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【官僚(役人)のアマーイ立場】

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】密かに好評・ 【政権の疑惑を追求せよ】・・・・・・・・・
】【政変後の財源の根拠は存在する】



【*】(キャリア官僚=国家公務員資格試験一種合格(資格取得者)の上で採用された特権官僚の事)


【官僚(役人)のアマーイ立場】

◆◇◆◇◆(官僚の立場)◆◇◆◇◆◇

そもそも、官僚(役人)と言う立場ほど「おいしい物」は無い。

なぜなら、基本的に無責任でいられる「特異な立場」だからで有る。

官僚(役人)の仕事は、建前議会を通過した事項を遂行すると言う事に成っている。

従って、失敗しても責任を問われる事は滅多に無い。

建前、議会に命令された事を遂行しているだけに過ぎないからだ。

所がこれには裏が在って、議会に出て来るものは官僚(役人)が細部の詰めを行っていて彼らの方で、結構上手に自分達の意志は滑り込ませている。

しかし議会を通過させるのは議員だから、責任は議員の方になる。

そして通過後、今度は通過した法律を料理するのは官僚(役人)達である。

一旦議会を通過してしまえばこっち(官僚)の物で、ここに、怪しげな「裁量権」と言う魔物が発生する。

つまり「解釈の仕方」で幾らでも好きに運用できる立場に官僚(役人)は居るのだ。

当然拡大解釈がおこり、自分達の立派な保養所が官舎が、国民の積立金で全国に幾つも出来上がっても、罪に問われる事は無い。

非常識な事でも「だって、良いと思ったもの」と、言い張れるのが裁量権で有る。

そして何よりも、議会にかからず責任が転化できない事、自分達の徳にならない住民サービスへの決断は嫌う。

曰く「前例が無い」とは良く言ったものである。

彼ら(官僚・役人)は、内心、数々の試験を勝ち抜いた自分達だけが、「利巧でえらい。」と思っている。

だから平気で国民をばかにしたような無茶な政策を立案する。

そして、血税を湯水のように無駄遣いする。

その過程で幾重にも巧妙に構築された天下り利権が存在する。

役人の、役人による、役人的教育から発想される政策だ。

もし、こうした官僚(役人)の「裁量権と既得権益」を見直すなら、この際六十年に及ぶ積年の官僚政治の膿を全て暴き、その構造を破壊しなければ、改革とは言え無いのである。

