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samurai 【賀茂忠行(勘解由小路家)と安倍晴明(土御門家)の謎】作者本名・鈴木峰晴表紙ページ【サイトナビ】に戻る。

(「中務省・陰陽寮」の陰陽頭と陰陽助逆転の訳)

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***【歴史のミステリー】*********

【賀茂忠行(勘解由小路家)と
安倍晴明(土御門家)の謎】

(「中務省・陰陽寮」の陰陽頭と陰陽助逆転の訳)

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【賀茂忠行(勘解由小路家)と
安倍晴明(土御門家)の謎】

(「中務省・陰陽寮」の陰陽頭と陰陽助逆転の訳)


◆◇◆◇賀茂忠行(勘解由小路家)と安倍晴明(土御門家)の謎◆◇◆

八世紀(平安初期)の始め、律令に基づく八つの省からなる中央官庁のうち 天皇と直結する行政の中枢である「中務省」に、陰陽寮は設置された。

この陰陽寮が属している中務省は 天皇とその政(まつり)に関する仕事を受け持つところで、言わば天皇直属の機関である。

当然ながら、それに付する「陰陽寮」も例外ではない。

陰陽寮は配下に陰陽道、天文道、暦道を置き、それぞれに吉凶の判断、天文の観察、暦の作成の管理を行わせた。

また、令では僧侶が天文や災異瑞祥を説く事を禁じ、陰陽師の国家管理への独占が謀られた。

つまり僧侶が各自の解釈で説く事の混乱を避け、恐れに対する対策の呪術を陰陽師に一本化したのだ。

当然、当時の国家プロジエクト的建造物の設計や財政出費などの「有無を言わせない裏付け」として、吉凶の御託宣は利用された。

当初利用すべきものだった「陰陽寮」は、時を経るごとに次第に神格化が進み、朝廷は彼らの御託宣を頼る様になって行く。

平安時代以降は、律令制の弛緩と藤原氏の台頭に連れて、宮廷政治の形式化が進んで、貴族達の占術依存化が流行する。

宮廷社会で高まりつつあった怨霊に対する御霊信仰などに対し、陰陽道は占術と呪術をもって災異を回避する方法を示し、天皇や公家の私的生活に影響を与える迷信となった。

これに伴って陰陽道は宮廷社会から日本社会全体へと広がりつつ一般化し、法師や陰陽師などの手を通じて民間へと浸透して、日本独自の展開を強めて行った。

日本の陰陽道は、陰陽道と同時に伝わって来た道教の方位術に由来する「方違え、物忌、反閇(へんばい)」などの呪術や、「泰山府君祭」などの道教的な神に対する祭礼、更に土地の吉凶に関する風水説や、医術の一種であった「呪禁道」なども取り入れ、日本の神道と相互に影響を受け合いながら独自の発展を遂げた。

八世紀末からは密教の呪法や密教と伴に新しく伝わった占星術(宿曜道)や占術の影響を、陰陽道は受ける事に成る。

陰陽道師は、「式神(識神、しきがみ、しきじん=使役)を使っていた」と言われる。

伝承に拠ると、和紙札の状態(式札と呼ばれる)で陰陽術師が携帯している「式神」は、使用時には術師の意志で鳥や獣などへ自在に姿を変え様々な「不思議な現象を起こす」とされる霊的存在である一方で陰陽術師は、忍術者の起源に「密接な関係があった」と言われている。

この二つの伝承を統合すると、「式神=使役」の意味が見えて来る。

式神=使役=忍術者であれば、様々な不思議な現象を起こす裏方が陰陽術師に「神秘性をもたらせた」と理解出来る。



十世紀には陰陽道・天文道・暦道いずれも究めた賀茂忠行・賀茂保憲父子が現れ、その弟子から陰陽道の占術に卓越した才能を示し、宮廷社会から非常に信頼を受けた安倍晴明が出た。

賀茂忠行・賀茂保憲父子は賀茂・葛城の血を引く賀茂・役小角(えんのおづぬ)の陰陽道継承者である。

忠行・保憲は「晴明」に天文道、保憲の子「光栄」に暦道を伝え、平安末期から中世の陰陽道は、天文道・暦道を完全に取り込み、朝廷での影響力を強めると伴に昇進を果たして地位を不動のものとし、天文道の安倍氏(土御門家・つちみかどけ)と暦道の賀茂氏(勘解由小路家・かでのこうじけ)が陰陽二大宗家として独占的に支配する様に成った。


