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samurai 秋田美人ナニャドヤラ作者本名鈴木峰晴表紙ページ【サイトナビ】に戻る。


【古代ヘブライ(ユダヤ)伝説】


【古代ヘブライ(ユダヤ)伝説】****【古代ヘブライ(ユダヤ)伝説】****【古代ヘブライ(ユダヤ)伝説】****


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この小論は、【日本史・歴史のミステリーのシリーズリスト】の一つです。

***【歴史のミステリー】*************

*******古代ヘブライ(ユダヤ)伝説*********

秋田美人ナニャドヤラ

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***【歴史のミステリー】*************

*******古代ヘブライ(ユダヤ)伝説********

秋田美人ナニャドヤラ

無謀にも我輩は、この物語・皇統と鵺の影人で「日本人の大河ドラマ」を書き始めてしまった。

すると色んなものが見えて考察が面白く成っては来たが、気に成る事を見逃しては歴史の探求者とは言えない。

まぁ物事を深く考えず、不確かな伝承で満足している人間は余り知的とは言えないかも知れない。


此処では、有史以前の紀元前三百年〜二百年頃に存在したとされる古代ヘブライ(ユダヤ)伝説を取り上げる。

ジャンプクリック目次(明緑色の部分をクリックすると飛びます)

第〔一〕話粛慎(ミセハシ)渡来
第〔二〕話謎の呪文・ナニャドヤラ
第〔三〕話キリストの墓・青森県・新郷村
第〔四〕話安倍氏(安倍御門)
第〔五〕話聖徳太子と秦氏(はたうじ)
第〔六〕話諏訪神家・守屋氏(もりやうじ)
第〔七〕話古代ヘブライ伝説まとめ

◇このまま下にもお読み頂けます。


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粛慎(ミセハシ)渡来

◇◆◇◆◇◆◇◆〔一〕粛慎(ミセハシ)渡来 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

何故秋田美人は存在するのか?
この命題に答えるならば、「日本人は、何度かの段階を踏んで日本列島で出会った多くの人種(部族)の混血体」と言う答えである。

日本書紀によれば、阿倍比羅夫(あべのひらふ)は六百五十八年に水軍百八十隻を率いて日本列島東北部の蝦夷(えみし)を討ち、さらに「粛慎(ミセハシ/後の満州族)」を平らげた。

粛慎(ミセハシ/後の満州族)は本来満州東部に住むツングース系民族を指すが、日本書紀がどの様な意味でこの語を使用しているのか不明である。

実は北東アジア大陸の諸族をツングース系民族と言うのだが、ツングース系民族は地形上ロシア人との交易も盛んで、民族事情を良く知らない第三者にはロシア人をツングース系民族と混同する可能性も在り、日本書紀の中の粛慎(ミセハシ)の記述が中国文献中の粛慎(しゅくしん)と同じものであるとは言い切れない。

それにしても、この阿倍比羅夫(あべのひらふ)の東北進攻、半島で百済(ペクチョ)と新羅(シルラ)とが戦火を交え、大和朝廷も百済(ペクチョ)に援軍を送っている時にしては、「よくも大軍を奥州に派遣できた」と、若干の疑問も残る。

東北蝦夷統一王の安倍氏の歴史を、大和朝廷の成果として後世に伝える為に、時代をずらして日本書紀に、朝廷史として組み込んだ可能性もある。

または、阿倍比羅夫(越国主・えつのくにぬし)はまだ独立していて別行動を取っていたのだが、後に大和朝廷に合流して「朝廷の歴史として日本書紀に後で組み込まれた」と、考え得るのかも知れない。


