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【大和民族(ヤマト民族/日本人)の成立過程】

作者本名鈴木峰晴表紙ページ【サイトナビ】に戻る。

単一日本民族の成立過程大略


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この小論は、【日本史・歴史のミステリーのシリーズリスト】の一つです。

***【歴史のミステリー】********

大和民族(ヤマト民族/日本人)の成立過程

付属【単一日本民族の成立過程大略】併記


教科書に載っていない伝承民話の背景に迫る。

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教科書に載っていない伝承民話の背景に迫る。

大和民族(ヤマト民族/日本人)の成立過程

普通の人間が思考すると、頭を使う事を面倒くさがって単純な白黒の答えで決着を着けたがる。

また、時の政権が統治の為に報じた定説を鵜呑みにして、思考を停止してしまう事も多々在る。

しかし物事の本質はそんな簡単なものでは無く、裏の裏にまで想いを馳せないと本当の真実には辿り着かない。


実は天孫降臨伝説神話は、多くの多部族・多民族が日が昇る東の外れの大地・日本列島で出遭った事に始まる物語である。

その多部族・多民族が夫々(それぞれ)に部族国家(倭の国々)を造り鼎立していた日本列島を混血に拠って統一し、日本民族が誕生するまでの過程を暗示させている。

それは樺太から来た原人に始まり、稲作縄文人渡来系と縄文人が混血した弥生人と幾つもの段階を経て、日本列島で出会った多くの部族が、大和民族(ヤマト民族/日本人)として成立する過程は、命を繋ぎながら混血の道を辿った事である。


天武天皇(てんむてんのう/大海人皇子)から桓武天皇(かんむてんのう)の御世に掛けて編纂された「古事記日本書紀」に於ける海幸彦・山幸彦伝説(うみさちひこ・やまさちひこでんせつ)で、山の猟が得意な山幸彦(弟・火遠理命)と、海の漁が得意な海幸彦(兄・火照命又は火闌降命)の存在を実話に照らすと日本列島に渡来して来た二民族に結び付く。

その二民族が、渡来系・加羅族(からぞく/農耕山岳民族)と、渡来系・呉族(ごぞく/海洋民族)と言う訳である。

いずれにしても、「古事記・日本書紀編纂」の目的は、統治の正当性を補完する皇統の神格化であるから、海幸彦・山幸彦伝説(うみさちひこ・やまさちひこでんせつ)は、その目的の為に実史にアレンジを加えて成立させた物語である。


そして時の二大勢力、渡来系・加羅族(からぞく/農耕山岳民族)の象徴・天照大神(あまてらすおおみかみ)と渡来系・呉族(ごぞく/海洋民族)の象徴・須佐之男命(スサノウノミコト)に拠る民族和合の宴・天岩戸伝説が生まれる。

つまり多くの部族が大和合して大和国(ヤマトの国)を創るには、天照大神(あまてらすおおみかみ)と須佐之男命(スサノウノミコト)の誓約神話に象徴される平和の為の神事(呪詛)が必要だった。

天照大神(あまてらすおおみかみ)が、隠れ籠もってしまった天岩戸を「天手力男(あめのたじからお)の命」がこじ開ける時に、天照大神が「何事か?」と、覗き見の隙間を開けさせたのが、この「岩戸神楽(かぐら)の始まり」と聞く。

その、岩戸に隙間を開けさせる歴史的きっかけになった神楽(かぐら)の原型は、「天宇受売命(あめのうずめのみこと)の胸も女陰も露わなストリップダンス」、と言われている。

天宇受売命(あめのうずめのみこと)は、天照大神(あまてらすおおみかみ)が岩戸(天石屋戸/あまのいわと)に籠った時に、岩戸の前で踊った女神で、「宇受(うずめ)」は「かんざし」の意で、髪飾りをして神祭り(神楽舞)をする女神、更には「神憑った(かみがかった)女性の神格化を示す」とされている。

列島の民(日本人)は、「先住民(原住縄文人蝦夷族)と渡来系部族の混血だ」と言われていて、天宇受売(アメノウズメ)の夫神・猿田毘古神(サルダヒコガミ)は先住民(縄文人)、后神・天宇受売命(アメノウズメノミコト)は渡来系弥生人だった。


