやらそれも癖になる香りだったらしく、慣れるとそれもまた香(かぐわ)しき癖になる香りだった。

香りの記憶と言うものは他の五感との組み合わせで成り立つから、その香りが自分に何をもたらせるのかを予測させる。

家に帰って落ち着いて見ると、えらい目に合わされたのにその香りが極限の快感の記憶として懐かしく、正直良子は、また山崎代議士からお呼びが掛かるのを心待ちにするように成った。

これは素直に、生き方を変えた決心を夫の吉井に伝えなければならない。

「まぁものは考え様だ。変な固定観念を振り払えば、お互いに遊びのSEXを楽しめると言う事だ。」

「そうですね。もう踏み込んでしまいましたから、あなたが犯れと言うなら山崎先生とのお付き合いは続けても宜しいですよ。」

「そうだなぁ、ここで引き下がったら君が犯られた事が無駄になるから、君が承知ならこのまま山崎先生の雌犬を続けてくれ。」


何しろこの山崎派の秘密パーティの様に素っ裸にされて夫を含む多数が見守る中での晒(さら)し者の性交披露を、思い遣りなど知った事ではない一方的な支配に拠る性交で犯られるのだから、世間の常識では女性としては歓迎すべき立場のものではない。

所が意外な事に、一度この秘密パーティ経験してしまった女性は滅多な事で二度目から参加を拒否する事がない。

吉井良子の場合も正(まさ)しくそれで、むしろ積極的なそぶりをするから、女の本性は判らない。

基本的に露出癖がある女性の立場では、どうやら恥ずかしさが突き抜けると羞恥心が快感に変わる瞬間があるらしい。

肉体(からだ)がそう感じる様に授かっているのだから、エラの張ったキノコ状の海綿体が良子の内壁を擦(こす)り続ける生々しい肉体的刺激の連続に、良子が慎(つつし)みも無く恍惚の快感を感じてもそれは誰も責められない。

確かに妻の良子が大勢の男達に犯され続けるのを見るのは切(せつ)ないが、「まぁ良い。あれ(乱交)はその時その場所限りのものだ」と吉井警視は思った。

妻・良子の顔には、初めて体験する物凄い絶頂感の連続に心地良い疲労感が浮かんでいた。

あれだけ犯られた後だから、良子の股間にはまだ何か突き刺さっているような感覚が残っているだろうが、世間の誰もそれを見破る事などはなく、新しい日が昇れば良子には何の変哲も無い日常生活が待っている。

以前に何度か記述したが、歴史的に分析すれば元々の人類はある時まで群れ婚だったから、正直こう言う乱交行為に於ける「出来ない」の大半は出来ないのではなく、既成概念的な「犯りたくない」の精神的抵抗なのである。

しかし吉井良子の様な大人の女が、自分の身柄を夫自らからが或る種関わりがありながらも知らない相手に「どうぞ犯って下さい」と素っ裸で預けられたらもうウンもスンも否応も無い。

ここで瞬時に得られた結論は、「騒いでは見苦しく見っとも無い」と言う心理が働くから相手に納得される様に「上手く犯ろう」と言う気が優先される。

何しろ乱交のそれは、これ以上無い卑猥(ひわい)な行為を衆人看視の中で犯られる刺激は凄まじく、一度経験してしまえば強烈な背徳の官能をマックス(絶頂)の連続で伴うものだから良子としても棄てがたい。

それで喰わず嫌い(犯らず嫌い)が虜(とりこ)になった。

端た無(はしな)いかも知れないが、それはヤッパリ亭主独り相手とは違い脳天を突き抜ける様な快感が持続するのだから、「私はそんな女じゃ無い。」と格好を付けて一生あの経験を知らずに終わる方が女性として勿体無い人生かも知れないに違いない。

世の中に於いて奇妙な拘(こだわ)りは、それを真実とは言えない。

食べ物でも同じ事だが、どんな組み合わせでも旨ければ良いので在って王道や邪道などを既成概念で決めてしまうから奥行きも広がりも抑えてしまう。

まぁ、人間誰にでも潜在的な淫乱性は在る。

いずれにしても他の何ものでもない、吉井良子はそうなるべくしてそうなった。

それ故にこう言う官能的な性行為は「犯れば嵌(はま)る事」であるから、吉井良子も身柄を預けたらウンもスンも無い。

そして犯ってしまえば一貫性理論が働いて「気持ちが良くて夫の為にも成るなら良いじゃん」と、今度は自分の行動を自ら納得させに掛かるのである。

人間には、必ず深層心理の中に別の顔もある。

環境さえ整えば、男女を問わず自分を解放する為にその別の顔を曝(さら)け出だしても一向に不思議な事ではない。

吉井良子は、パーティ帰りの興奮を引きずったまま自宅で夫との性交を為しながら、自分を解放する為にはその「非日常の時間と空間が必要だ」と改めて感じていた。

行為にした所で誓約(うけい)の性交は「情」が絡まない事が前提だから、行為相手に対する思い遣りなど知った事ではない。

いや、思い遣りを示す様では後腐れのない遊びとしてルール違反だから、一方的な支配に拠る性交が前提になる。

その思い遣りなど知った事ではない一方的な支配に拠る性交が、人に拠っては堪らない快感なのだから世の中不思議な世界である。

そしてその羞恥心快感は一度味わうと癖になる快感らしいのだが、吉井良子はスッポリとその官能の世界に嵌(はま)ったのである。

犯ってしまった後では後悔しても遅い話しだが、その場の勢いとは凄いもので、良子は思い出しても忌まわしい雌犬として輪姦(まわ)されるあんな惨めな姿を、うかつにも大勢の他人の前でお披露目してしまった。

その場や夫の前では強がっていた良子だったが、一人きりになると何故か激しい慟哭(どうこく)に襲われて思わず影で号泣した。
だが、その慟哭(どうこくが何なのかは良子本人にも判らない。

しかし泣き止んで見ると、心は何故か穏やかだった。

世間がその事を知る由も無く、あんなに酷く陵辱されてもそれは通り過ぎただけで良子の肉体には何も残らないのだから、冷静に考えて見ると差ほどたいした事でもないような気もする。

結局の所残ったのは、今までに経験の無いセックスハイ(性感陶酔)の、忘れ難い快感の記憶だけだった。

あれは思いの他気持ちが良かったし「犯れ」と言ったのは夫だから、何も恐れるものがないなら自分が犯られる事を認めれば良いだけで何も無理に波風を立てる事は無い。


あの陵辱パーティの参加を、「これからも構わない」と良子が言ったのは破れかぶれの「一時の気の迷いなのか?」と思って、翌朝、吉井は改めて妻・良子の気持ちを確かめた。

やはり良子は、あのパーティで「陵辱され続ける」と言った。

「続ける積もりか?お前、変わったな。」

生々しい話しだが政和交歓倶楽部に呼び出される度に、雌犬・良子は毎回二十から三十本の欲棒相手に尻をクィクィと躍(おど)らせて彼らの性欲を熟(こな)す事に成る。

「そりゃあ変わりもしますよ、あれだけ皆さんにどこもかしこも犯って頂いたんですもの。」

過ぎた事を後悔しても何も得るものは無い。

夫に見守られながら他人に輪姦(まわ)されなど、一生経験しないで終わるのが普通である。

妻(良子)が輪姦(まわ)されている姿を見た時は、吉井警視も流石(さすが)に心が痛んだが、実は思考の片隅に在った長年の妄想が適えられた気もしていた。

それを経験する事が「不幸」なのか「幸福」なのかは、犯られた後でなければ解らない。

それにしても、迂闊だった。

人は慣れない環境に身を置くと、初めて自分の本当の姿が見えて来る。

何時までも同じ拘(こだわ)りに固執せず、しぶとく価値観を変えて行ければ思い悩む事は無く成り、人はアグレシブ(攻撃的)に生きて行ける。

前向きに消化するとすれば、過ぎた事を「最良の選択」と認めて生きるしかないのである。

こう言う事をさせられた妻(良子)が何を考えるか、私は妻(良子)が「嫌がるもの」と決めて掛かっていたのだ。

所が或いは妻(良子)にも私と同じような妄想が在ったのか、妻(良子)は組み敷かれた下側から**の腰の辺りに両足を両足を絡めて、奇声に近い善がり声を上げながら**の欲棒を咥(くわ)え込んだ腰をクィクィと使い始めたのだ。

良子は輪姦(まわし)に恥ずかしさは有ったが、もう乱交には「罪の意識など感じては居なかった。」と言う。

確かに相手構わず性交に応じている妻(良子)の姿は官能的で、とても嫌々とは思えなかった。

「慣れてしまえば、輪姦(まわし)もどうって事は無い訳だ。」

「結局気持ち良かっただけで結果が何でも無ければ、怖いもの無しに変わりますよ。」

長時間体力を消耗するマラソンや登山など、とても通常の人間の域を超えるチャレンジを何度も挑戦する理由は達成感だけではけしてない。

金に成らなくても有名に成らなくてもその競技が続けられるのは、肉体の極限を突き抜けた時の苦痛にたいする見返り脳内麻薬ベータエンドロフィンに拠るハイ状態が忘れられなくて、結構大きな習慣性を齎(もたら)すのだ。

それら結構また挑戦したくなる経験が、ランナーズ(長距離走陶酔状態)ハイやクライマーズハイ(登山陶酔状態)に代表されるアスリート・ハイ(極限陶酔状態)である。

そしてその極限状態を、走らなくても山に登らなくても体感できるのが輪姦(まわし)に拠るセックスハイ(性感陶酔状態)なのである。

輪姦(まわし)の翌日はまだ良子も興奮状態で生々しくその性交体験が思い出され、思わず股間に手が行ったり、夫の吉井に性交を求めたりする。

二〜三日もするとその性交体験の興奮は冷めて来るが、良子は徐々にその体験が懐かしくなる。

何しろ良子は、肉体の極限を突き抜ける心地良い疲れの中でのセックスハイ(性感陶酔状態)を経験したのである。

それで、輪姦(まわし)のセックスハイ(性感陶酔状態)を一度経験して味を占めてしまったら、もう良子はその魅力には逆らえなくなるのである。

何事も、千の言葉より一度の体験で、セックスハイ状態(性感陶酔状態)の味を占めてしまったらもう引き返せない。

一度あのバトル‐ロイヤル・セックス(多数が参加し公開で戦う性交方式)で何でも有りに責められて、快感の頂点まで上り詰めてしまえば答えは簡単で、「味を占めた」と言うか良子の性に対する意識は完全に変わっていた。

あらゆる体位で次々に抜き挿しされたが、輪姦(まわ)されて自分が壊れない事が判ってしまえば恐怖は取り除かれ、残るのは他では味合えない強烈な官能体験の記憶だけである。

恐怖も警戒心も杞憂(きゆう)と判り、夫婦間も社会的にも安全であれば、山崎派の秘密パーティの一員に加わった事は性生活の上でもコネクションとしても人性の厚みが増しただけである。

元々夫の誓約(うけい)の為に始めたのだから、あんな修羅場を一度犯ってしまえば中途半端は意味が無いので「これは、犯っても構わない事なのだ。」と言う事に成る。

良子は利口な女だから、誓約(うけい)の性交が「有効な究極の交流手段」と承知し、自分を納得させる理由も出来た。

こう言う事は自身の拘(こだわ)るプライドとの勝負だから、自分でプライドをねじ伏せられる点で他人を納得させるよりは簡単だった。

そうなると、日々の生活に活力が湧き、内心次回の秘密パーティも楽しみになる。

知らなかった官能の世界を知った吉井良子は、「夫の命令なのだから楽しんでも構わない。」と一気に人生観を変えた。

普通の女性には、その官能世界を叶えてくれる時と場所には中々恵まれない。

その点良子は、めぐって来た機会と夫に感謝すべきかも知れない。


人生を楽しむのも、そんなに悪い事ではない。

「人が生きる根本はな、楽しくなければ何の為の人生だと言う事だ。」

人間の行動には必ず自身の思い入れがあり、それが無ければ納得は出来ない。

しかし、割り切ってしまえば明らかに新しい人生が開けるのである。

康子が予測するに、良子は利巧だから「そんな真似は絶対に出来ない」と言う思いが有っても、冷静に考えて周囲の環境が許さない状況にあれば、自らが「犯ると言わざるを得無いだろう」と言って居た。

世間では高度な知能の持ち主ほど「脳内の淫乱変態性回路も発達する」と言われている。

探究心の強い利巧な女性だけが、既成概念と言う「アンカリング効果(行動形態学上の基点)」を破壊して新しい思考方向を構成する能力を持っている。

だから性的な行為の選択に於いて「そんな真似は絶対に出来ない」と言う女性は、この理屈に於いて余り脳が発達してない事になる。

つまりそうした思考への最初のアプローチは、「発想への創造」であり、康子に言わせると、あらゆる学問学術や芸術でも、高度な知能の持ち主でなければ新しい思考回路を創造する事は出来ないのだ。

それは性本能に対しても同じで、建前「性の事だけは別物」などと言う事は、本音に於いて存在しない。

理屈で言えば、良子のような利巧な女なら一度輪姦(まわし)や3P、露出や緊縛責めを経験させると、脳内でそれを消化して新しい思考回路を創造する。

結果を見ればその通りで、妻(良子)は素っ裸に剥(む)かれ、衆人環視の中で惨めな雌犬として陵辱の限りを受けたにも関わらず、明らかに「仮免許」としてその立場が継続された事を容認し、むしろ楽しみに待ち焦がれて興奮しているようだ。

恐らく妻(良子)は新しい環境に順応して、私(吉井)が「妻(良子)をイカせる為に用意した」と解釈する「生きた大人の玩具(おもちゃ)」にこっ酷く犯され続けるだろう。

そしてその経験が豊富に成れば成るほど新しい思考回路は消化発達して、利巧な妻(良子)の脳内の淫乱変態性回路は成熟して行くのである。


麻生康子は、本音の部分では陵辱の限りを尽くされる吉井良子の反応を意地悪く「どう成るものか」と楽しみにしていた。

KIYOUBI(京美)のメンバーに良子が引き渡された頃は、山崎代議士の欲棒を咥(くわ)えながら良子の様子を伺い、良子が三穴責めで嬲(なぶ)られる頃には山崎代議士に抽入された欲棒を抜き挿しされながら見ていた。

何故か康子は、良子の顔を見るとムラムラと加虐心が湧いて来る。

恐らく安穏な主婦生活を送っていた吉井良子に歯がゆさを感じていたからだろう。

ア*ル処女の良子に「構わないから犯ッチャって」と、KIYOUBI(京美)仲間に三穴責めをけしかけたのは康子である。

夫を持つ良子に、未亡人の康子は嫉妬しているのかも知れない。

それでも良子が、悲鳴をあげながらも何とかその洗礼をクリアすると、「良く犯った」と心の中で拍手を贈った。


皆さんが見守る前で輪姦(まわし)の陵辱を受ける・・・恥ずかしく無い訳がありません。

それでも私(良子)、山崎派とのお付き合いは続ける事にしました。

「そんな事を簡単に受け入れて」と批難されそうですが、人間は贅沢な者で、波乱万丈であれば平凡を望み、平凡であれば冒険を望むものです。

夫がエリート警察官僚で、日々の生活に不満が有る訳ではないのですが、平穏無事な生活は時として退屈であり、私(良子)も「このまま一生これで良いのか?」と考え込む時もありました。

たまに見る不倫ドラマや不倫映画に、密かに重ね合わせる自分が居ました。

つまり主婦としての日常生活が平凡で有ればあるほど、非日常の刺激的な遊びが魅力的に思えるのかも知れません。

そこに、降って湧いたようにこの刺激的な場面が用意されたのです。

勿論こんな事を、私(良子)が最初から積極的に成る訳がありません。

当然の様に、非常識な場に曳き出されて見も知らぬ相手に弄(もてあそ)ばれれば、自分がどう成ってしまうのか怖かったのです。

でもイザ犯られて見ると、その容赦の無い扱いに返ってサッパリするくらいの後味を感じ、それが大して「大それた事では無い」と感じて生きているここの皆さんの意味を知りました。

一つの価値観が、「こんなにも脆(もろ)いものだ」とは思いませんでした。

でもそれが現実で、犯ってしまえば後ろめたさは最初だけで、無我夢中で性感を貪(むさぼ)る自分が居ました。

夫に望まれた事とは言え、夫の目の前で醜態(しゅうたい)を晒(さら)し、他人相手にあれだけ性反応を曝(さら)け出してしまえば、それを認めない訳には行きません。

「もう後戻りは出来ない」と思ったら、素直に自分の性本能を認めるしかありません。

犯っチャえば、何の事は有りません。

「輪姦(まわ)されたから」と言って、傷付くか付かないかは私(良子)の心構えだけなのです。

人前で恥ずかしい思いをさせられましたが、知る人ぞ知るで犯っチャッタからには「ウジウジ」と後悔などするより、前向きに考えるべきです。

それに夫に対しても、あの受け腰を使って善がり狂った醜態を晒(さら)しておいて、今更「良くなかった」とは言えません。

体験しなければ判らないでしょうが、パーティ・デビューの輪姦(まわし)は想像以上に凄かったのです。

私(良子)が達しようが達しなかろうがお構いなしで、次から次に休む間もなく私(良子)に欲棒が挿し込まれて中で暴れ犯されましたから絶頂が続き、やがて突き抜けた心地良さに包まれながら私(良子)は無我の境地に入り込んで受け腰を使い続けるのです。

あの絶頂の連続を経験して、夫を含め誰も咎(とが)めないのなら、「時々犯られたい」と思っても当たり前です。

あれ(輪姦プレィ)はこれからも私(良子)の身に続く様ですが、一度見られて一度犯られてしまえば一度も二度も同じ事で、一々気にして居ては負けです。

物は考え様で、私(良子)とすれば善がり狂って「結構良かった」のですから、夫婦揃って楽しむなら、「刺激的な非日常の遊び」と捉(とら)えれば良いのです。

そう考えれば、平凡を退屈に思っていた私(良子)には、夫に気がねする事無くストレスの発散が出来る、充分刺激的過ぎる贅沢な場所を手に入れた事に成ります。


一度経験すると判るのですが、感性としては凄いインパクトです。

秘密パーティの生け贄として全裸を晒(さら)して自らの意志を封じられ、相手の性玩具(おもちゃ)として身を託した奇妙な羞恥心と伴にギャラリー看視の中で犯される被虐感の興奮は、私(良子)の脳をトロケさせる他では味わえない快感でした。

正直を言ってしまうと、平凡な主婦の日々に物足りなさを感じて退屈だった私(良子)に、想像も出来なかったスリルと興奮、そして今までに無かった快感を与えてくれるものでした。

羞恥心で思考回路が止まって頭の中が真っ白になりましたが、輪姦(まわ)され始めると抽入が繰り返され、欲棒の抜き挿しが続いてやがて肉体(からだ)が勝手に内壁を擦(こす)るカリ首の刺激の快感に反応して行く。

堪らず両手の平を握り締め足の指先まで丸めて快感を堪えながら我を忘れ、気が付いたら私(良子)は受け腰使いで応戦していました。

あの場で受け腰を使った私(良子)を、夫を始め皆さんが目撃しています。

そうなると、女性(おんな)を曝(さら)け出した私(良子)は、格好を着けた奇麗事など今更言っても通用しません。

それを認識した上で、「当分は仮免許」と私(良子)の雌犬扱いは続そうですが、こうなれば「素直に山崎派のパーティに肉体(からだ)を預けるしかない。」と私(良子)の気持ちが決まりました。

輪姦(まわ)され思ったのですが、考えて見ればいったいSEX行為の何処までがノーマル(通常)で、何処からがアブノーマル(異常)なのでしょうか?

残念ながら、SEXには「興奮」と言うスパイスが必要で、同じカップルでも付き合いが永くなればノーマル(通常)ばかりではマンネリ化して興奮が薄くなります。

興奮が薄くなれば、SEX行為は覚めた面白くないものに成ります。

その段階で、何故かアブノーマル(異常)が「興奮」の条件になるのですから、マンネリ化すれば危機回避の為に「興奮」を要するようになり、アブノーマル(異常)な行動に走るのです。

只、普通の夫婦はそうした冒険には中々踏み込めません。

普通の夫婦には「アブノーマル(異常)なSEX行為が相応しくない」と信じられているからです。

しかしそのマンネリ感は無言の内に増幅し、結果、外でその「興奮」の乾きを癒(いや)そうとして浮気に走り、家庭崩壊を招く夫婦も少なくありません。

幸い私達夫婦(吉井夫婦)の場合、自分をも納得させられる「山崎派の力に屈する」と言う立派な言い訳が出来ました。

それで私達夫婦(吉井夫婦)間にも、「興奮」と言うスパイスが戻って来たのです。

そのノーマル(通常)とアブノーマル(異常)線引きは人それぞれで、歴史的な時代背景や個人の感性で違うのですから決定的な答えは無いのです。

答えが無いものなら、夫婦間の合意がSEX行為の許容範囲の筈で、ノーマル(通常)とアブノーマル(異常)線引きなどは関係が無い話なのです。

つまり各自が「ここまでは許せる」と引いた線が許容範囲で、他人にそれをアブノーマル(異常)と決められるのも、実はおかしな話しです。


そうそう、あの政和交歓倶楽部の激しいパーティ・デビューから家に帰った当初は、二人とも凄く興奮していましたから夫婦の間でも激しく燃え上がり、二〜三日は凄い交尾をして居ました。

「あなた、あれで良かったのですか?」

「あぁ、ご苦労さん。お前も善がり声を上げ続けて結構楽しんでいたな。」

「そんなぁ、あなたが犯れと仰(おっしゃ)るから・・・」

「まぁ、理性と性は脳の別の所で思考するから、お前も犯られてしまえばアア成るのは想像していた。まぁお前も当分は楽しむ積りで居ないとここは乗り切れないぞ。」

「毎回皆さんに犯られる事に成りますけど、あなたはそれで良いのですね。」

「もう引き返せないだろう。お前は当分仮免許処分で、これからも呼び出されるだろうが、俺の嫉妬は心配ないから、沢山犯られて脳の別の部分で大いに楽しめ。」

「あなたがそれで良いのなら、そうします。」


暫(しば)らくは平凡な日常生活を送りました。

二人の性行為が少し激しくなったくらいで、あの山荘での出来事は「夢だったのか」と思えるほど、夫との日常生活は変わりません。

夫の吉井と話して「あの非日常の空間」での出来事は、互いに何が有っても「気にしない」と約束をしました。

吉井は、誰に抱かれても愛を忘れないのが本当の夫婦だから「前向きに楽しもう」と言ってくれました。

夫の吉井も、私(良子)と同じ意見だったのです。


私(良子)、山崎代議士に囁(ささや)かれたのです。

「良子さん、これから皆さんに可愛がって貰うのだが、恥かしいと言う点では男も五分五分だからその積りで犯られなさい。」

「恥かしいのは五分五分・・・・」

素っ裸に剥(む)かれた晒(さら)し者の四つん這いで、男達の陵辱を受けるのを待つ身の私(良子)でしたから、その囁(ささや)きは意外で不思議でした。

その不思議な山崎代議士の囁(ささや)きの意味が、皆さんに可愛がって頂いて理解出来ました。

なるほどあの秘密パーティ、確かに一見女性だけが弄(なぶ)られているように見えますが、快感を得る為の性行為に男性の方も恰好など構っては居られないのです。

他人に見せたくはない不恰好な姿も恥かしい秘密の性癖をも相手の女性に曝(さら)け出して始めて、快感を得る為の性行為の目的が達成されるのですから、その点では男女さして違いは無いのです。

「五分五分」と考えれば、犯られても恥かしくも惨めもないのです。


経験してみないと判らないもので、夫婦合意の上ならあんな遊びもたまには刺激に成ります。

「到底無理だ」と想った事を犯り遂げると、達成感からドーパミンが出る。

これが馬鹿に出来ない感覚を生み、奇妙な再チャレンジの欲求が良子に湧いて来る。


山崎代議士には「当分は仮免許」と言われて、暫(しば)らく私(良子)の雌犬扱いは続くそうです。

日常の生活の中でフトそれを思い出すと、子宮が熱くなる自分が居ます。

だから二週間もすると、恥かしいから口にこそ出さなかったのですが、心の中で次の呼び出しを期待する私(良子)が居ました。

夫には気付かれていても、面と向かってはそこまで淫乱だとは認めたくなかったのです。

家に帰ってからも吉井良子は、山崎山荘での出来事のそのシーンの一つ一つが浮かび上がって脳裏から離れない。

良子は、激し過ぎる経験の印象が強くて「忘れがたい」と理解していたが、まさか蒼い絨毯(あおいジュータン)の罠に嵌ったとは思い到らない。

それこそ自分の身に起こるとは夢にも思わなかった陵辱(りょうじょく)体験だったが、ズンズンと泡を吹くほど激しく突き入れられ、大勢(おおぜい)に輪姦(まわ)されて、嫌々所かその最中に確かに自分は善がり狂って反応していたのです。

あの卑猥(ひわい)な晒(さら)し者の輪姦(まわ)の陵辱(りょうじょく)をどこか冷静に見ていた私(良子)にすれば、今更あれを「自分ではない」と否定は出来ないでしょう。

それにしても山崎派の力は強力でした。

驚いた事に、私(良子)がパーティ・デビューで犯され捲くって一週間も経たない内に夫が警視総監に呼ばれて、直接、警視から警視正(統括官)に昇任を伝えられ、山崎派の影響力をまざまざと見せ付けられたのです。

非常識な「変な事」のパーティに「気楽に参加しろ」と言われても、そんな「馬鹿な事」はどうしたら良いのか判らないものです。

しかし「判らない。分からない。」の本音には、「理解出来ない」の他に「納得出来ない」があり、その「馬鹿な事を」を犯ってしまえば心の整理は出来るものだったのです。

マルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)の実行を納得さえすれば、中々他人(ひと)には訪れないチャンスが自分達に遣って来た事に成るのです。

非日常の刹那を愉しむ性交など本当は「有り触れた話」で、自分(良子)も試して見たい誘惑に駆られる事もあり、それを否定して何が愉しいのでしょうか?

あのパーティ・デビューの仮免許で「一階級昇任する」と言う事は、山崎派を敵に廻せば夫の立場など「簡単に抹殺出来る」と言う事で、今更ながら麻生康子さんの助言を聞いて良かったのです。

危うく、吉井家の存亡に関わる事態だったのですから決断は正しかったし、こう言う変態行為は犯るまでが心配で、犯ってしまえば大した事ではありません。

そして私(良子)が頑張ったご褒美なのか、何人にも犯られちゃいましたが夫が警視正(統括官)に昇任をしたのです。

不思議でしたが、私(良子)の何処かにこのお披露目輪姦デビューへの使命感を感じていたのか、犯り終わった直後は気だるい疲労感だけでしたが、暫(しばら)くすると達成感と爽快感が湧き上がって、「私犯り遂げた」と誇らしくさえありました。

一度山崎派の仲間に加わったからには、どうやら今後もあの秘密パーティで、私(良子)が雌犬の陵辱に励(はげ)むしかないようです。




それにしても、説明を受けた当初は簡単に考えていたお披露目の輪姦も、本格的だった事に、吉井警視は今更に驚愕(きょうがく)した。

それが、山崎代議士の策略に自分(吉井警視)が応じて、山崎山荘で「アッ」と言う間に過激に調教され、今は恥や外聞を捨て他人前(ひとまえ)で生ライブ性交ショーの主役である。

夫・吉井警視を含む他人前(ひとまえ)に素っ裸で曳き出され、輪姦性交に応ずるこの状況下では、仲間で遊ぶ目的の性行プレィのお約束で、良子のプレィに一切の妥協は無い。

輪姦(まわしに)に挑(いど)む男達一人々を、良子が濃厚な性交で堪能(たんのう)させなければ意味が無いからだ。

人間の想いなど不思議な物で、同じ事でも悩んでしまえば大変な事で、堂々と「何でもない」と思えば、それは「何でもない事」である。

この卑猥(ひわい)な遊びを「犯る」と応じた以上、良子のは気取りを捨てて、相手の腰使いにアクティブ(前向き・攻撃的)に受け腰を使わざるを得ない。

全裸で曳き出された時は良子も「恥じらい」の表情を浮かべていても、輪姦プレィが始まってしまえば「恥じらい処」ではない。

犯り始めれば肉弾の修羅場で、どうせ良子が気取って居ても、肉体(からだ)からは正直に「嫌らしい反応」が滲(にじ)んで来て隠しようが無い。

そしてガチ・バトルが続くこの刺激的マラソン性交プレィに嵌(はま)れば、ランナーズハイと同様の驚くべき悦楽(気持ち好い)状態・「セックスハイ現象」に達する。

まぁ、人間は元々判らない生き物で、表面からは裏の非日常の場面では何を犯って居るのかまではどうせ想像など出来ないのだから、これは日常生活では無かった事である。

そう、日常生活の穴を埋める夫婦公認のこの遊びを、大袈裟(おおげさ)に禁欲的に考えなければ、良子の人生は、まんざら悪くは無いのかも知れない。



山崎山荘から帰って来た良子に、普段の変わらぬ生活が待っていた。

学習結果として考えれば、輪姦(まわし)を犯る前も犯った後も、良子の生活に於いて周囲は全く変わりは無い。

考えれば当たり前の事だが、結局の所、関わりが無なければ知る由も無いのだから、要はその事を承知しない世間は、現実問題とし良子が複数相手に犯ろうが犯らまいが知った事では無かった。

「大それた事をしてしまった」と思うのは本人の罪悪感だけで、それも夫の依頼である。

そう成ると、犯った事を気にするかしないかも、良子だけの案外簡単な拘(こだわ)りの問題だったのだ。

連続輪姦を経験して、吉井良子が気付いた事は沢山有る。

あの激しいパーティ・デビューから帰宅しても、周囲は別に何も変わらなかった。

確かに「衆人環視の中で輪姦(まわ)される」と言う外聞を憚(はばか)る行為をしたが、何も夫が承知の上で犯ったのだから、夫婦で口を噤(つぐ)んで関係者以外に漏れる事が無ければ大げさに考える事は何も無いのだ。

つまり貞操や遊びの性交など自己管理の問題で、全ては自己満足の選択枝だった。

一見平和な家庭を築いた吉井夫婦でも、独占欲が基準と成る小さな愛は、相手の些細(ささい)な事でも気に成る。

倫理観に縛られた一夫一婦制では生活対象が狭く、相手に余りにも多くの過剰な期待を抱くばかりである。

合わせる愛は無理の連続の息苦しいもので、時として暴発し修羅場に成る。

そんな小さな愛とは完全に決別した夫婦関係が、吉井家で始まっていた。

吉井良子も生身の人間だから、良子に性癖の一つや二つ有っても何の不思議も無い。

つまりいくら気取って居ても、どんなに貞操観念の強い女でも性欲や性癖は持ち合わせている。

山崎代議士から「また可愛がってやる」と呼び出されても、良子は抗(あらが)わず下着も身に着けないドレス一枚で夫に連れられて陵辱(りょうじょく)が待つ山荘に遣って来た。

良子は、出逢ってしまったあの乱交の、犯られ捲くった極上の官能に魅入られて、その再びの想いに操られているのかも知れない。

女はその気に成れば順応性は高い。

今ここに居る良子は、夫の前も眼中に無く別人のように善がり声を上げ、次から次に休む間もなく男達に挿し込まれる欲棒を股間に咥(くわ)え込んで快感に拠る苦悶の表情を浮かべながら受け腰を使っている。

良子は、たわわな乳房の乳首を勃起させ、無我の境地に入り込んでクィクィと受け腰を使っているのだが、此処はそう言う所で別に不思議は無いのだ。

容赦のないパーティ・デビューの輪姦(まわし)は、良子の肉体(からだ)に上り詰めても終わる事がない絶頂の連続を与えるから、夫相手の単独性交とは比べる由もない。

その時は大勢を相手にして無我夢中で頭が真っ白だったが、終わればフッと我に返る。

しかしその時にはもう遅く、一度犯ってしまった事に後戻りは無い。

そうなると開き直るしか無いし、それにあの浮世離れした快感の行為は正直棄て難い。

そもそも夫が依頼したのだから、あれを時折続ける積りなら山崎代議士の指示に観念した風に応じれば良い。

繰り返しになるが、習慣性がある物は脳がその快感を記憶する。

喫煙のタバコの記憶から麻薬に到るまで、その快感の記憶を脳が呼び起こして要求するから中々止められない。

当然ながら、妻が体験したコレクティブセックスプレィ(集団乱交)も、数を重ねれば脳がその快感を記憶する。

人間の感性は算数ではなく、辻褄が合わない事をするから息抜きが出来る。

妻に染み付いた「世間の常識」とやらを逸脱したコレクティブセックスプレィ(集団乱交)の快感は、脳がリピート(反復)を要求するに足りる脳に焼き付いた快感である。

「味を占めた」と言うか、あの輪姦(まわし)の突き抜けた心地良さを肉体(からだ)が一度知ってしまえば、良子が内心「時々犯られたい」と思っても当たり前かも知れない。

符合する理屈は在るもので、要はアドレナリン作用に拠るドーパミンの発生で脳をトロケさせれば、性感度が上がる現象を多くの経験と教訓が証明している。

人前での露出性交が欲情を高める効果があり、他で得られない性感度の快感が有るものなら、本人の吉井良子が割り切ってしまえば、もう淫乱な行為であろうが無かろうが、そこにそれを犯る価値は見出せる。

良子にして見れば、もうそれで進み始めた新しい人生だから、この場に及んで「そう言う遊びが好き」と良子が改めて口に出して表明しなくても、黙って周囲に素直に従えば良いので在る。

思いの他に良子が従順に性玩具(おもちゃ)を勤めている所を見ると、どうやら良子には強いM(マゾ)性がある。

良子が強いM(マゾ)性を秘めていたのなら、夫の吉井はその性癖の存在を素直に認め、その性欲や性癖を目覚めさせて満たして犯る場所を造ってやる事が理に適っている。

まぁ、吉井に取ってもここ(山崎山荘)は、妻公認の旨い話で選り取り見取で性癖を剥(む)き出しに女と犯れるなんぞはどんな男だって桃源郷で、妻が目覚めたM(マゾ)性を黙って満たして犯らせても、多少嫉妬心は湧くがお愉しみは夫婦五分五分である。

互いの乱倫性交を容認しあってなお結ばれている吉井夫婦の「愛」は、精神的に遥かに大きなものに成った。

あれほどの卑猥(ひわい)な修羅場を本性を曝(さら)け出して演じた良子を夫は変わらぬ大きな愛で接している。

確かに息も出来ないほど犯り倒されたが、いざそれを経験して見ると虚栄心や自尊心を無視されて性的に完全支配される事は自分は嫌ではない。

完全支配されて弄(なぶり)り倒され、全ての毛穴が逆立つ様なその被虐(ひぎゃく)感に心地良い放心状態を味わった。

嘘のようだが、それが良子に取って癖に成るほどの発見だった。

山荘から帰って三日もすると、あの生々しい陵辱(りょうじょく)体験が思い出され、何故か子宮が熱く感じる。

仕方が無い事に、女は犯られれば「気持ちが良い」と感じる様に肉体が出来ていて、人間一度良い思いをすると、「たまには気晴らしに、羽目を外す事も必要じゃないか」と自らを誘惑する。

どうやら「禁断の生き方を自分は知ってしまったようだ。」と良子は思っていた。

人間、鬱憤(うっぷん)が溜(た)まれば暴発する事もある。

贅沢なもので、平凡な家庭生活では胸躍(むねおど)る興奮とはめぐり合えないものである。

あそこ(山崎山荘)は、犯り放題、犯られ放題の世間から隔絶した非日常のバーチャルの場で、日常生活に影響されない。

安全と解って、自分(良子)がこう言う秘密パーティに嵌(はま)れば、或いは浮世の憂(う)さの良いガス抜きかも知れない。


仮免許の雌犬・良子としては、山崎派の秘密パーティメンバーに「ご使用自由」で提供された身の上は変わらない。

もっとも秘密パーティの山崎派々閥メンバーの女性の肉体(からだ)は派の管理下に在り、求められれば応じる性交自由が掟で、雌犬の仮免許が取れても大して変わりは無いのである。


「嫌だわ、あなた何をニヤニヤしているの、私(良子)のお披露目の時の恥ずかしい格好を思い出しているのでしょう。」

「あぁ、犯られているお前を見るのは切(せつ)なかったが、無事に終わってみれば犯られているのがお前だからこそ興奮して中々の見ものだったよ。」

「ほ〜ら、ヤッパリその顔は満足だったのね。良ぃ〜わよ、どうせ一度で終わらないらしいからまた見せてあげるから。このスケベ。」

「お前だって結構愉しんで居ただろう。」

「私(良子)が嫌々犯るよりも、楽しむ積りで進んで犯る方がお相手も私(良子)も楽しいでしょ。」

良子の出した唯一の答えだった。

「あのお披露目を、良子はもっとシブシブかと想ったが、突き入れられると入れられると結構激しく咥え込んだ腰を使っていたな。」

「嫌ねぇ、あなたはそれをジックリ見ていたんでしょう。それに私を犯らせてのはあなたがそれを望んだ事でしょ。」

「それでも話を持ちかけた時はかなり嫌々だったから、あそこまで前向きに犯るとは想わなかったぞ。」

山荘での公開性交は、ギャラリーに結合部分を見せるのがルールだから、つい先ほど垣間見た妻・良子の欲棒を咥え込んだ腰が、卑猥にうごめく光景が吉井警視の脳裏に浮かんで来た。

「無茶を言わないでよ、あんな風に犯られている所をあなたに見られたら、今更、格好付けてももう仕方が無いでしょ。私(良子)だって女よ。肉体(からだ)が感じれば腰を使って乱れもするワ。」

「アァ、善がり声を挙げながら貪欲に腰を使う所をジックリ見せて貰ったよ。お前、犯られればあんな風に感じて、相手構わずに善がり声を挙げながら腰を使うのか?」

「そぅね、あなたの期待を裏切れないし、肉体(からだ)は気持ち良ければ相手構わず感じるわょ。」

「まぁ、俺が犯れと言ったのだから嫉妬は可笑しいか。」

「でしょ、あなたは犯られている私(良子)を見て愉しむのですもの、私(良子)は犯られて愉しむしか無いじゃない。情に関わらない只の遊びのセックスだもの、気持ち良ければ良いでしょう。」


最初の山荘行きの後、吉井良子は山崎代議士に「最初だから赦されたが、二度目から途中で気絶は赦さないぞ。ジムでも通って持久力を着けておけ。」と命じられ、雌犬・良子としては次の輪姦(まわし)のお誘いに備えて体力造りをしている。

勿論体力造りだけでなく、山荘で裸身を全てを晒(さら)す女心からか、見られて恥ずかしくない様にプロポーションにも気を使って居て、ジム通いは一石二鳥である。

傍(はた)から見れば輪姦(まわし)を犯られる準備など滑稽(こっけい)かも知れないが、どうせ参加者看視の中で犯られるなら、良子の心理とすれば裸身も綺麗に見せたいし、途中で気絶して「だらしが無い」とは言われたくない。

全てが立場を自覚しての行動だから、前提がそうなると良子の犯る気(犯られ気?)は言わずもがなで、仮免許の雌犬を続ける意志は夫の吉井が確かめるまでもない。

何事に於いても、想像力や好奇心が無ければ新(あら)たな思考の扉は開けられない。

夫に「お好きにどうぞ」と引き渡された肉体(からだ)だから、あそこ(山崎山荘)での支配者は今後も山崎代議士なのだ。

人生、平凡に身を置くよりも動乱に身を置いた方が痛快で、世間の常識を疑いも無く信じて居は、心(精神)の方は逃げ場が無く成って泥沼に落ちて行く。

不思議と言えば不思議だが、面白いものでここまでアッケラカンとして「清々犯られてしまう」と、痛快で輪姦性交の陰湿さは感じないものである。

生きて行くには、人間いかなる場面でも「イケイケの乗りと勢いが無い」と、全てが後ろ向きに成り悪循環の連鎖となる。

考えて見れば、良子の周囲の家庭ではセックスレス夫婦が増えていたが、確かに毎度お馴染みの相手と定番の技ではいささかあきが来た定食で、胸はトキメかない。

結局、トキメく刺激が無いと結局数ヶ月も犯らない夫婦に成って、浮気でもしないと収まらない危機に成ってしまう。

つまり平凡な日常生活に非日常の時間は、夫婦の明日を創る適度な妙薬なのである。



これは今までの経験だが、輪姦乱交にしてもSM行為にしても単独の性交の数十倍気持ちが良いから、その刹那的な快楽を一度経験してしまうと脳がその快感を覚えて確実に常習性が出て来る。

外聞さえ気にしなければ、ソーシャルセックス(公開・社交的な性交)プレイは亭主一人を相手にするより遥かに濃厚な性感が得られるのだから、本音ではこの遊びの誘いを拒否などしない。

忘れられない快感の記憶を脳に刻み込まれ、快楽に見事嵌(はま)って味を占めてしまった良子が、二度目の誘いを断る訳が無い。

元々男女の性の事には固有の感性が影響するから、その性癖に多様性が在って性行為に確たる正解や定説は無く、自分の性癖に合えば良いのだ。

要は気分の問題で、良子には発想を根本的に変え「全く違う生き方をしても良いじゃないか。」と思えて来た。

ここでの性交ライブを「嫌だ」と思えば連続輪姦は折檻だが、「気持ちが良い」と思えば連続輪姦は大勢の男が良子の快感の為に尽くしてくれる事に成る。

だから良子は、あそこ(山崎山荘)での事は前向きに捕らえて心底何事にも感謝するように誓った。



政和交歓倶楽部に始めてアテンダンス(出席)した女性は、以後何回かお披露目輪姦の「キャリア」を課せられるのがルールである。

政和交歓倶楽部に参加した女性は、倶楽部メンバーとの交流の為に輪姦(まわし)の「キャリア」を積む義務が在った。

良子は、麻生康子からも「早くキャリアを積んで倶楽部に慣れるように」とアドバイスを受けている。

「キャリア」とはラテン語で轍(わだち)の事で、日本語では「生きて来た足跡(そくせき)など」と解釈できる「有効な固有の経験など」の事である。

正直、政和交歓倶楽部の一回目のお披露目輪姦は「お試(た)めし」で、二回目を呼ばれないと倶楽部の入会を認められないから「只の犯られ損」である。

そして要領も判っただろう二度目の輪姦プレィでは、犯らされる吉井良子も淑女の仮面を脱ぎ捨ててプレィをテンポ良く熟(こな)し観せ、モタツキなどは赦されない。

「どうだね奥さん(良子)の様子は、続けられそうかね。」と、山崎代議士が公開調教の首尾を電話で聞いて来た。

「実の処内の奴(良子)の様子は、嫌だったと言うよりも、むしろ愉しんでスッキリした様な雰囲気でした。」

「じゃろう、あれ(輪姦プレィ)を経験した女性の大概は後も好感触だよ。」

「はぁ、家に帰った後もまんざら嫌そうでは無い様子でした。」

山崎代議士が、「もう一度雌犬・良子に輪姦(まわし)を犯らせてみれば、反応感度で調教の出来が判るだろう。」と笑って言い放った。

「えぇ先生(山崎代議士)、連れて行きますからまた犯ッちゃって下さい。」

「それなら、直接誘うから電話を雌犬・良子に替りなさい。」

「はぃ、替ります。良子、山崎先生から電話。」

電話を替ると、「佐和子から連絡をあげるからまた二人でお出(い)で。」と、吉井良子に山崎代議士の誘いが来た。

始めてのお披露目から八日後、「ちいさなパーティがあるからお出(い)で」と山崎代議士の伝言がトレーナー(指導者)の佐和子を通して来た。

前回同様の露出が多いドレスにノーパンティで山荘に行くと、十二組程度の小パーティが用意されていた。

「お招き頂きましたので早速(さっそく)良子を連れて伺いました。」

山崎代議士を見つけて挨拶に行く。

「おぅ吉井君か、嫁さんがまだ修行中だ。今日もヒィヒィ言わせてやるぞ。」

一言返事が帰って来た時には、もぅ山崎代議士の利き腕の指先が良子の股間に潜り込んで蠢(うごめ)いていた。

代議士の動きが、習った「服従に確かめ儀式」と気が付いて、良子は足を広げ幾分前屈(まえかが)みに踏ん張り、代議士の作業に応じる姿勢を執る。

「はぃ、私も妻も承知しております。」

吉井警視の返事も、山崎代議士の指は良子の股間の中だった。

この確かめ儀式、まさか「女性に股間に指を入れられる」とは良子も想わなかったが、酷い羞恥心を味合わされていた。

トレーナー(指導者)の佐和子の容赦無い調教で、罵声を浴びながら指を突っ込まれて仕込まれていたのだ。

「まぁ男女共に、頭が良い奴ほど性に対しても柔軟性が在るからな。君ら(吉井夫婦)も現実と向き合えば上手く行くじゃろう。」

「そうですね。頭が悪い奴ほと世間の綺麗事をまともに信じている。」

良子の脚の股間辺りに山崎代議士が、親指を丹念に花弁に擦りつけてその手を良子の後ろへ廻すと、良子の尻の辺りでクイッと動かした。

ア*ルに山崎代議士の親指がめり込んで来て、立っていた良子が、「アッ」とヨロケそうに姿勢を崩しかけた。

親指は既に良子のア*ルに挿し込まれているから、後ろ側から代議士の親指以外の指が四本、モゾモゾと良子の陰毛を掻き分けて前側に出て来る。

その指四本の内、人差し指と中指が、グリグリと妻の花芯ボタンを弄(なぶ)ったかと思うと、短い恥毛が絡む二枚の肉花弁の下部を巻き込みながら、スリットに「ズブッ」と潜り込んだ。

「うん、後ろのア*ルも親指がスンナリ入る。前も二本入って受け入れ準備はOKだ。官僚の嫁さんだけに、雌犬・良子は頭が良く好奇心も強い筈だ。少し機会があれば、後の対応は早いだろう。」

「確かに政和交歓倶楽部は、知的な男女の集まりです。」

「皆、雌犬・良子の調教を愉しみにして居るからな。」


前回を再現する様な雌犬弄(めすいぬなぶ)りの秘密パーティが始まり、女達が良子の性交反応(感じ方)を鑑賞する為に、興味深々だった。

会場の中央に曳きだされた吉井良子の衣服がトレーナー(指導者)の佐和子に依って剥(は)ぎ取られ、素っ裸にされると、直ぐに前回同様のプレィが始まり、男達が良子の裸身に群(むらが)って行った。

その周りを、鑑賞のために婦人達も取り囲んでいる。

明るい照明の下、性交ショー化してギャラリーに観せながら大胆に犯る政和交歓倶楽部のオープン・ソーシャルセックス(公開・社交的な性交)が展開する。

ギャラリーの視線を浴びて全裸で倶楽部メンバーに弄(なぶ)られた良子は、乳首が立つ乳房が揉みしだかれるのは序の口だった。

プレィが開始されると、まずは最初の男が、良子にその場全体を興奮させる為の卑猥(じわい)な前技を施(ほどこ)して気分を盛り上げる。

この前技ショーは、ギャラリーもヒロインの良子も、輪姦(まわし)に加わる男達も、気分を盛り上げる為にかなり猥褻(わいせつ)である。

羞恥心の興奮が、またも良子のアドレナリンの放出前駆体ドーパミンの脳内放出を促進させる。

ギャラリーと攻め手の男にはS性(サド)の興奮を、施(ほどこ)される良子にはM性(マゾ)の感性をもたらすプレィだった。

素っ裸の良子を四つん這いにさせて尻の双肉をグィと広げてア*ルの菊座を眺め、その下部にひら付く二枚の肉花弁の間のスリットを左右の手の指で広げて観る。

その男は、羞恥の興奮で湿った良子の肉花弁の間のスリットの入口に、利き手の親指を擦(こす)り付けて湿らせる。

益々湿ったスリットの奥に、ひと指し指と中指の二本を良子の二枚の肉花弁の間のスリットに挿し込み、ア*ルの菊座に湿らせた親指を挿し込んで、弄(なぶ)る。

四つん這いの姿勢をとらせた男が後ろに廻った時に、良子が何をされるか凡(おおよ)その想像は着いて身構えていた。

それでも、指をヌュルリと挿し込まれると肉体(からだ)は「ビクン」と反応する。

良子は羞恥心に顔を赤らめるが、生きた性玩具(オモチャ)としてメンバーに提供されたのだからどう扱われようと黙って応ずる以外選択枝は無い。

後ろに廻った男の二本の指先が、内壁を擦(こす)りながら良子の肉体(からだ)の中でうごめいている。

尻の双肉は強引に左右に開かれてア*ルの菊蕾も鑑賞され、二枚の肉花弁のスリットも指で開かれて中まで鑑賞される。

良子は大股開きにされ、女性器には指が挿し込まれてグイグイと抜き挿しされ、男の性癖のままに攻め立てられて、良子の呼吸が荒くなり、善がり声も漏れて来る。

卑猥(ひわい)な指責めで攻め立てられてヒィヒィ善がり声を漏(もら)らす良子の性感反応は、周囲で目を光らせて観る男女の怪しい気分を盛り上げて行く。

後ろから弄(なぶ)られて恥辱に耐えていた良子が、四つん這いの姿勢から、今度は仰向けに転がされる。

素っ裸で仰向けに寝かした良子の両膝に左右の手を置いてグィと股を広げ、下部にひら付く二枚の肉花弁の間のスリットを左右の手の指で広げて観る。

利き手のひと指し指と中指の二本を良子の二枚の肉花弁の間のスリットに挿し込み、諸見(もろみ)せでクィクィと抜き挿しして股間を弄(なぶ)る。

過分に屈辱的な弄(もてあそ)び方だがここはそれが許される場面で、良子は為すがままに恥辱に耐えている。

良子の大股開きの股間に挿し込まれた指先が高速度で抜き挿しされ、隙間から漏(も)れ出る愛液が太腿(ふともも)に飛び散って流れている。

抜き挿しされる指二本を咥え込んだ良子の股間が、快感にのたうつ様に腰ごと怪しくうごめいて観えている。

指の抜き挿し攻めされる自分の股間に、ギャラリーの視線が集中する羞恥心を感じながら、それ以上に感じる快感に、想わず腰を振って悶(もだえ)る良子がいた。

良子が指攻めに善がり声を挙げて生々しく腰を振り、大きく反応して観せるのをギャラリーは愉しそうに眺めて良子の性感反応振りを批評さえして居る。

取り囲まれて観られていると自覚すれば、良子も顔から火が出るほど羞恥心が湧いて来るが、それをも忘れさせるほどの性感反応が身悶(みもだえ)させる。

その見せ場の羞恥心の興奮が、またも良子のアドレナリンの放出前駆体ドーパミンの脳内放出を促進させる。

この場は建前を排除した異次元の世界で、夫公認の性玩具(オモチャ)・良子を弄(もてあそ)ぶのにNG(ノゥグッド/禁止事項)は無い。

世間体など存在しない、剥(む)き出しの性的な欲望と魂の叫びが炙(あぶ)り出される実体験の世界なのだ。

良子の方も夫公認の性玩具(オモチャ)として弄(もてあそ)ばれる以上は、相手にロイヤリティ(忠誠心)を持ってトップバリュー(最高の対価)を払う心がけが必要だった。

つまりは甘んじて、操られるままに無抵抗で性的に責めたてられるのだが、良子は上手く性玩具(オモチャ)を犯って行くしかない。



剥(む)き出しの欲望さえあれば愛など存在しなくても、成熟した性器と性器は然程(さほど)抵抗も無くヌュルリと合体する。

合体してしまえば両者が求めるのは快感で、黙っていても自然に互いの腰がうごめき始める。

「アゥ〜、アゥ〜、アゥ〜、アゥ〜。き、気持ちが良い〜ぃ。オ*ンコ気持ちが良い〜ぃ」

良子は、男の抜き挿しの「パンパン」と言う振動に悶絶するような表情を浮かべ、「アアアアア〜ッ」と奇声を発しながら腰を振っている。

もう吉井良子には、他人前(ひとまえ)で性交して観せる恥痴心何て事を、冷静に思う余裕も無さそうである。

人間の肉体(からだ)は不思議な物で、セックス行為が一旦始まったら、もぅ「嫌」とか「恥ずかしい」とかとは、直面する肉体(からだ)の反応と次元が違う。

「ハァハァ」と言う荒い息の善がり声を唇から漏(も)らしながら、愛液を垂(た)れ流して大股開きの下半身をヒクつかせ捻(ひね)り、感度の良さをギャラリーに体現している。

愛情の有無など関係なく、愛は無くとも始めてしまった性行為の快感を、貪(むさ)ぼり尽くすまで止めららないのがセックス行為である。

目の前で男達に次々と輪姦(まわさ)れて、脳みそを突き抜ける善がりに悶(もだ)えながら腰を使う良子の衝撃的な性交姿は、明らかに行為に没頭していた。

激しい輪姦(まわし)に依って、良子がセックスハィの陶酔に陥(おちい)り、夢中で快感を貪(むさぼ)る受け腰を、積極的にクィクィと使っている。

モロ挿しにズブリと貫(つらぬ)かれた男達の欲棒に、良子の下腹部が執拗(しつよう)にかき回されている。

目の前で良子が醜態(しゅうたい)を晒(さら)し、ヒィヒィ感じながら犯られ捲(まく)くって居る壮絶な光景は、夫の吉井警視には最高級のポルノ鑑賞である。

まぁ良し悪しで表現したら、男女の性交場面など不恰好で観られたものでは無いが、此れを観て興奮するのが人間と言う奇妙な生き物の感性である。

吉井警視にとってその陵辱光景(りようじょく)は、現実と向き合えばS性(サドせい)もM性(マゾせい)も満足させる特殊な心躍る興奮の心理だった。

一度その特上段階に夫婦の遊びがステップアップすると、そこはもう現実として認めた単なるワクワク好奇心の通過点で、それを問題視して恐れる心理は無くなる。

良子は、次々に突き入れられた何本ものキノコの抜き挿しに受け腰応じながら、壮絶な善がり声を発してアクメ(絶頂)感に裸身を震わせる。

良子は貞操観念を放りだした様に他人目(ひとめ)も憚(はばか)らず妖艶に、奥ゆかしさなど微塵も無い過激差で、露骨に性交プレィに興じている。

今は命じられて仰向けに寝た男に跨(またが)り、男の欲棒を股間に咥え込み床に脚を着けて腰を上下するスクワット騎乗位プレイを披露している。

良子の縦方向の腰の上下で乳首が立った乳房が不規則に揺(ゆ)れ、股間には愛液に濡れ光る陰茎が見え隠れしている。

男が良子に命じて体位が変わり、正常位で欲棒に貫かれた良子の「女性器」が、相手の男の抜き挿しとリズムを合わせてクィクィと生々しく躍(おど)っている。

良子の喘(あえ)ぎ声とリズムを合わせて抜き挿しするの男達の腰使いが、ギャラリーの聞き耳に心地良い興奮を誘う。

犯られても犯られても、イッテ(絶頂/アクメ)もイッテ(絶頂/アクメ)も、次の男が待っていれば素直に犯らせるしかない過酷な状況だった。

良子のレスポンス(反応)が高まりを見せ始めると、抱いていた男が好機と観て挿し込んだ欲棒の抜き挿しを高速に早め、良子を激しく追い込んで行く。

良子の股間を、モロ挿しにズブリと貫(つらぬ)いた男達の欲棒がリズム好く抜き挿しされ、その陰茎が良子の二枚の肉花弁を巻き込みながら愛液に濡れ光って見え隠れしている。

良子は雄たけびの様な善がり声を挙げ、脚のつま先、手の指先までそり返るほど力を込めて感じ捲(ま)くって悶(もだ)えている。

目の前で良子が醜態(しゅうたい)を晒(さら)し、ヒィヒィ感じながら犯られ捲(まく)くって居る壮絶な光景が、吉井警視には最高級のポルノ鑑賞の様に見えていた。

良子が「根性入れて頑張るしかない」と割り切った覚悟の上で、あらゆる痴態を演じながらガムシャラに男達との性交に没頭していた。

良子は、度重なる奮戦で滲み出る汗で肌を光らせ、ズブリと貫(つらぬ)かれた下腹部から愛液を太腿(ふともも)に滴(したた)らせ、セックスハィの陶酔の中夢中で快感を貪(むさぼ)っている。

良子は、立て続けのヘビーローテーション(はげしい交替)で攻め立てられるアクメ(絶頂)に翻弄されて、滲み出る快感レスポンス(反応)に身震いしながら腰を捩(よじ)り、セックスハィの陶酔(とうすい)の中に居た。

今は良子が陵辱舞台の上で犯られ、身悶(みもだ)え、受け腰で生々しく応戦している事を吉井警視が承知して観ているしかない。

素直に男達に身を委(ゆだ)ね、赤裸様(露骨)に卑猥に肉体(からだ)を操(あやつ)られ弄(もてあそ)ばれて居る良子の可憐(かれん)が、印象的だった。

面白がって執拗(しつよう)にドロドロと痴女に調教された、理不尽とも言える輪姦(まわし)のレッスン(授業・稽古・練習)だったが、事後良子は、何故か気分爽快だった。

この状況の中で、良子が男達相手の遊びの性交プレイに次々と犯られ続け奮闘する努力は、正に痴女の修羅場の様相が哀愁さえもかもし出されていた。

しかし、例え良子が、吉井警視の目前で夢中で受け腰を使っていても、彼女には「それが夫の為に成る」と言う安心の大儀がある。


生物学的な原始人類的ロジック(論理)からすれば、輪姦行為は別に不思議な事でも否定すべき事でもない。

元々、チンパンジーに近い原始人類の雌(メス・女性)は、繁殖期に成ると優秀な雄(オス・男性)の遺伝子を獲得する為に次々と雄(オス・男性)と交尾(性交)する本能がある。

その雌(メス・女性)本能が、眠っている女性の繁殖本能として存在し、現代女性の輪姦(まわし)はその原始本能を呼び戻すものかも知れない。

そして雄(オス・男性)は雄(オス・男性)で、自らの遺伝子を撒き散らすのが本能だから、そうした雌(メス・女性)・雄(オス・男性)の本能を満足させるのが、乱倫乱交である。

他人の女(ひと)を男達に徹底的に犯らせて反応を愉しむ女達の本性は、自分達の原始本能を「観て確認する」と言う秘めたる意識が在るのかも知れない。

結局現代社会では赦されない原始乱交本能をシークレット(秘密裏)に満たす所が、このグループの「ソーシャルセックス(公開・社交的な性交)プレイ」と言う遊びの目的だった。

男達に身を委(ゆだ)ね、素直に赤裸様に卑猥に肉体(からだ)を操(あやつ)られ弄(もてあそ)ばれて居る良子が、印象的だった。

只、何時(いつ)もあんな調子で犯っているから倶楽部メンバーには普通の事で、取り立てて変わった内容のお披露目ではない。

良子はこの輪姦(まわし)プレイのセックスハィの陶酔で、忘れかけていた「女」を取り戻したのかも知れない。

結局吉井警視は、良子の「女」を何んにも解って居なかったのではないだろうか?