現在の秋田県の雄物川の河口のアギタ浦(今の秋田市)に着いた時、アギタ蝦夷の首長の恩荷(オガ)は安倍比羅夫に恭順した。

阿倍比羅夫はこの恩荷に「小乙上(しょうおつじょう)」と言う、六百四十九年(大化五年・奈良時代)施行の「冠位十九階」中十七位の官位を与えている。

その後、阿倍比羅夫は更に北ヘ行き、ヌシロ(能代) ツガル(津軽)の蝦夷の頭領を郡領(コオリノミヤッコ)に任命している。

そして、有間浜(岩木川の河口?)に渡島(今の北海道?)の蝦夷を集めて懐柔の饗応をしている。

更に、肉入籠(シシリコ)に至って 後方羊蹄(シリベシ)に郡領(コオリノミヤッコ)を置いた。

同年七月には、二百余人の蝦夷が飛鳥の朝廷に朝貢(ちょうこう)に来ている。

その後、六百六十年(斉明六年)三月には、阿倍比羅夫は二百艘の大船団を引き連れて第二次遠征に出発している。

阿倍比羅夫が、ある大河の河口に来ると、渡島(ワタリシマ・北海道?)の蝦夷が千人ほど集まっており、この中から二人の蝦夷が走り出して来て、ここに突然粛慎(ミセハシ)の船が襲って来たので「助けて欲しい」と安倍比羅夫に懇願した。

そうこうする内に粛慎(ミセハシ)が比羅夫を攻撃して来たので、両軍は矛を交える事になった。

これには征服をしに来た比羅夫に助けを求めるなど、記述内容に矛盾がある。

だとすると、推測するに比羅夫本人が蝦夷の王だからこそ比羅夫に助けを求めたのではないのか?

比羅夫は戦闘の末、粛慎(ミセハシ)の内四十九名を捕足したが、比羅夫の側にも能登臣の馬身竜が戦死している。

面白い事に、メラニン色素の割合で言っても「秋田美人」に喩えられる秋田の人の白人の様な肌の白さは東北の中でも群を抜く結果となっていて、秋田県を中心とする東北の一部に明らかに白人との混血種日本人が多く存在してる事も知られている。

或いはそれらが、有史以前に日本列島に到達していた粛慎(ミセハシ)と呼ぶ実は欧州系の白人種(ロシア人)だったのかも知れない。

この粛慎(ミセハシ)と言う部族は少なくともこの 地方(奥州・渡島)に住んでいる蝦夷とは違った種族だった。

彼ら捕虜は、生きた熊二頭と熊の皮七十枚と一緒に朝廷に戦利品として献上されている。


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謎の呪文・ナニャドヤラ

◇◆◇◆◇◆◇◆〔二〕謎の呪文・ナニャドヤラ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

秋田美人と粛慎(ミセハシ)の謎に関わり、有史以前に日本列島に到達していた粛慎(ミセハシ)と呼ぶ部族、実は欧州系の白人種(ロシア人)だったのかも知れない。

その事を前提にすると、先入観では消化し切れない埋没した歴史がまだ存在するのかも知れない。

実は粛慎(ミセハシ)とされた渡来部族は白人種ではあるが「ヘブライ(ユダヤ)人の血流が濃い人種で在ったのではないか」と推測される痕跡が、奥州(東北地区)各地に存在する。

その指摘をされたのが岩手県出身の神学者・川守田英二博士で、長期に渡ってサンフランシスコで邦人キリスト教会の牧師をしながら「古代ヘブライ(ユダヤ)語を研究した」と伝えられている。

川守田英二氏が着目したのは青森県下北から南部地方に伝わる民謡「ナニャドヤラ」で、「ナニャドヤラは古代ヘブライ(ユダヤ)語である」と言うのだ。


ヘブライ(ユダヤ)民族の始祖アブラハムが、メソポタミアのウル(現在のイラク南部)から部族を引き連れて「カナンの地(現在のイスラエル、パレスチナ付近)」に移住した。

彼らは「移住民」という意味の「ヘブライ人」と呼ばれ、遊牧生活を続けたヘブライ人は、紀元前十七世紀頃カナンの地から古代エジプトに集団移住するが、やがてこの地で奴隷とされる。