葛城家(かつらぎけ/加茂家)は、古代の大豪族である。

一般的にはその本拠地を、「古事記・日本書紀」を手掛かりとして畿内説を採る学者が多い。

しかしながら我輩は、伊豆の国(いずのくに)・田京説を採っている。

古事記・日本書紀」を手掛かりとする現在の正史を素直に考えれば、歴史学者には「田京」の存在は無視されるであろう。

しかし、伊豆の国の地名を「出ず(いず)の国」と読めば、有力臣王(おみおう)葛城氏の最初の国(出身国)とも読めなくは無い。

そして、そこには天城連山がそびえている。

天城連山は伊豆半島の最高峰であるから、伊豆国(伊都国)の天の城、天の葛城(あめのかつらぎ)であれば、葛城氏の光臨の地かも知れないのだ。

葛城氏族(賀茂氏族)は、やがて田方平野に辿り着き、田京を中心に王国「伊都国」を成立発展させて行く。

この伊豆の国(伊都国)が、「後に大和朝廷を掌握した」と我輩が考察した材料の一つが、九百二十七年(延長五年)の延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)に拠る神社の格式、「式内社」の数で、伊豆の地に式内社が「九十二座もある」と言う異様さである。

その内、伊豆諸島を含む賀茂郡地区に半数の四十六座が集中している。

葛城氏は、大王家(おおきみけ/後の天皇家)が家確立後、葛城「臣(おみ)」と成るが、かつては大王家に対抗出来る最大の豪族、あるいはもう一つの「大王(おおきみ)家」、つまり「御門(みかど)」であったと言われている。

古事記や日本書紀(紀・記)の編纂に当たり、過去の事とは言えども葛城氏の真実を明かす事は、すなわち神の威光を持って統治する天皇家が、かつて一豪族から成り上がった事を公(おおやけ)にする危険も意味していた。

そしてまた、王達の連合国家・初期の大和合大国(だいわごうおおくに)において、大王(おおきみ・大国主)の血統が移っている事実も、神の威光を持って統治する精神世界には馴染まない事実で在った。

「古事記・日本書紀」の記述では、五世紀後半頃の葛城氏(賀茂族)は神武朝に心服した大豪族(臣王)で、神武朝に葛城族から代々嫁を出す誓約(うけい)の形式を採って居たようであり、大臣・葛城円(かつらぎつぶら)が雄略大王(おおきみ/天皇第二十一代)に滅ぼされるまで、大和朝廷は「大王家(おおきみけ/天皇家)と葛城家の連合政権であった」とされている。

当然ながら葛城家は、黙っていても大王(おおきみ・大国主)の「外祖父」を排出する事になり、時系列的に言えば、後の大豪族(臣王)蘇我家以前に、大王家(おおきみけ/天皇家)に匹敵する存在が「葛城御門(かつらぎみかど)」で、武力を持たず「神の威光で統治する」大王家(おおきみけ/天皇家)の武力的後援者ではなかったのだろうか?

但しこの話、あくまでも百五十年ほど後に天武天皇(第四十代)から桓武天皇(第五十代)の時代にかけて、皇統の正統性を殊更強調する事を目論んで編纂された「古事記・日本書紀」の記述内容である。

出来れば神武帝以来の皇統の正統性を明示したいのであるから、辻褄合わせの最大限妥協して「代々嫁を出す」としているのではとも考えられる。

それほどの力を持った葛城臣王家・大臣・葛城円(かつらぎつぶら)が、武力を持たない雄略大王(おおきみ/天皇第二十一代)に「攻め滅ぼされ葛城臣王家が消滅した」と言うのである。

これは謎である。

大戦(おおいくさ)なら相応の歴史的事件としての扱いがある筈なのだが、戦乱も続かず目立った分家も残らず、簡単に葛城臣王家を跡形も無く根絶やしにする。

そんな事が、現実的な状況として起こり得るのであろうか?