いずれにしても、「ソーシャルセックス(公開・社交的な性交)プレイを犯っちゃった」と言う現実を認識すれば、それを正当化する意味でも良子の性に対する考え方は大きく変わって当然である。

いずれにしても良子は二度目の公開性交舞台で犯り遂げ、務めを果たしてホッと一息入れた所だった。


山崎山荘での、ヘビーローテーション(はげしい交替)に依る激しい輪姦(まわし)が終わった後、良子は汗と愛液に塗れた肉体(からだ)は一度洗い流した。

それでも良子は、帰宅後ホッとしてまた入浴し、酷使した筈の股間を改めて見て不思議な気がした。

あの非日常の時間が、まるで幻(まぼろし)だったかの様に、あれほど細いのやら太いのやら、短いのやら永いのやら、色々なきのこが突き入れられた「そこ」は、何も無かった様に平穏だった。

突き入れられた何本ものきのこに暴れ廻られた「そこ」が、今は何事も無かった様な静かなたたずまいを観せている。

肉体(からだ)も何事も無かった様なら気分も切り替わって、もう平穏な日常が何の不都合も無く始まっていた。



一週間後、山崎代議士から電話で吉井良子に、「また可愛がってあげるから二人でお出で。」と、早速三回目の誘いが立て続けに来た。

吉井良子の様にそれ成りに成熟した女性なら、切欠さえ在れば年齢相応の思考なり肉体なりに順応して自然に進化しているものである。

大人(おとな)なら恋と性愛の違いくらい承知していて、馬鹿者な女性は利口者振るが利口者は大胆に馬鹿なスケベ女性の振りが出来る。

政和交歓倶楽部のお披露目輪姦の場では陰湿な性交は好まれず、ソーシャルセックス(社交的な性交)の性交は、「明るく愉しく」がもっとうで無ければ趣旨とは違う方向に成る。

つまり犯る者も犯られる者も、そして見物する者も、その時間を愉しく過ごさなければ意味がないからである。

政和交歓倶楽部のお披露目輪姦として、アベソルティオベデンス(絶対服従)と言う合意の中で指図(さしず)されれば、それは相手の性癖を満足させる為のエグゼクティブ(高級・贅沢)な愉しみである。

つまり性行為の形態や技法を想像で否定するのでは無く実際に体験して良さを理解すれば、人間は基本的な考え方が変わるものである。

当然このお披露目輪姦舞台は、良子の心境に「大きな影響が在る」と、夫の吉井警視に思える状況だった。

正直、夫の吉井警視にして見ればこの出来事を切欠に、これからの新しい良子に逢える期待が高まった。


山崎山荘で、妻・良子が政和交歓倶楽部の男達にグチャグチャに犯られるのを見せ付けられた吉井警視は胸キュンものだったが、目(ま)の当りにすれば勃起(ぼっき)ものでプレィさせる事はそれほど嫌には思えなかった。

吉井警視は、家に帰って来ても当分の間、多くの男達と妻・良子が犯って観せたあられもない究極の性交姿が脳裏に浮かんで来て興奮が醒(さ)めなかった。

客観的に観ればこれは自分が仕掛けた事の後始末だから、全裸で妻・良子が政和交歓倶楽部の公開性交舞台で犯り遂げたお披露目の輪姦(まわし)は、夫として褒めてやらねば成らない。

山崎代議士から、「まだ雌犬・良子は仮免許だ」と宣言され、つまり続きのお披露目が催(もよお)されると言う事で、当然ながら吉井警視の本音は、「早くまた愉しませてくれ」である。

そして二回目の催(もよお)しから一週間後、山荘の女王・佐和子から「また山崎先生が、雌犬・良子をお召しです。」とその公開輪姦の舞台が、設定された。

吉井良子は、政和交歓倶楽部としての性交プレィで仲間が遊べる根拠を山崎代議士にレクチャー(講義)されている。

人間と言う生き物は、格好を付けたところで他の動物の繁殖期と違い「擬似生殖」と言う生殖目的無しの性交を随時に「遊びのプレィ」として行う。

つまり、何を持って正常・異常を問うならば、「擬似生殖」と言う「遊びの性交」を愉しむ時点で、半ば本来の正常な生殖行動とは立派に外(はず)れている。

その「擬似生殖」の相手が恋人だったり夫婦だったりするのだが、理屈で言えば、どうせ生殖目的無しの「遊びのプレィ」としての性交なのだ。

遊びが前提だから、性交相手の範囲をプレィ仲間に広げて大胆な性交で遊んでも、遊びは遊びである。

勿論、「愛が無ければ性交出来ない何て話し」は建前の綺麗事で、人間は愛など無くでも性的興奮だけで充分性交は可能である。

大人(おとな)なら、恋と性愛の違いくらい承知していて、馬鹿者は利口者振るが利口者は会心の洒落(しゃれ)か喜劇で馬鹿な振りが出来る。

それで理屈の上では、コレクティブセックスプレィ(集団乱交)やマルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)のソーシャルセックス(社交的な性交)が成立する。

人間の想いなど不思議な物で、同じ事でも悩んでしまえば大変な事で、堂々と「何でもない」と思えば、それは「何でもない事」である。

つまりそれらは特別な事では無く、時と場合、条件が一致すれば、「その遊びのプレィは、誰にでもアクティブ(活動的・積極的)に犯る可能性がある」と言う事である。

そして人間の脳は、一度強烈な快感の味を占めてしまった性癖は、「抑えよう」と想っても中々抑えられない。

何しろその時に得た尋常では無い快感を思い出すと、涎(よだれ)が落ちそうになるほどの執着(しゅうちゃく)を感じるものだった。


いずれにしても妻・良子は、この誘いを拒(こば)まずむしろ積極的に応ずる構えだった。

恐らく妻・良子は、あのランナーズハイに似た快感のプレィに味を占めたのだろう。

とにかく「他人前(ひとまえ)で性交して観せる」と言う非日常の羞恥心と興奮で妻・良子の脳内には興奮物質・ドーパミンが溢(あふ)れ出す。

ドーパミンの活性で、妻・良子の脳内に脳内麻薬ホルモン物質・ベータ・エンドロフィンが生成されて、一種のランナーズハイに似た「心地良い疲れ」の快感を得る。

ベータ・エンドロフィンは、体内で生成される無害の分泌ホルモンで、脳内麻薬(快感ホルモン)である。

この脳内麻薬(快感ホルモン)は無害ではあるが、一旦脳に記憶させると脳がその分泌快感ホルモンを発生するシュチエーションを学習して無意識に要求する。

つまり非日常の快感に味を占め、ソーシャルセックス(社交的な性交)、マルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)などのプレィが癖になる脳内メカニズム(構造)なのだ。

つまり妻・良子は再びパンティを脱ぎ、あの壮絶なハードボイルド生ポルノ(冷酷非情で妥協しない性行為の実演)輪姦性交を味合う事に成るのだ。


山崎代議士は業(ごう/カルマ/行為)の深い生き物で、ある種想ったよりも「感性が強い曲者(くせもの)」だったからこそ、代議士をしていた。

実は既に吉井良子は、写真で山崎代議士のお眼がねに、「この女性ならメンバーに良いでしょう」と適(かな)っていた。

山崎代議士の、女性のM(マゾ)性の強弱を見分ける嗅覚は天性のもので、僅かな可能性も見落とさない。

良子は「性癖」の深層を封じて隠し生きる為に、日常地味な装いをしていて、それが実は強いM(マゾ)性を滲ませていた。

夫の吉井警視には衝撃的だったが、つまり元々良子には天性のM(マゾ)性が滲んでいた。

良子は高校生の頃から、内心自由に伸び伸びした性交に興味があった。

それを阻(はば)んで居たのは、言わば世間のモラル(道徳)・インモラル(不道徳/背徳的)と言った建前のパラダイム(時代の合意事項)だった。

しかし人類に於けるパラダイム(時代の合意事項)など、正直、不確(ふたしか)な事この上ない。

感性で言えば、中世のパラダイム(時代の合意事項)は「地球は平で在り、天が動いている」が信仰上の感性だった。


正直、シエアリング(共同所有)のソーシャルセックス(社交的な性交)、マルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)など、想像しただけで胸がキュンとする。

もしかしたら良子のそうした興味は、本性を素直にバラせば世俗的には「あばずれ」と言われそうな眉をひそめるSEXの遊びへの密かな憧(あこが)れだった。

だが、良子の深層心理のイメージでは、性玩具(おもちや)として扱われる露出羞恥や輪姦と言うM(マゾ)性の「服従の性交」を予感させるインモラル(不道徳/背徳的)で多様な性交に密かな憧(あこが)れが在った。

結局の所、女が男を甚振(いたぶ)っても、シュール(説明が難しい状態)な違和感ばかりで落ち着かない。

つまり良子には根っ子からM(マゾ)性が本性で、罪悪感的な想いは在ったが、それ以上に感じられる快感に良子は魅力が在った。

当然お披露目の輪姦(まわし)など、建前では世俗的には眉をひそめる遊びである。

しかし政和交歓倶楽部のメンバーは、平然とこの卑猥(ひわい)なソーシャルセックス(社交的な性交)・プレィ遊びに興じている。

正直吉井警視は、妻のお披露目光景を観ながら「なるほど、頭の良い連中は考え方が世俗離れしている。」と感心していた。

人間なんて性も無い生き物で、例え家庭を持っている男女でも、どうせ買うなり口説(くど)く・口説(くど)かれるなりの遊びの機会は幾らでもある。

それならば夫婦互いにトコトン性癖を曝(さら)け出しあってコレクティブセックスプレィ(集団乱交)やマルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)に応じてしまえば、刺激は強烈多大である。

つまりそうなれば外で買うなり口説(くど)くなりしても、そんな相手では性癖に応じさせるに物足りない思いをしてがっかりする事になる。

そう言う意味では、これは暴走防止の最も有効な相互合意の互助会である。

つまり彼らの対処方法は建前ではなく、論理的で現実的なものだった。

この世に生まれて人生が色々なら、男だって女だって咲き乱れて「愉しんでも良(い)いんじゃないか?」と想いも在る。


世俗一般の建前は単元的で単純な思考重視になるが、利口な人間ほど思考範囲が多元的である。

マルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)などの仲間内シエアリング(共同所有)に対して、彼らは微塵も嫌悪感など感じる素振りは無い。

吉井警視にしても、この卑猥(ひわい)なソーシャルセックス(社交的な性交)・プレィをロイヤリティ(忠誠の証)と割り切ってしまえば、確かに秘密を共有する強固な団体に成る事は確実だった。

政和交歓倶楽部のメンバーは、代議士とその婦人、女性代議士などが七割で、その他は吉井警視の様なキャリア官僚(国家公務員上級試験合格者)が二割を占めている。

そして残りの一割は法曹関係の判事・検事・弁護士(司法試験合格者)だが、代議士も元を正せばキャリア官僚や法曹関係出身者が多い。

そのメンバーの大半が、山崎代議士を始めとして日本一の大学と自他ともに認められている東京大学の出身者で占めていた。

女優妻の夫・若手代議士も二世議員だが、某省のキャリア官僚を経由して父親の選挙地盤を継いでいる。

吉井警視も、山崎代議士の後輩にあたる東京大学出身のキャリア警察官僚で、政和交歓倶楽部のメンバーとしては若手の内だった。

こうした地位も名誉も在るにも関わらず「秘密の遊びを共有する」と言う事は、まぁ代議士・官僚に限らず、現代人はシガラミに病んでいるのだろう。

そして代議士なり官僚なりは、特に立場ゆえの、地位ゆえの、世間とのシガラミが息苦しいからこそ、そのシガラミを吹き飛ばす様な非日常の秘密遊びが必要だった。

その秘密遊びを単独で犯るのはリスキー(危険)だから、仲間内で相互にシエアリング(共同所有)すれば、安全な気晴らしが可能である。

その気晴らしの究極を模索すれば、マルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)などのソーシャルセックス(社交的な性交)・プレィが結果だった。


表面的な偽善社会の世論感覚からすれば、生贄(いけにえ)のソーシャルセックス(社交的な性交)は大いに羞恥心や罪悪感を感じる行為である。

しかしもぅ女性(おんな)として覚悟を決めたからこそ、モチベーション(犯る気)を証明する為に柔らかそうな肌の全裸で此処に居る。

本来のソーシャルセックス(社交的な性交)の目的は、肉体を駆使して仲間内のシエアリング(共同所有)の精神を快適に愉しむ為である。

それにしても、吉井良子に人気が在れば在るほど犯りたい男達が群がって、嬲(なぶ)り者にする。

多人数の性交相手を熟(こな)すに大変だが、女心の本音で言えば「敬遠される依りは順番待ちの行列が出来る高い人気を得たい」と言う想いも在る。

生贄(いけにえ)のソーシャルセックス(社交的な性交)が、当初は納得が行かない事でも、それに一旦応じてしまえば後は自分で納得が行く理由を見つけるしかない。

お披露目の生贄(いけにえ)は政和交歓倶楽部メンバーに、素っ裸で犯り放題に弄(なぶ)られる事を承知して全裸で引き渡されている。

良子は、友人の康子に仕込まれた「生贄(いけにえ)として在るべき姿」を生々しく実践していた。

取り囲んだライブ(実況)で観ているギャラリー(観客)の男女には、手を伸ばせば絡み合う男女の肉体(からだ)に触れられる程の至近距離である。

欲棒を咥え込んだ股倉を意識して開いて見せるこの見世物状態を、西洋ではサーカス(群集が取り巻いて見下ろす見世物)と言う。

吉井警視の目の前で、全裸の妻・良子が順番の男に乳房を握(にぎ)り掴(つか)まれ、揉みしだかれ、M字開脚をさせられて股座を晒(さら)している。

ストリップ・サーチ(全裸検査)は、愛奴隷の引渡しやSMプレィの基本の様式で、委(ゆだ)ねられる肉体(からだ)の「品定め権の行使」みたいなものである。

晒(さら)した股座の肉花弁を指で広げられてスリットの中を観られたり、笑いながらスリットの中に指を入れられて弄(なぶ)られている。

例え指で攻められても、感じ始めれば「アッ、アッ、アッ、アッ、アー。」と善がり声も出て来るし、腰もリズムを合わせて使い始める。

順番の男の手淫の指攻めに翻弄(ほんろう)されて限界を向かえつつある妻・良子の腰が、ビクンビクンと震えながら、怪しいうごめきを見せ始める。

全裸体の妻・良子を左手で抱きかかえて、ライブ(実況)で観ているギャラリー(観客)に良く観える様にM字開脚で股を開かせ、右手の指二本を妻・良子の大股開きの中心に二枚の肉の花びらを掻(か)き分けてズブリと挿し込む。

妻・良子の太腿(ふともも)の眩(まぶ)しい大股開きの中心を、二本指をクィクィと抜き挿しをして攻めたてる。

妻・良子は、ギャラリーの注目が集まる股間を少し浮かせ、「アゥ、アゥ」と善がり声を挙げて健気(けなげ)に指の抜き挿しに耐えている。

指攻めに股間からクチャクチャと言う愛液音を発しながら、妻・良子の腰は艶(なまめ)かしくクネリ、時折ビクンビクンと動いて激しく反応して見せている。

抽入された指二本で膣中をディスターブ(掻き回す)され、妻・良子は猛烈な快感に上半身を海老ぞりに反り返り、腰をビクンビクンと痙攣(けいれん)させる。

妻・良子は、わめく様に善がり声を挙げ、のけ反(ぞり)りながら腰を浮かし、身震いして快感反応を露(あらわ)にして居た。

それが続いて、妻・良子がもう耐えられない風情で腰を引き脚を閉じようと試みるので、順番の男が抜き挿しを止め、指を肉体(からだ)から抜かれて、やっと妻・良子はホッとした表情を浮かべた。


指攻めでイカせるだけイカされると次は、妻・良子はうつ伏せに体位を変えられ四つん這いの姿勢をとらされる。

全裸の妻・良子が白い尻を掲(かか)げて這いつくばされ、目を怪しく光らせたゲストに双っの尻肉を左右に広げられてア*ルの菊座と肉花弁のスリットを晒(さら)している。

順番の男は本格的な行為に入る前に、まずは妻・良子にストリップ・サーチ(全裸検査)をさせて居る。

妻・良子の道具を観終えると、順番の男は妻・良子の前に仁王立ちに成って「シャブれ」と命じた。

全裸で膝間着(ひざまつ)く妻・良子の目の前に、抜き身の名刀(欲棒)が順番の男の股間からポロリとぶら下がっていた。

その名刀(欲棒)を、妻・良子が利き手で握って扱(しご)き始め、ムクムクと反応が始まった。

妻・良子が手で扱(しご)いていきり立った順番の男の欲棒を、上から被せる様にして親指をカリ首に廻し、軽く握って手の甲を腹に充てる様に欲棒の裏を顔に向ける。

妻・良子は、その欲棒の「裏筋(うらすじ)」を、鼻を擦(こす)り着けながら舌先を使って舐め挙げ、玉袋も舌先で舐(な)め挙げている。

頃合を見て、妻・良子はその裏筋(うらすじ)舐(な)めで握って居た手を放し、パクリとカリ首ごと欲棒を咥(くわ)え、クィクィとシャブり始めた。

妻・良子の口技に身を委(ゆだ)ねた順番の男の顔は極楽を彷徨(さまよ)っている。

シャブられて欲棒が硬さを益せば、次は妻・良子への抽入と抜き挿しで、妻・良子は、上にさせたり下にさせたりと思い思いの体位で、順番の男との性交を愉しむ。

出来るだけ早く人数を消化しなければ身が持たないから、恥女に変身した良子は、クィクィとリズム良い腰使いで咥え込んだ欲棒に快感刺激を与えている。

始まってしまえば、相手は代われど妻・良子には二時間や三時間は「犯られっ放し」と言うか「犯りっ放し」と言うか、ともかく絶頂(イク)が継続する過酷な他人前(ひとまえ)性交ショー状態が続く。

その後も順番の男達の輪姦は続き、今、妻・良子は、脚を床に踏ん張った騎乗位で欲棒を咥え込んだ股倉を意識して開いて見せながら、乳首が立った乳房を上下に揺(ゆ)らし、腰から上半身を上下させている。

すると、仰向(あおむ)けに横たわる男の愛液に濡れ光る陰茎が、妻・良子の上半身上下に合わせて見え隠れしている。

ライブ(実況)で観ているギャラリー(観客)の女達から「ハッスル、ハッスル」の囃子立(はやした)てが起こり、その掛け声に合わせる様に妻・良子の腰の上下が激しくなる。

腰の上下が激しくなった妻・良子は、「アッ、アッ、アッ、アッ、アー。」と善がり声を発しながらリズム良く腰を上下させ、ライブ(実況)で観ているギャラリー(観客)の期待に応える。

セックスショー化してギャラリーにライブ(実況)で観せる事で気分が高まり、脳内に発生するドーパミンの興奮がセックスハイの陶酔を引き起こして、密度が濃いプレィが演出される。

言わば舞台装置みたいなものだが、観られてこその興奮で、このショー化が綺麗事の裏側に存在するもう一人の妻・良子の本性を暴(あば)き出す。

そして妻・良子は、羞恥の感性の中で気取(キドリ)を捨て去り、しなやかに軽快に、あられもなく裸身を弾(はず)まさせてギャラリーの前で性交プレィをする。


交歓倶楽部の男達は、雌犬・良子の両膝に手を置いてパカッと脚を左右に開き、遠慮も無く股倉に欲棒を抽入して来る。

欲棒が中に納まると男達は、「此処ぞ」とばかりに気分を高めてピッチ良く攻撃的にグィグィと抽入した欲棒を抜き挿しして雌犬・良子を攻め愉しんで来る。

パカッと開いた股倉に怪しく欲棒を咥(くわ)え込んだまま、雌犬・良子が会心の受け腰でクィクィと応戦して観せている。

その攻撃が、雌犬・良子が被っていた淑女の仮面を脱ぎ捨てさせ、気取を捨て去ってしなやかに軽快にあられもなく裸身を弾(はず)ませいる雌犬・良子が、そこに居た。


妻・良子の肉体(からだ)の中心に、やっと順番が廻って来た男の欲棒が挿し込まれ、クィクィと腰の動きと共に陰茎が見え隠れしている。

順番の男の欲棒を咥え込んだ腰も、妻・良子の口から漏れる「ハッハッハッハッハッハッ」の連続音と共に受け腰で応戦している。

妻・良子の左右に開いた太腿(ふともも)の中央に、二枚の肉の花びらを掻(か)き分けて生々しくズッポリと嵌(はま)った欲棒が、愛液で濡(ぬれ)れ光る陰茎を見え隠れさせながら激しく抜き挿しされている。

妻・良子の快感が強くなったのか、暫(しばら)くの間、「アァー、イクー、アァー、イクー、アッ、アッ、アッ、アッ。」と言うけたたましい妻・良子の絶頂の善がり声が会場中に響いていた。

正直輪姦(まわし)の場合は、攻める順番で言えば「先に二〜三人に犯られてイッ(絶頂)た後」の女性の方が肉体(からだ)の感度が上がっていてヒィヒィもので、犯るのが堪(たま)らなく面白い。

妻・良子の肉体(からだ)は、その感度が上がった状態で次の訪問者(  の男性)を迎えた。


シュール(非日常的)で衝撃的なプレィ光景が、固唾を飲む周囲のライブ(実況)で観ているギャラリー(観客)に良く見えていた。

全裸の妻・良子が四つん這いに尻を高く掲げた姿勢をさせられて、後ろから眺めるとア*ルの菊の蕾(つぼみ)が恥ずかしそうに皺(しわ)を見せている。

そのア*ルの下部、柔らかそうな肌の太腿(ふともも)の付け根に、こんもりと二枚の肉の花びらが「触れてくれ」と怪しく男を誘うように左右から閉じ気味に割れ目を見せている。

今妻・良子の肉体使用権を得ている男が、右手を開いて中指で二枚の肉の花びらを掻(か)き分けて挿し込み、クィクィと抜き挿しして攻め始める。

「アァー、アァー、アァー、アッ、アッ、アッ、アッ。」

攻められた妻・良子が善がり声を挙げ、腰を震わせて反応を始める。

指攻めの反応に興奮したのかその男が硬く張り詰めた自分の欲棒を左手で握り締めて四〜五回扱(しご)き、その欲棒のカリ首を妻・良子の割れ目へ二〜三度擦りつけてグィと挿し込んだ。

四つん這いに左右に開いた妻・良子の太腿(ふともも)の中央に、その男の欲棒がズッポリと嵌(はま)った。

後背位で生々しく嵌(はま)った欲棒が、男の腰の動きに応じて愛液で濡(ぬれ)れ光る陰茎を見え隠れさせながら抜き挿しされている。


良子も人数を熟(こな)し続けて相当体力を消耗しているが、ここは気力で乗り切るしかない。

只、この疲労困憊(ひろうこんぱい)の時機に、ランナーズハイ・と同様の驚くべき悦楽(気持ち好い)状態・セックスハイ現象に見舞われ、良子の味方に成る。

つまり男達側の交代に依る連続性交で、良子の一旦達したマックス(絶頂)状態が持続したまま突き抜けて、悦楽(気持ち好い)状態・セックスハイ現象に達する。


ソーシャルセックス(社交的な性交)が始まってしまえば、政和交歓倶楽部の女にシャブらせながら列を作って順番待ちの男が並ぶ。

一人犯り終わると、まだ前の男の欲棒が引き抜かれたばかりで湯気が立っているような良子の股間に次の男の欲棒が続けて突き入れられ、また抜き挿しが始まる。

良子が歯を食い縛って乳房を躍(おど)らせ、渾身(こんしん)の受け腰使いで男の抜き挿しに素直(すなお)に応じ犯る。

ガチの性交バトルが続くこの圧倒的な刺激的マラソン性交プレィを、世間はどう受け止めるべきか?

その歯を食い縛った良子の口から、「ウゥ、ウゥ、ウゥ。」と叫び声の様な善がり声が漏れて、取り囲み観るギャラリーの加虐心を満たす。

大勢の男達に犯され続ける女がどう言う反応をするのかを観る愉しみは、至近距離から性交ライブ(実演)を観るギャラリー達男女の醍醐味である。

良子は、もはや許容範囲を超えたセックスハイの陶酔(とうすい)の中で無意識に歓喜の受け腰を使い、女を曝(さら)け出して快感を貪(むさぼ)って居る。

良子に求められた恥女としてのマラソン性交プレィを採点すれば、かなりの高得点が与えられるであろう渾身(こんしん)の大奮闘である。

やはり良子は、政和交歓倶楽部に拠って肉体(からだ)に覚え込まされた、アベソルティオベデンス(絶対服従)の「高機能性交マシンに調教された」と言って過言では無い。

欲棒を挿し込まれ、白濁(はくだく)した愛液に濡れ光る陰茎を見え隠れさせながら、股間で生々しく繋がっている良子の輪姦性交は続いている。

このマラソン性交プレィの状況からすると、今はまだまだやっと折り返し地点を廻ったくらいで、激しい性交ライブ(実演)プレィのゴールまではまだ程遠い感覚だった。

イク(絶頂)に達したのか、良子は肩を震わせながら上半身をガクンガクンと大きく揺(ゆ)らしているが、股間を串刺しにした欲棒の抜き挿しは容赦なく続いている。

襲い掛かる人数を熟(こな)し続けて良子は相当体力を消耗しているが、ここは気力で乗り切るしかない。

只、この疲労困憊(ひろうこんぱい)の時機に、ランナーズハイ・と同様の驚くべき悦楽(気持ち好い)状態・セックスハイ現象に見舞われ、良子の味方に成る。

命令通り良子は、「オマ*コ気持ち良い」を叫びながら終わらない性交ライブ(実演)の被虐快感に悶絶し、痙攣(けいれん)しながら堕ちて行く。

政和交歓倶楽部の輪姦(まわし)を経験すると、このセックスハイのお駄賃(褒美)を得られる事に味を占めた。


しかしその内、妻・良子の肉体(からだ)から「ガックリ」と力が抜け、「だらり」と動かなく成った。

「奥さん(良子)、気を失ったみたいですね。まだ予定の人数の半分も行っていません。このまま続けましょう。続ければ、その内に気が付きます。」

「判っている。構わない、続けさせよう。」

妻・良子がこう成ったのは吉井警視のせいで、「気絶したから」と言って赦(ゆる)されないから、そのまま犯らせて見守ってやるしか無い。

目の前で、妻・良子がぐったりと動かなく成ったまま、男達が入れ替わりながら壮絶な陵辱を受け続けている。

何しろ輪姦(まわし)に馴れた男達が相手で、男がパンパンパンと突き入れる度に、  の乳房が上下し、肉体(からだ)がガツン、ガツンと波打って見える。

その状態が三人ほど続き、再び妻・良子が息を吹き返し、「アァー、アァー、アァー、アッ、アッ、アッ、アッ。」と善がり始めた。

再び恍惚の表情を浮かべて、妻・良子が「アッ、アッ、アッ、アッ、アー。」と善がり声を上げ始め、またクライマックス(絶頂)に達したようだ。

妻・良子のクライマックス(絶頂)の悲鳴も一度で終わらず、この輪姦性交ではもぅ何度と無く聞こえていた。

それにしてもあれだけ善がっている妻・良子を観ると、この輪姦(まわし)を「可哀相(かわいそう)な事をさせた」と同情して良いものかどうかも、吉井警視には疑問になる。


吉井良子が体験したソーシャルセックス(社交的な性交)は、息も絶え絶え(たえだえ)に成る程に強烈だった。

「もぅ懲り懲(こりご)り」などと格好を付けては居られないほど、後を引く快感体験だった。

最初は仕方なしに犯られるだけの気分でも、次から次に犯られれば感じ始めて当たり前で、自然と受け腰で抜き挿しにクィクィと応じ始める。

肉体(からだ)の中心を欲棒に貫(つらぬ)かれ、妻・良子の顔は完全に身を委(ゆだ)ねるモードの表情に入っていた。

妻・良子のクィクィ言うと腰の動きに応じて、「アッアッアッ」と  の喘(あえ)ぎ声とハァハァと荒い息の呼吸が他人前(ひとまえ)にも抑(おさ)えるでもなく漏れている。

快感を貪(むさぼ)り始めたらもぅ止まらず、そのまま容赦無(ようしゃな)くイカされ続けて男達は二回(ふたまわ)りに入(はい)り、やがて妻・良子は絶叫する。

その妻・良子の肉体反応を、夫の吉井警視が見知らぬ女に欲棒をシャブらせながら目をキラつかせて観ている。

この世に生まれた幸福をエンドレスに感じる絶叫悶絶の快感に、偽善社会の罪悪感も吹っ飛ぶ究極の心地良い疲れは理屈を超越していた。


政和交歓倶楽部から「また可愛がって犯るから来なさい。」とお呼びが掛かると、「もぅ、しょうがないわね〜。」と言いながら、内心これから自分の身に起こる出来事に期待してパンティを脱いで出かける良子が居た。

「あの犯され続ける時間がまた遣って来る」と想うと、次の誘いを心待ちにする妻・良子がそこに居た。


本人なり周囲の人間なり、誰が何と言おうと良子は全裸でこの公開性交舞台に「これでもか?」と股を広げて出演した。

本音で言えば、こうした場面で淑女(しゅくじょ)のあられもない究極の姿を観るのは、出席者の偽らない愉しみである。

また、こうした舞台に登ってしまった妻・良子にして見れば、それはもぅアスリートの気分で全力を尽くして、この生々しいエロスを観せるしか無かった。

だからこそ、妻・良子にしてみれば、あれだけ犯って観せたのだから「充分にギャラリーを愉しませた」と言う意識はある。

そして妻・良子には、これを越える曝(さら)け出しは想像出来ないほどに、犯り遂げた想いはある。

「人前で性交する」と言う脳みそが溶ける様な究極の羞恥心は、女性が本来持つ露出嗜好を満足させるものである。

また、このプレィに於けるアベソルティオベデンス(絶対服従)は、女性が持つ究極のM性(マゾ性)を満足させるものである。

そして、同じ類人猿・チンパンジーやオラウータンの群れ婚、発情期に於ける雌に対する雄の連続輪姦の現実は、女性の遠い記憶の中に在る

だから「止む事が無いのでは」と思える連続輪姦の快感は、良子がセックスハイ現象に追い込まれるのに充分だった。

この輪姦(まわし)と言う凄(すさ)まじいセックス・プレィに追い込まれる事態に遭遇するまで、妻・良子はお気楽に生活していた。

しかし生き方に「安易な決まり事」を持ち込むと、楽に生きられるかも知れないが想像力や創造力は育たない。

「何で私が、こんな事を犯らなきゃいけないの?」と想うかも知れないが、何事も妥協しては良い仕事は出来ない。

確かに今までの認識からすればこの事態は異常な状況ではあるが、追い込まれて避けられないのなら今更クヨクヨしても仕方が無い。


元々「変態の素質」はアンソロポロジー(人類学)的な生物学的特性で、唯一ホモサピエンス(知性人)に潜在する性癖だから、他の生物に「変態」は存在しない。

何しろ吉井良子は、本来なら世間では「ふしだらな淫乱女」と罵(ののし)られる卑猥(ひわい)でエキサイティング(興奮させる)な遊びを、大勢を相手に犯らせているのだ。

表面的な偽善社会の世論感覚からすれば、お披露目の生贄(いけにえ)性行為は大いに羞恥心や罪悪感を感じる行為である。

しかしこれは、犯らせたい相手への仕掛けた相手の拘(こだわ)りの上、吉井警視の妻である良子にしか出来ない役回りだった。

それでもぅ、女性(おんな)として覚悟を決めたからこそ、モチベーション(犯る気)を証明する為に吉井良子は全裸で此処に居る。

相手の男が、パンパンパンと二枚の肉の花びらを掻(か)き分けて良子に欲棒を突き入れる度に、良子の身体がガツン、ガツンと波打って見える。

マットレスを敷いた性交舞台の上で、良子はライブ(実況)で観ているギャラリー(観客)の卑猥(ひわい)な視線を集めながら「ハッスル、ハッスル」の囃子声(はやしこえ)に急(せ)かされるように欲棒を咥え込んだ肉体で奉仕をして居る。

良子は、半ばランナーズハイ現象に似たセックスハイの陶酔の中で、男達の輪姦(まわし)に応じて噴出した汗に塗(まみ)れ、精液混じりの愛液を垂(た)れ流しながら奮戦していた。

良子が、妖艶(ようえん)な姿態を露(あらわ)に、マルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)、コレクティブセックスプレィ(集団乱交)と凄(すさ)まじい性交を繰り広げている。

多数の男達を相手に、大勢で寄って集(たか)って激しく攻め犯され、乳房を揺(ゆ)らし、腰を使い、裸体を踊らせながら奮闘している。

男達に続けて犯られれば、例え他人前(ひとまえ)で在っても肉体の反応の方は「理性(左脳域)」だけでは快感反応を抑(おさ)えられない。

だから良子は、男達の激しい抜き挿しに耐え切れず、途中からタガが外れて欲棒に串刺しにされたまま腰を浮かして物凄い反応で涎(よだれ)を垂(た)らしながら喘(あえ)ぎ善がる。

続けて性交しているから、アクメ(絶頂)に陶酔してまだ前の男の欲棒の感触が残っている良子の股間に、次の男がまた欲棒をコジ入れて来る。

股間に欲棒を咥え込んだ良子の裸体が、大胆にそしてしなやかに受け腰を使い、男達の激しいプレィに応じて怪しく踊っている。

この輪姦(まわし)は一プレィあたり十分から十五分、五プレィごとに五分ほど休ませて二十プレィほど男相手の取り組みが続き、当然良子は数プレィ消化後から快感反応の連続陶酔状態でプレィを続ける事になる。

良子は、男が変わる度に絶頂に達して歯を食い縛り、腰を小刻みに震わせながら同時に左右に捩(よじ)り、仕舞いには海老ぞりに反り返り絶叫する。

亭主としては、それを眺(なが)めて良子の奮闘振りを褒めているのだから、他者が聞けば冗談みたいな「おかしな話」に聞こえるかも知れない。

しかしその時は、被(かぶ)っていた仮面を夫婦共に脱ぎ捨てて居たから、良子の奮闘振りを「流石(さすが)内の奴だ」と褒めてやれた。

一匹の獣(けもの)の雌(メス)と化した良子の恥さらしな激しい性交姿を、夫の吉井警視もギャラリーに紛(まぎ)れて眩(まぶ)しそうに観ていた。

目の前で妻・良子が犯られている気分は複雑だったが、妻の肉体(からだ)に他人の欲棒が抜き挿しされている光景には、正直吉井警視も抑え切れない興奮も感じていた。

妻・良子の性反応が、とても日頃の夫(私)相手では見せないほど激しく大胆だったからである。

もっとも、あれだけ次から次に輪姦(まわ)し犯されてはアクメ(絶頂)が繰り返し続いて、良子がセックスハイの陶酔の中で性交を続けていても不思議は無い。

ライブ(実況)で観ているギャラリー(観客)は、良子の乳房を上下に揺(ゆ)らしながら大きく広げた股間に欲棒が抜き挿しされ、良子の腰がその欲棒の抜き挿しに同調してうごめく様を愉しんでいた。

良子の肉花弁が欲棒の抜き挿しに連れて、よじれたり中に巻き込まれたりと生々しい様子まで、ライブ(実況)で観ているギャラリー(観客)が目を光らせて確りと観て居るのを良子は感じてた。

肉体(からだ)の中心を男達の欲棒に突かれながら、肢体を躍動させる良子は「セックスハイの陶酔」を感じていた。

良子は、周囲のライブ(実況)で観ているギャラリー(観客)から丸見えの性交舞台の上で、舞台に上がって来る男達と次から次と性交する。

もぅ興奮がピークに到達して弾(はじ)けたセックスハイ状態の良子は、善がり声を挙げながら裸体を震わせ、受け腰で激しく応じながら陶酔のままに裸体を躍(おど)らせ続ける事になる。

本人には赤面物かも知れないが、究極の感性は隠し様も無く、恥ずかしげも無いソプラノ発声の周囲に良く通る善がり声が、良子の喉を通って唇から漏れて来る。

いささか恥ずかしいが、腹を括(くく)って観られるのを愉しみながら犯られるしか仕方が無い。

お披露目の生贄(いけにえ)性行為が、当初は吉井良子が納得が行かない事でも、それに一旦応じてしまえば後は自分で納得が行く理由を見つけるしかない。

良子が体験したお披露目の生贄(いけにえ)性行為は、息も絶え絶え(たえだえ)に成る程に強烈だった。

「もぅ懲り懲り(こりごり)」などと格好を付けては居られないほど、後を引く快感体験だった。

最初は仕方なしに犯られるだけの気分でも、次から次に犯られれば感じ始めて当たり前で、自然と受け腰で抜き挿しにクィクィと応じ始める。

快感を貪(むさぼ)り始めたらもぅ止まらず、そのまま容赦無(ようしゃな)くイカされ続けてやがて絶叫する。

その良子の肉体反応を、夫の吉井警視が見知らぬ女に欲棒をシャブらせながら目をキラつかせて観ている。

この世に生まれた幸福をエンドレスに感じる絶叫悶絶の快感に、偽善社会の罪悪感も吹っ飛ぶ究極の心地良い疲れは理屈を超越していた。

「あの犯され続ける時間がまた遣って来る」と想うと、次の誘いを心待ちにする良子がそこに居た。


素っ裸の妻・良子は、男女の好奇な視線に晒されるお披露目と言う名のセックスフアイトのリンクに登った。

正直妻・良子には、これからこれから自分の肉体(からだ)に訪れる遊びの性交に痺(しび)れるほどの期待感が芽生えていた。

「これから何人もの男達に続けて犯される」と想っただけで、その生まれて始めてのインモラル(不道徳/背徳的)な刺激には、妻・良子の脳は厚めに活性化する。

性交している恥ずかしい姿を男女のライブ(実況)で観ているギャラリー(観客)に披露する事に成るが、元々女性の本質は露出癖で、腹を括(くく)ればその辺りを満足させる。

これだけのギャラリー(観客)の前で始まる性交ショーに、その場に居る全員が、胸をときめかせるインモラル(不道徳/背徳的)な至福の時を愉しく過ごす事は間違いはない。

輪姦(まわし)は、一般的に「女性を蹂躙(じゅうりん)している」とする解釈も在るが、女性本人の性癖如何では至福の時を過ごす官能的な場面かも知れない。

信じられないかも知れないが、このヤンチャ(悪戯)な状況の当事者に追い込まれてしまえば、後で「あそこでもうチョット頑張れば良かった」と悔やみたくは無い想いが妻・良子にはある。

究極のソーシャルセックス(社交的な性交)・プレィは、鑑賞に耐えられるアバンギャルド(前衛芸術)でシュール(非日常・奇抜)な光景かも知れない。

政和交歓倶楽部メンバーに依るお披露目輪姦なんて、大袈裟(おおげさ)に考えなければ結局こんなもので、大した事では無いのである。

そして、どうせこう言う非日常の事は、経験が無い者に限って声高に批判するだろうから、良子は世間に口を拭(ぬぐ)って知らん顔をして居れば良い。

その後の良子はこの手の「プレィのお誘い」に「また、あの天国が体験できる」と、政和交歓倶楽部の呼び出しに嫌悪感(けんおかん)は起こらなくなった。

しかしこの世に生まれて人生が色々なら、男だって女だって咲き乱れて愉しんでも良(い)いんじゃないか?

つまり良子がそれ成りに成熟した女性なら、年齢相応の思考なり肉体なりに自然に進化しているものである。

良子は非日常の一瞬に、男達の連続性交で散々善がらして貰(もら)っただけで、家に帰った日常はそれ以上でもそれ以下でも無い。






(良子、大森に犯られる)

蒼い危険な賭け・京香◆
第五十六話(良子、大森に犯られる)

人間は卑猥(ひわい)な表現(行為)をする事で自らを興奮させる。
吉井良子には一方で端無(はしたな)いとの思いは有ったが、「オマ*コ気持ち良い。」と叫びながら犯る事に高ぶりを覚えていた。

つまり性交は「感性の問題」と言う微妙繊細なもので、気分が乗ってこそ強いオーガズムを得られるものなのだ。

性行為は、本質的に「偽(いつわ)りの秘すべきもの」で、実は「秘すべきもの」と言う設定そのものが、だからこその卑猥(ひわい)な興奮を呼ぶ為のスパイスになっていて、気分と行為が相乗的に高まりを見せるのが理想的な性行為である。

元々人間の心理としては限りなく嫌らしい性行為が刺激的興奮を呼ぶものだから、快楽の為にはおシャブリやアナルSEXも当たり前で、「あれも犯らないこれも嫌」では興醒(きようざ)めで、本質的に嫌らしくない性行為などこの世には存在しない。

そこを勘違いしているから大した夫婦生活はおくれず、倦怠期(けんたいき)に陥(おちい)って外での興奮を求めて浮気をする。

建前を別にすれば、性の行為に正常異常の線引きなど誰にも決められないのだから、夫婦が合意で快楽の為に大胆に怪し気な気分の刺激を求めても、それは罪ではない。

読みはズバリ当たった様で、吉井良子は山崎代議士の「掘り出し物」になった。


吉井良子の血液型はO型で、血液型がO型の女性の性格は社交的で思い遣りがあり、おおらかな性格でどちらかと言うと精神的な繋がりを求める性格から、表面的には相手の外見や立場などに拘らないで、誰とでも親しく接する。

当然ながら良子の社交的思い遣りは切り離せない性格で、この土壇場とも言えるお披露目パーティの状況下でも出席者への気使いとして表れている。

O型には、セックスはおろかスキンシップも重要視せず、性交プレィの指向も淡白な上に滅多に性交プレィそのものを犯る気に成ら無い難しい面も在る。

しかしO型は、本音ではロマンチストで純粋で理想を求める一面があり、好き嫌いの態度がハッキリ分かれる特徴を持つのでそこにジレンマを感じ、「私は我侭(わがまま)ではないか?」と悩んでいる。

このロマンチストの一面、実はO型の非日常嗜好の現れである。

映像や小説ならともかく、日常生活にロマンチックな事など存在しない。

そんな性格のO型だが、元々非日常の嗜好を持つO型故に、尊敬や憧れの強い相手にメンタル(精神)面で攻められると、「私は我侭(わがまま)な女ではない」と従順に疑いも無く非日常的なハードSMにも難なく嵌(はま)ってしまう。


吉井夫婦が山崎山荘から帰って来て暫(しばら)くしてからの事だ。

元を正すと、切欠を作ったのは吉井良子自身だったが、良子に取って思わぬ展開が待っていた。

只、吉井警視正に取っては、その出来事がある問題の解決に「もっけの幸い」と言う皮肉な結果になったのである。


大森警部補が吉井警視の自宅に遣って来て、「警視はご在宅ですか?」と訪ねた。

出先から本庁に戻った大森警部補は、吉井警視が「帰宅した後だ」と聞いてワザワザ山崎代議士の政治資金の件を自宅まで報告に来たのだ。

玄関内まで迎えに出た良子が家に上げ、大森警部補を応接へ案内した。

「ご苦労様ですね。今主人を呼んで来ますのでこちらに座ってお待ち下さい。」

良子の応対に柔道三段で大柄の大森警部補が小さくなって恐縮しながらソファーに座った。

「いぇ、少々個人的な捜査の相談も有りますので・・・」

この時点で大森警部補は、吉井警視が婦人の良子を卑猥(ひわい)な輪姦(まわし)の生け贄にして「KIYOUBI並びに山崎派のグループ」と手打ちをした事を知らない。

「おぉ、どうした自宅まで?」

「済みません。押しかけまして・・・実は山崎代議士の政治資金の件なのですが。」

「その件か、で何か掴んだのか?」

「山崎代議士は資産を取り崩して派閥を維持していましたから、これと言って摘発要件は無いのですが・・・」

話をしている所へ、良子がお茶を入れて持って来た。

「摘発要件が無いのなら手間が係らず良かったじゃないか。」

「それはそうですが、どうやらその個人資産が枯渇し始めているようでして。」

「なるほど、それで山崎代議士は資金豊富なKIYOUBIの理事長とか言うオーナーを後釜に据え様と言うのか。」

「え、警視もご存知でしたか。麻生(巡査部長)君からの情報ですか?大学を手に入れて理事長だそうです。」

「大森さん、お茶をどうぞ。」

「あ、恐縮です。」

「あなた、山崎代議士って先日パーティにご招待頂いた山崎先生の事ですの?」

「そう言えば、まだその事は大森(警部補)君には言ってなかった。」

「え、警視は奥様(良子)と山崎派・政和交歓倶楽部のパーティに出席されたのですか?」

大森警部補の表情が急に妖しく成った。

調査対象だから、山崎派の秘密パーティの妖しい内容は彼には想像が着く。

吉井警視は「まずい」とは思ったが、公安部の大森警部補が相手ではいずれ判る事ではある。

「えぇ、何でも主人が山崎派の別枠メンバーに入れて頂けるとかで康子さんから紹介して頂いたのですよ。」

「麻生(巡査部長)君の紹介・・・・なるほど。」

大森警部補が、合点(がてん)が行ったように小さく頷(うなず)いた。

「良子、無駄口は止めろ、今は仕事の話をしている。」

吉井警視が良子のオシャベリを制止した。

しかし既に遅かった。

それを聞いて、大森警部補には全ての察しが着いて居た。

KIYOUBIの内偵捜査をしていた大森警部は、内定対象のKIYOUBIの社長婦人が性接待の愛奴隷として、山崎代議士と度々接触していたのを知っていた。

その捜査過程で、KIYOUBIの社長が山崎代議士の山荘に招かれ、「政和交歓倶楽部」の奇妙な勉強会の実態も覗き見ていた。

それは密かに噂されていた山崎代議士の性癖を具現化する「露出公開性交」の為の紳士淑女の社交場だった。

その山荘で、あの有名女優が素っ裸晒し者の雌豚にされ、犯られ放題・輪姦三昧の激しい扱いを受けているあきれる場面も視認していた。

「以前警視が話した時から、何と無く警視がKIYOUBIや山崎代議士の遊びを羨(うらや)ましがって居る・・そんな感じがして居たのです。」

「何が言いたい?」

「ズバリ言えば、警視ご夫婦で思い切ってあちら側に飛んだんじゃあないのですか?」

「それはどう言う事だ?」

「警視、私(大森)は内偵中だったのですから、政和交歓倶楽部のパーティで奥様に何が在ったかは私(大森)にも想像は着きますよ。」

「そうだな、君には隠せないな。大森(警部補)君は捜査員だ。良子がそこまで言えば、どんなパーティだったかも全て察しが着く。」

「え、・・・」

吉井警視は、あのお披露目パーティの会場で「これで良子も、吉井君が犯れと言えば犯る女に成ったじゃろう。」と言った山崎代議士の言葉を咄嗟(とっさ)に思い出した。

いずれはこうなるとは思っていたが、大森(警部補)君にはこっち側に成って貰わねば成らない。


政和交歓倶楽部のパーティ後の良子は、明らかに依り美しくなって若返ってさえ見えた。

人間の脳は必要に応じて全身に指令を発して制御するから雌犬に成ってからは、他人前で裸身を晒(さら)す機会が増えたのを良子の脳が敏感に他人目(ひとめ)を意識して綺麗に成ろうとする。

勿論、良い性交を度々経験すれば、良子の性フエロモンが活性化して驚くほど変化を魅せ、魅力的な女性(おんな)醸成される。

それで他人目(ひとめ)に磨かれた良子には経験が滲み出る様な「良い女オーラ」が着衣の上からも発散され、周囲は日常生活の中からも良子の裸身を想像する様になる。

正に大森(警部補)の目は、そうした無遠慮に良子を撫で廻す目付きをしていた。

「お前ここで大森(警部補)君と犯りなさい。これは私の命令だ。良いね大森(警部補)君。」

「はぁ、私(大森警部補)はそれで構いませんが・・奥さんは?。」

大森の態度が急に慣れ慣れしく成って居た。

「それで構いません。と言われましても・・・。」

大森警部捕は警視庁公安部に在籍するだけ有って、精悍な顔付きに鍛えられた肉体の持ち主である。

男としては魅力はありそうな風貌だったが、只、大森のどこかひねくれた様な雰囲気が、女を寄せ付けないようだった。

そんな訳で、吉井警視も麻生康子もチームを組んでKIYOUBI(京美)を内定する前は、大森は女嫌いで取っ付き難く苦手な部下や上司の一人だった。

大森警部捕は離婚暦のある独身だったが、結婚した相手の女性が振るっていて「この男性(ひと)なら私の言う事は何でも聞いてくれる」と言う「バカっぽい理由で結婚した」と言うのだ。

元の妻は美人を鼻に掛けるだけあって顔立ちもスタイルも良く、表面的には仲間に羨ましがられたが、とんでもない勘違い女だったので、「そんな訳はないだろう。」と直ぐに離婚した。

それ以来バカ女は懲り懲り(コリゴリ)で、大森警部捕は性欲を適当に処理して独身を通して来た。

それがあの村里に潜入して発見拘束され、麻生康子やKIYOUBI(京美)の女達に性欲の世話をして貰ったからか、あの山里から帰って来てからはガラリと雰囲気が変わっていた。

大森警部捕は、言わばエロス関係に関しては大胆な理解を示す様に思考回路を変えていたのだ。


吉井警視と大森警部補も警視庁のベテラン公安部員である。

良子が軽い気持ちで言った事が、大森に逃れられない重要なサジェスト(示唆・暗示を与える事)をしてしまった。

ここは信頼出来るリアルな事実の存在が必要で、吉井と大森も一瞬にしてこの場を収拾するには「大森が良子を抱く事だ」と答えを出していた。

麻生康子巡査部長もそうだったが、吉井警視も大森警部補も、こんな稼業(かぎょう/公安部警察官)をしていれば奇麗事だけではやって行けないから、弾力の有る考え方で実情に合わせる知恵は持っていて、社会の裏の裏まで覗いてしまっている。

稼業(かぎょう/公安部警察官)の性(さが)とは哀しいもので、建前は気休めでしか無い事は骨身に沁みている。

大森警部補も、麻生康子との囚われの性交生活で味を占めているから、その辺りはズウズウしく成っている。

大森警部補が感付いた事を、そのまま受け流して互いの疑心暗鬼を増長させてはチームとしてやっては行けない。

「それじゃあ一つ、奥さんとお手合わせ願いますか。」
「・・・。」

「お前が口を出してペラペラ話したのだろう、良いから犯れ。山崎先生(代議士)からも頼まれ事が在ってちょうど良い。もう覚悟を決めて大森君と犯れ。」

「それ、あなたは本気なのですか?」

「あぁ、冗談なんかじゃない。本気の話しだ。」

夫に「本気だ」と言われれば、もう良子も冗談めかして応諾するしか選択肢はない。

「エェ、また勝手に決めちゃう何て、あなた失礼しちゃうわねぇ。私(良子)を何だと思っているの?でも、私(良子)が余分な事を言ったのなら仕方ないか。」

夫は「大森と犯れ」と命じたが、愛の無い性交でも快感は感じる事を散々の経験をしたから、良子はもう吹っ切れて居てこんな事は何でもない。

誓約(うけい)の性交はアブノーマルが原則であると良子も承知している。

どうやらこれは、「主人の部下と犯るのは恥ずかしい、と言ったレベルの話しでは無さそうだ」と、良子は理解した。

「奥さん(良子)、麻生(巡査部長)君にも犯って貰っていますから、状況は承知の上ですから安心して下さい。」

「そうですか、康子さんもですね。格好を付けても始まらないようですから、主人がそう言うなら犯らせて頂きます。」

「そうか、それなら早く脱いでここで犯りなさい。」

そう命じられた良子は、それだけでクラクラと淫乱な気持ちが湧き上がって来るのを感じた。

「それじゃあ警視正、チョット奥さんと失礼します。」

大森の嬉しそうな挨拶が続いた。


この一連の出来事で、吉井良子には学んだ事がある。

何故か夫婦間の性交には「愛情」と言う名の優しさが求められ、優しく甘い代わりに刺激の少ない物に終始してしまう。

しかしその夫婦間の性交は、永い夫婦生活に於いては永くは続かない物である。

本来、愛情と性交は分けて考えるもので、その愛情を性行為の条件に混同するから話が厄介になる。

今まで夫意外と性交するなど「大それた事」と思っていた事が、犯って見ればそう大した事では無い事に気が付いた。

山崎派のパーティから帰宅して日常生活に戻れば、別に何でも無い生活が待っていただけである。

人間、修羅場を潜(くぐ)れば強くなる。

女性の肉体(からだ)は、亭主以外の遠慮の無い他人(ひと)の手が入って初めて真に開発されるものである。

正直、山崎代議士グループのまったく遠慮の無い輪姦(まわし)を施(ほどこ)された吉井良子の快感の記憶は、脳にインパクトを与えて覚めやらないものになっていた。

良子は、人間性を無視された屈辱的な性行為が案外刺激的で、その被虐感が想像を絶する快感を得られる事を知ったのである。

気が付くと、何故か居心地良くその陵辱場面に馴染んで行く自分(良子)が居た。

それに、犯られてしまった感想は「案外、遊びのSEXも良いかも知れない」で、一度味わった輪姦(まわし)の快楽は密の味である。

味わう前には「大それた事」と思っていた倫理感は吹っ飛んで「毒を食らわば皿まで」と言う気持ちになる。


吉井警視の妻・良子は、「夫の出世の為」と言う合理的損得勘定に拠る納得の理由の下、山崎代議士のリクエスト(要望)に応じざるを得なくなり、彼の策謀(さくぼう)に嵌(はま)ってお披露目パーティのヒロインとなり、一気に理性の壁をクリア(跳び越える)した。

理性の壁をクリア(跳び越える)してしまえば、その非日常の行為は癖になるほど官能的であり、何よりも夫の合意の上と安全が在るなら一度味を占めた良子それを拒(こば)む理由は無い。

人間界に於ける性交と言う行為は元々日常生活とはある種分離された感覚のものであり、性交そのものが感性に於ける非日常の行為と位置付けられるものなら、その行為の範囲は限定的なものでは無いのではないか?

そしてその性交行為が感性に於ける非日常の行為と位置付けられるものなら、性交に於ける道徳観は言わば社会性との整合性であるから、そこさえクリア(跳び越える)出来れば元々自然界に於ける性交相手や行為内容は限定的なものでは無い。

社会性との整合性を求められる道徳観は理性で支えられているが、理性には左脳域の計算に於ける損得勘定が背景にあり、それが感性の抑制を為している。

従って、左脳域の計算に於ける合理的損得勘定と右脳域の感性を満足させる性行為とが一致してしまえば、それを拒(こば)む理由は個人の感性の問題だけである。

そうした考え方から、性交行為に右脳域の感性を満足させるフォアー・アミューズメント(おもしろ半分の慰み)の要素が在っても不思議は無く、今後それを愉しみたい欲望が良子に在っても何の不思議も無い。


夫から「部下の大森と犯れ」と言われたが、山崎派のお披露目パーティであれだけ大人数に晒し者状態で犯られてしまえば、度胸も着くし倫理観も麻痺もして来る。

良子にして見れば、性交相手が夫の部下で在っても、今は「まぁ、良いか」と言う気分である。

スイッチが入れば素直に従うのが最良の道で、覚悟が決まる。

夫に命じられるままに、夫の部下と犯るのはスキャンダラス(醜聞的)な行為である事は間違いないが、愛の無い性交でも、快感は感じる事を散々の経験をしたからもう吹っ切れてこんな事は何でもない。

警視庁内の部下大森警部補に凡(おおよ)その事が見透かされた以上、ここは良子も開き直るしかない場面である。

「はぃ、今脱ぎます。大森さんのお相手も致します。」

山崎派の秘密パーティで、あれだけ凄い輪姦(まわし)を経験した良子には度胸が充分に着いていた。

あれだけ強烈な性体験をしてしまえば本音の所、今更、大森警部補の一人くらい「犯る相手が増えたから」と言ってどうって事は無い。

なるほど乱交も、最初にマックス(最大)まで行ってしまえば物差しの幅が違い、つまり良子がその気に成りさえすれば、ここで大森と犯るのに問題は何も無い。

決心が付いたのか、良子はその場で着衣を脱ぎ始めた。

夫の部下大森(警部補)の目の前で良子の肉体(からだ)が少しずつ露(あらわ)に成って行く。

まず、スェーターの上着を脱ぎ、スカートのハスナーを下に下げ足を左右順番に抜き取った。

気分は、あばずれストリッパーの気分である。

薄い肌色のレースのブラジャーとパンティストッキング姿になると、良子は前屈みに成ってパンティストッキングをスルスルと下ろし、ソファーに腰を浅く掛けてパンストを抜き取った。

同じく薄い肌色のレースのパンティが現れたが、見た所余り特徴は無い。

続いて手を後ろに廻し、ブラジャーのホックを外すと、小振りだが立派に存在を主張している乳房がこぼれ出た。

パンティ一枚になった所で、良子は夫の吉井をチラリと見たが、そ知らぬ風を装い何の意思表示をしなかった。

最後の確認だった。

良子は諦めて最後のパンティを一気に下げ降ろし、脱ぎ落して仁王立ちに成り「これで良いか」と言う感じで夫と大森(警部補)を見まわした。

良子の白い裸身が、自宅とは言え普段は有り得ない応接間に晒(さら)け出された。

「なるほど、以前から良い女だと思っていた奥さんだけど、脱がすと尚更で舌なめずりものすね。」

「何だ、前からそんな目で内の奴(良子)を見ていたのか。」

「男なんてそんなものでしょ。警視だって似たような目で見ていませんか。」

他人の、しかも夫の部下の前に全裸を晒(さら)し、相手の要求を待つ身のこの無防備の羞恥心は被虐の興奮そのもので、何故か途中から卑猥な期待が良子の脳裏に浮かんでいた。

ヤッパリあの時の被虐感は、私(良子)にとって本物だわ」と心の中で確信した。

「光栄ですわ大森(警部補)さん。何からお相手を始めましょうか?」

「そう言う事なら、遠慮なく楽しませて貰います。奥さん(良子)を四つん這いにさせて良いですか?」

「好いから、それは良子に直接命じて見ろ。」

「奥さん(良子)、肉体(からだ)を良く見たいので尻をこっちに向けて四つん這い。」

「はぃ。」

夫が「直接命じろ」と言う事は「大森に命令権を渡した」と言う事で、良子は命じられた通りに膝を伸ばして尻を高く掲げた雌犬の四つん這いになる。

四つん這いの良子は、大森が尻の双丘をギュッと握って左右にグィ開くのを感じた。

良子が想像するに、良子のア*ルの菊座はおろか肉花弁までパカッと開いて大森の目の前に曝(さら)け出されているに違いない。

良子に取って夫の部下・大森に弄(なぶ)られるのは、精神的に究極の辱(はずかし)めなのだが、それだからこそ乳房の乳首が勃起し、子宮が熱くなるのを感じた。

まさかこんな行き掛かりで「夫の部下とも犯る事に成る」とは夢にも思わなかっただろうが、口を滑らしたのは自分(良子)である。

何か事を起こすには「多少のリスクは付き物」が世の常識で、確かに大森警部補の口を塞ぐ手段はこっち側に成って貰うしか方法は無い。

「こっち側に成って貰う」と言う事は、「山崎派のパーティ」と同じで肉体(からだ)の繋がりを持って「誓約(うけい)」の信頼関係を構築するしかないのである。

「これをシャブって下さい。」

何時(いつ)の間にか大森(警部補)は、スラックスのファスナーを下ろし、欲棒をヒネリ出していた。

「大森(警部補)君遠慮は要らないから下は脱いだらどうだね。私(吉井)も参加するから。」
「そうしましょう。」

返事をする大森警部補の横で、立ち上がった吉井警視がスラックスとブリーフを一気に降ろして下半身を露にした。

「良いですね。二人で奥さん(良子)を責めますか?それなら遠慮なしだ。」

大森警部補も立ち上がって、改めてスラックスとブリーフを一気に降ろした。

良子の視界に大森の欲棒が半立ち状態で現れたので、良子が膝間着いて大森の欲棒を咥(くわ)えてシャブリ始めた。

欲棒を晒(さら)した吉井がソファーに座り、「良子、大森(警部補)君のが堅くなったら、こっちに来て私(吉井)のをシャブリながら後ろから犯って貰いなさい。」と命じた。

良子が口から硬く成った大森の欲棒を吐き出して立ち上がり、ソファーに座った吉井の両膝に手を置いて股間に覆いかぶさり舌と唇で欲棒を探って咥(くわ)える。

咥(くわ)えた吉井の欲棒を、良子が前屈(まえかが)みに立ったままシャブると、丁度尻を突き出す格好で受け入れ姿勢に成った尻側から大森が柔ら壷に欲棒をズブリと貫(つらぬ)いた。

「アァ、・・・・」

大森が、貫(つらぬ)いた欲棒をクィクィと抜き挿しをしながら、調子に乗って良子に声を掛けた。

「奥さん(良子)、山崎派のパーティで輪姦(まわ)されたのでしょ。あれ、凄く気持ちが良かったでしょう。」

大森に痛い所を突いて囁(ささや)かれた良子に、羞恥心の興奮で、またもアドレナリンの放出前駆体ドーパミンの脳内放出を促進させる。

「アィ〜、アィ〜、アィ〜、はぃ、よ、良かったです。」

「どうだ内の奴(良子)の使い心地は?」

「良いですねぇ、良く締まって、チョット突くリズムを変えてみます。」

言うが早いか大森の腰使いが激しくなり、パンパンパンと言う感じで良子の尻肉が音を立てた。

「アッ、アッ、アッ、アッ、アッ。」

下にを向いて垂れ下がり気味の乳房が激しく揺れ、良子の口から洩れる吐息の音色が変わり、感じ始めているのが良く判る。

「こら、こっちがお留守に成っているぞ。」

「はぃ。」

良子は、吉井から叱責されておシャブリの方もチュパチュパと気合を入れ直すのだが、後ろから大森に後背立位でパンパンと攻められているから直ぐに吉井の欲棒を吐き出して善がり声を上げてしまう。

「アァ〜、アァ〜、アア、アァ〜、アァ〜、アア、」

早くも良子は、一回目のオーガズム状態に入っているようだ。

「夫の部下に夫の前で犯される」と言うシュチェーションは良子に思わぬ興奮を与え、良子の肉体(からだ)の性感度が極端に上昇していた。

「アァー、気持ち良いィー、アァー、アゥ、イク、イク、ヒー、イク、アァー。」

「アレアレ、どうやら奥さん(良子)、イッちゃった様ですが。」

クィクィと抽送を続けながら、大森が吉井に声を掛けた。

「イッても構わんから少しユックリにしてそのまま続けてくれ。」

「アァ〜、アァ〜、アァ〜、アァ〜。」

「しかし、これで私(大森)にも山崎代議士が大臣を中々引き受けない謎が解けました。」

「アァ、その事ならSPが着くのを嫌っている。」

「自由が利きませんから、山荘でのパーティも出来なくなりますね。」

「その件だが、近々政局が大きく動く恐れが有って山崎代議士から誰か信用の置ける男が居ないかと相談を受けている。君を専属SPに推薦して良いだろうか?」

「はぁ、政和交歓倶楽部やらの何もかもを承知の上の山崎代議士専属SPですね。引き受けましょう。」

「アァ〜、アァ〜、アァ〜、アァ〜。」

良子に抽送を続けながら、大森が吉井の「言わん」とする所を理解して応じた。

「そう言う事だ。ところで大森(警部補)君、仲間内に成るならこの事は庁(警視庁)には内緒の胸の内だろうな。」

「勿論ハィです。所で、自分は警視に個人的について行きますから時々奥さんを貸して下さい。」

「アァ、貸すのは承知したから、任務に励(はげ)んでくれ。」

「それはもう励(はげ)みますが、奥さんもそれで良いですね。」

「アァ〜、アァ〜、それで宜しくお願いします。」

「エヘヘ、まさか奥さんを犯れるなんて思っても見なかった。それが時々犯れるなんて身内同然で、これで警視を裏切る訳が無い。」

また大森のエンジンが掛かり「パンパン」と抽送のスピードが上がって、良子の股間で大森の欲棒の見え隠れが激しさを増した。

大森の激しい腰使いに、良子の腰が艶(なまめ)かしく呼応し、良子の白い肌とは対照的な大森の浅黒い陰茎が、愛液に濡れ光ながら見え隠れしている。

「アァ、アァ、アァ、アァー、アゥ、イク、イク、ヒー、イク、アァー。」

また、ヒィヒィと言う妻(良子)の悲鳴に近い善がり声が激しく応接室に響き渡っ手居る。

「アゥ、アァ、アゥ、アァ、アゥ、アァ、アァー、イク、イク、ヒー、イク、イク、アァー。」

こいつ(大森)、清々と内の奴(良子)を犯り倒して「目一杯楽しんでいる。」と、こちらから持ちかけたとは言え吉井警視は内心苦笑いである。

それにしても良子の性感度は、あの日以来抜群に良くなっている。

もっとも、吉井警視にした所であの日以来考え方がガラリと変わった。

近頃の妻・良子のこう言う場面は、夫の吉井警視に取っても官能的でこのメリハリは勃起物で堪(たま)らない。

そうそう普段は淑(しと)やかに暮らして居ても、必要な時は見事な娼婦になれる妻の方が刺激的に暮らせて良い。

アソコまで犯ってしまった夫婦であれば、今更引き返せないものなら割り切って楽しむしかない。

「内の奴(良子)も私(吉井)と一所の時なら何をされても構わないそうだから、君も一々私(吉井)に断らんでも縛りなりア*ルなり内の奴(良子)を好きに精々楽しんでくれ。」

ここで気取ってもどうせ山崎の警護に付けば良子の調教は判る事で、まだ良子に抽入したまま腰を使っている大森に吉井が声を掛けた。

「なるほど、奥さん(良子)は代議士達の調教済みと言う事ですね。そりゃぁ楽しみだ。」

大森は盛んに腰を使っているが、良子の方は完全にイッてしまったようで、ダラリと犯されるままである。

「あそこ(山崎山荘)のパーティには禁止行為は無いからな。内の奴(良子)も何でも一通りは経験済みだ。」

「実は一度、私(大森)もあそこ(山崎山荘)の敷地に入り外から覗きましたから、何を犯ったか凡(おおよ)その事は見当か付きます。なるほど、奥さんもあの洗礼を受けた訳だ。」

「そうか、あれを見ていたのなら君(大森)も凡(おおよ)その見当が付いた訳だ。」

「えぇ、奥さん(良子)から山崎派・政和交歓倶楽部のパーティに行ったと聞いて、これは犯ったとピンと来ました。」

「簡単に見破られたか。やはり捜査のベテラン相手に誤魔化しは出来ないものだ。」

「あの集まりに出席して、奥さんが犯られない訳はないですよ。」


山崎代議士は、今信用が置ける忠実な番犬を必要としている。

政局が混迷しているから、今回だけは山崎代議士も下野(げや/無役)している訳には行かない。

そうなると、口が堅く例のパーティも驚かない専属SPが必要になるので「誰か適任者は居ないか?」と依頼を受けていたのだ。

内の奴(良子)も今は山崎派の雌犬だから、大森が山崎代議士の番犬とあらばどのみち犬同士で、いずれは相手をさせる事に成る。

麻生巡査部長や内の奴(良子)と関係(誓約/うけい)を持った男(大森警部補)を、そこまで説明して私(吉井)が推薦するなら山崎代議士も信用するだろう。

内の奴(良子)と犯らせて大森警部補に山崎代議士のSP警護を引き受けさせた訳だが、これで山崎派に対して一仕事した事になる。


それからは後は、交互に良子と犯りながら山崎派の支援を受けて吉井警視が出世をする夢を三人で語り合った。

つまり吉井警視も、腹心の大森(警部補)と麻生(巡査部長)を軸に、色気タップリの新しい体制を整えつつあった。

この話、「誓約(うけい)」を済ませた信頼関係だから、絵空事ではない。

山崎派がズッコケては元も子のないから、警察幹部として山崎派を支えるしかないのだ。

「吉井警視、さっきの話し。間違いなくこれからも時々奥さん(良子)の肉体(からだ)を貸して頂けますか?」

「もうそう言う仲に成ったんだから、構わんよ。なぁ良子。」

「えぇ、あなたとご一緒の時でしたら・・・」

「そう言う事でしたら、私(大森)も警視の出世に尽くします。」

妻の肉体(からだ)を使う人間が一人増えたが、「この際、一人増えたくらいは大した違いではない。」と思う吉井警視と、同じ気持ちで「一人増えたくらいは大した違いではない。」と思う吉井良子が居た。

「アァ〜、アァ〜、アァ〜、アァ〜。」

大森が腰をクィクィと使い、良子に抜き欲棒の挿しを繰り返しながら山崎代議士の専属SP話を吉井警視から聞いている。

「私(大森)が山崎代議士の専属SPと言う事なら、例の山崎派・政和交歓倶楽部のパーティにも付いて行く訳ですよねぇ警視。」

「そうだな、この件の任命は山崎派のパーティの秘密が守れる事が条件で、君(大森)には秘密を共有して貰う事になる。」

「すると今後は、パーティで活躍している奥さん(良子)の様子も生ライブで見れる訳ですね。そりゃ楽しみだ。」

「エッ、私(良子)、大森さんにあのパーティで皆様に犯られている恥ずかしい所をお見せする事になるのですか?」

「恥ずかしいも何も仕方が無いだろう。大森君に限らず、今後も仲間が増えれば拒(こば)めない事だ。その意味でも、今の内に大森君と誓約(うけい)を済ませて置く方が良かっただろう。」

「奥さん今更隠し事もないでしょう。今後は警視正の片腕に成る男ですから。」

「そりゃ、そうですけれど・・・。」

パーティデビューは、夫の目の前で犯される情が絡まない誓約(うけい)の性交で、それは良子のロイヤリティ(忠誠心)を試される性交である。

浮気の性交ではないのだから優しい性交では無く、良子が容赦なくこっ酷く虐(いじ)め犯かされる被虐性交が相応(ふさわ)しい。

「内の奴(良子)は政和交歓倶楽部のパーティではまだ新参で、容赦の無い犯られ方が想像以上だから、まぁ見て驚かんでくれ。何しろ素っ裸の雌犬にされて山崎代議士に躾(しつけ)けられている最中だから君(大森)にも見応えが有ると思うよ。」

「嫌ですよ何も今からそこまでバラさなくても・・・アァ〜、アァ〜。」

「良いじゃないか、隠してもどうせ見られる事になるのだから。」

「そりゃ、そうですけれど・・・皆さんに犯られてヒィヒィ言う見苦しい所を大森さんに見られるのは私(良子)の方なのですよ。」

「おぃおぃ良子、恥ずかしがるにしてはヒィヒィ何て随分リアルな事を大森君に言うじゃないか。」

「もぅ覚悟しました。アァ〜、アァ〜。こうなったら、大森さんに予めパーティで凄い事を犯られているって言って置かないと、パーティで行き成り私(良子)のあんな恥ずかしい所見せられませんもの。」

犯りながら話している間も様々な陵辱場面を思い起こさせ、良子の脳には官能が突き抜けて来る。

「アァ〜ッ、アァ〜ッ、イィ〜・・・。」

「逃れられない」と度胸を決め、官能モードに入った良子だから、大森の欲棒が抜き挿しするのを腰を使って受けながら、開き直って大胆に普段は口には出来ない様な事を口走る。

山崎山荘から帰って来て平凡な日常生活に戻り、あれ(輪姦)が忘れられず少し物足りなさを感じ始めた頃に、降って湧いたようにこの大森との性交が夫に与えられた。

「奥さん(良子)、見苦しい何て・・・そんなに凄いのですか、そりゃ益々愉しみだ。」

「どうせ逃げられないのですからもう開き直って言いますけど、とにかく一方的に性玩具(おもちゃ)にされて輪姦(まわ)されちゃうので、私(良子)物凄い声でヒィヒィもギャーギャー言いますよアァ〜、アァ〜。」


この次この三人が再会する時は、吉井婦人・良子が山崎派のパーティ会場で施(ほどこ)される数々の恥ずかしい輪姦性交の目撃者に、大森警部補が成る。

犯りながらの会話だから互いに脳みそはHモード全開で、会話の内容に想像力がカキタテラレ、相乗効果的に今の性交がより官能的になる。

互いがパーティ会場での再会場面を想像して気分が上り詰め、大森と良子が獣のような咆哮(ほうこう)をうなり、次の瞬間には大森が良子から欲棒を引き抜いていた。

その射精の瞬間に良子が身を翻(ひるがえ)し、前にしゃがみ込んで大森の欲棒に咥(くわ)え着いて口中に受け止め、唇で扱(しご)いて絞り取っている。

「おぉ、こりゃどうも。なるほど、もぅ奥さんの躾(しつ)けが大分進んでいる訳ですね。」

「ハハハ、それはあの倶楽部のパーティでは基本中の基本だ。」

「なるほど、気心が通じるにはこれが一番ですね。」

良子におシャブリで後始末をさせながら、そう言った大森の感心したような言い方が印象的だった。


私(良子)の頭の中では「あの場所(山崎山荘)だけ」の積りでしたのに、とうとう大森さんとも犯ってしまいました。

性的な事を言うと、直ぐに「嫌らしい」と毛嫌いする私が、どうしてこう言う心境に成ったのか、自分でも驚きでした。

それでも、口を滑らしたのは私(良子)ですから仕方がありません。

あれだけ凄い輪姦(まわし)を犯られたのですもの、私(良子)、「今更恥ずかしがっても仕方がない」と思ったのです。

実は「お前ここで大森(警部補)君と犯りなさい。」と言われた時、気持ちが動いたのです。

私(良子)、一度の輪姦(まわし)で、もの凄く淫乱な女に成ったのかしら?