エジプト人に隷属していた在エジプトのヘブライ(ユダヤ)人の中から指導者モーセが現れて約六十万人の人々がエジプトからシナイ半島に脱出を果たしカナンの地へ辿り着く。

この地の先住民であったカナン人やペリシテ人(いずれもフェニキア系民族と考えられる)を、長年にわたる拮抗の末に駆逐または同化させて、カナンの地に定着した。

この頃からヘブライ(ユダヤ)人は「イスラエル人」を自称するようになり、ヘブライ語もこの頃にカナン人の言葉を取り入れて成立したと考えられる。

ヘブライ(ユダヤ)人はヤハウェ信仰(ユダヤ教の原型)を国教とする古代イスラエル王国を建国したが、ソロモン王の死後、紀元前九百三十年頃、北のイスラエル王国と南のユダ王国に分裂する。

北のイスラエル王国は紀元前七百二十一年にアッシリアによって滅ぼされ、その民は失われた十支族と呼ばれる流浪の民となる。

南のユダ王国は紀元前五百九十六年に新バビロニアの侵攻により滅亡、多くの人民が奴隷としてバビロンに囚われ、ユダ王国の遺民という意味で「ユダヤ人」と呼ばれる。

イスラエルの失われた十支族(じゅうしぞく)とは、旧約聖書に記されたイスラエルの十二部族の内、紀元前五百七十年頃に流浪を始め行方が知られていない十部族を指す。

その十部族の内の一部族が日本列島に漂着して定住し、時間を掛けて先住縄文人・蝦夷族と同化して行ったのではないだろうか?

ローマ支配下の紀元二十年代頃、ユダヤ属州北部ナザレの民から出たイエス・キリスト(ナザレのイエス)が活動したと伝えられる。

イエス・キリスト自身はヘブライ(ユダヤ)人であり、キリストが処刑されてその弟子がキリスト教を興した事から、ユダヤ教から分かれ出た。

ヘブライ(ユダヤ)人がイエス・キリストをゴルゴダで処刑したとされる事から、キリスト教とユダヤ教は旧約聖書に於いて同根ながら別の信仰となった。


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キリストの墓・青森県・新郷村

◇◆◇◆◇◆◇◆〔三〕キリストの墓・青森県・新郷村 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

青森県の新郷村と言う所には、伝・「キリストの墓」がある。

新郷村は古くは「戸来村」と言われていて、ヘブライに漢字を当てると‘戸無来’となり、無は無いから取ると戸来村となる。

新郷村に入ると「ようこそキリスト村へ」と言うアーケードが迎え、案内に沿って山を登ると十字架が二つ立っている。

その十字架はキリストと、キリストの双子の弟の墓だと伝えられている。

案内板には「ゴルゴダで処刑されたのはキリストの双子の弟イスキリの方で、兄は生きてこの地まで逃げ、この地で生涯を全うしたそうだ。

まぁ信仰絡みの伝説には、信者の希望を未来に伝える傾向もある事からキリスト本人が渡来して来たのか、信者が「キリストは我等と伴にあり」と信じての創作なのかは定かではない。

この新郷村の民は、「キリストの墓」の周りに円を描いて「ナニャドヤラ」の盆踊りを歌い踊る。

つまり新郷村にはイスラエルの風習と思われるものが残っており、その代表的なものが「ナニャドラヤ盆踊り」と言われている。

地元の年寄りでも意味は分からないかったが、氏は「ナニャドヤラ」の歌詞を古代ヘブライ語の進軍歌と訳した。

ナーニャード・ヤラヨウ(御前に聖名をほめ讃えん)、ナーナャード・ナアサアレ・ダハアデ・サーエ(御前に毛人を討伐して)、ナーニャード・ヤラヨ(御前に聖名をほめ讃えん)と言う意味であると発表したのだ。