この辺りの賀茂・葛城の本家は、神武朝大王家から葛城朝大王家に代わって、姓(カバネ)が無くなった為に、「忽然と消えた」との推測が為されるのだ。



六百年代(奈良時代)、どうも渡来部族では無いらしい阿倍氏が歴史書に現れる。

阿倍・安倍氏について、渡来系部族であるとの説を採る者が居るがトンデモナイ誤解である。

左大臣・阿倍倉橋麿と越国守・阿倍比羅夫(あべのひらふ)と言った顔ぶれである。

越国・阿倍氏は、独立した有力部族説があり、阿倍比羅夫(あべのひらふ)や阿倍氏一族が、どの時点で大和朝廷(ヤマト王権)に参加(一体化)したのか、現時点では定説はない。

藤原氏の台頭に時を合わせるように力を失って行く古代の有力豪族、大和朝廷黎明期の阿倍氏、阿倍倉橋麿や阿倍比羅夫について、その出自が所謂(いわゆる)土着の部族王・御門(みかど/臣王)であれば色々と説明が着く。

そして越後守(越後国主)は、まさに臣王(おみおう/御門)であり、中央の大和朝廷が任命派遣したのではなく、都市国家もどきの小国群の残滓(ざんし)、既存の越国(えつのくに)の部族王・御門(みかど/臣王)の阿倍比羅夫を「越国守と追認した」と考えるのである。


陰陽師・安倍清明は、阿倍倉橋麿から数えて九代目の子孫にあたり、阿倍倉橋麿と阿倍比羅夫(あべのひらふ)は「従弟にあたる」と言う説もある。

実は先住民族(蝦夷/エミシ) の王族から大和朝廷に合流して豪族と成ったアピエが、当初の当て字「安倍(アピエ=あべ)」を名乗ったのが安倍氏の始まりと言う説が有力である。

「安倍氏」から、一部が「阿倍氏」となり、遥か後に大阪地域に組み込まれて一部となる阿倍野は、大和朝廷主力豪族の「阿倍氏」の本拠地(支配地)だった。

他に「安倍氏」の一部は、部民名の安部・阿部を用いる者も出現した為、安倍・阿倍・安部・阿部は全て同系統と考えられる。

従って京都・晴明神社や名古屋・晴明神社は安倍晴明表記だが、晴明生誕の地と言われる大阪市阿倍野区の安倍晴明神社の表記は安部晴明神社とある。



この阿倍氏と安倍氏は古代の系図上同じとされ、阿倍氏は孝元大王(こうげんおおきみ/第八代天皇)の皇子・大彦命(おおびこのみこと)を祖先とする皇別氏族とされるが確たる証拠は無い。

歴史上はっきりとした段階で活躍するのは宣化大王(せんかおおきみ/第二十八代天皇)の大夫(だいふ)であった阿倍大麻呂(あべのおまろ)が初見であるが、大と火の書文字が似ている事から阿倍火麻呂(あべのほまろ)とする説もある。

つまり阿倍氏として始めて中央に登場する阿倍大麻呂(あべのおまろ)なる人物が、この物語で述べる阿倍氏蝦夷王説の「安倍=アピエ(火)説」と別説名・火麻呂(ほまろ)の名の一致点は偶然だろうか?

そして阿倍氏は、まだ大和朝廷(ヤマト王権)の統治が落ち着かない東国支配の強化に朝命を持って活躍し、その子孫が蝦夷俘囚長の奥州安倍氏(引田系阿倍氏)・安倍貞任(あべのさだとう)、安倍宗任(あべのむねとう)兄弟に繋がると言うのだ。

貞任(さだとう)、安倍宗任(むねとう)兄弟の父・安倍頼時(あべのよりとき)は平安中期の陸奥(むつ)の豪族で、千五十年代に前九年の役で源頼義・義家父子と戦っている。

一方、中央に在った阿倍朝臣(あべあそみ)阿倍氏は、大化の改新の新政権で左大臣・阿倍倉梯麿(あべのくらはしまろ・六百八十年代活躍)、遣唐留学生から唐帝国高官・阿倍仲麻呂(あべのなかまろ・七百五十年代活躍)などを経て、九百年代中期に陰陽師・安倍清明を輩出している。

以後土御門家として陰陽頭を任ずる貴族となる。

謎が多過ぎる氏族とされるこの安倍氏・安倍氏の謎については、日本人単一民族説や大和朝廷(ヤマト王権)の貴族が全て渡来氏族と錯誤していては永久に解決しないのではないだろうか?