いや、もしかすると戦後政治に於ける官僚(役人)の六十年には、明治維新後に制度化した官吏制度(かんりせいど)そのものに現在の原点が在ったのかも知れない。

つまり明治維新後の官吏は、手前味噌的な法制度を創り続けて自らの既得権益は守り育てて今日がある。


強力な体制で、狡猾な官僚達をリードする必要がある。

念を押すが、大胆な政策の立案と実行指導は政治家の仕事であり、役人の仕事は決まった事を、実務的に仕事をする事である。

役人がリードすると細い事に縛られ、有効に作用しなくなるのが常である。

「前例が無い。」を口グセとする事なかれの思考で、改良や改善が、ダイナミックな政策ができるとは到底思えない。

たとえば、税財省の役人のポジションは、民間で言ったら営業みたいな側面がある。

販売実績を上げ受注実績を上げて増収を図る、これが良い仕事だ。

だとすれば、新製品の発案には力を注ぐ。

「新税であり、改税率である。」

とにかく国家収入を上げる為に、国民から搾り取る事を、あの手、この手で考える。

それを、裏で上手に食い潰すのが彼らである。

この役人の策略に上手く乗ったのが、ポマード頭の元税財大臣で後の総理大臣である。

結果は、「散々(さんざん)なもの」で在った。

消費税を上げて消費が冷え込み、返って不況を後押し、税収は減少していたのだ。

「大派閥を引いて、剣士の姿をパフォーマンスしながら、役人の言いなりだった。」と言うのは言い過ぎか。

彼にとって一億円の小切手は、覚えていないほどの端金(はしたがね)だったらしい。

そんな感覚の男に民衆の心など判る筈は無い。

二千円札を発行した総理大臣もいた。

あれは、何だったのだろう。

税財省の役人のもくろみは、「無理やり金を使わせて」、消費させる為だ。

理屈では、需要を起こせば経済活性につながる。

金融機関に、二千円札対応の機器を買わせるもくろみが在った。

ATMや、紙幣カウンターだ。

その試算は数千億円、経済波及効果で一兆円、しかし見事外れた。

ほとんど流通はしていない。

近頃の金融機関には、「ホイホイ。」と出せる金は無かった。

数年かけてやっと設備したが、時既に遅く「死に金」だった。

国民不在の発想」は、国民にもまつたく支持されなかった、使い勝手が悪く、不便なのだ。

それを、「良きに計らえ」とした総理だ。

印刷代や紙代は「国税」である。

かなりの無駄ではないか。

それでも、懲りもせず新五百円を発行し、自販機の新コインメカ代を業者に負担させ、又近々、新千円などの発行をスケジュールに乗せている。

その度に、「零細な業者は追い詰められて行く。」のだが、そんな個別の事など知った事ではない。

これらは、「無い需要を無理やり起こそう」と言う役人の権力的発想である。

足し算、引き算の世界なのに、役人の発想は足し算だけである。

引き算部分を考えないと、「良い結果は得られない。」のに、役人は、足し算部分だけ言いたてて、政治家をコントロールする。

これを読でも、多くの方が「自分には無縁な事」と思うだろうが、これは一部の例に過ぎない。

そうした発想や手口を見ると、いかに血の通わない「行政技術論」だけで、仕事をしているのかが判って来る。

こうした「小細工」は、実は、余力の無い現在の企業に予定外の出費をさせ、足を引っ張り、不況に追い討ちをかけている。


それでは何故やるのか、彼らにとって仕事の為の仕事だからだ。

そこに座っている以上遊んでは居られない、仕事をしなければならない。

それで、仕事をむりやり創り出す。

だからこそ、自分の省庁の縄張りは守る。

自分達の予算と仕事の確保だ。

天下り先の公団公社の予算や仕事も作ってやる。

大企業との癒着も、天下り先だから疎かにはしない。

間が良ければ、ついでに、公団やら協会やら創って、将来の「天下り先」を確保する。

老後も安泰だ。

今は本省の予算を、外郭団体で食い物にするシステムが出来上がっている。

こうした無茶な手法は大企業を利する事になり、中小企業は、存在を追われるだけである。

心ある政治家の多くは、この事を「苦々しく」思っている。

では、なぜ修正出来ないのか。

官僚(役人)が動かないと、例え大臣たりとも動けない構造を構築されているからだ。

情報を握っている役人が、「大臣に報告しない。」と言う、ふらちな事が起こる。

考えて見ればすぐ判る。

日本中、いや世界中を各省庁の出先や外郭団体が何千何万人に及ぶネットでカバーしている。

方や、代議士や代議士秘書の数は何人だ?

とても勝負には成ない。

だからこそ、権限のある「裁量権等議員監視官」が必要なので有る。

前任の外交大臣は、自分の省の役人相手に相当手を焼いた末に、職を解かれた。

担当大臣と官僚が対立していては、本来の仕事が「スムーズに出来ないからだ。」と言う。

省内改革の芽は終(つ)いえた。

政府は、国民の思いとは別の選択をした。

一説には、「米国嫌いの外交大臣を入れ替える、良い口実だった。」とも言われている。

だいたい、政治家や役人の暗闘ほど、陰湿で恐ろしいものはない。

絶えず相手の弱点を捜し求め、それを握ると温存して於いて、決まって「ここぞ。」と言う所で出して来る。

最近、話題となった数名の知名な政治家達は、それでやられた。

与野党問わず、いずれも、やり過ぎ目立ち過ぎのタイミングである。

与野党の白熱した国会審議、野党にも官僚から意図的に流れる情報もある。

この内部資料、効果絶大の時も有るが、逆に言えば「官僚の威光で、議会審議が左右されている」のかもしれない。

そう言えば戦後ただ一人、外交省に影響力をもつと言われた代議士が、外交省内部者のリークで被告席に座る事になった事も、記憶に新しい。

出る筈のない「極秘の内部文書」のコピーが、次々に出回る怪しさだった。

彼は外交省とは持ちつ持たれつの関係で、言わば族議員であり、当時の女性外交大臣と官僚達の確執では、省側に回って強烈に援護し「国民的悪役」になったが、ある意味族議員の信義は通している。