夫には言えませんが、「大森(警部補)君と犯りなさい。」と言われた時、どうした事か子宮が熱く成ったのを感じて、積極的に「犯られたい」と言う気持ちに成っていました。

それで慌てて着ていた服を脱いだのです。

あそこまで大人数と犯ってしまったのですから、今更相手が一人増えたくらいは「どうせ大した違いではない。」と言う気持ちだった事は事実です。

割り切ってそこまで犯ってしまえば、もう断る理由など無く誰と犯るのも同じ事です。

つまり山崎派では、仲間なら誰とでも犯って当然なのですが、その心境に成るには「犯る事が何も特別な事ではない」と言う意識がなければ、とても勤まらない事です。


最初は、あそこ(山崎山荘)でのこちらの意志を全く無視した理不尽な輪姦(まわし)の陵辱に腹も立ちました。

所が、輪姦(まわ)され始めてしまうともう理屈ではなく肉体(からだ)が勝手に反応し、私(良子)は素晴らしい快感に翻弄(ほんろう)されたのです。

その理屈では無い状況が私(良子)に教えたのですが、こうして実行して見ると個人の感情(独占欲)に起因して、性行為を倫理として聖域化するのは本来「詰まらない考え方かも知れない」と思えて来たのです。

私(良子)には、図(はか)らずも「呼び出されて誰彼構わず肉体(からだ)を許す」と言う非日常の時間を過ごす「新しい生き方」が要求される事に成りました。

そして、どうやらその新しい生き方から抜け出すのは難しい立場のようです。

終(つい)に夫の部下の大森さんにまで淫乱な玩具(おもちゃ)扱いをされる立場に成ってしまいました。

康子さんの言い分では、「個人の感情(独占欲)に起因して性行為を倫理として聖域化するのは本来詰まらない考え方だ」と言うのですが、確かにそこに拘(こだわ)っていては新しい生き方は出来ません。

心境は複雑でしたが、例えそれが外聞を憚(はばか)るような端無(はしたな)い事でも、動き出した運命はもう私(良子)には止められなかったのです。

大体、起こり得た物事を後に引きずるのは男性の方で、元々肉体的構造が輪姦(まわし)に応じられる造りの女性の方が、スッパリと割り切りは早いのです。

性に対してはタブー意識が強く、現実を見つめる事を避けて誰もその事に触れようとしないのですが、率直に言えば或いは新しい倫理観を構築する必要を感じても、一向に不思議は無いのです。

こう言う事は、体験して始めて学ぶもので、私(良子)は「奇麗事と言うのは欺瞞(ぎまん)偽善である。」と気が付きました。

世間ではこうした乱倫を大げさに考えますが、実はさして大それた話しではなく、嫌も応も本人の感情ですから、単純に互いの合意さえあればグループSEXは成立するのです





人間、生きていると色んな事態に遭遇する。

それを「幸福」と思うか「不幸」と思うかどうかは個人差がある事で、他人がとやかくは言えない。

しかし今回の事は、良子の意に添(ろ)わない事態ではあるが、ここで既成概念に潰されたら一生平凡な人生を送る事に成る。

幸か不幸か、簡単に「ノー」と突っ張れないのであるから、「不幸」を「幸福」と、良子がどこかで妥協する事がその後の人生を決める事になる。

或る目的の為に愛情無き性交をする事が、そんなに疚(やま)しい事だろうか?

確かにセックス行為を金にするのは、世間の建前上は中々理解できない批判の的かも知れない。

しかし批判するのは簡単でも、現代社会では金や権力を持たないと中々身内や他人に何かしてやれない。

現実、身内や他人に何かしてやれるように成るには、「多少の無理をしても、のし上がろう」と言う矛盾(むじゅん)に眼を瞑(つむ)らなければ、金も権力も容易(たやす)くは手に入らない。

つまりセックス行為が、自分または身内に寄与するユーティリティ(役に立つ・有効な)精神の発露なら、恥ずかしいも見っとも無いも在ったものでは無い。

そう言う事に女性が貞操を賭けて一肌脱ぐのなら、多少の事に目を瞑(つむ)るのも人情で満更責められない情状も理解できる。

この心情心理を批判するばかりで共感出来ないとすれば、そうした人々はかなり独善的な思考の持ち主と言わざるを得ない。

日々の日常生活が「表」なら、夜の夫婦生活は「裏」であり、性癖を満足させる為の「裏の裏」が、遊びのソーシャルセックス(公開・社交的な性交)の存在である。

この「裏の裏」の遊び、体験してしまえば中々濃厚な快感もので、良子も慣れてしまえばそれなりにリピート(繰り返し)の欲求も湧く。

外聞さえ気にしなければ、ソーシャルセックス(公開・社交的な性交)は亭主一人を相手にするより遥かに濃厚な性感が得られるプレイである。

何しろ一度アクメ(絶頂)を迎えたままの良子に、何人もの男達が次々に伸し掛(か)かり、犯るのだからアクメ(絶頂)状態が継続して、良子は狂わんばかりの性感に息も絶え絶えになる。

実際に性交状態に入ってしまえば良子の脳の性感が快感に優先されてしまうから、その時は「嫌も恥ずかしい」もない。

良子にアクメ(絶頂)状態が継続すれば、ランナーズハイ(肉体的極限陶酔状態)と同様の驚くべき悦楽(気持ち好い)状態・セックスハイ現象に達する。

良子には、湧き上がる快感に大きな善がり声を挙げ、欲棒を咥(くわ)え込んだ腰を涎(よだれ)を垂(た)らしながらクィクィ使って快感を貪(むさぼ)った覚えが在る。

何人もの男達に輪姦(まわし)を犯られたあの忘れられない快感の光景の記憶が、良子の脳裏には折に触れて思い出される。

一度大勢の男達に欲棒を突っ込まれた事実は、もぅ夫婦間の認識では元に戻らないし、その性交で泡を吹くほど善がってしまえば、今更「嫌だった」とは言えない。

だから良子は、山崎代議士から「また可愛がって犯るからおいで」と命じられても、本音では肉体(からだ)が肯定しているこの遊びの誘いを拒否などしない。

問題は世間体(せけんてい)で、本人は「それでも犯って良い」と想っても、世間の建前上は中々理解できない事がこの遊びの現実である。

つまりこの「裏の裏」の遊びは、吉井夫婦が外聞を気にするプライバシーポリシー(守るべき私事の行動方針)ではある。

だが、本音では元々男女の性の事には固有の感性が影響するから、その性癖に多様性が在って当然で、何でも否定すれば良い」と言うものでは無い。

ここまで来ればもぅ、定期的に為(な)す止められない遊びとして「政和交歓倶楽部」のソーシャルセックス(公開・社交的な性交)プレイ(性交遊び)が、吉井夫婦が秘すべきプライバシー(私生活の秘密)と合意していた。



それにしても吉井夫婦は、今後の自分達がどうなるのかも知らされず、釈然としないまま帰宅し、暫(しば)らくして早くも吉井警視の警視正昇進を知らされた。

目(ま)の当たりにしたのは、想像以上の山崎派の威力だった。

警視正昇進は歓迎すべきだが、吉井にすれば妻の陵辱(りょうじょく)の代償のような感じがして、心中複雑な思いがあった。

しかしこれで、「ロイヤリティ(忠誠)が認められた」と言う事である。

巨木の枝に上空を覆われて日光を遮られるジャングルで、高さを確保する為に大木の枝に取り付いて日光を得て生きる植物を「着生植物」と言うのだが、さしずめ吉井夫婦は山崎代議士が主催する政和交歓倶楽部に着生した事に成る。

誓約(うけい)は本来、相手の「情」を求めない善意の性交で、例え輪姦(まわし)であっても根底に有るのが善意の性交でなければ、誓約(うけい)の概念は成り立たない。

最初に山崎山荘に呼ばれて家に帰った後も、吉井良子には鮮烈な輪姦(まわし)の記憶が残った。

思い出すとその快感の記憶がよみがえって懐かしく、良子は「たまには気晴らしに、羽目を外す事も必要だ」と思う様になった。



月が変わって直ぐ、臨時国会が合間を迎えた直後に麻生康子を通して「また可愛がって犯るから政和交歓倶楽部のパーティにオイデ。」と四度目のパーティ出席の誘いがあった。

山崎代議士は吉井良子を次のステージに上げる積りだが、それを吉井夫婦から了解を得る積りは無い。
既に吉井夫婦は、山崎の飼い犬だった。

輪姦(まわし)体験で骨身に染みてしまえば、もうそれを正当化したがるのが人間の心理であり、良子が正当化すればその後の輪姦(まわし)も当然否定が出来ない。

あのパーティでの生贄を一度味わえば、その気が遠くなる悶絶の連続体験は効果てき面で、嵌(はま)れば快感を追うように誰でもリピート(再要求)を求めるのは当然のである。

吉井良子もご他聞に漏れず、思考回路を修正して新しい生き方を手に入れた。

三回目の「また可愛がってあげる。」はその確認みたいなもので、輪姦(まわ)されるのを承知でまたやって来れば、吉井良子はその心理に嵌(はま)った事を意味している。

吉井が「山崎先生の所の佐和子さんから連絡で、この土曜の夜に召集が掛った。」と伝えた時、妻の良子は、「判りました。伺います。」と答え、「あそこまで犯って、今更仲間には成れません何んて言えませんもの。」と、苦笑いするように応じた。

実は、山崎代議士の「また可愛がってやる」と言う伝言が、何故か良子に甘美な誘惑を思わせる。

不思議に思ったが、良子の肉体(からだ)にはあの陵辱体験が「懐かしかった」と思い到った。

普通の未経験の女性は「何でワザワザそんな辛い事を」と理解できないだろうが、一度合意の上の輪姦(まわし)を経験すると大抵の女性は二度目を志願するようになる。

それがマラソンのランナーズ・ハイや登山のクライマーズ・ハイと同様だからである。

イッてもイッても犯られ続ける凄まじい臨界状態の輪姦(まわし)を体験すると、ドーパミンが噴出してベータエンドロフィンと言う脳内麻薬が輪姦(まわ)され続ける女性の脳内に充満し、言わばセックス・ハイの状態に意識が移行して神懸りと成る。

天国か地獄かは知らないが、その脳内麻薬の充満状態を一度経験してしまうと苦しみ体験ながらも中々止められないマラソンのランナーズ・ハイや登山のクライマーズ・ハイと同様に再体験願望と言う常習性がその女性の脳に記憶され二度目を志願するようになるのだ。

吉井警視正とその妻・良子は正直で実直な夫婦で、私達同様に余り器用な生き方は出来ない筈だった。

それが山崎代議士の罠に嵌(はま)って生き方を変えてしまい、それが習慣着いてしまったのか吉井夫婦は「また可愛がってあげる。」と言う伝言を聞いた瞬間に、もう日常生活とは違うチャンネルに切り替えている。


山崎代議士には女を辱(はずか)めて楽しむ少しハードなS(サド)の癖が有るから付き合う良子の方は大変だが、それも運命だから仕方が無い。

確かに山崎代議士の命令は女性の良子を辱(はずか)める卑猥な要求だったが、同時に専業主婦・良子の退屈も倦怠感も吹っ飛ばして胸をときめかせる冒険心を満足させるものでも在ったのだ。

正直言うと吉井良子は、山崎代議士から「また可愛がって犯るからお出で。」と言われて、「あのアクメの連続する快感がまた味わえる」と胸をときめかせる自分が居るのを認識した。

癖になるとはこう言う事で、良子の意識は山崎山荘での一度の輪姦(まわし)で明らかに変化していた。

つまり吉井良子には、以前とはまったく違う考え方が芽生えていた。

性交している姿など、自分が想像しても傍(はた)から見ても恥ずかしく不恰好に違いないから、心理的に「他人(ひと)に見せる姿では無い」と言う思いが羞恥心(しゅうちしん)に繋がる。

その一方で、潜在的に露出癖も持ち合わせているのが人間だから、それを密かに満足させる場があれば羞恥心(しゅうちしん)が快感に変わる。

人間は感性の生き物だから、犯って愉しくなるのが性交で愉しくなければ本当の性交ではない。

その意味で性交している姿を他人(ひと)に見せる事は、羞恥(しゅうち)と露出の心理作用が性感を見事に増幅させ、我を忘れる位の「最高の突き抜け感が得られる」と言う愉しい性交を経験すれば良子の心境の変化は当然で、その答えは違うものになる。

良子にして見れば彼女の心を縛っていたのは恐怖感と倫理観だったのだから、元来群れ社会動物である人間は「集団同調性(多数派同調)バイアス」と言う感性の生き物である。

それを容認する集団の中に在って合意の上の「卑猥(ひわい)モードと言う舞台も背景もムードが整った輪姦(まわし)犯られてしまえば、卑猥(ひわい)だからこそ否定出来ない最高の性感々受だったのである。

ギャラリーの居る前で酷く卑猥で恥ずかしい性交をしているにも関わらず、それを忘れさせるほど刺激的なあの間を置かない輪姦性交の非日常の連続快感感覚は専業主婦としての倦怠感の全てを吹き飛ばし、終わった後は爽(さ)わやかな気だるさえ感じさせてくれた。

それにしても、「他人前(ひとまえ)で輪姦(まわ)された」と言う現実も只の本人の意識の問題で、翌日の日常生活に入ってしまえば周囲の他人はそんな行為をした女とは誰も気が着かない。

平凡で退屈な日々が続くだけで、普段通りに振舞っていればまさか良子が「そんな卑猥な事をした」などとは誰も想わないのだ。

あの遊びに、たまに誘われるのなら良子に断る理由は無い。

良子をクタクタにさせるあの入れ替わり立ち代りの陵辱劇が、また妻の良子の肉体(からだ)に訪れる事になる。

「済まんが、また上手く犯ってくれ。」

新任成った吉井警視正は、妻の良子にそう命じた。

「承知しました。また上手く務めます。」

思いの他簡単な「はぃ、上手く務めます。」と言う良子の変事が返って来た。

それで彼女(良子)が、余り嫌そうでも無く「輪姦(まわし)の陵辱を現実として受け入れている」と、夫の吉井は気が付いた。

ヒョットして「意外と妻が本物の淫乱なのでは?」と吉井は思った。

しかし、この際それは問題ではない。

愛の形はそれぞれであり、こう言う夫婦の付き合い方は難しい事ではない。

妻への愛情故に、非日常の性感を妻が謳歌(おうか)する事が「夫としての喜び」と解釈れば、全ては解決するのである。

代議士・議員の他にも【左脳】が悲鳴をあげるほど理性的意識に抑圧されるストレス職業に役人(官僚・公務員)、教職関係者、司法関係者(警察官を含む)、宗教指導者、科学者、医学関係者などがある。

吉井警視の場合は役人(官僚・公務員)であり司法関係者(警察官を含む)でもある典型的な【左脳派人間】である。

世間で大きく取り上げる「あるまじき」として本来最も理性的であるべき立場の者が痴漢行為や淫行などの事件を起こす。

つまり職業柄【左脳域】ばかりを使っているストレス職業に携わる人間ほどバランスの癒しを求めて【右脳域】に暴走する傾向があり、これは理性だけでは人間が生きて行けない事を意味している。

山崎山荘は、浮世から離れる為に山崎派が張った結界の中にある。

固体としての吉井警視に取っては、この【左右の脳】の活動バランスが特に要求される職業であるが、どうやら【左脳派人間】の彼の【右脳】はこの突然の切欠で行き成りこじ開けられ、抑圧から解放されて暴発した。

妻の良子は目の前で日頃見せた事の無い卑猥(ひわい)な行為をし、吉井警視にも日頃の職業意識を捨て去り、一匹の獣に成る事の心地良さが在った。

いずれにしても夫の職業柄、日頃の夫婦は堅く堅く生活しざるを得無い。

その仮面をかなぐり捨てて、腸(はらわた)まで曝(さら)け出す解放感は、得難いものだった。

無い物ねだりは贅沢かも知れないが、創意工夫は必要なのかも知れず、考え様で吉井警視は妻の操(みさお)と引き換えに夫婦にとって最高のストレス発散の場を得た事になる。


或る日、吉井警視正はまた警視総監室に呼ばれた。

忙しかったのか、総監の座るデスクの前で吉井警視正は立ち話で応える状況に成った。

今度は、呼ばれた用件が吉井に判っている。

「おぅ吉井君か、山崎先生の方から色々言って来るが、君と山崎先生はどう言う間柄だ?」

「いぇ機会が有りまして、山崎先生には私共夫婦揃ってご指導を頂いています。」

「そうか奥さん(良子)ともお付き合いが有るのか。難(むずか)しい相手と良く付き合う事に成ったものだが・・・まぁ、上手く行っているなら良いか・・・。」

「はぃ、内の奴(良子)も代議士には可愛がって頂いています。」

「判った。私(総監)も敵に回したくない相手だ。山崎先生の機嫌を損ねないように気使いを頼む。」

「承知しました。そのように内の奴(良子)にも良く言い聞かせて置きます。」

「山崎先生のバックアップがあれば、君の将来も安泰だ。私(総監)の事も宜しく頼む。」

「総監には色々とご配慮を頂きまして、有難うございます。」

「その配慮だがな、山崎先生から電話が有って、君の所に所属の大森警部補を身辺警護に貸せと言って来た。君の推薦か?」

総監が、怪訝(けげん)そうに経緯(いきさつ)を尋(たず)ねて来た。

ここはハッキリ「自分の推薦」と言うよりは、多少ぼかした方が利巧である。

「推薦と言うほどでは有りませんが、信用が置ける私(吉井警視正)の部下を数人候補に上げた中から代議士サイドで調査して選んだのではないでしょうか?」

山崎代議士との関係が余り強いと総監に警戒されるので、無難な返事をして置いた。

「そう言う事か、すると山崎先生側で身元を調べて、白羽の矢が大森君に成ったと言う事だな。」

「多分そうでしょうが、大森(大森警部補)君は独り身で、警護に専念できます。只、配置転換と成ると大森(大森警部補)君には説得が必要かも知れません。」

「説得は君に任す。警部昇進と言う事で何としても引き受けさせてくれ、」

「彼は根っからの公安部員です。警護課には出向の形でどうでしょう。」

「なるほど、帰る所を作ってやる訳か、その辺は君に任すから(稟議書を)書いて上げてくれれば、私(総監)が判を押す。」

これで山崎代議士の目論見が、また一歩実現する。

要人扱いに成っている彼の立場とすれば、表向き警護を断る訳にも行かず、行動に不自由を囲っていた。

山崎代議士には、山荘での秘密パーティも口外しない信頼出来る警護官が必要だった。

吉井の手助けで事が順調に運び、大森の線で固まってそちらの心配が無くなった。


夫に、二度目に山崎SM山荘に連れて行かれたのは、凡(おおよ)そ一月後の丁度臨時国会の合間で、派閥のメンバーが東京に終結している時でした。

世間に言わせれば、こんな性行為のパーティに断りもせず出席して、大勢の仲間に弄(もてあ)そばれる私(良子)は、天性の色キチガイかも知れません。

「おぃ良子。山崎先生の所の佐和子さんから連絡で、この土曜の夜にまた可愛がって犯るからと召集が掛った。行ってくれるだろう?」

「可愛がって犯って頂くしか、仕方ないですね。今更仲間には成れません何んて言えませんもの。」

「良かった。麻生君も深刻に考えず遊びだと思えって言っていた。」

「何が有っても、私達の夫婦仲は大丈夫ですもの。」



休む間も無く犯られっ放しに輪姦(まわ)されて見て判りました。

ここまで犯ってしまえば判るのですが、一定の倫理は必要だが、生き行く為の支えである本能を抑制する事は、間違い無くある種の偽りなのです。

そうした意味で、「全てにおいて禁欲的にしろ」と言うのは人類にとって正しいか事かどうかも判らないのです。

結論から言えば、不必要な先入観は改めなければならないのです。

思っても居なかった経験をすると自分を見つめな直します。

山崎代議士は、私(良子)の知らない官能の世界が現実にある事を教えてくれました。

考えて見れば、性に対する考え方にはあらゆるものがあり、単なる個人的感情で「あれもするのは嫌、これをするのも嫌」はあくまでも私の我侭(わがまま)かも知れません。

惨めで恥ずかしい事をさせられるのが思いの他に気持ちが良いから、何時(いつ)の間にか、「出切る範囲でこのパーティで犯って行きたい。」と思える私(良子)が居たのです。

性に対してはタブー意識が強く、現実を見つめる事を避けて誰もその事に触れようとしないのですが、率直に言えば或いは新しい倫理観を構築する必要を感じても、一向に不思議は無いのです。



本来は、大勢の男達に口では言えない酷い扱いで散々に弄(もてあそ)ばれたのだから、吉井良子は山崎山荘パーティの雌犬など「二度と犯りたくない」と思う筈である。

それを良子が「嫌では無い」と言うのは、犯られて見て「想像以上に気持ちが良かった」からである。

良子が「嫌では無い」と変身した理屈は簡単で、良子は夫単独との性交では得られない特別な快感を知ってしまったのだ。

連続性交に拠る快感の持続は良子を心体共に強烈に追い込んでクライマーズ・ハイやランナーズ・ハイと同じようなセックス・ハイの状態に導き、脳内麻薬べェータエンドルフィンを発生させる。

べェータエンドルフィンは体内麻薬で安全だが、麻薬使用時に近いドリップ感覚を体験するから一度経験それを経験した良子は覚醒(かくせい)して「またあんな風に犯られてそれを体験したい」と言う欲求に駆られる。

つまり良子は肉体(からだ)がその快感を覚えてしまって、知らず知らずにセックス・ハイを求める常習性が出て乱交が止められなく成ったのだ。




(陵辱再び)

蒼い危険な賭け・京香◆
第五十七話(陵辱再び)

手打ちの秘密パーティから一月ほど経ち、山崎の山荘も紅葉に包まれていた。

十二月の始め、 米合衆国のパンナム(パンアメリカン航空)が突然倒産して運航停止する。

世界で最初にボーイング747ジャンボを就航させたエアラインであっただけに「まさか?」と驚かされた。

季節は晩秋から冬へと移りつつあった。

暗い時代だった。
どんよりした冬の空模様は、何も気象だけの事ではない。

日本経済も負けじにどんよりとデフレスパイラル現象が指摘され、日本経済は低迷を続けて立直りの切欠さえ掴めないで居る。

不良債権として融資の焦げ付きが大量に発生して、北海道や北関東、そして半島系の金融機関が破状した。

政治が何とかしなければ成らないのだが、余りにも膨大な不良債権に手の打ちようが無かった。


今日は臨時国会の閉幕に伴う打ち上げパーティをする事に成っていて、私達KIYOUBI(京美)のメンバーにも召集が掛かった。

山崎派の議員達は会合の流れで山荘に集まるから、いつも我々より一時間ほど早くに山荘に到着して飲み始めている。

いずれにしても、私はあの雌犬(吉井良子)と「再び会える」と言う事だ。

まだ吉井良子の調教は始まったばかりで、成長が楽しみである。



正直私(良子)は、犯って見るまでは自分に「山崎派のお披露目パーティのヒロインが勤まる」とはとても思っては居ませんでした。

幾ら事前に説得されていたも、女性なら誰だってパーティで素っ裸にされて男性メンバーの群れに引き渡されて先様の性癖に適う様に思いのままに性的に甚振(いたぶ)られるなど、恐怖が先にたって踏み込めるものではありません。

そしてそのパーティで体験した実際は、私(良子)の想像を遥かに越え、雌犬・良子として人権すら否定されて弄(なぶ)られ続ける激しい性体験でした。

それが、いざ雌犬・良子としてパーティに引き出されて皆様にジックリと攻められ調教されると、不思議な事に私(良子)は日常生活の時よりも非日常な時間を過ごす時方が、興奮と緊張感を感じて遥かに充実しているのです。

女性は元々露出癖を内在していますから、性的に恥ずかしい行為を露出する事は本能を満足させる興奮の快感です。

そしてお披露目パーティのヒロインを勤めてみれば、確かに激しい性的陵辱(りょうじょく)を受けましたが、その時の私(良子)は日常時よりもその非日常時の方が体調も良く気力・体力も充実していたのです。

その事を前回のパーティ帰りの道すがら麻生康子さんに告げると、そのメカニズムの秘密を教えてくれました。

体力の充実は「人間の脳は刺激に拠って興奮する事でアドレナリンの放出前駆体ドーパミンの脳内放出に拠りストレス脳神経系物質アドレナリンの血中放出状態に拠る興奮状態下の筋肉細胞の成せる業」だそうです。

同時に、性的興奮を覚えると体内で生成される無害の分泌ホルモン脳内麻薬ベータ・エンドロフィンを大量に発生して快感に到る」と言います。

パーティでの輪姦乱交は、夫相手の性交とは比べ物にならない強烈な興奮の行為の連続ですから、キットその脳内麻薬が、私(良子)の脳を非日常の感性でトロケさせているのでしょう。

私(良子)がお披露目パーティのヒロインとして激しい性行為に応じられるのも、この脳内快感物質ベータ・エンドロフィンの発生に誘発されて送り出されるセロトニンの存在です。

伝達阻害物質・セロトニンは神経を通じて痛みを伝達する体内物質をブロックするので、脳にはその行為の全てを快感だけに受け入れられるそうです。

幸せは自分の努力で掴(つか)まなければならないのですから、私(良子)の「雌犬調教を受け続けよう」と言う決断を綺麗事で批判する女性に言いたいのは、一度他人(ひと)前でオマ*コモロ出しにして「輪姦(まわし)や乱交を犯って見てから結論を出せ」と言いたいのです。

いざ犯ってしまうと、その体験は忘れ難い刺激体験なのですから今までの貞操観念もばかばかしい物にさえ感じます。

そうして見ると、この雌犬調教の試みは私(良子)の肉体にとって可能な事で、後は精神的に受け入れられるかどうかだけの問題だったのです。



また麻生康子が迎えに来て、吉井夫婦は山崎山荘に向った。

木枯らしの強風に翻弄(ほんろう)されて横殴りに枯葉舞い散る山道を、吉井のハンドルで上って行く。

気温が相当下がっているのか暖房を入れた車内とは気温差で窓が曇り、舞い落ちて張り付いた枯葉とフロントガラスの曇りを、ワイパーが弾き飛ばすように除けている。

吉井良子にしてみれば、易々と逃げ切れない状況に追い込まれて、止むを得ずに承知した政和交歓倶楽部の遊びの公開性交だった。

頭で考えている間は感覚的に、エンジョイ・トゥギャザー(ごいっしょに愉しみましょう)のソーシャルセックス(社交的な性交)など神仏も恐れる大それた事だった。

しかし、いざ一度ソーシャルセックス(社交的な性交)を経験してしまうと、それは良子の意識の中で「時には肯定すべきステージ(舞台)」に変わっていた。

それほどソーシャルセックス(社交的な性交)は、良子の肉体(からだ)に否定出来ない最高の快感を与えた事になる。

それにしても、こんなソーシャルセックス(社交的な性交)と言う過激な遊びをしているなんて恥ずかしくて実家の両親には言えない。

しかしその恥ずかしさが吉井良子の脳を刺激してドーパミン(神経伝達物質)を発生させ、脳内麻薬・ベータ・エンドロフィン(分泌ホルモン系脳内物質)が生成される。

ベータ・エンドロフィンは快感を誘発する脳内麻薬だから性感を相乗的に過敏にし、為に周囲の目も忘れて良子に積極的に性行為に没頭させる効用がある。

勿論、肉体的には自然無害な脳内麻薬だが、その非日常行為の快感は脳に確り記憶されるから癖に成っていて、再びお遊びの誘いが掛かれば良子はリピート(反復)には応じる。

相手が替わりばんこで、あのイッてもイッても相手が替わってまた犯される息が詰まる様な途切れないアクメ(絶頂)快感地獄が、また味わえるからだ。

言わば一度食べてしまったご馳走が忘れられず、誘われれば脳に記憶された快感を思い出してまたイソイソと犯られに出かけて行くのだ。


正直、性交は獣(けもの)の営みだからこそ、清純・清廉などと言う言葉は最初から似合わない事くらい理解できる。

益してや、山崎代議士を中心とした仲間内の遊びの場ともなるとそれはソーシャルセックス(社交的な性交)で、素直(すなお)に限りなく卑猥(ひわい)なほど上等の性交なのである。


吉井夫婦が、「また可愛がって犯るから」と呼ばれて二回目に山崎山荘を訪れた。

その時は、迎えに外に出ていた毛皮のコートを着て自分は重装備の佐和子に、入り口外で裸同然の深紅のパーティミニドレスさえ、「当分雌犬に衣装は要りません。」と、有無を言わさず取り上げられてしまった。

行き成り山荘の入り口の外で、良子は素っ裸である。

それも有りの場所ではあるが、ここはチョットした山中の山荘で気温はかなり低かったのだが、佐和子はお構い無しだった。

吉井良子は、二度目の今日は玄関先からドレスを取り上げられ全裸にされ、それでも抵抗は無かった。

もう自分の雌犬としての境遇に納得して、ここ(山崎山荘)での扱いを気に入ってさえ居るのだろうか?

根拠はある。

そもそも多くのオスを誘って選別し、良い子種を得る事がメスの原始本能だから、女性に男性を誘う為の露出趣味が本能的に在っても不思議はない。

いや、むしろ露出癖の無い女性の方が「女性本能が欠落している」と考えても良い。

どうせ前回のデビューで全て曝(さら)け出して居る。

今更素っ裸にされた事には抵抗感が無かった良子だが、それでも寒さには勝てない。

気持ちとは別に、良子は初冬の屋外で全裸にされたので寒くて震え上がった。

歯を食い縛って寒さに耐え、佐和子への挨拶も早々に山荘に駆け込んだ。


玄関を入った所に大森警部が立障警備をしていた。

吉井夫婦を見かけると敬礼して「ご苦労様です。」と声を掛けた。

全裸で大森警部の迎(むか)えを受けた良子は、流石に羞恥心を抱いたのか一瞬怯(ひる)んだ表情をしたが、この状況は既に想像が着いていた事で、覚悟はして来た。

どうせ散々弄(なぶ)らせた相手の上に、これから起こる良子の陵辱劇も大森警部には目撃される運命だった。


「そうか、その男が適任と吉井君が言うのならわしの警護はその男で決めよう。」

「ハァ、彼なら絶対的に信用できます。」

「嫁さんが輪姦(まわ)される場所で、見られるのを覚悟で警備をさせると推薦するのだから、どうせもうその男に嫁さんを抱かせたのだろう。」

「ハァ、そんなものです。」

大森警部補は、警部に出世して公安部から警備部警護課に出向の形で山崎代議士の警護をしている。

全て山崎代議士の思惑通りに事が運んで、政和交歓倶楽部のパーティでの凄い出来事にも平然と対応出来る口の堅い警護官を手に入れた訳だ。

大森警部は、事前に吉井警視正や麻生康子から山崎派の秘密パーティでの良子の近況を聞いていたから、良子が全裸で入って来た事には動揺を見せず、マジマジと裸身を見ながら「奥様もご苦労様です。山崎先生が奥でお待ちです。」とニヤリと笑った。

「君(大森)もご苦労さん。寒いに大変だね。」

「いぇ、奥さんこそこの寒いのにその姿でご苦労様です。」

「まぁ、内の奴(良子)は見ての通りこの格好だが、中は温かいだろう。」

「警視正が最後ですから、ここの鍵を締めたら私(大森)も山崎先生のお傍(そば)で警護しますから警視正はお先にどうぞ。」

「大森さんもパーティをご覧に成るのですか?」

「えぇ、奥さんのプレィを見れるので楽しみにしていました。今日は警護中ですから参加は出来ませんが、目の保養をさせて頂きます。」

大森は、全裸の上司の妻を目の前にしても、あくまでも無表情を装いながらも皮肉めいた物言いを言った。

良子は、大森警部が自分の陵辱(りょうじょく)セックス・セッション(乱交)のプレィを「見学する」と聞いて、あの胸がキューと締め付けられる奇妙な快感を感じていた。

女性の最も基本の感性である「落ちる」を体験して、良子は恥さらしの性交姿を見られる複雑な快感に魅せられてしまったのだろうか?

「そうか、しかし目の保養だけでは申し訳ないな。時間は作れるかね?そしたら君の相手も後で康子君に誰か回して貰うが。」

「そうですね、ここ(山崎山荘)は要塞みたいな所ですから、一度外を巡回確認をしてその後なら良いでしょう。」


中に入ると、暖炉に火が入り暖かくて良子は生き返った。

ロビーやホールには、既に見覚えのあるメンバーが三々五々屯(たむろ)っていて、全裸で入って来た良子を一斉に見た。

このパーティの趣旨から言って、男性から要求された性行為には参加女性に拒否権が無いルールだから女性の着衣は上着以外には下着さえも身に着けていないが、それらの女性が着衣を脱ぎ捨てて乱交が始まるのはパーティの後半からである。

パーティの前半は男女ともに参加者のお楽しみは、パーティの最初から全裸で引き回される生贄の女性を弄(なぶ)る事に集中する。

会場に最初から素っ裸で居るのは、輪姦(まわし)を課せられた初参加のお披露目やその調教の継続、グループ内での懲罰目的の弄(なぶ)りが生贄の女性対象である。

どうせ究極の恥ずかしい行為の姿を晒(さら)してこそのお披露目の趣旨(しゅし)だから、それこそ晒(さら)し者状態で参加者男女のお楽しみの為の惨めな性玩具(おもちゃや)として面白おかしく好き放題に扱われるルールだ。

つまり吉井良子が始めてパーティ会場に入った時、多くの正装する男女の中を女優妻一人が素っ裸四つん這いの惨めな格好で、犬首輪を首に巻かれリードチェーンで引かれながらひたすら弄(なぶ)られ廻っていた。

今日は、既に山荘の入り口でドレスを取り上げられた良子が、メインヒロィンとしてその役目を勤める事になりそうだ。


「また可愛がってあげる」と言う山崎代議士の誘いも、輪姦(まわし)の連続アクメ(絶頂感)の味を覚えて良子が考え方を変えれば、その誘いが甘美な誘惑を思わせる。

こう言う事を否定しないで上手く犯るには、気を入れて気分を卑猥(ひわい)に持って行き、積極的に受け入れて性交を愉しむのが利口な女の処し方である。

良子はこの遊びに慣れてしまって、「また可愛がって犯るからおいで」と、山崎代議士の陵辱プレィの伝言を康子から告げられると胸の鼓動が高まり、もう抑(おさ)え切れない程興奮してしまう。

「何て事は無いさ」と想えれば、日常の倦怠感(けんたいかん)を埋める様におシャブリも腰使いも上手く犯って、犯られ放題も問題とは想えない。

そう仕込んだのだから無理も無い事だが、想わずゾクゾクと癖に成ってしまった被虐の快感を期待し、犯る気満々の性本能のスィッチがオンに成るのだ。


秘密パーティの生け贄として全裸を晒(さら)して自らの意志を封じられ、相手の性玩具(おもちゃ)として身を託した奇妙な羞恥心と伴にギャラリー看視の中で犯される被虐感の興奮は、他では味わえない良子の脳をトロケさせる快感だった。

つまり吉井良子はM(マゾ)性に目覚めて、少しハードな非日常の行為に期待さえ抱いてここ(山崎山荘)に遣って来た。

歩く度に、良子の乳首が立った乳房が微(かす)かに揺れている。

周囲がまだ全て着衣で談笑をしている中を、人目に晒(さら)しながら独り全裸で歩く良子は、それを「恥ずかしい」と言うよりも裸で居る事に心細い頼り無さを感じて居た。

それも、皆さんに「お好きに可愛がって犯って貰う為に来た身」であれば、独り脱がされて居ても仕方が無い。

ここ(山崎山荘)では無防備で居る事が誓約(うけい)の誓いであり、虐(いじ)め犯される事が群れへの服従の証(あかし)だった。


仮免処分中の雌犬・良子には一切の衣類は身に着けさせない。

もっとも、前回隠し様が無い位に曝(され)け出して居るので、今更恥ずかしがっても仕方が無い。

パーティが始まってしまえば、良子は雌犬として四つん這いで代議士先生方へのおシャブリ挨拶回りの上、虐(いじ)め犯されて次に輪姦(まわ)される運命にある。

代議士達は前夜の内に集合して一泊し、朝から「政策勉強会」と言う事でメンバーの大半は揃っていた。

良子は全裸の晒(さら)し者状態で、行き会う参加メンバーとは裸身に舐(な)めるような視線を浴びながら挨拶を交わす事になる。

「今日の良子さんの為に、皆さん夕べは大人しかったのよ。」

今日のパーティに備えて体力を温存する為「夕べは静かに休んだ」と佐和子が言う。

「そうですか、皆さんのお相手、私の体力が続くかしら・・・」

「別に心配しなくても大丈夫よ。皆さんは良子さんが気を失っても勝手に犯り続けますから。」

皆、雌犬良子の調教を楽しみにしているのだ。


こう言う事は、二度目が肝心に成る。

目的は良子にセックス・セッション(乱交)のプレィヤーを務めさせる事だが、あくまでも無理強(むりじ)いする気はない。

つまり、一度目は勢いで犯らせても、後が続かないでは意味が無い。

それ故に良子の意志が肝心(かんじん)なのだが、二度目も出て来た所を見ると、どうやら良子は「嫌では無い」らしい。

吉井良子が、また犯り倒されると承知の上で二度目の誘いに応じて半裸で此処に遣って来たからには、彼女にそれを可とする心境の変化が在ったに違いない無いのだ。

その気にさえなれば、乱倫乱交はさほど大した事ではない。

恐らく吉井夫婦も「夫婦間の貞操」と言う重みから開放されて、私達夫婦同様に随分楽に成った筈である。


二度目の呼び出しに対する気持ちの準備は、良子に整っていた。

今はそれなりの結果を出す事に専念すべきだった。

今日は代議士達も普通のスーツ姿で、その女性達もスーツ姿かワンピース姿だった。

先に来て居た麻生康子が近付いて来て、ホールの一郭に居る山崎代議士の方を指差した。

康子の格好は白いブラウスに紺色のスカート姿だが、良く見るとノーブラで、乳首や乳房が透けて見えていた。

紺のジャケットを腕から下げていて、「麻生君、制服で出席させられたな。山崎先生のリクエストだろう。」と吉井警視正が呟(つぶや)いた。

このアッセンブリー(集会、会合)は半(なか)ば山崎代議士の趣味の延長だから、プログラム(予定進行)のコーディネート(まとめ調整)は山崎代議士の意向で進む。

つまりその意味は、「政和交歓倶楽部」のコレクティブセックスプレィ(集団乱交)に於いての山崎代議士が、誰も逆らえない絶対権者で在る事を物語っている。



吉井夫婦が山崎代議士を見つけて近寄って来た時、私は傍(かたわ)らに紫色のドレス姿の妻・里美を伴って代議士と話をしていた。

山荘の入り口で衣服を剥(は)がされて全裸で入って来た吉井良子の、裸身を晒(さら)して歩くウェストの縊(くび)れも内太腿(うちふともも)の白さも、そして陰毛で黒くかげる股間も、歩く都度にモコつく尻の双肉も恥ずかし気に眩(まぶ)しい。

そして仄(ほの)かに赤味を帯びた良子の裸身から、佐和子にでも命じられて施(ほどこ)して来たのか例の興奮を誘う香が立ち上っている。

夫婦が近寄って来たのを見て「さぁ、先に山崎先生にご挨拶を。」と、私は吉井夫婦にその場を譲った。

吉井警視正は「理事長、お話に割り込んで済みません。」と私に軽く会釈をすると、山崎代議士に夫婦で頭を下げ、会話が聞え易い距離まで歩を進めた。

素っ裸で挨拶に来た良子を見て、山崎代議士が「おぅ、吉井君達か、今回も真面目に参加したな。」と余裕の声を掛けた。

「先生のお誘いを、私達夫婦が断る訳にはいきません。」

「そーか、断れんか。ペットは飼い主に従順だから可愛いのだ。そう言うものだろう。なぁ、吉井君。」

「それはもう先生の仰(おっしゃ)る通りです。」

「どうだ、人生エロい方が結構愉しいじゃろう。」

「はぃ、良く判りました。」

山崎先生(代議士)のお陰で、内の奴(良子)を大胆なヒロインが務まる様に政和交歓倶楽部の皆様にタップリ磨いて頂きました。」

「そうそう、犯る事を確り犯らせんと本人にソーシャルセックス(社交的な性交)の良さが判らないでな。」

「はぃ、内の奴(良子)が犯る事を確り犯れば、政和交歓倶楽部の皆に可愛がってもらえます。」

「そうだ、雌犬・良子に理事長婦人を紹介して置こう。里美、チョットお出(い)で。」

その山崎代議士の声に、何処かに行きかけていた理事長夫妻が足を止めそのまま引き返して来る。

吉井良子は二度目に雌犬として呼び出されたこの時、山崎代議士から正式に理事長婦人の里美を紹介された。

「はぃ何か?」

「何しろ此処での女性のトップだから、チョット雌犬・良子に理事長婦人を紹介して置こうと思ってな。」

「あら、トップと言っても殿方に従順なだけで別に怖い訳では在りません事よ良子さん。」

理事長婦人の里美と対面した良子は、胸元が大きく開いた紫色のミニドレス姿の里美を見て溜息を漏らした。

雌犬・良子が溜息を漏らしたのは当たり前で、きらびやかなダイヤを多数装飾した首飾り、それと一体化した乳房を隠す事なくデザインされたアンダーバストに輝く胸飾りが胸元から覗いていた。

首飾りや胸飾りと多分お揃いでオーダーしたと思われる両腕のプラチナのブレスレットも多数のダイヤがきらめいていた。

良子は思わず「凄い宝飾ですね。」と溜息混じりに言った。

「理事長の所は並大抵の資金力ではないからな。」

二度目と言う事で、雌犬・良子は入り口で佐和子にドレスを取り上げられて素っ裸だったが、身に着けていてのは夫の吉井に買い与えられていた六十万円ほどしたエメラルドの指輪一つだけだった。

「嫌ですわ、半分はお付き合いのこけおどしで作って頂いたのですから。」

「雌犬・良子、理事長婦人のオシャレは見える所ばかりではないぞ。里美、背中も見せて遣れ。」

「はぃ、こうですか。」

クルリと里美が廻って出中を見せると、普通はシンプルな筈の首飾りや胸飾り後ろ部分もダイヤを多数配して隙が無い。

しかも理事長婦人のミニドレスの背中は、最初の日に良子が着ていたミニドレス同様に一部尻が見えそうな上辺りまで大胆に開けられていて、腰にプラチナとダイヤの幅一センチほどのウエストチェーンが巻かれていた。

「凄いわ、本当に後ろ側まで確り細工がして在りますね。」

「それもそうだが、わしが言う隠れたオシャレは半端じゃないぞ。里美、あれを見せてやれ。」

「はぃ、ただいま。」

山崎の指示で理事長婦人(里美)は、スルスルとドレスの肩を抜いて紫色のドレスを床に落とした。

理事長婦人(里美)のドレスの下は素っ裸で、裸体に輝く宝飾類が一層輝きを増したが、雌犬・良子が凍り着くほど驚いたのは股間の飾りだった。

ウエストチエ−ンの腰の部分は幅が一センチほど在りダイヤがちぢばめて在って、腰に一周巻いて前止めの金具があり、溜息が出るほど豪華な物だった。

その腰に廻して垂れ下がったプラチナとダイヤのウエストチェーンが、理事長婦人(里美)の左右の太腿(ふともも)の付け根を一回りした後、一段細いチェーンの先に造ったプラチナクリップで、恥丘下部の陰毛を左右に押し遣って股間の肉花弁を左右に開く形で引っ張らせる細工がして在ったのだ。

「ほれ吉井君、これは花びら開きクリップと言ってな、肉花弁を強制的に開くものじゃ。どうだ理事長婦人(里美)は隠れた所までお洒落じゃろう。」

山崎代議士が、傍(かたわ)らで呆然と話を聞いていた吉井警視正に同意を振った。

「はぃ、先生(山崎)が仰(おっしゃ)る通り隠れた所までお洒落ですね。」

「ハハ、男心をくすぐる勃起物(ぼっきもの)の細工じゃろう。」

「はぁ、それはもぅ・・・・。」

傍(かたわ)らから「気に入ったなら同じようなウエストチェーンを奥さんのも作らせましょうか。」と私が口を挟む。

すかさず山崎代議士が「そりゃ良い。今後呼び出す時は雌犬・良子に花びら開きクリップを装着させよう。」

「あの理事長、高価なものでしょう。」

「ウエストチェーンと花びらクリップで妻のほどダイヤをつけなければ、五〜六百万円で出来るでしょう。」

「五〜六百万円・・・そんな高価な・・・。」

「先生(山崎)が雌犬・良子に花びら開きクリップを装着させてお愉しみなると仰(おっしゃ)るなら、金額の事は気になさらなくて結構ですよ。」

里美が横から口を出して「良いわ、私が宝飾店へ連れて行って、この方が同じようなものを欲しいと言うのでプレゼントする。と言って作らせますわ」と言う。

「いぇ、高価な物を作って頂くのは申し訳なくて・・・」

「花びらクリップは、羞恥責(しゅうちぜ)めのSMグッズだから、この雌犬の見せしめにちょうど良いのよ。」

「それで決まったな吉井君。どうせ当分雌犬としてすっ裸でいるのだから、飾りも無いと寂しいじゃないか。」

「はぁ、そのようですね。見せしめに着けろと仰(おっしや)るなら着けさせます。」

「雌犬(良子)も今後ドリル(反復練習)をタップリ犯ればセックス・ジェンダー(生物学的性意識差)の抵抗感は無くなるじゃろう。何事も躾(しつ)けと言うものじゃ。」


正直花びら開きクリップで強制的に開かれた理事長婦人の姿はSMチックで異様だったが、その宝飾には良子も女性のジェラシ−(嫉妬)を感じていた。

花びらクリップは、SMパーティに於ける羞恥責(しゅうちぜ)めのSMグッズとして定番であり、表沙汰に成らないだけでSMグッズとしての乳首ピアスや花びらピアスなども含めてそう言う宝飾もある。

それを「見せしめで自分(良子)に装着する」と言われて、その姿を想像して微妙な羞恥心と期待感が交錯したが、夫が了承してしまえば異論を挟む余地は無い。

「それじゃあ吉井さん、宝飾店の方へ予約を入れて置きますわ。その時は奥さんの肉体(からだ)をお借りしますね。」

「はぃ、お任せ致しますので宜(よろ)しくお願い致します。」

今の吉井夫妻に逆らう事は出来ない。

それに、もうここまで色々犯ってしまっているから、怪しげな花びら開きクリップを装着させられても散々に恥ずかしい想いをさせられて居て、今更では五十歩百歩である。

そしてこのウエストチェーンを作ると言う事は、今後呼び出されればこのほど良い痛みと恥ずかしい花びら開きクリップを装着して出掛ける事を意味していた。

妻(里美)と吉井夫妻の遣り取りを聞いて居た私は、いずれ妻が良子を宝飾店に連れて行って花びら開きクリップを装着させるだろうと確信した。


「良子は君には妻だが、わしにとっては従順なペットの雌犬だから扱いも雌犬としか扱わんからその積もりで居てくれ。」

「承知しました。」

「吉井君、君も男だから本当は半ば期待して今日を愉しみにしていたんじゃないか?」

「はぁ、妻(良子)の前ですが、そのご指摘は正直図星ですね。実は最初のお誘いから期待半分でした。」

「ほら良子、男なんてそんなものだ。」

「はぃ、前回のお誘いの時に夫を見て良く判りました。」


「良子はわしにとっては従順なペットの雌犬だ」と言い放った山崎代議士が視線を良子に転じて「奥さん(良子)は佐和子に早々とヒッ剥(ぱが)がされたか。ワハハ上等上等。」と言った。

「山崎先生お誘い喜んで、また可愛がって頂きに参りました。」

「どうだね良子君、前回は皆さんに可愛がって貰って愉しめたかね。」

「はぃ、夢中でしたが愉しめました。」

「それが判れば良ろしいぃ。今日も皆さんにタップリ可愛がって犯って貰い、良子君もタップリ汗をかいてから帰りなさい。」

「はぃ、喜んで。」

「流石(さすが)年の功」と言うか、経験豊富な山崎代議の言う事はズバリ当たった。

人間、好きに成った事は止められない。

四度目の召集の山荘入り口で素っ裸に剥(む)かれて中に入って来た吉井良子の表情が期待感に溢れていて、その事を正直に物語っている。



四度目の「お披露目の続き」だと言う呼び出しが、「また可愛がってあげるからお出で」と言って吉井夫婦に伝わった。

それで吉井良子は、例のドレス一枚の素っ裸で山崎山荘に来ている。

夫婦合意の下、無礼講の戯(たわむ)れの場で、お披露目の輪姦(まわし)で複数のメンバーと遊びの肉体関係を築く事で、良子には新たな人生が始まる。



今、山崎山荘で、建前上は「在るべきでは無い事」だが、約束通り政和交歓倶楽部の集団に拠る良子への輪姦が現実に起こっている。

まぁ「在るべきでは無い事」が解釈としては一般的かも知れないが、意識して現実的に考えれば世間には当然在って当たり前かも知れない。

どんな環境でもその場のヒロインで居たいのが女心で、その場の同じ境遇の相手はライバルであるか、共通するパホーマー(表現者)としての仲間意識もある。

そしてこの場は、いっぱいいっぱい(限界)の官能的な性交パホーマンス(表現・披露・人の持つ能力)が良子に求められる舞台である。

この場の良子の肉体(からだ)は、参加男性のシエアリング(共同所有)がルールだから、彼らの全てに満足を与えるまでヒィヒィ言いながら犯られ続けられても文句は言えない。


最初の行為は、良子の性感を曝け出す強制バイブ攻めから始まる。

バイブレーターで股間の花芯を攻められて、脳みそが溶ける様な快感に攻められている腰を浮かし、海老ぞりに反り返りながら善がり声を発し、イキ続ける醜態を披露する。

股間にバイブレーターを咥(くわ)えたまま悶える良子の適度に熟れた肉体(からだ)の白い尻や太腿(ふともも)が眩(まぶ)しい。

やがて本格的性交が始まり、しとやかな雰囲気の良子が豹変し、欲棒を抽入された素っ裸騎上位でスクワットの腰使いに上下させ、ハァハァと荒い息の呼吸を漏らしながら乗り熟(こ)なしている。

良子の臍(へそ)の下のV字ゾーンのちじれ毛が密集した柔らかそうな恥丘の下部で、男の腰使いに漲(みなぎ)る欲棒がその陰茎を生々しく見え隠れさせている。

良子はもう、性感に拠る忘我の境地に入っていて欲棒を抽入された正常位素っ裸で、倶楽部の男達に乗り熟(こ)なされている。

愛液に塗(まみ)れて抜き挿しされる欲棒に良子の肉花弁が押し開かれ、或いは絡み着きながら生々しくうごめいている。

続けて何人もと性交するから、良子は時々ガクンガクンと落ち(イキ)ながら、犯られ続ける事に成る。

良子は破目を外して刹那(せつな)の性交を愉しむ連中に犯られっ放しの生贄(いけにえ)状態だである。

叫び声を挙げるほどイカされ続けて良子は上半身を海老ぞりに反り返り、腰をビクンビクンと痙攣(けいれん)させ悶絶する。

つまり絶頂が繰り返し続くのだから、性愛欲の極限と言う究極の新感覚に脳が震える至福の時を過ごす事になる。

これは良子にはあくまでもシュール(非日常)なの時間で、それが普通だが日常の生活は平凡でこんなスリリングで愉しみな遊びの時間など無い。

抽入からだと、男達がイク(絶頂・射精)に達するまで一人当たり短くて五分から長くて七分を費やす。

十人も熟(こ)なすなら約一時間、二十人熟(こ)なすなら約二時間のパホーマンス(披露)で、その長丁場の露出公開輪姦性交は、良子にとって見れば犯られっ放しのマラソン性交である。

六〜七人目になると、良子がイキ続けて肉体(からだ)がまだヒクついているのに次の男の欲棒が挿し込まれて攻め始めるので、泣き叫ぶほどに感度が高まって豪快に受け腰を使う。


輪姦(まわし)を犯られ終わった良子には、何故か気分がスッキリして正直嫌な気分は無かった。

長時間の連続抽入に、良子本人が自分でも意外に想うほど感度を益し、性愛欲の極限と言う新感覚に脳が震える至福の時を過ごしたからである。

まだ男の欲棒が抜けたばかりで大きくホールが開いて閉じない良子の腰が、イキ続けた余韻に浸(ひた)っているのか、大股ひらきのままヒック、ヒック、と小刻みに揺れている。



予定通りだった。

「あの女も落ちたな。」と私は確信した。

輪姦(まわ)されてSEX・ハイ状態に陥り、連続マックス(絶頂)に達してその特殊な快感に目覚めてしまった吉井良子は、もう立派な乱交依存症に成っていた。

観客を前にした陵辱劇のヒロインも、二〜三日後に思い出すと子宮が熱くなるスリル体験で懐かしく、良子は二度と犯りたくないでは無く「たまにはあんな時間も良いのではないか」と、又あの興奮の快感が味わいたくなる。

自分でも「乱交依存症」の様な気がし、確かに輪姦(まわ)されて連続マックス(絶頂)に達して乱れた所も曝(さら)け出したが、それをさせたのは夫の吉井で自分としては恥じる所は無い。

どうせ一度犯ってしまったのだから、一度も「二度も同じ」と言う思いが良子にある。

私が見る限り吉井良子の表情は変化が有り有りで、初期の妻のように秘めた期待感が漂(ただよ)っていた。

間違いなく良子の脳は、山崎代議士の注文通りに連続で輪姦(まわ)されてマックス(絶頂)に達し続ける魅力に取り付かれていた。

性行為も全身運動の一種だから、連続で輪姦(まわ)されてマックス(絶頂)に達し続ければ、ランナーズ・ハイ(マラソン)やクライマーズ・ハイ(登山)と同様にSEX・ハイ状態に成る。

こうしたハイ状態の脳はドーパミンが溢れてベータ・エンドロフィンを生成し、一種の恍惚(こうこつ)状態が持続する。

良く、マラソンや登山を何度もする者を捕まえて「良くもあんな苦しく辛い事を何度もする気に成る」と言うが、ハイ状態を一度経験すると中々その魅力からは逃れられない。

「山崎先生、早速のお取り計らい有難うございました。おかげさまで異例の昇進をさせていただきました。」

吉井が警視から警視正に昇任した礼を述べているのが、私に洩れ聞えて来た。

「イャイャ君達夫婦はもう立派な仲間内だ。吉井君は前回頑張った奥さんの働きにも感謝せんとな。」

「それはもう、内の奴の頑張りはこの目で確かめましたから山崎先生が仰(おっしゃ)るまでもありません。」

「とにかく君には、早く出世して貰わないとな。」

山崎代議士が挨拶に来た吉井夫婦と笑顔で対峙している。

「恐れ入ります。一層励(いっそうはげ)みます。」

「その一層励(いっそうはげ)むだがな、奥さんの良子君にも励(はげ)んで貰って、わしも当分楽しませてもらわんとな。」

山荘の入り口でパーティドレスは取り上げられていたから、吉井の横に柔らかそうな乳房も逆三角形の陰毛も、剥(む)き出しの全裸で立って居る良子に目を遣りながら、山崎代議士が言った。

良子の肉体(からだ)からは、例の媚薬効果オーデコロンが匂い立って居る。

「はぃ、まだ仮免処分ですし本人もその気で来て居りますから、どうぞご遠慮なく・・・可愛がって犯って下さい。」

吉井が、卑屈(ひくつ)に笑顔を作って妻(良子)を差し出した。

「そうか、そうか、学習してその気になったならそれは良かった。良子君には、まだまだわしの趣味の相手で縄がけ吊るしやダンディもあるでな。その気になったなら、確り型に嵌(は)めてやるから良いね良子君?」

山崎代議士に「型に嵌(は)めてやるから良いかね?」と言われたが、一々「良いかね」と断るも無いものである。

ここ(山崎山荘)では「はぃ喜んで。」が唯一許されて居る返事の絶対服従ルールである。

「はぃ喜んで、山崎先生の仰(おっしゃ)る通りに・・・励(はげ)みます。」

吉井良子は山崎代議士の問に応えると、それを証明する為に半歩脚を開いて彼の聞き手(右手)の手首を掴(つか)み、己のなだらかな膨(ふく)らみを帯びた股間に誘導した。

初日の初対面で、山崎代議士に指で陵辱(りょうじょく)された挨拶が印象的で、今日はそれを自分から誘った。

良子は全裸だったから、山崎代議士の指先は良子の二枚の肉花弁に直接クニュリと触れた。

そして、良子の股間は興奮で濡れていたから、誘導された山崎代議士の指先は肉花弁に触れたと同時に意志を持ち、二本が肉花弁を掻き分けて中に入って来た。

「ウッ」
中に入った山崎代議士の指は、少し折れ曲がって急に抽送が始まった。

「アァァァ〜・・・」

良子は、抜き挿しされる山崎代議士の指を、歯を食い縛り腰を震わせながら踏ん張って耐えた。



今日はチョットした趣向が在り、山崎代議士の命令で山崎代議士のSMプレィパートナーを勤める佐和子が獣姦ショーで場を盛り上げる事に決まっていた。

この獣姦ショーを仕切るのは、トレーナー(指導者)京香が指名された。

佐和子の夫・片山がパーティ会場に白ラブの「ダンディ」と、乳首を硬くして乳房を揺らす四つん這いの雌犬を一匹、リードを操って連れて来た。

全裸の佐和子の前に白毛のラブラドール犬の「ダンディ」が引き出され、既に良く訓練されて居る「ダンディの雄(オス/欲棒)」は、雰囲気を察知して発情、使用可能に張り切って見えている。