七世紀(奈良時代末期)の中頃には、大和朝廷(ヤマト王権)の勢力範囲は日本海岸沿いで北陸の越国まで達しており、この頃の阿倍比羅夫(あべのひらふ)は大和朝廷の将軍で越国守を任じ、北陸の越国(えつのくに)の国司をしていた。

つまり、阿倍比羅夫(あべのひらふ)は大和朝廷の勢力範囲の最前線に居て、阿倍氏一族の内、「引田臣」と呼ばれる集団を率いていた。

また一説に拠ると越国(えつのくに)・阿倍氏は、独立した有力部族長説(国主=国造(くにのみやっこ・こくぞう)=倭国王の一人)があり、阿倍比羅夫(あべのひらふ)や阿倍氏一族が、どの時点で大和朝廷に参加(一体化)したのか、現時点では定説はない。

安倍清明は、阿倍倉橋麿から数えて九代目の子孫にあたり、阿倍倉橋麿と阿倍比羅夫(あべのひらふ)は「従弟にあたる」と言う説もある。

この説では阿倍比羅夫(あべのひらふ)は後の「前九年の役」での源氏の敵役、俘囚長と言われた安倍貞任の七代先祖である。

すると、阿倍氏・安倍氏には蝦夷王(えみしおう)の立場と大和朝廷(ヤマト王権)下での臣王(国造/くにのみやっこ)の立場が並立する。

民族的抵抗派を抑えるのは同族の恭順派を使うのが古今の常識だから、或いは早い時期に恭順した蝦夷王(えみしおう)・阿倍氏・安倍氏が、マツラワヌ蝦夷族(えみしぞく)を大和朝廷(ヤマト王権)に恭順させる役目を負って居たのではないだろうか?

一説に拠ると、阿倍氏は欠史八代(実在しないとみられている天皇)とされる第八代・孝元天皇の皇子・大彦命の末裔で、大和朝廷(ヤマト王権)では北陸・東国経営に大きく関った為に、「アベの一族」は現在でも東日本に多いとされている。

孝元天皇の皇子・大彦命については、埼玉県の稲荷山古墳から出土した鉄剣にその名が刻まれた事から「実在する」との説もあるが、何しろ実在を疑われている聖徳太子にしてもその名をかざす寺が建立されるなど、出土品が事実を示すかどうかの検証は難しい。

孝元天皇の末裔説については、「アベの一族」が北陸・東国経営に大きく関ったされる事も、逆説的考えれば古代の独立した部族王が大和朝廷(ヤマト王権)に合流するに際し、皇統のすきまを繕い、有力王族(部族王)の符系を政治的にまとめた疑いが強く感じられる。

いずれにしても安倍氏は、六百年代(奈良時代)に成って突然古代豪族・阿倍氏として登場し、その本拠地とした所が奈良県桜井市に「安倍」や「阿部」と言う地名となって残っている。



陰陽師として有名な安倍晴明は、歴史に忽然と姿を現している。

陰陽道を創設したのが賀茂氏であり、神武朝から葛城朝に大和朝廷が変わっていたから、本来なら中務省・陰陽寮の首座(陰陽頭/おんみょうのかみ)は賀茂氏でなければならない。

それなのに賀茂氏(賀茂忠行・賀茂保憲)は、わざわざ安倍晴明を弟子にして天文学を教え陰陽寮の首座(陰陽頭/おんみょうのかみ)に据え、自らは副首座(陰陽助/おんみょうのすけ)に下った。

そこに重大な、何か隠された意味が在って当然ではないだろうか?

調べてみると、賀茂忠行・賀茂保憲父子が実子の賀茂光栄でなく、宮廷社会から非常に信頼を受けた安倍晴明に、天文道を伝えたにはそれなりの訳がある。

実は朝廷の強い要請に拠るのである。

元を正せば勘解由小路(賀茂)家は、代々鵺(ぬえ)・土蜘蛛・鬼を管理監督する初期陰陽修験道創始者・役小角(えんのおずぬ)の子孫の家柄で有る。

処が、当時はまだ列島中に中々根強い抵抗勢力(鵺(ぬえ)・土蜘蛛・鬼)の蝦夷(えみし)ゲリラが残っている。

つまり、先住部族蝦夷(えみし)を国家体制に取り込むには、その有力部族長・安倍氏を取り込み、蝦夷(えみし)の原始信仰をも取り込まねばならない。

実は、安部清明の「安倍」は東北最大の蝦夷族長(俘囚長)と同じ血統の出自で有る。

言うなれば、元々進入征服部族の寄り合い所帯だった朝廷は、「天宇受売(アメノウズメ)の夫神・猿田毘古神(サルタヒコ)は先住民(縄文人)、后神・天宇受売命(アメノウズメノミコト)は渡来系弥生人だった」と言う神話に於いて象徴される新旧民族の融和(誓約)の夫婦(めおと)二神が、天狗(猿田彦)とオカメ(天宇受売)として登場する。

