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南海トラフ巨大地震・「東海地震と三連動の記録史」

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南海トラフ巨大地震・
「東海地震と三連動の記録史」

「滅多に無い事」と「無い事」は明らかに違う。

例えば、観測単位が百年〜二百年間に遡ると大地震も大津波も結構頻繁に起こっていて、安易に想定外とはとても言いがたい。

現に徳川幕府二百六十年間に於いて、第五代・徳川綱吉(とくがわつなよし)の代の「元禄大地震(げんろくおおじしん)宝永大地震」、そして江戸末期の第十三代・徳川家定(とくがわいえさだ)の代の「安政大地震」の二度も巨大地震が起こっている。

にも関わらず、短い自分の人生経験だけを頼りに「今まで大した事無かった」と津波の規模を根拠なしに予測したり、「今まで事故が無かったから安全だ」は、まさしく間違ったアンカリング効果である。


ユーラシアプレート、北アメリカプレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートの四枚のプレートがひしめく日本列島は、世界有数の地震の巣である。

プレート上の溝を「トラフ」と言い、フィリピン海プレートが西南日本列島のユーラシアプレートに沈み込む溝を「南海トラフ」と言う。

新たな政府指針に拠ると南海トラフでは震度七が想定され、「南海トラフ」で起きる三連動地震の津波の想定高は、今までの想定高の二倍〜五倍と嵩上(かさあ)げされ、新たな対応を迫られている。


古文書を調べると、日本列島太平洋岸は連動する巨大地震に度々襲われているので、それをご紹介してみる。

この「東海地震と三連動の記録史」をご紹介するに、予め注釈を入れると日本史上の「東海地震」の名称には現在の東南海地震の震源域が含まれる事に注意する必要がある。

現在では、法律上もマスコミ報道上も、「東海地震」が独立した地震で、「東南海・南海」地震がセットの地震のように扱われている。

しかし地震学的には、駿河湾で発生する「東海」、愛知県沖から三重県沖で発生する「東南海」、潮岬沖から四国沖で発生する「南海」と言う三区分を行った上で、東南海・南海の二つの地震は単独で起こる場合もある。

しかしながらこの三つの地震の組み合わせにはパターンが在り、東海・東南海が同時に起こったり、南海が加わって「三つが同時に起こったりする事もある」としている。

また、これとはまったく異なるパターンで関東直下型が加わる地震が発生する可能性も、少なからずあるとされる。


注意下記記録内の日時はグレゴリオ暦を採った。

注意古い時代のものは断片的な記録しか存在せず精度も低く、また何れもモーメントマグニチュードではない。


三連動の地震記録リストのジャンプ・クリック

〔一〕【白鳳地震(はくほうじしん)
〔二〕【仁和地震(にんなじしん)
〔三〕【永長地震(えいちょうじしん)
〔四〕【推定・文治南海地震(すいてい・ぶんじなんかいじしん)
〔五〕【推定・元弘東海地震(すいてい・げんこうとうかいじしん)
〔六〕【正平(康安)地震(しょうへい(こうあん)じしん)
〔七〕【明応地震(めいおうじしん)
〔八〕【慶長地震(けいちょうじしん)
〔九〕【宝永地震(ほうえいじしん)
〔十〕【安政東海地震(あんせいとうかいじしん)
〔余〕【昭和東南海地震(しょうわとうなんかいじしん)