一頭は毛深いが、たれ耳で可愛いい澄んだつぶらな目をした大人しい大型犬の「ダンディ」で、もう一頭は交尾の相手で近頃は代議士夫人達も恐れる片山佐和子の全裸四つん這い姿である。

段々に新参女性を輪姦(まわし)の生贄にするまでは、毎回の会合で素っ裸に四っん這いで雌犬を務めたのは佐和子だった。

佐和子が勤めたマルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)、或いはコレクティブセックスプレィ(集団乱交)などの遊びの性交も多人数相手では佐和子の肉体(からだ)にはかなりの運動量である。

おまけにこの環境では裸体を始終見られる事を意識しているから佐和子の肉体(からだ)が適度に美しく引き締まり、いっそう魅力的な裸体になった。

そして本物の「雄犬・ダンディ」とのお相手を、この卑猥な宴の場で主に務めて居たのは佐和子の肉体(からだ)だった。

それで山崎代議士に寵愛され、この山荘のプレィを仕切っていた。

その女帝風に貫禄が着いた佐和子も、山崎代議士には頭が上がらない。

まるで子犬のように佐和子の夫・片山に曳かれて、会場の真中に引き出された。

獣姦ショーの支度が整うと、見物の為に男達が三々五々周りを取り囲んだ。

女達は心得たもので、正式に見学させる吉井良子を除いて各々見物の男達の前に膝間着き、欲棒を咥(くわ)えて愛で始める。

おシャブリをさせながら獣姦ショーを見るのが此処の粋な習慣なのだ。

男達は皆、当たり前のようにシャブらせながら二頭を見ている。

まずは雌犬・佐和子が、皆さんの見ている所で、「ダンディ」に股間を舐めさせる所からショーが始まる。

佐和子を四つん這いに据(す)え、後方から「ダンディ」に佐和子のバターを塗った股間をペロペロと舐めさせると、強烈な快感に襲われたのか、全身を細かく揺すりながら悶えて尻を振る。

佐和子の花芯ボタンや二枚の肉花弁を、「ダンディ」の舌がペロペロと舐め上げ、その凄い刺激に佐和子は腰を浮かせて仰(の)け反るが、自分の意志で避ける事は許されて居ないから佐和子の夫・片山が次の指示を出すまで、「ダンディ」は舐めるのを止めない。

佐和子の夫・片山が次の指示「お返しに咥(くわ)えなさい。」を出すと、佐和子は、自分の中に入って来る「ダンディ」の雄のしるしを口で丁寧に愛撫し立たせて行く。

「ダンディ」の雄のしるしが硬く成った時は、獣姦ショーを見物している男達から小さな拍手喝采が起こった。

硬くなると、佐和子は村井良子に見せる為に体位を後背位執ろうとするが、残念ながらこの体位では花弁の中に入って出入りして居る所がギャラリーに良く見えない。

事こう言う事に関しては、この場は誰に対してもトコトン甘い事は許されない。

ショーの見世物だから、見物者にも「結合部分」を良く見せてキッチリと楽しませなければ成らないのだ。

こう言う時のクレームは大体同じである。

「結合部分を良く見よう」と言う事になり、佐和子の夫・片山は見易い体位の交尾を試み、佐和子をソファーに「深く座った」と言うより背中が背もたれより座る部分に着くような開脚姿勢をさせ、「ダンディ」と相対の形で交尾に持ち込んだ。

「サァ、ダンディに前から突付(つつ)いて貰うのよ。もっと脚を開いて。」

「こうですか?」

「そぅそぅ、そうしたらダンディを乗せるからね。」

「ダンディ」がクィクィと勢い良く腰を使い突付(つつ)き始めると、ダンディが始めると、佐和子は歯を食い縛り左右に顔を振って快感に耐え始める。

「ダンディ」と佐和子が一つに繋がって性交ショーが始まり、「ダンディ」の腰の動きが活発に成ると、佐和子が性感反応を曝(さら)け出し、気持ち良さそうに喘(あえ)ぎ始める。

佐和子が「ダンディ」と尻を合わせて繋がると、京香が「あの報告を言え」と耳打ちをする。

佐和子は、「皆様、雌犬・佐和子は、今、犬のダンディと交尾をしています。」と「ダンディ」と交尾したまま大声でそう叫んだ。

言わせておいて「助平な雌犬、だこと。」と、京香は勝ち誇って楽しそうに笑った。

「誰か雌犬・佐和子の口を塞いで。」

少し芝居染みて居るが、雰囲気を盛り上げる京香の演出だった。

「ダンディ」とお尻を合わせて交尾する佐和子の口に、すかさず参加者の一人が自分の欲棒を押し込んで腰を動かし始める。

遠慮はないから、それは喉の奥までグイグイと潜り込んで行くが、相手がほとばしるまで雌犬・佐和子は涙目で耐えるしかない。

佐和子の交尾光景をまざまざと見せ付けられた良子は、「私は交尾する雌犬なのだ。」と、思い知らされた。

日頃は絶対的調教トレーナー(指導者)として、容赦無い躾(しつ)け権限を発揮している佐和子の醜態だけに、取り囲んだ女性達からは歓声が挙がっている。


ひと段落すると、犬としての正常体位でフィニッシュまで交尾を続けさせる事にした。

四つん這いにさせられた佐和子に爪避けのタオルが掛けられ、「ダンディ」が後方から佐和子の圧(の)し掛かかり、佐和子の夫・片山が「ダンディの雄(オス/欲棒)」を佐和子の柔ら壷にズブリと導き入れる。

この体位での抽入は「ダンディ」だけでは困難で、佐和子の夫・片山が手で介添えして、「ズブリ」と抽入を果たした。

「ダンディ」の太い物が、ブスリと佐和子の花弁を掻き分けて入たかと思うが早く、「ダンディ」は嬉しそうに尾を振りながら激しく腰を前後に使いシンボルを抽送している。

佐和子の夫・片山の誘導で、「ダンディ」が四つん這いの佐和子の背に前足を掛ける形の定番体位(後背位)になり、「ダンディ」がクイクイと腰を使って次の相手、吉井良子の目の前で交尾をした。

爪で佐和子を傷つけない様に前足に専用の靴下を履かせた本格的な犬との交尾は、本来そう長い時間は出来ない筈だが、「ダンディ」は人間の男性より交尾時間が長いので見応えがある。

両足を佐和子の腰の辺りに乗せ、後背位で、まさに突っつき入れる様に「ダンディ」の腰が前後して、先太の物が、短い毛に覆われた根元まで佐和子の花弁を押し退けて中に潜り込んでは出て来る。

結構気持ちが良いのだろうか、「アッ、アァァ〜、アァァ〜、アァァ〜、アァァ〜、」と言う佐和子の善がり声が、会場に響き渡るのだ。

四つん這いの佐和子の左後方に座らされた良子には、佐和子の柔ら壷に抜き挿しされる「ダンディの雄(オス/欲棒)」が、生々しく見えている。

山崎代議士に容赦無く躾(しつ)けられた佐和子にとっては然して抵抗は無いかも知れないが、それは良子にとっては初めて目にする女性と犬の性交だった。

佐和子は大声で善がり声を上げ、上に「ダンディ」を乗せている時は、振り落とさない程度に腰を疲れるくらい振った佐和子だが、今度は受け腰を使って「クイ、クイ」と「ダンディ」の腰使いに応じてその感触を楽しんでいる。

そんな佐和子の様子を、吉井良子が氷り着いたように身じろぎもしないで見詰ている。

「アッ、アアアア、オマ*コ気持ち良い。アッアッ、気持ち良い〜ァァァァァ」

佐和子の短目の恥毛の一部が生々しく絡む二枚の肉花弁の真中を、「ダンディ」のピンク色の細長い肉矢尻とその根元の短い毛に覆われた太い幹が、「ダンディ」の腰の動きと共に見え隠れしている。

強烈な「ダンディ」のピストン運動に佐和子は圧倒され、皆の見守る中、外にまで響くような大きな善がり声を上げ続ける。

「アッ、アァァ〜、アァァ〜、アッ、アァァ〜、アァァ〜、オマ*コ気持ち良い〜。」

佐和子の思いなどお構いなしに、「ダンディ」のピストン運動は続き、佐和子の肉体から止め処も無く快感を引き出すのである。

やがて佐和子は、股間から愛液を噴出し、クチョクチョと「ダンディ」のピストン運動に陵辱されながら気絶して行く。

公開交尾の羞恥と「ダンディ」のピストン運動の快感の凄さに、雌犬・佐和子は、全てを曝け出して果てたのである。

「ウゥ〜クワン。」

突然「ダンディ」が、うめき声見たいな鳴き声を一声放った。

犬の雄(オス/欲棒)は、射精段階に入るとジックリ注(そそ)ぎ込む為に雌(メス/柔ら壷)の中で膨れ上がって抜け難くなる。

つまり後背位で激しく腰を使っていた雄(オス/欲棒)は、膨れ上がって抜け難く成った所で身を反転させ、互いに尻を合わせる形で時間を掛けて雌(メス/柔ら壷)の中に注(そそ)ぎ込む。

それでも犬のノーマル交尾体位だから、「ダンディ」の物が脈打って達したらしく射精を始めたようだ。

このスタイルでは「ダンディ」と佐和子の二匹に激しい動きは出来ず、繋がったままじっとするだけである。

「ダンディ」はそこまで達し、今、佐和子はギャラリーの視線を浴びながら、顔を真っ赤にして四つん這いの体勢で「ダンディ」と互いに尻を合わせ、「ダンディの雄(オス/欲棒)」が注(そそ)ぎ終わるまで待っている。

犬の射精は一度にバッとでるものではないから、佐和子の中で雄のしるしが脈打ちながらダラダラと長く続いて居る筈だ。



明るい照明の下、吉井警視の目の前で一組の全裸の男女が絡(から)み合って、ユックリとうごめく様に濃厚な性交を此れ見よがしに犯っている。

その濃厚な性交の男女は、男は山崎代議士で、女は吉井警視の妻・吉井良子の組み合わせだった。

つい先ほどまで、良子は前戯と言うには余りにも強烈な山崎代議士の指攻めで何度もアクメ(絶頂)状態に追い込まれていた。

指攻めは、山崎代議士に二本指を挿し込まれての激しい抜き挿しで、良子の極(きわ)まった善がり声が絶える事無く周囲に鳴り響く。

良子は泣き喚く様に善がって腰を浮かし、堪(こら)え切れずに「潮吹き」と呼ばれる愛液をほとばしる醜態姿を曝(さら)け出す。

良子の性感度が高まり、何度かアクメ(絶頂)状態に出来上がった所で山崎代議士に欲棒を抽入され、一転して今はジックリとした攻めを始めた。

もぅ始まって十分を越えているが、山崎代議士が吉井警視の妻・良子の性感反応を愉しむかの様に、優しく柔らかく此れ見よがしにねっとりとした腰使いでユックリと生々しく突き入れて良子を攻め続けて居る。

それは先ほどから、吉井警視の妻・良子の股間に山崎代議士の欲棒の抜き挿しが、「何時(いつ)まで犯るのか」と想うほど質濃く永々と続けられている。

無理も無いのだが、本音で言えば犯られている間の良子は快感を貪(むさぼ)るに無我夢中で、正直、余計な事は考えられないのが普通である。

性交の佳境に入ってしまえば、もぅ女の性(サガ)で山崎代議士にああされ様がこうされ様が、要求されるままに身を任せて止められない。

良子も、明らかに行為に集中して反応しているが、夫・吉井警視が合意して山崎代議士との性交を認めたのだから、愉しんでジックリ犯られても仕方が無い。

山崎代議士のネチッ濃いお愉しみに良子も感じて居て、それに呼吸を合わせて快感を貪(むさぼ)る様に恍惚の表情を浮かべてねっとりと濃厚な受け腰で応じている。

良子の粘膜の感触を味合うかの様に、山崎代議士の生々しく愛液に濡れ光る陰茎が、喘(あえ)ぎ声と伴にユックリと見え隠れしている。

良子は、羞恥の感性の中で気取(キドリ)を捨て去り、今進行しつつ在る自分の性交プレィにジックリ気分を出して、本能で没頭して居る。

しなやかに軽快に、あられもない裸身をなやましく絡(から)ませて、良子は本能のままに山崎代議士との濃厚な性交姿を夫・吉井警視に観せて居る。

互いの目の届く範囲で、性交ショー化してギャラリーに観せながら大胆に犯るオープン・ソーシャルセックス(公開・社交的な性交)が、夫婦合意の遊びの性交である。

正直、目の前で自分の妻が他の男に抱かれているのは胸が詰まる想いも在るが、その嫉妬と興奮は帰宅してからの夫婦の性交で責め晴らせば癒される。


前回、山崎代議士からは「次回は受身ではなく、自分からオネダリする積極的痴女の雌犬に成り切れ」と宿題が出ていた。

良子はその宿題を実践したのだ。

「合格だ。これで奥さん(良子)が、自尊心ばかり強いバカな女でない事が立証された訳だ。」

「はぁ、自尊心の強いバカな女では無いと合格ですか。」

「吉井君、自尊心ばかり強いバカな女はな、周りとトラブルばかり起こして相手が悪いと反省しない。そう言う女は家庭も組織も壊す存在だ。」

「なるほど、時には自尊心を捨てる利巧さが女には必要と言う事ですか。」

「今は利巧なだけだが、ここ(山崎山荘)で経験を積み雌犬が解ける頃には、奥さんは観音の慈悲を会得する。」

「また、奥の深いお話しですね。観音の慈悲ですか。」

「恨みの元は自尊心でな、辱(はずかし)められ嬲(なぶ)られて自尊心が傷付くような女は、一生何事も恨んで生きる。ここ(山崎山荘)の輪姦(まわし)で誰の要求も受け入れる観音の慈悲を会得すれば、心の広い女に成って君(吉井警視正)のサポートが上手く出来る。」

「その傾向は既に出ています。」
吉井警視正は、大森警部補との一件を思い出していた。

「そうか、もう生き方が変わって来たか。」

「それで信用出来る部下を一人、先生(山崎代議士)に御紹介しました。」

「なるほど、君(吉井警視正)は奥さん(良子)にあの男(大森)と口留めの誓約(うけい)を結ばせた訳だ。」


山崎代議士の挨拶代わりの悪戯(いたずら)を受けている時、大森警部がスーッと近着いて来て代議士の傍(かたわ)らに立ち、目を細めて良子の様子を眺めて居る。

雌犬・良子にこれから起こる全ての陵辱(りょうじょく)劇は、目の保養として大森警部のお楽しみにもされる事に成るが、それは彼の役得だから仕方が無い。

どうせ逆らえないとは言え、吉井良子は、山崎代議士に上手く念を押されて縄がけ吊るしやダンディとの獣姦も「仰(おっしゃ)る通り」と自らの口で了承してしまった。

どうやら吉井良子が肉体(からだ)を張って虐(いじ)め犯され、ロイヤリティ(忠誠度)を証明すればするほど夫は出世する事になる。

これも夫婦愛で、それでも尚崩れない愛情の絆が本物である。

つまり、良子は愛情の絡まないSEXで弄(もてあそ)ばれているだけで、その事を持って「夫婦の価値観」と考えるのは筋違いの独占欲である。

好きだ嫌いだの色恋とは違い、本物の愛情は連れ添って育(はぐく)むもので、他人に遊びで抱かれたくらいで揺らいでは「本物の夫婦愛」とは言えない。

「君らの事はもう、わしは素敵な仲間が増えた、と思って居るからな。」

吉井夫婦はそれ(山崎派との付き合い)も含めて愛し合って行けば良いのだ。


本来人間は群れて生きる「群れ社会」の動物だった。

勿論その本能は今も健在であるから、その拠り所的な本能の要求を満たす為に「擬似の群れ」的な感性を作り出す。

仕事も人間関係も、それなりの誠を尽くせば動かぬ人間は居ない。

この山崎派もそうした「拠り所」だから、肌をも合わせる身内気分の間柄(誓約/うけい)が最強の結びつきである。

仕事も人間関係も、何事も明るく自然に受け入れてそれなりの「誠」を尽くせば心動かぬ人間は居ない。

それなりの「誠」を突き詰めた究極の行為が「性交」で、それが最強の結びつき誓約(うけい)である。

プライドから一歩退いて自分の心を見詰れば、「嫌も恥ずかしいも」本人の個人的な感情で、例え夫に「大勢の男に輪姦(まわ)し犯されろ」と言われて、それを「理不尽(不幸)」と思うか「ラッキー」と思うかは当人の置いているアンカリング効果の価値観の問題である。

如何なる卑猥(ひわい)な性行為にも自然の感性に上手く乗るのがこの場に置かれた良子の取るべき秘訣である。

「先生の挨拶が済んだら、良子さんは皆さんに可愛がって頂くのだから他の方達にも挨拶しなさいね。」

挨拶を終えた吉井夫妻が、佐和子に促(うな)がされて他の議員達の所に挨拶に向かった。

先程来の大森警部の視線が、後ろから追って来るような気がした。


嫌だったら一度で懲(こ)りる筈で、二度目もさして抵抗なくここ(山崎山荘)に現れ、早々と素っ裸にされても臆する事が無かった所を見ると、吉井良子自身に「それを楽しもう」と言う心境の変化がなければ有り得ない事である。

人間の思考能力は無限大で、脳の思考は本人が思っている程平面的ではないから、簡単に言えば「己の思考を淫乱なものに考え直せ」と言う事である。

私の妻・里美もそうだったが、吉井良子は究極の「見られる快感」を味わってダメージも有ったけれど、得る事も多かった筈である。

絶対服従ルールにしても、慣れてくると「支配される快感」を感じるものらしい。

人間の感性何て言うのはそんなもので、どちらにしても人は現実を受け入れる度量がないと生きては行けないのだ。

世間では乱倫などを「背徳倫理」と大げさに考えるが、実はさして大それた話しではなく、嫌も応も本人の感情だから、単純に互いの合意さえあればグループSEXは成立する。

「背徳倫理」感覚で「異常だ」と思うから驚愕(きょうがく)する輪姦(まわし)であっても、本人の慣れで「そう言うものだ」と思えば驚かないのだから不思議なのだ。


「山崎先生、案外早く吉井夫人も落ちたようですね。」

「あのなぁ理事長、大概の女は経験が無いから怖がって居るだけで、肉体(からだ)に教えてやれば意識も変わるものだ。」

「今後が楽しみですね。」

「あれ(良子)も、前回のワンファイトで吹っ切れたのだろう。」

「結構キツイのをファイトさせましたが着いて来ましたから、初の輪姦(まわし)としては上出来でした。」

「だから言っただろう。あの程度では、利口な女性ならへこたれん。いざと成れば女性の方が精神力は強いものだ。」

「仰(おっしゃ)る通り吉井良子は、見事にリピート(反復)段階に入りましたね。」

「この紳士淑女の社交場にノコノコとまた犯られに来た所を見ると、前回で味を占めたのじゃないか。」

「そりゃあ散々に善がって、涎(よだれ)を垂らしながら咥え込んだ腰を振ってプレィして居ましたからね。人間、やはり思考的リノベーション(刷新、改善)は必要ですね。」

「本人が経験して始めて判る事だが、あれ(マルチSEX)は具合が良いから犯られると大抵の女性は淫乱中毒になる。」

「えぇ面白いもので、やはりあれ(マルチSEX)は抵抗感を失うほど堪らなく良いんですねぇ。」

「そりゃあ良子は、泡を吹く程善がって、天国を愉しんだのだから簡単じゃよ。」

「それで今回も良子はプレイへの期待が先に立って、犯る気満々で股を開いて居るのですね。」

「しかし先生(代議士)の仰(おっしゃ)る通り、順調な調教でした。」

「順調、順調、計画は順調だな理事長。ソロソロ良子を次のステップに進ませるか。」

「御機嫌ですね先生(代議士)。それにしても次のステップとは?」

「決まっとるじゃろう。わしの趣味の相手をさせんとな。」

「思ったよりマゾ性があったようで、素直に輪姦(まわ)されていました。」

「あれ(良子)には素質が有る。この先さらに掘り下げてマゾ性を肉体(からだ)に仕込む積りだ。」

「先生が本格的にM(マゾ)に仕込むのですね。」

「そうそう、良子は近々わしが吊るしでヒィヒィ責める積りだ。さっき本人にも言い渡したから、その積りで居るだろう。」

山崎代議士の口元がほころんでいる。

私には、以前妻(里美)が吊るされて山崎代議士に責められた時の光景が浮かんでいた。

「お楽しみですね、それが終ったら仮免許も外してやりましょう。」

「あの顔と肉体(からだ)だ、良子の吊るし姿も様に成るじゃろう。責める時には、君と吉井君を立ち合わせるから、楽しみにして居なさい。」

「先生(代議士)、吉井良子は私らに輪姦(まわ)されて居る間、どんな気持ちだったのでしょう。」

「それは詮索(せんさく)するものじゃない。新しい吉井良子が生まれるのに、今までの詰まらない常識は全てぶち壊す必要があった。」

「先生(代議士)はこの目論見の最初の計画からそう仰(おっしゃ)っていました。」

「そうだな、輪姦(まわし)を始める前に雌犬・良子をチューンナップさせるか。」

「チューンナップと仰(おっしゃ)いますと?」

「なぁ〜に、少し弄(いじ)くらせて体調の調整じゃよ。雌犬・良子にウオーミングアップを兼ねて軽く自慰(オナニー)ショーをさせれば、肉体(からだ)の方も戦闘モードに切り替わるじゃろぅ。」

「さぁ、ショータイムだ。雌犬・良子、そのソファーの上に乗ってこれを使ってイク所を皆さんにお見せしなさい。」

山崎代議士が、佐和子から受け取った何か渡しながら雌犬・良子に命じた。

吉井良子が受け取ったのは、ピンク色のバイブレーター付き性玩具(おもちゃ)だった。

「それでイッ手見せて皆さんを愉しませなさい。」

「はぃ、喜んで。」

雌犬・良子に期待されるのは良妻賢母時々娼婦であり、素っ裸の今は娼婦の時間である。

この非日常のひと時、雌犬・良子は山崎代議士に命じられて自慰(オナニー)ショーのスターになる。

ギャラリーの中には夫の吉井警視正の姿も在ったが、ここで雌犬・良子の全てを決めるのは山崎代議士だった。

雌犬・良子は、夫の目の前で自慰(オナニー)ショーのスターとして演じる決意をした。

気が付くと、夫の部下・大森警部も、ニヤつきながら雌犬・良子を見上げていた。

大勢のギャラリーが見守る中、雌犬・良子はバイブレーター付き性玩具(おもちゃ)を一度右手で掲げて見せると、山崎代議士に命じられた通りにソファーの腰掛部分に乗り、仁王立ちになって自ら股を開いて少し屈(かが)みながら股間に大人の性玩具(おもちゃ)をユックリと捻じ込んだ。

その性玩具(おもちゃ)が雌犬・良子の二枚の肉花弁を左右に押し広げながら股間にスッポリと納まる場面は、その場に居たギャラリー全ての目にする所だった。

「アゥ。」と小さく声を上げた雌犬・良子は、そのバイブレーター付き性玩具(おもちゃ)の振動する嘴(くちばし)の部分を一番感度の良い花芯ボタンに位置を合わせて行く。

性玩具(おもちゃ)を捻じ込でソファーに仁王立ちになった全裸の雌犬・良子は、股間の二枚の肉花弁の上に位置する花芯ボタンにバイブレーターの振動突起を充て、そのグリップの底に両手の指を掛ける形で抑えて見せ、スイッチをオンにした。

ビーンと言う独特の振動音が辺りに響き渡り、早くも雌犬・良子の尻が左右前後に揺れ始め、善がり声が漏れ始める。

「ア、アァ〜、アァ〜、アァ〜、アァ〜。」

激しい善がり声を上げながら、雌犬・良子は歯を食い縛り腰を捻(ひね)り上体を波打たせながら仰(の)け反らせ、つま先を丸めて快感に酔う姿をギャラリーに曝(さら)け出している。

「アァ〜、アァ〜、アァ〜、アァ〜。」

雌犬・良子の善がり声は、肉体(からだ)を震わせながら続いていた。

「ア、アァ〜、ア、アァ〜、ア、アァ〜、アァ〜〜〜。」

やがてマックス(絶頂)に到り、良子は性玩具(おもちゃ)を股間に咥(くわ)え込んだままの状態で立ったまま果てて見せ、拍手を浴びた。

その感じ続ける自慰(オナニー)ショーは、凡(おおよ)そ十数分続き、イッた後もギャラリーがそのまま見守り、良子から唸りを挙げ続ける性玩具(おもちゃ)を引き抜いたのは、暫くその状態で立たせたまま放置した後だった。



吉井良子の変身に、数年前の妻を見るような思いだった。

結局、一歩踏み込む事に吉井良子は臆する事無くチャレンジした。

女は自分を納得させるものが有れば、「何時(いつ)でも淫乱に変身出来る」と言う事だ。

状況に応じて進化出来るのが女の特技かも知れない。


良子の膝頭(ひざがしら)はいつでも大きく離され、股間が晒(さら)されてなだらかに丸みを持った丘の恥毛も、二枚の可憐な肉花弁もこれ見よがしである。

皆さんにお使い頂く所だから、良子は基本のM字開脚をしないまでも、床に座るにしても椅子に座るにしても雌犬には膝頭(ひざがしら)を大きく離して座るように命じられている。

膝頭(ひざがしら)を離せば、自然に股が開いて絶えずギャラリーに雌犬の剥(むき)き出しの股間が晒(さら)される。

女を裸にして甚振(いたぶ)り、散々に犯して気晴らしをするのが山崎代議士の趣味なのだが、犯られた女達がセックスハイ状態(性感陶酔状態〕に陥ってあまりにも感じ過ぎ、「輪姦(まわ)されたい」と癖になるのだから仕方が無い。


パーティが始まると、今日で雌豚を卒業する女優妻が片山直太郎にリードで曳かれ現れて会場に現れ、早速陵辱のご用命を賜り始めた。

吉井の傍らで佐和子に身支度を施されていた吉井良子も、少し遅れて佐和子に四つん這いでリードに曳かれて会場の中心に曳きだされた。

勿論二頭とも素っ裸の上に上半身には縄掛けが施(ほどこ)され、幾分乳房が縄で絞られているお馴染みの「調教中の格好」せある。

雌豚の女優妻と雌犬の良子の二頭が、尻を高く掲げた四つん這いの格好だから、二頭共に曳かれ歩く度に白い尻肉がモコモコと動きを見せ、一見無駄毛にも見える短い恥毛が絡む二枚の肉花弁も、剥(む)き出しに丸見えである。

内太腿(うちふともも)の中心に、ひだに囲まれた小豆(あずき)粒大の妖しげに桃色な花芯ボタンが興奮で丸みを帯び、膨らんでせり出している。

その下に小さ目で左右に開き気味の、縦に割れた二枚の肉花弁が開き加減に露(あらわ)に成って、「どうにでも、好きにお使い下さい」と、僅(わず)かに濡れて光って咲いている。


もう雌豚の**(女優妻)さんが、全裸の雌豚として佐和子の夫・片山直太郎さんのリードに曳かれて這い歩きながら「おシャブリ致しましょうか?オマ*コ致しますか?」と声を掛けて陵辱のご用命を頂きに歩いています。

早速私(良子)の所へも佐和子さんが犬首輪とリードチェンやら縄を持ってやって来て、「そこに四っん這い。」と命じます。

四っん這いに成って犬首輪とリードチェンを装着し、縄掛けをして貰えば、私(良子)はもう立派な雌犬です。

それからは例に拠って、佐和子さんが「おシャブリさせましょうか?オマ*コさせまますか?」と言いながらリードで私(良子)を曳いて連れ歩きます。

今、私(良子)は何をされても逆らえない全裸の雌犬としておシャブリをさせて頂く為に、交尾も後ろから犯して頂く為に乳首を勃起させた乳房を揺すり、オマ*コ丸見えに尻を高く掲げて「這い歩いている」と思うと、身震いする程のM(マゾ)感覚が全身を突き抜けます。

雌犬の私(良子)も輪姦(まわし)の最中のあの突き抜けた心地良さを知ってしまったのです。

佐和子さんにリードで曳かれて這い歩きながら、甘美なM(マゾ)感覚に肉体(からだ)がうずくほどの込み上げる興奮を感じつつ「おシャブリ致しましょうか?オマ*コ致しますか?」と声を掛けて曳かれ歩きます。

声が掛かかれば、もう気分を盛り上げて良く鳴く雌犬として「オマ*コ気持ち良い」の連呼をしながら犯して頂くのです。

前回もそうでしたから私(良子)はその積りだったのですが、そこで気まぐれな山崎先生(代議士)から「二頭とも例のお座りをさせて待たせろ。」と突然別の命令が出たのです。



挨拶回りの積りで、佐和子のリード裁きに操られながら良子が会場の中央に連れて来られると、「まずは二頭とも例のお座りをさせて待たせろ。」と山崎が命じた。

「判りました。雌豚も雌犬もこれを咥(くわ)え込んでお座り。」

佐和子がシリコンラバーのカリ首玩具を床に立てると、まずは女優妻が跨いで腰を降ろして行き「ウッ」と一声洩らしながら股間に呑み込んだ。

次に佐和子が床に立てたカリ首玩具に、同じ様に良子が腰を降ろしながら股間に捻じ込み、二頭の卑猥(ひわい)なお座りポーズが完成した。

二頭ともズブリとラバー玩具の張り型ディルドが挿し貫抜いて居る股間の様子を、膝を広げて披露する形でお座りをしている。

「良し、そのお座りのまま愉しそうな顔で笑って待て。」

横から山崎代議士がそう命じたので、二頭ともラバー玩具の張り型ディルドに挿し貫抜かれた股間をひけらかす様に両膝を広げたままニコニコと笑顔を創った。

この会場では山崎代議士の意向が全てで、彼に逆らう事は出来ない。

シリコンラバーのカリ首玩具を股間に咥(くわ)え込んで膝を開いた卑猥(ひわい)なお座りポーズで、雌豚の女優妻と雌犬の良子が、ニコニコと笑顔で山荘の主(あるじ)・山崎代議士の指示を待っている。

「どうだね理事長、今日は**(女優妻)が最後の調教だから、シャブらせて輪姦(まわ)らせるのは後回しにして、先に雌豚・雌犬二頭とも女性軍に預けて弄(なぶ)らせて見るか。」

山崎代議士が、自らの意向である「女性軍に預けて弄(なぶ)らせる」と言うアイデアの同意を私に求めて来た。

代議士からか言い出したのだから否応は無いのだが、どうやら私を組織のナンバーツゥだとそれとなく周囲に判らせる積りらしく、何かと同意を求めて来る。

「それも面白いですね。」

「良し、この二頭はご婦人方に預けるから、好きに弄(なぶ)って大いに楽しんでくれ。」

「判りました。サァ雌豚も雌犬も皆さんに遊んでもらいなさい。」

「今日は雌豚と雌犬にレズショウでもさせましょうよ。」

声の主には聞き覚えがある。

今日はスーツ姿だが、前回あのオレンジ色のドレス着ていて真っ先に良子にハッスル囃(はや)しをさせた奥さんが、また真っ先に言い出した。

別の婦人がそれに同調して、どちら側にもカリ首が付いているラバー性玩具を、肩の辺りまで振りかざした。

「雌豚と雌犬の交尾だから、双頭のラバー玩具を使って四つん這い尻合わせの交尾をさせましょうよ。」

「はぃ、雌豚も雌犬も立ちなさい。」

佐和子が命じて二頭を立たせる。

「立て」と言っても雌豚と雌犬にとっては四つん這いの事で、二頭ともまだカリ首玩具を股間に咥(くわ)えたままだった。

「雌犬・良子、雌豚に挿さって玩具を口で抜きなさい。」

良子が女優妻の後ろに廻り、口でラバー玩具を咥(くわ)えてグィと引くと、ニュルリとそれは抜き出て来て、床にゴロリと転がった。

「今度は雌豚が抜いておあげ。」

佐和子が間髪を居れずに女優妻に命し、その女優妻の口に拠って良子の股間に嵌(はま)りこんでいたラバー玩具も抜き取られた。

良子が女優妻にラバー玩具を抜き取られている間に、もぅ佐和子がピンク色の双頭のラバー玩具を雌犬・良子に咥(くわ)えさせ、「これであなた達二頭が繋がるのだから、咥(くわ)えた玩具(おもちゃ)をそのまま口を使って挿しこみなさい。」

雌犬・良子は、命じられるままに女優妻の後ろに廻り、咥(くわ)えた玩具(おもちゃ)を苦労して女優妻の股間に押し込んだ。

「そうそう、お利巧さん。そしたら繋いでやるから今度はお尻を雌豚のお尻に向けて合わせなさい。」

良子も意図は理解している。

双頭のラバー玩具で雌豚と雌犬の二頭を繋げて公開交尾をさせる積りだから、女優妻に抽入されたピンク色のラバー玩具の片方が垂れ下がる尻に、自分の尻を近付けて行った。

良子が後ずさりで頃合の距離まで尻を近付けると、佐和子がそのラバー玩具のもう片方のカリ首をヒョイと持ち上げて良子の腰を指先で誘導すると、良子の股間にグイと押し込んで、同時に肩を女優妻の方に押した。

「アッ。」
肩を押された良子は、抽入感と同時に相手の尻肉と自分の尻肉が触れるのを感じた。

ピンク色のラバー玩具は、二人の四つん這いの女を繋げて、スッポリと中に納まっていた。

女優妻と双頭のラバー玩具で繋がったと同時に、良子は周囲の視線を感じた。

矢次早に佐和子に命じられて、それをこなす為に一瞬周囲を忘れていたが、この一連の事は多くの男女が注視する中で行なわれていた。

そぅ、これはご婦人方の加虐心を満足させる為に、最悪の羞恥心を引き出される卑猥な行為を犯って見せ、恥ずかしさに興奮して感じ、オーガズムが湧き上がって来る様をも曝け出す事が求められる卑猥(ひわい)な公開陵辱ショーなのだ。


「上手く繋がったわ。そしたらこのままハッスル囃(はや)しをさせましよう。」

「それ良いわ。さあ、ハッスル、ハッスル」

ハッスルの掛け声が湧き起こると、女優妻が尻を離したり近付けたりと上手にクイクイと腰を使って来る。

女優妻は、囃(はや)し立てる掛け声に合わせて乳房を揺らし、上手く尻を前後させ、グチョグチョと抽送を続けて来る。

そうなると良子も掛け声に合わせて双頭のラバー玩具を迎(むか)え腰で自ら抜き挿しをし、囃(はや)し立てる掛け声に合わせて乳房を揺らし、グチョグチョと抽送を続け見せなければならない。

「アゥン、アァ・・・。」

「あらこの二頭、結構気持ち良さそうに腰を使っているじゃない。」

「それ雌犬、もっとハッスル、ハッスル。」

聞こえよがしに声を掛け羞恥心を煽(あお)られても、「ハッスル」の掛け声にシリコン双頭のラバーの欲棒を咥(くわ)え込んだ腰を止める訳には行かない。

「ウフ〜ン、ウフ〜ン、ウフ〜ン、ウフ〜ン。」

「それ、スケベな雌豚は自分で腰を振る。ハッスル、ハッスル。」

それからは御婦人方全員が、男根型のピンク色の性玩具(おもちゃ)に貫かれた二頭の股間を眺めながら「ハッスル、ハッスル」と口を揃(そろ)えて囃し(はや)たて、二頭に腰を使わせて自ら性玩具(おもちゃ)に犯され続けるのを、御婦人方が意地悪い囃(はや)声で強要する。

「それ、ハッスル、ハッスル」

「それ、雌犬、止まっちゃ駄目よ、ハッスル、ハッスル。」

「アアッ、アアッ、アアッ、アアッ、アアッ。」

確りと貫(つらぬ)かれたシリコン製の欲棒を呑み込んで結合した二頭の尻と尻の間で、性玩具(おもちゃ)のシリコンラバーの陰茎が、濡れ光ながら見え隠れしている。

「それ、それ、ハッスル。」

その二頭の股間で濡れて光りながら見え隠れする性玩具(おもちゃ)を見ながら、御婦人方の意地悪い囃(はや)声が響きます。

「アアッ、アアッ、オマ*コ気持ち良い。アアッ、アアッ、アアッ。」

「それ、ハッスル、ハッスル、まだまだハッスル。」


「あらら、ハッスルはさせても、二頭ともお口の方が遊んでいるじゃない。」

様子を見ていた京香が、絶妙のタイミングで口を出した。

「そう言えばもったいないですよねぇ。」

何時(いつ)の間にか近寄って来た麻生康子も口を合わせる。

「それじゃあ、おシャブリをさせながらハッスル囃(はや)しをさせましようよ。」

あのオレンジ色のドレス着ていて真っ先に良子にハッスル囃(はや)しをさせた奥さんが、また乗り気に成って同調する。

このご婦人方のリーダー役を勝手に買って出ている奥さんは気が強く、反抗的な態度が続いたので、過って見せしめのハッスル囃(はや)しをさせられた常連である。

その反動か、特に新人には厳しく当たるので、「その時の思いを引きずっているのではないか?」と仲間内で囁(ささや)かれている。

双頭のラバー玩具で貫(つらぬ)かれて繋がった二頭が、「ハッスル、ハッスル」と腰を前後しながら抜き差しを続け、おまけに欲棒を咥(くわ)えさせられておシャブリをさせられる事に成った。

「さぁ、一番に行ってあげて。」

妻の里美が私を後ろから押し出した。

どうやらKIYOUBI(京美)の女性達には山崎派のご婦人方の犯り方が生温(なまぬる)く見えたようだ。

押し出された私が雌犬・良子に、次に名乗りを挙げた吉井が雌豚の女優妻にそれぞれ欲棒を咥(くわ)えさせた。

四つん這いの吉井良子の前に立ち欲棒を取り出した突きつけると、良子は戸惑いも無くパクリと咥(くわ)え、舌と唇を使ってシャブリ始めた。

咥(くわ)えさせた雌犬・良子の口中で私の欲棒に血液が充満し、膨れながら硬さを増して行くのが感じられる。

良子の首を押さえて欲棒を喉まで突き入れると、前方にその良子の夫・吉井が、双頭のラバー玩具で繋がった女優妻に欲棒をシャブらせていて、尚更興奮し欲棒の硬さが増して行く。

誰も「可愛そうだから、少しは加減をしよう」などとは考える者はここには居ない。

「それ、休まない休まない。ハッスル、ハッスル。」

二頭がリズムを合わせて「ハッスル、ハッスル」と腰を前後するから自然に双頭のラバー玩具の陰茎が見える度に私と吉井の欲棒がそれぞれの咽喉(いんこう)の奥に入り、二頭の尻が合わさると私と吉井の欲棒が浅く成るシーソー状態で、「それ、それ、ハッスル。」が続く。

要は、生け贄が惨めであれば惨めなほど良いのだ。

その情景を加虐心を剥(む)き出しに「それ、ハッスル、ハッスル」と笑いながら囃(はや)し立て見物するのが、ここでのご婦人方の楽しみなのだ。


それにしても、あの出しゃ張り奥さん(前回オレンジ色のドレス着ていた)は一々気に障(さわ)る。

他の夫人達には慎み深さがあるが、あの(前回オレンジ色のドレス着ていた)女にはそれが微塵も無い。

仕舞いに腹が立って来た。

「先生、どうもあの奥さんの出しゃ張りが気に障(さわ)るのですが。」

私は名前を良く知らないので、指を指して山崎代議士に告げた。

「あれか、理事長あれは只の代議士夫人ではないぞ、主人も衆議院議員だから代議士夫人には違いないのだが・・・、余り有名ではないので君も知らないだろうがあれでも地方選出の参議院議員だ。」

「そう、現職の女性国会議員ですか、道理で前にしゃしゃり出て結構目立っていたもので・・」

「うぅ〜ん、あれは東大出の官僚上がりでな、結構生意気でパーティを始めた当初にかなりキツく調教したんだが、あのしゃしゃり出るのは直らんなぁ。理事長が気に障(さわ)と言う事は、矢張り出しゃ張っていると言う事だな、佐和子チョッとおいで。」

「はぃ、先生なにか?」

「佐和子、理事長が**(女性代議士)を出しゃ張りだと言っているが?」

「その事ですか、確かに**(女性代議士)は私(佐和子)の立場を無視して勝手に周囲をリードする事が多くて、目に余ります。」

「そうか、それなら一度見せしめにするか。」

「それが良ろしいかと思います。」

「それでは佐和子、**(女性代議士)をポニー引廻しの刑にしろ。」

「承知しました。」

代議士の命に佐和子が歩き出し、夫の片山に何か告げて京香と康子に何事か話すと四人で手分けをして支度に取り掛かったようだ。

佐和子が**(女性代議士)を連れて来てパーティ会場の中央でドレスを剥(は)がしている。

京香と康子が麻縄を持って来て**(女性代議士)の上半身を拘束し始めた。

この山崎山荘には、雄犬のダンディ以外に雄のポニーを飼っている。

普段は奥の立派な馬小屋で飼育していて片山が世話をしているが、時々女性のお仕置きに借り出されるらしい。

「片山君、理事長に鞍(くら)をお見せするから。」

「はぃ、今降ろしてそこにお持ちします。」

片山がそのポニーを会場中央に曳いて来て、着けていた鞍(くら)を降ろしている。

「理事長、見てみろ特注で作らせた鞍(くら)だ。」

山崎代議士が自慢そうに言うので、見ると鞍(くら)の然るべき位置からシリコンラバーのカリ首玩具が立ち上がっていた。

「これは面白い趣向ですね。」

「使い心地なら奥さんに聞いてみろ、中々良いらしいぞ。以前、大学用地の話が決まって里美を借りた時に初使用をしたのだが、上でヒイヒイしていたからな。」

そこまで言った山崎が「なぁ、里美」と、私の脇に立っていた妻に同意を振った。

各界の名士と赤裸々な時間を過ごしただけにスッカリ貫禄が増していた妻は、二コッと微笑(ほほえ)んで見せただけだった。

「あの時に内の奴にこの鞍(くら)を使ったんですか?帰って来ても内の奴は何も言いませんから。」

「先生、あの方お幾つですか?余程脚を鍛(きた)えていないと、上で腰を浮かせて抽送すると後に太腿(ふともも)が痛く成って大変ですよ。」

妻の里美が口を出した。

「構わん。あれ(女性代議士)は少し痛い目に合わせないと分をわきまえない。」

「あの鞍(くら)の上に乗馬させて、あの女性代議士に抽送をさせるのですか?」

「あぁ、シリコン玩具を嵌(は)めた状態の乗馬をさせて、両足を鐙(あぶみ)で踏ん張りながら浮かした腰を上下する抽送をさせる寸法だ。結構楽しめる見物だぞ。」

「かなりキツイじゃないですか?」

「そりゃあ流石(さすが)の里美もイキ過ぎて失心したくらいだからな。それで余りに効くから以後は三角木馬代わりに、生意気な女の処刑用に使っている。」

「なるほど、それでポニー引廻しの刑ですか。」

素っ裸に剥(は)がされた**(女性代議士)に佐和子と京香、康子が取り付いて上半身の縄掛けを始めた。

手馴れたもので、**(女性代議士)の両手は後ろに廻されて手首と二の腕をガッチリ合わせて縛り、肩から胸に廻して縛り上げられ、両乳房も亀甲に縄掛けされて縄で乳房を絞った状態にされている。

その一方では、片山が降ろして披露した鞍(くら)をまたポニーの背に戻して固定している。

京香と佐和子、康子の三人が縛り上げた**(女性代議士)を曳いて来た。

「出過ぎた真似をしましてお怒りとの事、命じられた通りポニー引廻しの刑を受けさせて頂きます。」

素っ裸に縄掛けされた**(女性代議士)は、山崎代議士と私に口上を述べて頭を下げた。

「懲(こ)りない奴だな、良いと言うまでポニーの上で腰を使いなさい。」

「はぃ喜んで、承知致しました。片山さんお願いします。」

その**(女性代議士)の素直な声を聴いた時、私はフトこの**(女性代議士)は自分の出番が欲しくて「ワザと出過ぎたまねをしていたのではないか」と勘ぐった。

**(女性代議士)の態度が、「如何(いか)にも」に見えたからである。

片山が**(女性代議士)を抱きかかえて左足を鐙(あぶみ)に掛けさせ、一旦ポニーの背に跨がせると右足も鐙(あぶみ)に掛けさせて「腰を上げろ」と命じる。

鞍(くら)から立ち上がっているピンク色のシリコンラバーの玩具の位置を嵌め易い様に手で調整しながら腰を下げさせた。

**(女性代議士)は片山のアシストでシリコンラバーのカリ首を二枚の肉花弁の中心に宛がってもらい、花弁の隙間に上手く収まる様に誘導して脚をがに股に広げて腰を降ろして行き、中腰にグィと抽入を果たす。

「アァ、・・・。」

シリコンラバーの玩具が**(女性代議士)の股間にめり込んで行くと、奥歯を噛み殺したような悲鳴が漏れる。

予め京香か佐和子に命じられていたのか、ラバー玩具に貫(つらぬ)かれた**(女性代議士)は両足を鐙(あぶみ)で踏ん張りながら浮かした腰を上下して、不安定に抽送を始めた。

**(女性代議士)は股間を貫(つら)かれている部分をわざと周囲に晒(さら)し、両足で踏ん張りながら腰を浮かしてままユックリ上下をしている。

両手を拘束されてバランスが取り難く、脚力が無ければ結構辛そうな体位である。

「ウッ、ウッ」と言う腰の上下に伴ない短い恥毛が生々しく絡む二枚の肉花弁を押し分ける様に、ラバー玩具の陰茎が見え隠れする**(女性代議士)の股間のV字を形つくる恥丘の陰毛に、愛液の小さな粒が数滴生々しく光っている。

腰の上下が少しずつ激しく成り、**(女性代議士)の口から善がり声が洩れ始める。

「ア〜ァ、ア〜ァ、アァ、アーッ。」

ポニーのた綱は麻生康子が曳き、会場の壁際に添って玩具に犯されながらの引き回しが始まった。

「ソレ、ハィヨーハィヨー」

周囲から掛け声が上がり、**(女性代議士)の上下運動に強制的なリズムを強(し)いている。

「ソレ、ハィヨーハィヨー」

京香と佐和子の二人と片山に支えられ、前向きで跨(また)がされている**(女性代議士)の股間の付け根でラバー玩具の陰茎が濡れて光りながら見え隠れしている。

**(女性代議士)の肌が浪打ち、乳房が上下に揺れ、首を左右に振りながら股間に嵌(はま)まり込んだラバー玩具を外さぬように気使いながら、ポニーの歩くリズムに合わせて不安定に腰を上下させての乗馬だった。

「ほら、皆さんが見ているぞ。善がれ、善がれ。」

「ア〜ァ、アァ、アァ、アーッ、アーァ。」

**(女性代議士)は、何時(いつ)の間にか愛液を股間から垂れ流しながらの激しい抜き挿しをしていた。

「アァ、擦(こす)れる、擦(こす)れる、アァ、オアマ*コ気持ちが良い。」

**(女性代議士)は、恥ずかし気も無く善がり声を高め「ゥオ〜ン、ゥオ〜ン、ゥオ〜ン。」と言う大胆な唸(うな)り声を上げ、鐙(あぶみ)を支えに腰を浮かし髪を振り乱しながら腰を上下させてる。

股間を貫抜(つらぬ)いて突き刺さったラバー製の性玩具を、その**(女性代議士)は愛液を滴(したた)らせながら抜き挿ししている。

「ゥオ〜ン、ゥオ〜ン、ゥオ〜ン。」

涎(よだれ)を垂れ流しながら、ポニーの鞍に据え着けられたラバー製の性玩具の茎を腰を上下させ、**(女性代議士)は自ら見え隠れさせ続けている。

流石に修羅場を潜(くぐ)った**(女性代議士)で、まさにこれ見よがしの堂々とした痴女のライブショーである。

「馬鹿な女ね、お気に入りに居れてもらえなくては何んにも成らないのに。」

「女の嫉妬が先に立っている訳。」

「そうでもないの、あれで悪役を演じてお仕置きされ役を買って出る計算づくなのよ。」

「じゃ、真症のM(マゾ)なの?」

「居るのよ、そう言う女が。どうやら谷川の蛭(ひる)騒ぎで目覚めたようね。」

「後は何かと出しゃばって、先生(山崎代議士)からワザとお仕置きを頂いているわ。」

「しかしあの女先生(女代議士)、随分とえげつないですねぇ。」

「あぁ、あれ(女代議士)か。あれ(女代議士)はな、事業家の家に嫁に来る前の実家は昔の大名家でな、戦前は華族の姫さんじゃった。」

「へぇ〜、あのえげつないエロ女代議士先生が華族のお姫様ですか?」

そのおしとやかなお嬢さんが、ここ(山崎山荘)で輪姦(まわし)に味を占めたらワザとお仕置きを受けようとあの調子だ。」

「ソレ、ハィヨーハィヨー」

「ゥオ〜ン、ゥオ〜ン、ゥオ〜ン。アーッ、オ、オマ*コ気持ち良い。」

**(女性代議士)の善がり声は「唸(うな)り声」に変わったが、一種のけじめだから、その「ポニー引廻しの刑」は永遠と続き、**(女性代議士)は失心して落ちる所をかろうじて片山に受け留められて幕を閉じた。

山崎代議士は、片山にポニーから鞍(くら)を外させ、会場ホールの大鏡の前に据えさせると、しゃがみ込んでいた元華族の**(女性代議士)に「罰として終わるまで嵌(は)めたままその鞍(くら)に乗って居ろ」と命じた。

結局**(女性代議士)は、またラバー製の性玩具を茎の根元まで嵌(は)めて鞍(くら)に乗り、その日の遊びが終わるまでジッと大鏡の前で待っていた。


一度交尾をした男性メンバーは、下半身剥(む)き出しの露出状態で欲棒をブラつかせて歩き廻るのがこのパーティの決まりみたいなものに成っている。

私と吉井は、雌犬と雌豚の擬似交尾の際にシャブらせた後はスラックスもブリーフも脱ぎ捨てて下半身は完全フリー状態にある。

そんな格好で私が会場脇の椅子で一服していると、吉井警視正が同じ格好で寄って来て隣りの椅子に座り、話し掛けて来た。

「理事長(私)、どうも腑に落ちないので教えて下さい。」

「何だね改まって。」

話始めて直ぐ、私達を見かけた妻(里美)と京香が近寄って来て椅子の前にしゃがみ込み、京香が私の欲棒、妻(里美)が吉井の欲棒を咥えてチュパチュパとシャブリ始めた。

二人とも直ぐに硬さを増して、快感を味わいながらの会談になった。

「内の奴(良子)の事ですが、とてもあんな事(輪姦される)が出来る女とは思わなかったので、あの強烈な輪姦(まわし)をされてもう二度と犯るのは嫌がるかと思ったら、今回もそれを承知でイソイソと付いて来た。」

「それが判らないのかね?吉井君は先入観に囚われ過ぎているよ。」
「先入観ですか?」

「あぁ、奥さん(良子)は極限の陶酔状態を味わったのだ。今君のをシャブっている内の奴(里美)も同じだったが、あれを一度経験すると、中々その虜から抜け出せないんだよ。」

「味わった極限の陶酔状態から内の奴(良子)は抜け出せない・・・と言うのですか?」

「良し、判り易く説明しよう。吉井君は警察官だから武芸はするだろう。練習はキツくても頑張るのは何故だ?」

「柔道と剣道は共に二段ですが・・・」

「なるほど、極限の境地まで行っていないか。」

「どうも謎々みたいな話ですね。」

「それじゃあ、登山家は何故危険を承知で山に登る?マラソンランナーはあんな苦しい状態で四十キロ以上も走る。」

「確かに経験の無いものには、あんな危険な事や苦しい事を好んでするのは疑問ですね。」

「彼らがその道に入って抜け出せないのは、何も名誉や達成感だけが要因ではない。それは、クライマーズ・ハイやランナーズ・ハイの極限の陶酔状態を味わうからと言う事で、つまり奥さん(良子)はオーガズム・ハイの極限陶酔状態を味わった訳だ。」

「なるほど、オーガズム・ハイですか?」

「その極限陶酔状態だが、オーガズム・ハイにまで達するには普通のSEXじゃあ足りないから、あれだけ強烈な輪姦(まわし)で肉体と精神を極限まで追い詰めて始めて奥さん(良子)はその現象になる。」

「すると内の奴(良子)は、オーガズム・ハイが忘れられなくてまたその極限状態を求めてここに来たと言う事ですか。」

「そんな所だ。良いじゃないか、奥さん(良子)の愉しみなのだから。何しろ入れ替わり立ち代り休む間も無く攻め立てられるなんて事は、ここで輪姦(まわ)されるくらいしか実現する場所が無いからな。」

「確かに登山やマラソンよりはお手軽ですが、輪姦(まわし)で犯られまくる内の奴(良子)を、見守ってやれと仰(おっしゃ)るのですか。」

「奥さん(良子)が可愛いかったら、黙ってオーガズム・ハイを楽しませてやるのが本物の亭主だよ。私も内の奴にはそうしている。」

確信を持って言えるが、輪姦(まわし)の快感は癖に成るから、キット良子婦人も時々皆さんに「お好きに可愛がって犯って欲しい」と思い始めて居るに違いない。

「それも愛情ですか?」

「そうそう、普段は全く変わりのない社会生活が出来るのだから、吉井君もそう犯って内の奴(里美)とも愉しめるのだからたまに奥さん(良子)を非日常の場所で一時(いっとき)だけ完全開放させてやるのも良いだろう。」

「はぃ、そう言う事ですね。とにかく質濃いようですが、いきなり輪姦(まわし)をさせましたから、正直、内の奴(良子)に離婚を言い出されないか心配だったですよ。」

「世間の常識から考えれば、強烈な体験だらね。奥さん(良子)は良く犯った。」

「帰宅しても、何も言い出さなかったのでホッとしました。」

これは竹中の受け売りだが、吉井警視には「人は迷いながら生きるものだから、時には後ろから押してやる事も必要だよ。」と言って置いた。

吉井警正は、「そうですね。思い切るには後ろから押してやる事も必要ですね。」と感心していた。

「黙って対応した利巧な奥さん(良子)だ。所で吉井君、帰宅してお二人でもう一戦交えたのでしょう?」

「えぇ、良く判りますね。内の奴(良子)も、疲れていた筈なのに積極的でした。」

「最初のあの興奮は、二人で癒さないと収まりらないからね。それで、全てはチャラに成るのが輪姦(まわし)初参加のパターンだよ。」

「内の奴(良子)も御他聞に洩れなかった訳だ。」

「他人に犯って夫に手抜きと言う訳には行かないから、奥さん(良子)色々覚えて、犯る事も過激に成ったでしょ。」

「仰(おっ)る通り、皆さんとの輪姦(まわし)のおかげで行為にNG(禁止)が無く成って愉しみ方が増えました。」

夫の吉井警視と放しながら一緒に眺める私達の目の前で、交尾する雌犬・良子はもう周囲の事など忘れて襲い来る男達との性交に身を任せ、欲棒を抜き挿しされる股間から愛液を垂れ流しながらクィクィと自ら受け腰を使い、汗を飛び散らして貪欲(どんよく)に快感を貪(むさぼ)っていた。

考えて見れば、「アスリート・ハイ(極限陶酔状態)の快感は癖に成る」と言うから、過激な輪姦に拠るセックスハイ状態(性感陶酔状態)がそれと同様の効果を示すものなら、良子が輪姦(まわし)の快感に嵌(はま)っても不思議はない。

大勢に休む間も無く犯られれば、悶絶の連続で気が遠くなる良子の体験は効果てき面で、一度嵌(はま)れば誰でもその快感を追うように成って当然である。


疑問が解ければ吉井は利巧な男で、現状を選択する事は初めから判っていた。

「おぃ、そのまま乗っかって犯れ。」

私が妻(里美)に声を掛けると、「ハィ」と返事があり、妻(里美)はノーパンのスカートを捲り上げて口から出した硬い吉井の欲棒を股間に宛がって腰を降ろして行き、「ウッ」と抽入を果たして「ウッ、ウッ、ウッ。」と腰を上下し始めた。

勿論京香も負けては居ないから、直ぐに私の欲棒も生暖かい中に潜り込んでカリ首が肉壁と擦れ始めた。

フト思い着いて、隣りで妻(里美)と犯っている吉井に聞えるように私は京香に言った。

「吉井良子の調教は順調だな。」

「えぇ、何でも素直に聞いていますから、凄く扱い易いです。」

「それでな、先程ご夫妻で山崎先生に挨拶している時に、まだまだ縄がけ吊るしやダンディもあると言われていた。なぁ、そうだな吉井君。」

「エ!、エェ、確かにそんな事を言われましたが・・・。」

「京香、奥さん(良子)は喜んで山崎先生の仰(おっしゃ)る通りに・・・と応えていたし、ご主人も異論は言わなかった。」

「そうですか、それなら次回辺りにダンディとさせましょう。」と京香が応える。

「吉井君。ダンディは調教された獣姦用の犬だが、山崎先生は雌犬・良子の相手をさせろと言う事だ。」

「イ、犬と獣姦ですか?」

「心配ない。心配ない。京香、見本を見せたらどうだろうか?」

「そうですね、雌犬・良子は今四つん這いでおシャブリの挨拶周りをしながら輪姦(まわ)されて歩いていますから、一回りしたら私(京香)が命じて佐和子に見本をさせましょう。」

「そうだな、佐和子のダンディとの獣姦を見せれば吉井君も雌犬・良子も安心するだろう。」

「判りました。今は佐和子が雌豚と雌犬のリードを曳いて操っていますから、後で佐和子に命じて犯らせます。」

「吉井君、そんな訳だから奥さん(良子)に、次回にでも自分が犯る積りで良く見て置くように言いなさい。」

「私から言うんですか、内の奴(良子)に犬と犯れと。」

「どんな顔で犯るか見物じゃないか、犬もバイブも変わらないぞ。山崎先生もその積りだ。それとも断るか?」

「いぇ、断るなんて・・・はぁ、承知しました。」

「それで良い。所で吉井君、近頃夢は見ないかね。」

「エッ、何でその質問を・・・理事長は予知能力でも有るのですか?」

「どうした。やはり夢を見るのかね。」

「それが近頃、空に舞い上がる夢を見ていたのですよ。それで皆さんの仲間入りもその気になったのですが。」

「良いじゃないか、その夢はかならず君達夫婦に幸運をもたらすよ。」

「そうですか、それなら良いのですが・・・」

「ただし、奥さんの奮闘次第だがな。」

「やっぱりそこですか、夢を見るように成ったのと、このパーティの話が来たのが同時期だったので、何かの暗示だとは思っていたのです。」

「まぁ、奥さんが何をさせられても君(吉井)が笑っていれば、幸運が数珠繋ぎだよ。」

話が途切れた所で私は京香に佐和子への伝言に行かせ、入れ替わりに山崎代議士が麻生康子と連れだって座りに来た。

会場全体が少しづつ動きながら、組み合わせが代わっている。



「毎回わしがしっかり責め挙げたからな、良子は良い具合に仕上がっているじゃろう。折角の人生だから、吉井君も雌犬・良子の素の姿を見て置く方が良いだろう」

この山崎代議士の言で吉井警視正は、妻の良子が夫に報告も無く既に雌犬として何度か呼び出され、山崎の性調教を受け始めていた事を知った。

元々女性は赤子を産む為に痛みに強い肉体(からだ)に出来ていて本質は被支配のM感性であるから、お披露目の最初の段階で雌犬・良子に究極の性交体験を施し、性交に対する抵抗感を奪う事に目的がある。

折角の人生だから、勿論、人前で素っ裸にされて性交をして見せる情況に、世の中ほんの一部を知るだけでエゲツ無い行為が出来る嫌らしい成熟した大人の女性(おんな)として、雌犬・良子の脳にはドッとドーパミンが噴出している筈である。

世の中ほんの一部を知るだけで、ビックリするような事実は想ったより世の中にあるものだ。

お披露目の輪姦(まわし)では人数が多いので、基本的には五〜六人連続で十分〜十五分休ませ、また五〜六人連続で十分〜十五分休ませるパターンで、攻め上げて行くから犯られる者の連続性は強烈である。

しかしその場に置かれた雌犬・良子は、肌を汗で光らせ、善がり声に息を荒げ、口から涎(よだれ)を垂らしながらも肉体(からだ)を躍動させ、股間の欲棒との隙間からは白く濁る愛液を噴出して太腿(ふともも)に流れ落ちる雫(しずく)の跡さえ作っている。

「ア〜ァ、ア〜ァ、ア〜ァ、アゥ、アゥ、ア、ア、ア、ア・・・」

吉井警視には想いも拠らなかったが、妻・良子は違和感無くおシャブリも腰使いも上手く犯れて次第に大胆(だいたん)に成って行った。

雌犬として良子の四度目の舞台は、良い仕上がりだった。

世間では考えられない筈の過激な性行為を、「遊びのプレィはそんなもの」と他人前(ひとまえ)で平然と熟(こな)すほどに成長していたのだ。

恐らくもう周囲の事など意識に無いのか、日常の倦怠感(けんたいかん)を埋める様に全裸体を躍動させ大胆(だいたん)かつ奔放(ほんぽう)に性交に応じている。

今は唖然(あぜん)と眺める夫の前で、口と言わずア*ルと言わず女陰に到るまで欲棒を受け入れて、性感に拠る忘我の境地に入っているのだ。

恥毛に覆われた恥丘のデルタゾーン(三角地帯)の上部にポッンと敏感な花芯と縦に二枚の肉花弁、その良子の花弁の真ん中に突き挿さった欲棒の陰茎・・・。

白濁(はくだく)した愛液に濡れ光り、雌犬・良子にモロに串挿しとなった陰茎を、恥毛に覆われた丸みを帯びた恥丘の下に見え隠れさせて受け腰を使うエゲツ無い行為の風景を、良子は善がり声を目一杯叫びながら夫の吉井警視正にイージー(簡単)に閲覧させている。

悔しい事に、毎回呼び出されて山崎代議士と警部にの二人に素っ裸にされて呼吸が荒くなる程に弄(なぶ)られると、その環境に脳や肉体(からだ)がセックスハイ状態に到達して性玩具(おもちや/ジョイトイ)として慣れて来る。

そうなればもう良子は、男達に無遠慮に犯られて何もかも素の女性(おんな)を曝(さら)け出し、究極の快感の中で身を震わしてイクところまで全てを見せてしまう。

そして良子は無条件で身を任すエゲツ無く気持ち良いM快感に溺れ、余分な思考など考えずに只々快楽に脳や肉体(からだが)を置いてそこのみに漂うようになる。

「吉井君、君の目の前で犯られても動じない所を見ると、奥さんの雌犬調教はどうやら上手く進んでいるようだ。」

山崎代議士と吉井警視正が、夫々(それぞれ)麻生康子と内の里美にシャブらせながら良子の雌犬輪姦を眺めていて、突然思い着いた様に山崎代議士が佐和子を呼んだ。

「佐和子、奥さんの雌犬・良子だけお愉しみでは可愛そうだから、吉井君(警視正)にリーナを貸して犯ってくれ。」

「判りました。あの夫婦に直ぐに申し付けて来ます。」

以前見かけた元フアッション・モデルのリーナと代議士の夫婦も今日のメンバーに入って居た。

山崎代議士が「良子も皆さんに可愛がられて居るんで、今日はリーナに吉井警視正と犯らせる」と言う。

佐和子が走って行きリーナと代議士の夫婦に何か言うと、夫の代議士に連れられてまるでショーの舞台を歩くように素っ裸のリーナが堂々としたモデルウオークで歩いて来た。

「先生、内の奴(リーナ)に御用ですか?」

「**君(リーナの夫代議士)、嫁さん(リーナ)をこの吉井君に貸してやってくれ」

「良いですよ。リーナ、先生のお言い付けだ、吉井さんと懇(ねんご)ろにな。」

「はぃ、喜んで。吉井様何でも致しますから遠慮せず命じて下さいね。」

吉井警視正の前に立つ全裸のリーナは、流石(さすが)に職業柄身長も百八十センチほど在り腰高で手足も長く均整が取れている。

その輝く様なモデル体型のリーナが、一切の衣類を身に着けず笑顔で「何でも致しますから」と目の前に居て眩(まぶ)しいほどにリーナの太腿(ふともも)が、吉井警視正の男心を誘っている。

勿論、一介の男性とすれば、吉井警視正には涎(よだれ)が出るほど願っても無い話しである。

実は前回の良子のお披露目の日、吉井警視正はリーナを見かけてその美しい姿態(したい)に胸をときめかして密かに彼女の存在を目で追って観察していた。

妻が輪姦(まわ)されている時に他人の女に関心を持つのは不謹慎かも知れないが、会場全体がそう言うムードだったから、本能的に男の性(さが)が優先された。

そのリーナは会場でも人気が高く、乱交状態に入ってからは男達がリーナの肉体(からだ)に群(むら)がっていた。

子供の頃からモデルに転進するまで「バレーを習っていた」と言うリーナは肉体(からだ)が柔らかく、身長もあるからかなり無茶な体位の性交も可能で人気がある。

リーナの相手に当たるとなると、男達もV字片足立ちバランスにさせたリーナを挙げた足ごと立ち抱きフアックをしたり、仰向(あおむ)け開脚ブリッチをさせて一人が性交している間にもう一人がシャブらせるなど普段は出来ない体位で良い様にリーナを犯る。

それが夫の代議士の前でも無遠慮にお構い無しだから一見乱暴な扱いの様だが、此処は愛情が絡まない欲情の捌(は)け口の場だから相対でシッポリはご法度で、むしろ彼等のニーナとの乱暴な遊び方がルールに適っている。

吉井警視正も、良い経験だからリーナにV字片足立ちバランスや仰向(あおむ)け開脚ブリッチをさせてその姿勢で犯し、元フアッション・モデルの肉体(からだ)を堪能させて貰った。


良子の平坦な日常生活に「非日常の時間」と言うメリハリが出来た。

人間贅沢なもので、何の変哲も無い日常生活には「退屈」と言う不満が頭をもたげて来る。

何も波風が立たない方が幸せの様に思うのだが、人間の脳は刺激を求めるように出来ているから「退屈」な日常ばかりでは不幸なのである。

そんな時に味わって味を覚えたその「非日常の時間」に、他人相手に限りなく卑猥な性交をする事に「ワクワクする刺激を楽しんでいる。」と見て間違いは無い。


四度目に山荘に連れて行かれて驚きました。

四度目の時は当日の新参者は居ませんから、私(良子)が雌犬の続きをするだけの通常の秘密パーティだったのですが、行き成り雌豚の**さん(女優妻)と二頭で双頭のラバー玩具を使った擬似交尾をさせられました。

双頭のラバー玩具をあそこに入れられ、皆の前でそれを互いに綱引きのように抜き差ししながらおシャブリをしてのハッスル囃しをさせられたのです。

今までとは全く別人の私(良子)がここ(山崎山荘)に居ます。

性的な事を言われると、直ぐに「下ネタ」と毛嫌いしていた私(良子)が、どうしてこう言う心境に成ったのか自分でも驚きでした。

でも私(良子)、変わっていたのです。

二度目の慣れや密かな期待が在ったのか、山荘の入り口でドレスを脱がされた途端、自分でも驚くほど卑猥(ひわい)な感情が湧き起こって来たのです。

ダメージも有ったけれど、得る事も多かった・・・。

「良子さん、ここ(山崎山荘)に居る間は理屈や計算は捨てて、体感だけ受け入れて過ごすのがコツよ。」

康子さんの言う通りでした。

こう言う事は犯らない内にああこう考えても結論など出る訳ではなく、体験して始めて学ぶ事なのです。

こうした事は悩んでも仕方が無く、難しく考えても結局結論は二者択一なので、素直に犯るか犯らないのか単純明快に考えれば良いのです。

今は「ハッスル、ハッスル」と卑猥(ひわい)な姿を皆様にお見せする事が、淫乱な私(良子)の役目なのです。

**さん(女優妻)と二頭で双頭玩具を使った擬似交尾を披露したのですが、そこからは急展開です。

後で聞くと擬似交尾を披露中に、山崎代議士と一緒に見ていた「夫がクレームを言った」と言うのです。

急に山崎代議士からハッスル囃しをさせたあの私(良子)にキツイ奥さん(前回オレンジ色のドレス着ていた)が、佐和子さんの権限を無視して「出しゃ張っている。」と批判が出て、「ポニー引廻しの刑」をさせたのです。

勿論私(良子)は雌犬ですから、その「ポニー引廻しの刑」も、どなた様か判らない代議士さんに四つん這いで後ろから抽入され、犯られながらの見物です。

「ポニー引廻しの刑」は見せしめで、素っ裸に剥(は)がされた前回オレンジ色のドレス着ていたキツイ奥さん(女性代議士)が上半身に縄掛けをされ、シリコン玩具を嵌(は)めた状態の乗馬をさせて、両足を鐙(あぶみ)で踏ん張りながら浮かした腰を上下する抽送をさせたのです。

ポニーの歩くリズムに合わせて不安定に腰を上下し、キツイ奥さんが抽送を必死の形相で披露したです。

それが相当キツイらしく、悲鳴に近い善がり声を上げ続けながらの抽送をしても中々赦免の赦しが出ず、パーティ会場の壁際を何周も廻り、晒(さら)し者にされた挙句(あげく)に失心して落ちる所をかろうじて片山さんに受け留められました。

後で良く聞くと、あのキツイ奥さんは「**」と言う女性代議士だったのにはまた驚かされました。

私(良子)が「女性代議士でもあんな目に・・」と絶句していると、康子さんに「ここ(山崎山荘)での女性は男性への奉仕に徹するのがルールよ。」と耳打ちされました。

つまり、非日常の世界であるここ(山崎山荘)での女性の立場は、例え女性代議士であってもそんな身分は問題ではなく、男性の性玩具として「慎み深く受身に徹しなければ成らない」と言う事なのです。


その後が驚きです。

アトラクションと言う事で、岩代京香さんと言う方がリードを曳いて佐和子さんが雌犬にな成り、私(良子)に「見本を見せる」と言うのです。

「何事か」と見ていると、会場中央で輪に成った皆さんに見られながら、あの「ダンディ」と交尾をして見せたのです。

恐ろしい事ですが、やはりこの人達の言う事は全て本気で、あの時の私(良子)への話は脅しではなかったのです。

でも、この本気の人達が雌犬の私(良子)に「見本を見せる」と言う事は・・・私(良子)どこまで陥(お)ちるのかしら?