川守田英二氏の説に拠ると青森県から岩手県にかけて散在する地名の一戸(いちのへ)から九戸(くのへ)、そして十和田は、失われた渡来ユダヤ十支族に関係あるとしている。

「ナニャドヤラ」の歌詞は全部の歌詞が意味不明のまま伝えられており、神学学者・川守田英二博士はその意味をヘブライ語とすれば解読出来るとしている。

つまり、ナニャドラヤー(お前に聖名を誉め讃えん)、ナニャドナサレノ(お前に毛人を掃討し)、ナニャドラヤー(お前に聖名を誉め讃えん)と訳せるそうだ。

紀元前六百八十六年頃に流浪の民となって世界に散らばったヘブライ(ユダヤ)人が、「古代この地に来た」と言う事は否定できない。

日本列島から遠く離れたヘブライ(ユダヤ)発祥の地(現イスライル)を思えば、この話しはにわかに信じ難いかも知れない。

だが、流浪の民がユーラシア大陸を東方へ伝い彷徨(さまよ)い、渡海して日本列島に渡って来ても不思議は無い。

何故ならその痕跡はこの新郷村に止まらないからで、事実「ナニャドヤラ」の踊りは下北半島でも踊られている。

またねぶた祭りで有名な青森市で、ねぶたを囲んで踊るハネトの掛け声「ラッセラー・ラッセラー・ラッセ・ラッセ・ラッセラー」も又、ヘブライ語なら理解できる。

川守田英二博士の訳では、その掛け声を「動かせ・動かせ・高きへ進め」と訳せると言うのだ。

弘前のねぷたの「ヤーヤードゥ」は「エハボを讃えよ」となり、全国の祭りで山車を引く時「エンヤラヤー」と言う掛け声を発する。

この掛け声もヘブライ語「エァニ・アハレ・ヤー」に訳すと「私はヤハウェを賛美する」となると言う。

また氏は、日本各地に伝わる民謡の囃子言葉のほとんどが同じように「古代ヘブライ(ユダヤ)語ではなかろうか」と言う。

その指摘で、佐渡おけさでは「アーリャ・サ」、ソーラン節の「ヤーレン・ソーラン」、よさこい節の「ヨサー・コイ」などの意味不明とされる囃子言葉を挙げている。

正直、川守田英二博士の説は現在ではまだ異説の範疇にあるが、秋田美人に代表される白人種の痕跡や「ナニャドヤラ」の習慣は現に奥州(各地)に存在する謎である。

となると、日本列島側の倭の国々の中には想わぬ部族の古代国も在った訳で、益々人種の坩堝(るつぼ)だった他部族(他民族)小国家時代が存在した事に成る。

そして粛慎(ミセハシ)とされた渡来部族がロシア側に近い朝鮮半島から小船を漕ぎ出すと、対馬海流に乗って漂着するのは青森県辺りだそうで、辻褄が合う話なのだ。

青森県十和田湖外輪山の一つである戸来岳(大駒ヶ岳、三ッ岳)に面し、十和田湖の東側に位置し西を秋田県との境に位置する三戸郡の村が新郷村(しんごうむら)である。

新郷村(しんごうむら)にはユダヤの紋章(ダビデの星)と似た家紋を持つ旧家(旧家沢口家)があり、生まれた子供を初めて屋外に出す時、額に消し炭で十字を書く風習がある。

このユダヤの紋章(ダビデの星)と伊勢神宮・伊雑宮の御食地の海女が身に着ける魔除けに、セーマンドーマンまたはドーマンセーマンと呼ばれるデザインが酷似している。

この呼び名のはっきりとした言われは伝わっていないが、陰陽道の占いで使用する星形のマークは安倍晴明の判紋(五芒星)、格子状のマークは九字紋と同じ形状である。


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安倍氏(安倍御門)