日本の神話の始まりは中華大陸に近い九州(対馬海峡寄り)・山陰地方(中国地方日本海側)、太平洋伊豆七島及び伊豆半島地方に集中している。

これは、それらの神話が原則的に中華大陸の漢字圏から渡海して来た渡来部族現住民族(蝦夷族)を統治する為に為した自らを神に捏造流布の神話だからである。


宗教を政治に利用したり権力維持に利用するのは当然の発想である。

先の大戦(大西洋戦争)時戦争遂行の為に「戦死したら靖国神社で神として祀られる」とまさに神を利用して国民に刷り込み教育をした事例もある。

出雲の大国主神話、九州の阿蘇・高千穂神話、九州の天岩戸神話伊豆半島葛城ミステリーなど渡来部族が日本に上陸した足跡が記されて行く・・・。

その後渡来部族の日本統一を目指して、神武天皇神武東遷により神話の舞台は畿内地方に移り大和朝廷が成立して神話の舞台は皇居のある場所になった。

原住縄文人(蝦夷族/えみしぞく)は、遥か太古からの人類繁殖の形態・群れ婚意識が残っていて、それが後世の村落共生社会の性規範として寝宿制度があり、その後中国雲南省付近から遣って来て稲作を伝えた加羅族(からぞく/農耕山岳民族)の習慣・妻問婚(つまどいこん)夜這い(呼ばう)も定着した。


日本列島に於ける単一日本民族の成立過程で起こった経緯が、渡来系の加羅族(からぞく/農耕山岳民族)と呉族(ごぞく/海洋民族)、原住縄文人(蝦夷/えみし)、三つ巴の多民族の地だった事に拠る部族対立回避の知恵が大和合である。

三つ巴の多民族とは、加羅族(からぞく/農耕山岳民族)系の象徴が邪馬台国卑弥呼(ひみこ)であり、呉族(ごぞく/海洋民族)系の象徴が、神武大王(じんむおおきみ/初代天皇)の祖・スサノウ(須佐王)狗奴国(くなくに)、同じく呉族(ごぞく/海洋民族)系の伊都国の王・葛城氏(賀茂氏)、そして加羅族(からぞく)・呉族(ごぞく)が渡来する以前からの先住民・縄文人(蝦夷族/エミシ族)系の三民族に大別される。


部族対立回避の知恵として重点は部族間で誓約(うけい)が実践された事である。

日本列島は渡来して来た部族に土地を開拓され、その渡来部族の長が夫々(それぞれ)に神を名乗った事から日本は多神教の国「神々の国」に成った。

平和の為の「誓約の概念」が発展して「神事=祭り事=子作り」になる。

日本は古来から政治を致す事を「祭り事」と呼び神に仕える者の仕事だった。

統治の為の神話を創り出し部族の長が神となった事から鎮守神をいただく神主の地位は部族の長が務め、地位的に高位の立場だった。

「祭り事=子作り」は部族間の争いを収める目的であり「誓約行事」は神前祭祀は必要な事だった。

日本の神社には神に仕える巫女が存在し、うら若い巫女は「神前性交=子作り」の実践要員だった。

巫女はその神前祭祀の為の部族間で性交を伴う現実的な忠誠の証を性交実践する為に神に仕える要員として採用された。



日本はキリスト教やイスラーム教の一神教の国々と違い岩の神様や木の神様等何でも神様の多神教の国である。

日本が多神教の国に成った訳けは、この国の成り立ちと関係が在る。

歴史的に考察すれば、日本人と言う民族も本来日本人の元祖とされるネイティブジャパニーズは、ポリネシア・ミクロネシア系縄文人(蝦夷族)である。

日本列島に、大陸経由や海流に乗って島伝いに渡来征服部族(氏族)が日本列島に渡り来て先住縄文人(蝦夷族)を追い遣り、勝手に倭の国々と呼ばれる小国家群を夫々(それぞれ)が造る。