白鳳地震

◇◆◇◆白鳳地震(はくほうじしん)◆◇◆◇

六百八十四年(天武十三年十一月二十九日)地殻変動が起こり、「白鳳地震(東海 東南海 南海連動?)」が発生する。

西日本太平洋沿岸に推定マグニチュード八〜八・四の大地震が起こり、山崩れや家屋・社寺の倒壊多数が記録されている。

白鳳地震(はくほうじしん)は天武地震(てんむじしん)とも呼ばれ、白鳳時代(飛鳥時代後期の天武帝の御世)に起きた、南海トラフ沿いの巨大地震と推定される地震である。

「日本書紀」に記述がある為、有史以来確かな記録の残る東海・東南海・南海連動型地震と推定される地震としては「最古のも」のとされている。

土佐国に於ける地盤沈下や津波などの「日本書紀」の記録は南海地震を示唆するが、「諸国の郡官舍及百姓倉屋、寺塔、神社が多数倒壊した」とも記録される。

この白鳳地震は、天武大王(てんむおおきみ・天皇/大海人皇子)が即位し、大和朝廷が「八色の姓(やくさのかばね)」を定めた頃の事で、詳細は正確に残っては居ない。

しかし地質調査に拠ると、「東海 東南海地震も同時期に発生した」と考えられ、調査の結果、静岡市川合遺跡の七世紀後半の砂脈痕が「東海地震震源域に相当する」とされている。




仁和地震

◇◆◇◆仁和地震(にんなじしん)◆◇◆◇

八百八十七年(仁和三年八月二十六日)に地殻変動が起こり、「仁和地震(にんなじしん/東海 東南海 南海連動?)」が発生する。

仁和地震(にんなじしん)は平安時代前期に起きた南海トラフ沿いの巨大地震と推定される地震である。

この地震の九年前(八百七十八年)には関東地方で直下型大地震・元慶地震(がんぎょうおおじしん)、十八年前(八百六十九年)には三陸沖を震源として甚大な津波被害を伴った巨大地震・貞観地震(じょうがんじしん)が在った。

仁和地震の推定マグニチュードは八〜八・五 、京都では長い地震動が在り、民家、官舎の倒壊に拠る圧死者多数でている。

特に摂津国での津波の被害が大きく、近畿地方の震害は宝永地震(ほうえいじしん)をも上回る様相を呈している。

「日本三代実録」にある畿内の甚大な被害記録は連動した南海地震を示唆するが、五畿七道諸国大震とも記録され、地質調査によると東海 東南海地震も「同時期に発生した」と考えられる。

この地震の痕跡として、静岡県富士市浮島ヶ原低地に於ける断層活動に拠る水位上昇痕が「痕跡として相当する」とされている。

ちょうど強力に成り過ぎた藤原氏の勢力をけん制・対抗する為に、宇多天皇(うだてんのう)菅原道真(すがわらのみちざね)を重用した頃の出来事だった。




永長地震

◇◆◇◆永長地震(えいちょうじしん)◆◇◆◇

千九十六年(嘉保三年十二月十七日)、「永長地震(東海 東南海連動)」が発生する。

永長地震(えいちょうじしん)は平安時代後期に起きた南海トラフ沿いの巨大地震と推定される地震である。

この地震は嘉保年間に起きたが、この天変地異を期に約一ヶ月後の十二月十七日に「永長」に改元され、年表上では永長元年となる事から「永長」を冠して呼ばれる。

大規模に地殻変動した永長地震の推定マグニチュードは八〜八・五 、皇居(京都)の大極殿に被害があり、東大寺の巨鐘が落下、近江国の勢田橋が落ちた。

白河天皇の第二皇子・堀河天皇の御世に起きたこの地震の津波により、駿河国で民家社寺四百余が流失する。

畿内、琵琶湖、及び揖斐川付近の強震動及び伊勢国・津や駿河国の甚大な津波被害から東海・東南海連動地震と推定され、この地震の二年二ヶ月後に「康和・南海地震」が発生した。

この康和・南海地震は承徳年間に発生したが、この天変地異やこの年の夏に流行した疫病を期に康和と改元され、年表上では康和元年に相当する事から「康和」を冠して呼ばれる。

元々、康和・南海地震は畿内付近の地震とされていたが、土佐の被害記録の発見により南海地震と推定される事になって永長地震(えいちょうじしん)との連動が考えられる事になる。