◇◆◇◆◇◆◇◆〔四〕安倍氏(安倍御門) ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

奥州(東北)と切っても切れないのが東北蝦夷(エミシ)安倍氏(安倍御門)である。

その安倍氏族・安倍晴明が使う判紋(五芒星)がユダヤの紋章(ダビデの星)と酷似しているとなると、これはもう偶然とは言い難い。

九字紋は横五本縦四本の線からなる格子形(九字護身法に拠ってできる図形)をしていて、意味は、一筆書きで元の位置に戻る事から、「生きて帰って来る」と言う意味でもある。

キリスト信仰には「復活」があり、この陰陽道五芒星がユダヤの紋章(ダビデの星)と酷似してなお意味まで一致している。

となると、紀元前の日本古代史の中に渡来ヘブライ(ユダヤ)人の失われた歴史が在り、日本の古代信仰にその影響を残したのではないだろうか?



問題なのは、縄文期から弥生期の初期渡来氏族への歴史的移行過程が日本人の意識から欠落している事である。

これらの古代史に於いて古事記・日本書紀に於ける記述以前を日本史では「先史」とされているが、つまり「先史」とは弥生期に到る前の「縄文期」と言う事に成る。

しかしこの「先史」の存在については、古事記・日本書紀に於ける天孫降臨伝説とは明らかに合致せず、歴史としての連続性が絶たれてしまっている。

天武大王(てんむおおきみ/天皇)が始めて桓武天皇(かんむてんのう)がほぼ編纂を締め括った壮大な歴史改ざんが文献が古事記日本書紀である。

つまりそれ以前の渡来氏族天孫降臨伝説で原住系のごとく誤魔化したもので、古事記・日本書紀の記述を基にどの天皇が原住系で、どの天皇が渡来系と線引きする歴史学者の考え方自体が、かなり怪しい。


縄文人(蝦夷族/えみしぞく)も日本人の祖先であるから、勿論縄文期の遺跡や出来事も我が国の歴史であるが、その辺りを古事記(こじき) 日本書紀(にほんしょき)の単一民族神話とそれを利用した皇国史観(こうこくしかん)に惑わされて何故か弥生期の初期渡来氏族文化の中に蝦夷文化を混合してしまう悪しき傾向が存在する事である。


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聖徳太子と秦氏(はたうじ)

◇◆◇◆◇◆◇◆〔五〕聖徳太子と秦氏(はたうじ) ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

その存在について日本人にも意味を説明し難いものが日本神道(神社)の鳥居だが、古代ヘブライの建物(玄関)とそっくりの構造をしている。

「トリイ(鳥居)」には、ヘブライ語アラム方言で「門」と云う意味になると言う指摘がある。

エルサレム神殿の門には、天皇家の紋章と同じ「十六弁の菊花紋」が刻まれてい居て、此の紋章はイスラエル民族の紋章で現在のユダヤ教シナゴーグ(教会堂)には、必ず「菊の紋章」がある。

さらに、語学的酷似点としては、ヘブライ語の「ミコト・ミカド」の意味は「神々・天皇・貴人」の事を指す所から、ナニャドヤラ・古代ヘブライ(ユダヤ)伝説との類似を指摘している。

また、別にご紹介するキリストの生誕を擬した「厩戸皇子(うまやどのみこ)=聖徳太子」の誕生逸話の酷似も或いはユダヤ文化の伝承を採った結果かも知れない。


聖徳太子の伝承に深く関わる存在として秦氏(はたうじ)が在る。

古代豪族・秦氏(はたうじ)には、ヘブライ(ユダヤ人)の景教徒(ユダヤ的キリスト教徒)説がある。

京都の西に太秦(うずまさ)と言う地名の所があり、その太秦には伊佐良井(イサライ)と言う地名がある。

渡来人系の豪族・秦氏(はたうじ)の氏寺は広隆寺(こうりゅうじ/京都市右京区太秦)であり、建立は秦河勝(はたのかわかつ)である。

広隆寺だが、別名を太秦寺(うずまさでら)と言うのだが、これが中国に伝来したネストリウス派キリスト教=景教(ユダヤ的キリスト教)の寺院の一般名称・大秦寺(だいしんじ/大秦塔)である。