蝦夷(エミシ)と呼ぶ「縄文人」が住いし日本列島へ中華文明で当時としては文化的な多くの征服(侵略)部族が渡来して来て、小さな国々創った。

やがて渡来征服(侵略)部族が創った小さな国々が誓約(うけい)で合従連衡(がっしょうれんこう)して規模を拡大し大国主による連合政権を創った。

そもそも大和朝廷(ヤマト王権)によって、日本列島の西日本統一が実現された時、当時日本列島各地に勢力を持つ征服(侵略)部族の王達は既に神を名乗って神格化されて居た。


渡来部族の長が夫々(それぞれ)に神を名乗った事から日本は多神教の国「神々の国」に成った。


いずれにしても、大和民族(ヤマト民族/日本人)の一部が「約二千年前に摩訶不思議に消滅したヘブライ部族の子孫である 」と言う説も含めて、一大混血民族が大和民族(ヤマト民族/日本人)である。

そして三民族の一系、先住民・縄文人(蝦夷族/エミシ族)系の王族が、火の王・アピエの末裔「安倍・阿倍一族である」と言う強力な説がある。

三つ巴の多民族を信仰で一つにまとめ様と考え、役小角(えんのおずぬ)を登用して修験道師を育成し陰陽修験道を全国に広げる試みをしたのが大海人皇子(おおあまのみこ・天武天皇)である。

その陰陽修験道師を更に活用したのが桓武天皇(かんむてんのう)で、この陰陽修験道師の活動が、人身御供伝説を生んだのである。

それでも他部族混血の日本人成立過程である大和合の大和国(ヤマトの国)を認めないのは、古事記日本書紀天孫降臨伝説から皇国史観(こうこくしかん)に到る国家観と民族観に反する事実だからである。


誓約(うけい)を天照大神(あまてらすおおみかみ)とスサノウ命(須佐王)姉弟の「占い」などと綺麗な神事にまとめて解説しても、実は史実との整合性は無い。

何故ならば、大和朝廷が開かれて以来依り平安時代まで、天皇が自分の姉・妹・実娘を后妃(妻)にした事実が良く散見される。

その訳は、伝承故事に拠ると天照大神(あまてらすおおみかみ)とスサノウ命(須佐王)の姉弟の誓約(うけい)の性交がこの国の始まりとされているからである。

そしてこの誓約(うけい)の性交が、争っていた部族和合の呪詛(じゅそ)神事と成ったのだから、朝廷の解釈上は身内婚で在っても神々の婚姻に違和感が無いのだ。

和合の呪詛(じゅそ)とは、異部族を混血化して単一民族に仕立てる事であり、これは合理的で立派な神事だったのだが、皇統の身内婚は「神話解釈の間違い」である。

それにしても、歴史的に観ればその時代時代で変わる当時の「性の規範」を、現代の規範に無理やり合わせて作文し、「綺麗事だけを子孫に伝えよう」と言う「善意振った無理な人々」が幅を利かせている。


小生の著述する歴史内容について、「危険だ」と言う指摘がある。

理由は、現代の性規範に合わない不都合な過去の歴史を暴(あば)いては「日本人に劣等感を抱かせるからだ」と言うまったく違う認識が理由である。

こうした史実が現在のに性規範に合わないから、「誓約(うけい)神話」も、村落部の「修験・人身御供」も、氏族の「稚児小姓衆道」も、「無かった事にしょう」と言うのだ。

つまり不都合な歴史は誤解を生じて「危険」だから事実でも「伝えるのを控えた方が良い」と言いたいらしい。

この強引な指摘をする方は、アンカリングの中にドップリ浸かって「建前」しか認めない非常識な「自称常識人」である。

この良い子振った発想で、あたかも「自分が正義の行動を執っている」と言う自己満足で攻撃して来る。

それで例えば、「定説ではこう成って居る」と言う訳だが、誓約(うけい)は「天照大神(あまてらすおおみかみ)と須佐之男命(スサノウノミコト)姉弟の占い事」に書き換えられている。

人身御供伝説も、「教育的目的や統治者の善政業績を表現するものだ」と、差し障り無い内容に定説化されている。

もっと不都合な事は、その存在さえ消し去って後世に残さない。

しかしこの、「綺麗事だけを子孫に伝えよう」と言う無理な「自称常識人」には作為的違和感が強く、けして褒められたものではない。

つまり大和民族(ヤマト民族/日本人)の成立過程の基本的な裏付けは、「他部族・異民族の性交に拠る混血」と言う現実的な事実である。

歴史を綺麗事でまとめて定説化し、その嘘を「常識として教え込む事こそ」が危険では無いのか?