山崎先生にも「ダンディもあるでな。良いね良子君。」と念を押されていますから、次回辺りは私(良子)の番なのでしょうか?

二度目に秘密パーティに呼ばれた時、暗に「ダンディ」との交尾をほのめかされ、康子さんからアドバイスをされて居なかったら、私(良子)は気が狂ったかも知れません。

それでも、山崎派の実力を見せ付けられた以上逆らう事は出来ません。

早晩、雌犬の私(良子)は、「ダンディ」と交尾をさせられる事でしょう。

だって雌犬の良子に拒否の権利などありませんもの。


康子さんには、「パーティでの出来事は、理性で解決するな」と言われました。

パーティ会場全体が本能に支配されている所だから、私(良子)が理性で解決しょうとするとストレスに成るから、「素直に本能で感じて解決してしまえ。」と言うのです。

覚悟は決めました。

本人が本能で感じて「そう在る事」を望めば、全てが拘(こだわ)りから開放されます。

山崎先生(代議士)に呼ばれて、夫の前で犯られました。

その後は、座禅の形に胡坐(あぐら)をさせられて足首を縛られ、動き出来ない形で床に転(ころ)がされて輪姦(まわ)されてしまいました。

もうその後は入れ替わり立ち代り・・・・相手が代わる輪姦(まわし)です。

あの強烈な輪姦(まわし)は、とても口では言い表せません。

犯られて見ないと、その状況は判りません。

輪姦(まわし)の性交は相手が満足するまで終らず、「一人終ればまた一人」と次々に襲い掛かって来ます。

「アァ、また肉ヒダを掻き分けてカリ首が入って来る・・・・」

今更何を考えても遅いのです。

信じられない事ですが、もう今正に他人の欲棒が私に(良子)に次々に抜き挿しされ、楽しげに笑いながら私(良子)を犯している。

ギャラリーの目を気にしたのは最初だけで、襲い来快感に翻弄(ほんろう)されセックスハイ状態(性感陶酔状態)に陥った私(良子)はもう引き返せなくなっていました。

世間に対する私(良子)の常識は完全に覆(くつがえ)り、虚構の夢物語だけでなく「こんな世界も実在する」と思い知らされていたのです。

涙も涎(よだれ)も愛液も垂(た)れ流し状態ですが、構ってなど居られません。

只、嵐が過ぎるのを待つような心境でした。

性玩具(おもちゃ)に成った素っ裸の私(良子)は、男達の操られるままに体位を変え、口であろうと股間であろうと、アナルにさえ無遠慮に欲棒を挿し込まれ、荒々しく抜差しを繰り返されます。

「アァ〜、感じる。感じる。アァ〜、アァ〜。」

もう、自分が何をしているのか、何処をどうされているのかも判らない・・・。

「アァ〜、気持ち良い、気持ち良い。アァ〜、感じる〜ぅ。」

あれこれ考える余裕など一切有りません。

何をされてもさせられても嫌も応もなく、無我夢中で言われた通りに肉体(からだ)を使い、受け腰で応じるだけです。

夢中で、咥(くわ)えさせられた欲棒に舌を絡(から)めて必死で扱(しご)き、内壁を擦(こす)るカリ首を感じながら腰をクィクィと使い続けます。

「アッ、攻め方が変わりました。また新しい男が入って来た・・・もぅ、何人目かも判らない。」

不思議でした。

メチャメチャにされているのですが、心地良いのです。

当然ながら私(良子)には、輪姦のお披露目など羞恥心と苦しさばかりが予見され、快感など余り期待して居なかったのです。

それが、犯られて見ると濃密・濃厚な性感を感受した素晴らしい時間だったのです。

この不可思議な現象をどう理解したら良いのでしょうか?

まるで何かに魅入られたように、自分(良子)がどんどん破廉恥な行為に抵抗が無く成って行くのです。

脳みそがとろけるような興奮で、もしかすると本能に火が着き、卑猥(ひわい)で奔放(ほんぽう)な新しい回路が、私(良子)の脳の中に接続したのかも知れないのです。

ここまで行ってしまえば、通常味わえない飽きない刺激が得られ、夫婦間の倦怠感など全く無いのです。

一度この味を経験してしまうと、充実した人生に必要なのは充実した性行為で、今更元の平凡な夫婦に戻るのは夫も私(良子)も、もったいない思いなのです。

良さを知ってしまった以上これは夫婦参加の遊びで、世間体に拘(こだわ)っていると前に進めない事に成ります。

確かに、他人にはとても話して聞かす事の出来ない行為を、変態の限りを尽くしてしていますが、日常の社会生活も夫との日常生活も何の変化もありません。

ここ(山崎山荘)での出来事は、時々起こる「バーチャルの世界だ」と割切ってしまえば良いのです。



康子が「さぁ、仮免許中の雌犬ですよ。今日はもうお試しですか?」とひと段落した雌犬・良子を曳き歩いている。


人はそれぞれ生身の人間だから、男女の性別や立場の貴賎に関わらず性癖の一つや二つ有っても不思議は無い。

つまり、どんなに偉い人間でも貞操観念の強い女でも、普通に性欲や性癖は持ち合わせている。

しかしここ(山崎山荘)に集(つど)うのは何しろ社会的立場のある議員連中だから、後腐れが出来る様な事は巷(ちまた)に於いて迂闊(うかつ)に出来ない立場である。

か、と言って綺麗事だけでは性欲や性癖は抑え切れず、やがて暴発する危険もある。

そこで派閥の結束も兼ねて身内同士で遊ぶ合意をした。

確かに、生身の人間の性癖の存在を認めるのであれば、理性や信仰、法律で抑制するよりも犯罪に到らない範囲で山崎代議士や山崎派のメンバーが、その性癖を満たす場所を造る方が確かに理に適っている。


見回すと女達は、男達の思い思いに相手をして乱交状態に入っていた。

妻(里美)の裸身も、喜美子や順子、佐和子の裸身も男達と絡み合ってうごめいていた。

近くに居たのは京香で、私の直ぐ傍(かたわ)らで吉井警視正の欲棒をおシャブリしている。

私は、先程ポニーに乗せた**(女性代議士)を四つん這いにさせて、パーティフロワーの真中を眺(なが)めながら、突き攻め立てている。

パーティフロワーの真中に吉井夫婦を呼んだ山崎代議士が、吉井警視正の前で良子を蒼いジュータンの床に寝かせ、何事か言い聞かせながら正常位で責めている。

「良子、お前の肉体(からだ)はここ(山崎山荘)の仲間の共有物だと言う事を忘れるな。お前達夫婦はこれから先は精神的繋がりの良い夫婦に成れ。良いな。」

「はぃ喜んで。アァ〜、アァ〜、私(良子)の肉体(からだ)は皆様の共有物です。アァ〜、アァ〜、アァ〜。」

「吉井君、良子もこう言っているが、良子の肉体(からだ)は皆様の共有物で間違いないだろうな?」

「はぃ、仰る通りで間違い無いです。」

「そうか、それじゃあ心おきなく責めて、可愛がらさせてもらうか。良子、旦那様の了解を取ったから、判ったら安心して腰を使え。」

「はぃ喜んで。アァ〜、アァ〜、アァ〜。オマ*コ気持ち良い。」

吉井警視正の返事が聞えたのか、良子の受け腰がグィグィと一段と激しく成った。

山崎代議士が、腰を入れてクィクィと良子の股間に欲棒を突き入れると、良子の左右の乳房が乳首を硬くして善がり声と伴にユサユサと突き入れられる度に揺れている。

呼応する良子の腰も、山崎代議士のリズムに合わせて躍動している。

「アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、ア〜ァ。」

しかし実際、山崎代議士の使い込んだ太い陰茎が生々しく見え隠れする良子の陰部を見れば、卑猥モードは殊更に盛り上がる。

固唾(かたず)を飲んで見守る吉井警視正は目を輝かし、卑猥な表情を浮かべて瞬(まばた)きもしない。

その吉井警視正の欲棒は、先程から京香のあの見事な口撃に晒(さら)されている。

山崎代議士は額に汗をかきながら、クィクィと腰を入れて良子への抽送を続けていた。

「アーァ、アッ、アーァ、アッ、アーァッ」

夫の吉井警視正にマジマジと犯られている所を見られている意識か、この場に臨場する吉井の目の前で興奮した良子の顔が見る見る快感に歪(ゆが)んで行った。

学習して、良子は夫の想像以上に変身した。

「良し良し、この雌犬もこれならまぁ良いだろう。後は磨きを掛けるだけだ。」

山崎代議士が、吉井警視正に聞えるように満足気に言った。

それで吉井警視正は、妻の心理状態を考えた。

何事に於いても、想像力や好奇心が無ければ思考の扉は開けられない。

今までの認識や自尊心を棄(す)て、価値観を変える事には良子に凄い勇気が必要だったかも知れない。

しかし、勇気を振り絞って変わった事に拠って他人が真似出来ない凄い価値観を手に入れる事もあるのではないか?

そんな気がする良子の変わり様である。

厄介で不合理な事に、人間と言う動物には持って生まれた「冒険心を満たしたい」と言う欲求がある。

専業主婦と言うのは、波風が立ち難い生活だが退屈である。

その退屈が何年も続くと、それが「不幸」に思えて来る。

余りにも平凡な日々を送って居ては、良子に満たされない思いが募(つの)っても不思議は無い。

そこに、お誂(あつらえ)え向きの遊びの誘いが掛かった。

その遊びは、想像以上に普通じゃない淫媚(いんび)な乱交の世界だった。

正直に言うと、「普通じゃない」と言う事は、人間に取って堪(たま)らない魅力で、外聞を憚(はばか)るような端無(はしたな)い非日常の性行為だからこそ興奮するのだ。

その興奮は、一度知ってしまうと棄(す)て難い密の味かも知れない。



「どうじゃ良子。それで無くてもご主人は固い仕事をしている。奥さんも息が詰まるじゃろうからたまには気晴らしにバカな事を犯るのも良いじゃろう?」

山崎代議士が、抽送をしながら吉井良子の耳元で囁(ささや)いた。

「はぃ、アァ、アァ、仰(おっしゃ)る通り、たまにはバカを犯るのも良いです。」

「良子、月並みな貞操観念は棄てろ。まぁ、突っ込み(強姦)の被害に合った位で、本人も周囲も深刻に成る風潮が世間にあるから問題なのだ。」

「それもこれも過剰な貞操観念ですか?そう言う被害は無いに越した事はないですが、くだらない拘(こだわ)りかも知れませんね。」

「そう言う事だ。性交だけの事なら何でもない。過剰な貞操観念を持ち過ぎるから、突っ込み(強姦)被害に合っても事故だと割り切れないで心の傷として何時までもそれを引きずる。」

「仰(おっしゃ)る通り、何でも無いと割り切れるには普段の考え方が大事で、被害を受けてからそう思えでは遅いのでしょう。」

「なら、腰を使いながら皆さんに聞こえるようにオマ*コ気持ち良いと言って見ろ。」

「はぃ、アァ〜オマ*コ気持ち良〜い。アァアァ、オマ*コ気持ち良〜い。」

馬鹿でかい良子の声が響いた。

性交中に「オマ*コ気持ち良い」を言わせるのは、それが本人を燃え上がらせる魔法の言葉だからである。

「オマ*コ気持ち良〜い」と叫べば叫ぶほど良子の快感はボルテージを上げ、肉体(からだ)体の方は正直で、良子の乳首が硬くなって立ち上がり興奮している事を隠せない。

吉井良子の股間には山崎代議士の硬く張り詰めた欲棒が確り嵌(はま)り込んで、リズミカルに浅く深くうごめいている。

良子の恥毛は、逆三角形に生え揃ったやや薄めで細く柔らかいものが、恥かし気に密集している。

その恥毛も、今は愛液に濡れて小さな水滴がキラキラと光っている。

「アァ〜、アァ〜、アァ〜。」

攻める山崎代議士も激しく攻め立てられて居る良子も、呼吸を合わせて使う腰使いの激しさで肌に汗の玉を浮かべて居る。

「アーァ、アッ、アーァ、アッ、アーァッ、イク、イク。」

そして突然、吉井良子の腰が代議士の欲棒が嵌り込んだままグィ〜ッと浮き上がり、良子の動きがわめくような「イク〜。」の声と伴に止まった。

同時に、吉井警視も「ウォ〜ッ」と獣の雄叫びを上げている。

吉井夫婦はそれぞれの攻撃でほぼ同時にイクに達した。

吉井夫婦のイッた後も、山崎代議士は構わずクィクィと止めの一撃を攻め立てていたが、やがて代議士もイクに達して一声「ウォー」と吼(ほ)え、抽入したまま良子の肉体(からだ)に覆い被さり、尻をヒク付かせていたが動かなくなった。

吉井良子は、誰が相手でも射精を嫌わないからそのまま受け止めている。

見ると山崎代議士は、良子の中に注(そそ)ぎ込んだ余韻(よいん)に浸って、安らかな顔をしている。

ただし良子の前には、次の男が良子の肉体(からだ)が空くのを待っていた。

何らかの心理状態を植え込んでいる疑いは有るのだが、岩代夫婦には拘(かか)わる女性達が逆らえない或る種カリスマ(超人)的な影響力がある。

それでなければとても納得できないような卑猥(ひわい)な事を、女性達が他人前(ひとまえ)でいとも簡単に犯ってしまうからである。

吉井良子の調教が上手く行ったのは、岩代夫婦の「特殊な能力の為」と想い到るのは、私だけかも知れない。

それにしても良子は、岩代夫婦の期待通りに見事な犯り犯り女に成ってローリスク(安全)のセックス・セッション(乱交)で愉しめるライフを満喫(まんきつ)している。

「毎度メニューが同じでは詰まらんから、雌犬・良子を座禅転(ざせんころ)がしにして皆で責めて見ろ。」

山崎代議士が、佐和子に新しい展開を命じた。

「はぃ、直ぐに支度します。」

佐和子と夫の片山が、良く「なめし」と呼ばれる手入れがなされた縄目(緊縛跡)が残り難い麻縄(ジュート縄)を手にして雌犬・良子の肉体(からだ)に取り付いた。

雌犬・良子は、既に上半身を亀甲に縄を掛けた状態だったから、後ろ手に組ませて両手を拘束した挙句、座禅の形に胡坐(あぐら)をさせて足首を縛り、足首から首に縄を回して足首に戻して大仏の様に固定緊縛した所で頭を床に着く様に雌犬・良子の肉体(からだ)を前に倒す。

倒された雌犬・良子は、額(ひたい)と両膝先が床に着いて三点で支えたままの腹が宙に浮く尻が突き上がった格好で、後ろから見ると、開いた肉花弁内側のピンク色の蕾を持つ陰門(いんもん)丸出しで身動きが出来ない「全裸・座禅転(ざせんころ)がし」が完成する。

「どうじゃ吉井君、これが座禅転(ざせんころ)がしだ、良い景色だろう。」

「はぁ、始めてみました。」

「身動きが出来ない女を輪姦(まわし)で犯るのは興奮物だでな。」

「確かに・・・興奮物です。」

夫の吉井警視正は、妻・良子がア*ルも陰門(いんもん)も丸出しの酷く惨めな格好で緊縛され転(ころ)がされ、輪姦(まわし)の陵辱を待つ雌犬姿には憐憫(れんびん)の情と同時に抑え切れない興奮を感じていた。

「良し、好いだろう。吉井君も良く見て置け。佐和子始めてくれ。」

山崎代議士が命じると男達が一斉に転(ころ)がされている雌犬・良子に取り付いてア*ルも陰門(いんもん)もお好み次第で順次欲棒を突き入れる。

佐和子が吉井警視正の欲棒に取り付いておシャブリを始め、その目の前で激しく突き入れられても身動き出来ない雌犬・良子の、涎(よだれ)を垂れ流しながらの壮絶な善がり声が暫く続いた。

夫の前でその妻を男達が嬲(なぶ)り倒すと言うアブノーマル(異常)な狂気を内在する輪姦性交は、吉井良子脳内に噴出したドーパミンの興奮で一層の激しさを益す。

男達の良子への欲棒の抽入と抽送は、良子の愛液に濡れた股間をズブリズブリと串刺しにして深く浅く陰茎が見え隠れするを夫に見せ付けながら続けられて、絶頂の連続と言う責め苦にあえいでいた。


吉井良子は欲棒を挿し込まれて、白濁(はくだく)した愛液に濡れ光る陰茎を見え隠れさせながら男達の突き腰とガップリ組んで、欲棒を突き入れられ抜き挿しされている。

当たり前の事だが女性の肉体(からだ)は現金なもので、人前と言う非日常のシュチエーションで公開性交を犯り始めれば、もう快感を貪(むさぼ)る吉井良子には貞操も糞もない。

脳の中が性交モード一色の良子は、その生々しく繋がって抜き挿しされている所から愛液を噴出し、白い太腿(ふともも)に垂れ流しながら身悶え、連続する陵辱(りょうじょく)を必死に受け腰で熟(こ)なしていた。

突き立てられた欲棒が絶頂に達して力を失っても、直ぐに引き抜かれて又次のいきり立つ欲棒が突き刺さって来て抜き挿しが始まる。

男達の激しいローテーション(交替攻撃)に遭う良子の絶頂は一旦治まりかけてまた継続し、休む間も無く肌に汗を滲ませ、その汗を光る雫(しずく)にして床に滴らせる。

良子は泡を吹くがごとく「ギャーギャー」と激しい善がり声を挙げて相手の抜き挿しに呼応し、受け腰を使い、それでも己の股間で陰茎が見え隠れする様をギャラリーに披露している。

男達の輪姦(まわし)が止まらないから良子は絶えず快感に襲われて、もうその性交に流されるままに周囲の目も忘れて、涎(よだれ)を垂(た)らしながら奇声を発し、髪を振り乱し腰を振って善がるしかない。


こんな時の心理は複雑で、始まってしまえば女の意地と言うか「残念な女」と言う烙印を押されたくないので必死です。

一人終われば三つ指ついて「有難う御座いました。」と礼を言い、また次の男に股を開く事が続きます。

その時は、次から次のお相手に応える過酷な事態に夢中で頭が真っ白になり、羞恥心所では無かったのですが、終わればフッと我に返ります。

何しろ夫の前で、刹那的に本能を剥(む)き出しの性交と言う醜態を晒したのですから、「犯ってしまった」と言う想いは残ります。

しかし地位ある方々のコレクティブセックスプレィ(集団乱交)の場ですから「後腐れも尾を引く事もない」と言う安心感もあり、得る快感が先に立ってやがて人前で性交する事にも麻痺して来るのです。

経験に肉体(からだ)が学ぶとは不思議なもので、それが強烈な程一度の輪姦体験で本能が開花し、一人の女性の性に対する認識をガラリと変えてしまう事もあるのですね。

嫌、輪姦(まわ)された私(良子)がその狂気の魅力に進んでのめり込んでも不思議は無いのです。

だって一人相手の性交でも快感を得られるのに、大勢に輪姦(まわ)されて得る終わり無き性感は並大抵のものではない快楽体験ですから、理屈抜きで性に対する認識が変わっても仕方が無いのです。

そしてその強烈な輪姦体験が何度か続くと、呼び出される度に「これから性玩具(おもちゃ)にされる」と想っただけで反射的にジワ〜と脳に興奮が広がって行く心境の変化を感じるのです。




座禅転(ざせんころ)がしに緊縛された雌犬・良子の身動き出来ない輪姦(まわし)が終わって、良子は片山に裸体を操られながらマッサージを受けている。

山崎山荘での拘束プレィの後は、佐和子か夫の片山が必ず血行促進剤・ヒルドイドを使って縄目(緊縛痕)や鞭痣(むちあざ)などを消す。

非日常のプレィの事はあくまでも日常に持ち込まないのがこの世界のルールである。

「雌犬も身動き出来ない状態で大分責め立てられて、ストレスが溜まったじゃろう。後は乱捕り輪姦(まわし)で行こうか?」

暫(しば)しの休息と水分補給の後は、雌犬・良子の公開マルチSEX(複数性交)が始まった。

入れ代わりながら攻め掛かる男達の突き腰にガップリ組んで、愛液を垂らしながらも受け腰で快調に熟(こ)なしていた良子も、数が続けば次第に疲れを見せる。

何しろ襲われる快感に破廉恥な善がり声を張り上げ放し、抜き挿しに応じる受け腰は使い放しのディープ(深く嵌り込む様)な展開でマルチSEX(複数性交)に応じているのだ。

山崎代議士は、吉井夫婦に対して徹底的な陵辱を「これでもか」と施(ほどこ)して完全に心服させる積りでいた。

その目論見は私の想像を遥かに超えた形で、この後次々に吉井夫婦に降り掛かって行く。




(気まぐれ・衆道)

蒼い危険な賭け・京香◆
第五十八話(気まぐれ・衆道)

夫の吉井警視と男達が互いに顔見知りでの輪姦ゲームだからこそ、その良子夫人のマルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)・イベントは面白い。

そして輪姦(まわさ)れる吉井良子夫人の方は、日常生活を忘れさせる非日常の性交を体験し、暫く忘れていた「女」を取り戻す。

良子夫人は、その生ライブ(生実況風景)のセックス・ヒロインだから、ポジテブに考えれば男達に傅(かしず)かれた女王様である。

そこで良子夫人が、「こう言う遊びも考え方次第で、何んにも無い人生依り良いかな。」と思えば、「こう言う卑猥な時間も、在っても良いのではないか。」と、何故か素直に思えて来た。

夫婦仲がマンネリになり隙間風が吹く頃こそ、放って置けば夫も妻もモヤモヤした空(むな)しさを埋める為の浮気沙汰で、つまり夫婦互いが勝っ手に遊べば家庭を壊しかねない。

建前では突拍子も無い話だが、本音にすればどうせ倦怠期は必ず遣って来るのだから、夫婦間のマンネリ解消には夫婦揃って刺激的に遊べば良い。

まぁ屋外に出て見渡してみれば判るが、実の所知らぬ屋根の下で日常の行為が行われて居るのか、露骨な非日常の行為が行われているのかなど、誰にも判らない。

連れ合いが他の相手と性交するなど心情は嫉妬物だが、痴情と言うのは独占欲の心情から始まる物で、夫婦合意の遊びなら痴情など最初から無い。

こう言う遊びも考え方次第で、「何んにも無い人生依り良いかな。」と思えば、こう言う卑猥な時間も「在っても良いのではないか。」と思えて来る。

いずれにせよ夫婦の間の考え方は、あまり思い込みで固まらない柔軟性が無ければ成らず、独占欲ばかりで妻を拘束し貞淑を求めるのは「男性の身勝手」と言うものである。

そして設定がコレクティブセックスプレィ(集団乱交)の場とも成ると、夫達も生身の人間には違いないから男の本性を露にして行動してもおかしくは無い。

つまり輪姦(まわし)も、犯られちゃえば意外と簡単に思える事で、夫婦合意の上で、互いに隠さない揃っての遊びは「夫婦円満の秘訣」とも言える。

まぁ、「恋だ愛だ」と何だかんだ理屈をこねても、突き詰めてしまえば赤の他人と性交する為の事前の感情に過ぎない。

そして綺麗事の建前を言った所で、売春やら浮気がデンジャラス(危険)に成立するくらいが、偽(いつわ)らない世間の現実である。

大人同士がその気に成れば恋人や夫婦でなくとも肉体(からだ)だけシエアリング(共同所有)の遊びの性交が、良子に犯れ無い事はない。

そしてその遊びの性交が夫婦揃っての合意の上であれば、内緒で犯る売春やら浮気依りは遥(はる)かにリスクが少ない好適環境ではないだろうか?

輪姦(まわし)にしろSMプレィにしろ、「とんでもない事」と想っているのは未経験だからで、一度経験するとその快感体験から味を占める女性は案外多い。

つまり経験こそ重要な事で、何ら経験も無しに想像しているだけで他人や他人の行動を非難していて、それを正義と勘違いしている女性は滑稽な事である。

それで良子が、そのM性交プレィやマルチSEX(複数性交)プレィに馴れてしまった事で、「調教された」と言うのならその通りかも知れない。


雄(男性)の本能が子種を撒き散らす事に在る以上、雌(女性)の本能に優秀な子種を求める衝動が在る以上、所謂(いわゆる)性衝動を建前だけで制御するのはむずかしい。

しかし、勿論男女の仲はデンジャラス(危険)で、未婚・既婚を選ばず買い食い(売春)にも拾い食い(浮気)にもリスクがある。

それを踏まえて吉井警視が、此処まで経験して考えるに、人生・・・劇的に中身が濃い方が良い。

性交だって、人生の最も良い一時期しか愉しめないのだから、中身が濃い性交遊びを夫婦揃って遊ぶ方が良いに決まっている。

泡を吹くほどの「濃い性交感」を得るには、こうした浮気とは呼べないマルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)、コレクティブセックスプレィ(集団乱交)が理想的である。

結論を出すには想像より経験が必要で、この濃厚なマルチSEX(複数性交)を何度か熟(こ)なすと、良子の女体も馴れて来て適度に感度の良い成熟を見せる。

それに女性のヒステリーには性感マッサージ治療や性感バイブレーター治療が有効で、実際に医療行為として医師に施術されている。

つまり女性のストレスの解消の良処置は「性的な刺激」と言う事になり、男性のストレスの解消も同様の「性的な刺激」と言う事になる。

どうせ性交の動機付けに、金だったり地位だったりと、とにかく世の中打算が働く場合も多いのだから、要は良子本人が必要と判断すれば良いだけの事である。

それならば、わざわざ医療行為として施術されなくても、ストレス解消の問題解決の為に夫婦合意で中身が濃い遊びを犯れば良い。


まぁ考えて見れば、特定の相手と工夫(くふう)もしない定食の性交をしていては、新しさが伺えない日常のマンネリ(形式・様式主義)である。

つまり、多様な相手と多様な非日常の性交を犯らなければ、女性としてのブラッシュアップ(磨き上げ)は望めない。

人間は、現実と向き合って修正しながら生きるもので、本人も自分の気持ちに決定的なケリを着ける為に、こう言う非日常の時間が必要だった。

但し「だから」と言って、「世間に良く在る」と言う夫婦交換の、「別室でコソコソとプレィする」なんて言うのは間違いの邪道である。

あくまでも他人との性交は感情を伴わない遊びのプレィだから、配偶者や恋人の視野の中で行われるべき物である。

これは冷静に考えて、洒落の乗りで犯る遊びの性交だから、エキシビション(公開実演、模範試合、特別実演)で無ければ成らないのだ。

コロシアム(闘技場)で輪姦(まわし)が始まってしまえば、泣こうが喚(わめ)こうが参加者全員を満足させるまでは良子の肉体(からだ)を離す事は無い。

正直良子にとっては感情込めた性交では無いから、次々と襲って来る男達は生身の大人の玩具(おとなのおもちゃ)みたいなもので、互いに感情の発露などは無い。

良子の気分も、こうなると大きなスポーツ試合に奮闘しているアスリート気分で、性交も一種の勝負である。

まだ連続性交へ若干の抵抗心が残る輪姦プレィの出だしはともかく、犯り出して脳が感じ始めて来れば女性の性体感は現金なものである。

良子も、次々と入れ替わる男達の欲棒を咥(くわ)え込んだ腰を浮かせ、口をパクつかせて善がり声を挙げ、涎(よだれ)を垂(た)らしながらリズム良く尻を振る。

その振られる尻の股間で抜き挿しされて捩(よじ)れる肉花弁と欲棒の隙間から、もう何人分かの溜まった愛液が、押し出されて溢(あふ)れ、良子の白い太腿(ふともも)を伝い滴(したた)って床に落ちている。


この輪姦(まわし)で良い様に弄(もてあそ)ばれ、嬲(なぶ)られてメチャメチャに犯られるのを体験すると、その快感に溺れない方が不思議なくらいの威力がある。

その快感体験で良子が、今までとは違う考え方を遊びの性交に対してしても、それは自然な反応かも知れない。

元々このお愉しみのメインイベントを仕掛けたのは山崎代議士に脅された吉井警視で、良子は半ばそれ(輪姦)を承諾(しょうだく)した様なものである。

良子の愛液に濡れる二枚の肉花弁の間で、善がり声とリズム良い腰の動きと伴に濡れ光る陰茎が、良子の内壁・海綿体の粘膜を刺激的に擦(こす)りながら見え隠れしている。

そうなると、どんなに卑猥(ひわい)な姿で性交に応じようが、夫の吉井警視に嫉妬される謂(いわ)れも無い。

始まってしまえば良子も生身の女性だから、次々と入れ替わる相手に貫かれて受け腰を使い、女性の素も露(あらわ)に性交快感を味わい、イキ続けて見せるしかない。


この政和交歓倶楽部の破廉恥な生贄(いけにえ)にされる事を、どの時点で妻・良子が腹を括(くく)ったのかは吉井警視には判らない。

しかし今、良子は他人前(ひとまえ)で素っ裸の裸身を躍動させながら、相手構わずの性交に欲棒を咥(くわ)えたままの腰を振って善がり声を挙げながら興じている。

赤の他人の欲棒を生々しく咥(くわ)え込んだ良子の、既(すで)に絶頂域を続けている腰の動きが妙に艶(なま)めかしい。

「アッヒィー、アアアアアアアァー、イク、イク、アァー。」

良子は襲い来る刺激に耐えられず、ガクンガクンと上半身を跳ね上げ、明らかに絶頂を貪(むさぼ)ってその快感に浸(ひた)っている。


山崎先生(代議士)のお陰で、私(良子)を大胆なヒロインが務まる様に政和交歓倶楽部の皆様にタップリ磨いて頂きました。」

どんな環境でもその場のヒロインで居たいのが女心で、その場の同じ境遇の相手はライバルであるか、共通するパホーマー(表現者)としての仲間意識も在ります。

そしてこの場は、いっぱいいっぱい(限界)の官能的な性交パホーマンス(表現・披露・人の持つ能力)が求められる舞台なのです。

だからこんな場では、私(良子)が妥協無く痴女に成り切らなければ、期待される様な脳が震える新感覚の面白味(おもしろみ)が無く成るのです。

正直、他人前(ひとまえ)でコンバインSEX(複数の形式を組み合わせる性交)を犯って見せるを経験して、性行為に対する考え方が変わりました。

それは夫や恋人など一人相手の性交とは圧倒的に違う濃厚な快感に、脳と肉体(からだ)が味を占め、痴女と成った自分(良子)が意識されます。

これからこのシュール(非日常)な場で、他人様(ひとさま)には見せられない性交姿を披露すると成ると、股の付け根の奥がジーンとして来ます。

そのソーシャルセックス(社交的な性交)行為が卑猥(ひわい)であればあるほど羞恥心が高まり、興奮が腰を突き挙げ悶え震える程の息苦しい快感を誘います。
その興奮のあの快感の誘惑に肉体(からだ)が味をしめたのか、また誘われて犯られたい気分が満々です。

正直、犯って終わって別れ、機会が在ったらまた犯る程度の間柄で、今、性交をしている相手の事は詳しく知りません。

そしてソーシャルセックス(社交的な性交)行為を犯る相手だからこそ、別に詳しく知る必要もありません。

相手が何処のどなたで、普段どんな生活を送っているのか誰も詮索しないのですが、此処はそう言う所なのです。




それにしても男性と違って肉体的に、連戦で赤の他人との性交を犯る事が出来るのだから女性は凄い。

他人(ひと)が聞いたら驚く事だろうが、政和交歓倶楽部ご愛用の雌豚も雌犬も、飼い主(山崎代議士)には従順でなければ成らない。

まぁ貞操観念から言えば多少の抵抗感は在ったかも知れないが、それでも乗りかかった船に、良子は今更尻尾(シッポ)を巻いて降りられない意地がある。

雌豚を務める時は勿論、買い物で出かけるにもノーパンティで出かけ、あんな卑猥(ひわい)な事を平気で犯るように成った良子だけど、すれ違う街行く人々はそんな事は知る由も無いのだ。

言わば夫の吉井警視が想うほど、「妻・良子の懐(ふところ)は浅くないし、腹も据(す)わっている」と言う事だ。



性の呪縛から開放される切欠は創ってやるべきで、あれだけ衆人環視の中で卑猥な行為を犯ってしまえばもう良子がトンガっても今更似合わない。

だから犯ッちゃって開き直ればスッキリで、自然に態度を柔らかく素直にするしかない心境なのだろう。

吉井良子はその後も山崎代議士に呼び出されれば、時間調整までしてパーティに犯られに出席していたのだから、本音では「大勢に嬲(なぶ)られるのが嫌だった。」とはとても思えない。

当たり前だが輪姦(まわし)の時は、レギュラー(正規メンバー)の男性が皆汗ビッショリで慌(あわただ)しく突きせめるから、受け入れる良子の方も汗と愛液塗(まみ)れでヒィヒィ言わされる。

こうなると良子は、経緯(いきさつ)に関係なく世間では立派な淫乱女である。

しかしそれを批判する女性達が性交技も下手(へた)な癖に努力もせず、それをまったく認識せずでは、呑気に男性の性を何も判って居ない世間知らずである。

正直言って良子は、「またあれ(輪姦/まわし)を犯られる」と思えば胸がときめく、どうしょうも無い肉体(からだ)に成っていた。

子宮が熱くなって股間から本気汁が外に垂れ出して太腿(ふともも)を伝わり落ち、自分のスケベ加減を自覚させられるのだ。


正直吉井警視夫妻は、山崎代議士から常識を振りかざす格好良い生き方では信用できる仲間など出来ない事を教わった。

つまり本当の仲間は、他人(ひと)が犯れない「見っとも無い事」を、格好悪く這いつくばって犯って観せてこそ獲得出来るものである。

そこを避けて綺麗事ばかり言っていても、それでは上面(うわっら)な綺麗事ばかり言って居る仲間しか集まらないのだ。

もっと泥臭い本音の付き合いが究極まで行ってしまったのが、この山崎グループの乱交仲間かも知れない。


確りと現認した初めて妻の良子が、お披露目輪姦で「ヒィ〜、ヒィ〜。」と悶絶(もんぜつ)するほど輪姦(まわ)された時の光景が、今と成っては吉井警視の脳裏に焼き付いて離れない。

何しろ良子本人も了解し、素っ裸でパーティ会場中央に据えられたお披露目輪姦の場である。

次々と入れ替わる男達の欲棒で無遠慮に犯られてクィクィ抜き挿しに攻めたてられ、良子は昇り詰めさせられる度に腰を浮かし背を反らしてセックスハイ状態に到達して素の女性(おんな)を曝(さら)け出す。

恥毛に覆われた恥丘のデルタゾーン(三角地帯)の上部にポッンと敏感な花芯と縦に二枚の肉花弁、その良子の花弁の真ん中に突き挿さった欲棒の陰茎・・・。

白濁(はくだく)した愛液に濡れ光るモロに串挿しとなった陰茎を、恥毛に覆われた丸みを帯びた恥丘の下に見え隠れさせて受け腰を使うエゲツ無い行為の風景を閲覧させる。

良子の下半身の一点で男達と繋がった肉体(からだ)と肉体(からだ)が、抜き挿しの腰の動きに共鳴して股間から太腿(ふともも)に淫液の雫(しずく)を垂れ流しながら大勢のギャラリーの前で打ち震えている。

その極限の快感を彷徨(さまよ)う妻・良子の乱交光景は、思わず硬くなり始めた欲棒を握り占めるほど強烈な映像として吉井警視の脳裏に残っている。

例え挨拶代わりのお披露目性交でも、性交をする以上は「相手に快感を与えよう」とチ*ポをシャブり、渾身(こんしん)の受け腰使いで抜き挿しの努力をする。

理不尽な事だとは想っても、政和交歓倶楽部に飼われる雌犬として置かれた立場の良子が、避けては通れない素っ裸で相手に尽くすべき最低限の礼儀である。

何しろ熟れ盛りの他人妻(ひとつま)が、陵辱パーティのヒロインとして抱けるのだから涎(よだれ)が出そうな話で、そのパーティを断る理由は無い。

言っては何だが、その疎(おろそ)かには犯らない良子の、這い上がる為に笑って性奉仕する直向(ひたむき)な雌犬姿は神々(こうごう)しい程である。

奇妙な発想かも知れないが、輪姦プレィの場で求められた性行為を真面目に一生懸命犯る究極の新感覚が果たして不真面目な事だろうか?

今でも良子の、あの生々しく鮮烈な性交光景は鳥肌が立つほど色濃く目に浮かんで来る。

大きく開いて欲棒を咥え込んだ股座(またぐら)の隙間から、突き腰と受け腰の抜き挿しで白く濁した下半身の涎(よだれ)を太腿(ふともも)に垂れ流しながら、良子は奮戦を続けている。

腰使いも激しく愛液に濡れ光らせた陰茎を股座(またぐら)に見え隠れさせられながら、乳首が立った乳房を揺らして犯られている良子の痴態だった。

正直、良子にした所で犯ってる間は無我夢中だから、肉体(からだ)が素直に快感を求めるだけで、けして犯られる事が嫌では無い想いである。

その男の突き腰に平然とガップリ組んで、赤裸々に生々しく見え隠れする愛液で濡れ光らせた陰茎を、良子は快調に受け腰で抜き挿しを快適に熟(こ)なしていた。

そして互いに通じる情が無くても、大人の男女の成熟した性器と性器が正常に抜き挿しされて海綿体が接触すれば、良子が得られるのは神の与えた「快感」である。

だからその結果として、良子が他人の欲棒を股座(またぐら)に咥(くわ)え込んだまま腰を浮かしてヒィヒィと「気持ち良がって」も、何人(なんびと)も非難は出来ない。

それにビジュアル(視覚的効果)としては、良子が犯られながら身悶(みもだ)えて、感じ捲くって居る生姿を魅せてこそ、本当の意味での相手が満足する挨拶代わりの性交である。

輪姦(まわし)は、良子と多人数の成熟した性器と性器が抜き挿しされて海綿体が接触するのだから、流石(さすが)に犯られっ放しの良子の運動量は半端ではない。

それでも良子が渾身(こんしん)の受け腰使いで快感を迎えに行き、抜き挿しの努力をすれば、一人熟(こな)すのに二〜三分、永くて五分あれば相手はイクから、三十分あれば連続十人は快適に行ける。

インターバル(休憩時間)を五分ほど挟(はさ)んで通算五十分ほどあれば、壮絶には違いないが相手の重複トライを数えても累計で二十人は熟(こな)せる計算だ。

これを毎回徹底して繰り返させて持久力を身に着ければ、輪姦(まわし)何か良子にはもう何でもない。

それ処か、大変過激には違いないが過激故に所謂スポーツハィ状態に酔えば天国も見れるのがご褒美で、それを経験すると「また犯りたい」と病み付きになる。

男性が直ぐ終わる一対一の「夫婦の性交」と違い性交感覚の刺激が繰り返し続くのだから、良子にして見れば肉体的本音は「癖に成るほど良い」に決まっている。


脳の快楽的喜びを記憶するのは、右脳と左脳の中心下部にある一対の大脳基底核の主要な構成要素のひとつ「線条体(せんじょうたい)」と言う部位である。

「線条体(せんじょうたい)」は、運動機能への関与や意思決定などその他の神経過程にも関わると考えられている。

SM性交プレィやマルチSEX(複数性交)が繰り返し行われる事で、中脳からのドーパミン入力に拠って興奮性が高まり、その「線条体(せんじょうたい)」と言う部位での快楽的喜びの完成条件が完結して行く。

連続性交に於いて、スポーツハイの快感から導かれる脳内麻薬物質・分泌ホルモンベータ・エンドロフィンの効果と同じセックスハイ状態に導かれる。

これは興奮の中、デェスコや盆踊りを夜明かし踊った後のような快感に溢れた心地良い疲れも同じ脳内麻薬物質・分泌ホルモンベータ・エンドロフィンの効果である。

益してや集団乱交で「性交を他人に観られている」と羞恥心(しゅうちしん)を強く感じると、興奮で脳にアドレナリンがドバッと吹き出るのを感じる。

防衛本能から脳が感受性を好転させる為にアドレナリンやドーパミンを噴出させるのらしいのだが、結果的にそれが性交快感をより増幅させて今まで経験しなかった快感を得るのだから堪(たま)らない。

その快感の記憶は純粋に快感だけで思考条件などは無く、喫煙や飲酒の快楽感と同等の習慣性を知らず知らずに持つ事になる。

吉井良子は、この「政和交歓倶楽部」の男達に「密度の濃い快楽」として「線条体(せんじょうたい)」にミッチリ記憶されて習慣付けられた訳である。


吉井警視には良く判った。

正直、人を非難するのは簡単だが、振り返れば自分が同様の事を為して居る事は案外多い。

生はんかな事では返って今までの倫理意識を引きずるが、今までの倫理意識を破壊する衝撃的な事を徹して犯れば、人間は意識が百八十度変わるものである。

セレブパーティでの輪姦(まわ)しの生贄(ヒロイン)など、娼婦の真似事(まねごと)と言うよりも娼婦以上の卑猥(ひわい)な性交を犯られて居て、そんなもの良子本人が愉しくなければ長続きはしない。

素っ裸でパーティ会場中央に引き出され、相手の意志のままに弄(なぶ)り遊ばれる性玩具(おもちゃ)を務めるのだから、単に「不本意に恥ずかしい行為を犯られる」と言う価値判断ならば、二度と御免で到底何度も続く話ではない。

だが、良子本人がノコノコとパーティ会場に遣って来て、それが何度も抵抗無く続くのであれば、つまり良子も犯られながら愉しんで居る事になる。

確かに、知りもしない相手に肉体(からだ)を預けて無抵抗で嬲(なぶ)らせ、輪姦性交を犯るなど、頭で考えただけの範囲ではとても説明や納得は付かない話だが、それは脳で考える範囲の事で犯って見れば肉体(からだ)が別の答えを出す。

女優妻に使った例のスケベ椅子に、山崎代議士が別荘出入りの大工に命じて皮を張って木製の脚立梯子状の台で支えた手作り三角木馬責めのバイブ台が作らせて置いてある。

まぁ、昔の処刑責めで言う跨(また)ぎ三角木馬責め台の現代版で、両脇に足枷を装着させて足が台に付かず宙に浮くようになっているプレイ木馬である。

政和交歓倶楽部の調教場に持ち出されたプレイ木馬は、ピンク色シリコン製の大人の玩具(おもちゃ)を装着した固定バイブ責めの公開処刑用の三角木馬バイブ台なのだ。

その三角木馬バイブ台に吉井良子を跨がせて乗せ、下から伸縮式の装置で位置を固定しながらシリコンバイブをその股間に挿し込む仕組みだ。

跨(また)がせれば足が宙に浮くので、踏ん張って股間や尻穴の位置などずらそうと思っても困難にしてあり、三角木馬バイブ台だからスケベ椅子の下側から張り型バイブの固定が可能に成って居いる。

それも前後二本まで施設が可能に加工されていて、つまり同時二穴責めも在りの三角木馬バイブ台だった。

その三角木馬バイブ台に跨がせた良子の股間に、佐和子が下からシリコンバイブを上げながらグィと挿し込み、良子が「ウッ」と小さい声を漏らして抽入が完成、佐和子が稼動スイッチを入れる。

責められる良子を、全裸後ろ手縛りに三角木馬バイブ台へ跨(また)がせてバイブを下側から抽入し、装着して固定してやると、もうの良子腰はバイブが嵌(はま)ったままビクとも逃れられられない。

この装置のシリコンバイブの稼動上下幅は三センチ程だが、スイッチを切るまで動き続けて抜き挿しし良子の内壁を容赦無く擦(こす)って責め続ける。

後は良子の股間を貫いたシリコンバイブが、歯車仕掛けの自動で抜き挿ししながら卑猥に責める情景や表情を周囲が愉しんで鑑賞するだけである、

佐和子にスイッチを入れられれば  は攻め手が張り型バイブを抜いて足枷を解くまで、堪らず上半身を揺すり随喜(ずいき)の善がり声を挙げてのたうち悶える。

良子は、イッちゃったように白目を剥(む)き、瞳は泳いで「ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜。」とわめくような善がり声を挙げている。

生贄(いけにえ)の良子は、大勢の倶楽部ギャラリーを前にバイブにイカせ続けられる醜態を晒(さ)らすのだ。

良子は夫の吉井警視と多くのギャラリーが見守る場で、この三角木馬責めを一時間以上も続けさせられた。

山崎代議士は、跨(また)がせてそのまま放置し、生贄(いけにえ)を善がり続けさせて泡を吹いて失禁するのを見届けるのがお気に入りである。

良子はこの三角木馬責めで、山崎代議士の期待通りに大音量で善がり声を吼(ほ)え、見事なイキッ振りを披露して魅せた。


良子は、お披露目輪姦に掛っている最中に犯罪と罪悪感はその質が違う事を悟った。

正直、マルチタスクSEX(同時実行性交)に罪悪感を持つのは解釈の相違で、そんなものは連れ合いの合意が在れば何でも無い。

多面的に考察すれば元々自然な人間は群れ婚の生き物で、文明の発達と伴に成立した近現代の一夫一婦制の考え方は生物学的には本来不自然な男女関係である。

吉井夫婦にした所で一度夫婦で経験してしまえば、夫婦だけでチマチマとしたSEXを犯るよりは、気持ち良いマルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)を犯った方が愉しいに決まっている。

正直、乱交の虜にしてしまう程の衝撃的快感をマルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)で味わってしまえば、吉井良子は動じる風情も無く平然と次の誘いに応じるようになる。

乱交が一旦始まってしまえば、良子の肉体(からだ)は中々開放されないが、中途半端では相手に失礼だからエゲツ無く弄(もてあそ)ばれてもそれで良い。

正直、乱交の虜にしてしまう程の衝撃的快感をマルチSEX(複数性交)やマルチタスクSEX(同時実行性交)で味わってしまえば、吉井良子は動じる風情も無く平然と次の誘いに応じるようになる。

「吉井君、中々夫婦だけの性交関係で止(とど)めていたら、突き抜ける性感は得られないものだぞ。」

言われて見れば、このまま確かに良子が大勢の男性から懇(ねんご)ろに可愛がって貰う機会など無いまま生涯を過ごしたかも知れない。

日々平凡な人生を送れば、性感がマックス(絶頂)に到る極限のディープ(深く嵌り込む様)な興奮(ハィ状態)も知らず、良子は女盛りを無駄に過ごす勿体無い事に成る所だった。


「馬鹿な事を・・・。」と批判するのは簡単で、「犯る前は嘘みたいな話」と思っていたが人間の感性は算数ではなく、辻褄が合わない事を犯って初めて息抜きが出来る。

「判らない。分からない。」には、「理解出来ない」の他に「納得出来ない」があり、つまり試して見ない内にあれこれ考えても理解出来ない事を、先入観だけで否定しても「説得力に欠ける」と言う事である。


人生に於いて、平凡な夫婦生活の夫婦間では時と伴に刺激が欲しくなり満ち足りない想いが育って行く。

しかもこの現代社会だから、皆、大なり小なり重篤(じゅうとく)なストレスを抱えていて逃げ場を求めて居る。

大体に於いて、連れ合いに貞淑貞操観念を求めながら裏腹に、男性は娼婦遊びをし、女性はホストを買い、職場不倫も結構盛んな世の中である。

つまり認識として、連れ合いでは無く自分なら他人と犯っても良い訳で、となると本音の所では清潔さを求める貞操観念では無く、単なる虫が良い独占欲である。

秘密裏に行う不倫は「背徳感」と言う非日常のスパイスが効くから燃え上がるもので、夫婦を安泰に長続きさせるにはそれに代わる非日常の工夫を夫婦合意でしなければ怠慢である。

どうせ本能で、誰にでも刺激的な性交願望の性欲はあるのだから、夫婦が互いに野放しにするよりも夫婦合意の遊びと言う枠(わく)の中で性欲を満たして発散させる方が右脳的には合理的で、それで円満ならば越した事は無い。

目的がそう言うストレス解消なら、非日常の性交ほど脳が興奮し媚薬効果を発揮するのだから、遊びの性交は卑猥(ひわい)であれば卑猥なほど刺激的で愉しめて良い。

つまり夫婦と言う単位を守りながら非日常の「背徳の興奮」を得るには、秘密裏に行う不倫では無く夫婦合意の遊びに複数の他人が参加するオープン乱交形式が理想である。


吉井良子が山崎の術中に嵌(はま)り素っ裸の雌犬を演ずるのも、考えて見れば然(さ)して異常な事ではない。

危険な香がする男を好きになるのも悲劇のヒロインに心引かれるのも、普段の言葉とは裏腹に女性の多くが元々M(マゾ)気質だからである。

今は頼り無気な表情が随喜(ずいき)の表情に変わり、露出性交は恥ずかしければ恥ずかしい行為ほど興奮し、顔をクチャクチャに涙と涎(よだれ)を垂れ流し、乳房を揺らし尻を躍らせて貪欲(どんよく)に受け腰で抜き挿しに応じている。

クライマックス(絶頂)が連続するから、仕舞いには泡を吹きながら善がり声も掠(かす)れて行く壮絶なマルチSEX(複数性交)輪姦性交である。

妙にスムースに此処まで行ったものだが、考えてみるに良子にはただその気質を開花させる舞台が無かっただけだから、自分を納得させられる理由があればその舞台に登り、言われるがままに何でも犯る。

勿論女性には性交相手を選ぶ権利はあるが、注目を集める露出性交の悶え狂う快感はマルチSEX(複数性交)でなければ得られないし、ディープ(深く嵌り込む様)を求めるならマルチタスクSEX(同時実行性交)が濃厚である。


山崎代議士が「また可愛がってあげるからおいで。」と二度目に吉井夫婦を山荘へ呼んだこの日、いつもの様に山崎派の乱交輪姦パーティを愉しんでいた私は、山崎代議士の気まぐれから派の次期後継者として生まれて初めての体験をした。

もう、パーティも中盤に差し掛かって居たから、世話役の佐和子夫婦と番犬の大森警部以外は全員素っ裸で、雌犬・良子を虐め犯したり相手を見つけて性交したりと乱交状態にある時だった。

それは、山崎代議士との何気無い会話から始まった。

「それにしても先生(山崎代議士)、吊り抱きサービスは誓約(うけい)の遊びとしては結構強烈ですね。」

「あの反対もあるぞ。うん、面白い事を思い着いた。」

「エッ、あの反対ですか?、と、仰(おっしゃ)ると?」

「理事長は衆道(男色)を知っているか?」

「ハァ、名前くらいは知っていますが、私の趣味では無いので詳しくは判りません。」

「何だ、村里を支配するお館様がそんな事ではどうする。」

「お館様が衆道(男色)を知らないとまずい事ですか?」

「歴史的経緯(れきしてきけいい)を考えると、氏長(うじおさ)のお館様がそれは知らぬでは済まされん。」

「と、仰(おっしゃ)ると、私に衆道(男色)を覚えろと?」

「どうだ理事長、どうせ吉井夫婦とは主従の関係を明確にしなければならぬ、嫁さんだけでなく吉井本人にも理事長に性奉仕をさせて見ろ。それで奴(吉井)は金輪際理事長に頭が上がらなくなる。」

「しかし、さっきも言ったように私にはその趣味はありませんが。」

性交に関しては「何が有っても不思議ではない」とは思うこの秘密パーティだが、幾ら何んでも衆道にまで及ぶとは私は思っても見なかった。

「分からん奴だな。この際吉井を完全に支配下に置いた事を、理事長に性奉仕をさせて吉井の肉体(からだ)にトコトン教え込む事だ。」

「理屈は判りますがどうもそのう・・・男と犯る気には成れません。」

「良いか理事長、衆道(男色)は男性が男性を性行為の相手とする生殖には関わり無い行為で、言わば邪道であるが、平安期の貴族や武士の間で広まった衆道(男色)には、現代の所謂ゲイのホモセクシャルとはまったく違う意味合いが在ったのだぞ。」

男色(衆道)の交わりは神道や仏教界の「信仰要素」として始まって、奈良・平安時代にはかなり広く仏教界に広まり、さらに公家などの貴族や武士の間にも、美しい少年を傍に召し使わせる風習が広まって行き、さして異常な事ではなくなった。

特別に寵愛を得た美少年の小姓は、誓約(うけい)臣従の証として閨(けい/ねや)で夜伽(よとぎ/性的奉仕)の相手(男色/衆道)もする「稚児小姓」と成った。

院政期の院(法皇・上皇)の近臣達は稚児上がりの者も多く、「院と深い関係を持って居た」と言われ、藤原頼長の「台記」には当時の皇室・朝廷関係者のその奔放な男色関係の多くが描かれている。

この衆道(男色)が、権力抗争に明け暮れる氏族社会の風土に溶け込んで、その目的は忠誠心と信頼関係の証明手段に成り、つまり衆道(男色)は権力構築と深く関わった誓約(うけい)の進化形だった。

それ故当時の衆道(男色寵愛/稚児小姓)を時代背景的に捉え、現在の倫理観で邪道と簡単に決め付けないで欲しい。

元々日本の衆道(男色寵愛/稚児小姓)は、所謂ゲイのホモセクシャルではなくバイ・セクシャル(両刀使い)である。

平安期に「僧籍の者の間から始まった」と言われるくらいで宗教的な戒めの考え方は無いから、身分の高い者が行っていても常識の範疇であってそう異常には思われなかった。

そしてそうした衆道(男色)稚児小姓をもうける事は、日本史の永い間、権力者のステータスだった。

この衆道(男色)関係は支配・被支配の感情を育成する事から、戦国期の忠実な主従関係の信頼性を担保する誓約(うけい)の習俗として、稚児小姓との衆道(男色)は在って当たり前だった。

だから、織田信長と若い頃の前田利家、徳川家康における井伊直政との間柄も有名な衆道(男色)関係である。

また、豊臣秀吉が信頼し一際寵愛した石田三成との衆道(男色)関係や、織田信長と徳川家康の間でも清洲同盟の結束の固さから衆道(男色)は疑われている。

世の現実として、唯口先で「信用してくれ」だけでは何も相手には伝わらない。

簡単な話し、互いの信頼を勝ち取る為に肉体(からだ)を許し合う「極親密な関係」と言う間柄が、結局の所、誓約(うけい)の基本であり、親密さを増すに必要なのは「互いの関わり方の質と量」の努力で、その究極の手段が誓約の(うけい)の性交である。

「そんな訳でな、綺麗事の英雄伝ばかり見せられている時代劇好きの諸氏にとっては、英雄の別の顔を見せられるのは夢を壊す事に成るかも知れないが、現代とはまったく違う当時の倫理観の中で実在した抹殺出来ない事実なのだ。」

「すると、昔は誓約(うけい)の証としての衆道(男色)だったと・・・。」

「そうだ。だから理事長が吉井本人に性奉仕をさせて誓約(うけい)臣従の証をさせよう。」

「先生(山崎代議士)の仰(おお)せですが、幾ら何んでも私は余り気が乗りませんが・・・。」

「そう言うな。取り敢えず、吉井を呼んで命じてみよう。理事長も犯る気になるかも知れないからな。」

理屈ではこれはもう、私を主君に吉井が臣従する事を身を持って実証する儀式みたいなもので、吉井が私にア*ルを供する行為には唯の性交遊戯とは違う意味合いがある。

「しかし彼は、仮にも警視庁の警視正ですよ、吉井がそんな事に応じますかね?」

「何を言って居る、吉井夫婦はもうこちらの性玩具(おもちゃ)だ。逆らえるものか。理事長も気が進まないようだが、奴(吉井)が言う事を聞くなら、理事長も犯るだろうな。」

折角順調に行っている仲の山崎代議士に詰め寄られると、流石(さすが)に無碍(むげ)には出来ない。

「そこまで仰(おっしゃ)るなら吉井君の出方次第で、奴(吉井)が犯る様なら私も犯りましょう。」

「良し、決まりだ。おぃ佐和子、吉井君をここに呼べ。」

山崎代議士が、佐和子に命じて吉井警視正を呼ばせる。

「はぃ先生(山崎代議士)、直ぐに連れて参ります。」

佐和子がフロワーを走るように女と犯って居た吉井の下に行き、何やら話して裸の吉井を連れて来た。

「先生(山崎代議士)お呼びだそうで、何でしょうか?」

「吉井君、今日は理事長の所と手打ちの意味も有って奥さん(良子)と来て貰った。」

「そりゃあもうその通りです。理事長には今後とも可愛がって頂きたいと思います。」

「そうか、その積りで来たのなら奥さん(良子)だけに犯らせて居ないで、その理事長の立派な物を君がシャブって誓約(うけい)の証明をしてみろ。君はキャリア官僚だから昔は稚児小姓の衆道(男色)が臣従の証だった事くらいは知っているだろう。」