そして太秦(うずまさ)は、古代ヘブライ語の意味では、「ウズ」(光)、「マサ」(賜物)で、「光の賜物を指す」と言う解釈があるそうだ。


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諏訪神家・守屋氏(もりやうじ)

◇◆◇◆◇◆◇◆〔六〕諏訪神家・守屋氏(もりやうじ) ◆◇◆◇◆◇◆◇

古代ヘブライ(ユダヤ)に関わる伝説は厩戸皇子(うまやどのみこ)=聖徳太子の誕生逸話に止まらず、各地に在るが、代表的なものに諏訪・守屋氏(もりやうじ)の伝承がある。

守屋氏(もりやうじ)は、清和源氏、藤原氏、物部氏などでも称されるが、主として信濃国諏訪郡守屋山発祥の諏訪神家である。

「もりや姓」に関しては、守谷、守矢、守家などと通じ信濃、武蔵、摂津、阿波などに在し、守矢は、信濃国諏訪郡発祥にて洩矢神の子孫と伝え、現在長野県諏訪地域に多い。

他に森谷、森矢、杜屋と互用し現在、山形県にも多く、森屋は、大和国式下郡森屋荘発祥、十市姓森屋党他にほか武蔵などに存す。

この守屋姓(漢字別表記の場合も多い)に関して、その言われは縄文人と渡来部族の合流の課程とリンクしていて非情に興味深い。

そしてこの守屋氏(もりやうじ)が、古代ヘブライ(ユダヤ)の失われた十支族渡来説と関わって伝承されている。

諏訪神家・守屋氏・・・諏訪大社と言うと御祭神は建御名方命(タケミナカタノミコト)と思われるが、謎の神様も祀られて居る。

ミシャグチ神と云う建御名方命より古い土着神であり、ミシャグチの正体や言れが良く解らない。

ミシャグチはユダヤ(イスラム〜ヘブライ)と関係がある・・・などとも言われ、ミシャグチをヘブライ語にすると、「イサクの犠牲」と訳せると言う。

旧約聖書「創世記」では、アブラハムが自分の子イサクを「モリヤの山」で神に捧げたとあり、神はアブラハムの深い信仰心を理解したとされている。

諏訪地方はミシャグチ神を奉じる洩矢(モリヤ)族が暮らして居、その地に、建御名方命(タケミナカタノミコト)率いる渡来族が遣って来た。

天竜川の河口で渡来族と洩矢(モリヤ)族とで争いが起こり、洩矢(モリヤ)族は建御名方命(タケミナカタノミコト)の渡来族に征服され、建御名方命は諏訪湖を渡って対岸に上陸し、そこが諏訪神社の上社となる。

出雲・葦原中国(あしはらのなかつくに)から来て当地を征服した渡来族・建御名方命(タケミナカタノミコト)は諏訪大明神となり諏訪大社の開祖となった。

しかし諏訪の地を治むるに、「ミシャグチ神」を信奉する被征服族の諏訪大社神長官・守矢家の力は侮れなかった。

渡来族・建御名方命(タケミナカタノミコト)は、洩矢(モリヤ)族の古来土着神「ミシャグチ神」を祀らせ、此の地を統治し、御神体は本宮の後ろの守屋(洩矢〜モリヤ)山とされる。

この諏訪伝説が、旧約聖書「創世記」に出て来る「イサク」「モリヤ山」が共通しているのだ。

そして「御頭祭」として、明治まで動物献上・人身御供が行われていた。


日本の歴史学者には、「天孫降臨伝説」または「皇国史観」に於ける「」のアンカリング効果が浸透していて、それと合わない意見には「論外意識」が強過ぎ、聞く耳持たずで切り捨てて来た部分が多く在る。