例えば定説とやらで、安易に「倭国は日本である」と気軽に言って欲しく無い。
何故なら、もっと広域な範囲で倭の国々は存在したからである。


何と言っても歴史研究の第一歩は「大胆な発想」で、「定説」に頼っては何の進歩も無い。

例えば周辺の状況からして「こうした歴史的陰謀の可能性がある」とした場合、定説主義者は「トンデも無いデタラメを言う。証拠を見せろ」と言う。

しかし簡単に証拠を挙げられないのが秘すべき陰謀であるから、それは個人の「説」に成ってしまう。

その「説」が少しづつ定着して大勢の者が研究すると、事の真贋が明らかに成って行く物で、つまり定説や常識を肯定して掛かるのでは「必ずしも真実とは限ら無い」と言う事である。

ソモソモ無難な所で歴史をまとめ、恥ずかし気も無く「定説」と称して押し通す「自称常識人」にはウンザリする。

統治手段としての教育にしても、事実を隠して民心を掌握する為にこうした嘘っぽい事を教えるから、ついでに統治者の都合が良い物が発表される。

統治者の発表が正しく無いから生まれたのが「民主主義」で、そこを否定したら建前と本音が乖離(かいり)している事になる。

物事を解決に導くには、「問題事に蓋をする」のでは無く丁寧に詳しく説明して理解を得るべきである。

日本人の祖先は何処から来たのか?】に戻る。


付属【単一日本民族の成立過程大略

現在の日本人は、確かに単一民族である。

しかし過去に多民族国家だった時期が存在し、それを誓約(うけい)の概念と修験山伏の活躍に拠って単一民族にまとめあげた事実が在った事を、中途半端に隠蔽してはならない。

日本史には虚と実が混在しているのだ。


縄文時代の日本列島には樺太から来た原人とその後に黒潮に乗って北上して来た稲作系(熱帯ジャポニカ種)原ポリネシア人、そして早い時期に中国大陸南部・雲南省辺りに発祥し、朝鮮半島経由でやって来た原加羅族系人に拠って先住民族「蝦夷(えみし/縄文人)」が成立した。

その後、紀元前千五年前からの五百年間の頃より日本列島に中国大陸・朝鮮半島などから一族を率いた渡来移住者が多数、勝手に土地を占拠して定着し始め、小国家を形成する。

この小国家が倭の国々で、この時渡来した移住者一族が「縄文人」を制圧して上位に立ち、「縄文人」を未開人の「蝦夷族(えみしぞく)」と呼んで俘囚化し、自らは「天孫族(てんそんぞく)」と言う支配階級(搾取階級)を形成して君臨する。

この渡来部族には主に二つの民族系統、加羅族(からぞく/農耕山岳民族)呉族(ごぞく/海洋民族)があり、一時日本列島は縄文人(蝦夷/えみし)を含め三つ巴の多民族の地だった。

日本列島はその後、渡来部族・加羅族(からぞく/農耕山岳民族)と渡来部族・呉族(ごぞく/海洋民族)が、神話の時代として今に伝わる覇権争いと誓約(うけい)の儀を経て西日本で大和朝廷(ヤマト王権)を成立させる。


初期の日本列島は、部族を中心とした都市国家もどきの小国が乱立していて、それぞれが国主(くにぬし/部族長/部族国家の王)を支配者として頂いていた。

やがて、その都市国家もどきの小国が徐々に統合され、国主(くにぬし/部族長)が支配する国々が大国主をいただく連合国家に成長する。

神武大王(じんむおおきみ・初代天皇)が軍勢を率いて九州の本拠地・筑紫の国(筑前・福岡県)を出立、瀬戸内海を東に向かい各地の勢力を恭順させながら畿内を目指す神武東征が始まる。