推定南海地震

◇◆◇◆推定・文治南海地震(すいてい・ぶんじなんかいじしん)◆◇◆◇

日本列島は、念を押すまでも無く地震列島である。

そして「海溝型地震」にしても「活断層型地震」にしても、記録に拠ると活動時期に周期が在り、一定の期間に集中して起こる厄介な物である。

つまり大規模な地震が、十数年から二十数年の間に集中して発生する確率が高いのである。


南海地震(なんかいじしん)は、フィリピン海プレートがユーラシアプレートに衝突してその下に沈み込んでいる南海トラフで発生する海溝型地震と言う点で、東海地震、東南海地震と共通する。

ただし、地下のプレート構造が原因となってそれぞれ独立した震源域を持っており、別々に発生する場合や数時間 〜 数年の間隔で近接して発生する場合、あるいはほぼ同時に発生する場合がある。

千二百年前後の千百八十五年もしくは千二百三十三年の数十年間は、源頼朝に拠って成立した鎌倉幕府執権北条家(北条得宗家)を中心に運営されて五代執権を数えるまでの間にも大規模な地殻変動が起こり、推定・南海地震が発生した可能性がある。

千百八十五年のマグニチュード七・四、文治京都地震は法勝寺や宇治川の橋など損壊、余震が二か月ほど続き、死者は多数だった。

また、地質調査によれば二千年頃に南海・東南海・東海地震が発生した痕跡がある。

この地震に付いては記録が曖昧で東南海地震の連動発生は不明だが、静岡市上土遺跡の鎌倉時代の地割れや正断層痕が「東海地震に相当する」とされていて、三連動を想定される。




推定東海地震

◇◆◇◆推定・元弘東海地震(すいてい・げんこうとうかいじしん)◆◇◆◇

千三百三十一年(元弘元年八月十五日)に起きた大規模な地殻変動と見られる「 紀伊国地震」が発声する。

紀伊国地震と同年(元弘元年八月十九日)の駿河国に於けるマグニチュード七の「元弘地震」が「推定東海地震に関連が深い」とする説もあるが、確たる記録が無い。

日本列島は、念を押すまでも無く地震列島で、「海溝型地震」にしても「活断層型地震」にしても記録に拠ると周期が在り、一定の期間に集中して起こる厄介な物である。

つまり日本列島は、十数年から二十数年の間に大規模な地震が集中して発生する確率が高い地域である。

千三百三十一年(元弘元年)は後醍醐天皇を中心とした勢力による鎌倉幕府討幕運動(元弘の乱/げんこうのらん)が起きた年で、政情不安定な時期だった。

為に、京都で記述された日記がほとんど現存しない期間にあたるから、「太平記」など、散見される文献の内容は不確かでは在るが、地震の存在そのものを否定する事は出来ない。



正平(康安)地震

◇◆◇◆正平(康安)地震(しょうへい(こうあん)じしん)◆◇◆◇

千三百六十年(正平十五年、延文六年十一月二十一日〜八月三日)、大規模な地殻変動が起こり「正平(康安)地震(東南海)」が発生する。 正平(康安)地震の推定マグニチュードは八〜八・五 、また「太平記」などの記録から翌千三百六十一年に「南海地震が連続発生し(東南海 南海連動?)」と考えられる。

正平地震(しょうへいじしん)は室町時代前期(南北朝時代)に発生した南海トラフ沿いの巨大地震と推定される地震である。

この地震名の「正平」は南朝の元号から取ったものであり、北朝の元号である康安から取って康安地震(こうあんじしん)と呼称される事もある。

文献に拠れば、地震被害記録にまちまちの日付けが散見され、幾つもの地震が連動したか余震が大きかったものと見られる。

記録は主に南海地震と思われるものであるが、発掘調査により「東南海地震も連動した」と推定される。

また、これに前後して東海、東南海地震が連続発生した可能性もあり、伊勢神宮の「神宮文書」の記録から、東南海 南海地震とも考えられる。

この正平(康安)地震は、南朝勢力の衰微した南北朝時代(室町時代前期)に発生した南海トラフ沿いの巨大地震と推定される地震である。




明応地震

◇◆◇◆明応地震(めいおうじしん)◆◇◆◇

千四百九十八年(明応七年九月九日)日向国でマグニチュード七・五程度の地震が発生し、同日、畿内でも地震が発生する。

その僅か十一日後の千四百九十八年(明応七年九月二十日)、死者三万・四万人以上と推定される「明応地震(東海 東南海連動)」が発生する。

大規模な地殻変動で起こされた明応地震の推定マグニチュードは八・二〜八・四、紀伊国から房総にかけてと甲斐国に大きな揺れがあり、鎌倉高徳院の大仏殿が押し流され、浜名湖が海と繋がった。