「エェ、私(吉井)が理事長とですか?稚児小姓の衆道(男色)が在ったのは承知していますが、先生(山崎代議士)それはチョット・・・」

「吉井君は何か?奥さん(良子)にはあれだけの倫理観を超越した輪姦(まわし)を犯らせて置いて、自分は誓約(うけい)の証明はしない積りか?」

「いぇ、そんな積りはありません。しかし、男同士で犯ると言うのはその・・・。」

「わしは君(吉井)がプライドを棄てて理事長に性奉仕をして、誓約(うけい)臣従の証を立てる君(吉井)の強い意志を見たいのだ。」

「そう居われましても、男同士で犯ると言うのは抵抗がありまして、多分理事長も同じだと思いますが、どうですか?」

流石に直接は「山崎代議士の命令は断り難い」と見えて、吉井が私に逃げの責任を振って来た。

私に上手く追っ付けて回避する魂胆が見え見えで、最初は私も男相手の性行為など「気持ち悪い」と思っていたが、吉井が嫌がるのでムラムラと加虐心が湧いて来た。

衆道(男色寵愛/稚児小姓)が昔の氏族の間では「普通の事だった」と言うのなら、「嫌がる吉井を犯す事も面白い」と思えて来た。

こうなれば、意地でも吉井にシャブらせ、吉井を犯してトコトン膝間着かせなければ気が治まらない。

以前私は、私が支配するあの村里の「衆道臣下の義」と言う誓約の儀式を経験し、岩代、小泉、生島の三人に上下関係をハッキリさせる為に欲棒をシャブらせた経験が在るので、そこまでなら支配感や被支配感の加虐的な高揚感がある事は知っていた。

しかし男へのア*ル性交は初めてで、女好きの私としては余り歓迎した気分ではないが、ここで私はグループ・ナンバーツウの証(あかし)をしなければ成らなかった。

「吉井君、君は奥さん(良子)の肉体(からだ)を張った努力を無駄にしても良いのか?」

「いゃ、それは望みませんが・・・。」

「この男女平等の世の中だ。奥さん(良子)だけに誓約(うけい)の奉仕をおっ被せては申し訳ないだろう。」

そこまで突き詰められると、吉井も覚悟を決めなければならない。

指摘されればその通りで、幾ら伸び引き(のっぴき)成らない所に「追い込まれた結果」とは言え、妻には他人が犯りたい放題の過酷な輪姦(まわし)を容認して置いて、自分は安全な所に居て呑気に他の女とお楽しみでは虫が良過ぎた事も事実である。

現に妻の良子は、夫の前にも関わらず全裸大股開きで男達に囲まれ、いかなる相手のいかなる行為にも「ノー」とは言わずに「はぃ、喜んで」とドロドロの性交に必死で応じている。

流石(さすが)にこの情況では吉井も拒否は出来ないだろうから、後は背中を押してやるだけで済む筈だ。

私は立ち上がって吉井の鼻先に欲棒を突き出し、「吉井、シャブれ。」と強い口調で命じた。

「アッ、ハィ。」

私が強く出た勢いに気押されて、意を決した様に床に膝間着き吉井が私の欲棒を慌てて咥(くわ)えて、ジュポジュポとシャブりだした。

ヒョイと吉井の部下大森警部が居る事を思い出して彼の顔を見ると、無表情を装うその顔がニタついて居る。

しかしそんな事より、男性に咥(くわ)えさせてシャブらせるのは始めてだったが意外と直ぐに欲棒が立って、感触も気持ちも良い。

吉井が膝間着いて必死でシャブって居るのを見下ろし、こいつ(吉井)が全面的に私の前に膝間着いて「私の欲棒をシャブっている」と思うと、吉井の尊厳を踏みにじる様な不思議な勝利感を味わった。

膝間着いて私の欲棒をシャブっているのは、何と言っても泣く子も黙る警視庁警備局のキャリア警視正様だ。

私の欲棒を吉井が必死でジュポジュポとシャブって居て、癖になりそうなくらい快感が感じる。

なるほど、衆道(男色寵愛/稚児小姓)が永い事この国の歴史に風習として定着していた訳で、犯ってしまえばそれなりに別の意味で気持ちが良い。

吉井には「そのまま続けろ」と命じ、「先生(山崎代議士)次はどうしましょうか?」と、吉井にシャブらせながら私は代議士に問うた。

吉井は、私の欲棒をシャブらされて屈辱感を味わっている筈であるが、山崎代議士の狙いは私に吉井の菊座を犯させる事で、まだこの陵辱劇は始まったばかりである。

私は次のアクションに移行する段取りを、あうんの呼吸で山崎代議士に促(うなが)した。

「そうだな吊り抱きサービスの反対の体制に持ち込むのだから、次は誰か良い娘を呼んで吉井君と犯らせよう。」

「誰を呼びますか?」

「あの小泉順子と言う娘が大柄でちょうど良いだろう。」

「判りました。佐和子、順子をここに呼んでくれ。」

傍(そば)で聞いていた佐和子は、私が順子を呼ぶように命じた時はもう首を伸ばして順子を目で探して居て、順子の所在は見つけていた。

そして直ぐに「ハィ、ただいま直ぐに連れて来ます。」と言う言葉を残して順子を連れに走って行った。

山崎代議士の意図は直ぐに理解出来た。

大柄な肉体(からだ)の「小泉順子を選んだ」と言う事は、順子と吉井を性交させた上で、順子に下から抱きつかせて吉井の身動きを封じる目論見なのは明らかだった。

順子は誰かと性交の最中だったが、「代議士と私が呼んでいる」と聞いて、相手との性交を途中で切り上げて飛んで来た。

「お呼びですか、先生(代議士)?」

「おぉ順子、少し耳を貸せ。」

山崎代議士が順子を傍に呼んで、何事か耳打ちをしている。

代議士から何事か聞かされた順子は、「承知しました。」と応じてその場の床に大股開きで横たわった。

すかさず代議士が「吉井君、おシャブリを止めてこの娘と犯れ」と命じる。

慌てて私の欲棒を口から吐き出した吉井が順子の肉体(からだ)に取り付いたのだが、何故か吉井の欲棒も私の物をシャブっている間に固くなっていた。

肉体(からだ)は正直なものだから、或いは吉井自身も私の欲棒をシャブリながら「異常な行為を犯らされて居る」と言う興奮に、脳がHモードに反応していたのかも知れない。

命じられるままに吉井が順子に抽入を果たし、かなり興奮していると見え突っ突き倒すような勢いで腰を使って抜き挿しを始める。

「アァ〜、アァ〜、アァ〜。」と善がり声を漏らしながら正常位で吉井を受け入れた小泉順子は、山崎に耳打ちされて居たから下から吉井の胴に両脚を巻いて締め付けた。

佐和子の方は山崎代議士の意図を充分に理解していたから、私の欲棒をシャブって硬くするとその口を使って上手くスキンを被せ、次いで吉井の菊座とスキンを被った私の欲棒にハンドクリームを塗りたくって準備は完了である。

胴に両脚を巻き付けた順子と繋がって居る吉井の背後に廻った私は、吉井の菊座にクリーム塗(まみ)れの欲棒を宛がい、グィと貫いた。

クリーム塗(まみ)れのスキンを被せた欲棒は、案外簡単にニュルリと言う感じで吉井の菊座に収まった。

「ウグッ、アァ〜ッ。」

貫いた瞬間、吉井から激痛に耐える処女を失った女のような叫び声が漏れた。

私の方は、吉井の菊座に挿し込んで見て欲棒が感じるア*ルの感触は結構気持ちが良く、男も女も無い事が判った。

男を犯すなど思っても見なかったが、なるほど吉井を心身ともに支配しているようで気分は良い。

こうなったら、前向きに楽しむ事が賢明な選択である。

吉井の菊座に嵌(はま)り込んだ欲棒を、私はユックリと抽送し始め同時に吉井にも「腰を使え」と命じた。

ぎこちない動きながら吉井も順子に抽送を始め、山崎代議士が目論んだ連結性交が成功した。

「アァ〜ン、アァ〜ン、ウッ、ウッ、アァ〜ン、ウッ、アァ〜ン、ウッ。」

今は順子と吉井の二人が犯されながら交互に甘い吐息を漏らしている。

「ほれ見てみろ、良子だけではないぞ、だんな様も頑張っているぞ。」

山崎代議士の声に気付いて私が周囲に目をやると、吉井良子が四つん這いで山崎代議士に後ろから犯されながら夫のア*ルが私に犯されているのを見ている。

山崎代議士も意地が悪く、山崎の欲棒に自分のア*ルを責められながらも、良子の目にも夫の吉井のア*ルに私の欲棒がヅッポリ嵌(はま)って抜き挿しされている光景は見えていた筈である。

「奥さん(良子)、だんな様のア*ルも中々使い心地が良いですよ。これで私は、夫婦二人とものア*ルを頂いた事になる。」

「ハィ、私も今先生(代議士)にお尻に入れて頂いています。どうぞ主人を可愛がって犯って下さい。私達、先生(山崎)から理事長は私達夫婦の支配者だときつく伺っています。」

良子の、雌犬身分が板に着いた答えが返って来た。

山崎代議士の方は、私に吉井のア*ルを犯させてそれを吉井夫人(良子)に見せながら、チャッカリ吉井夫人のア*ルを楽しんでいた。

「この夫婦、もう完全に山崎の雌犬と雄犬の飼い犬だな。」と思った瞬間、絶頂が私に訪れた。

「オッ、オォ〜・・・・。」

突然私の脳に閃光(せんこう)が走り、イクに達して吉井のア*ルの中に放出していた。

それで私は、男相手の衆道(男色)行為でも私が絶頂を得られる事を知った。

数十秒そのまま余韻を楽しんで吉井に入れたままにしていたが、吉井の方はまだクィクィと順子に抽送を続けている。

「フゥ〜。」

私がイッて吉井から欲棒を引き抜くと、「さて、理事長がイッタなら、わしもイクか。」と、山崎代議士の腰の動きが早くなる。

「ヒーィ、アァ、ヒーィ、アァ、ヒーィ、アァ。」

ア*ルを責められる吉井夫人の絶叫が、山荘に響き渡っている。

その声を聞かされた吉井が「アッ。」と短い声を発して、どうやら順子の中に放出したようだった。


「いったい何なのです?お二人とも酷いなぁ、これで理事長には頭が上がらないですよ。」

もう、吉井警視正も苦笑いでこの場を誤魔化すしかない。

「ワハハ、ア*ル処女を奪われた相手だからな。どうだ感想は?」

「最初は痛いだけでしたが、その内変な気分に成りました。」

「正直に言え、ア*ルを攻められて意外と気持ちが良かったのだろう。」

「肉体(からだ)は確かに感じてそれは認めますが、どうも精神的に陵辱的な思いは残ります。」

「それが有っての誓約(うけい)だろうが。」

「その通りですから今後も御命令には従いますが、少しは私の立場も考えて下さいよ。それに、先程から部下の大森君(警部)が、理事長の物をシャブる所もア*ルを犯されている所も笑って観ていましたよ。」

「何、番犬(大森)が笑って見ていたか、それは不公平で済まんな。良し、番犬も同じ目に合わせるから吉井君もそれで勘弁しろ。」

「エッ、私もですか?」

一部始終を見てニヤついていた大森警部が、行き成り自分に廻って来た災難に驚いた。

「当たり前じゃ、上司の惨めな所を見て無事で済ます部下は居ないぞ。直ぐに脱いでみんなの前で犯られろ。」

「私もア*ルを・・・ですか?」

「そうじゃが、まずはおシャブリからじゃ、先々面倒を見てもらう事を考えると君(大森)の相手は上司の吉井君が適任じゃろう。」

「エッ、私が吉井警視正のをシャブるのですか?」

「どうせ君らも唯の仲ではあるまい、良子とも犯っているのだからこの際ハッキリさせよう。さぁ、脱いだ脱いだ。」

ノンキャリ(キャリアではない)の大森にすれば、出世しても最高位は警視止まりで、本庁の課長か出先の署の署長が精一杯で、そう言う意味では誓約の(うけい)の性交相手はこれから山崎派の押しで出世が望める吉井警視正辺りが順当な相手である。

実は大森警部も、派遣された山崎派内の立場が中途半端で、正式に山崎派に対する忠誠の証をする必要は感じていた。

遅過ぎた感は在ったが、結局の所、派内で存在を認められ親密さを増すに必要なのは「関わり方の質と量」の努力である。

実はその究極の有効手段を模索していたのだが、男の大森には中々その手段が浮かばない。

そこに山崎代議士の衆道(男色)提案で、それこそが倫理観や独占欲を超越した忠誠を証明して派に正式に迎えられる為の唯一の手段、誓約の(うけい)の性交である。

確かに理屈で考えれば、上司と部下の関係で気心を通じさせるには衆道の相手は決定的かも知れない。

何しろ「ア*ル性交をする仲」と言う事は、つまり綺麗な表現で言うと「肉体(からだ)を許し合う極親密な関係」と言う訳で、確かに吉井夫婦とは揃って深い仲になれるのである。

それに、ここまで山崎派に深く関わって居て、ここで山崎代議士の命令を拒否して外されたら大森に居場所がない。

そうなれば、おシャブリやア*ル性交を犯らされるどころか、派の秘密を知り過ぎているから命さえも危ないかも知れない。

「判りました。ご命令に従います。」

「そうかそうか、良し、大森君がその覚悟なら警視庁三人組の吉井、大森、麻生(康子)で面白い事をさせ、三人の結束を確認させる。良いな、吉井、大森。佐和子、康子を呼べ。」

山崎代議士が上機嫌でまた何か思い付いた。

「先生(代議士)、私はここに居ります。」

麻生康子が、取り巻いていた裸の男女の後方から名乗り出た。

「そこに居たか、良し三人ともここに集まってわしの言う通りに動け。」

絶対権力者に命じられれば素直に命令を聞くしかない。

それぞれに「ハィ。」と言う三人の声が応じた。

「それじゃあ、吉井君はそこのソファーに座って見ろ。」
「ハィ。」

言われるままに吉井がソファーに座ると、山崎は大森に次の指示を出した。

「次は、その吉井君の左右の膝の横に大森君が両手を置いて、立ったまま屈(かが)んで尻を突き出した形でおシャブリをして見ろ。」

一瞬の戸惑いを見せた大森だったが、既に先ほど吉井が犯った事である。

命令は大森には想像の範囲内だから、ヤケクソで、直ぐに言われた姿勢を採って吉井の股間に顔を伏せ、欲棒を咥(くわ)えてジュポジュポとシャブりだした。

咥(くわ)えられた吉井の方は、先ほど私に供したそのおシャブリの感触を自分の欲棒で確かめている。

「康子、大森君がシャブって居る間にその大森の尻にハンドクリームを塗って置け。」

「はぃ、先生(代議士)。」

康子が佐和子からハンドクリームを受け取って、大森の尻の傍(そば)にしゃがみ込んだ。

吉井の欲棒をシャブる大森の尻が、康子の前に突き出されている。

これから何が起こるかは承知しているから、その大森の菊座にクリーム塗りながら康子が時折指を菊座の中まで滑り込ませて解(ほぐ)している。

そこはこれから吉井の欲棒に犯される所だ。

シャブリながら菊座を康子に揉み解された大森のダラリとしていた欲棒が、康子の指の刺激で見る見る硬さを増して行くのが見えている。

「大森君、君のおシャブリで吉井君の物が硬くなったら、前に向きを変えて自分で腰を下ろしてア*ルに入れろ。」

「エッ、自分でですか?はぃ、判りました。」

向きを変えた大森が、吉井の硬くなった欲棒に手を添えて自分のア*ルに宛がい、ユックリと腰を降ろして行く。

「ウグッ。」と大森から声が漏れ、大森は吉井の欲棒にア*ルを貫かれた形で吉井の膝の上に座った。

良し、大森君は両足を開いてソファーの上に両脚を上げてスクワットで踏ん張れる様な体制をとれ。

「こうですか?」

「そうそう、それで大森君は腰を上下出来るだろう。」

「ハァ、何とか出来ます。」

「そうしたらその大森君のオッ立った奴を康子がさっきの大森君の様に吉井君の左右の膝の横に両手を置いて、立ったまま屈(かが)んで尻を突き出してシャブれ。」

「はぃ、先生(代議士)。」

康子が尻を突き出す姿勢で大森の欲棒をシャブり、その大森のア*ルは吉井の欲棒に貫かれている。

「良し、そのまま動かないでは、吉井君が気持ち良くは成らない。大森君は康子のおシャブリに合わせて腰を使って上下しろ。」

「はぃ、先生(代議士)。」

大森が康子にシャブらせたまま腰を上下すると、上げれば「ゲホ」と大森の欲棒が康子の喉まで潜り込み、下げれば「ウグ」と吉井の欲棒は大森の中深く入って来る。

「ウォッ、ウォッ、ウォッ。」

腰の上下に合わせて大森の奇妙な声が聞こえ手来る。

「どうだ大森君、案外こう言う遊びも良いものだろう。」

「はぁ、後ろから前から違う刺激で、結構感じます。」

「そうか、それじゃあソロソロわしも参加するか。」

山崎代議士はおもむろに康子の尻に近着き、後ろから康子に抽入を果たすと、クィクィと突き始めた。

「こりゃあ良いわ、警視庁三人組を連結で犯している気分だ。理事長、こんなものでどうだ。」

「いや〜、とても先生には勝てません。」

「バカ言え、元を正せばわしに火を着けたのは君らのメンバーだろう。」

「しかし、大分エスカレートしてます。四連結なんて我々は犯ってませんよ。」

男同士の衆道に於ける性交でも、身も心も許した相手となると忠誠心が湧くもので、昔の武家社会では主従関係に於ける衆道(男色)は比較的ノーマルな習俗である。



山崎先生がそこまで犯らせるとは驚きだったのですが、夫(吉井)に命じて理事長と言う男性(ひと)の欲棒をシャブらせたのです。

そしてそればかりか、その夫(吉井)が、順子さんと言う女性(ひと)に覆(おお)い被(かぶ)さって犯っている後ろから理事長と言う男性(ひと)に夫のア*ルを犯させたのです。

何でも昔の武士の間には衆道(男色)と言う形でそう言う行為があったそうで、男が男のア*ルをですよ。

信じられない異様な光景でしたが、その夫(吉井)がア*ルを犯される光景を見せ付けられる形の四っん這いで、山崎先生に私(良子)もア*ルを犯されながら見ていました。

もうメチャメチャで、その後山崎先生は、今度は夫(吉井)が大森さんに欲棒をシャブらせ、大森さんのア*ルを犯させたのです。

確かに衝撃的でしたが、山崎先生が支配者で「群れの掟は絶対的なのだ」と、改めて思い知らされました。

確かに、私(良子)の人生は完全に変わったのです。

正直言うと羞恥心や被虐感は性交の強烈な味付けで、夫婦の性生活だけではけして得られない興奮の快感を得られるのが非日常の乱交や輪姦なのです。

私(良子)はそれを犯って見て「こんな良い思い」をしたのは初めてだったのです。

今の私(良子)なら、山崎派の皆さんが憂さ晴らしの為にあのパーティにのめり込むのが判る気がします。

元々性欲は種の保存本能として備わっているのですから、山崎派のメンバーがこう言う卑猥な乱交を集団で「犯って居るから」と言って、別に特別な人間達ではないのです。

こればっかりは貴賎善悪の別は無い本能の欲求なのですから、切欠さえあれば極普通の人間でもこう言う卑猥な乱交の世界に入り込むものなのです。

でも、それはあくまでも非日常時の遊びで、皆さん日常は世間並みの極普通の生活を送っているのです。

私(良子)達夫婦も日常は世間並みの極普通の生活を送っていて、月に何度か非日常の遊びの時を楽しんでいます。

要は環境が可能か不可能かの問題で、夫婦合意の上での遊びですから罪の意識もありません。

こうした非日常の卑猥な乱交遊びを密かに楽しんでいる夫婦のグループは、別に特別な人間達ではないのですから「貴方の周辺にも居る」と思います。

山崎山荘での晒(さら)し者状態での公開生ライブ輪姦も、一度経験してしまうと羞恥心や被虐感は性交の強烈な刺激の味付けで、それが無いと気の抜けたサイダーの様に物足りなくなるものです。

最初にKIYOUBI(京美)の皆さんにア*ルSEXを犯られた時は、飛び上がるほど痛かっただけなのです。

それも、康子さんから「あそこ(山崎山荘)ではア*ルSEXは当たり前だから家でも練習して置いてね。」と言われて、主人(吉井)に時々犯ってもらっている間に慣れて来て、気持ち良く感じるように成っていました。

「肉体(からだ)の準備も万全」と言う事ですね。



帰り掛けに玄関口で、佐和子に声を掛けられた。

「後でお宅にコートを送ります。次からの冬の間は、ドレスは止めてコートだけにしなさい。」と佐和子に言われた。

つまり、「コートだけ着て来い」と言う事だが、暫(しばら)くするとかなり高そうなミンクのコートが山崎代議士の名で家に送られて来た。

そのミンクのコートが、妻の良子に言わせると、「二百万円くらいはする」と言うので「自分では一生買ってやれそうもない」と驚きを通り越してあきれた。

だが、早速全裸に成って当然の様にコートだけを着込み、鏡の前でウキウキと、あれこれ映し見て着姿を確かめた妻は「何を考えているのだ」と吉井警視は思った。

近頃妻の良子が、倫理観や独占欲を超越した事で自信が漲(みなぎ)っているのを、吉井警視正は感じていた。

そして良子は、家庭に居た時より遥かに生き生きと輝いて見えた。

秘密パーティで、愛の無い性交でも快感は感じる信じられない事を散々に経験した良子は、それに慣れてしまえばさして大それた事とは思えなくなり、最後は違和感無くレジャー感覚で秘密パーティに出席するようになって居る。

「お前(良子)、何か輝いて綺麗に成ったな。」

「人前に出るようになったのですもの、それは気持ちが変わります。しかもお相手は大物ばっかり。」

「そうか、気持ちが変わると、綺麗に成るか。」

「それは、あの皆様には肉体(からだ)まで丸々見られてしまうのですもの。見苦しくなっている訳には行きませんでしょ。」

事実、吉井良子には自分でも生きて行く上での自信が沸々とみなぎって来ているのを感じて居た。

経緯(いきさつ)や犯って居る事はともかく、自分達(吉井夫婦)は特別な連中(ハイクラス)の仲間入りをしたのである。


その事を私が知ったのはズット後の事だが、吉井夫婦は二度目にパーティに出席するに当たって、「避妊の心配は不要(中出しOK)」と佐和子に申告した。

「あなた、どうせ犯られちゃうのだから、この際こちらもパーティを利用してやりましょうよ。」と良子が思い着いて夫に提案したのだが、「お前がそれで良ければ、それで授かるか。」と、この提案に同意した。

ポジティブ(前向き)に考えて開き直れば、良子もタダでは犯られない位のアグレシブ(攻撃的)な根性はある。

ものは考え様である。

何が幸いするかは判らないものだが、良子は吉井と結婚三年を経過しても子が為せず結婚前も一年ほど肉体交渉はあったので、夫婦で医者に調べて貰ったら夫側の「無精子症に拠る不妊症」と診断された。

良子の母体は何でもないのだが夫の精子は絶望で、それで吉井夫婦は子供を諦(あきら)めていたのだ。

それが、パーティでの輪姦(まわし)の結果ならロシアンルーレットの当たりみたいなもので、実の親などに対する思い入れを感じなくて済むしメンバーがメンバーだけに後腐れも無い。

それで、メンバーには内緒で麻生康子から受け取った口径避妊薬の「ピル」も服用を止めていた。

誰の子なのかは問題ではないから、相手には妊娠を気にさせないで犯らせたいのだ。


最近、不妊夫婦の家庭が増える傾向にある。

これも日本社会が欧米化されて増加した「少子化」の一因なのだが、現代社会では人類が未来に命を繋げる為の男性精子が世界的に虚弱化していて、専門家の間では問題視されている。

実はこの不妊家庭の増加は、専門家の間では「一夫一婦制が招いた」とする意見が主流である。

この場合の「一夫一婦制」は家族単位の堅持の為だが、ルール(決め事)が正しいのは或る一面を解決する為の物で万能ではない。

そもそも、現代社会のルール(決め事)は人間が都合で勝手に決めた物で、ルール(決め事)には必ず良い事(都合)がある分だけどこかに悪い事(不都合)も在って、だからこそバランスが成り立つ。

そして人間の良い事(都合)とは、往々にして自然を無視するものである。

人類の男性精子と同じ霊長類のゴリラやオラウータンの雄の精子を顕微鏡に拠る目視で比較すると両者には「量も活動性も極端に違いがある」と言う研究結果が出ている。

顕微鏡目視で明らかに量が多く活発なのはゴリラやオラウータンの雄の精子で、人類の男性精子は明らかに劣っているのだ。

詳細を研究して得た成果に拠ると、男性精子は虚弱化してしまい女性の体内を競争して子宮に辿り着き卵子と結び付くには量も活動性も極端に見劣りしているのである。

男性精子と同じ霊長類の子孫繁殖に関しての比較結果には重大な意味が在った。

これを比較研究して出した結論が、人間は「一夫一婦制」が弊害となって子宮側に精子選択の機会が無い為に自然淘汰が機能せず、それが何世代も続いて本来は自然淘汰で振るい落とされるべき虚弱精子の持ち主が子を為して子孫に受け継がれているのである。

対して、ゴリラやオラウータンなどの霊長類は「群れ婚」の為に、実際に生き残る精子は量も活動性も強い精子を持つ親の遺伝子の精子が選択されながら次代に受け継がれて行く。

この先端の研究を大胆に歴史にリンクすると判り易いのだが、例えば歴代の皇統や、江戸幕府・徳川家の場合は男性精子に自然淘汰に拠る繁殖力を求めない環境にあるから、代を重ねると当主の持つ精子は結果的に虚弱化し、お世継ぎに困る事例は数多い。

同じ研究理由から永く続いた「共生村落社会(村社会)」では、永い事「夜這い制度」や「寝宿制度」、「暗闇祭り」などの「群れ婚状態」が続いて、そちらの方の男性精子は強者生き残りの競争が自然淘汰に拠る繁殖力を維持して来た。

実は、原日本人系縄文人(蝦夷族/被征服民)と比較的後期の渡来系(氏族/征服族)との同化二重構造社会が永く維持された日本の「村落社会(村社会)」では、実質的に「群れ婚状態」の習俗が続いて居た。

その父親に拘らない自然淘汰に拠る子孫繁殖が公然と認められる事に拠って強い繁殖力を維持した男性精子が、保持されて来ていた。

その量も活動性も強力な村落部の男性精子の繁殖力は終戦後の集団就職で「村落社会(村社会)」が崩壊するまで続いて、村落部では八人、十人と子沢山の家庭が普通だった。

これが、「貧乏人の子沢山」の正体だったのである。

近頃の不妊治療技術の発達で、子の為せない夫婦に医学的に子をもたらす技術が成果を挙げているが、その繁殖力の弱い男性精子が次代に引き継がれて、「虚弱精子劣性遺伝加速して行く」と言う一次凌ぎのジレンマを抱えたものなのだ。

精子が女性の体内で過酷な生き残り競争の挙句卵子に辿り着く試練を与える自然原理は、子孫に強い精子のみの生き残りを図り、次代に優性な精子を選別して伝える為である。

その原理からすれば、吉井夫婦の目論見の様に強い精子を女体が受け入れる機会は多いほど良い。

考えて見れば、統治の安定の為に「家族単位の維持」と言うある一面だけの都合で決めた事に絶対は無いのであるから、本来なら欠陥が見つかれば決め事に妄信せず「間違いは正し、足らざるは補う」が懸命な選択なのである。

つまり、この虚弱精子劣性遺伝を回避するには「群れ婚」状態が理想で、吉井夫婦が乱交を割り切って他者の子種を受け入れる事に拠って初めて理想的な「種の優性遺伝」が為される事になる。

何の事は無い、神(聖職者の見解)やお上(統治者の都合)が定めた戒律が「虚弱精子劣性遺伝」を引き起こし、人類の繁殖能力を削いで滅亡へのカウントダウンをさせている事になる。

いずれにしても、自然科学の分野では「一夫一婦制が人類滅亡の危機を招くかも知れない」と、警告されているのである。


夜の三時過ぎに帰途についた吉井夫婦は、自宅(官舎)を目指した。

夫婦の自宅は警察官僚向けの住宅施設で都内某所にあるが、市民にバレれば非難されそうな豪華な施設だった。

難点と言えば、高価な都心故に施設と駐車場が歩いて三分ほど離れている事か。

良子は、他人目(ひとめ)に付かない様に、夫の吉井警視正が車を駐車場に放り込みに行く手前の小路で降りて歩き出す。

だいぶ白らばんでは居たが、外はまだ薄暗く吹き抜ける風が冷たい。

明け方六時を廻った小路から抜け出した早朝の大通り、まだ車道を行きかう車も疎(まば)らだが、コートを身に着けた吉井良子が歩く歩道を並木の枯れ葉と誰が棄てたか昨夜の塵(ごみ)が風にカサカサと踊る様に走らされている。

その風に良子の着ているコートの裾も捲(ま)くり上げられて、時折膝が裾から顔を出す。

良子のコートの下はまだ全裸だったが、あれ(乱交)はその時その場所限りのもので、先ほどまでのあの狂乱パーティはもう嘘のように過ぎた事だった。

大勢の男相手に、口には出せないような卑猥(ひわい)な行為をした。

終わってみれば、再び体験した物凄い絶頂感の連続に心地良い疲労感が残っただけだった。

正直、あれだけ犯られた後だから良子の股間にはまだ何か突き刺さっているような感覚が残っているが、世間の誰もそれを見破る事はなく、良子には新たな日が昇れば善良な家庭人としての何の変哲も無い日常生活が待っている。

二度目から帰った時も、吉井夫婦は極限の興奮(ハィ状態)からまだ醒(さ)めないのか、そのままベッドになだれ込んで仕上げの性交をしている。


理事長一派は、腹いせに良子を「雌犬にした」と言う。

これは夫の職務行為の酬(むく)いを受ける吉井良子の、勤(つとめ)なければ成らない業(ごう/カルマ)なのだ。

つまり、契約書の無い世界で通用するのは、古来から伝わる最善の手段に「誓約(うけい)」があり、「仲間内での性交は拒否は出来ない」と言うルールで互いが共有する秘密行為が、契約書の無い世界の合理的かつ確実な「証明行為」なのである。

世の現実の問題として、唯口先で「信用してくれ」だけでは何も相手には伝わらない。

矛盾する事に、「人間正直に生きるものだ」と言いながら性欲だけは中々正直に出す場所が無い。

建前は小さな嘘だから、建前ばかり言う者はけして正直とは言い難く、むしろ嘘つきである。

互いの信頼を勝ち取る為に、親密さを増すに必要なのは結局の所、「互いの関わり方の質と量」の努力で、その究極の手段が誓約の(うけい)の性交である。

確かな信頼関係を築くには行動実体が伴う良子の代償は必要で、そこに個人感情の入り込む余地など無い。

実際に良子も、月に二〜三度のペースで数ヵ月、その度にリードに繋がれて秘密パーティでの雌犬の陵辱を味わっている。


或る日ホテルに呼び出された良子は、山崎代議士に命じられてランニングシューズだけの素っ裸で、ホテルのエレベーターを使って地下の駐車場まで降りた。

臆病ではこうした遊びは出来ない。

警備員にモニターで見られている恐れは在ったが、プレィだからエレベーター内や駐車場などに設置された防犯カメラは無視である。

勿論露出プレイは「見られるかも知れない」と言うスリルを愉しむ、いや、「見られても構わない」と言う心理的には意表を突く究極の感覚である。

地下駐車場には車が待機していて、良子は全裸で車に滑り込むように乗って、そのまま車で街の郊外まで露出ショウの為に連れて行かれた。

そこから、何時(いつ)誰と遭遇するかも知れないスリルの中、深夜の公道の歩道を二キロほど伴走する車両から見張られながら素っ裸で走らされた。

伴走する車両二台には、このランニングの後良子を輪姦(まわ)す予定の男達が八人乗って居て、素っ裸でワイルドに走る良子を眺めている。

多少寂(さび)れた公道とは言え全裸体の女が走るなどは非日常の異様な光景だが、この後その熟れた美人が抱けるのだからこその興奮もある。

それが山崎代議士の遣り方だから、良子のプライドを一度破壊する為に面白がってこの露出ランニングプレィをさせている。

幸い歩道の方は誰とも出会わなかったが、車道の方は何台もの車両とすれ違いヘッドライトに照らされた良子の裸身が浮き上がっていた。

素っ裸の良子が乳首が立った乳房を上下に揺らして、公道の歩道をランニングジュウズだけで走っているのを、多分何台もの車両が見ている筈だった。

この露出プレィ、公道を全裸でランニングさせるなど傍目(はため)には異常かも知れないが、良子の中身が異常で無ければ本当は話にも成らない。

エロスのトキメキを感じるSMプレィのヒロインとして、良子の裸体はビジュアル(視覚的要素)としては普通に見物に違いない。

恥部丸見えの滑稽(こっけい)なだけのランニングだが、走らされる良子には脳が痺(しび)れるような特殊なM(マゾ)感情が湧いて来る。

良子にはこのランニングが、多くの男達とジェニタリア・コンフロンテイション(性器対決)を余儀なくされる素っ裸のガチンコSEXハイターとして品定めされるセレモニー(儀式)の気分である。

何故こんな理不尽なプレィ(遊び)に、子が胸をトキメかせ子宮を熱くさせて付き合うのかって?

このバカバカしいセレモニー(儀式)は良子に課した服従遊びで、犯っても見ない他人が良子の心境を想像で推し量っても仕方が無い。

恥ずかしく虐(いじ)められると、羞恥心や痛みに脳内が活性化して並の性交では得られない癖に成る快感を経験し、その誘惑が良子の脳に逆らえない誘惑として記憶される。

だから誰でも、その癖に成る快感に嵌(はま)れば、外から見るとバカバカしいプレィ(遊び)に嬉々として応じるようになる。

つまり間抜けな女が面白半分の笑い者に素っ裸にされて、歩道をランニングさせられているだけである。


夫のピンチを股を開いてでも応援する積りが、何時(いつ)の間にか「オマ*コ気持ち良い。」と、乱交の虜に成ってしまった良子がそこに居た。

まぁ、吉井良子も数を重ねた慣れもあり、すっかりその雌犬の身分を楽しむ女性に変身していた。

人類は群れて生きる動物だから、セッション(交流)が大事である。

そのセッション(交流)の最高の形が、身も心もセッション(交流)する誓約(うけい)に拠る性交で、山崎派のグループとセッション(交流)する事は、当然ながら「セックス・セッション(乱交)が必要」と言う事が自然である。

二度目のセックス・セッション(乱交)の誘いにもさして抗(あらが)いを見せない所を見ると、良子に取ってあの秘密パーティは「ストライクだった」と言う事である。

吉井警視正にした所で、性欲は本来神がくれた快感を伴う本能だから、犯れば感じて楽しく無い訳が無い。

その性行為が、大人の遊びとして気兼ねなく出来る山崎山荘のメンバーに否応なく入る事になった。

最初は妻の良子を生け贄にする罪悪感も合ったが、いざ犯らしてしまうと、これがまた世間では望んでも得難い愉しめる事だった。

世間的には背徳の遊びではあるが、夫婦二人が納得尽くの遊びなら、「メリハリも楽しみも増えた」と言う事で、夫婦二人だけの生活がパッと明るく広がったようなラッキーなもので、これからは人生がもっと楽しくなるかも知れない。

不思議なのだが、この良子の変身は万事専業主婦として地味だった普段の良子の雰囲気も一変させ、見るからに優雅なレディ(淑女)の立ち振る舞いに成った。

察するに山崎派のパーティメンバーの女性達のレディ(淑女)振りに影響を受けたらしい。

何しろ彼女達山崎派のパーティメンバーは「時に淫乱に成れるレディ(淑女)」だった。

どうやら吉井良子は、その外聞を憚(はばか)るような端無(はしたな)い行為に似合わないレディ(淑女)然としている山崎派の女性メンバーが、格好良く見えたらしい。


これは吉井良子の花びらクリップ製作の後日談だが、翌日にはもう妻の里美が宝飾店に依頼の電話を入れ、凡そ一週間後にほぼ製作し終えた所で良子を連れ出し、例に拠って支配人室で素っ裸にして修正採寸させている。

良子は、例に依ってドレス一枚で妻(里美)に連れ出され、支配人室でそのドレスも妻に取り上げられ、素っ裸にされている。

「こちら様は、里美様のお友達ですか?お顔もお肉体(からだ)も里美様に劣らない美しい方ですね。」

「そうなのよ、パーティで私の花びら開きクリップをこちらの旦那様が気に入られて内の奴にも是非欲しいと仰(おっしゃ)るので、ねぇ良子さん。」

「えぇ、内の人があんまり良い良いと言いますから、相談させて頂いたらプレゼントする。と連れて来て頂いたのです。」

「こんな高価な物をプレゼントですか、里美様のようなお金持ちは桁(けた)が違いますわ。」

ウエストチエ−ンの腰の部分は幅が一センチほど在りダイヤがちぢばめて在って、腰に一周巻いて前止めの金具があり、理事長婦人の物よりは少し見劣りするが、それでも溜息が出るほど豪華な物だった。

装着の具合は良子の裸体に合わせて、デザイナーが腰周りの調整やら花びらクリップの試着を繰り返してその場で手作業修正して行く。

「何を気取っているの、良子さんボーっとしてないで上体を反らして腰を突き出さないとクリップが着けられないじゃない。ボヤボヤしているとそのスケベな旦那様の職業を此処の店でバラすわよ。」

意地の悪い事で脅(おど)されたが、まさか今まさに花びら開きクリップを装着しようと言う素っ裸の自分(良子)が警視庁警視正夫人などと言われては堪(たま)らない。

「はぃ、こうですか?何でも里美様の仰る通りに致します。」

良子は上体を反らしながら腰を少し突き出す無理な格好で、デザイナーがしゃがんで自分の二枚の肉花弁を片方づつ摘(つま)んでクリップで止めるのを観ていた。

花びらの片方をクリップ止められるごとに小さな痛みが走り、良子は「ウッ」と痛みを飲み込むうめきを二度挙げた。


吉井良子の恥部、二枚の肉花弁が装着されたクリップで陰唇が強制的に左右に開かれて、エロスのトキメキを放っている。

良子の草むらが生えてなだらかな丸みを帯びる柔らかそうな丘、その中央に花芯ぼたんの実(サネ)を配してその下の陰唇にクリップが装着されて、立てに恥部の唇が開いて居るのである。

良子の花びら開きクリップの試着が終わり、今は恥丘下部の陰毛を左右に押し遣って開いた花びらの間にピンク色の蕾が露出している。

「装着した具合はどう?」

「はぃ、我慢出来ないほど痛くはありません。」

デザイナーも二人目が現れて余裕が出たのか、良子の花びらの間を人指し指で擦(こす)り、細いチェーンを引っ張ったりしながら、「クリップは痛くないですか?」などと聞いている。

「良いのよ、少しくらい痛くても。この方はパーティでも有名なドスケベM(まぞ)ですもの、ねぇデザイナー(男性)さん、それよりお直しの採寸が終わったらお願いが在りますのよ。」

「はぃ、何でしょうか?」

「この上まだ何か有るのか」と、デザイナーが怪訝(けげん)な顔で応じた。

「この方の旦那様が、花びら開きクリップを装着したまま犯れるかどうか貴方(デザイナー)に確かめて頂けと・・・ねぇ良子さん。」

「えっ、あ、はぃ、内の人もそう申して居りました。」

理事長婦人(里美)に連れ出された時から、良子は上位者である里美の玩具(おもちゃ)である。

その里美に命じられたのだから、話を合わせてデザイナーに犯られるしか無い。

「ね、こちらの旦那様のリクエストですから、貴方(デザイナー)が犯り具合も確かめて下さい。」

「そう仰(おっしゃ)られましても支配人も居られますし、ここで犯る何んて恥ずかしくて・・・・。」

「あら、良子さんがお相手じゃお気に召さなくて。それに私(里美)も良子さんも貴方(デザイナー)に恥ずかしい所をお見せ致しましたのに。」

「いぇ、お直しの採寸合わせはデザイナーの仕事ですから。」

「それでしたら、装着した使い心地を確かめるのも仕事じゃございません?ねぇ支配人さん。」

「判りました。あくまでもお仕事と言う事で、**君、犯って差し上げて。」

「本当に宜しいのですか。そりゃ、さっきから興奮していましたから犯れ無い事は無いですが。」

「構いませんから、犯り心地を確かめて下さい。さぁ良子さん、おシャブリをして差し上げなさいね。」

「はぃ喜んで。」

慌ててデザイナーの足元にしゃがみ込んだ良子は、スラックスのフアスナーを下げて欲棒を引っ張り出し、咥(くわ)えてジュポジュポとシャブリだす。

雌犬・吉井良子も、おシャブリなどもう慣れたもので、首を固定した形で上半身を使ってクィクィとリズム良く頭を高速度で前後上下しながら欲棒を必死でシャブる。

良子の胸元で乳首が乳房に翻弄されるように上下に踊って、その口元に濡れ光る陰茎が見え隠れして居る。

その良子の口元で、デザイナーの陰茎が見え隠れする様を、女支配人が顔を赤らめてそれでも視線を外す事無く観ていた。

「さぁ良子さんその机に両手を置いてお尻を突き出しなさい。」

両手を机に置き、花びらクリップを装着された白い尻を突き出して、良子はデザイナーに欲棒を突き入れられるのを待つ。

「はぃどうぞ。犯って頂かないと里美様に叱られますのでお願い致します。」

「なら支配人、犯りますよ。他言無用の此処だけの事ですからね。」

「此処だけの事で良いわよ、納品した作品の具合を観て確かめるのも支配人の仕事ですもの。」

こんな面白い見世物は滅多に無い。

正直、女支配人の目は非日常の好奇の色に染まって居た。

女支配人もデザイナーも奇妙な興奮の心理状態に在ったから、結局机に両手を着かせた後ろからデザイナーが欲棒を良子に突き入れて、抜き挿しするのを女支配人は目を輝かせて観ていた。

デザイナーの張り詰めた欲棒は、後ろから一気に良子に抽入され、良子の善がり声が宝飾店の支配人室に響き出した。

「アフン、アァァ〜。アゥアゥアゥ、アァ〜、アァ〜、アァ〜ッ。」

良子の不安気な表情が随喜(ずいき)の表情に変わり、露出性交の興奮に顔をクチャクチャに涙と涎(よだれ)を垂れ流して善がり声を上げ、乳房を揺らし尻を躍らせて受け腰でデザイナーの抜き挿しに応じている。

「良子さん、クリップを着けて犯られる具合はどうですの。」

「はぃ、抜き挿しされると少しクリップが引っ張られて痛いですが、アァ、アァ、我慢できます。」

「貴女ヤッパリ極めつけのドMねぇ。デザイナーさん構わないから中に出して差し上げて。」

「エッ、このままイッて宜(よろ)しいのですか。」

「構わなくってよ。ねぇ良子さん。」
「はぃ、構いませんのでそうなさって下さい。アゥ、アゥ、アウ、アァ〜。」

デザイナーが「ウッ」と断末魔のうめきを発して肉体(からだ)を数秒震わし欲棒を良子の肉体(からだ)から引き抜くと、良子は反射的に何時(いつ)も通りデザイナーの欲棒を咥(くわ)え舐(な)め清めていた。

清め終わると、良子の股間から白い物が吹き出て太腿(ふともも)を伝い垂れるのも構わず、里美がドレスを着せて「こちらの旦那様は変態だからこのまま証拠を残して連れて帰る」と女支配人に告げた。

女支配人は平静を装い「そうですの、それじゃあ証拠は残して帰らないといけませんね」と合い槌(あいずち)をし、最後に「またお友達を連れて来て下さい。」と確り商売を言って送り出した。

里美にすれば、宝飾店の女支配人とデザイナーに「変態は自分だけでは無い」と証明出来て、まんまと溜飲(りゅういん)を下げた事に成る。




(康子の縁談)

蒼い危険な賭け・京香◆
第五十九話(康子の縁談)

私は永い事奇跡を見せ続けられているのかも知れない。

不思議な事に、女達が次々と非日常の世界に足を踏み入れ、結果、それに馴染(なじ)んでしまう。

何しろ女達が次々に裸に成り股を開くこの現象は、岩代の言う通りにその女が建前に隠していた本質に気付いただけかも知れない。

しかし、「本質に気付かされただけだ」としても、岩代はどんな手を使ったのか?

それにしても、余りにも都合が良い様に女達は本性を剥(む)き出しにする。

岩代の女達の本性を見通す眼力が確かなのか、岩代が「念」で女達操って居るのかを考えれば、どう見ても女達は「念」で操られて居る可能性の方が遥かに有力である。

だ、とするなら、本人は自分の意思で動いている積りでも岩代に「念」で操られて、どんな卑猥(ひわい)な事もする女にさせられている事になる。

とにかく一旦、岩代の罠に掛かって卑猥(ひわい)な乱交輪姦の味を覚えてしまうと、その女の考え方が他人との遊びの性交に対して肯定的な考え方にガラリと変わってしまうようだ。

思うに女性達は、徹底して犯られてしまえばそれが普通感覚になり、卑猥な事も異常とは思えなくなるのかも知れない。


環境に適応性が高いのだろうが、適応性は資質の問題で「必ずその芽が女性に有る」と言う事だ。

非日常の世界を体験すると、女達の心の中に何かが灯(とも)るのだが、それが「蒼く危険な香り」の正体である。

良く知られている女性の行動パターンだが、周囲から見るとリスクが明らかな馬鹿な事で、理由が理解出来ない現象なのだが、危険な香りのする冷たい男に、女性は判っていても心引かれる。

その訳だが、女性には何故か「ジュピター・コンプレックス」と言う被支配の願望(感性)があり、「強くて冷たい(残酷な)者に心引かれる」と言う。

このジュピターこそが蒼い神で、ローマ神話に登場する気象現象を司(つかさど)る神・ユピテルの英語名なのだが、太陽系の惑星・木星の英語名でもある。

神ジュピターの司(つかさど)る気象現象は、複雑な複合現象の象徴で、コンプレックスは「劣等心的複合体」と言い、一種の複雑な複合的深層心理を表現するものだ。

木星(ジュピター)は太陽から遠い惑星で、太陽の陽光の恵みは少ない冷たく大きな惑星(太陽系の惑星最大)で、地球から見上げると蒼く冷たく光っている。

つまり、「蒼く危険な香り(ジュピター・コンプレックス)」は、女性の複雑な深層心理を表現している

勿論女性には「安心安全で居たい」と言う変哲も無い気持ちが在るのだが、それとは違う「劣等心的複合体(コンプレックス)」の部分で、強くて冷たいジュピターに心引かれる被支配の願望(感性)があり、それはイコール「M(マゾ)性」と言う事に成る。

人間は、あらゆる抑圧(よくあつ)の中に生きている。

その抑圧(よくあつ)から開放される僅(わず)かな時間が、【右脳域】の感性に埋没出来る性交の時である。

女達に共通するのは、日常生活の抑圧(よくあつ)から解き放たれ、「精神が開放された」と言う安堵(あんど)を味わった事で、その価値観を知れば、人間、犯る気に成れば何でも出来る。

国王だろうが奴隷だろうが、性行為は犯る。

凡(およそ)男女の間具合(まぐあい/性行為)に貴賎の別がなければ、何を持って性交を「低俗なもの」と言わしめるのだろうか?

人間の本質を問うべき筋合いのものを、安易に只のスキャンダル(醜聞)にして貰っては困る。

まぁ、犯ってしまえば怖いもの無しで、力強く生きて行けるのかも知れない。


山崎派に合流して、誓約(うけい)の宴に興じていた私は、妻の予知に冷水を浴びせられた。

「あなた、年明けに西の方で何か大事件が起こりそうですよ。」

妻が何か異変を予知していた。

「大事件?」

「えぇビルが壊れたり燃えたり、大爆発か地震か何か大変な事が・・・」

「予知が出来るのなら、それを止められないのか?」

「止めるのは無理、私は予知するだけ。予知したからと言ってそれを変える事は出来ません。」

「それならせめて警告が出来ないか?」

「無理ですよ。誰が予知を信じますか?それも、性感がマックスに達すると予知が出来る何て馬鹿気た話を。」

正確な未来予測が出来るなら「危険は回避出来る」と考えるのが普通だが、実は正確な未来予測は「避けられない」のが真実である。

つまり結論は、正確な予知だからこそ絶望だったのである。

「・・・・うぅ〜ん、打つ手は無いか。」

私は妻の予知をリアルに信じ始めていた。

なるほど予知も先が見え過ぎると苦痛でである。

妻が予知の全てを私に話さず、選別して伝える気持ちが判った。

精々危ない所は避けるくらいで、予知の効用は指針を示すだけかも知れない。


「里美。しかし、吉井良子は思い切って翔(と)んだな。」

「えぇ、京香さんのシナリオですね。」

「京香のシナリオ通り?」

「山崎代議士が動いたのは京香さんの入れ知恵ですもの。」

「山崎代議士と京香に、私の知らない接点があるのか?」

「京香さんとのSMプレィ、私(里美)なんかより余程山崎代議士のお気に入りですよ。」

「あいつ(京香)、時々代議士のプレィの相手をしていたのか・・・・」

「私(里美)の時も一緒でしたけれど、ここまでのKIYOUBIの全ての出来事は京香さんのシナリオで進んでます。」

「佐和子達片山夫婦の事もか?」

「京香さん、自分の凄(すご)さをお館様の貴方だけには見せませんもの。」

闇討ちに有ったような衝撃だった。

驚いた事に、妻が言うには現在の私達夫婦の存在は「京香のオリジナル(創造)だ」と言うのである。

不思議な気分が、私に残った。

岩代の目指す所に私達夫婦が誘導されて行く感は、常に私の意識の奥底には警戒感として在ったのは確かだった。

しかし警戒感が在ったにも関わらず、何故か岩代の不思議な魅力に引きずられてここまで来た。

それが全て岩代京香の為(な)したる事とは、改めて彼女の凄さに驚嘆(きょうたん)させられてのである。



そろそろこの物語りが終盤に差し掛かって来た。

イヨイヨ岩代夫婦との別れの顛末(てんまつ)を話す時が来たようだ。


待てよ、この回で「最後の話をしようか」と思ったが、キーボードを打っている内に麻生康子の縁談エピソードを思い出した。

その経緯(いきさつ)の半分は私が直接目撃し、残りの半分は麻生康子と縁談に関わった吉井夫婦に後から聞いた。

それが結構傑作なので、最終回は次回以降に譲って暫(しばら)くはその話をしよう。

勿論この縁談話、信じられないほど順調にまとまるのだが、背景に京香や内の奴(里美)の予知アドバイスが主導していた事は事実だった。

その前提として、山崎代議士は京香や内の奴(里美)の予知能力を強く買っていた。

つまり、表面的にこの縁談話を強引に主導したのは山崎代議士だが、この縁談話に関する限り山崎代議士は操り人形に近かった。

いや政治家としての、選択肢を誤らない為の最良の方法として、京香や内の奴(里美)の予知に積極的に頼ったのかも知れない。


本来人間は群れて生きる「群れ社会」の動物だった。

過って、その「群れ生きる本能」が村落共同体(村落共生主義)の乱倫・村社会を生み出した。

つまり、「夜這い」や「寝宿」の乱倫制度は土地の習慣ではあり、避けられない村落共同体(村落共生主義)を担保する為の乱倫事実を根拠とした現実的な知恵だった。

当然ながら、「郷に入れば郷に従え」の諺(ことわざ)の一部は、こうした地域ごとの「村社会(村落共同社会)の性風俗」にも従う事を意味している。

勿論その「群れ社会」の動物本能は今も健在であるから、現代の人間でもその拠り所的な本能の要求を満たす為に「擬似の群れ」的な感性を作り出す。

その拠り所が会社だったり組合だったり居住地域の自治交流だったりするのだが、その「擬似の群れ」の強力な拠り所を、山崎代議士は誓約(うけい)の乱倫を採用した絆(きずな)意識で、信頼できる独自の「群れ社会」を構築した。

その性的な関わり方で、S(支配者)・M(被支配者)の要求を満たす心理的遊びを欲くするのはさして異常な事ではない。

出来上がったのが、この恥じも外聞もなく全てを曝(さら)け出しても気の置けない誓約乱倫(うけい・らんりん)の場所(山崎派の秘密パーティ)である。

だからここ(山崎派の秘密パーティ)では、三十分もすると女達は素っ裸に剥(む)かれ、男達は相手を求め、剥(む)き出しの欲棒をぶら下げて歩き回る。

この群れ内の性交は互いに全て自由で、女達の肉体使用権は男達が握っている。

声を掛けられた女の肉体(からだ)は、その瞬間から声を掛けた男の性玩具(おもちゃ)なのである。

そう言えば、群れを頼る点では信龍会や坂元達企業舎弟などに所属する連中も、ある種群れなければ生きて行けないのかも知れない。

その坂元だが、地に潜(もぐ)ったのか近頃トンと見かけなく成り、風の便りさえ聞かない。

大学の経営権を巡るシノギに失敗した事で、奴等の組織内で粛正(しゅくせい)されたのか地方に飛ばされたのか、私には知る由もない。

その辺りは私達も吉井・大森達も無警戒だったのだが、それが後に思わぬ災いをもたらせる事に成る。


ここ数年は、中身のタップリある充実した月日を私は送っていた。

そしてその日々は、駆け足で通り過ぎるように私には早く感じられたのである。

季節は変わり、新しい年を迎えた平成七年(1995年)の小正月も覚めやらぬ一月十七日、後に「阪神・淡路大地震」と呼ばれる直下型の記録的な大地震が関西地区に起こる。

妻が言っていた「年明けに西の方で何か大事件が起こりそう」と言う予知が現実のものと成って、私は独り戦慄した。

近代都市神戸・大阪を直撃して被害は甚大(じんだい)なものと成り、地震災害への近代都市の脆(もろ)さを露呈した。

この年(平成七年・1995年)、世間を騒がした松本サリン・地下鉄サリンの首謀者としてオウム真理教の教祖・麻原彰晃こと松本智津夫が逮捕されて居る。

大災害直後とは言え、その復興の為にも政界の日々の営みは欠かせない。

新年の祝賀の一環として山崎派も派内で恒例の賀詞会が行なわれ、その後、派内の秘密パーティのメンバーが別に例会を開催した。

「新年の祝賀」と言っても代議士連中の事で地元選挙区やら財界や党と、対外行事が一通り済んだ後に「阪神・淡路大地震」だったから代議士達は震災対策に追われ、派内での秘密賀詞会は一月の二十五日を廻った土曜の夜だった。


秘密賀詞会の数日前の或る日、山崎代議士から私宛に電話が在った。

「ヤァ理事長、チョット君の所のあの娘、ほら婦警の・・・」

「あぁ、麻生康子の事ですか?」

「そぅそぅ、その康子君だ。新年の祝賀パーティをするからわしの別荘に必ず連れて来てくれんか?」

「麻生でお遊びに成りますか先生(代議士)?」

「いゃ、少し彼女に用が在ってな。そうだ、ついでに例の竹中老の娘さんも連れて来てもらおうか。」

「小泉順子ですか?」

「あぁ、そっちは以前からの約束だったから、わしはその順子で遊ばせて貰う。君ら夫婦と順子の亭主も立ち会ってくれ。」

「それで、何時(いつ)伺いましょうか?」

「急で悪いが、明日新年の祝賀の後で例の政和交歓倶楽部のパーティを犯ろうと思うがそちらの都合は良いか?」

「それは構いませんが、麻生に何か?」

「悪い話しではないぞ。内の秘書で今度埼玉の県議補選に立候補する中川と言う奴が居る。離婚して一人子持ちで互いに連れ子付きになるが、良い男だからその康子君と再婚させようと思うのだが。」

「悪くない話しですが、こればかりは本人同士の事ですから・・」

「勿論、本人同士が気に入ればだが、内の秘書はいずれ国政に廻すつもりで秘密パーティのメンバーに加える積りだから、康子君が嫁さんなら全て承知で問題なくメンバーに成るだろう。」

麻生康子は中学・高校、大学と硬式テニスをしていて、高校の時はインターハイに出場していると自己申告したくらいだから足腰は丈夫で、テニスは持久力のスポーツで体力には自信がある。

苦しい持久力のスポーツに十年も耐えたのだから、バリバリのM(マゾ)気質なのだろう。

山崎代議士は好き者で、女裸体鑑定家として第一人者を自称しているが、それは誰も否定は出来ない。

政和交歓倶楽部を主宰しているくらいだから、正直、好き者・山崎代議士ほど性交遊びの第一人者として経験豊かに積み重ねて来た人物は中々居ない。

その山崎代議士が、「KIYOUBIの女性メンバーは粒揃い」と認めている。

それに康ならKIYOUBI(京美)の接待で鍛えられているから、結婚祝の二次会に派閥の代議士連中から輪姦(まわし)を掛けられても、充二分に熟(こな)せる筈だった。

「それは、麻生なら確かにあのパーティの務めは卒無く熟(こな)しますが。」

「それが一番だ。良く躾(しつけ)は出来ているし、この前わしも味見したが感度も申し分がない。」

「判りましたが、見合いとなると着せる服装はどう致しますか?」

「そんなものは何時(いつも)もと同じで良い。中川には、わしも一度康子を試して太鼓判だと言ってある。どうせの事なら見合いの席で中川に康子君の肉体(からだ)を見せて、使い心地も試させて犯った方が親切じゃろうが。」

「それはそうですが、何かお下げ渡しのような話しですね。」

「将来君にバトンタッチしても、中川の嫁さんが康子君なら派閥として上手く行くじゃろうし、中川の嫁さんならわしも時々遠慮無く弄(なぶ)れるでな。」

「判りました。この見合い話は本人に伝えて連れて行きます。」

「あぁ、話が上手く行けば康子君を警部くらいに昇任させ、箔をつけて嫁にさせよう。」

「と、言うと結婚式もやるのですか?」

「中川の選挙区の後援会も固めなければ成らないから、元警視庁幹部婦警が中川の嫁さんだと盛大にな。二次会はここで派のメンバーが集まって花嫁を祝福して犯る事になるだろうな。」

「先生(代議士)らしい即断力ですね。」

「主賓がわしと君で、仲人を吉井警視正夫妻なら既に揃って居ようが。」

「吉井警視正夫妻が仲人ですか?」

「中川の嫁さんが元警視庁幹部婦警なら後援会連中にも辻褄があうだろうが。」

「流石(さすが)先生(代議士)、名案ですね。」

「後は本人同士の見合いの結果じゃ。」

「それにしても小泉順子もお呼びになるのは?」

「堅苦しい見合いでは中川も康子君も気分が乗らないだろう。わしが順子を弄(なぶ)って気分を盛り上げる積りだ。」

「判りました。それでは明日伺います。別荘でお会いしましょう。」

「いや、補選の後が良いだろう。今は理事長が承知していれば良い。」
「判りました。中川氏の事は当選後ですね。」





中川県議が初めて麻生康子に逢ったのは、山崎山荘の面談部屋だった。

中川が面談部屋に入った時、山崎代議士は悠々とソフアーに座ったまま、全裸で膝間着く女性に欲棒をシャブらせながら平然と向かえ合わせのソフアーに「まぁ座りなさい」と命じた。

山崎代議士は、「実はな、中川君に細君を紹介しようと思ってな、この娘が君を喜ばせる技術が在るか今もう一度試している。」と話をした。

つまり全裸で、中川の目の前で山崎(代議士)の欲棒をシャブっている女が、嫁にと薦められた麻生康子だった。

「ほれ康子、お婿さん候補が観ている。わしの上に尻から腰を降ろしてこの棒野郎(ぼうや)を入れ、結合部分を良くお見せなさい。」

「はいお見せします先生(山崎)。」

康子がソフアーの上に上がって山崎の膝を挟む様に両足を開いて前向きに立ち、腰を降ろしながら「先生(山崎)、棒野郎(ぼうや)の位置を合わせて下さい。」と言う。

「良し良し。」と言いながら山崎代議士は、降ろして来た康子の股間に欲棒を手で導き、上手くズブリと嵌(はま)った。

「アハッ。」と康子から抽入時の声が漏れ、康子がそのままM字開脚腰のスクワット上下運動に入る。

中川の目の前で、山崎代議士の欲棒を咥(くわ)え込んだ康子の生々しい秘所が、山崎の濡れ光る陰茎を見え隠れさせている。

「どうだ、未来の旦那様にプレィをお観せする気分は?」

「はい、ご覧頂いてとても刺激的です。アハ。」

「それにしても先生(山崎代議士)、観られても動じず犯り続けるなんて良く仕込んでありますね。」

「あぁ、仕込具合を君(中川)に観せればこの娘の価値が判ると想ってな。」

既にもぅ、康子は快感を貪(むさぼ)るモードに入っていて、けたたましい善がり声を発しながらクィクィと腰の上下に激しさを加えて行く。

「この通り他人目(ひとめ)も気にせず犯り続けるこの娘が、アクティブ(活動的・積極的)なのは一目瞭然(いちもくりょうぜん)じゃろ。」

「それはもぅ、先生(山崎代議士)が調教された娘なら感度も性交術も定評がありますので。」

「第一、名門・中川家だ。折角貰った嫁が姑とそりが合わないでは君の政治活動に支障が出る。しかしワシ(山崎代議士)の紹介なら、ご母堂も表立って嫁と争う事は無かろう。」

「仰(おっしゃ)る通り、それが一番の難関です。先生(山崎代議士)のご紹介では母も何も言えないでしょう。」

「中川君、この娘は気風(きっぷ)は良いし良い肉体(からだ)もしている。旦那様を立てる事も良く飲み込んで居る。どうだね、結婚を前提に考えてくれんか?」

「はぁ、おシャブりも上手そうだし、腰使いも流石(さすが)です、先生(山崎代議士)のお薦めですから結婚を前提に暫く遊んで使い心地を試(ため)させて頂きます。」

「そうか、それじゃ君(中川)の好きに扱いなさい。しかし、わしもそうだが政治家なんて仕事はストレスの溜まる仕事だから、馬鹿な遊びに付き合える嫁さんが一番だぞ。」

「それはもぅ心得ています。それにしても良い景色です。これだけ犯れる娘なら一々仕込む手間が要らないですね。」

「そこが一番だよ。せっかく嫁にもらっても我侭娘(わがままむすめ)で、仕込む余計な労力が要るようでは、仕事に差し支え(さしつかえ)が出るからな。」

「この娘なら、黙って政和交歓倶楽部のプレィで通用しますね。」

「それはもぅお披露目済みでな、黙って夫婦で倶楽部のプレィの出席できる。勿論これだけ調教済だから大物後援会の連中を接待させるのもこの娘なら直ぐに犯るだろう。」

「それは益々手間要らずですね。」

「それじゃ君(中川)、バトントンタッチするから、早速使い心地を試(ため)してみなさい。」



パーティ開催の連絡が、吉井良子の下にも「可愛がってあげるからお出で。」と、直接山崎代議士の電話でもたらされた。

今回の秘密パーティには練馬にあるKIYOUBI(京美)の接待ルームが使われ、夫の吉井には麻生康子から連絡が行っていて、現地で合流すると言う。

手回しが良い事に、もう夫の吉井が「麻生康子を迎えに寄越した」と言う。

コートを着て良子を迎えに現れた麻生康子が、「今日はネグリジェを着て来いって言われてるの。ほら。」と前を肌蹴ると、素肌にネグリジェだけまとった裸身が現れた。

全身が透けて何ともエロチックだが、「でも、良子さんは雌犬だから何時もと同じに縄掛けしてコートだけよ。」と付け加えた。

それは良子も承知していたし、それにあのウエストチェーンと花びら開きクリップを装着して来ていた。

会場に行くと、どうやら今日はネグリジェパーティだったらしく、女性メンバーは皆裸身が透けるネグリジェ姿だった。

薄布に透ける女体の集団は、何とも異様な怪しさをかもし出している。

但し例外も居て、モデルのニーナはネグリジェの中では目立つボンデージフアッションだった。

乳房丸出しで下側から乳房を支える皮製ブラと、股間を覆(おおう)う部分がホック付きの一枚の脱着可能な別パーツをデザインされた黒皮製のボンデージフアッションで、例のシリコン製の玩具がそそり立っているあれを装着してニーナが身に着けていた。