神武東征が始まり、神武大王(じんむおおきみ・初代天皇)が奇襲攻撃を企んで紀州半島に新宮に上陸、山越えをして畿内へ攻め込み、有力勢力を恭順させる。

西日本を統一した神武大王(じんむおおきみ・初代天皇)が大和朝廷が成立、統一を果たして西日本・統一大王(統一おおきみ/初代天皇)に即位する。

その西日本統一過程の当事者だった国主(くにぬし/部族長)が、日本神話に於ける神々として登場し、神武東征に下りて助勢協力したり行く手を阻んで抵抗したりする者が神格化されて神話に名が残った。

日本列島各地に乱立した小国家群は、時の経過と伴に統一の経過を辿り、九州で勢力を誇った神武大王(おおきみ/天皇)が進路の小国を傘下に収めつつ畿内山城国遷都に至る経緯が、神武東遷物語である。


日本史に登場する「大和言葉(やまとことば)」と言う表記には、正直少々疑問が在る。

実はこの「大和言葉(やまとことば)」の表記には、蝦夷(エミシ)族の存在を抹殺する意図が在るからだ。

原在、「日本の最も古い言葉」と伝えられる「大和言葉(やまとことば)」が残る主な地域は、日本列島の両端(りょうはし)に当たる青森県と沖縄県と言われている。

つまり「大和言葉(やまとことば)」とは、そのルーツが「蝦夷(えみし)言葉に在る」と充分に推測できるのである。

にも拘(かかわ)らず、渡来部族が先住民族(蝦夷/エミシ)の地を乗っ取った歴史を「大和言葉(やまとことば)」の名称で隠蔽(いんぺい)してしまったのだ。


ネイティブジャパニーズ・(えみしぞく/原住縄文人)は日本史から抹殺され,、加羅・呉の両族は日本列島に於ける支配権を確立し氏姓制度を制定して血統至上主義の氏族として永く支配階級の独占をする事に成る。

その後の多民族同化過程が、日本民族の誕生と単一化の歴史であるが、一方で天皇家を始めとする皇族・貴族(公家)・武士・高級神官・高級僧侶などの氏族は、血統至上主義に拠る虚弱精子劣性遺伝に悩まされ人口は抑制される。

もう一方の庶民は共生村社会夜這い文化で優勢精子の選択機会に恵まれて人口増加する構図の中で、支配階級の氏族人口と被支配階級の庶民の比率は、ほぼ五パーセント対九十五パーセント(非人約五パーセントを含む)を永く保って来た。

つまり見事な人口比率制御のメカニズムが働いていたのだが、これは偶然な事だろうか?

それとも桓武帝祀り事(政/まつりごと)、或いは陰陽修験道の呪詛なのだろうか?

いずれにしても支配階級(搾取階級)は全体の五パーセントくらいが理想的な比率であるから、多少氏族(搾取階級)の血が混ざっているにせよ、残念ながらいつの時代でも国民のほとんどが被支配階級(被搾取階級)身分だった筈で、言い換えれば「搾り出せば誰でも祖先に氏族を持つ」とも言える程度の話しである。

従って、日本を「武士道の国だ」と観念的に主張する連中は「どうか?」と想うし、そんなジュピター・コンプレックス(被支配の願望)を「至上の思想」と想う事こそ「被支配階級(被搾取階級)の根性」と言うものである。


それにしても現代日本では中央役人も地方役人も膨張し、挙句に天下りと称して擬似公務員もどきが大量発生して正常な支配階級(搾取階級)と被支配階級(被搾取階級)の比率を壊してしまった。

搾取階級の比率が増えれば国が遣って行けなくなるのは自明の理で、現代日本の最大の病根である。



【日本語のルーツと安倍氏】に続く。





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この【大和民族(ヤマト民族/日本人)の成立過程】は【皇統と鵺の影人】の「検証部分」の抜粋です。

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【*】短編人生小説 (4)

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裁判員制度シュミレーション

凌 虐 の 裁 き

(りょうぎゃくのさばき)