猿田毘古神(サルタヒコ)側の蝦夷族長・安倍氏を貴族として取り込む事によって同化政策を進め、国家体制を固める思惑があった。

それで、自分達が神々の子孫と言う神話を作ったように、土蜘蛛(蝦夷/えみし)を治め導く陰陽師の頭「陰陽寮首座(陰陽頭/おんみょうのかみ)の貴族」に安倍家を据える必要があったのである。

「突拍子もない」と否定するかも知れないが、安倍家の朝廷からの賜姓(しせい/たまわりな)を良く読んで欲しい。

貴族「土御門家」である。

これを素直に読むと土蜘蛛、或いは土族(つちぞく)の帝(みかど)・・・「つちみかど」なのである。

そして、宮中で、天文学を操って都の平穏を呪詛すると同時に、蝦夷の「統括及び民意誘導」を執り行う陰陽寮の長官・陰陽頭(おんみょうのかみ)を任じたのである。


この「御門(みかど)」と言う使い方、蘇我氏などの臣王の文献にも使用され、「蘇我御門」などの表記もある事から、「部族王を表わす」基準としての表記なのかも知れない。

その後「平家一門」などのグループ表記に「門」が使用される元になったと考えられる。

平安時代末期以降、安倍氏から陰陽道の達人が立て続けに輩出され、下級貴族だった安倍氏は、「公卿に列する事のできる家柄」へと昇格して行く。

その後、主として九百年代後期に活躍した道教系・陰陽師の安部清明は宮中秘祭・「泰山府君祭祀(北辰大祭)」を司り、宮中に大きな勢力を持って北辰妙見信仰は完全復活を遂げる。

「泰山府君」とは陰陽道の主神、冥府(めいふ)の神である。

つまり、北斗・北辰(北極星)の方位を示す「みちしるべ」の妙見信仰と冥府を彷徨(さまよう)成仏できない魂のマッチングが、安部清明が提唱した泰山府君祭祀(北辰大祭)なのである。

当然ながら、冥府は「死の側」で有る。
これに対抗するには「生の側」のパワーが必要である。

生は性に通じる。

輪廻転生の考え方と相まって、陰陽道の呪詛の中に、生命誕生の神聖な行為、性交を持ってそのエネルギーパワーを駆使する必然性が在った。

生命の躍動感こそが、不吉な諸事を祓う本来の呪詛である。

いずれにしても、蝦夷俘囚長の安倍氏には、貴族の名誉(御門)を与えてはいるが、賀茂氏の様に武力に関わる仕事は一切させては居ない。

つまり賀茂氏は皇統の同族でなければならず、そうなると伊都国の王・葛城氏が「皇統に繋がる者である」と言う論法が成立つのである。

この点は藤原氏に付いても同じで、武門は平氏、源氏と皇統から武力勢力を出し、当時の有力貴族藤原氏の文官貴族の専横傾倒に、歴代天皇は腐心している。

不思議な事に、この賀茂氏の血統が時々の歴史をつむぎながら二千年の永きに渡って生き続け、時折ヒヨッコリ表舞台に顔を出してはその時代を作る活躍をするのである。

つまり、日本文化・歴史のキーワードは、陰陽師だった。
この物語はその証明でもある。


伊勢神宮、伊雑宮の御食地の海女が身に着ける魔除けに、セーマンドーマンまたはドーマンセーマンと呼ばれる物がある。 この呼び名のはっきりとした謂われは伝わっていない。

磯手ぬぐいに、星形のマーク(セーマン)と格子状のマーク(ドーマン)を貝紫で描いていたり、黒糸で記したりして、海での安全を祈願するのは一種の呪術で、「陰陽道と関係するのではないか」とも言われる。

星形のマークは安倍晴明判紋、格子状のマークは九字紋と同じ形状であり、九字紋は横五本縦四本の線からなる格子形(九字護身法に拠ってできる図形)をしている。

このセーマンは(安部)晴明、ドーマンは(芦屋)道満の名に由来するとも言われる。

安倍晴明判紋は晴明桔梗とも呼ばれ、五芒星と同じ形をしている。

五芒星(九字護身法によってできる図形)の意味は、一筆書きで元の位置に戻る事から、「生きて帰ってくる」と言う意味でもある。 安倍一族が蝦夷(エミシ・縄文人)系王族であり、陰陽寮首座・安部清明が安倍一族の末裔貴族である。