この明応地震が起きた時は、室町幕府管領家細川勝元山名持豊(出家して山名宗全)らの有力守護大名が争う戦乱・応仁の乱(おうにんのらん)の真っ最中だった。

震害よりむしろ津波の被害が大きく、伊勢国大湊で家屋千戸、溺死者五千人、伊勢国志摩で溺死者一万人、駿河国(静岡県)志太郡で溺死者二万六千人などの被害が記録されている。

地質調査によれば、ほぼ同時期に「南海地震も発生した」と考えられ、同じ年(千四百九十八年)十一日前の「日向灘地震がこれにあたる」との説もある。




慶長地震

◇◆◇◆慶長地震(けいちょうじしん)◆◇◆◇

戦国時代が終わりを告げ、豊臣秀吉が亡くなって日本の武士社会は新しい時代を迎えようとしていた。

朝廷が徳川家康(とくがわいえやす)征夷大将軍に任命した翌年・千六百五年(慶長九年二月三日)、大規模な地殻変動が起こり「慶長地震(東海 東南海 南海連動?)」が発生する。

慶長地震(けいちょうじしん)は推定マグニチュード七・九、 犬吠崎から九州までの太平洋沿岸に津波が襲来、紀伊・阿波・土佐などで大きな被害が出る。

この津波で、八丈島で死者五十七人、紀伊西岸広村で七百戸流失、阿波宍喰で死者千五百人、土佐甲ノ浦で死者三百五十人、室戸岬付近で四百人以上が死亡した

この慶長地震に拠る死者は一万・二万人と推定されるが、津波以外の被害はほとんどなかった。

また、慶長地震から六年後の千六百十一年(慶長十六年十月二十八日)、三陸沖でマグニチュード八・一の慶長三陸地震が発生、東北地方太平洋側で繰り返し発生していると推定される大地震の類とも考えられている。



宝永地震

◇◆◇◆宝永地震(ほうえいじしん)◆◇◆◇

千七百三年(元禄十六年十二月三十一日)、関東に於いて「元禄大地震(げんろくおおじしん)」が発生する。

元禄大地震(げんろくだいじしん)は、後の、千九百二十三年(大正十二年)に発生した「関東大震災(かんとうだいしんさい)とは同型である」と解明されている。

その元禄大地震(げんろくおおじしん)から僅か四年後、千七百七年(宝永四年十月二十八日)、大規模な地殻変動が起り、今度は東海道が我が国最大級の大地震「宝永大地震」に見舞われる。

宝永地震(東海 東南海 南海連動)の推定マグニチュードは八・六、東海・東南海地震と南海地震が同時に連動発生した推定マグニチュード八・四〜八・六の地震が起こる。

宝永大地震は、現代に大警戒されている関東・東海・南海・東南海連動型巨大地震で、遠州灘・紀州灘でマグニチュード八・四の「史上最大」と言われる巨大地震だった。

宝永地震では土佐国を中心に大津波が襲い、判るだけで死者に万人余、倒壊家屋六万戸余が記録されている。

そしてだめ押しするように、この宝永地震の四十九日後に今度は活火山・富士山が、宝永大噴火と呼ばれる噴火をし、山腹に宝永山(火口)が出現した。

連動する大地震の発生と富士山の大噴火と言う天変地異に見舞われた江戸幕府・徳川政権の五代将軍・徳川綱吉は、後に悪政と指摘される「生類憐みの令」を発令するなど信仰に救いを求めた。