だが、「天孫降臨伝説」または「皇国史観」には合致しない、聞く耳持たずで切り捨てて来たその歴史的事実は、ふんだんに存在する。

歴史学者の間では、日本列島各地に散らばる古代ヘブライ(ユダヤ)伝説を「まさかエルサレムから東の端の列島まで来る筈が無い」と、既成概念の意表を突く為に整合性を見出せないまま、否定要素だけを熱心に探していた。

しかしながら、遥かアフリカの台地から世界に分布して行った人類の足跡を想えば、ヘブライ(ユダヤ)の失われた十支族の一部が、年月を経て日本列島に辿り着いていても不思議は無い。

そしてそうした考え方の対極に、各地に散らばる古代ヘブライ(ユダヤ)伝説に於いて、日本人とユダヤ人が同じ祖先を持つと言う少し単純な発想で「日ユ同祖論」を展開する方も居られるが、それには少し無理がある。


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古代ヘブライ伝説まとめ

◇◆◇◆◇◆◇◆〔七〕古代ヘブライ伝説まとめ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「日ユ同祖論」は、「日本の天皇家の祖先は朝鮮半島から来た」や「広域倭の国論」の問題と同じくらい、物事を単純解釈したがる悪癖ではないだろうか?

例え古代ヘブライ(ユダヤ)の「失われた十支族の渡来説」が有力説でも、縄文人が多数居た所に渡来した筈で、誓約(うけい)の混血が進んだ上での同化にヘブライ(ユダヤ)文化が伝承されたのであれば納得である。

図式としては、そのヘブライ(ユダヤ)文化が、日本列島の原信仰として陰陽修験道の中に採り入れられて修験者に拠って全国に広まって行く。

平安期大和朝廷に於いて、陰陽修験道を統括管理した陰陽寮首座・安倍清明の五芒星(ごぼうせい)であり、ユダヤ-キリスト教が用いた「ペンタクル、ペンタグラム」と同じマークである。



この秋田美人について、東北地方の日本海側は全国的に見て日照時間が少ない事から、秋田に住む人は紫外線による影響が少ない上、冬季は積雪が多く屋内に篭り勝ちになる事も「肌が白い事の原因」として考えられる。

言わば、経時変化への相当必要時間を無視した根強い「メラミン色素説」である。

つまり秋田美人の色白がメラミン色素説ならば、同じ緯度・同じ黄色人種系のアラスカ・エスキモー種(イヌイット )やネイティブアメリカン種(カナダ・インディアン)も、居住環境に拠っては色白でなければならない。

また同じ緯度に住むロシア人の中にも白色人種系と黄色人種系の部族がハッキリ混在していて、メラミン色素説ではどの人種も白く成り、その色分けは無くなる筈ではないのか?

そして何よりも、「そんな事は在り得ない」と勝手に決めて掛かり、白色人種の列島渡来を伺わせる古文書や伝承の類をまったく無視して良いのだろうか。


安倍一族蝦夷(エミシ・縄文人)系王族であり、中務省陰陽寮首座・安部清明が安倍一族の末裔貴族である。

そして最後まで大和朝廷(ヤマト王権)奉らはない蝦夷(エミシ・縄文人)の地東北には、ナニャドヤラ・古代ヘブライ(ユダヤ)伝説が残っている。

ならば、陰陽師が使用する五芒星がユダヤの紋章(ダビデの星)と酷似してなお、意味まで一致している事が東北の地で一つに繋がる事になる。




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歴史のミステリーシリーズ、クリック・リスト

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日本人の祖先は何処から来たのか?】に飛ぶ。
天孫降(光)臨伝説と木花咲耶姫(このはなさくやひめ)】に飛ぶ。
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未来狂冗談の作品リスト


【*】短編人生小説 (4)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

裁判員制度シュミレーション

凌 虐 の 裁 き

(りょうぎゃくのさばき)


未来狂 冗談 作

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ショート・ストーリーです。よろしかったら、お読みください。


【*】短編人生小説 (3)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

短編小説(1)