そして最後まで大和朝廷(ヤマト王権)に奉らはない蝦夷(エミシ・縄文人)の地東北には、ナニャドヤラ・古代ヘブライ(ユダヤ)伝説が残っている。

ならば、陰陽師が使用する五芒星がユダヤの紋章(ダビデの星)と酷似してなお、意味まで一致している事が東北の地で一つに繋がる事になる。


安倍晴明は「吉凶を占う」陰陽師であり、その晴明が桔梗の判紋を用いている。

桔梗は「吉を更に」を願う植物として「木へんを付けて名付けた」とも考えられる。
桔梗花弁は、蕾の状態では花びら同士が風船の様にピタリと繋がっている。

その形を真上から見ると、見事に土御門家(安倍家)の五亡星・晴明桔梗の文様で有る。


中世には安倍氏が陰陽寮の長官である陰陽頭を世襲し、賀茂氏は次官の陰陽助としてその下風に立った。

戦国時代には、賀茂氏の本家であった勘解由小路家が断絶、暦道の支配権も安倍氏に移るが、安倍氏の宗家土御門家も戦乱の続くなか衰退して行った。

一方、民間では室町時代頃から陰陽道の浸透がより進展し、占い師、祈祷師として民間陰陽師が活躍した。

陰陽道(おんようどう)は、古代の中国で生まれた自然哲学思想、陰陽五行説を起源として日本で独自の発展を遂げた自然科学と呪術の体系で、「いんようどう」とも読む。

陰陽道に携わる者を陰陽師と言い、陰陽師集団の事も陰陽道と呼ぶ。

陰陽道独自の星辰信仰の上に立脚した修験道や密教の呪法として九字がある。
「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」と唱えるのだ。

道教の歩行呪術に端を発している「禹歩(うほ)」が有名でこれに拠って「道中の安全や悪鬼・猛獣などを避ける事が出来る」とされている。

日本では「禹歩(うほ)」を「反閇(へんばい)」と呼ぶ。

歩行法は、先に出た足にあとの足を引き寄せて左右に歩みを運ぶ歩行方法である。

非常に単純だが、これによって「悪星を踏み破って吉意を呼び込もう」と言うのだ。

かつては「陰陽家の思想が日本に伝わったものが陰陽道である」、と説明されて来た。

しかし近年では、陰陽五行説が、自然界の万物は陰と陽の二気から生ずるとする陰陽思想と、万物は木・火・土・金・水の五行からなるとする五行思想を組み合わせ、自然界の陰陽と五行の変化を観察して瑞祥・災厄を判断し、人間界の吉凶を占う実用的技術として日本で受容された。

その後、神道、道教、仏教などからも様々な影響を受け取って「日本特異の発展を遂げた結果、誕生したもの」と考えられている。


陀羅尼の「尼」は女性を現し、観音菩薩も女性で有る。
この観音菩薩は別名十二面観音菩薩と言う。

世の中では十一面観音菩薩と言われるが、実は後一面、性に関する密教として隠されている。

これが陰陽道の真髄、生命エネルギーをパワーに代える呪術「歓喜法」である。

この密教の教えが、時の大和朝廷には認め難いもので、「風紀の乱れ」として禁止された。

当然ながら、厳しい戒律のある宗教より、楽しい教えで救われる宗教の方が支持されて当たり前で有る。

密教は現世利益の神であり、性交による陀羅尼神呪経(妙見神呪経)によりご利益を願うエロチックな教えの仏教で、「北辰祭(妙見祭)」は乱交を伴う呪経行事だったのだ。

奈良時代の密教は表向き「雨乞いの祈願」などの陀羅尼信仰であり、現世利益の思想と重なって、学問的な諸宗に対し「異質的な呪詛(呪術)佛教の一面」として諸宗の僧尼の間や一般庶民の間に実修呪詛(呪術)を歓迎され受容されて行った。

その裏には、朝廷の密命を帯びた賀茂氏・修験道師達の暗脚が在ったのである。

神聖な儀式も、大概はそれだけでは終わらない。

布教上の維持拡大の目的があるから必ず楽しみを儀式内に含ませるか、儀式後に楽しみを設定するかで、信仰儀式のコースは成り立っている。

庶民の楽しいイベントを、年中行事にするのが「信者との結び付き」と言うものである。

平安時代末期から南北朝並立時代末期に掛けてこの現世利益信仰が一つの潮流を為す。 今でこそ、こうした性的な事は「世間がこぞって破廉恥で低俗な事」としているが、実はそうでも無い時代があった。