安政東海地震

◇◆◇◆安政東海地震(あんせいとうかいじしん)◆◇◆◇

千八百五十四年(嘉永七年/安政元年十二月二十三日)、東海道地区で大規模な地殻変動が起こる。

この地殻変動で、安政東海地震(東海 東南海連動)推定マグニチュード八・四、 震源域は駿河湾奥から陸上に達したと推定され、著しい激震域と富士川河口付近に地震山と称する断層が出現した。

この安政東海地震は、マシュー・ペリーの米国艦隊(通称・黒船)来航に拠る開国圧力の時期と重なり、当時の江戸幕府・徳川政権を根底から揺るがす要因の一つと成った。

安政東海地震では駿河国・掛川城が倒壊、死者が推定三千人余り、倒壊及び焼失家屋三万戸余、「津波多数発生した」とされてこの地震の三十二時間後に、これもマグニチュード八・四の巨大地震安政南海地震が発生した。

その二日後には豊予海峡(大分と愛媛の間)地震(マグニチュード七・四の大地震)と立て続けに三連動で発生して居る。

その翌年の千八百五十五年、今度は江戸府内および関八州一帯に被害をもたらした安政の関東大地震(マグニチュード六・九)が起きている。

この大地震を安政三大地震と言い、関東地震(関東)、東海(静岡県)、東南海(中京〜南紀)、南海(南紀〜四国)と、巨大地震がしばしば連動する。

この巨大地震、「同時期または二〜三年後に発生する」と言われ、「約百年〜百五十年の周期で活動期に入る」とされている。


安政三大地震は、関東・東海・四国・九州の各地に甚大な被害をもたらせる。

まだまだ文明開化以前の事で、日本に「地殻変動」などと言う地勢学の概念などまだ無いから、「神様がお怒りに成っている」と、民心は素朴に不吉がって、騒然としていた。

地震を科学的に理解する時代ではない江戸末期、天変地異は民心を不安ならしめ、幕府の権威失墜に大きな力に成って作用しても不思議ではない。

ちょうど、黒船で米国(アメリカ)のぺりー艦隊が来航した時期(千八百五十三年〜四年の二回)と、この安政三大地震が重なるなど幕府にとっては泣きっ面に蜂だった。




昭和東南海地震

◇◆◇◆昭和東南海地震(しょうわとうなんかいじしん)◆◇◆◇

太平洋戦争も各地で連合軍におされて敗色が濃くなる千九百四十四年(昭和十九年十二月七日)、紀伊半島熊野灘沖に地殻変動が起こって昭和東南海地震が発生する。

記録に拠って、三重県津市、静岡県御前崎市、長野県諏訪市が震度六、近畿から中部までの広範囲で震度五を観測していた事が確認されている。

この昭和東南海地震の推定マグニチュード七・九、震源地は志摩半島南南東約 二十キロメートル沖の海底だった。

愛知県を中心として、駿河湾から紀伊半島に渡る地方に甚大な被害をもたらした昭和東南海地震は大震災で在った。

だが、戦時中の報道統制下の為、東海地域の軍需工場が壊滅的な打撃を受けた事を隠すため、詳細な報道がなされなかった。

つまり米国を中心とした連合軍と交戦中の大本営では、「地震情報は敵を利する」として報道を統制し、公な救助活動もしなかった。

この地震では駿河湾付近の断層は破壊されていないが、静岡、愛知、三重で甚大被害、死者行方不明千二百二十余人、倒壊家屋一万七千五百余戸、流失家屋三千百余戸、津波発生、地盤沈下も見られた。

また、昭和東南海地震の二年後、戦後復興中の千九百四十六年(昭和二十一年十二月二十一日)に、「昭和南海地震」、推定マグニチュード八が発生している。


またも鮮明になる建前上の「筈だ切捨て論」の絶望】が、日本行政の今最大の正すべき最優先課題である。


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この【巨大地震・「東海地震と三連動の記録史」】は【皇統と鵺の影人】の「史実検証部分」の抜粋です。
一部記述が重複する部分がありますが、この記述より更に詳しく広い範囲(背景など)をお知りになりたい方は、
小説「皇統と鵺の影人」の本編をお読みください。

【了】

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【*】短編人生小説 (4)