それを役人共は恩も義理もなく切り捨てた。

世論が外交省の敵に回ると、「世論の鉾先を外交省から変える為」の良い生け贄にしたのだ。

これは、社会保険庁が自らを守る為に、「議員の未納を問題化した手口」と何ら変わりは無い。

保身の為には、冷血に平気で裏切れるのが官僚の正体である。

そして、それは他の代議士への無言の威しの効果もある事を彼らは知っている。

それらによって貴重な、数少ないロシアや中国にパイプのある政治家を失っても、米国一辺倒の政府には痛みは感じないのか。

国家的な損失かも知れないのだが、躊躇なく切り捨てた。

現政府の米国に対する気使いなのか、他の国々は二の次である。

それらは、正義の為と言うよりは、明らかに「政争の具であり、見せしめ」の一面を有している。

前任の女性外交大臣の父親は、現職総理の時に米国への相談無しに近隣の大国・中国と勝手に国交を開いた為に航空機疑惑をリークされ、被告席に座るはめになった。

彼は、独立国家日本の総理として「独自外交」をしようとした骨のある人物だった。

やった悪事は弁護しないが、「政治的都合により、伏せたり、表したり。」の政治手法(官僚的情報操作)は、余りにもうさんくさい。

無駄遣いで危なくなった社会保険庁が、見事に「議員の未納問題リーク」で凌いだのは、最たるものだった。

例えば、省内に極秘文書が存在すると言う事は、「自分達役人も加担したかあるいは承知していた」と言う事ではないのか、それがタイミング良く、リークされるのだ。


いずれにしても、この六十年余りで、役人は裁量権と言う怪しげな力を持ちすぎた。

戦前の軍部かのようである。

或る意味、役人天国にこそクーデターでなければならない。

「血や涙は官僚(役人)には邪魔だ。」と言う戦前からの名残りを、今後も守ろうと言うのか・・・・。

政府は、最近各種の対中小企業施策を発表して、その運用を始めようとしている。
しかし、「国民の評価」は低い。

これらの政策に寄って、協会や公社などの天下り先が増えるばかりで、その実いざ利用しようとすると、種々のハードルが高過ぎて、現実には活用出来ないものが多いと言う。

正に、「絵に描いた餅。」なのだ。

民主国家の看板に笑われはしないか。

日本国憲法の主権者を、未だに民と考え扱う、古くさい「御上意識」は憲法違反の犯罪である。

つまり作者は民主主義者で、主権者としてものを言っているのだ。

政治家と官僚だけに通用する「国民に損害を与えた罪」の立法化したいけれど、審議するのが彼らだから、・・・・「やる訳が無い」か・・・・

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【了】


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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


戦 後 大 戦 伝 記

夢と現の狭間に有りて

(ゆめとうつつのはざまにありて) 完 全 版◆


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====(日本史異聞シリーズ)第六作====
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「小説・怒りの空想平成維新」

◆たったひとりのクーデター◆

未来狂 冗談 作

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{「たったひとりのクーデター}・・・・・・・・(現代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 特に経営者の方には目からウロコの内容です。
小説としてもおもしろく、実現できれば
不況は本当に終わります。

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非日常は刺激的

 愛の形ちは、プラトニックにいやらしく

◆仮面の裏側◆

未来狂 冗談 作

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仮面の裏側・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(現代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 人の心って複雑ですね。
とくに男女の恋愛に関しては・・・
ちょっとHでせつない、現代のプラトニックラブストーリー。

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非日常は刺激的

 

◆仮面の裏側外伝◆

未来狂 冗談 作

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◆{短編集 仮面の裏側・外伝}・・・・・・・・(現代)

◆ウエブサイト◆「仮面の裏側外伝」

====(日本史異聞シリーズ)第一作====
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東九州連続怪死事件・事件は時空を超えて

◆八月のスサノウ伝説◆

未来狂 冗談 作

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八月のスサノウ伝説・・・・・・・・・(神話時代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 東九州で起きた連続怪死事件。
そして現代に甦るスサノウの命、
時空を超えたメッセージとは・・・

====(日本史異聞シリーズ)第五作====
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「権力の落とし穴」

本能寺の変の謎・明智光秀はかく戦えり

◆侮り(あなどり)◆

未来狂 冗談 作

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侮り(あなどり)・・・・・・・(戦国〜江戸時代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 天才信長とその最高の理解者、明智光秀。
だが自らを神と言い放つ信長は
「侮り」の中で光秀を失ってしまっていた・・・

====(日本史異聞シリーズ)第四作====
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南北朝秘話・切なからず、や、思春期

◆茂夫の神隠し物語◆

未来狂 冗談 作

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茂夫の神隠し・・・・・・・・・(室町南北朝時代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 誰もが通り過ぎる思春期、
茂夫の頭の中はHなことでいっぱい。
そんな茂夫が迷宮へ迷い込んでく・・・

====(日本史異聞シリーズ)第三作====
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鎌倉伝説

非道の権力者・頼朝の妻

◆鬼嫁・尼将軍◆

未来狂 冗談 作

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鬼嫁 尼将軍・・・・・・・・・・(平安、鎌倉時代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 今は昔の鎌倉時代、
歴史上他に類を見ない「鬼嫁」が存在した。
その目的は、権力奪取である。

====(日本史異聞シリーズ)第二作====
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うその中の真実・飛鳥時代へのなぞ

◆倭(わ)の国は遥かなり◆

未来狂 冗談 作

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倭の国は遥かなり ・・・・・・・・・・・(飛鳥時代)

◇◆◇メルマガ・サンプル版◇◆◇ 韓流ブームの原点がここに・・
今、解き明かされる「二千年前の遥か昔」、
呼び起こされる同胞の血

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◆作者 【未来狂冗談(ミラクル ジョウダン)ホームページ紹介 】

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作者本名・鈴木峰晴