それは遠く古代から平安にかけて朝廷が施した修験道布教の施策が遠因であるが、当然ながら時を経て進化が進んでいた。

鎌倉室町時代にかけて勢力を有していた真言密教が、渡来初期の「オリジナル仏教」の現世的教えを取り入れて、教義としていたからで有る。

鎌倉時代を堺に、陰陽師の立場は衰えて行く。

幕府による「武士」の支配する時代に入った為で、宗教呪詛による精神的恐怖支配から、直接的な武力支配に変わった為でもある。

陰陽寮は京都の朝廷(天皇家)に属するものだったので、幕府政治には余り関与しなかった。

しかしそれでも陰陽寮による占いの結果はかなり気にされていた様であり、朝廷内は勿論、幕府にも影響力を持ち続けていた。

また、悪霊や妖怪騒ぎは、当時頻繁にあったから、そう言った時には陰陽師や巫女、僧などが活発に動いていた。

鎌倉時代の後期に在った「元寇(モンゴル・中国の日本侵攻)」の際にも、日本の窮地を救おうと「多数の陰陽師が祈祷・呪術を大々的に行った」と言う記録がある。

少なくともこの時点で、陰陽寮や陰陽道は確かに大きな力を持っていた様だ。

ただ、時代の流れと共に様々な妖怪や迷信が理論的に解明され、武士や幕府の力が強くなり続ける事で、陰陽師の立場はどんどん落ちて行った。


平安の都は、正面が南を向いている。

正面から見ると、正面左に西寺、右に東寺、中央に朱雀(すざく)大路が真っ直ぐに伸びて、およそ四キロ半ほどで平安宮の正面に至る。

平安京の裏手、北辺が一条大路である。

土御門大路と言う名の通りは、一条大路から南に二本南寄りの平安宮の裏手を東西に貫いている。

その土御門大路を更に三本南に寄った小路が、勘解由小路と言う名の通りである。 勘解由小路は東西を貫いてはいない。

東の勘解由小路も、西の勘解由小路も、一直線上に有るが、いずれも平安宮の内裏(だいり)の真横から左右に伸びている。

つまり、縦横七十二本の都の道のいずれも王宮近くに、この二系統の陰陽師貴族の名をかざした道が有るのだ。

当時大きな力を持っていた陰陽家は、安部晴明の直系である「土御門(つちみかど)家」と、賀茂氏の流れである「勘解由小路(かでのこうじ)家」だったが、勘解由小路家が途中で途絶えてしまい一家独裁状態になったのも、「陰陽道の衰退に繋がった」と言われている。

処がどっこい、この「勘解由小路家」は、形を変えて生き延びていた。
彼らこそ、歴史の創造者だったのである。



【日本語のルーツと安倍氏】に続く。




【大海人皇子(おおあまのみこ)は何者か?】に戻る。
【陰陽師=国家諜報機関説】に戻る。
【天狗(てんぐ)修験道と犬神・人身御供伝説】に続く。

了





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【鬼伝説に隠された先住民(蝦夷族/エミシ族)】に飛ぶ。
【大和民族(ヤマト民族/日本人)の成立過程】に飛ぶ。
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【古代ヘブライ(ユダヤ)伝説・秋田美人とナニャドヤラ】に飛ぶ。
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【*】短編人生小説 (4)

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裁判員制度シュミレーション

凌 虐 の 裁 き

(りょうぎゃくのさばき)


未来狂 冗談 作

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【*】短編人生小説 (3)

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短編小説(1)

「黄昏の日常」

◆ 我にしてこの妻あり◆


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ショート・ストーリーです。よろしかったら、お読みください。

【*】女性向短編小説 (1)

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短編小説(1)

「アイドルを探せ」

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社会派短編小説(2)

「生き様の詩(うた)」

◆楢山が見える◆


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◆HP上 非公式プロモート・ウエブサイト公開作品紹介◆

【小説・現代インターネット奇談 第一弾】


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

「小説・現代インターネット奇談」
【電脳妖姫伝記】

【*】◆ 和やかな陵辱◆


(なごやかなりょうじょく)


未来狂 冗談 作

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


【小説・現代インターネット奇談 第二弾】

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


戦 後 大 戦 伝 記

◆ 夢と現の狭間に有りて◆

(ゆめとうつつのはざまにありて) 完 全 版◆


未来狂 冗談 作

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

「あえて、暴論」

ジョウダンの発想

◆冗談 日本に提言する◆

未来狂 冗談 作

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

◆メルマガサイト◆
冗談 日本に提言する・・・(来るべき未来に)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 冗談の発想が詰まった内容です!
ぜひぜひ読んで、感想をお聞かせ下さい。
異論・反論も大歓迎!!