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裁判員制度シュミレーション

凌 虐 の 裁 き

(りょうぎゃくのさばき)


未来狂 冗談 作

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ショート・ストーリーです。よろしかったら、お読みください。


【*】短編人生小説 (3)

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短編小説(1)

「黄昏の日常」

我にしてこの妻あり


未来狂 冗談 作

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【*】女性向短編小説 (1)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

短編小説(1)

「アイドルを探せ」

青い頃…秋から冬へ


未来狂 冗談 作

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ショート・ストーリーです。よろしかったら、お読みください。

【*】社会派短編小説(2)

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社会派短編小説(2)

「生き様の詩(うた)」

楢山が見える


未来狂 冗談 作

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◆HP上 非公式プロモート・ウエブサイト公開作品紹介◆

【小説・現代インターネット奇談 第一弾】


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「小説・現代インターネット奇談」
【電脳妖姫伝記】

【*】和やかな陵辱


(なごやかなりょうじょく)


未来狂 冗談 作

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【小説・現代インターネット奇談 第二弾】

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戦 後 大 戦 伝 記

夢と現の狭間に有りて

(ゆめとうつつのはざまにありて) 完 全 版◆


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「あえて、暴論」

ジョウダンの発想

◆冗談 日本に提言する◆

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====(日本史異聞シリーズ)第六作====
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「小説・怒りの空想平成維新」

◆たったひとりのクーデター◆

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 愛の形ちは、プラトニックにいやらしく

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◆仮面の裏側外伝◆

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====(日本史異聞シリーズ)第一作====
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東九州連続怪死事件・事件は時空を超えて

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時空を超えたメッセージとは・・・

====(日本史異聞シリーズ)第五作====
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「権力の落とし穴」

本能寺の変の謎・明智光秀はかく戦えり

◆侮り(あなどり)◆

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「侮り」の中で光秀を失ってしまっていた・・・

====(日本史異聞シリーズ)第四作====
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南北朝秘話・切なからず、や、思春期

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====(日本史異聞シリーズ)第三作====
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鎌倉伝説

非道の権力者・頼朝の妻

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====(日本史異聞シリーズ)第二作====
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うその中の真実・飛鳥時代へのなぞ

◆倭(わ)の国は遥かなり◆

未来狂 冗談 作

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倭の国は遥かなり ・・・・・・・・・・・(飛鳥時代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 韓流ブームの原点がここに・・
今、解き明かされる「二千年前の遥か昔」、
呼び起こされる同胞の血

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この文章は修了です。
















































貴方は、冗談(ジョーク)を深く考えた事があるだろうか?
冗談(ジョーク)には「軽口」とは違う、もっと重く深い意味が密かに潜んで居る事も多いのである。
【作者プロフィール】●未来狂 冗談(ミラクル ジョウダン)本名・鈴 木 峰 晴
昭和二十三年、静岡市に生まれる。
県立静岡商業高等学校卒業、私立拓殖大学商学部貿易学科を卒業した後、実社会に船出。
従業員二十名足らず小企業に就職、その企業が三百名を超える地方中堅企業に育つ過程に身を置き、最終、常務取締役で退任。
その後、零細企業を起こし、現在に至る。
現在他家に嫁いだ娘二人に外孫三人、同居の愛妻が一人居るが、妾や愛人は居ない。

性別・男性 /生年・1948年/住所・静岡県東部在住
【メッセージ 】
ネット作家として文学・歴史・政治・宗教・教育・科学・性・脳などを研究し小説やエッセ、そしてブログでコラムなど書いています。
☆ペンネーム未来狂冗談(Miracljoudan)の由来は、「悪い未来に成った事は冗談ではな無い」と思う気持ちからで、けして「冗談に付けたのではない」つもりです。念のため・・・。
また、「冗談」とかざしたペンネームの真意は、作品により政治や信仰・占術、歴史に対する批評及び性描写に、タブーを恐れない過激な表現を用いる事がある為、利害関係者との余分な論争を避ける為です。


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作者本名・鈴木峰晴