「黄昏の日常」

我にしてこの妻あり


未来狂 冗談 作

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

ショート・ストーリーです。よろしかったら、お読みください。

【*】女性向短編小説 (1)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

短編小説(1)

「アイドルを探せ」

青い頃…秋から冬へ


未来狂 冗談 作

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

ショート・ストーリーです。よろしかったら、お読みください。

【*】社会派短編小説(2)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

社会派短編小説(2)

「生き様の詩(うた)」

楢山が見える


未来狂 冗談 作

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

ショート・ストーリーです。よろしかったら、お読みください。

◆HP上 非公式プロモート・ウエブサイト公開作品紹介◆

【小説・現代インターネット奇談 第一弾】


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「小説・現代インターネット奇談」
【電脳妖姫伝記】

【*】和やかな陵辱


(なごやかなりょうじょく)


未来狂 冗談 作

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


【小説・現代インターネット奇談 第二弾】

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


戦 後 大 戦 伝 記

夢と現の狭間に有りて

(ゆめとうつつのはざまにありて) 完 全 版◆


未来狂 冗談 作

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

「あえて、暴論」

ジョウダンの発想

◆冗談 日本に提言する◆

未来狂 冗談 作

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

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冗談 日本に提言する・・・(来るべき未来に)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 冗談の発想が詰まった内容です!
ぜひぜひ読んで、感想をお聞かせ下さい。
異論・反論も大歓迎!!

====(日本史異聞シリーズ)第六作====
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「小説・怒りの空想平成維新」

◆たったひとりのクーデター◆

未来狂 冗談 作

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

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{「たったひとりのクーデター}・・・・・・・・(現代)

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小説としてもおもしろく、実現できれば
不況は本当に終わります。

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非日常は刺激的

 愛の形ちは、プラトニックにいやらしく

◆仮面の裏側◆

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仮面の裏側・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(現代)

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とくに男女の恋愛に関しては・・・
ちょっとHでせつない、現代のプラトニックラブストーリー。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

非日常は刺激的

 

◆仮面の裏側外伝◆

未来狂 冗談 作

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◆{短編集 仮面の裏側・外伝}・・・・・・・・(現代)

◆ウエブサイト◆「仮面の裏側外伝」

====(日本史異聞シリーズ)第一作====
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

東九州連続怪死事件・事件は時空を超えて

◆八月のスサノウ伝説◆

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八月のスサノウ伝説・・・・・・・・・(神話時代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 東九州で起きた連続怪死事件。
そして現代に甦るスサノウの命、
時空を超えたメッセージとは・・・

====(日本史異聞シリーズ)第五作====
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「権力の落とし穴」

本能寺の変の謎・明智光秀はかく戦えり

◆侮り(あなどり)◆

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侮り(あなどり)・・・・・・・(戦国〜江戸時代)

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だが自らを神と言い放つ信長は
「侮り」の中で光秀を失ってしまっていた・・・

====(日本史異聞シリーズ)第四作====
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

南北朝秘話・切なからず、や、思春期

◆茂夫の神隠し物語◆

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茂夫の神隠し・・・・・・・・・(室町南北朝時代)

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茂夫の頭の中はHなことでいっぱい。
そんな茂夫が迷宮へ迷い込んでく・・・

====(日本史異聞シリーズ)第三作====
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鎌倉伝説

非道の権力者・頼朝の妻

◆鬼嫁・尼将軍◆

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歴史上他に類を見ない「鬼嫁」が存在した。
その目的は、権力奪取である。

====(日本史異聞シリーズ)第二作====
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うその中の真実・飛鳥時代へのなぞ

◆倭(わ)の国は遥かなり◆

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倭の国は遥かなり ・・・・・・・・・・・(飛鳥時代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 韓流ブームの原点がここに・・
今、解き明かされる「二千年前の遥か昔」、
呼び起こされる同胞の血

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実在の人物を描いた物では無い事をお断り申し上げます。

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作者本名鈴木峰晴