====(日本史異聞シリーズ)第六作====
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

「小説・怒りの空想平成維新」

◆たったひとりのクーデター◆

未来狂 冗談 作

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

◆メルマガサイト◆
{「たったひとりのクーデター}・・・・・・・・(現代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 特に経営者の方には目からウロコの内容です。
小説としてもおもしろく、実現できれば
不況は本当に終わります。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

非日常は刺激的

 愛の形ちは、プラトニックにいやらしく

◆仮面の裏側◆

未来狂 冗談 作

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

◆メルマガサイト◆
仮面の裏側・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(現代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 人の心って複雑ですね。
とくに男女の恋愛に関しては・・・
ちょっとHでせつない、現代のプラトニックラブストーリー。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

非日常は刺激的

 

◆仮面の裏側外伝◆

未来狂 冗談 作

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

◆{短編集 仮面の裏側・外伝}・・・・・・・・(現代)

◆ウエブサイト◆「仮面の裏側外伝」

====(日本史異聞シリーズ)第一作====
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

東九州連続怪死事件・事件は時空を超えて

◆八月のスサノウ伝説◆

未来狂 冗談 作

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

◆メルマガサイト◆
八月のスサノウ伝説・・・・・・・・・(神話時代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 東九州で起きた連続怪死事件。
そして現代に甦るスサノウの命、
時空を超えたメッセージとは・・・

====(日本史異聞シリーズ)第五作====
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「権力の落とし穴」

本能寺の変の謎・明智光秀はかく戦えり

◆侮り(あなどり)◆

未来狂 冗談 作

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侮り(あなどり)・・・・・・・(戦国〜江戸時代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 天才信長とその最高の理解者、明智光秀。
だが自らを神と言い放つ信長は
「侮り」の中で光秀を失ってしまっていた・・・

====(日本史異聞シリーズ)第四作====
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

南北朝秘話・切なからず、や、思春期

◆茂夫の神隠し物語◆

未来狂 冗談 作

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茂夫の神隠し・・・・・・・・・(室町南北朝時代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 誰もが通り過ぎる思春期、
茂夫の頭の中はHなことでいっぱい。
そんな茂夫が迷宮へ迷い込んでく・・・

====(日本史異聞シリーズ)第三作====
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

鎌倉伝説

非道の権力者・頼朝の妻

◆鬼嫁・尼将軍◆

未来狂 冗談 作

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鬼嫁 尼将軍・・・・・・・・・・(平安、鎌倉時代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 今は昔の鎌倉時代、
歴史上他に類を見ない「鬼嫁」が存在した。
その目的は、権力奪取である。

====(日本史異聞シリーズ)第二作====
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うその中の真実・飛鳥時代へのなぞ

◆倭(わ)の国は遥かなり◆

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◆メルマガサイト◆
倭の国は遥かなり ・・・・・・・・・・・(飛鳥時代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 韓流ブームの原点がここに・・
今、解き明かされる「二千年前の遥か昔」、
呼び起こされる同胞の血

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この文章は修了です。
















































貴方は、冗談(ジョーク)を深く考えた事があるだろうか?
冗談(ジョーク)には「軽口」とは違う、もっと重く深い意味が密かに潜んで居る事も多いのである。
【作者プロフィール】●未来狂 冗談(ミラクル ジョウダン)本名・鈴 木 峰 晴
昭和二十三年、静岡市に生まれる。
県立静岡商業高等学校卒業、私立拓殖大学商学部貿易学科を卒業した後、実社会に船出。
従業員二十名足らず小企業に就職、その企業が三百名を超える地方中堅企業に育つ過程に身を置き、最終、常務取締役で退任。
その後、零細企業を起こし、現在に至る。
現在他家に嫁いだ娘二人に外孫三人、同居の愛妻が一人居るが、妾や愛人は居ない。

性別・男性 /生年・1948年/住所・静岡県東部在住
【メッセージ 】
ネット作家として文学・歴史・政治・宗教・教育・科学・性・脳などを研究し小説やエッセ、そしてブログでコラムなど書いています。
☆ペンネーム未来狂冗談(Miracljoudan)の由来は、「悪い未来に成った事は冗談ではな無い」と思う気持ちからで、けして「冗談に付けたのではない」つもりです。念のため・・・。
また、「冗談」とかざしたペンネームの真意は、作品により政治や信仰・占術、歴史に対する批評及び性描写に、タブーを恐れない過激な表現を用いる事がある為、利害関係者との余分な論争を避ける為です。




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