KIYOUBI(京美)の紹介で、例のあの親方の所で造ったもので、有名モデルのニーナもあの加工場で妻と同じあの採寸の経験をして造った訳である。

そのシリコン製の玩具を、「こんなものでなく本物を入れて貰いなさい」と佐和子に引き抜かれると、ニーナはボンデージの股から諸出しの恥毛と二枚の肉花弁をはみ出させたまま、平然とモデルウオークで闊歩(かっぽ)している。



例年この時期は、山崎山荘には雪が積もる。

秋口とは違い辺り一面銀世界だったから、その滑り安い雪の山道を車で登り、メンバーが駐車場から寒さに震えながら雪の坂道を上って行くのは危険だった。

山崎山荘が雪に覆われて危険だったから、この寒中の秘密パーティには練馬にあるKIYOUBI(京美)の接待ルームが提供された。

会場がKIYOUBI(京美)の接待ルームに変わっても、吉井良子は相変わらず玄関先の外で康子に唯一枚着込で居たミンクのコートを取り上げられる事に変わりは無い。

勿論吉井良子は、コートの下に里美に宛がわれた花びらクリップ付きのウエストチェーンを装着し、花びらの奥まで曝(さら)け出していた。

KIYOUBI(京美)のビルの前は少し駐車場が有り、公道から玄関までは死角も無い訳ではないが、タクシーで玄関先まで乗り付けてそのタクシーがUターンして走り出す頃には良子は素っ裸にされた。

慌てて会場(京美の接待ルーム)に転がり込んで来て、玄関を入った所で立障警備をして居る大森警部に花びら開きクリップを装着している姿を観られ、「こりゃ良い格好ですね」と笑われながら迎(むか)えられている。

出席メンバーに然(さ)したる変化はないが、中川と言う県会議員と山崎代議士が伝書鳩に使っている新人代議士の女性アナウンサー(元・女子アナの**)も、今日はそちら(女体伝書鳩)の仕事が無いらしくネグリジェ一枚で出席メンバーに加わっている。

山崎代議士が気に入って呼んだ中川と言う県会議員の新出席メンバーの事であるが、実はこの秘密パーティ、何時ものセックス・セッション(乱交)のついでに麻生康子の見合いを兼ねていた。

始めて見合いの話があった時は県議候補だった中川は、山崎グループの支援もありチョット前の県議補選に当選して居た。

対立候補は居るには居たが、ほとんどの政党が中川候補に相乗りしたので、結果はブッチギリの楽勝だった。

今では立派な県会議員先生である。

山崎代議士の粋な計(はか)らいではあるが、このパーティ、何しろ普通のパーティではない。

バトル‐ロイヤル・セックスの秘密パーティでの見合いだから、勿論互いに裸の見合いの上に肉体(からだ)の使い心地も試される。

それだけではなく、ここは見合い相手の麻生康子が他の男性に抱かれる様子も公開される所である。

その秘密パーティの談笑の中で、吉井警視正を見つけた。

「談笑の相手は?」と見ると佐和子の夫・片山だった。

明らかに吉井警視正の方が片山に下出(したで)に接していて、ここでの片山の立場が強まっていた。

その二人の会話に割り込んで私が顔を出すと、途端に片山が途端に態度が変わり私に下出(したで)に接するから、吉井警視正も私には平身低頭の体(てい)である。

その少し先の位置で、山崎代議士が中川県議と見合い相手の麻生康子を傍(かたわ)らに「今日は順子を弄(なぶ)る。」と呼び付けた小泉夫妻と何やら談笑している。

例に拠って、麻生康子と小泉順子は半裸のネグリジェを着ていたが、山崎代議士が何か言うと小泉順子のネグリジェは直ぐに床に落ちて全裸体が現れ、ついで順子は山崎の前に膝間着いておシャブリを始めている。

同様に麻生康子もネグリジェを床に落として全裸に成り、膝間着いて中川県議のおシャブリをしている。

見合いは順調に進んでいるようだ。

そこへ佐和子にリードで曳かれて、尻を振り振り別室から会場へ四つん這いの吉井良子が現れた。

女性は注目される立場で人前に出ると、脳がそれを意識して見違えるように綺麗に成る。

地味な主婦だった吉井良子はお披露目輪姦を乗り越え、時々山崎代議士に呼び出されて垢抜(あかぬ)け、存在が派手に見えるように成って居た。

吉井警視正は気付いていた。

変な話しだが、見られる機会が多くなったからか妻・良子の肌に艶が出て裸体が以前より輝いている。

高いエステ代を払うより、雌犬修行の方が肉体(からだ)は締まるわ顔は明るく綺麗に成るわ、おまけに欲棒入れの締まりと感度が良くなるとなると、此処に通わせてコッテリ犯られた方が余程良い。

妻の良子が雌犬修行に掛けられて弄(もてあそ)ばれて居る間も、吉井警視正は適当に他の女と遊んでいるから気持ちにハンドルの遊び部分のような余裕ができ、ガチガチに硬かった夫婦中も返って絆が深まった。


「理事長、変わるものですね、近頃内の奴(良子)と犯ると中が良く締まって使い心地が良い。」

「そうだろう、奥さんの性感が育ったんだ。多分奥さんは君(吉井)のお相手も手を抜いて居たから脳も肉体(からだ)も未開発だったんだ。」

「そうすると、雌犬にされて嬲(なぶ)られたから内の奴(良子)の性感が育ったのですか。」

「責め挙げて絶頂の回数を増やせば、自然に名器に成り使い心地は良くなる。」

「性感は鍛えれば感度が良くなるのですね。」

「訓練次第だね。犯ると気持ちが良いと言う快感の記憶を脳と肉体(からだ)にコッテリ覚え込ませれば条件反射的に締まりは良く成る。」

「それが夫婦では嫌がるじゃないか嫌われるんじゃないかと遠慮が出て中々出来ません。」

「だろう、私にも経験がある。だからこう言う形で他人に預けた方が仕込み易い。調教するってそう言うものだ。」

「確かに此処では、内の奴(良子)は皆さんに毎回遠慮無しで責め挙げられています。」

「此処でコッテリ色々犯らせてても、雌犬なら逆らえないからな。締まりは段々良くなる筈だ。」

「今日は理事長に、内の奴(良子)のその辺りを確かめて犯って下さい。」

「所で吉井君、奥方は花びらクリップを装着(つけ)て、益々雌犬らしく色ぽく成ったな。」

「随分(ずいぶん)立派な物を作って頂きました。山崎先生(代議士)。」

「ダイヤで飾ったプラチナのウエストチェーンと花びらクリップにもダイヤを嵌め込んだ高価な物だ。礼なら理事長婦人(里美)に言いなさい。」

「何か理事長婦人(里美)には宝飾店まで同行して頂いたそうで。」

「良いんですのよ。その代わりサイズが合わないと困りますし、飾る場所が場所ですから良子さんは店長室で素っ裸にさせて職人に採寸させました。」

「宝飾店で内の奴(雌犬・良子)を素っ裸にさせて採寸させたのですか?」

「えぇ、それに宝飾店の方へはご主人が希望なさったので私(里美)どもがプレゼントすると申して置きました。構いませんでしょ。」

「それは構いませんが、それにしても高価なものだそうで申し訳ございません。」

「その代わり、不都合が在っては困るので雌犬・良子には採寸させたデザイナーにクリップを装着(つけ)ての犯り心地を試させました。」

「内の奴(雌犬・良子)にそのデザイナーさんと犯らしたのですか?」

「どうせもう、誰と犯らしても一緒じゃない。」

「そりゃそうですが、その職人も客相手に良く乗ってきましたね。」

「えぇ、それもご主人が犯り心地を試せと指示が在ったのでと申して、私(里美)と宝飾店の女支配人の前で犯らせました。」

「宝飾店へは全て私(吉井警視正)の意向だと告げてあるのですか?」

「えぇ、特殊なセレブパーティ仲間で雌犬・良子はドM、ご主人はS気が強い方だからと伝えて在ります。」

「そりゃ面白い。どうだね里美、今度はその宝飾店に吉井君を一緒に連れて行って雌犬・良子に乳首クリップを作らせたらどうだ。それで亀甲に縛き上げたら、完璧な奴隷衣装だな。。」

「乳首クリップをですか?山崎先生(代議士)。」

「S気が強い吉井君とドMの雌犬・良子の夫婦だろう、吉井君がチョット挟まれて痛いくらいの乳首クリップを装着(つけ)させたいと言い出した事にして連れて行き、ついでにまた吉井君の前で犯らせたらどうだ。」

「そうね、花びらクリップと乳首クリップをセットにしたら見映えも良いでしょうし。」

「ドMの雌犬・良子には相応(ふさわ)しいだろう。吉井君どうだね。」

「ハァ、そう言うご意向ならば近々に里美さんにお願いしてそう致します。」


今はもぅたまに訪れる雌犬の時間が、スッカリ良子の生活の中に定着していた。

一度非日常の刺激を味合うと、日常ばかりの生活など退屈で詰まらない。

良子の罪悪感と嫌悪感が心理的に拭い去れれば、残るのは「他人に支配される」と言う被虐(ひぎゃく)の快感だけである。

一度快感に慣れればそれが普通となって、「恥ずかしく犯される」と言う淫乱な妄想で股間に他人の欲棒が抜き挿しされる事を待ち望むようになる。

良くしたもので、吉井良子はもう日常生活とは違うチャンネルに切り替えている。

例え性交を実践しても、愛情が絡まなければそれは夫婦の合意の問題で、言わば亭主を含む遊びのボランテイア・セックスだから、感情的には不倫とは性質(タチ)が違う。

そこを割り切れば、味も素っ気も無い日常生活とは違うチャンネルに切り替えて、夫婦で愉しめる目くるめくも刺激的な時間が持てる。

確かにいささか倫理観に外れるが、欠点の無い完璧は、実は平凡と然(さ)して変わらず、味や素っ気は不完全を兼ね備えてこそ出て来るものである。

尻を高く掲げた素っ裸四つん這いの吉井良子が這って歩く度に、良子の白い尻肉の双丘が交互にモコモコと動いて、その中心部の生々しい女の部品が人目を誘っている。

まだ吉井良子の「仮免許」は続いていて、良子はあれから二回ほど衆人環視の中で惨めな雌犬としての陵辱を受け続けていた。

山崎代議士の意志で、雌犬・良子の「仮免許」を外す権限は私にある。

私が易々とは許さ無かったので、吉井良子の「仮免許・雌犬輪姦(めすいぬまわし)」は都合六回目に成る。

良子には、今日辺りにパーティの最後に仕上げのダンディとの交尾を命ずる積りだ。

それを命ずる権限も山崎代議士から譲られている。

良子が、ダンディとの交尾を見事犯り切れば「仮免許」を外してやる積りでいる。

佐和子が素っ裸四つん這いの良子を真っ先に連れて来たのは、私の前だった。

私はファスナーを降ろし欲棒を取り出して、良子に咥(くわ)えさせたがここではそれが通常の風景だから、周囲は気に止めるでもなく談笑のざわめきが続いて居る。

雌犬・良子は曳かれたリードが止まった場所の男に、おシャブリの挨拶をする。

挨拶廻りでシャブって歩くのは恒例だから、奉仕の御用聞きをして歩く雌犬・良子も慣れたものである。

佐和子は心得ていて、雌犬・良子の権限者である私から肉体(からだ)を供しての挨拶廻りを良子にさせる判断をしていた。

実際、良子にしても、例えめぐり合わせの遊びのプレィでも性交をする以上は相手に粗相(そそう)が無い様に気を使う。

つまり、「相手に快感を与えよう」とチ*ポをシャブり、渾身(こんしん)の受け腰使いで抜き挿しの快感に努力するのが、置かれた立場の最低限の礼儀である。

そして大人の男女の成熟した性器と性器が正常に抜き挿しされて海綿体が接触すれば、得られるのは神の与えた「快感」である。

だからその結果として、良子が夫の目の前で腰を浮かしてヒィヒィと「気持ち良がって」も、何人(なんびと)もそれを非難出来ない。

当日の輪姦プレィの場では強がって耐えて居ても、家に帰えれば張っていた心が崩れて泣きながらまだ他人の抜き挿しの感触が残ったまま亭主と性交に及ぶ。

それで良子は互いの愛情を確かめて、漸(ようや)く倫理観の負い目を吹っ切る場合も多い。

しかしそれは感情的なもので、良子の肉体(からだ)の方は充分にマルチSEX(複数性交)プレィやマルチタスクSEX(同時実行性交)の強烈な快感を記憶してしまっている。

そうなると性癖を植え付けられた良子は次のプレィのお誘いを断れないから、呼ばれれば素っ裸にコート一枚でノコノコと犯られに遣って来る。

まぁ良子の様子を見ていれば、順調に環境が整えば人類は皆快楽性交マニアである事を否定は出来ない。


「吉井君、奥さんを使わせてもらって居るぞ。」

何事か傍(かたわ)らで片山と話していた吉井警視正に、声を掛けて雌犬・良子の肉体(からだ)を使いに掛かった。

「あっ、どうぞどうぞご遠慮なく可愛がって犯って下さい。」

ほんの数十秒だったが、良子がクィクィと必死でおシャブリをすると、良子に咥(くわ)えさせた欲棒が硬さを持ち始めたので、交尾して犯る気になった。

この女(良子)の肉体(からだ)の使用権はこのメンバーの誰にでもあるが、それでも私はこの女(良子)に取って特別な権限を持った存在である。

「尻を向けて踏ん張りなさい。」
「はぃ、喜んで。」

何か命じた時が、ここ数回の雌犬輪姦(めすいぬまわし)の成果が出る時だ。

「これで宜しいですか?」と良子が尻を私に向け、受け入れ態勢に入った。

目の前に白い双肉の尻が突き出され、双肉の間に菊様の蕾と二枚の肉花弁が、「どうぞお使い下さい」と妖しく生々し気に私を誘う。

二枚の肉花弁の中心に硬く張り詰めたカリ首を宛(あて)がい、二〜三度擦(こす)ってからズィと押し込んだ。

押し込んだ瞬間に、良子は「アッ」と声を漏らしたが直ぐに「お使い有り難うございます」と言いながら腰を使い始めた。

ここでの女性は、犯って貰うのではなく自分から犯らなければ「何を横着しているの?」と佐和子達に叱られる。

欲棒を受け入れたが最後、自ら腰を使って抜き挿しを必死で犯る。

こちらも良子の腰使いに呼応して、クィクィと突き入れる。

「アン、アン、アン、アァ〜ン。」

雌犬・良子が私の欲棒に突き責められて、良い声でさえずり始めた。

「アン、アン、アァ〜ン、アン、アン、アァ〜ン。」

吉井警視正婦人のお仕置きは、私としても犯り甲斐がある。

「アァ〜ン、アァ〜ン、オマ*コ気持ち良い。アァ〜ン、アァ〜ン。」

「そうか、気持ちが良いか。そりゃ、根性入れて鳴かせてやる。」

「はぃ、喜んで鳴きます。」

良子が応えるか応えないかの瞬間に私の腰の動きは速く成り、良子の尻肉がパンパンと音を立て始めた。

「オラ、オラ、オラ、オラ。」

「アッ、アッ、アッ、アァ〜ン、オマ*コ気持ち良い。アッ、アッ、アァ〜ン、アァ〜ン、オマ*コ気持ち良い。アーッ。」

ヘナヘナと良子が前に崩れ落ちた。

「何この雌犬、お館様を満足させないで自分だけ・・・」

佐和子がリードをグィと曳いて、「ヘタってないで続けなさい。」と良子に命じた。

「はぃ、喜んで。」

良子は慌てて態勢を整え、白い尻を再び私に向けて突き出した。

私が、再び突き入れようと良子の肉花弁に欲望を充(あ)てがった所で、小泉順子が全裸で遣って来て声を掛けた。

「お館様、山崎先生がゴルフ遊びをしたいそうです。」

「ゴルフ遊び?」

「私達を十八ホール(女体)にして犯りながら廻るのですって。」

「また、奇妙な遊びを考え出したな。」

「ゴルフ遊びは以前にも犯っていたそうです。ちょうど私(順子)が先生(山崎)のお相手をしてたので、伝言に来ました。」

「意向は判ったが、どうすれば良いのだ?」

「段取りは佐和子さん達片山夫婦が知っているから、指示して貰います。」

「判った。それじゃあ、支度が出来るまで待機だ。」

「佐和子さん、お願いね。」

「判りました。直ぐ始めますが、KIYOUBI(京美)の女性軍を主体にホール(女体)を構成しますから、全員集めてください。」

「はぃ、全員集めます。」

全裸の小泉順子が走り出し、KIYOUBI(京美)の女性メンバーを集め始めた。

妻(里美)を始めKIYOUBI(京美)の女性メンバーが集まって来たのだが、既に佐和子を除いて全員が全裸で、つまりそれぞれがもうこの時点でチャッカリ誰かの相手をしていた事になる。


この日、理事長婦人の里美と吉井警視正婦人の良子は、ウエストチエ−ンと繋がる花びらクリップを装着し、欲棒の入り口まで露出した生々しい姿で現れた。

二人の花びらクリップは、恥丘下部の陰毛を左右に押し遣って肉花弁をクリップで左右に開き花弁の内側を強制的に露出させる羞恥責(しゅうちぜ)めのSMグッズである。

理事長婦人・里美のウエストチエ−ンの腰の部分は幅が一センチほど在りダイヤがちぢばめて在って、腰に一周巻いて前止めの金具があり、溜息が出るほど豪華な物だった。

良子のウエストチェ−ンの腰の部分もダイヤがちぢばめて在って、腰に一周巻いて前止めの金具があり、理事長婦人の物よりは少し見劣りするが、それでも溜息が出るほど豪華な物だった。

そして佐和子もネグリジェを脱ぎ捨てた。


既に妻(里美)と京香が佐和子と話しながら、誰が何番ホールに成るか決めて、配置をしている。

コースはハーフ十八ホールで、女体ゴルフのホール(女体)は目隠しをして、相手が誰かは判らない状態でひたすら受け腰を使ってプレィヤーのボギー(発射)を誘う事がルールである。

十八人のホール(全裸女体)が目隠しをして次々に仰(あお)向けに横たわり、少し両足の膝を立てた状態で広げて「さぁいらっしゃい。」と言う訳である。

十八ホールの女体ホールを犯って廻ると成ると、プレィヤーは、十八ホールをアンダー(無発射)で回るか、途中でボギー(発射)を出すかの過酷な男の戦いに成る。

ボギー(発射)を出した時点で、そのプレィヤーは失格になる。

「理事長、最初は内の若い連中に先にスタートさせる。君と私(山崎)と吉井君、岩代君で少し後から廻ろう。」

「判りました。結構キツイラウンドですね。」

こりゃあ大事(おおごと)だ。

女体ゴルフのルールでは、アイアン(欲棒)でショットを一打づつ打って、ワンホールづつインサート(抽入)して行くしかない。

私は何番ホールまで持つだろうか?

十八ホール回り切ってホールアウトするのは至難の業だが、岩代なら或いは廻り切るかも知れない。

それでも、山崎代議士や吉井警視正には面子に掛けてもホール数で負けられない。


女体ゴルフは、山崎代議士らしい豪快な遊びだった。

しかし、男に取っては一見夢のような競技かも知れないが、相当にキツイコースである事は犯る前から想像が着く。

この女体ゴルフの攻略には、連続ボギー(連続無発射)で廻る事が条件である。

ホール(女体)の方が参った(イッタ)時は、床を叩いてプレィヤーに報(しら)せる。

それで一ホール終了(カップイン)になる。

口で言うのは簡単だが、プレィヤーのパター・スティック(欲棒)とホール(女体)の激戦の腰使いが予想される。

本格的に四人一組でスタートするが、連続スタートではホール(女体)がまいってしまうので、四人目が一番ホールのアンダー(無発射)パットトライを犯し終えて十五分後に次の組がスタートする。

それでもホール(女体)の方は十五分間隔で四人続けてアンダー(無発射)トライを繰り返し受け、その度に渾身(こんしん)の受け腰で抜き挿しして早く終らせ(ボギー/発射)ようとする。

最初の数ホールは誰でもホールイン・パットトライ(抽入)は可能だから、全員のトライ(抽入)を受け入れる。

一番ホールは仮免許中の良子が勤め、プレィヤーのパター・スティック(欲棒)を咥(くわ)えて口喉で扱(しご)き、ホールに入れ易くしてから自身のホールにトライ(抽入)を受け入れる。

何しろホール(女体)は十八必要で、教育期間が終えたばかりの女優妻が二番ホール、三番に例の女性代議士、四番には今日中川と言う県議会議員と見合いの麻生康子を始め次々と受け持ちホールが決まった。

**(元・女子アナ)代議士も一ホール受け持ち、KIYOUBI(京美)の谷垣、福田、安倍も設営されたホール(女体)用に素っ裸で配置された。

途中のロングホール四ヶ所には、それぞれ佐和子、里美、順子、喜美子、最終十八番ホールには最難関の京香が待ち受けている。

それでも、各自の自慢のパター・スティック(欲棒)で佐和子、里美、順子、喜美子、京香を「イッタ」で沈めないとホールクリアとは行けないのが女体ゴルフである。

真っ先に指名されてティグランドに立ち、スティック(欲棒)を握ってラウンドを始めたのが、例の中川と言う県議会議員だった。

面子に掛けても四番ホールの見合い相手、麻生康子までは辿り着かない事には話しにならない。

中川県議がパター・スティック(欲棒)を吉井良子に咥(くわ)えさせておシャブリで硬く成った所で、イヨイヨ最初の良子のホールにホールイン・パットトライ(抽入)を開始した。

「ハッ、ハッ、ハッ。」と言う良子息使いが、やがて「アッ、アッ、アッ、アッ、アッ。」の善がり声に変わる。

ワンホールごとに勝負が掛かっていてそれを命じられているから、良子が猛然とハイピッチ(高速)の受け腰を使い始めた。

中川県議も応戦して、最初の一人から凄まじい抜挿し合戦の様相を呈している。


「おうおう、一番ホール(良子)は最初からハイピッチ(高速)で結構結構、わしらが廻る頃にはホール(女体)にも少しは疲れて貰わないとハンデに成らないからな。」

吉井良子の奮戦を眺めながら、山崎代議士が上機嫌で感想を漏らした。

吉井警視正は、その一番ホール(良子)の奮戦を複雑な表情で見詰ていた。

「良子は大分馴染んで来ましたから、後でダンディと仕上げの交尾を披露させて仮免許を外してやろうと思います。」

「君(私)が決める事だ。良子の処分は君(私)に任せたのだからダンディと交尾だろうが好きにすると良い。なぁ、吉井君?」

「エ、エェ、それはもう理事長が決める事ですから、好きに犯らせて結構です。」

「吉井君も佐和子とダンディの交尾は見取ったから、こんどは良子の番だと承知はしている。」

「内の奴(良子)が犬と犯るのかと思うと、変に興奮します。」

「犬と犯ったからと言って別に恥ずかしがる事も惨めに思う事も無い。むしろその勇気を誉めてやろう。」

「そうですね。内の奴(良子)もいずれはダンディとの交尾を披露するだろうと覚悟していましたから。」

「今日のフィナーレに私が後で良子に命じますから、吉井君も、何でも抑圧(よくあつ)からの解放を楽しめば良いでしょう。」

「そうします。内の奴(良子)が犬と犯る・・・奇妙な興奮で、それを見る期待感が沸いてきます。」


二組目のスタートが始まった頃、山崎代議士から「ソロソロ君に言って置かんとな。」と、私との関係がここまで来た経緯(いきさつ)を囁(ささや)かれた。


「お館様夫婦は村岡(平)良文(たいらのよしふみ)の血を引く戊戌(つちのえいぬ)の天一神(てんいちじん、てんいつじん)の化身だと、岩代から聞いておるぞ。予知夢が当たらなければたわごと笑い棄てる所だが、あれだけ当てられると信じたくも成るわい。」

「岩代は、そう言って居りましたか。」

「それでな、この国の未来を理事長に託す気に成った訳だ。」

「そう言う事でしたか。先生(山崎代議士)は、私の事を本人より知っていますね。」

「しかしな理事長、あの三十路にも満たない小娘の京香から KIYOUBI(京美)グループの派閥入りを持ちかけられた時は驚いた。」

「エッ、京香から・・・」

「アァ、猫を被っていたので、KIYOUBI(京美)グループの影の仕掛け人が京香とは最後まで気づかなかった。」

「矢張り主役は京香でしたか。」

「何じゃ、理事長も半信半疑か?」

「内の奴(里美)から言われて想像はして居(お)りましたが、確証は持てませんでした。」

「京香の先を見る目は恐ろしいほどでな、予言が良く当たるので最近は影でわしの政治ブレーンじゃった。」

「それは凄い。」

「その京香が言うに、万一彼女の後を引き受けるのは里美しか居ないと言われてな。里美もかなりの予知能力だそうだな。それで、君(理事長)に派閥の行く末を託す気に成った訳だ。」

なるほど、「何時(いつ)の間に?」と言う感覚で、皆が山崎代議士をマークして取り込んでいた。

山崎代議士が私を後継者として信頼を寄せるには、資金力だけでなく将来を見通せるブレインが傍(そば)に居る事だ。

そこまで話が出来ているなら、この運命は避け様が無い。

確かに、京香や里美の予知は的中していた。

最初は「この不可思議な現象をどう理解したら良いのか?」と山崎代議士も悩んだようだ。

結局の所、予知が的中して全てが良い方に転がり出せば、現象が理解出来なくても信じるしかない。

「所で先生、最近空に上る夢を見ませんか?」

「オウ、見る見る。君達と知り合った頃からだが、縁起が良いので何か運命的なものを感じてな。まぁ、あの夢が君等と一緒に政治をやる気にさせたようなものだ。しかし、何故そんな事を聞く。」

「いえ、私も空に上る夢を見るものですから・・・。」

「そうか、そりゃあ益々縁起が良い話だ。」

やはり念力が、私の知らない間に周囲に影響を与えている。

しかしこの念力、基は岩代なのか細君の京香なのか、未だに私には謎である。


もう最初の組の四人目が、良子のホールにホールイン・パットトライ(抽入)をして、良子が猛然とハイピッチ(高速)の受け腰を使い、凄まじい抜挿し合戦の最中だった。

「アッ、アッ、アッ、アッ、アッ。」

結局前の三人をボギー(発射)させられずに、良子は床を叩いてプレィヤーをアンダー(無発射)で通過させていた。

「アッ、アッ、アッ、アーッ。オ、オマ*コ気持ち良い。」

少しずつプレィ中のホールが増え、一番ホール(良子)を通過したプレィヤーの先頭・中川県議は、既に三番ホールの女性代議士に圧(の)し掛かって奮戦していた。

最初の組の二人目が女優妻の二番ホールで犯って居たから、三人目が詰まって二番ホールの空き待ちをしていた。

やがて十八ホール全部に広がり、全てでプレィする様に成ると壮観な眺めになるだろう。

プレィヤーは五組(二十人)に成るから、一番ホール(良子)は十五分置きに四人ずつがホールイン・パットトライ(抽入)を受け入れる事に成る。

過酷なポジションだが、もう良子に輪姦(まわし)は慣れっこだった。

次々にパットトライ(抽入)に訪れるプレィヤーにハイピッチ(高速)の受け腰を見舞っている。

「アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ、アッ。」

プレィヤーの中には「池ポチャ」と言ってア*ルの方にパットトライ(抽入)をしてしまう者もいるが、それでもプレィヤーの業(わざ)の問題だからホール(女体)の方は文句は言えない。

中川県議が漸(ようや)く四番ホールの麻生康子に辿り着き、その「池ポチャ」を始めた。

見合い相手に行き成りア*ルの方にパットトライ(抽入)をするなど中川県議も中々だが、彼なりに康子の肉体(からだ)の使い勝手を確かめているのかも知れない。

この女体ゴルフを手始めに、その日も盛大な性宴が始まった。

中川とか言う県議、流石(さすが)に末は代議士を目指すだけあって肝(きも)が座り、「これから嫁にするかも知れない」と言う女がセックス・セッション(乱交)の渦中にあってもまるで動じない。

最も男の本性からすると、「SEXに詰まらない女」と一緒に暮らすのは不毛な事で、こんな見合いならその点の外れはない。

山崎山荘のプレィ会場には、京美ビルの接待室と同じ造りの天井からフックが吊り下げて有る。

定位置にマットを敷いて中川県議が仰向けに寝、康子におシャブりをさせて硬く成った所で後ろ向き騎上位で中川県議を跨(また)がせて抽入を命じる。

天井からはフックが吊り下げて有り、その先に電車のグリップ付きつり革が肩幅程度で左右に下げてある。

後ろ向き騎上位で欲棒を貫かれた康子に、そのグリップ付きつり革をまるで体操の吊り輪の様に左右の手で握らせ、懸垂様に腰を上下させて犯り始める様に命じた。

そのの顔面に、中川県議の脚を跨(また)いで私が欲棒を突き出し、康子にシャブらせれば公開三Pが完成する。

それにしても、山崎代議士の性遊びへの飽く無き姿勢には恐れ入るばかりである。



近頃はあまり言わなくなったが、岩代はこの一連の出来事の最初の頃に盛んに「念を使う」と言っていた。

今日ここまでの事を冷静に考えると、全ての出来事で余りにも事がスムースに進んでいる。

例えば近頃の吉井夫婦の事にしてもそうだが、貞淑だった女が本人もそれと気付かないまま色情狂のごとくにスケベな女に変身する。

岩代「人間の奥に潜む本能を呼び覚まして引き出してやるだけだ」と言うのだが、何時(いつ)も結果が上手過ぎるのだ。

これは京香の予知夢ばかりでなく、岩代が「念」で多くの者の先行きを操っていなければとても辻褄があわない。

やはりこの酒池肉林生活の全ての筋書きが、岩代夫婦に拠って書き続けられているような気がする。

この疑問には、私は内心悶々と苦しめられて来た。

真実は知りたいが、答えを知る事が怖いような気がする。

人間の脳の一部には「眠っている能力を司(つかさど)る部分が有る」と最近の研究で判って来た。

妻の予知夢能力を覚醒させたのは、明らかに岩代夫婦が性的な刺激を媒介として呼び起こしたのだが,女達全員が妻と同様の性的な刺激を受けても同じように覚醒しない所を見ると、妻に「その資質が在った」と言うのは本当なのか?

或いは意図的に他の女達にはプロテクターをかけ、妻だけを覚醒させた疑いも有る。



吉井良子は、或る日山崎代議士に呼び出された。

もっとも直接ではなく、良子に連絡して午後の三時頃に呼びに来たのは麻生康子だった。

伝言は、「懇(ねんご)ろに可愛がって犯るからお出(い)で。」だった。

「懇(ねんご)ろ」は男女の間柄が、性交に拠る「心のこもった親密な奉仕の間柄」の意味であるから、山崎代議士が「懇(ねんご)ろに可愛がって犯る」と言えば、良子はそれに誠実に奉仕する事になる。

今の山崎代議士は吉井夫婦にとっては絶対的な暴君で、如何(いかな)る事でも命じられれば逆らう事は赦されない。

呼び出されれば、弄(もてあそ)ばれる事は承知で出かける事に成る。

お披露目の「雌(めす)」に指名されたら、その女性は理屈抜きで政和交歓倶楽部のセックスペットだから如何なる性行為の要求にも拒否する事は在り得ない。

理屈以前の問題だが、女性は本能的に見せる事が魅せる事である事を知っている。

つまり、心の奥底では魅せる為に見せたいのが女性の性(さが)なのだ。

女性が露出行為に興奮と快感を得る別人格を内在させているからこそ、山崎代議士が主催する「政和交歓倶楽部」の「歓」は成立している。

そして主催者の山崎代議士に対しての権限はそのセックスペットの義務が日常にも及んでいて、呼び出されれば何時でも駆けつけて山崎に可愛がられるのがこの倶楽部の「雌(めす)」である。

非日常の時間と言えども、何度も輪姦(まわ)される体験が度重なると良子に慣れも出て、学習効果から不安や恐怖、被虐感や痛みが快感に結び付く方程式が成り立ってM(マゾ)感覚が醸成される。

変な話だが、康子から「また可愛がってあげる。」と、山崎代議からの伝言を聞いただけで、良子は自分が肉体(からだ)がうずくほど怪し気な気分になるのを感じた。

ヒョットすると自分(良子)は、好事家(こうずか)の山崎代議士にキッチリ型に嵌(は)められて「性交依存症に成ったのではないか。」と思ったが、ここまで来ると、もう走り出した電車からは降りられない心境である。

こう言う事は、考えても都合良く答えが変わるものではない。

共生の群れ社会ではボスの権限は絶対で、「群れの雌(めす)は全てボスのもの」と相場が決まっているのである。

夫に止める権限も無く他に答えが出せないのなら、「必要が有れば犯れ、無ければ犯れない」と信じて、吉井良子は何時(いつ)でも素っ裸で駆け着けて肉体(み)を持って山崎代議士への服従を証明し続けなければならない立場に在った。


「山崎代議士の呼び出し」と聞いて、私(良子)は「夫の了解済みか?」と確かめたのですが、「山崎先生の呼び出しに何で一々吉井警視正の了解が要るの」と康子に叱(しか)られたしまいました。

康子さんに言わせると、私(良子)は夫から山崎代議士に「いつでもお使い下さいと預けられた身だ」と言うのです。

「さぁ、良子さん。今日は山崎先生の趣味のお相手ですよ。」

「山崎先生のご趣味のお相手ですか?」

「ほらSMのお相手よ、良子さんもこの間お相手をすると返事していたでしょ。」

「あれは、はぃ喜んで以外言えない時でしょ。」

言われて見れば確かに山崎代議士に「SMの相手をさせる」と宣言され、返事は「はぃ喜んで」だけしか言えないからそう応えています。

「ばかね、山崎先生の命令にはズットはぃ喜んでなのよ。」

「それじゃあ、先生の言う事は全て訊く事になるの?」

「そうよ、逆らえないのだから、当たり前じゃない。」

あれで応諾した事になると、結局命じられた事は全て喜んで受け入れる事になります。

それなら「まだ縄がけ吊るしやダンディもある」と言われて「喜んで山崎先生の仰(おっしゃ)る通りに・・・」と応えているのですから、いずれダンディとの獣姦も、私(良子)はパーティでご披露させられると言う事になるのです。

康子さんには否定しましたが、私(良子)に指摘されたM(マゾ)性に心当たりが無い訳ではありません。

何て事でしょう。

最初は信じたくは無かったのですが、想像がつかないほど卑猥(ひわい)な事を抵抗無く犯る私(良子)がそこに居ました。

恐ろしい事に、段々私(良子)がその境遇に馴染んで行くのを感じます。

山崎派に絡め取られて本性を暴(あば)き出された私(良子)は、雌犬としていったい何処まで行ってしまうのでしょうか?

代議士連中の集まりで「まさか、そこまではさせまい」と言う私(良子)の期待が甘かったのです。

**(女優妻)さんの、全裸四っん這いの雌豚姿は強烈です。

しかも男達の間を這い廻って欲棒をシャブリ、その欲棒で犯され歩いているのです。

そしてそれが私(良子)への見本であるからには、「あれを今から私(良子)が犯るのだ」と思うと、実は今までに無い不思議な感情が湧きあがって来たのです。

あの心境の変化は未だに不思議ですが、あれほど嫌悪感を抱いて居た筈なのに、パーティ会場で**(女優妻)さんの痴態を見せ付けられる頃には、素直に「康子さんに従っていれば良い」と端無(はしたな)い性玩具(おもちゃ)に成る事を魔法にかかったように納得していたのです。

夫の吉井には「このスケベ女」と怒られそうなので内緒ですが、非日常の世界を見せられて、気が付くと私(良子)の胸の中も頭の中もHモードに成っていました。

勿論、「自分はそんな女では無い筈だ」と戸惑いはありました。

所が、不思議な事に私(良子)は、「あれを今から私(良子)が犯るのだ」と思った途端、まるでヘナヘナと抵抗感が薄れて「**(女優妻)さんの様にさせられて見たい」と急に興味が湧き、下腹部を熱く感じて半分それを期待する私(良子)が居たのです。

その時始めて、私(良子)に強いM(マゾ)性がある事を自覚したのです。



吉井良子が何を言おうが、最終的に言う事を聞く絶対の自信が麻生康子には有る。

山崎代議士の吉井良子に対するSM調教は充分に予測の範囲であるから、この件の「良子を責めたい」と言う依頼については、事前に京香や里美が予知夢を見ていて、「良子は強く命じられれば逆らえない」と予測している。

正直麻生康子は、良子を命令口調で弄(なぶ)りながら追い込んで、卑猥(ひわい)な事を「犯ります」と応えさせるのが、今や楽しみになっている。

だからストレートに「吊るし縛りや鞭(むち)打ちで可愛がる」と良子に伝えた。

「それで今日そのSMのお相手をするのですか?」

「そうよ、あの先生縛りや吊るし、鞭打ちで女を可愛がるのが趣味なの。そろそろ良子はどうかと聞いて来たので、もう犯らせても良いと思うと応えて置いたわ。」

「そんなぁ、康子さんが勝手に私(良子)の事を犯らせても良いと応えたのですか?」

「良いじゃない、どうせ遅かれ早かれ犯られる運命なのだから、良子さんは吉井警視正の出世の為に精々甚振(いたぶ)られて良く鳴いて、山崎先生を楽しませて犯らなくちゃ。」

「そんな・・・良く鳴いて、山崎先生を楽しませて犯るなんて・・・。」

「涎(よだれ)を垂(た)らしながら大勢に散々犯られて置いて、今更何を小娘みたいな事を言っているの。」

「でも、SMのお相手なんて叩いたり吊るされたり痛いのじゃない。」

「何よ、少し甚振(いたぶ)られるくらい我慢しなさい。今度だけは、私(康子)も付いて行ってあげるけど、自分が可愛がられる事なのだからこの次からは先生の呼び出しは一人で犯られに行ってね。」

「でもぅ私(良子)、SMなんて怖いし痛いのは嫌です。」

「ばかねぇ、嫌かどうかは犯られて見ないと判らないじゃない。最初は誰だってSMを犯られたいなんて想わないわよ。」

「そうでしょ。私(良子)だって犯られたい何て想いませんもの。」

「でもね、良子さんにはその気(け)が有るのだから、先生に犯られて見ればSMで責められるのがどれだけ自分に向いているか判るのじゃない。」

「私(良子)にはその気(け)が有る・・・・。」
,BR> 良子は、康子にズバリ核心を突かれた想いがした。

「そうでしょ。皆さんに輪姦(まわ)されて、良子さん善がって腰を使っていたじゃない。それに失神してスリッパでお仕置きされた時も恍惚の良い顔してたわ。皆が見ていたのだから。」

「あれは、肉体(からだ)が勝手に感じて・・・。」

そう言って抵抗したが、考えて見ればもう引き返せないほどの様々な性体験をして肉体(からだ)は変態性行為にドップリ浸かっている。

この矛盾は自分自身も拭(ぬぐ)い切れない。

「何言ってるのよ、だから頭で考えるのも肉体(からだ)が感じるのも同じ良子さん本人でしょ。」

「そりゃあ肉体(からだ)で感じるのも私(良子)ですけど。」

「だから、良子さんには虐(いじ)められて喜ぶSM向きの素質が有るのよ。格好付けてないで、好い加減で素直に認めなさい。」

確かに良子は、誰とも良く知らない男達を相手に次々とチ*ポをシャブらされ、次々犯されて「娼婦に成った気分」に興奮し、善がる姿を曝(さら)け出して居た。

麻生康子に、自信満々で「虐(いじ)められて喜ぶSM向きの素質が有る」と聞かされて良子から何故か反発心が消え、肉体(からだ)が熱くなるのが感じられる。

もっとも、山崎代議士に「可愛がってあげる。」と言われれば、今の良子は断れる訳が無い。

不倫の性行為は、特に相手との情が絡む所から世間では「情事」と呼ぶ。

しかしセックス・セッション(乱交)は不特定多数相手で、この「情事」の定義は当て嵌(はま)らない遊びの性交である。

遊びの性交を吉井良子に犯らせるならば、非日常の卑猥(ひわい)さが濃いほど上等な遊びなのは言うまでもない。

実は女性が変身する適齢期がこの三十歳前後で、此処で何らかの外部要因を受けるとガラリと違う生き方を選択する事もある。

良子には、セックス・セッション(乱交)をミッチリと仕込んで、肉体(からだ)にその快感を植え付けてある。

良子は、裸身を人前に晒(さら)す機会が増えてからはブラジャーやパンティと言った生々しく着衣跡が残る下着を身に着ける習慣が無くなった。

正直吉井良子には、ノーブラ・ノーパンティも慣れてしまえば快適で、たまに着用しても締め付けられる不快感から直ぐに脱いでしまうようになった。

そう成ると正直、誰の欲棒を咥(くわ)えさせられても「これで可愛がってもらえる」と想うと、そのカリ首が愛しく想う様に成っていた。

だから良子は、山崎代議士が使いたい時に即使え、操り人形のように素直に応じるから重宝(便利)にしている。


もっとも今回は、「良子をタップリ虐(いじ)めて可愛がってあげる。」だったけれど・・・。

拷問と調教は目的がまったく違い、相手に痛みを与えるものと快感を与えるものとの違いである。

多くの経験と教訓が証明しているが、アドレナリン作用に拠るドーパミン放出の興奮をこのSMプレィでM女性が得る事が目的で在る。

思いがけない事に、急に自分が虐(いじ)められどうなるか、良子に打ち消しようがないMの感情とプレィに対する興味が湧いて来た。

「そうね、どうせ嫌とは断れないのだし。そこまで康子さんが言うのなら、それじゃあ一度だけ、私(良子)にSM向きの素質が有るか先生(山崎代議士)に確かめて頂きます。」

「そうよ、相手はベテランで責めは上手だし、限度も心得ているから安心して体験出来るわ。もう先生(山崎代議士)はお待ちかねだから急がなきゃ。」

「私(良子)どう言う格好をしたら良いのですか?この間のドレスという訳には行かないでしょうし。」

「用意して有るわ。はい、全部脱いでこのワンピースだけ着なさい。」

裏地の無い真っ白なフアスナー前開き、ヒップ下の小尻が生々しくはみ出すミニスカート丈で薄手のコットン(綿)生地を使った白いワンピースだった。

「これじゃ透けて全部見えちゃうわ。」

「何を言ってるの?ほとんど車で移動だから心配は無いわ。本当は丸裸で連れて行っても良いのだけど、今日は赦してあげるのだから。」

「丸裸で・・・。」

「何よ、**さん(女優妻)なんて雌豚にされたのが夏場だったから、長めスケスケのシャツブラウス一枚だけで呼び出されていたわ。彼女、顔が世間に割れているからあの格好での移動に苦労したのだから。」

「**さん(女優妻)も、そんな格好で山崎先生に呼び出されていたのですか?」

「当たり前じゃない。スケスケのシャツブラウス一枚のスッポンポンよ。それも後半になったら取り上げられて、丸裸でご主人に車に乗せられて連れて行かれたのよ。呼び出された雌豚の時は、**さん(女優妻)も先生(山崎代議士)のペット(愛玩物)だもの。」

「今度は私の番なのですね。」

「良子さんは雌犬輪姦(めすいぬまわし)の仮免中でしょ、当たり前じゃない。私(康子)が呼びに来た時からプレィは始まっている決まりよ、サッサと主婦ボケから頭を切り替えて。」

「判りました。」

「判りましたじゃないでしょ。はぃ喜んででしょ。」

麻生康子の命令口調が段々キツく成って行き、何故か良子もそれに調子が合って行く。

「はぃ喜んで。」

「そうそう、気持ちの準備が出来たらもうノーは禁句。サア、早く着替えなさい。」

「はぃ喜んで。」

吉井良子は、康子に命じられるままに素っ裸に成って、あのウエストチェーンと花びら開きクリップを装着し、与えられた白生地ミニ丈のワンピースを身に着けた。

異様な状況に先程から良子の両乳首が硬く勃起していて、全裸の上から裏地無しのワンピースを身に着けただけだから、フアスナーを閉じて一緒に与えられたウエストベルトを締めると、薄手のコットン(綿)生地なので両乳首が突き出して在り在りと見えている。

股下数センチ・ミニサイズのスカート丈も前屈みになると生尻が出そうだし、座れば花びら開きクリップを装着して居るのがバレそうだが、もう「ノーは禁句」と宣言されているから、乳首が見えていても尻がはみ出そうが康子に抗議はできない。

「サア、外に出たら変にオドオドしないで堂々と胸を張って歩いた方が気が付かれないからね。」

吉井良子は、裸が透けて見える白生地ミニ丈のワンピース一枚で自宅を出て隣近所を通り越し住宅街から大通り出てタクシーを捕まえるまで、周囲の目を気にしながら歩かされた。

多分、少なくとも十数人には透けて良子の裸が見えたに違いない。

乗ったタクシーの運転手もそれと気付いたらしく、バックミラー越にチラチラと後部客席の良子を見るので、良子は腕組をしっ放しだったが、それで隠せるのは乳首だけで乳房の大半は見えていた。



山崎代議士から私に、「吉井良子に本格的な責めを加えるからKIYOUBIの接待ルームを貸せ」と連絡が来て、立会いを求められた。

調教中の雌犬・良子をこっ酷(ぴど)く弄(なぶ)るなら、私の立会いが望ましい。

午後の三時には康子が迎えに行くそうだから、四時半くらいには良子をKIYOUBIに連れて来るだろう。

代議士の発案で、吉井警視正に「良い女が手に入ったから夕方から山崎先生のSMのお相手をさせて弄(なぶ)る所を見せる。」と五時半頃に来るように意地の悪い誘いを言ってある。

「先生も意地が悪いですね。」
,BR> 「女を弄(なぶ)る時は亭主の前が良いと教えたのは、理事長、君等だろう。」

「そうでしたっけ?」

「とぼけおって、しかし吉井君がどんな顔するか楽しみだ。」

良い女には違いないが、まさか弄(なぶ)られるのが自分の女房だとは知らないから、吉井警視正は「それは楽しみです。」と飛び上がって喜び、早めに退庁してこちらに向うと応えて来た。

吉井警視正が、素っ裸に吊るされて弄(なぶ)り責めされている良い女が「自分の女房だ」と気が付いて驚くのが楽しみだ。
まぁ、こちらとしては嘘は言ってはいない。

吉井警視正が、勝手に別の女と思っただけである。


麻生康子からも私に、「今からタクシーでそちらに向います。」と、吉井宅から電話が入った。

どうやら吉井良子の方も、まさか亭主が見学に来るとも知らないで、山崎代議士のSM趣味のお相手を承諾してこちらに向ったらしい。

事は全て、順調に進んでいる。




(謎の極上の女)

蒼い危険な賭け・京香◆
第六十話(謎の極上の女)

世の中、チョット視点を変えるだけで答えは変わるものである。

例えば夫に名前も使わず「オィ!」と呼ばれ、あなたはそれを失礼と思うか、夫がこの世の中で唯一人「オィ!」と呼べる誇るべき存在の自分なのか、視点が変われば随分採り方が違う。

夫婦なんて、互いが建前で居る間は知った気に成って居るだけで肝心な所では相手が良く判らないものである。

中々出来ない事だが、夫婦間は本性を曝(さら)け出して初めてセックスライフポリシー(性生活方針)が共有される。

そして性行為の範疇(はんちゅう)にノーマル(正常)・アブノーマル(異常)の線引きなど無い。

個人の感性に於いて嫌なものを異常と表現するだけで、表面化しないが実は結構様々な性行為が巷では行われて居るのである。

何故ならば、性行為は異常とされる行為ほど官能的なものであり、その興奮に嵌(はま)る行為の快感は知らなければ勿体無いほど脳をトロケさせる。

まぁ夫婦揃っての非日常の刹那を愉しむ遊びの性交など、嫌か嫌でないかは気分感情の問題だから、全てはあなたの心掛け心得方次第で、飛んでしまえばセックスライフポリシー(性生活方針)はさりげなく変わる。


吉井良子に取って見れば、突然外からの圧力で勝手に運命を変えられた事になる。

良子は、思っても居なかった政治グループから誓約(うけい)の洗礼を受ける羽目になり、その輪姦(まわし)に拠って眠っていたM(まぞ)の本性を引き出され、酷く淫乱な女に仕立て上げられようとしている。

それにしても山崎派のパーティに於ける良子は、まるで魔法に掛かった様に恐らく自分でも信じられないほど、嫌に素直な心境だった筈だ。

どうやら吉井良子に関する山崎代議士の一連のアプローチは、裏に居てそれを山崎代議士に薦めたのは岩代京香と言う類まれな呪詛巫女らしい。

すると吉井夫婦の取り込みは、京香の筋書き通りにここまで事が進んで来たのか?

にわかには信じられないが、吉井良子調教に自信満々だった山崎代議士の証言からしてもその可能性は濃厚である。

それにしても「呪詛」などと言う怪しげなものが、本当に効果を発揮するものだろうか?

しかしいざ蓋を開けて見れば、良子は見事に山崎代議士の罠に嵌(は)まって、抗(あらが)う気力も失(う)せた様に操られて、毎回全裸で雌犬の真似をしている。

罠に嵌(は)めた連中の方も嵌(は)まった良子の方も余りの手際の良さに、やはり私には岩代の怪しげな「不思議な力ではないのか?」と言う疑念が、心の隅に引っ掛かった。


山崎代議士にSMの相手をさせると呼び出された吉井良子を、麻生康子が、予想通りの裸身が透けて見える薄手の白いコットン(綿)生地・股下数センチのミニ丈のワンピースを身に着けた良子を、四時半過ぎにKIYOUBIに連れて来た。

他人が見たら立派な露出狂だが、その気(け)が元々良子に在ったのかその羞恥心が本音では快感だった。

康子が、世間並みの唯の格好をさせて良子をここに連れて来るほど甘い訳がない。

陵辱(りょうじょく)の場へ連れられて行く時から、プレィは始まっているのだ。

全身透けているから、ここに来るまでにタクシーの運転手を初め何人かの目に良子の裸身が触れたに違いない。

そうした外での視線の刺激は、それ自体がM(まぞ)にはこれから起こる事の前戯(ぜんぎ)になる。


連れて来られた良子が、玄関まで出迎えた私に青白い顔をして無言で頭を下げて軽い挨拶したので、「お前の挨拶はそうじゃないだろう。」とムッと来た。

引き寄せて「これがここの挨拶だ。」と山崎代議士ばりに左手で胸を掴み、右手でミニスカートの中の尻を撫ぜ、股間をまさぐった。
尻肉の柔らかい手触り、股間のザラッとした陰毛の手触り、続いてクニュとした肉花弁の手触りがした。

「アァハア〜・・・・」

もう充分にこれから起こる事を良子が意識していてから、触られて漏らした良子の息は甘く股間はピチャピチャと音がしそうな位に潤っていた。

「良子、肉体(からだ)の方は充分その気に成っているな。」

「はぃ、理事長。お恥ずかしいですがその様です。」

「恥ずかしくはない。良子の肉体(からだ)が素直なだけだ。」

これで山崎代議士のSM趣味のお相手を犯れば、良子の被虐性に火が着いて、後は言い成りの扱い易い良い女になるだろう。

「雌犬・良子、ここのビルに入ったら、もうそのワンピースも要らないでしょ。」

麻生康子の口調が調教リーダーに変わり、良子に全裸を命じる。

「はぃ喜んで。」
ここは、雌犬SM調教の場だ。

良子は命じられるままにワンピースの前ボタンを全て外し、片腕を袖から抜くとワンピースを床に落としてビルの内玄関ホールで裸身を晒(さら)した。

脱ぎ捨てられたワンピースは康子に拾い上げられ、もう議士のSM趣味のお相手が終わった帰りまでは戻ってこない。

KIYOUBIの入り口で私の歓迎を受けた吉井良子は、ビルの内玄関ホールで康子にワンピースを取り上げられて全裸で二階の接待ルームに向った。

階段を上る良子の剥(む)き出しの生尻肉がモコモコと動く様を、後から上がって来る私には良い眺めだが、良子にそれを意識する余裕があったかどうか?

山荘の佐和子から「露出調教の晒(さら)し者も調教の内だ」と言われて、どうせこう言う時は何時(いつ)も裸に剥(む)かれる。

関係者以外に見られないのなら、良子はもう他人((ひと)前で全裸にされるのも慣れっこだった。


始めてKIYOUBIの接待ルームに入った良子は、蒼い絨毯(あおいジュータン)を敷き詰めた広い部屋に、ストリップ劇場のでべそ舞台が設(しつら)えてあり、鉄パイプや鎖、ロープなどが設(もう)けられている異様な光景に息を呑んだ。

そしてその舞台を眺めながら飲み食いするソフアーとテーブルのセットが、でべそ舞台を囲むように配置されている。

山崎山荘もそうだったが、ここもSM乱交の館だった。

「これで会社の接待ルーム、・・・ここは本当に全(まっと)うな会社なのか?」

良子はそう思ったが、口には出せなかった。

良子達がKIYOUBIの接待ルームに入ると、山崎代議士の要請で麻生康子がまず例の服従の確かめ儀式を良子に仕込む。

山崎代議士の「服従の確かめ」を、良子は上手に受けなければならない。

調教リーダー康子は良子を絨毯(ジュータン)の上に正座させて言った。

「良子さん、山崎代議士のSM趣味のお相手には決まった始めに犯る儀式があるの、今からそれを教えます。」

「はぃ喜んで。」

「そうか、それじゃあ私は見学だ。」

「良し雌犬、足を広げて前屈(まえかが)みに立って、踏ん張りなさい。」

良子が命じられた通り足を広げ幾分前屈みになると、康子が立ち膝でにじり寄り、親指を花弁に擦りつけて良子の後ろへ廻り、その濡れた手の親指をいきなりア*ルに押し込んだ。

「アッ、」

康子の親指がア*ルに入って来て良子から悲鳴が上がった頃には、余った康子の四本の指の内、人差し指と中指が短い恥毛が絡む二枚の肉花弁の下部を巻き込みながら、スリットに「ズブッ」と潜り込んでいた。

それもあのウエストチェーンと花びら開きクリップを装着したままの状態だった。

「ギヤッ、アァ、アァ。」

「どう、こうやって山崎先生に前後の穴に指を三本入れて雌犬の肉体(からだ)を掴んで貰うのが服従の確かめ儀式なの。判った?」

康子が前後に指を入れて何度か上に突き上げると、良子が爪先立ちに腰を浮かせて肉体(からだ)を揺らし始めた。

「これが服従の指人形踊り。判った良子さん?」

私には見慣れた光景だが、始めて確かめ儀式を犯られた吉井良子は面食らったに違いない。

「ハ、はぃ、判りました。」

「先生がいらしたら、最初にこの姿勢でどうぞ服従をお確かめ下さいとお願いするのよ。」

「はぃ喜んで。アァ、アァ。」

康子の命に応じる良子の声は、幾分震えていた。

「何を震えているの、まだ先生のお相手はこれからよ。」

まだ指を三本入れてクイクイと突き上げ、小気味良く「服従の指人形踊り」をさせながら康子が良子を叱(しか)った。


「おぅ良子、来ているな。」

山崎代議士がおう揚な態度で専属SPの大森警部を連れて現れた。

「ハィ先生(山崎代議士)、また先生(山崎代議士)に可愛がって頂きに参りました。」

大森警部は、全裸で「可愛がって頂きに参りました。」と挨拶をする良子を見てニヤリと笑いながら、軽く敬礼した。

良子は忘れていたが、山崎代議士相手の遊びは結局一部始終を夫の部下・大森警部に目撃される事になる。

既に覚悟の上だったが、こうして夫が知らない内に呼び出されて山崎代議士に弄(もてあそ)ばれる一部始終も大森警部には曝(さら)す事に成るのだ。

勿論山崎代議士は、大森警部が良子の亭主の部下である事を大いに愉しんでいるから、良子の時はわざと同席させて一部始終を見せ付ける。

しかし始まってしまえば、大森警部の視線など気にしていたら良子に山崎代議士の相手は務まらない。

「どうだ康子、良子に儀式は教えたか?」

「はぃ、今仕込みましたのでさせて見ます。サァ、良子さん言って。」

「山崎先生、どうぞ服従をお確かめ下さい」


良子は命じられた通り足を広げ幾分前屈(まえかが)みに踏ん張ると、「どうぞお確かめ下さい。」と目を瞑(つぶ)った。

「どれ、確かめさせて貰おうか。」

麻生康子の命じるままに開かれた良子の脚の股間辺りに山崎代議士が膝立ちでにじり寄り、親指を丹念に花弁に擦りつけてその手を良子の後ろへ廻すと、良子の尻の辺りでクイッと動かした。

ア*ルに山崎代議士の親指がめり込んで来て、立っていた良子が、「アッ」とヨロケそうに姿勢を崩しかけた。

良子は、歯を食いしばって半歩前に出そうに成るのを踏ん張ると、予行演習が済んでいるから、次に何が来るか判っている良子は、少し腰を落としてがに股状態になり、代議士の指が動き易い姿勢をとる。

良子の股間にスペースが出来て、親指は既に良子のア*ルに挿し込まれているから、後ろ側から代議士の親指以外の指が四本、モゾモゾと良子の陰毛を掻き分けて前側に出て来る。

その指四本の内、人差し指と中指が、グリグリと妻の花芯ボタンを弄(なぶ)ったかと思うと、短い恥毛が絡む二枚の肉花弁の下部を巻き込みながら、スリットに「ズブッ」と潜り込んだ。

「ウッ」と、良子がまた小さく悲鳴を上げた。

瞑(つぶ)っていた良子の目は衝撃で見開かれ、チラリと私と康子を見ていた。

「うん、後ろのア*ルも親指がスンナリ入る。前も二本入って受け入れ準備はOKだ。ほれ、良子が私に指三本で下半身をわし掴みされている所を廻って後ろ側の親指の入り具合も、理事長達にも良く見せてやれ。」

「はぃ、山崎先生、喜んでお見せします。」

命じられて、ユックリと身体を廻した妻のア*ルには、山崎代議士の親指がズブリと生々しく、根元までメリ込んでいた。

前と後ろを同時には結構窮屈で、前の二本は一指し指の関節の先位しか入れられない。

そのわし掴み状態で、山崎代議士が「ほれ、どうだこれで踊ってみろ。」と何度か上に突き上げる。

すると、良子が爪先立ちに浮き上がって「ウッ、ウッ」とそれを堪(た)え、何度か踊る様に肉体(からだ)」を揺らした。

「何だ、無様な踊だな。」

吉井良子が山崎代議士に前後の穴に指を三本入れて肉体(からだ)を掴(つか)まれて突き上げられ、無様に踊る様を、大森警部はニヤつきながら観ている。

何しろ上司の夫人が、肉体(からだ)を掴(つか)まれて操り人形のように裸踊りをさせられているのだから彼には見物である。

大森警部に観られながら山崎代議士にSM趣味で弄(なぶ)られるのは、吉井良子の本意では無いのかも知れないが、良子に拒否する権限はない。

服従の確かめ儀式を終えた吉井良子には本格的なSM責めが待っている。

山崎代議士は、雌奴隷の拘束には五ミリ太程度の細めの麻縄を肌に馴染む様に良く扱(しご)いて揉み慣らして柔らかくし、それを三本ほど一本に束ねて使う。

良子を立たせ、後ろ手に縄掛けして上半身を亀甲縛りに両乳房も絞り上げ、良子の裸体をキッチリと縛り上げる。

仮免許中の雌犬・吉井良子をどう扱おうが、全ての権限は山崎代議士に有るのだ。

「さて、まずはオモチヤ(電動玩具)で責めあげて見るか。良子、そこに仰向(あおむ)けに寝て両足を開きなさい。」

私にも記憶が在るが、良子には、以前秘密パーティでギャラリーの晒(さら)し者として佐和子に電動玩具で責め上げられた経験があり、あれは強烈だった。

「はぃ、喜んで。」

良子は、山崎代議士に命じられるままに両腕を後ろ手に拘束されたままの肉体(からだ)を仰向(あおむ)けに横たえた。

「おもちや(電動玩具)で責める」と宣言されているから、電動玩具を挿し込まれる為に「サアどうぞ」とばかり股を開き受け入れの態勢を作る。

両腕を後ろ手に拘束して仰向(あおむ)けに寝た体位で転がされた良子が、山崎代議士に股間に電動玩具を挿し込まれて「ウグッ」と声を上げた。

電動玩具にスイッチが入り、良子の敏感な花芯ボタンに宛てた玩具の突起部分にビィ〜ンと振動が始まる。

良子の全身に、稲妻の様な快感が走る。

「アァ〜、アァ〜、オマ*コ気持ち良い。アァ〜、アァ〜、アァ〜、オマ*コ気持ち良い。」

その強烈な花芯ボタンへ刺激に、良子は堪(たま)らず両足を踏ん張り、ググ〜ィと反り返るように腰を持ち上げて仰(の)け反り、股間に集中する振動の刺激に腰を振るのも構わずに山崎代議士はクィクィと電動玩具を抜き挿しして攻め立てる。

「コリャ、中までユルユルに濡れて居るわぃ。どうだスケベな雌犬め、堪らんじゃろう。ワハハ。」

山崎に声を掛けられたが、良子はもう変事所ではない。

やはりあの時同様に凄い快感が良子の腰を浮かせ、反り返るように持ち上げられた股間を、良子は小刻みに腰を震わせながら山崎代議士が抜き挿しする電動玩具の振動する突起部分との接触を追い求めている。