未来狂 冗談 作

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ショート・ストーリーです。よろしかったら、お読みください。


【*】短編人生小説 (3)

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短編小説(1)

「黄昏の日常」

我にしてこの妻あり


未来狂 冗談 作

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ショート・ストーリーです。よろしかったら、お読みください。

【*】女性向短編小説 (1)

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短編小説(1)

「アイドルを探せ」

青い頃…秋から冬へ


未来狂 冗談 作

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ショート・ストーリーです。よろしかったら、お読みください。

【*】社会派短編小説(2)

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社会派短編小説(2)

「生き様の詩(うた)」

楢山が見える


未来狂 冗談 作

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ショート・ストーリーです。よろしかったら、お読みください。

◆HP上 非公式プロモート・ウエブサイト公開作品紹介◆

【小説・現代インターネット奇談 第一弾】


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「小説・現代インターネット奇談」
【電脳妖姫伝記】

【*】和やかな陵辱


(なごやかなりょうじょく)


未来狂 冗談 作

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【小説・現代インターネット奇談 第二弾】

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戦 後 大 戦 伝 記

夢と現の狭間に有りて

(ゆめとうつつのはざまにありて) 完 全 版◆


未来狂 冗談 作

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「あえて、暴論」

ジョウダンの発想

◆冗談 日本に提言する◆

未来狂 冗談 作

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冗談 日本に提言する・・・(来るべき未来に)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 冗談の発想が詰まった内容です!
ぜひぜひ読んで、感想をお聞かせ下さい。
異論・反論も大歓迎!!

====(日本史異聞シリーズ)第六作====
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「小説・怒りの空想平成維新」

◆たったひとりのクーデター◆

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{「たったひとりのクーデター}・・・・・・・・(現代)

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小説としてもおもしろく、実現できれば
不況は本当に終わります。

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非日常は刺激的

 愛の形ちは、プラトニックにいやらしく

◆仮面の裏側◆

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とくに男女の恋愛に関しては・・・
ちょっとHでせつない、現代のプラトニックラブストーリー。

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◆仮面の裏側外伝◆

未来狂 冗談 作

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◆{短編集 仮面の裏側・外伝}・・・・・・・・(現代)

◆ウエブサイト◆「仮面の裏側外伝」

====(日本史異聞シリーズ)第一作====
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東九州連続怪死事件・事件は時空を超えて

◆八月のスサノウ伝説◆

未来狂 冗談 作

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八月のスサノウ伝説・・・・・・・・・(神話時代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 東九州で起きた連続怪死事件。
そして現代に甦るスサノウの命、
時空を超えたメッセージとは・・・

====(日本史異聞シリーズ)第五作====
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「権力の落とし穴」

本能寺の変の謎・明智光秀はかく戦えり

◆侮り(あなどり)◆

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侮り(あなどり)・・・・・・・(戦国〜江戸時代)

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だが自らを神と言い放つ信長は
「侮り」の中で光秀を失ってしまっていた・・・

====(日本史異聞シリーズ)第四作====
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南北朝秘話・切なからず、や、思春期

◆茂夫の神隠し物語◆

未来狂 冗談 作

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茂夫の神隠し・・・・・・・・・(室町南北朝時代)

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茂夫の頭の中はHなことでいっぱい。
そんな茂夫が迷宮へ迷い込んでく・・・

====(日本史異聞シリーズ)第三作====
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鎌倉伝説

非道の権力者・頼朝の妻

◆鬼嫁・尼将軍◆

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鬼嫁 尼将軍・・・・・・・・・・(平安、鎌倉時代)

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歴史上他に類を見ない「鬼嫁」が存在した。
その目的は、権力奪取である。

====(日本史異聞シリーズ)第二作====
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うその中の真実・飛鳥時代へのなぞ

◆倭(わ)の国は遥かなり◆

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倭の国は遥かなり ・・・・・・・・・・・(飛鳥時代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 韓流ブームの原点がここに・・
今、解き明かされる「二千年前の遥か昔」、
呼び起こされる同胞の血

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作者本名鈴木峰晴