「アハァ〜、アハァ〜、アハァ〜、オマ*コ気持ち良い。アハァ〜、アハァ〜。」

反り返るように持ち上げられた良子の股間に、生々しく濡れ光った電動玩具が山崎代議士に抜き挿しされて出入りしている。

「アハァ〜、アハァ〜、オマ*コ気持ち良い。イッ、イク〜、イクイク、ムワ〜ッ。」

仰向(あおむ)け良子は、貫かれた電動玩具を腰で掲げるように反り返って果てた。



「さて、良子の目一杯良い鳴き声を聞かせて貰おうか?」

「はぃ喜んで、山崎先生。仰(おっしゃ)る通りに良い鳴き声をお聞かせします。お好きにお責め下さい。」

「そうか、四っん這いに成って尻を高く上げろ。鞭(むち)打ちをさせて貰う。」

「はぃ喜んで、山崎先生、」

康子が皮の九条鞭(くじょうむち)を山崎に手渡し良子が四っん這いに鞭(むち)を受ける体勢に入った。

妻の里美の時と同じで、行き成りだった。

本当に無言で、山崎の鞭(むち)は「ビシッ」と行き成り振り下ろされた。

以外に大きな音が、良子の尻を襲っていた。

「ギャァ〜」に近い良子の声が、三階の接待ルームに響き渡った。

最初の「ギャァ〜」の後、良子の尻に三発、「ビシッ、ビシッ、ビシッ、」と立て続けに鞭(むち)が振り下ろされ「ギャァ〜」と言う良子の良い鳴き声も、三発続いた。

「痛みが少ない」と言われる九条鞭(くじょうむち)でも、あれだけ強く打てば結構効く筈だ。

以前妻の里美を山崎が鞭(むち)打っている時に聞いたのだが、あの九条鞭(くじょうむち)は痛いけど肉体(からだ)に鞭(むち)跡が着き難いらしい。

それに比べ先が一本の奴が、一条鞭(いちじょうむち)と言って一番肉体(からだ)に鞭(むち)跡が着き、赤くミミズ腫れに成る。

つまり「先の束が多いほど跡が着き難い」と教えられた。

「どうだ、良子。」

「はぃ、山崎先生。有難うございます。」

鞭(むち)打たれている良子は、荒い息をしながら山崎代議士に応じている。

あの「ギャァ〜。」だけで、相当の運動量に等しいらしく良子の息は荒かった。

「そうか、嬉しいか?この雌犬。」

また、「ビシッ、ビシッ、ビシッ、」と続けて鞭が振り下ろされ、良子の鳴き声も「ギャァ〜、ギャァ〜、ギャァ〜、」と響いている。

異様な光景の鞭(むち)打ちが続いて、良子はかなり打ち据えられた。

しかし、その鞭(むち)打ちにもさして抗(あらが)いを見せない所を見ると、つまりは良子の感性に取って「M(マゾ)性はストライクだった」と言う事である。


「所でこの雌犬、犬の癖に尻尾がない。おい良子、どうしたら良い。」

康子が慌てて良子に近寄り、山崎への応えを耳打ちする。

「はぃ喜んで、山崎様。尻尾が無いと困りますので、その鞭(むち)を尻尾の変わりにお貸し下さい。」

「なるほど良子、それは良い考えだ。」

山崎は、手にした鞭(むち)のグリップに避妊ゴムを被せると、高く掲げられた良子の尻のア*ルに宛がい、「グィッ」と押し込んだ。

既に良子の脳は、興奮のドーパミンから脳内麻薬・ベータ・エンドロフィンを放出して覚醒(かくせい)状態に在り、違和感はあるがさほど痛みは感じない。

「ギャァ〜、・・・有難うございます、山崎様。良子に尻尾が出来ました。」

良子の脳が防衛体制に入って脳内麻薬・ベータ・エンドロフィンに拠る覚醒(かくせい)が始まると、SMのスイッチが入って山崎の思惑通りの雌犬に良子はなる。

山崎山荘の輪姦調教は凄まじく、ア*ル性交などノーマルの部類だし、最近では味を占めた夫の吉井も求めて来るので、良子のア*ルはすっかり開発され、鞭(むち)のグリップも飲み込んだ。

尻尾が良子のア*ルに納まると、山崎は康子に命じて良子リード・チェーンを装着させ、「雌犬の散歩じゃ」と良子を曳いて接待ルームの舞台上を歩く。

九条鞭(くじょうむち)の皮ひもの束が、良子の四足這い歩きの腰の動きで揺れている。

リアルタイムの臨場感は充分で、その光景が私を興奮させる。

鞭をア*ルに挿し込まれたまま、尻を高く掲げた四っん這いで、曳き回される良子の姿を見ている私の欲棒は、先程から康子がむシャブリついて首をユックリと上下させ唇で扱(しご)いている。

「雌犬の良子、シャブれ。」

「はぃ喜んで、山崎先生。」

硬さを益した山崎の欲棒のカリ首を、良子の開いた唇が咥(くわ)える為に近付いて行く。

良子は唇で山崎のカリ首を補足すると、「パクッ」と咥(くわ)えて、頭ごと首が前後を始め、山崎の欲棒を唇で扱(しご)き出した。

連れて山崎の腰が突き入れるように動き始め、山崎の「ヒョイヒヨイ」と言う生々しい尻の動きに、「ゴホゴホ」と、時折良子はむせながら目に涙を浮かべるが、勿論、山崎の抽送は止まらない。

山崎の腰の動きは直線的で、彼の欲棒は良子の喉の奥くまで達していたのだ。

犬の散歩の姿勢のまま、良子の口に山崎の欲棒が念じ込まれ、咥(くわ)えた良子の頭は山崎に両手でしっかり押さえられ、山崎の腰の動きでグイグイと強引に根元まで欲棒が送り込まれている。

山崎が腰を使ってクイクイと欲棒を喉の奥まで突き入れる度に、山崎のややたるんだ腹が良子の鼻を潰す様にクイクイと押し付けられる。

咥えて居る良子も空(そら)は使えないから、上半身を使ってウゴウゴと山崎の欲棒を喉の奥に必死に迎えに来る。

カリ首を喉の奥まで飲み込めば流石(さすが)に「オェッ!」と苦しいが、口をすぼめて咥えた山崎の欲棒に歯を立てられないので、良子は涙を流しながら我慢する。

山崎の欲棒を咥えたの口元で、唇を擦(こす)りながら唾液に濡れ光る陰茎が生々しく見え隠れしている。

山崎の腰の動きに連れて坊主頭・海綿体のカリ首が良子の口中でまで届いて、口蓋垂(こうがいすい/喉チンコ)を押し分けて喉の内壁をカリ首のエラが擦(こす)っているのを山崎は心地良く感じた。

夢中に成ってクイクイ腰を使うから、山崎の欲棒根元の恥毛が良子の唇にクイクイと容赦無く押し付けられている。

これは男性が女性に対する征服欲を満たす行為としては一種の服従儀式で、喉の奥まで欲棒を挿し込む行為は中華大陸で一般的なので大陸式フェラチオとも呼ぶ。

だからこの大陸式フェラチオは単なるおシャブリ以上に過激だが、その方に服従するお遊びのSEXのお相手を、これから始める「挨拶代わりの覚悟のしるし」と言う事になる。


こう成るともうおシャブリと言うよりも、完全に口腔性交である。

「どうだ、この雌犬、ホレ、ホレ、ホレ、口は大きく開けて歯は立てるな。」

山崎の腰が、とても八十歳に届こうかと言う年令には見えない激しさで、良子の口中を突き倒し、高く掲げられた妻の尻が悶えて皮鞭の尻尾が左右に揺れている。

「おぉ、可愛いい雌犬じゃ、嬉しいと見えて、尻尾を振っている。」

良子の口の隙間からは涎(よだれ)が垂れ流され、涙でグシャグシャの顔が苦しそうだ。

「グエッ、グエッ、ゴホ」と言う喉の奥まで欲棒を送り込まれる良子の嗚咽に似た苦しそうな声が生々しい。

そんな事はお構いなしで山崎はその陵辱を続け、良子の唇を擦りながら、山崎の陰茎が見え隠れしてている。

良子は山崎に何をされても文句は言えない。

仮免許で預けられた時から雌犬の肉体(からだ)は山崎のもので、どう使って楽しもうが山崎の勝手である。

そう、胸を締め付ける良子の被虐感はリアルタイムで私にも充分共有出来た。

山崎は、シャブらせながら傍(かたわ)らの京香から別の九条鞭(くじょうむち)を受け取って、「良子、歯を立てるなよ。」と念を押し、咥(くわ)えたままの妻の裸体に振り下ろした。

「ビシッ」

「ギャァ〜」と、良子の咥(くわ)えた隙間から鳴き声が洩れる。

「ビシッ、ビシッ、ビシッ、」と立て続けに鞭が振り下ろされ、その度に良子の良い鳴き声が響いている。


「雌犬良子、口の次は尻の味を確かめる。」

突然山崎が、良子の口から欲棒を引き抜くと、良子の背後に廻って挿し込んで在った方の鞭(むち)を引き抜いた。

山崎の腰の辺りが良子の尻に後ろから重なって、ア*ルの蕾にカリ首頭(かりくびあたま)を宛がう作業をしている。

良子のア*ルは、先程鞭(むち)の柄を挿し込まれて充分広がっていた。

また康子が台詞(せりふ)を耳打ちしている。

「はぃ喜んで、山崎先生。お確かめ願います。」
「良〜し、ホレッ。」

山崎がグイと腰をいれると、「ウッ。」と良子が、小さくくぐもった悲鳴を上げた。

山崎の硬くなっているカリ首頭(かりくびあたま)の欲棒が、どうやら良子のア*ルに難無く納まったようだ。

「どうだ雌豚、ホーレ、ホーレ、ホーレ、気持ちが良いか?」

「アッ、アー、アー、アー、アッ。」

「良子さん、山崎先生にお返事!」

途端に、「ビシリ」と康子の鞭が飛ぶ。

「山崎先生は気持ちが良いか?とお尋ねです。」

「はぃ、アー、気持ちが良いです。アー、先生アッ。」

「おぅ康子、鞭(むち)打つと良子の尻がギュウと締まって調子が良い、わしが攻めている間鞭(むち)打ちを続けろ。」

「はぃ喜んで、山崎先生。鞭(むち)打ちを続けます。」

悠然とアナルを突き犯かす山崎のユッタリとした動きに合わせ、康子の鞭が「ビシリ、ビシリ、」と容赦なく妻の背中を襲っている。

山崎にユッタリと突き入れられる度に、良子の半開きに開けた口から「アァ、アァ。」と善がり声が洩れ、乳房が揺れている。

「アー、アァ、アー、アァ、アー、アァ、アー、アァ」

「康子、良子に蝋燭(ろう)責めもして置こうか。」

「はぃ、直ぐに支度します。」

「良いね、良子」
,BR> 「はぃ、喜んで。」

山崎代議士は、蝋燭(ろうそく)プレイも好んでする。

火傷対策もあるので、山崎代議士は蝋燭(ろうそく)プレイの時は予めローションを塗らせる。

吉井良子は後ろ手に縄掛けして上半身を亀甲縛りに両乳房も絞り上げた状態だから、麻生康子がその場に立たせて全身にローションを塗って行く。

良子の乳房だろうが股間やア*ルに到るまで、ローションを塗る康子の手が容赦なく撫で回す。

康子が山崎の意向を聞いて直ぐに良子の裸身にローションを塗り、私が絨毯(じゅうたん)の上にシートを敷しく。

蝋燭(ろうそく)責めだけは、シートを敷かないと後で蝋を絨毯(じゅうたん)から剥(は)がし難い。

熱いだけでは効果が無いので、良子を後ろ手に縄掛けして上半身を亀甲縛りに両乳房も絞り上げた状態のまま絨毯(じゅうたん)の上に敷いたシートの上に転がし、脚は左右に広げた状態で固定して股間に電動玩具を挿し込んでビイーンとスイッチをル入れる。

「アァ〜、アァ〜、アァ〜、アァ〜。」

股間にラバー製の電動玩具を咥(くわ)え込んで、その振動に悶絶するような表情を浮かべながら良子が腰を振っている。

「アラ、このドスケベ女は嫌なんて言っていたのに先生に責められて随分気持ち良さそうねぇ。」

「済みません。アァ〜ッ、嫌は取り消します。アァ〜ッ、アァ〜。」

良子が電動玩具の刺激で快感に浸り始めた頃を見計らって、康子が蝋燭(ろうそく)に火を着けて山崎代議士に手渡す。

「先生どうぞ。」

受け取った山崎代議士が溶解(と)けた蝋涙(ろうるい)を良子の裸体にタラタラと落として肉体(からだ)に熱い刺激を与える。

「アァ〜、アッ、アッ、アァ〜、アッ、アッ。」

結構熱いから、蝋涙(ろうるい)が滴り落ちる都度に良子の裸体がビクンビクンと反応する。

良子の両乳房や臍、股間にも容赦なく蝋涙(ろうるい)が滴り落とされ、見る見る血のように赤い蝋で良子の裸体が赤く染まって行く。

特に股間は敏感だから、良子も熱さに身悶えるが拘束されて固定されていては、責めを受ける一方で避け様が無い。

「康子、そろそろ鞭(むち)打ちに変えるぞ。」
「はぃ、直ぐに。」

麻生康子の要領が良い所を見ると、私の知らない間に一度くらいは康子も山崎の相手をしているのだろう。

良子の裸体に着いた蝋涙(ろうるい)は、蝋燭(ろう)責めの手順で鞭(むち)打ちしながらはたき落とす事になる。

「バシィン、バシィン。」と、プレィルームに鞭(むち)打ちの音が響く。

山崎代議士が振り下ろす九条鞭(くじょうむち)が、良子の裸体に張り付いた蝋涙(ろうるい)をバサバサと弾き飛ばしながら、続け様に振り下ろされ、何故かその痛みに吉井良子の表情は恍惚(こうこつ)の領域を彷徨っているのだ。

「アァ〜、ヒィ〜、ヒィ〜、アァ〜、アァ〜、アァ〜。」


「さて、ソロソロ縛り直して吊るすか、今に奴も来るだろう。」

山崎代議士は「雌犬・良子、後ろ手腕を組んで、そこに立ち膝。」と命じて康子からから使い込んだ麻縄の二本縒(よ)りを受け取った。

「はぃ喜んで、山崎先生。どうぞ願います。ウッ」

山崎は良子に手を後ろに組ませ、麻縄の二本使いで手首と腕の固定から手早く縛り始めた。

手馴れた手つきで良子を操りながら、山崎に楽しそうにスルスルと緊迫されて、良子の裸体は一気に縄を美しく巻かれて行く。

良子は俯(うつむ)いて山崎の為すがままで、両腕を背中で組ませてガッチリと手首を縛り、両肩に縄を巻いて、胸元も乳房も縄目で引き絞られ、実に見栄えのする、見事な全裸後ろ手上半身拘束緊縛姿が出来上がった。

良子の裸体に縄が食い込み、乳房が縄目に囲まれて強調されている。

「先生見事な縄賭けの出来栄えで惚れ惚れします。」

「おぅ、良子は肉体(からだ)が柔らかくて、思ったより縄掛けがし易くて良い。」

山崎代議士は、まるで少年のように目を輝かし、嬉しそうな顔で縄掛けの終わった良子の裸体を撫で回している。

「そうですか、肉体(からだ)が柔らかいと仕上がりが良いのですね。」

「そんな所だ。さて、縄支度が出来たので吊るしに入ろうか。理事長、済まんが良子を結わえるから一旦吊るしパイプを下げてくれ。」

「はぃ、只今。」

私が山崎代議士はの指示で、吊るしパイプをギリギリと下げる。

どうせもう、吉井良子はヒィヒィ言わされて喜ぶ女に仕上がっている。

「先生、こんなもので良いですか?」

「いや、ギリギリ十センチだ。」

山崎代議士は、絨毯張りの床から十センチくらいまで下げ、麻縄を四本ほど束にして、良子を寝かしてパイプに良子を結わえ始めた。

どうやら、後ろ手に拘束された手首と腕、更に胴と左の片足首をパイプと平行に固定し、吊り上げる積りらしい。

「良子、吊り上げるぞ。」

「はぃ喜んで。山崎先生、どうぞお吊り下さい。」
,BR> ギリギリとチェーンの音が響き吊しパイプが巻き上がって行く。

良子の上半身が横向きに浮き上がり、唯一拘束を免れている右足首が、チョンチョンと位置を調整しながら懸命に身体を支え、やがて脚は大の字に広がった。

「良子、オマ*コが丸見えで、良い景色だ。」

「はぃ喜んで、山崎先生。私(良子)のオマ*コで、どうぞお楽しみ下さい。」

「まずは、味見じゃ。」

「はぃ喜んで。」

大きく開いて固定され、閉じる事を赦されない良子の股間に山崎の右手が伸び、その手の人指し指がアナルを、親指が二枚の肉花弁の間に潜り込み、その指をクィクィと抽送しながら山崎が花芯ボタンに口を近付け、むシャブリ付く。

途端に吊るされた良子の肉体(からだ)が身悶えを始める。

良子の腰は怪しげな動きを見せ上下左右に振れ動いている。

大股開きに立ち吊るされて、人指し指と親指でアナルと股間を抜き挿しされながら、恐らく、良子の花芯ボタンは山崎の舌先に強烈に弄(なぶ)られているに違いない。

「ア、ア、ア、ア、ア、ア、アァ〜」

吊るされた良子の身体が、山崎に受ける刺激で踊る様に揺れ始めた。

その強烈な刺激に、「ビシ、ビシ、ビシ、ビシ、」と、康子の蝋(ろう)落としの鞭打ちが加わった。

「アッ、アッ、アッ、アァ〜」

「ギャ〜」に近い、善がり声とも悲鳴とも聞こえる声を発して、良子の吊るされた身体が揺れ踊っている。

良子の、特徴有るあの滑らかな肌触りの肌に、幾筋ものミミズ腫れが浮き上がって、鞭打ちが「容赦の無い本物である」と証明している。

山崎が手を股間から引き抜き、今度は妻の花弁のスリットにカリ首を充てがいズブリと貫いた。

良子の二枚の肉花弁を圧し分けて山崎代議士の欲棒が挿し込まれて行く。

「アッ。ア、ア、アヮ、アヮ、アヮ、アヮ。」

良子の苦悶の表情と、肉花弁のスリットを押し分けてユックリと見え隠れする山崎の陰茎が、アップで浮き上がっている。

まるでポルノ映画の一場面を見ている様である。

散々に見慣れた光景だが、それでも興奮させられるのだから、男の性(さが)はしょうがない。

山崎の腰の動きに合わせて、康子の鞭打ちが再び「ビシ、ビシ、ビシ、ビシ、」と決まり蝋(ろう)が飛び散り始める。

「アッ、アッ、アッ、アァ〜、オマ*コ気持ち良い。アッ、アッ、アッ、アァ〜」

「ギャ〜」に近い、善がり声とも悲鳴とも聞(きこえ)る良子の善がり声が巻き起こり、貫(つ)ら抜れた花弁の奥からは、 愛液を滴らせている。

「おぉ、鞭が入るとオマ*コが良く締まるわ!その調子だ康子。」

山崎の声に、康子が振る鞭に力が入る。

「ビシ、ビシ、ビシ、ビシ、」

良子の吊るされた肉体(からだ)が揺れ踊って、頭や身体を鐘突き状態に前後に揺らしながら、山崎の突き腰攻めを受け止めている。

表情からは、流石にキツイのか涙を数適こぼし、パクつかせている半開きの口からは、糸を引いて涎(よだれ)を流して居る。

所が、蝋(ろう)が全て剥がれ落ちる頃には、責めを続けて居る内に良子の表情が変わり、やがて恍惚の表情を見せたから人間は不思議である。

不謹慎とも言える無軌道(むきどう)な山崎代議士のSMプレィの責め苦に、最初は阿鼻叫喚(あびきょうかん)だった良子の表情が、何とも艶(なまめ)かしい恍惚(こうこつ)の表情に変わる。

「アゥ、アゥ、アゥ、アゥ〜、オマ*コ気持ち良い。アゥ、アゥ、アゥ、アゥ〜」

「先生、良子の顔が良く成りました。」

「おお出来上がったか。奴が来るまでに良子を仕上げられるか心配したが、間に合ったようだな。」


「おっとそれこそ奴が来る頃だ、康子、良子に猿轡(さるぐつわ)を噛ませて手ぬぐいで顔を隠せ。」

山崎代議士の指示で、康子が手ぬぐいを捻(ねじ)り始めている。

「そのウエストチェーンと花びら開きクリップを外してくれ、それを装着していると奴にばれるからな。」

「はぃ、外(はず)して於きます。」

「はぃ喜んで、山崎先生。」

そう応じた良子の口に、「大きく口を開けなさい」と命じて手ぬぐいを捻(ねじ)った猿轡(さるぐつわ)を康子が噛ませる。

その間に山崎代議士は、「大森君、そろそろ下に例の来客が有る頃なので、偵察がてら迎えに行ってくれ。」と大森警部に命じた。

「承知しました。到着は館内ホーンで報告します。」

機敏に身を翻(ひるがえ)して、大森警部が階下へ向った。

大森警部が下で吉井警視正の到着を待ち、上に連絡をよこせば余裕で「極上の女陵辱劇」の体制が整えられる。

「理事長、わしが一服している間、奴が来た時に良子が犯られて居る最中の方が印象が強いだろうから君が責めて居てくれ。」

「そうですね、その方が彼も臨場感があるでしょう。」

私が吊るされている良子の尻に取り付いてクィクィと抽送を始めると、SP警護の大森から「今、吉井警視正の車が到着して、駐車場に入ったので、二〜三分後には二階の接待ルームに向う。」と連絡が入った。

吉井に見せ付けるのが目的だから、私はそのまま抽送を続けながら吉井を待つ段取りだ。



「遅くなりました。もう始まっていますか?」

「おう吉井君、来たか来たか。ドスケベ女は一度わしが責め上げて、君が来るのを待っていた所だ。ドスケベ女はそこに吊るして今、理事長に責めさせているから君も見てみろ」

吉井警視正の目に、吊るされた女体に私のモロ挿しの陰茎が抜き挿しされているのが良く見えている筈だ。

「はあ、なるほど良い景色ですね。」

吉井警視正が接待ルームに入って来た時、愛妻の良子の方は素っ裸で縄掛けされ、声が出せないように手ぬぐいを捻(ねじ)った猿轡(さるぐつわ)を噛まされて居た。

その上に顔全体を覆(おお)うように手ぬぐいで顔を隠され、鉄パイプに結わえられた縄で吊るされて私に犯されて居いた。

いくら手ぬぐいで顔を隠していても、普通の裸体なら吉井警視正も見れば我が妻と気付いたかも知れないが、良子は縄掛けされて乳房も引き絞られチョット見にはそれと判らない。

それに近頃は、こうした場所での妻・良子の肉体(からだ)には花びらクリップが装着されている事に見慣れていて、外されていてはフェイントに逢ったようなものである。

ただ、良子の耳は塞いでいないから、吉井警視正の声は良子に良く聞こえている。

「おう、吉井君か、今このドスケベ女の味見をしていた所だ。中々使い心地が良いぞ。今離すから君も良く見ろ。」

「いぇ理事長、どうぞお楽しみを続けて下さい。」

「まぁ良い、君にこのドスケベ女を責める所を見せる積りで犯りながら待ってたからな。君もジックリ見てみろ。」

「裸で吊るされた女が犯られるのはそそられますね。」

裸で吊るされた縄掛けの女体に目を遣って、吉井警視正は自分の愛妻良子とも知らずに嬉しそうな感嘆の声を上げた。

「どうだ吉井君、良い肉体(からだ)の女だろう。」

「はあ、良い肉体(からだ)の女でそそられますね。本格的な責めをするそうで、今日はこれを見せて貰いに来ました。」

「気に入ったなら君にも犯すなり鞭(むち)打ちするなり好きに弄(なぶ)らせてやるぞ。その為に裸で吊るしてあるのだからな。」

「エッ、私も犯って良いのですか?そりゃあ良いストレス解消になる。私も一度こう言うのを犯って見たかったのですよ。」

吉井警視正の声が弾(はず)む。

見るだけかと思って来たら「犯らせる」と言われた。

男の性(さが)だから仕方が無いが、こう言う誘惑には弱いものである。

「犯って見たかったのか、それじゃあ女を貸せてやろう。後は吉井君が責めて見ろ。」

「悪いですね、理事長。」

「貸せるだけだから、後で返せよ。」

私は、犯していた良子から欲棒を抜いて、良子の肉体(からだ)を離した。

「えぇ、そしうしたら、後で間違い無くお返ししますから。」


「ほら警視正。そのドスケベ女、早く可愛がってとお尻を揺らして待っているじゃない。折角借りたのだから、早く犯れば。」

康子が、吊るされた女を指差しながら「早く犯れ」と吉井警視正をけしかける。

なるほど虐(いじめ)められるのが好きな女らしく、既に山崎代議士に責められたのか、吊るされた女のウエストから白い尻にかけて鞭跡(むちあと)が残っている。

「警視正、このドスケベ女は甚振(いたぶ)られながら犯られて喜びます。構いませんから警視正の好きに弄(なぶ)って犯って下さいね。」

「へぇ〜この女、甚振(いたぶ)られながら犯られて喜ぶとは本当にドスケベ女だな。」

「そうですよ。弄(なぶ)られれば弄(なぶ)られるほど喜ぶのですから・・・。」

「それなら遠慮はいらないな。」

吉井警視正の心理からすると、素っ裸で吊るされている他人の女は、何をしても拒否しない良い性玩具(おもちゃ)である。

鞭跡(むちあと)の残る白い尻を見て吉井警視正の脳に、電流のような快感がビビッと走り、「ヨーシ、この際思い切り楽しませて貰おう。」と思っても不思議はない。

「そうだ。そうだ。遠慮は要らないぞ。このドスケベ女は甚振(いたぶ)られるのを承知で来ている。猿轡(さるぐつわ)を噛ませているからブチのめしてもうるさく泣きわめく事も無い。」

「康子、さっき使っていた鞭(むち)を吉井君に貸せてやれ。」

「はい、どうぞ警視正。思い切って鞭(むち)打って遣って下さいな。」
「良いのかなぁ?」

「相手は甚振(いたぶ)られるのが好きなドスケベ女なんだから、遠慮したら失礼でしょ。」

「良し、それならストレスを解消させて貰うか。」

吊るされた女の尻に、吉井警視正の鞭(むち)がビシッと決まる。

「アゥ〜。」と、声にならない声を上げながら女体が仰(の)け反るのを見た吉井警視正の鞭(むち)打つ手が止まらない。

一発打ち据えて、吉井警視正の加虐心に火を着けてしまった。

それからは、その感触を確かめるようにユックリと間を開けてビシッ、ビシッと鞭(むち)を振り下ろす。

吉井警視正がビシビシと尻に鞭(むち)を振り下ろす度に、吊るされた女体が声にならない声を「アゥ〜、アゥ〜。」と上げながら仰(の)け反る。

「警視、これも鞭(むち)打ちと一緒に使って見みたら。」

康子の手の平には、山崎山荘で妻(良子)が散々ヒィヒィと悶えさせられたあの電動の性玩具が乗っている。

妻(良子)があれだけ悶えるのだからこの女にも効くに違いない。

「判った。貸せて見ろ。」

吉井警視は康子から電動性玩具を受け取ると、吊るされている女の股間にグィと押し込んで貫(つらぬ)きスイッチを入れる。

ちょうど花芯ボタンをバイブレーションする為の突起があるから、抜き挿しで深く挿し込むとビーンとその振動部分が女の花芯ボタンに触れる。

スイッチを入れた途端に、女の体が振動に呼応するように腰を突き出して震わせるような反応を見せ始めた。

女の腰が身悶えて怪しげな動きを見せ、上下左右に振れ動いている。

「警視、気持ち良くだけさせては駄目、ドスケベ女は痛気持ち良いが好きだから鞭(むち)打ちも同時にするのよ。」

康子に声を掛けられた吉井は、ビーン、ビーン、ビシッ、ビシッと電動性玩具の抜き挿しと鞭(むち)打ちを併用して吊るされている女を責め始めた。

女は、快感と痛みの両方に責められて、明らかに悶絶するような悶え方を全身でし、猿轡(さるぐつわ)の端からくぐもった善がり声を途切れる事無く漏らし続けている。

その女の悶え具合を見ているともう堪らない。

欲棒は既に半立ち状態に固さを増し、吉井警視正は無性に犯りたくなった。

「良し、今度は犯してやる。」

「それなら、私(康子)が固くしてあげる。」

麻生康子が機敏な動きを見せ、吉井警視のジッパーを降ろして欲棒を取り出し、咥(くわ)えて扱(しご)き出す。

「麻生君、もう大丈夫だ。大丈夫だ。」

吉井警視のもどかし気な声で康子が口を離すと、立派にそそり立つ欲棒が転げ出た。

康子が咥(くわ)えて扱(しご)居ている間に、私が良子を吊るしているパイプの高さを、吊るし後背位が出来る高さまで下げてやった。

鞭(むち)を放り出した吉井警視正は、たった今まで鞭(むち)打って赤く筋の入った尻に取り付き、そそくさと抽入して抜き挿しを始めた。

吉井警視正が異常に興奮しているから強引な抜き挿しで、貫(つらぬ)かれている吊るされた女(良子)は堪(たま)らない。

どうせどこの女か知らない相手で、遠慮する事はない。

吉井警視正の激しい抜き挿しに、吊るされているドスケベ女も感じるらしく、猿轡(さるぐつわ)で善がり声こそくぐもっているが、白い尻を前後させて抽送に応じている。

「オッ、この女も感じて腰を使って来た。」

そう思うと吉井警視正の抽送は一層激しくなって「アッ、アッ、」と声を上げた。

そのままイッテしまいそうな吉井の勢いに、様子を見ていた山崎代議士が慌てて吉井警視正の腰使いを止めた。

「待て待て吉井君、まだイクのは早いぞ。もう少し長く楽しめ。そうだ理事長、君がこのドスケベ女と組んで吉井君に吊り抱きサービスをしてやれ。」

「それは良い。このドスケベ女も喜ぶでしょう。康子、吊り抱きサービスの支度(したく)だ。」

「はぃ、直ぐに。」

吉井警視正の抽送を一旦中止させ、雌犬・良子の手の縛り縄を解いて吊りパイプに両腕を磔(はりつけ)状に固定し直す。

一瞬間が空いて、したくを待つ吉井警視正は、吊り抱きサービスの相手が妻の良子とは気付かず「なるほど、吊り抱きサービスで私(吉井警視正)と理事長の名刀が鍔迫り合いをすれば、いっそう親密に慣れますね。」と、呑気に山崎代議士に声をかけた。

「おぉ君ら二人、精々そのドスケベ女の中で名刀を擦(こす)り合わせて愉しめ。」

目隠し猿轡(さるぐつわ)をしたまま雌犬・良子の両腕の固定を完了すると、吊りパイプが康子に拠って再び床上七十センチほどの高さに下げられ、前屈みになった良子の後ろに私が廻って半吊り状態の良子の尻に取り付く。

「吊り抱きサービス」の体制に持ち込むには私がア*ルフアックをする必要がある。

私が欲棒を添えた手で良子のア*ルを狙い二〜三度カリ首の位置を的に合わせて決めると「クイッ」と突き立てて「アッ。」と言う良子の吐息のような声とともに、グィグィと腰を使い出す。

私の腰使いが激しくなり、欲棒の抜き挿しに合わせて良子の間延びした様な善がり声が始まった。

「アァー、アァー、アァー、アァー、」

頃合を見て、私は良子のア*ルに欲棒を抽入したまま良子の両太腿(りょうふともも)を抱(かか)えて良子の尻が腹の上に乗る様にシィシィスタイルに抱き上る。

なるほど、両腕を磔(はりつけ)状にパイプに固定した上に私が良子のア*ルを貫いて腰で支え、両太腿(りょうふともも)を抱(かか)えてシィシィスタイルに抱き上げれば、結構永く良子の体重を支えられる。

吉井警視正の目の前に、私の両腕でオッ広げられ私の欲棒がア*ルに突き刺さったドスケベ女(良子)の股間が出現する。

「こりゃあ見事な景色だ。」

康子にスタンバイのおシャブリをして貰いながらドスケベ女(良子)の股間を観ていた吉井警視正が感嘆の声を上げた。

「吉井君、呑気に感心してないで入れて来いよ。」

「あっ、それでは失礼します。」

吉井警視正が硬く成った名刀を握り締めて来てドスケベ女(良子)の股間に宛がい、グイと抽入を果たす。

「アゥ。」とドスケベ女(良子)の猿轡(さるぐつわ)の隙間から声が漏れ、薄い皮一枚隔てて吉井警視正の欲棒が入って来たのが、私の欲棒が刺激的に感じられた。

私がドスケベ女(良子)の尻を抱えたまま腰を前後させると、自動的に吉井警視正の欲棒が抜き挿し状態に成って中々に具合が良い。

そのリズムに合わせて吉井警視正が抽送を始めると、ドスケベ女(良子)の猿轡(さるぐつわ)の隙間からも、押し殺した善がり声が「アゥン、アァ〜、アァ〜、アァ〜。」と聞こえて来た。

「ヨーシこのドスケベ女(良子)、これでどうだ?」
,BR> 吉井警視正はグイグイと抽送する。
,BR> 「アゥン、ウグ、ウグ、ウグ、ウグ、アゥン、アゥン。」

気が乗り過ぎていたのか、吉井警視正はドスケベ女(良子)にグイグイと抽送すると、ブルッと身震いして「アァッ・・・」とあっけなく射精した。

「フー」と座り込んで余韻に浸る吉井警視正に、山崎代議士が声を掛ける。

「どうだ、日頃のストレス解消は出来たかね?」

「はい、堪能させて頂きました。」

「それにしても君、大分ストレスが溜まっていたようだな。ドスケベ女(良子)をかなり思い切って弄(なぶ)って居たが。」

「そりゃあ、官勤めの中間管理職ですからね、警察官の私だって発散したいですよ。」

確かに吉井は、警視から警視正に出世はさせて貰った。

それは出世の通過点とは言え、警視正ともなると審議官・管理官と言った任が相当で、警視長クラスの最上級幹部との接触が増えて胸が痛むほど気が抜けない日々になる。

「何だ、吉井君は、奥さんとはSMの遊びはした事が無かったのか?」
「いぇ、内の奴(良子)とは到ってノーマルです。」

「何だ、奥さんとは一度もSMの遊びを犯った事が無かったのか。君の奥さんはこんなにドMなのにな。」

「エッ、こんなにドMって・・・。」

「今、犯っとったじゃないか、夫婦でSMを。もっとも、奥さんにはさっき俺がみっちり仕込んで犯ってドスケベの調子が上がった後だがな。」

「これ、内の奴(良子)ですか?」

「自分の女房を気付かないで犯るとは、好い気なもんじゃ。あぁ、康子、その顔の手ぬぐいと猿轡(さるぐつわ)を外して吉井君に奥さんの顔を見せてやれ。」

「・・・・先生、騙すなんてずるいですよ。」

「誰が騙した。わしは良い女が手に入って夕方からSMの相手をさせて弄(なぶ)るから見に来いと言っただけで、相手が誰かは話題にしてないぞ。それに仮免許中の良子をわしが可愛がっては悪いか?」

山崎代議士にそう開き直られては、人生の将来を握られて居る吉井警視正にはグゥの音も出ない。

それにこの山崎代議士との会話の間も、吉井警視正のドスケベ女(妻・良子)への抜き挿しは止まる事無く続いている。

えげつない性体験に異常に興奮していたからだろうが、正直吉井警視は、抽入してみて初めて妻(良子)のそこがまるで別人の様にこんなに締まる物だったのかと驚かされた。

迸(ほとばし)る善がり声と伴に、受け腰にうごめく妻(良子)のそこがニュルリと受け入れ、吉井の欲棒を食い千切らんばかりに締め付けて来たのだ。

「良子は良い女に成ったな、世間知らずでどう成るかと心配したが能力は経験から引き出されるものだ。」

「変われるものですね。私の想像以上の変身です。」

「良子も人間だからな。立場を認識してリセットし、経験で新しい価値観を覚えたのだろう。」


ドスケベ女(吉井良子)が陥(おちい)っていたのは、明らかにアブノーマル(異常)な感性の世界だった。

あれだけの輪姦体験をして無理も無いが、性交は五感で感じるものだから結果として過激で究極のアブノーマル(異常)な性交を体験してしまうと誰でもノーマル(通常)な性交では物足りなくなる。

性交は五感で感じるものだから、綺麗事を排してビジュアル(視覚感)的な演出が在った方が面白いに決まっている。

性接待の性交は、単に仕事のツール(道具)と割り切って大人同士がスマート(洗練された形状)に愉しく攻めたり責められたりする分には後腐れも尾を引く事もない。

勿論、ノーマル(通常)もアブノーマル(異常)もヘッタクレもない、どうせ犯るならクレバー(賢い)な犯り方で面白さや楽しさは最大限引き出してやるべきである。

輪姦(まわし)はスポーティなSEXであるから、モタモタせずに軽(かろ)やかに攻め進めるべきである。

勿論、性交は五感で感じるもので、この乱交は仲間内の交際のツール(道具)であるから、綺麗事を排してビジュアル(視覚感)的な演出が在った方が面白いに決まっている。

思考的リノベーション(刷新、改善)は必要で、ノーマル(通常)もアブノーマル(異常)もヘッタクレもなく、どうせ犯るならクレバー(賢い)な犯り方面白さや楽しさは最大限引き出してやるべきである。

単に親交のツール(道具)と割り切って大人同士がスマート(洗練された形状)愉しく攻めたり責められたりする分には後腐れも尾を引く事もないと言う訳である。


建前を持って人間の性(さが)を無きものとして否定してしまえば、全ての論議はそこで終わってしまう。

しかし人間の性(さが)の存在を肯定してこそ論議が始まり、実践すれば人間の何かが見えて来る。

慣れとは不思議な物で、男達との大胆な性交を続けるとその性交時に疎(うと)ましく感じていた男の香が愛しくなる。

つまり性交の快楽欲求は本能であるから、幾ら吉井良子が押し殺していても切欠さえあれば開花する。

喫煙や飲酒、麻薬に到る習慣性の快感、クライマーズ(登山)ハィやランナーズ(マラソン)ハィ、ダンシング(踊り)ハィやセックス(性交)ハィの快楽感、一旦快感の記憶を覚えた脳は、折に触れてその快感を欲しがるものである。

そしてその快感の記憶・セックス(性交)ハィの濃厚な快楽感を、良子の脳は雌犬としての度重なる輪姦環境の中で肉体(からだ)の反応として覚えてしまった。

実は経験がないだけで、犯られてしまえば無条件で身を任す異常な条件に本能を揺すられて興奮する女性は数多い。

つまり経験した者でないと判らないが、M感が強い人間が一度無抵抗に操られ弄(なぶ)られる性的な被支配の快感を味わってしまうと、只の性交では物足りないほどにそれが病み付きに成る。

流石(さすが)に吉井良子本人も、犯られる前は「そんな事は出来ない」と思っていた居たかも知れないが、今は素っ裸にされて麻縄で括(くく)られただけで、これから弄(なぶ)られる期待で胸キュンでは良子にはその資質が「充二分に在った」と言う事である。

ドスケベ良子が、吊るされた別の女として夫の吉井警視正に甚振(いたぶ)られ弄(もてあそ)ばれて居る時も、大森は笑いをかみ殺して見ていたに違いない。

正直、ドスケベ良子が一番羞恥心で辛かったのが、大森も観ている場での「狸吊(たぬきつ)り」だった。

ドスケベ良子は素っ裸にされ、滑車縄で足首と手首をまとめて縛(しば)く「狸吊(たぬきつ)り」に、全体重が手足首に掛からない様に腰が床に着く形に吊るされる。

全く抵抗できない「狸吊(たぬきつ)り体制」のまま、ドスケベ良子は次々と男達の欲棒を受け入れる事に成る。

それが佳境に入ると、ドスケベ良子は、「ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜、ア、ヒィ〜。」とわめくような善がり声を挙げ始める。

見ると硬く青筋立てた夫・吉井警視正の欲棒が、相手が妻とも気付かずにドスケベ女の肉花弁を左右に押し除(の)け、肉花びらを巻き込みしながら卑猥に抜き挿しされて見えている。


考えて見れば、山崎派の良子のお披露目輪姦(まわし)パーティに拠って夫婦の既成概念を破壊された事は、吉井夫婦にとって人生の方向を転換するチャンスだった。

そのチャンスを与えてくれた山崎代議士には、将来に渡って頭は上がらない。

「いぇ、確かに良い女が手に入ったと聞きましたし、先生が良子を可愛がるのに文句はありません。」

「じゃろ、君が、勝手に別の女と思っただけで喜んで女房を鞭(むち)でブチのめしたのだ。」

「済みません先生。」

「わしが騙したなどと無礼を言って、済まんと気が付いたなら良子の仮免が長くなっても仕方ないぞ。」

「それはもう、先生のお考えの通りにさせます。」

「良子、聞いての通りじゃ。吉井君は官勤めの中間管理職でストレスが溜まるから、発散したいそうだ。良い女房なら、家でもSMの遊びの相手くらいして犯れ。」

まだ吊るされたままだが、猿轡(さるぐつわ)を外されて顔も出した良子に向って山崎代議士がそう言った。

「はぃ喜んで、山崎先生。」

「そうか、ドスケベ良子も喜んでと言って居るから、判ったら時々呼び出して良子にもう少しSMの遊びをさせてやる。良いな、吉井君。」

「はぃ、もう何時(いつ)でも先生がお好きな時にそうさせて犯って下さい。」

「良し良し、吉井君と話がまとまれば、今日はこのくらいにしておこう。良子また相手をさせる連絡する。」

「はぃ、お待ちしています。今日は有難うございました。」

山崎代議士のスケジュールが忙しいらしく、吉井夫婦は案外アッサリ開放された。

「所で、さっきドスケベ女を吉井君に貸せたが、吉井君は、後でお返ししますから。と言ったよな。」

私が山崎代議士の後を受けて吉井警視正に言った。

「アッ、それはお約束ですから、お返しします。」

吉井警視正が私に応えて、まだ素っ裸の良子を私の方へ押し出した。

良子の裸体を受け取った私は、早速仕上げの性交に入る。

雌犬・良子が私の欲棒に突き責められて、良い声でさえずり始めた。

「アン、アン、アァ〜ン、アン、アン、アァ〜ン。」

「どうだ雌犬、SM遊びも良いものだろう。」

「はぃ私は良いですが、SMを犯るなんて外聞が悪くて・・・。」

「まて、人間の本質を問う筋合いのものを、只のスキャンダル(醜聞)にして貰っては困るからな。」

「でも、こんな事を犯るのは、女性として抵抗が無い訳ではありません。」

「そう言うがな、良く考えて見ろ。女性の旬(しゅん)は短いから、こんな事は年配に成ってからでは愉しめないぞ。」

「そうですね。そう言う考え方も在りますね。」

「そうだ。深く考えてこの遊びから学習しなさい。建前の粗悪な倫理観が良子の人生に何の役に立つかをな。」

「アッ、ア、ア、ア、アーッ。」

私の欲棒に股座を挿し貫かれ、受け腰を使いながらの山崎との会話だった。

坊主頭のカリ首が、良子の内壁を擦(こす)りながら深く浅くとうごめいている。


時に真面目、時に不真面目なのが人間で、その本質はそう簡単に割り切れず、自信を持って言えるが性欲は別人格であるからどうせ建前の倫理感だけでは抑え切れない。

物事の全ての価値観は、抑制的か積極的かの個人の軸足の掛け方で変わって来る。

それに異性間の友情関係なんて物は、密かな憧れの段階にしろ必ず性的要求が本音に内在するから、綺麗な関係など現実的には育つものではない。

つまり「大事な事はどれか」と言う選択肢の問題で、結論は無数に在る。

どの道人間は妥協しながら生きて行く、痛みを痛みと感じない為には受け取り方を変えるしかない。

大詰めまで行けば考え方の問題で、世の中はクレバー(賢い)に生きなければ自分の人生が狭くなる。

何故ならば、人生これ万事「塞翁が馬(人生の禍福は転々として予測できない事)」で、流れに強引に逆らっても逃げ口を塞ぐだけである。


人間、予定通りの人生を送る事など金輪際無い。

生きる目的が見えないから心は壊れ、どう生きるか判らないから人はイラついたりムカついたりする。

つまり希望が見えないからだが、しかし細かい事で一々イラついたりムカついたりして居ては世の中上手く渡っては行けないし、ろくな人生など歩めない。

「決まっている」は進歩を妨げ、脳に刺激が在って初めて脳は活性化するのだから、それを避けて何も考えないではろくな結果は得られない。

誰にでも想いも拠らぬ落とし穴もあれば、突然訪れる奇妙な幸運もある。

つまり人生の大半は運否天賦(うんぷてんぷ)だから、クレバー(賢い)な人間なら現実はアグレシブ(攻撃的)に受け止め対応する事である。

行き掛かりで例え他人と性交したとしても、何もそれ大袈裟に考える事は無く、その性行為が単に交流のツール(道具)と考えれば割り切れる。

であるならば、愛情とは意味合いの違う性交で「他人(ひと)の欲棒を挿し込まれたから」と言って、別に正統な理由があれば深刻に考える必要はない。

とにかく人生何も深刻に受け止めるばかりが良い事ではなく、何事も受け取り方を変えれば軽(かろ)やかに人生を生きて行ける。

亭主の目の前での吉井警視正婦人のお仕置きは、私としても犯り甲斐がある。

性交の極意が「相手に贅沢をさせるもの」とは言え、何時覚えたのか良子が私の欲棒を股間に咥(くわ)え込んで、クィクィと大胆に心地良い腰使いをしている。

「オラ、オラ、オラ、オラ。」

「アッ、アッ、アッ、アァ〜ン、オマ*コ気持ち良い。アッ、アッ、アァ〜ン、アァ〜ン、オマ*コ気持ち良い。アーッ。」


驚いた事に、目の前で理事長と性交する妻・良子は以前の妻からはとても想像出来ない事を平気で犯る女に夫の知らない内に変貌を遂げていた。

そして良子がここまで犯るように成るのに、然程(さほど)時間は掛かって居ない。

吉井警視にして見れば、一々妻の行動を見張っている訳には行かないから自分(吉井)が仕事中の妻の行動は想像が着かない。

「自分の想像とかけ離れているから」と言って、それが「無い事」とは誰も言い切れない微妙な葛藤(かっとう)が無い訳ではないが、もぅ足を踏み入れてしまった世界である。

それでなくとも、山崎代議士に拠る妻・良子への性の調教は順調に進んでいる気配で、吉井警視の想像以上の事が良子の身に有ったのかも知れない。

今更引き返せない事は判っているが、良子はいったい何処まで行ってしまうのだろうか?


大森警部のSP勤務が始まって、彼はピタリと山崎代議士の警護に付くように成った。

そして「山崎代議士の事だから危ない」と予想していた事だが、吉井警視正の嫉妬心をくすぐる出来事が直ぐに起こり始めた。

吉井警視正は、山崎代議士が妻・良子に何を犯らせて居るのかは承知の上で出かけさせてはいる。

それが、普段はこちらが外に出かける機会が多かった分、攻守立場を替えた様な状況はモドカシク、「待つ身の辛さ」を実感させられた。

しかし良子を口説いてまで巻き込んだ経緯(いきさつ)で、充分了解した上での遊びのプレィに、私情を挟んでは「粋(いき)」ではない。

嫌、むしろ見っとも無い。

ソーシャルセックス(社交的な性交)の経験を経て判った事だが、他人(ひと)に抱かれた妻でも自分が愛せるのが本当の愛情かも知れない。

まぁ、他の警官を付けてもこの事態は起こり得る事だからからこそ、人選には立場上大森警部を選んで推薦した。

それも山崎代議士には妻の良子と大森警部はセットで遊びを考えて居るようで、弄(なぶ)り癖の発揮なのか、一々電話で妻・良子との性交遊技の様子を言って来る。

「奥さん(良子)とは合口(あいくち/相性)が良いのでな。時々呼び出して愛用させて貰っている。」

「それはもぅ承知して送り出して居りますので、どうぞ御愛用下さい。」

「所で吉井君、君が付けて寄越したSPの大森君はわしの遊びを全て心得て居るので便利に使わして貰っている。」

つまり大森警部は、同室警護をしながら妻・良子を弄(なぶ)る山崎代議士の「趣向(しゅこう)の期待にも応えて居る」と言う事である。

「お愉しみのお役にも立っているようで、良かったです。」

「あぁ、一度犯られてイッ(絶頂)た後の奥さん(良子)の方が肉体(からだ)の感度が上がっていて、わしが犯る時にヒィヒィもので面白いので、今も大森君に先に慣らしをさせている。」

山崎代議士の電話の後ろから、聞き覚えのある善がり声とクチャクチャと言う愛液音が聞こえている。

「その様ですね。内の奴の声が聞こえています。」

「まぁな。大森君もこれは役得だから、奥さん(良子)には確り受け腰を使えと申し付けてある。」

大森警部の欲棒が、ズブリと妻・良子に挿し込まれて生々しく抜き挿しされる傍(かたわ)らで、目を細めて眺めながら電話している山崎代議士の顔が浮かんだ。

「今日はこれで、奥さん(良子)はかなり感覚をチャージして帰るから、今夜は吉井君も責めて見なさい。中々の面白い反応がある筈だ。」

「はぃ、そうさせて頂きます。」


毎度の事だが、佐和子や康子など流石に良子の仕込み役に抜かりは無い。

粗方の推測は着くが、どうやら仕込み役の彼女達が良子に、腰使いの呼吸の合わせ方を覚えさせた様だ。

「吉井君、奥さん大分進歩したな。」

「えぇ、お蔭様で皆さんに気に入って頂けるようになりました。」

確かに妻の良子は、何時(いつ)山崎代議士に呼び出され犯られに出かけてもおかしくない状態に在った。

呼び出されればコート一枚羽織った全裸で出かけて行き、縛られて弄(もてあそ)ばれる立場は吉井警視正も合意の上で、自分が犯ったドスケベ女が妻の良子で在っても異論を挟む余地はない。

それに、他人の女だから「過激な行為も遠慮無しに犯れる」では虫が良過ぎる話で、それは通らないのだ。

「吉井君、暫(しばら)く様子を見て居ろ。奥さん(良子)は雌犬を務めている居る間に間違いなく美しく生まれ変わるぞ。」

吉井警視正が山崎代議士からそう言われていたが、確かに妻の良子は近頃垢抜けて美しく成った。

映画・テレビなどの映像媒体への露出が多い芸能人の「見た目年齢」は、脳の「観られる意識」が働くのか実年齢より遥かに若い。

それでたまに芸能人の同級生が集合すると、抜きん出て若く見えるのは男女の別無くほとんどが「意識脳」が働く芸能人である。

「意識脳」は必要を感じて始めて働くもので、つまり「観られる意識」を感じないと容姿に構わなく成り、脳が緊張感を持たずにダラケてしまう。

残念ながら結婚し、出産した女性は「安心感」と言う油断が作用し、男性の独占欲的な拘束も在って肌艶や体形を失い所帯臭く成ってしまう。

既婚女性からは緊張感が抜け、夫の前では裸も日常的に成り、益してや照度を落としての性交では脳が横着し、脳の「観られる」意識の効用など働かない。

所が、この夫婦揃っての遊びの性交会に参加すれば、脳に他人の視線を感じる「観られる」の緊張感が生まれ、脳は美しく成る必要を感じて必要に対処する。

この夫婦揃っての遊びの性交会では、日常生活では魅せない醜態を晒(さら)す事で夫婦にも緊張感と刺激が生まれ、気分も変わって来る。

他人の視線を感じる舞台での「観られる」の効能は事実で、良子は他人(ひと)前の性交会で晒(さら)し者に成り、脳が意識したのか肌も体形も垢抜けて美しく成った。
それでも嫌なら、遊びの性交会なんか犯らなけれ良いのだが、これが犯って見ると夫婦伴に愉しい時間を過ごせて、次が待ち遠うしくなる。

とにかく、中々出来ない秘密の遊びが安心して出来る幸運は、他の選択肢など無く精一杯満喫するだけである。



吉井警視正は、帰り支度で裸が透けて見える白生地ミニ丈のワンピース一枚を着て出て来た妻(良子)の格好に驚いた。

ほとんど丸見えの露出狂状態で、戸惑いも無くトントンと階段を降りてビルから出て行こうとするのだ。

「所でお前(良子)、その格好でここに来たのか、随分大胆だな。」

「私(良子)もそう思ったのですけれど、このワンピース一枚で来いって山崎先生の命令ですもの。」

「着ているお前(良子)は判り難いかも知れないが、後ろは裸が丸透けで背中も尻も丸見えだぞ。スカート丈もヒップ下の小尻が生々しくはみ出していて屈(かが)めば尻も丸出しだ、良くこんなので街中を歩き回れたな。」

「そうでしょうねぇ、薄手のコットン(綿)生地のミニ丈のワンピースですもの、丸透けは承知はしてたのですが、本来は仮免中は丸裸だからこれもお情けだと康子さんに脅されたの。」

「承知の上でこの格好をするとはお前も変わったな。」

吉井警視正が、妻の大胆さに納得が行かない。

「嫌も応も、あなたなら断れました。山崎先生の命令を?」

「なるほど、フゥー、確かに嫌も応もないか・・・しかしその格好で外を歩き廻るのはキツイかな。」

「だって、飼い犬は飼い主を裏切らないでしょ。」と良子は皮肉交じりに言った。

山崎代議士の性玩具(おもちや/ジョイトイ)・良子は、夫の非難染みた口調にも動じる風情も無くその半裸姿晒(さら)したまま平然と街角に立ち帰途に着いた。

確かに、雌犬にNGが在っては意味が無い。

妻の良子は、山崎代議士に磨かれて既に山崎の完璧なペット(愛玩物)だった。

しかし当の本人は、何故か平凡な主婦生活の時よりも生き生きとしていた。

良子は、裸身丸見えの薄地ワンピース一枚でここまで遣って来た事を「命じられたから」と言い訳したが本心は、他人に見られるスリルもさほど嫌ではない。

本能的に、肌を晒(さら)して男を誘う事が持って生まれた女の性(さが)であるから、「フアッションだ。何だかんだ。」と言い訳をしても、どうせ女性に取っては「見せる事と魅せる事」は同じ意味である。

だからこそ生脚にミニスカートで太腿(ふともも)を見せ、胸元が大きく開いたドレスで半乳を見せたりローライズのジーパンを履いて堂々とウエストを晒(さら)して臍(へそ)を出して見たりする。

屈(かが)めば半分尻が顔を出すローライズジーンズの恥ずかしさも、女性に取っては観られて気持ちが良いからわざと視線を集める格好を好む。

元々その本質に露出癖があるのだから、「そう言う衣装を着る場所だ」とか「命令されて仕方が無かった」とかの理由さえあれば、良い女ならば結構大胆な露出衣装も着る。

だから、基本的に自分に自信が有る良い女ほど露出はしたがり、隠したがる女は余程自信が無い事になる。

吉井良子にしてみれば、「命令された」と言う理由があるのだから、開き直って大胆に丸見せを敢行したのである。


「ハハ警視正、外はもう暗いですよ。その格好、昼間ならキツイですが夜なら明るい所を選ばなければ大丈夫ですよ。」

階段を降り切った吉井警視正の目に、専属SPをしている大森警部のニタニタした顔が見えていた。

「大森君、SP(警護部)勤務はどうだね?」

「ハィ、雌犬・良子の遊びの現場には何時(いつ)も同席させて頂いて、視認させて頂いています。」

「現場の視認だけか?」

「ハァ、愉しんで居ります。山崎先生が奥さん(良子)を嬲(なぶ)る時に時々自分も混ぜさせてもらっています。」

吉井警視正には、大森が良子を組み敷いて欲棒を挿し込んだ腰を、クィクィ使って居る情景が浮かんで来た。

それで吉井警視正は胸を熱くしたが、これは大森に対する嫉妬(しっと)なのか、それとも自分に内在するS(サド)気なのかM(マゾ)気なのか、正体は判らない。

只、警視正の心が混乱する事は無かったから、何らかの心境の中でこの妻・良子の事は肯定されていた。

「そうかね。内の奴(良子)を先生(山崎)が呼び出した時、君も一緒に可愛がってくれている訳だ。」

「先生(山崎)のご命令が在ればそのように遊びに加わり、愉しまさせて頂いています。」

「まぁ、承知の上で君をSP(警護部)に推薦したのだから、内の奴(良子)を犯っても構わんがね。」

「エェ、その約束ですから吉井警視正の推薦で着任した先生(山崎)の警護は、奥さん(良子)を犯り放題で愉しませてもらっています。」

山崎代議士の狙いは流石(さすが)に効果覿面(こうかてきめん)で、それはそれとしても、大森とはもう衆道の相手までした仲である。

確かに今考えれば、もう衆道の相手までした大森に何を見られても然したる羞恥心は抱かない。

つまり、上下関係の仲は「不確か」だからこそ確かめたくなるもので、それを確かめるには極論が相応しいのだ。


大森は、山崎が仮眠を取って寝ている間に「見送りに来た」と言う。

「大森君か、先生の護衛任務ご苦労さん。」

「いぇ、苦労なんてとんでもない。今日も奥さんの御活躍で目の保養をさせて頂きました。」

「今日は目の保養ばかりで済まんな。肉体(からだ)に空きが出来たら遊びに来てくれ。また内の奴(良子)に歓待させるから。」

「ハァ、お誘い有難うございます。その折は宜しく。」

挨拶をしながら、大森は吉井夫婦の帰り際にそっと近付き、良子に「奥さん私にも指人形踊りを犯らせて下さいよ。」と言った。

大森には、良子がドMだと言う証(あかし)を充分に目撃されていて、強く命じられればハイと応じるしかない。

「はぃ、いずれお見えに成った時にでも必ず大森さんの仰(おっしゃ)る様に致します。」

「そうしたら、奥さん。いっその事、警視正の前でその指人形踊りを犯らせて下さい。その方が楽しそうだ。」

「判りました。ご要望ならそのように・・・。」

早晩夫の前で私(良子)は、大森の三本指で「服従の指人形踊り」を踊らされ、夫にそれを見せるだろう。

それで大森にも服従を誓う事になるが、仕方が無い。

「おい、指人形踊りって何だ?」

「大森さんがあなたにも見せたいらしいですから、いずれ私(良子)が犯って見せてあなたに教えますから。」

SP(警護部)に移った大森警部は滅多に顔を合わせないが、たまに庁内で顔を合わすと「奥様の雌犬・良子が時折先生(山崎代議士)とお愉しみの所も警護させて頂いています。」と吉井警視正の耳元で囁いたりする。

この際、大森警部にはその指人形踊り(確かめ儀式)とやらの後、例の誓約(うけい)の衆道(男色)を命じて奴の菊座を犯してやろう。

主従関係は決まっているのだから、大森(警部)に良子を正常位で犯らせながら、後ろからから大森(警部)を犯して誰が主人か思い知らせてやる。

「それにしてもお前、前より裸が綺麗に成ったな、やっぱり理事長が言うように女は他人(ひと)に肉体(からだ)を見られる機会が多いと綺麗になるらしい。」

「あの方、そんな事を言ったのですか?」

「理屈は合っているだろう。常に他人に肉体(からだ)を見られると意識が働けば、脳が美しく居たいと意識する。」

「肉体(からだ)が綺麗に成りましたか。そうですね。意識する事が全ての始まりなのですね。」


困った事に人間は、「信じて居たのに裏切られた」と言う被害者意識を持つが、良く考えて欲しい。

「信じて居た」は、相手に対する一方的な思い込みで、それを持って「裏切られた」と恨むのは「甘えた筋違い」と言うもので、ここで考えて欲しいのは「主体の置き方」である。

即ち自分に都合良く一方的に相手を信じて満足するのではなく、「自分は相手に信じて貰える努力をして来たか」と言う事である。

これは夫婦間から仕事仲間まで広義に通じる事だが、例え表面に出さなくても心の内で相手をバカにした時から「裏切られる危険性」は格段に増す。

世の中はそんな虫の良い話ではなく、貴方が嫌いな相手は相手も嫌いが相場である。

以心伝心は「対人関係の基本」で、本人は上手く振舞って居る積りでもその本心は態度の端々で相手に伝わるものである。

だから同じ誓約(うけい)の相手をするにしても、嫌々の性行為では相手に気心を通じさせる誠意は伝わらない。

吉井良子は大森の少し意地悪な要望にも、誠意を持って応(こた)えなければならないのだ。

陽の昇りは遅く陽の入が早いのが冬で、なるほど外は暗闇が広がる世界だった。

午後の三時頃に康子に呼びに来られ理事長のビルに着いたのが四時、そこから延々と弄(もてあそ)ばれて、翌朝の四時半頃まで凡そ十二時間かかって、終わった頃には夜が白み始めていた。

とんでもない夜遊びだっが、人間愉しい事を犯っている時は眠気も醒めるものらしい。

山崎代議士に呼び出されれば、あれほど激しく無茶をされるのだから毎回終わった後は良子に虚脱感と疲労感が残るが、何故か清々(すがすが)しい虚脱感と疲労感で、溜まっていたストレスが抜けているのが良子にも判って居た。


続く

恐れ入ります。続きは下記をクリック願います。

第八部へ続く【第八部へ続く




ただいま・執筆中です。


近日公開予定



未来狂冗談のHPトップへ飛ぶ

姉妹シリーズ・】・・・【現代インターネット奇談シリーズ】




第一巻第一章〜十五章・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【第一巻に戻る。】



参考章「人が創りし神と仏の間に」
天上の最高神は一体でなければならない。
しかし、日本の大和朝廷が古事記と日本書紀で創出した天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)と同等な神、陀羅尼神(だらにしん)が、渡来した仏教の中に居た。
日本列島の支配者と民はそれを否定することなく同一の神として受け入れた。
その陀羅尼神(だらにしん)、実はエロスの神様だったのです。
人が創りし神と仏の間に】最新改訂版・・・・・・・・・・
「夜這い」は、日本の歴史的文化である。
私の愛した日本の性文化最新改訂版・・・・・
小説◆「夜鳴く蝉・葉月」・「蒼い危険な賭け・京香」陵辱の貴婦人シリーズのトップ頁】に戻る。

作者】謎の小説家・未来狂冗談(ミラクルジョウダン)HP紹介
】・・・・【歴史の謎】はここを【クリック】
】HP・トップ頁(冗談の部屋HP)に飛ぶ。
】密かに好評・ 【事件日記】・・・・・・・・・・・・・・・・
】密かに好評・ 【政権の疑惑を追求せよ】・・・・・・・・・
代表作タイトル【皇統と鵺の影人・・・・・・・・・・・・・・・・・・


【小説参考先リスト】【夜鳴く蝉・葉月*蒼い危険な賭け・京香の参考先御紹介】
【◆】イメージモデル【強化人間さん】変態露出マゾ 京香の部屋 HPトップ頁に飛ぶ。
【◆】姉妹編・葉月イメージモデル【葉月さん】裏葉月HPトップ頁に飛ぶ。


日本人なら知っていて損は無い教科書に載っていない歴史の謎】に迫る。

大日本史仮説小説陰陽五行九字呪法大王(おおきみ・天皇)の密命◆】

メインタイトル【皇統と鵺の影人


こうとうとぬえのかげびと)完全版(全四巻・原稿二千枚
【 短 期 間 無 償 で 公 開 中 】


公式プロモート・ウエブサイト無料公開作品

◆短編集 仮面の裏側・外伝


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

非日常は刺激的

◆仮面の裏側外伝◆

未来狂 冗談 作

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

無料ウエブサイト・クリック「仮面の裏側外伝」



こちらの小論も無料公開です。

◆ 【人間 の性と精神の考察】最新改訂版


少子化問題と性への嫌悪感】最新改訂版・・・・・・・・・・・・・
【・】趣味人倶楽部◆◆◆趣味人倶楽部◆◆◆


【・】未来狂冗談とメールラインが結べる趣味人倶楽部◆◆◆クリック◆◆◆
   (入会後に「お気に入り申請」をすると、安全非公開のメールラインが結べます。)


◆◆◆NINJAブログ(忍者物語)◆◆◆




















































【美しい国・日本への危惧】(お薦め=ヒット件数多し。)クリックに飛ぶ。

あなたは、人目の訪問者です。